JPH0516505A - インクリボン装置 - Google Patents
インクリボン装置Info
- Publication number
- JPH0516505A JPH0516505A JP3167991A JP16799191A JPH0516505A JP H0516505 A JPH0516505 A JP H0516505A JP 3167991 A JP3167991 A JP 3167991A JP 16799191 A JP16799191 A JP 16799191A JP H0516505 A JPH0516505 A JP H0516505A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- transfer
- ink ribbon
- transfer roller
- ribbon
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】印字汚れ等を防止して印字品質の向上を図る。
また、インクの補給効率を向上させる。 【構成】転写ローラ(21)をインクリボン(31)の
印字使用領域(32A,32B)にのみインクを転写す
る形態とする。
また、インクの補給効率を向上させる。 【構成】転写ローラ(21)をインクリボン(31)の
印字使用領域(32A,32B)にのみインクを転写す
る形態とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットプリンタ等に使
用されるインクリボン装置に関する。
用されるインクリボン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4および図5に従来のインクリボン装
置の概略構成を示す。
置の概略構成を示す。
【0003】図5において、1は装置本体である。装置
本体1には、インク含浸体11および転写ローラ21等
が収容されている。
本体1には、インク含浸体11および転写ローラ21等
が収容されている。
【0004】ここで、インク含浸体11にはインクが含
浸されている。また、転写ローラ21は、インク含浸体
11と圧接している。さらに、インクリボン31は、装
置本体1から外部に引き出され印字ヘッド2等からなる
印字部に供給された後,装置本体1に回収され転写ロー
ラ21と接触しつつ所定方向に走行されてインクがリボ
ン全面に補給される構成とされている。
浸されている。また、転写ローラ21は、インク含浸体
11と圧接している。さらに、インクリボン31は、装
置本体1から外部に引き出され印字ヘッド2等からなる
印字部に供給された後,装置本体1に回収され転写ロー
ラ21と接触しつつ所定方向に走行されてインクがリボ
ン全面に補給される構成とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インクリボ
ン31には、メビウスリボンや上下にシフトされて使用
されるインクリボンのようにリボンバンドが幅方向に複
数段使用されるものがある。
ン31には、メビウスリボンや上下にシフトされて使用
されるインクリボンのようにリボンバンドが幅方向に複
数段使用されるものがある。
【0006】かかるインクリボンは、余裕等をもって確
実に印字作業を行えるように,印字に使用される領域
(印字使用領域)の他に使用されない領域(印字不使用
領域)を有するのが一般的である。
実に印字作業を行えるように,印字に使用される領域
(印字使用領域)の他に使用されない領域(印字不使用
領域)を有するのが一般的である。
【0007】このように、印字使用領域および印字不使
用領域を有するインクリボンに、前記した如く転写ロー
ラ21よりインクをリボン全面に補給した場合、補給さ
れたインクが一部使用されないままその量が増大して当
該リボンより垂れ落ち周辺のプリンタ部品を汚して印字
文字の汚れ等印字品質の低下を引き起こすことがある。
用領域を有するインクリボンに、前記した如く転写ロー
ラ21よりインクをリボン全面に補給した場合、補給さ
れたインクが一部使用されないままその量が増大して当
該リボンより垂れ落ち周辺のプリンタ部品を汚して印字
文字の汚れ等印字品質の低下を引き起こすことがある。
【0008】そこで、かかる不都合が生じないように、
転写ローラ21によるインク補給量を減少させることが
考えられる。しかし、これでは、インクリボンの印字使
用領域へのインク補給が不十分となり印字濃度が薄くな
るなどの不具合が生じやすい。
転写ローラ21によるインク補給量を減少させることが
考えられる。しかし、これでは、インクリボンの印字使
用領域へのインク補給が不十分となり印字濃度が薄くな
るなどの不具合が生じやすい。
【0009】本発明の目的は、上記事情に鑑み、印字汚
れ等を防止して印字品質を向上させることができ,かつ
インク補給効率も向上させることができるインクリボン
装置を提供することにある。
れ等を防止して印字品質を向上させることができ,かつ
インク補給効率も向上させることができるインクリボン
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクを含浸
しているインク含浸体と,前記インク含浸体からインク
リボンにインクを転写する転写ローラとを具備し、前記
インクリボンが幅方向に複数段使用され印字使用領域と
印字不使用領域とを有する構成とされたインクリボン装
置において、前記転写ローラに、前記インクリボンの印
字使用領域に応じてインク転写許容部分を設けるととも
に,前記印字不使用領域に応じてインク転写規制部分を
設けたことを特徴とする。
しているインク含浸体と,前記インク含浸体からインク
リボンにインクを転写する転写ローラとを具備し、前記
インクリボンが幅方向に複数段使用され印字使用領域と
印字不使用領域とを有する構成とされたインクリボン装
置において、前記転写ローラに、前記インクリボンの印
字使用領域に応じてインク転写許容部分を設けるととも
に,前記印字不使用領域に応じてインク転写規制部分を
設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明では、インクリボンの印字使用領域には
転写ローラのインク転写許容部分より適量のインクが補
給されるが,不使用領域には補給されない。
