JPH05305739A - 小型プリンタの印字機構 - Google Patents
小型プリンタの印字機構Info
- Publication number
- JPH05305739A JPH05305739A JP1225791A JP1225791A JPH05305739A JP H05305739 A JPH05305739 A JP H05305739A JP 1225791 A JP1225791 A JP 1225791A JP 1225791 A JP1225791 A JP 1225791A JP H05305739 A JPH05305739 A JP H05305739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- hammer
- platen
- type
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 活字プリンタのハンマの押圧力を一定とし印
字むらの発生と部品の破損を防止する。 【構成】 外周に活字1ー1が配置された弾性体からなる
活字輪１をその内側に置かれたハンマ５で押し出してプ
ラテン４上の印刷紙７に印字するプリンタにおいて、プ
ラテン４をプラテンバネ１４で弾性支持したことを特徴
としている。
字むらの発生と部品の破損を防止する。 【構成】 外周に活字1ー1が配置された弾性体からなる
活字輪１をその内側に置かれたハンマ５で押し出してプ
ラテン４上の印刷紙７に印字するプリンタにおいて、プ
ラテン４をプラテンバネ１４で弾性支持したことを特徴
としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は活字を用いて印字する小
型プリンタの印字機構に関する。
型プリンタの印字機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の印字機構を第１図に示
す。同図に於いて弾性部材からなる活字輪１は、保持体
２に嵌装されており所望の活字１ー１がプラテン４に対
向するよう選択軸３により選択・停止される。ハンマ５
はハンマカム６の矢印Ａ方向への回転にともない矢印Ｂ
方向へ回転し、活字１ー１を印刷紙７を介してプラテン
４に押圧し印字を行なう。
す。同図に於いて弾性部材からなる活字輪１は、保持体
２に嵌装されており所望の活字１ー１がプラテン４に対
向するよう選択軸３により選択・停止される。ハンマ５
はハンマカム６の矢印Ａ方向への回転にともない矢印Ｂ
方向へ回転し、活字１ー１を印刷紙７を介してプラテン
４に押圧し印字を行なう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる機構を有する印
字機構に於いては、印字する際の印字力の大きさはハン
マ５の変位に伴う活字１ー１の撓みに依存する。この活
字１ー１の撓みは活字ベルトの厚さＳ、ハンマ５の外形
精度、ハンマカム６のカム精度、プラテン４に対するハ
ンマ軸８及びハンマカム軸９の位置精度等の多くの要因
から成立ち、これらの値に誤差が生ずるとそのまま印字
力にバラツキが生じるので、印字された文字に濃淡が生
じ、さらにハンマカム６を駆動するトルクに変動が生ず
るという問題点を有していた。
字機構に於いては、印字する際の印字力の大きさはハン
マ５の変位に伴う活字１ー１の撓みに依存する。この活
字１ー１の撓みは活字ベルトの厚さＳ、ハンマ５の外形
精度、ハンマカム６のカム精度、プラテン４に対するハ
ンマ軸８及びハンマカム軸９の位置精度等の多くの要因
から成立ち、これらの値に誤差が生ずるとそのまま印字
力にバラツキが生じるので、印字された文字に濃淡が生
じ、さらにハンマカム６を駆動するトルクに変動が生ず
るという問題点を有していた。
【０００４】また、活字１ー１とプラテン４との間に異
物が挟まった場合にはハンマカム６の回転により各部品
に過大な力がかかりハンマ５等が破損される欠点も有し
ていた。
物が挟まった場合にはハンマカム６の回転により各部品
に過大な力がかかりハンマ５等が破損される欠点も有し
ていた。
【０００５】本発明はかかる問題点を解決したもので、
その目的は印字品位が高く駆動トルクが安定し耐久性に
優れた印字機構を供する事にある。
その目的は印字品位が高く駆動トルクが安定し耐久性に
優れた印字機構を供する事にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による小型プリン
タの印字機構は、活字部材の表面に配置された活字と印
刷紙とを当接させて、この印刷紙面に所定の文字等を印
刷する小型プリンタの印字機構に於て、印字時に活字部
材を押圧する方向に変位する揺動自在なハンマ部材と、
このハンマ部材に当接してこれを変位駆動するハンマ駆
動部材と、活字部材に対向して配置され、活字部材の変
位によりこの変位方向に移動可能にプラテンバネ部材に
より弾性支持されたプラテンとを備えたことを特徴とす
るものである。
タの印字機構は、活字部材の表面に配置された活字と印
刷紙とを当接させて、この印刷紙面に所定の文字等を印
刷する小型プリンタの印字機構に於て、印字時に活字部
材を押圧する方向に変位する揺動自在なハンマ部材と、
このハンマ部材に当接してこれを変位駆動するハンマ駆
動部材と、活字部材に対向して配置され、活字部材の変
位によりこの変位方向に移動可能にプラテンバネ部材に
より弾性支持されたプラテンとを備えたことを特徴とす
るものである。
【０００７】
【実施例】本発明の具体例のひとつを第２図に示す。同
図に於いて、弾性部材からなる活字輪（活字部材）１
は、保持体２に嵌装されており所望の活字１ー１がプラ
テン４に対向するよう選択軸３により選択・停止され
る。
図に於いて、弾性部材からなる活字輪（活字部材）１
は、保持体２に嵌装されており所望の活字１ー１がプラ
テン４に対向するよう選択軸３により選択・停止され
る。
【０００８】ハンマ５はハンマカム６の矢印Ａ方向への
回転にともない矢印Ｂ方向へ回転し、活字１ー１を印刷
紙７を介してプラテン４に押圧し印字を行なう。このと
きのハンマ５と活字輪１の状態を二点鎖線で示す。
回転にともない矢印Ｂ方向へ回転し、活字１ー１を印刷
紙７を介してプラテン４に押圧し印字を行なう。このと
