JPS6348332Y2 - - Google Patents

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JPS6348332Y2
JPS6348332Y2 JP8857183U JP8857183U JPS6348332Y2 JP S6348332 Y2 JPS6348332 Y2 JP S6348332Y2 JP 8857183 U JP8857183 U JP 8857183U JP 8857183 U JP8857183 U JP 8857183U JP S6348332 Y2 JPS6348332 Y2 JP S6348332Y2
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JP
Japan
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adapter
washer member
cutter ring
cutter
ring
Prior art date
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Application number
JP8857183U
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English (en)
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JPS59193619U (ja
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Publication date
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Priority to JP8857183U priority Critical patent/JPS59193619U/ja
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Publication of JPS6348332Y2 publication Critical patent/JPS6348332Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、クイツクチエンジ機構を備えた分割
形の正面フライスに関し、特にクイツクチエンジ
機構を改善するようにしたものである。
従来、この種の分割形の正面フライスとして
は、例えば特公昭56−23722号公報、特開昭57−
114310号公報等にみられるものが開示されてい
る。
前者は、機械の主軸に取付けられたアダプタに
対し、カツタリングを中心ボルトで取付けるもの
であるが、アダプタに対するカツタリングのクイ
ツクチエンジ機構については、何ら考慮されてい
ないものである。すなわち、中心ボルトを抜き取
らなければカツタリングの取外しが行なえないか
らである。
これに対し、後者は、カツタリングを座金部材
および中心ボルトで取付けるものであつて、前者
と異なり、クイツクチエンジ機構の配慮がなされ
ているものである。しかしながら、中心ボルトの
ゆるめに伴う脱落防止については配慮されておら
ず、また、回転伝達用のキーが座金部材のキー溝
に対しても嵌合する関係から、座金部材の環状面
側に露出し、被削材から発生する切屑等によつて
損傷するおそれがあるものであつた。
このようなことから、この種の分割形の正面フ
ライスでは、クイツクチエンジ機構が改善され、
また、安全作業の追求から中心ボルトの脱落防止
機構を備えるようにしたものの開発が要望されて
いる。
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、円
板状をなすアダプタの一端面側には、外周縁に切
刃チツプを備えたカツタリングが嵌合するととも
に、このカツタリングが前記アダプタに連結され
る座金部材および中心ボルトによつて取付けられ
るようにした分割形の正面フライスにおいて、座
金部材3の取付け、中心ボルト4に対する脱落防
止などを配慮した分割形の正面フライスを提供す
るものである。
以下、本考案分割形の正面フライスにおける実
施例について、図を参照しながら説明する。
第1図乃至第3図において、1は円板状をなす
アダプタ1であり、その一端面側には、カツタリ
ング2が座金部材3および中心ボルト4によつて
取付けられるようになつている。
前記カツタリング2は、その外周縁に配置され
た切刃チツプ5が、ねじ6を備えた楔片7によつ
て固定されるようになつているとともに、その内
周縁8がアダプタ1の短軸部分9に嵌合するよう
になつている。そして、このカツタリング2は、
アダプタ1に当接される環状面10にキー11お
よびキー溝12を備えることにより、アダプタ1
からの回転トルクが伝達されるものである。ま
た、カツタリング2の内周には、切欠き13が設
けられ、前記座金部材3に対する着脱を容易にし
ている。
前記座金部材3は、前記中心ボルト4に対する
中心取付け穴14が穿設されるとともに、その外
周縁に凸起部分15が形成される。そして、この
凸起部分15は、前記カツタリング2を押圧固定
できるとともに、前記切欠き13が通抜けできる
ようになつている。
なお、座金部材3は、前記アダプタ1に対して
は、キー16およびキー溝17が介在することに
より非回転体となるとともに、押上げバネ18の
存在によつて、座金部材3のカツタリング2に対
する押圧解除を円滑にしている。
また、前記中心ボルト4は、ねじ部分19の端
部にリング20が設けられることにより、落下防
止が配慮され安全性を高めている。
さらに、前記カツタリング2については、図示
の場合、軽量化のため多数の穴部21が穿設され
ている。
このようにした構成された本考案分割形の正面
フライスは、図示の場合では、右回転の矢印方向
に回動し、回転トルクが伝達され得る状態になつ