転写ローラのインク転写許容部分より適量のインクが補
給されるが,不使用領域には補給されない。
【0012】このように、インクリボンの印字使用領域
にのみインクが補給されるので印字汚れ等を防止するこ
とができ,かつインクの補給ムダを防止してインク補給
効率の向上を図ることができる。
にのみインクが補給されるので印字汚れ等を防止するこ
とができ,かつインクの補給ムダを防止してインク補給
効率の向上を図ることができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
【0014】本実施例に係るインクリボン装置は、図1
および図2に示す如く,装置本体1,インク含浸体1
1,転写ローラ21,インクリボン31およびリボンフ
ィードギヤ41,42を含み構成されている。
および図2に示す如く,装置本体1,インク含浸体1
1,転写ローラ21,インクリボン31およびリボンフ
ィードギヤ41,42を含み構成されている。
【0015】なお、図4および図5に示した構成要素と
同一のものについては同一の符号を付し、その説明を省
略もしくは簡略化する。
同一のものについては同一の符号を付し、その説明を省
略もしくは簡略化する。
【0016】ここで、本インクリボン装置は、印字汚れ
等を防止し,かつインクの補給ムダを防止してインクの
補給効率を向上させるために,インクリボンの印字使用
領域にのみインクを補給する構成とされている。
等を防止し,かつインクの補給ムダを防止してインクの
補給効率を向上させるために,インクリボンの印字使用
領域にのみインクを補給する構成とされている。
【0017】具体的には、転写ローラ21に、インクリ
ボン31の印字使用領域32A,32Bに応じてインク
転写許容部分22A,22Bを設けるとともに,印字不
使用領域33A,33B,33Cに応じてインク転写規
制部分23A,23B,23Cを設けた構成とされてい
る。
ボン31の印字使用領域32A,32Bに応じてインク
転写許容部分22A,22Bを設けるとともに,印字不
使用領域33A,33B,33Cに応じてインク転写規
制部分23A,23B,23Cを設けた構成とされてい
る。
【0018】本実施例においては、転写ローラ21のイ
ンク転写許容部分22A,22Bの幅寸法は、インクリ
ボン31の印字使用領域32A,32Bの幅寸法より若
干大き目に選定されている。また、転写ローラ21のイ
ンク転写許容部分22A,22Bの周面にはインク転写
を円滑に行えるようにローレットが刻まれている。
ンク転写許容部分22A,22Bの幅寸法は、インクリ
ボン31の印字使用領域32A,32Bの幅寸法より若
干大き目に選定されている。また、転写ローラ21のイ
ンク転写許容部分22A,22Bの周面にはインク転写
を円滑に行えるようにローレットが刻まれている。
【0019】また、転写ローラ21のインク転写規制部
分23A,23B,23Cは、幅寸法がインクリボン3
1の印字不使用領域32A,33B,33Cの幅寸法よ
り若干小さ目とされ,かつ直径がインク転写許容部分2
2A,22Bよりも所定長さだけ小さい円柱状とされて
いる。
分23A,23B,23Cは、幅寸法がインクリボン3
1の印字不使用領域32A,33B,33Cの幅寸法よ
り若干小さ目とされ,かつ直径がインク転写許容部分2
2A,22Bよりも所定長さだけ小さい円柱状とされて
いる。
【0020】したがって、インクリボン31には、転写
ローラ21のインク転写許容部分22A,22Bのみが
接触してインク補給がなされることになる。
ローラ21のインク転写許容部分22A,22Bのみが
接触してインク補給がなされることになる。
【0021】次に作用について説明する。
【0022】インクリボン31の印字使用領域32A,
32Bには転写ローラ21のインク転写許容部分22
A,22Bより適量のインクが補給されるが,不使用領
域33A,33B,33Cにはインク転写規制部分23
A,23B,23Cから補給されない。
32Bには転写ローラ21のインク転写許容部分22
A,22Bより適量のインクが補給されるが,不使用領
域33A,33B,33Cにはインク転写規制部分23
A,23B,23Cから補給されない。
【0023】このように、インクリボン31の印字使用
領域32A,32Bにのみインクが補給されるので印字
汚れ等を防止することができ,かつインクの補給ムダを
防止してインク補給効率の向上を図ることができる。
領域32A,32Bにのみインクが補給されるので印字
汚れ等を防止することができ,かつインクの補給ムダを
防止してインク補給効率の向上を図ることができる。
【0024】しかして、この実施例によれば、転写ロー
ラ21に、インクリボン31の印字使用領域32A,3
2Bに応じてインク転写許容部分22A,22Bを設け
るとともに,印字不使用領域33A,33B,33Cに
応じてインク転写規制部分23A,23B,23Cを設
けた構成としたので、インクリボン31の印字使用領域
32A,32Bにのみインクが適量補給されることにな
り,印字汚れ等を防止して印字品質の向上を図ることが
でき,かつインクの補給ムダを防止してインク補給効率
を向上させることができる。
ラ21に、インクリボン31の印字使用領域32A,3
2Bに応じてインク転写許容部分22A,22Bを設け
るとともに,印字不使用領域33A,33B,33Cに
応じてインク転写規制部分23A,23B,23Cを設
けた構成としたので、インクリボン31の印字使用領域
32A,32Bにのみインクが適量補給されることにな
り,印字汚れ等を防止して印字品質の向上を図ることが
でき,かつインクの補給ムダを防止してインク補給効率
を向上させることができる。
【0025】なお、上記実施例では、転写ローラ21の
中央のインク転写規制部分23Bをインク転写許容部分
22A,22Bより小径の円柱状に形成したが、当該規
制部分23Bに相当する転写ローラ21部分をインク転
写許容部分22A,22Bより括れるようにモールド成
形して形成してもよい。すなわち、型注入時の形状を図
3に示すようなものとすることにより、中央部分が括れ
た上記実施例と同一機能を有する転写ローラ21を製造
することができる。このように転写ローラ21を製造し
た場合には、使用する型の個数が減少しコスト低減等を
図ることができる。
中央のインク転写規制部分23Bをインク転写許容部分
