JPH0223412Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223412Y2 JPH0223412Y2 JP4548780U JP4548780U JPH0223412Y2 JP H0223412 Y2 JPH0223412 Y2 JP H0223412Y2 JP 4548780 U JP4548780 U JP 4548780U JP 4548780 U JP4548780 U JP 4548780U JP H0223412 Y2 JPH0223412 Y2 JP H0223412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink ribbon
- roller
- transfer roller
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、インパクト式ドツトプリンタやタイ
プライタ等の印字装置に使用されるインクリボン
のインク補給装置に関する。
プライタ等の印字装置に使用されるインクリボン
のインク補給装置に関する。
本考案の目的は、インクローラに含浸されてい
る補給用インクを転写ローラを介してインクリボ
ンに補給するに当つて、インクリボンへの転写イ
ンク量が必要以上に多くならないようにすること
によつてインク補給寿命を長くすると共にインク
リボンによる印字用紙の汚れを防止することにあ
り、以下その一実施例を図面を参照して説明す
る。
る補給用インクを転写ローラを介してインクリボ
ンに補給するに当つて、インクリボンへの転写イ
ンク量が必要以上に多くならないようにすること
によつてインク補給寿命を長くすると共にインク
リボンによる印字用紙の汚れを防止することにあ
り、以下その一実施例を図面を参照して説明す
る。
第１図および第２図において、一方のカセツト
ケース１は、下ケース２と上ケース３とで構成さ
れており、このケース１の内部空間には軸部４，
５が下ケース２から一体に突出形成されている。
ケース１は、下ケース２と上ケース３とで構成さ
れており、このケース１の内部空間には軸部４，
５が下ケース２から一体に突出形成されている。
そして軸部４にインクローラ６のブツシユ７
が、また軸部５に転写ローラ８がそれぞれ回転自
在に支承されており、インクローラ６と転写ロー
ラ８とは互いに連動回転し得るように予め定めら
れた力で弾接している。インクローラ６は、この
実施例では、ニトリルブタジエンゴム（NBR）
にて形成し、それに補給用インクが強制含浸され
ている。またこのインクローラ６の素材には、ス
ポンジ状の多硬質性の各種ゴムやフエルト等を使
用することもできる。
が、また軸部５に転写ローラ８がそれぞれ回転自
在に支承されており、インクローラ６と転写ロー
ラ８とは互いに連動回転し得るように予め定めら
れた力で弾接している。インクローラ６は、この
実施例では、ニトリルブタジエンゴム（NBR）
にて形成し、それに補給用インクが強制含浸され
ている。またこのインクローラ６の素材には、ス
ポンジ状の多硬質性の各種ゴムやフエルト等を使
用することもできる。
他方のカセツトケース９も、カセツトケース１
と同様に下ケース１０と上ケース１１とで構成さ
れている。ケース９の内部空間にはガイド体１２
が配設されており、このガイド体１２は右端部が
開口した入江状の空洞部１３を有するガイド部１
４と、このガイド部１４の後部に形成した半円筒
状部１５と、この半円筒状部１５の両側に突出形
成したつば部１６，１６とからなつている。この
ガイド体１２は、ガイド体１４が上下両ケース１
０，１１の各内面に形成されているガイド溝１
７，１８に、つば部１６，１６が下ケース１１の
内面に形成されているガイド溝１９にそれぞれ嵌
合することによつて、カセツトケース９内に摺動
自在に支持されている。
と同様に下ケース１０と上ケース１１とで構成さ
れている。ケース９の内部空間にはガイド体１２
が配設されており、このガイド体１２は右端部が
開口した入江状の空洞部１３を有するガイド部１
４と、このガイド部１４の後部に形成した半円筒
状部１５と、この半円筒状部１５の両側に突出形
成したつば部１６，１６とからなつている。この
ガイド体１２は、ガイド体１４が上下両ケース１
０，１１の各内面に形成されているガイド溝１
７，１８に、つば部１６，１６が下ケース１１の
内面に形成されているガイド溝１９にそれぞれ嵌
合することによつて、カセツトケース９内に摺動
自在に支持されている。
上記のように構成されている各カセツトケース
１，９は、各対向面（下ケース２，１０の内側
壁）にスリツト状の開口部２０，２１が各１対ず
つ開設されており、エンドレスのインクリボン２
２が各開口部２０，２１を挿通して転写ローラ８
とガイド体１２のガイド体１４外周に掛け回され
ている。両カセツトケース１，９は、シリアルプ
