JPH054412A - インク塗布ロ−ラ - Google Patents
インク塗布ロ−ラInfo
- Publication number
- JPH054412A JPH054412A JP15640491A JP15640491A JPH054412A JP H054412 A JPH054412 A JP H054412A JP 15640491 A JP15640491 A JP 15640491A JP 15640491 A JP15640491 A JP 15640491A JP H054412 A JPH054412 A JP H054412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter portion
- ink
- encoder body
- type
- large diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インクロ−ラ体の大径部とそれに接してはなら
ない活字とのクリアランスを十分に確保し、インクの混
色を防止する。 【構成】複数の微細な気孔を有し、大径部1aと小径部
1bとが交互に並設された形状のインクロ−ラ体1と、
インクロ−ラ体1を貫通支持するインクロ−ラ軸2とか
らなり、インクロ−ラ体1の大径部1aの幅Bが、イン
クロ−ラ体1の小径部1bの幅Cよりも狭いことを特徴
とする。
ない活字とのクリアランスを十分に確保し、インクの混
色を防止する。 【構成】複数の微細な気孔を有し、大径部1aと小径部
1bとが交互に並設された形状のインクロ−ラ体1と、
インクロ−ラ体1を貫通支持するインクロ−ラ軸2とか
らなり、インクロ−ラ体1の大径部1aの幅Bが、イン
クロ−ラ体1の小径部1bの幅Cよりも狭いことを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活字式プリンタの活字等
にインクを塗布するインク塗布ロ−ラに関する。
にインクを塗布するインク塗布ロ−ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のインク塗布ロ−ラ、及びそ
れを用いたプリンタとしては、特開昭60−14157
9の第3図に示されるもの、詳しくは本明細書図4に示
されるもののように、インクロ−ラ体8の大径部8aの
幅Fと小径部8bの幅Gとがほぼ等しく加工されたもの
が公知であった。この種の装置では、活字4bとインク
ロ−ラ体の大径部8aとが絶対に接触しないようにする
ことが、インクの混色を防ぐための必要条件である。
れを用いたプリンタとしては、特開昭60−14157
9の第3図に示されるもの、詳しくは本明細書図4に示
されるもののように、インクロ−ラ体8の大径部8aの
幅Fと小径部8bの幅Gとがほぼ等しく加工されたもの
が公知であった。この種の装置では、活字4bとインク
ロ−ラ体の大径部8aとが絶対に接触しないようにする
ことが、インクの混色を防ぐための必要条件である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、活字ドラム3の軸5とインクロ−ラ軸2との位
置関係は、度当り部材6を介して精度確保ができるが、
インクロ−ラ体8の段加工の精度のバラツキが大きい場
合は結果的に活字4a,4bとインクロ−ラ体8の大径
部8aとの軸方向の位置関係が狂うことになる。従っ
て、活字4bと大径部8aが接触することになり、イン
クの混色がおきるという極めて重大な欠点があった。
術では、活字ドラム3の軸5とインクロ−ラ軸2との位
置関係は、度当り部材6を介して精度確保ができるが、
インクロ−ラ体8の段加工の精度のバラツキが大きい場
合は結果的に活字4a,4bとインクロ−ラ体8の大径
部8aとの軸方向の位置関係が狂うことになる。従っ
て、活字4bと大径部8aが接触することになり、イン
クの混色がおきるという極めて重大な欠点があった。
【0004】また、インクロ−ラ体8の段加工の精度の
バラツキを小さくするためには、高度な技術を必要とし
コストアップになるという欠点もあった。
バラツキを小さくするためには、高度な技術を必要とし
コストアップになるという欠点もあった。
【0005】本発明はこのような欠点を解決するために
なされたものであり、インクロ−ラ体の大径部1aと、
それに接してはならない活字4bとのクリアランスDを
十分確保し、結果的にインクの混色を防止することを目
的とする。
なされたものであり、インクロ−ラ体の大径部1aと、
それに接してはならない活字4bとのクリアランスDを
十分確保し、結果的にインクの混色を防止することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインク塗布ロ−
ラは、複数の微細な気孔を有し、大径部と小径部とが交
互に並設された形状のインクロ−ラ体と、インクロ−ラ
体を貫通支持するインクロ−ラ軸とからなり、インクロ
−ラ体の大径部の幅が、インクロ−ラ体の小径部の幅よ
りも狭いことを特徴とする。
ラは、複数の微細な気孔を有し、大径部と小径部とが交
互に並設された形状のインクロ−ラ体と、インクロ−ラ
体を貫通支持するインクロ−ラ軸とからなり、インクロ
−ラ体の大径部の幅が、インクロ−ラ体の小径部の幅よ
りも狭いことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の上記の構成によれば、インクロ−ラ体
の大径部と、それに接してはならない活字との軸方向の
クリアランスを大きく確保することができる。
の大径部と、それに接してはならない活字との軸方向の
クリアランスを大きく確保することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例におけるインク塗布ロ
−ラを用いたプリンタの断面図であり、図2は図1のA
部の拡大図である。1はインクロ−ラ体であり複数の微
細な気孔を有するゴム等の材質により構成されており、
インクが含浸されている。2はインクロ−ラ軸であり、
インクロ−ラ体1を貫通支持している。3は活字ドラム
であり、外周に活字4a,4bが軸方向に等ピッチ間隔
で配設されている。インクロ−ラ体1は大径部1aと小
径部1bとが交互に並設された形状をしており、大径部
1aは活字4aと押圧接触し、活字4bと小径部1bと
は接触しないようになっている。従ってインクロ−ラ体
1に含浸されたインクは活字4aにのみ塗布され、活字
4bには塗布されない。特開昭60−141579に示
されるように、大径部と小径部の位置を入れ換えた形状
の、もう1本のインクロ−ラ体を設け、各々のインクロ
−ラ体に異なる色のインクを含浸させることにより、活
字一桁おきに交互に異なる色のインクを塗布することが
でき、2色プリンタが可能となる。2はインクロ−ラ軸
でありインクロ−ラ体1を貫通している。インクロ−ラ
体1の大径部1aの幅Bはインクロ−ラ体1の小径部1
bの幅よりも短く形成されている。従って、大径部1a
と接してはならない活字4bと、大径部1aとのクリア
ランスDを大きく確保することができるため、インクロ
−ラ体1の段加工のバラツキが大きくてもインクロ−ラ
体1の大径部1aが活字4bに接触することがない。こ
のため、インクロ−ラの段加工の精度のバラツキを小さ
く抑えるという高度な技術を必要としなくても確実に混
色を防止することができる。一方、インクの塗布不足に
ついては大径部1aと活字4aとの接触の余裕Eが従来
に対し少なくなるため発生しやすくなるかと思われる
が、実際には図2に示すようにインクロ−ラ体1の大径
部1aは活字4aに押圧され、インクロ−ル体1の大径
部1aは潰れて活字4aを包み込むように広がることを
考慮すれば、全く問題がないと判断できる。
−ラを用いたプリンタの断面図であり、図2は図1のA
部の拡大図である。1はインクロ−ラ体であり複数の微
細な気孔を有するゴム等の材質により構成されており、
インクが含浸されている。2はインクロ−ラ軸であり、
インクロ−ラ体1を貫通支持している。3は活字ドラム
であり、外周に活字4a,4bが軸方向に等ピッチ間隔
で配設されている。インクロ−ラ体1は大径部1aと小
径部1bとが交互に並設された形状をしており、大径部
1aは活字4aと押圧接触し、活字4bと小径部1bと
は接触しないようになっている。従ってインクロ−ラ体
1に含浸されたインクは活字4aにのみ塗布され、活字
4bには塗布されない。特開昭60−141579に示
されるように、大径部と小径部の位置を入れ換えた形状
の、もう1本のインクロ−ラ体を設け、各々のインクロ
−ラ体に異なる色のインクを含浸させることにより、活
字一桁おきに交互に異なる色のインクを塗布することが
でき、2色プリンタが可能となる。2はインクロ−ラ軸
でありインクロ−ラ体1を貫通している。インクロ−ラ
体1の大径部1aの幅Bはインクロ−ラ体1の小径部1
bの幅よりも短く形成されている。従って、大径部1a
と接してはならない活字4bと、大径部1aとのクリア
ランスDを大きく確保することができるため、インクロ
−ラ体1の段加工のバラツキが大きくてもインクロ−ラ
体1の大径部1aが活字4bに接触することがない。こ
のため、インクロ−ラの段加工の精度のバラツキを小さ
く抑えるという高度な技術を必要としなくても確実に混
色を防止することができる。一方、インクの塗布不足に
ついては大径部1aと活字4aとの接触の余裕Eが従来
に対し少なくなるため発生しやすくなるかと思われる
が、実際には図2に示すようにインクロ−ラ体1の大径
部1aは活字4aに押圧され、インクロ−ル体1の大径