22A,22Bより小径の円柱状に形成したが、当該規
制部分23Bに相当する転写ローラ21部分をインク転
写許容部分22A,22Bより括れるようにモールド成
形して形成してもよい。すなわち、型注入時の形状を図
3に示すようなものとすることにより、中央部分が括れ
た上記実施例と同一機能を有する転写ローラ21を製造
することができる。このように転写ローラ21を製造し
た場合には、使用する型の個数が減少しコスト低減等を
図ることができる。
【0026】また、転写ローラ21のインク転写規制部
分23A,23B,23Cを、インク転写許容部分22
A,22Bと同径とし,かつ周面をインクを保持しにく
い滑らかな面とすることにより形成してもよい。
分23A,23B,23Cを、インク転写許容部分22
A,22Bと同径とし,かつ周面をインクを保持しにく
い滑らかな面とすることにより形成してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、転写ローラに、インク
リボンの印字使用領域に応じてインク転写許容部分を設
けるとともに,印字不使用領域に応じてインク転写規制
部分を設けた構成としたので、インクリボンの印字使用
領域にのみ適量のインクが補給されることになり、印字
汚れ等を防止して印字品質の向上を図ることができ,か
つインクの補給ムダを防止してインクの補給効率を向上
させることができる。
リボンの印字使用領域に応じてインク転写許容部分を設
けるとともに,印字不使用領域に応じてインク転写規制
部分を設けた構成としたので、インクリボンの印字使用
領域にのみ適量のインクが補給されることになり、印字
汚れ等を防止して印字品質の向上を図ることができ,か
つインクの補給ムダを防止してインクの補給効率を向上
させることができる。
【図1】本発明の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図2】一実施例の全体構成を示す図である。
【図3】転写ローラの変形例を説明するための図であ
る。
る。
【図4】従来のインクリボン装置のインクリボンと転写
ローラとの係合関係を示す図である。
ローラとの係合関係を示す図である。
【図5】従来のインクリボン装置の概略構成を示す図で
ある。
ある。
11 インク含浸体 21 転写ローラ 22A,22B インク転写許容部分 23A,23B,23C インク転写規制部分 31 インクリボン 32A,32B 印字使用領域 33A,33B,33C 印字不使用領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 功 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 インクを含浸しているインク含浸体と,
前記インク含浸体からインクリボンにインクを転写する
転写ローラとを具備し、前記インクリボンが幅方向に複
数段使用され印字使用領域と印字不使用領域とを有する
構成とされたインクリボン装置において、 前記転写ローラに、前記インクリボンの印字使用領域に
応じてインク転写許容部分を設けるとともに,前記印字
不使用領域に応じてインク転写規制部分を設けたことを
特徴とするインクリボン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167991A JPH0516505A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | インクリボン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167991A JPH0516505A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | インクリボン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516505A true JPH0516505A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15859777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3167991A Pending JPH0516505A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | インクリボン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516505A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6017158A (en) * | 1998-09-08 | 2000-01-25 | Tally Printer Corporation | Apparatus for reinking the ribbon of a printer ribbon cartridge |
JP2012111041A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Oki Data Corp | インクリボンカートリッジ及び印刷装置 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3167991A patent/JPH0516505A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6017158A (en) * | 1998-09-08 | 2000-01-25 | Tally Printer Corporation | Apparatus for reinking the ribbon of a printer ribbon cartridge |
JP2012111041A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Oki Data Corp | インクリボンカートリッジ及び印刷装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 10 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |