JPH023883Y2 - - Google Patents

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JPH023883Y2
JPH023883Y2 JP10742583U JP10742583U JPH023883Y2 JP H023883 Y2 JPH023883 Y2 JP H023883Y2 JP 10742583 U JP10742583 U JP 10742583U JP 10742583 U JP10742583 U JP 10742583U JP H023883 Y2 JPH023883 Y2 JP H023883Y2
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【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はハンマーにより用紙を活字ドラム上
の活字に圧接せて、その用紙に印字を行うように
した印字装置に関するものであり、特に、複数桁
にわたつて連続する続き文字を印字するようにし
た印字装置に関するものである。
従来技術 従来、この種の印字装置においては、第1図に
示すように、活字ドラム1中に複数桁分の広い幅
を有する活字輪2を設けるとともに、その活字輪
2上に続き文字用活字2aを形成し、その活字輪
2と対向する印字ハンマー3として、他の印字ハ
ンマー4よりも幅の広い叩打面3aを有するもの
を使用していた。
しかしながら、このように構成した場合には、
幅広の叩打面3aを有する印字ハンマー3の質量
が他の印字ハンマー4のそれとは異なるため、イ
ナーシヤの値が他の印字ハンマー4とは相違して
その印字ハンマー3の応答速度が他の印字ハンマ
ー4とは合わなくなり、印字ハンマーの印字動作
のための制御に問題が生じたり、続き文字と他の
文字との印字圧が相違して両者間に濃淡を生じた
りする欠陥があつた。
さらに、印字ハンマー4の叩打部4aの幅が広
いために前記活字輪2は複数桁分の広い幅を有し
ているにもかかわらずたとえ単独文字であつても
一印字行には1つの活字しか設けることができ
ず、幅狭の活字輪5と同数の活字しか設けること
ができない。つまり、活字輪2上において一印字
行に2つ以上の単独活字を設けた場合、印字ハン
マー3の叩打部3aの幅が広いために一方の文字
のみを印字するのは不可能だからである。
考案の目的 この考案の目的は前記のような問題点を解消し
て、ハンマーの作動制御を容易に行い得るととも
に、単独文字と続き文字との間に印字の濃淡の差
が生じるのを防止し、しかも続き文字の活字を有
する幅の広い活字輪上にその幅の広くなつた分だ
け多くの活字を形成することができる印字装置を
提供することにある。
考案の構成 この目的を達成するために、この考案において
は活字ドラムの各桁に対応してハンマーをそれぞ
れ配置するとともに、活字ドラムは少なくとも続
き文字用活字が設けられた部分を弾性体で形成
し、続き文字用活字に対応する各ハンマーを同時
に駆動して用紙に続き文字を印字するようにして
いる。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を第2図
以下の図面について説明する。
第2図において、印字装置の機枠11にはゴム
等の弾性体よりなる活字ドラム12が回転可能に
支持されており、第3図に示すように、その活字
ドラム12は一桁分の幅を有する複数の第一の活
字輪13と、複数桁分(実施例では2桁分)の幅
を有する1個の第二の活字輪14とが一体形成さ
れ、第一の活字輪13には各印字行ごとに単独の
活字13aが、また第二の活字輪14には複数桁
にわたつて連続する続き文字用活字14a(実施
例では3文字が続いている)と、単独の活字14
bとが各印字行に刻設されている。また第二の活
字輪14上の単独活字14bは両桁にそれぞれ設
けられている。そして、この活字ドラム12は図
示しない電動機により一方向に連続回転される。
インクを含浸したインクロール15は、ばね16
により常に活字ドラムに接するように付勢され、
活字ドラム12上の各活字13a,14a,14
bにインクを塗布する。なお、この実施例では活
字ドラム12としてゴム硬度75度のものを使用し
ている。
側面形状がほぼL字状に成形されたそれぞれ同
形状をなす各印字ハンマー18はそれらの叩打部
18aにおいて活字ドラム12の各桁に対向する
ように各桁ごとにそれぞれ1個ずつ設けられ、全
ての印字ハンマー18が軸17に回動可能に支持
されている。機枠11に取付けられた第一のばね
部材19は全体として櫛歯状をなし、その櫛歯状
自由端が印字ハンマー18に係合してその印字ハ
ンマー18を常に活字ドラム12の方向へ付勢す
る。
機枠11に取付けられた案内板20は上下3箇
所にそれぞれ透孔20a,20b,20cを有
し、上方及び下方の透孔20a,20cにより印
字ハンマー18の回動を案内するとともに、中間
部の透孔20bにより活字ドラム12に向かう印
字ハンマー18の叩打部18aを案内する。印字
用紙Pは活字ドラム12と印字ハンマー18群と
の間に配置され、印字ハンマー18の叩打部18
aにより活字ドラム12の活字13a,14a,
14bに圧接される。
前記案内板20に対向して機枠11に固定され
たプリントガード21には、第4図に示すように
第一の活字輪13と対向する幅狭の透孔21a
と、第二の活字輪14と対向する幅広の透孔21
bとが形成されており、各透孔21a,21b間
には各第一の活字輪13間に位置するゴースト印
字防止枠21cと、第一の活字輪13と第二の活
字輪14との間に位置し、前記ゴースト印字防止