リンタ等の印字装置に対してその両側に所定の間
隔を隔てて取り付けられるものであつて、このと
きインクリボン２２はガイド体１２の半円筒状部
１５と下ケース１０の内側壁との間に設けられて
いるコイルスプリング２３のバネ力によつて一定
の緊張力が付与されるようになつている。この取
付状態において、両カセツトケース１，９の開口
部２０，２１から外部へ露出する２条のインクリ
ボン２２の一方は、印字ヘツドとプラテン（共に
図示せず。）に挿通され、印字ヘツドの走査と共
に印字がなされるときにこの印字ヘツドの走査に
関連して、特には印字ヘツドのキヤリツジリター
ンの動作に連動して適宜のインクリボン送り機構
を介してインクリボン２２が回動せしめられる。
このとき転写ローラ８とインクローラ６も従動回
転し、インクローラ６に含浸されているインクが
転写ローラ８を介してインクリボン２２に補給さ
れる。
１，９は、各対向面（下ケース２，１０の内側
壁）にスリツト状の開口部２０，２１が各１対ず
つ開設されており、エンドレスのインクリボン２
２が各開口部２０，２１を挿通して転写ローラ８
とガイド体１２のガイド体１４外周に掛け回され
ている。両カセツトケース１，９は、シリアルプ
リンタ等の印字装置に対してその両側に所定の間
隔を隔てて取り付けられるものであつて、このと
きインクリボン２２はガイド体１２の半円筒状部
１５と下ケース１０の内側壁との間に設けられて
いるコイルスプリング２３のバネ力によつて一定
の緊張力が付与されるようになつている。この取
付状態において、両カセツトケース１，９の開口
部２０，２１から外部へ露出する２条のインクリ
ボン２２の一方は、印字ヘツドとプラテン（共に
図示せず。）に挿通され、印字ヘツドの走査と共
に印字がなされるときにこの印字ヘツドの走査に
関連して、特には印字ヘツドのキヤリツジリター
ンの動作に連動して適宜のインクリボン送り機構
を介してインクリボン２２が回動せしめられる。
このとき転写ローラ８とインクローラ６も従動回
転し、インクローラ６に含浸されているインクが
転写ローラ８を介してインクリボン２２に補給さ
れる。
ところで転写ローラ８の転写面（外周面）の幅
h0は、第３図に明示するように、インクリボン２
２の幅h1よりも相当小さくて、印字ヘツドによつ
て実際の印字に供される領域幅h2すなわちドツト
文字の高さにほぼ等しく設定されている。したが
つて転写ローラ８によるインクリボン２２へのイ
ンク補給は実際の印字に使用されてインクが消費
される領域幅h2にだけインクローラ６のインクが
補給される。
h0は、第３図に明示するように、インクリボン２
２の幅h1よりも相当小さくて、印字ヘツドによつ
て実際の印字に供される領域幅h2すなわちドツト
文字の高さにほぼ等しく設定されている。したが
つて転写ローラ８によるインクリボン２２へのイ
ンク補給は実際の印字に使用されてインクが消費
される領域幅h2にだけインクローラ６のインクが
補給される。
上記のように構成することによつて、インクリ
ボン２２に対するインクの補給が適正にコントロ
ールされるから、鮮明に印字することができる。
また印字に使用されない領域（インクリボンの上
部と下部）にはインクが補給されないから、この
部分のインク量が過多にならず、記録用紙はそれ
がインクリボン２２に軽く触れた位では決して汚
れることがなく、したがつて印字品質は良好に保
たれる。さらに、インクローラ６に染み込ませて
あるインクの消費量も適正にコントロールされる
から、インクローラ６にインクを補充することな
しに印字できる文字数（インクリボン寿命）も大
きく伸びる。なお本実施例では転写ローラ８の外
周面（転写面）を平滑面としたが、その表面積を
適宜減少させるため、例えばローレツト状の凹凸
面としてその凸面にてインクをリボン２２に転写
するようにしてもよく、これによつてさらに上記
インクリボン寿命を伸ばすことができる。
ボン２２に対するインクの補給が適正にコントロ
ールされるから、鮮明に印字することができる。
また印字に使用されない領域（インクリボンの上
部と下部）にはインクが補給されないから、この
部分のインク量が過多にならず、記録用紙はそれ
がインクリボン２２に軽く触れた位では決して汚
れることがなく、したがつて印字品質は良好に保
たれる。さらに、インクローラ６に染み込ませて
あるインクの消費量も適正にコントロールされる
から、インクローラ６にインクを補充することな
しに印字できる文字数（インクリボン寿命）も大
きく伸びる。なお本実施例では転写ローラ８の外
周面（転写面）を平滑面としたが、その表面積を
適宜減少させるため、例えばローレツト状の凹凸
面としてその凸面にてインクをリボン２２に転写
するようにしてもよく、これによつてさらに上記
インクリボン寿命を伸ばすことができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第１図は第２図−線断面図、第２図は第１図
−線断面図、第３図は転写ローラとインクリ
ボンと印字文字との間の関係を説明するための説
明図である。 ６……インクローラ、８……転写ローラ、２２
……インクリボン、h0……インクローラの転写面
の幅、h1……インクリボンの幅、h2……実際の印
字に使用されるインクリボンの領域の幅。
第１図は第２図−線断面図、第２図は第１図
−線断面図、第３図は転写ローラとインクリ
ボンと印字文字との間の関係を説明するための説
明図である。 ６……インクローラ、８……転写ローラ、２２
……インクリボン、h0……インクローラの転写面
の幅、h1……インクリボンの幅、h2……実際の印
字に使用されるインクリボンの領域の幅。
Claims (1)
- インクリボンに接する転写ローラと、この転写
ローラに接すると共に補給用インクが含浸されて
いるインクローラとからなり、上記転写ローラの
転写面の幅が、上記インクリボンが実際に印字に
使用される領域の幅とほぼ同幅に対応させられて
いることを特徴とするインクリボンのインク補給
装置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4548780U JPH0223412Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | |
| US06/190,066 US4352577A (en) | 1979-11-05 | 1980-09-23 | Cassette type ink ribbon device |
| FR8022565A FR2468468B1 (fr) | 1979-11-05 | 1980-10-22 | Dispositif a ruban encreur du type cassette |
| IT8050011A IT1145448B (it) | 1979-11-05 | 1980-10-27 | Perfezionamento nei dispositivi a nastro inchiostrato del tipo a cassetta per stampanti macchine da scivere e simili |
| GB8034716A GB2064479B (en) | 1979-11-05 | 1980-10-29 | Cassette type ink ribbon device |
| DE19803041779 DE3041779A1 (de) | 1979-11-05 | 1980-11-05 | Farbbandkassette |
| US06/413,567 US4469457A (en) | 1979-11-05 | 1982-08-31 | Cassette type ink ribbon device |
| SG332/85A SG33285G (en) | 1979-11-05 | 1985-05-02 | Cassette type ink ribbon device |
| HK569/85A HK56985A (en) | 1979-11-05 | 1985-08-01 | Cassette type ink ribbon device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4548780U JPH0223412Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56146553U JPS56146553U (ja) | 1981-11-05 |
| JPH0223412Y2 true JPH0223412Y2 (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=29640598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4548780U Expired JPH0223412Y2 (ja) | 1979-11-05 | 1980-04-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0223412Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58153058U (ja) * | 1982-04-08 | 1983-10-13 | 三洋電機株式会社 | リボンカセツト |
-
1980
- 1980-04-04 JP JP4548780U patent/JPH0223412Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56146553U (ja) | 1981-11-05 |
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