ているものである。そして、中心ボルト4をアダ
プタ1のねじ穴22にねじ込むことにより前記座
金部材3がカツタリング2を押圧固定する。
これに対し、カツタリング2を取外すのは、前
記中心ボルト4をゆるめればよい。これに伴なつ
て押上げバネ18が働き座金部材3とカツタリン
グ2の接触が解かれる。次いで、前記カツタリン
グ2を図示の場合では、左回転の矢印方向に回動
し、前記座金部材3の凸起部分15に、前記切欠
き13を合致させるようにすれば、そのまゝカツ
タリング2が取外せるものである。
本考案は、以上説明したように、カツタリング
が座金部材および中心ボルトによつて着脱される
ようにした分割形の正面フライスであり、以下の
ような効果を有する。
第1に、中心ボルト4のゆるめすぎによるカツ
タリング2、座金部材3の脱落が防止されること
である。これは、中心ボルト4のねじ端には、脱
落防止用のリング20が備えられていることによ
るもので、安全作業のポカ除けとして重要な意味
を有する。
第2に、回転伝達用のキー11が被削時に発生
する切屑によつて損傷することがないものであ
る。これは、回転伝達用のキー11がアダプタ1
の環状面に設けられ、カツタリング2のキー溝1
2によつて蓋をされるような構成になつているか
らである。
第3に、座金部材3およびカツタリング2の動
きが円滑になつていることである。これは、座金
部材3の中心取付け穴14付近には、押上げバネ
18を備えており、また、前述した回転伝達用の
キー11とは別に、キー16およびキー溝17に
よつて非回転体となつているため、カツタリング
2をキー溝12の範囲内で回転操作できるからで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案分割形の正面フライスにおけ
る一実施例を示す一部正面図、第2図は、第1図
中の−線に沿つて得られる一部断面図、第3
図は、同じく第1図中の−線に沿つて得られ
る一部断面図である。 1……アダプタ、2……カツタリング、3……
座金部材、4……中心ボルト、11,16……キ
ー、12,17……キー溝、13……切欠き、1
4……中心取付け穴、15……凸起部分、18…
…押上げバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円板状をなすアダプタ1の一端面側には、外周
    縁に切刃チツプ5を備えたカツタリング2が嵌合
    するとともに、このカツタリング2が前記アダプ
    タ1に連結される座金部材3および中心ボルト4
    によつて取付けられるようにした分割形の正面フ
    ライスにおいて、 前記座金部材3は、アダプタ1に対して非回転
    体で、しかもその対面方向にバネ圧を働かせるた
    め、中心取付け穴14付近の中央部分には、アダ
    プタ1との間にキー16、キー溝17および押上
    げバネ18が介在するとともに、外周縁部分に
    は、前記カツタリング2の内周縁部分を押圧固定
    する凸起部分15が設けられており、 前記カツタリング2は、座金部材3の凸起部分
    15によつて押圧固定される内周縁部分には、凸
    起部分15の通り抜けを可能にした切欠き13が
    設けられることにより、前記アダプタ1に対する
    着脱が可能になつており、またアダプタ1に当接
    される環状面10には、キー溝12が設けられて
    おり、このキー溝12がアダプタ1の環状面に設
    けられたキー11と係合して回転伝達できるよう
    になつたときに、前記座金部分3の凸起部分15
    の押圧固定が可能になつており、 前記中心ボルト4は、前記座金部材3の中心取
    付け穴14から嵌挿され、しかも、そのねじ部分
    19がアダプタ1のねじ穴22内にねじ込まれる
    とともに、このねじ穴22から凸出するねじ部分
    19の端部には、落下防止用のリング20が備え
    られていることを特徴とする分割形の正面フライ
    ス。
JP8857183U 1983-06-10 1983-06-10 分割形の正面フライス Granted JPS59193619U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8857183U JPS59193619U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 分割形の正面フライス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8857183U JPS59193619U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 分割形の正面フライス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59193619U JPS59193619U (ja) 1984-12-22
JPS6348332Y2 true JPS6348332Y2 (ja) 1988-12-13

Family

ID=30218478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8857183U Granted JPS59193619U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 分割形の正面フライス

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JP (1) JPS59193619U (ja)

Also Published As

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JPS59193619U (ja) 1984-12-22

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