部1aは潰れて活字4aを包み込むように広がることを
考慮すれば、全く問題がないと判断できる。
【0009】尚、図3に示すように、テ−パの付いた段
加工を行ったインクロ−ラ体7の場合は、大径部の外周
においてそれぞれ大径部7aの幅Bを小径部7bの幅C
より短く設定することにより同様の効果を得ることがで
きる。
加工を行ったインクロ−ラ体7の場合は、大径部の外周
においてそれぞれ大径部7aの幅Bを小径部7bの幅C
より短く設定することにより同様の効果を得ることがで
きる。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように本発明のインク塗布ロ
−ラをプリンタに用いた場合には、インクロ−ラ体の大
径部とそれに接してはならない活字とのクリアランスを
確実に確保することができるため、インクの混色といっ
たプリンタとしての致命的な問題点を解決できるととも
に、インクロ−ラ体の段加工の精度のバラツキを小さく
抑えるという高度な技術を必要とせずコストダウンが図
れる。
−ラをプリンタに用いた場合には、インクロ−ラ体の大
径部とそれに接してはならない活字とのクリアランスを
確実に確保することができるため、インクの混色といっ
たプリンタとしての致命的な問題点を解決できるととも
に、インクロ−ラ体の段加工の精度のバラツキを小さく
抑えるという高度な技術を必要とせずコストダウンが図
れる。
【図1】本発明によるインク塗布ロ−ラを用いたプリン
タの断面図。
タの断面図。
【図2】図1におけるA部の拡大図。
【図3】本発明によるインク塗布ロ−ラの他の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図4】従来技術のインク塗布ロ−ラを用いたプリンタ
の断面図。
の断面図。
1,7 インクロ−ラ体 2 インクロ−ラ軸 3 活字ドラム 4 活字
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の微細な気孔を有し、大径部と小径
部とが交互に並設された形状のインクロ−ラ体と、該イ
ンクロ−ラ体を貫通支持するインクロ−ラ軸とからな
り、前記インクロ−ラ体の前記大径部の幅が、前記イン
クロ−ラ体の前記小径部の幅よりも狭いことを特徴とす
るインク塗布ロ−ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15640491A JPH054412A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | インク塗布ロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15640491A JPH054412A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | インク塗布ロ−ラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054412A true JPH054412A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15627005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15640491A Pending JPH054412A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | インク塗布ロ−ラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054412A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4948282A (en) * | 1984-12-25 | 1990-08-14 | Tokyo Electric Co., Ltd. | Drive device for a thermal transfer printer |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP15640491A patent/JPH054412A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4948282A (en) * | 1984-12-25 | 1990-08-14 | Tokyo Electric Co., Ltd. | Drive device for a thermal transfer printer |
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