きのハンマ５と活字輪１の状態を二点鎖線で示す。
【０００９】プラテン４は図に示されるようにプラテン
バネ１４により弾性支持されており、ハンマ５に押圧さ
れた活字１ー１が印刷紙７を介してプラテン４を押圧す
るとプラテン４は同図の左方向に変位するので、活字輪
１とプラテン４間にはこの変位量に応じた力が作用す
る。
バネ１４により弾性支持されており、ハンマ５に押圧さ
れた活字１ー１が印刷紙７を介してプラテン４を押圧す
るとプラテン４は同図の左方向に変位するので、活字輪
１とプラテン４間にはこの変位量に応じた力が作用す
る。
【００１０】従って、活字ベルトの厚さ、ハンマ５の外
形精度、ハンマカム６の精度、プラテン４に対するハン
マ軸８及びハンマカム軸９の位置精度等に誤差が生じて
も印字力の変化量は小さく抑えられ、均一な濃度の印字
が行なわれる。さらにハンマカム６を駆動するトルクの
変動も押さえられ、活字１ー１とプラテン４との間に異
物が挟まった場合においてもプラテン４が逃げ各部品に
過大な力がかかることはなくハンマ５等の部品が破損す
ることはない。
形精度、ハンマカム６の精度、プラテン４に対するハン
マ軸８及びハンマカム軸９の位置精度等に誤差が生じて
も印字力の変化量は小さく抑えられ、均一な濃度の印字
が行なわれる。さらにハンマカム６を駆動するトルクの
変動も押さえられ、活字１ー１とプラテン４との間に異
物が挟まった場合においてもプラテン４が逃げ各部品に
過大な力がかかることはなくハンマ５等の部品が破損す
ることはない。
【００１１】
【発明の効果】本発明による小型プリンタの印字機構
は、活字部材に対向して配置されたプラテンをプラテン
バネ部材により活字部材の変位方向に移動可能に弾性支
持するものであり、このプラテンバネ部材の弾性力によ
り活字、ハンマ部材等にかかる力が決まるので、ハンマ
部材、ハンマカム部材、活字部材等の形状或はこれらの
位置関係に多少の狂いが存在してもその押圧力に対する
影響はほとんど無視できるものとなり、安定した印字力
が確保され品位の高い印字が可能となった。
は、活字部材に対向して配置されたプラテンをプラテン
バネ部材により活字部材の変位方向に移動可能に弾性支
持するものであり、このプラテンバネ部材の弾性力によ
り活字、ハンマ部材等にかかる力が決まるので、ハンマ
部材、ハンマカム部材、活字部材等の形状或はこれらの
位置関係に多少の狂いが存在してもその押圧力に対する
影響はほとんど無視できるものとなり、安定した印字力
が確保され品位の高い印字が可能となった。
【００１２】さらには、プラテンバネ部材が弾性変形し
て過大な力を吸収するので部品に破損等が発生し難くな
り、プリンタの長寿命化に大きく寄与した。
て過大な力を吸収するので部品に破損等が発生し難くな
り、プリンタの長寿命化に大きく寄与した。
【図１】印字機構の従来例を示す側断面図である。
【図２】本発明の実施例を示す側断面図である。
１ 活字輪 1ー1 活字 ４ プラテン ５ ハンマ １４ プラテンバネ
Claims (1)
- 【請求項１】 活字部材の表面に配置された活字と印刷
紙とを当接させて、該印刷紙面に所定の文字等を印刷す
る小型プリンタの印字機構に於て、印字時に前記活字部
材を押圧する方向に変位する揺動自在なハンマ部材と、
該ハンマ部材に当接してこれを変位駆動するハンマ駆動
部材と、前記活字部材に対向して配置され、前記活字部
材の変位によりこの変位方向に移動可能にプラテンバネ
部材により弾性支持されたプラテンとを備えたことを特
徴とする小型プリンタの印字機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1225791A JPH05305739A (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 小型プリンタの印字機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1225791A JPH05305739A (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 小型プリンタの印字機構 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7890281A Division JPS57193382A (en) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | Typing mechanism for small printer |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305739A true JPH05305739A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=11800318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1225791A Pending JPH05305739A (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 小型プリンタの印字機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05305739A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619780A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-24 | Canon Inc | Printer |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP1225791A patent/JPH05305739A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619780A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-24 | Canon Inc | Printer |
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