JPH0453948Y2 - - Google Patents

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JPH0453948Y2
JPH0453948Y2 JP10263186U JP10263186U JPH0453948Y2 JP H0453948 Y2 JPH0453948 Y2 JP H0453948Y2 JP 10263186 U JP10263186 U JP 10263186U JP 10263186 U JP10263186 U JP 10263186U JP H0453948 Y2 JPH0453948 Y2 JP H0453948Y2
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slide mold
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、活字輪の内部から活字部にインパク
ト力を与えて印字を行う小型プリンタにおける活
字輪基台に関する。
〔従来の技術〕
従来円筒状の基台13には第5図に示すように
複数個の穴15が基台13の中心線3に平行に穴
あけされていた。又、特開昭57−116648号公報で
は、基台の孔が基台の中心を向かないように形成
されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この種の部品は、低コスト、低重量が必要であ
るため、プラスチツク材料を使用し、製作も金型
によるものが一般的である。しかし第5図の方式
の場合、穴15を成形するためのスライド金型1
4は、穴15の中心線3の方向(矢印ウ方向)に
抜かなければならず、スライド金型14の分割数
は、穴15の分割数と同じだけ必要となる。この
ため、型構造が複雑となり、また型精度も高く要
求されこれにより高コストになつてしまう。一
方、特開昭57−116648の場合、金型分割数は少な
くなつた反面、基台の穴形状が不均一になる。そ
の結果、印字の際、活字の挙動が不均一になるの
で印字品質の低下につながり、また活字を巻き付
ける際の作業性が低下するという問題があつた。
本考案の目的は、小型プリンタの低コスト化を
可能にし、なおかつ活字輪の性能を低下すること
なく、型構造が簡単で、組立の容易な基台を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記課題を解決するため本考案は、
表面に複数の活字が形成され、活字の位置に対応
する裏面には突起が形成された活字ベルトと、突
起が挿入される複数の穴が外周に配置され活字ベ
ルトが外周に巻装される基台を有し、基台は、円
周方向に少なくとも2つ以上の穴を形成するスラ
イド金型を用いて成形され、穴は、スライド金型
のスライド方向に平行もしくはそれ以上開く角度
で外側にテーパー状に開かれて形成されているこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図、第2図、第3図及び
第4図を用いて説明する。第1図は、本考案によ
る基台の実施例の側断面図であり、第2図はその
斜視図である。第3図は、基台に活字ベルトを巻
装する作業を示している。また第4図は、本考案
による基台を用いた小型プリンタの実施例の側断
面図ある。1はテーパ面12のついた穴11を持
つ基台である。2は穴11を成形するためのスラ
イド金型であり、3はスライド金型2の抜き方向
線である。4は活字41と各々の活字41に対応
した突起42を設けた活字ベルトである。5はプ
ラテンであり、6は記録紙、7はハンマである。
基台1の材料として、プラスチツクを用いてあ
る。
まず、本実施例の基台1の成形について第1図
を用いて説明する。スライド金型2は、1個につ
き、穴11を基台1の円周方向に4個分成形す
る。このとき、無理抜きにならないように、穴1
1のテーパ面12はスライド金型2の抜き方向3
に平行か、もしくはそれ以上開く角度にとつてあ
る。よつて、例えば基台1の円周方向に28個の穴
11を成形する場合には、スライド金型2の分割
数は7分割ですむ。
次に、基台1に活字ベルト4を巻装する作業に
ついて、第3図を用いて説明する。穴11のテー
パ面12は、基台1の外周方向に広がつているの
で、第3図に示すように、平面上に活字ベルト4
を置き、その上で基台1を矢印アの方向に転がす
だけで巻装することが容易にできる。
最後に、本考案を用いた小型プリンタの実施例
を第4図によつて説明する。活字41の表面に
は、インキング機構(図示せず)により、インク
が塗布されている。そして、ハンマ7を何らかの
駆動手段(図示せず)により矢印イの方向に移動
させることにより、活字41を記録紙6に押圧し
て文字を印字する。この際、基台1の各々の穴1
1は同一形状であるため、活字ベルト4の突起4
2が穴11から受ける負荷抵抗は、全ての突起4
2に関して同等である。すなわち、全ての活字4
1に関し、その動作にばらつきがなくなるため安
定した印字品質が得られる。
〔考案の効果〕
以上説明した様に本考案によると、型の分割数
が少なくなるため型構造が簡単になり、型のコス
トダウンや部品精度の向上につながる。また活字
ベルトの巻き付けが非常に容易になる為、組立コ
ストダウンにつながる。さらに上記の項目はプリ
ンタの基本性能として最も重要である安定した印
字品質を保ちながら実施することができる。すな
わち、小型プリンタとしてのコストダウンを、信
願性をそこなわずに行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる金型構造を示
す部分側断面図。第2図は基台の部分斜視図。第
3図は本実施例による組立を示す部分側断面図。
第4図は小型プリンタにおける実施例を示す側断
面図。第5図は従来の実施例であり金型構造を示
す側断面図。 1……基台、2……金型、4……活字ベルト、
5……プラテン、6……記録紙、7……ハンマ、
11……テーパ穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 活字部にインパクト力を与えて印字を行う小型
    プリンタにおいて、 表面に複数の活字が形成され、該活字の位置に
    対応する裏面には突起が形成された活字ベルト
    と、 前記突起が挿入される複数の穴が外周に配置さ
    れ前記活字ベルトが外周に巻装される基台を有
    し、 前記基台は、円周方向に少なくとも2つ以上の
    前記穴を形成するスライド金型を用いて成形さ
    れ、前記穴は、前記スライド金型のスライド方向
    に平行もしくはそれ以上開く角度で外側にテーパ
    ー状に開かれて形成されていることを特徴とする
    小型プリンタ。
JP10263186U 1986-07-03 1986-07-03 Expired JPH0453948Y2 (ja)

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JP10263186U JPH0453948Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS638944U JPS638944U (ja) 1988-01-21
JPH0453948Y2 true JPH0453948Y2 (ja) 1992-12-18

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