枠21cに較べて印字ハンマー18側に位置する
2本のゴースト印字防止枠21dとが形成され、
所定の印字ハンマー18を叩打作動させて印字用
紙Pに印字したときに、その印字部分と隣接する
部分の印字用紙Pの汚れを防止する。
カム部材22は活字ドラム12の一活字行分の
回動に対して一回転するように活字ドラム12と
同期して前記電動機により回転される。
各印字ハンマー18の下方において、それぞれ
独立して軸24上に回動可能に軸支されたラツチ
部材23は、前記第一のばね部材19と同様に櫛
歯状に形成された第二のばね部材25の各自由端
によりそれぞれ第2図中時計方向へ付勢され、そ
の先端が印字ハンマー18上の緩衝部材26に当
接し、これによりこのラツチ部材23は第一のば
ね部材19のばね力に抗して印字ハンマー18の
活字ドラム12方向への回動を阻止し、印字ハン
マー18を第2図の原位置に保持する。各ラツチ
部材23のそれぞれ下方には電磁ソレノイド27
が配置固定されている。
28,29は前記印字用紙Pを前記プリントガ
ード21と案内板20との間に案内するための板
体をそれぞれ示し、30,31は印字用紙Pを送
り上げるための送りローラをそれぞれ示し、一方
の送りローラ31が前記印字ハンマー18による
印字動作と同期して電磁ソレノイド32の作動に
基づいて間欠的に積極回転し、これにより印字用
紙Pが一行の印字が終了するごとに所定量ずつ送
られる。
そして、非印字状態では、ラツチ部材23によ
り印字ハンマー18が第2図に実線で示す位置に
保持される。この状態において図示しないキーが
操作されると、制御回路を含む制御装置の作用に
より第2図に二点鎖線で示すようにカム部材22
が矢印P方向へ回転されてその外周カム面との係
合により印字ハンマー18が印字準備状態に配置
されるとともに、ラツチ部材23が電磁ソレノイ
ド27に吸着されて緩衝部材26から離間する。
引続き、前記カム部材22が矢印P方向へ回転さ
れる。この状態では、その印字ハンマー18がカ
ム部材22の低めのカム面に対向して矢印Q方向
への回動が許容されるので、第一のばね部材19
のばね力により印字ハンマー18による印字動作
が行なわれ、印字用紙Pが活字ドラム12上の活
字に圧接されて印字が行なわれる。その後、電磁
ソレノイド27が消磁されて第二のばね部材25
のばね力によりラツチ部材23が実線位置に復帰
回動するとともに、カム部材22の回転によるカ
ム面の作用により印字ハンマー18が原位置に復
帰され、緩衝部材26とラツチ部材23とが係合
して印字開始前の状態に復帰する。
以上のようにして印字が行なわれるのである
が、続き文字が印字される場合には、前記制御装
置の作用により第二の活字輪14が回動されてそ
の続き文字用活字14aが印字位置に配置される
とともに、その第二の活字輪14と対向する2つ
の印字ハンマー18が同時に駆動される。第5図
に示すように、この場合、続き文字用活字14a
の文字のうち両印字ハンマー18と対向する2つ
の活字の文字が印字されるのは当然であるが、さ
らに、活字ドラム12がゴム等の弾性体により形
成されているため両印字ハンマー18の叩打動作
によりその両印字ハンマー18と対応した部分が
沈むように変形する。このため、印字用紙Pが所
有しているある程度の腰の強さと伸張しない性質
とも相俟つて印字用紙Pの両印字ハンマー18間
の部分が続き文字用活字14aの中間文字部分に
も圧接され、結果的に印字用紙Pには続き文字の
全体が印字される。
以上のように、幅の狭い第一の活字輪13と対
向する印字ハンマー18と同じ形状の印字ハンマ
ー18により続き文字を印字できるので前述した
従来の印字装置とは異なり、印字ハンマーとして
続き文字の文字幅に対応する幅の広い叩打部を有
する特殊なものを使用する必要はない。従つて、
このように続き文字を印字するようにした印字装
置であつても、印字ハンマーとして全て同一形状
のものを使用することができ、それらの印字ハン
マーの質量が同一になつてイナーシヤの値が等し
くなり、各印字ハンマーの応答速度を同一レベル
になるように合わせることができ、印字ハンマー
の駆動のための制御が容易となる。
又、第二の活字輪14に対向する両印字ハンマ
ー18のうち一方のみを駆動すれば単独の活字1
4bを印字することができる。従つて、実施例の
ように第二の活字輪14上の同一行における各桁
にそれぞれ単独文字の活字14bを設けても前述
した従来の印字装置におけるような問題を生じる
ことはなく、その第二の活字輪14上の活字密度
を高くすることができる。
なお、この印字装置においては、第二の活字輪
14の両側に位置するゴースト印字防止枠21d
が他のゴースト印字防止枠21cよりも印字ハン
マー18側へ近接して活字面から離間しているの
で、第二の活字輪14と対向する透孔21bの幅
が広いが、第二の活字輪14と隣接する第一の活
字輪13上の活字13aによる印字が行なわれて
も印字用紙Pが第二の活字輪14上の活字14
a,14bによつて汚されるのを防止できるばか
りでなく、第二の活字輪14と対向する両印字ハ
ンマー18のうちの一方のうちの一方のみが駆動
されて一方の桁の単独活字14bによる印字が行
なわれた場合でも他方の桁の単独活字14bによ
る汚れを防止できる。
なお、前記実施例においては活字ドラム12全
体をゴムよりなる弾性体に成形したが、前記続き
文字用活字14a部分のみをゴム等の弾性体によ
り成形しても前記実施例と同様な作用を得ること
ができる。
考案の効果 以上実施例において例示したように、この考案
は活字ドラムの少なくとも続き文字部分を弾性体
で形成するとともに、活字ドラムの各桁に対応し
てハンマーをそれぞれ配置し、前記続き文字用活
字に対応する各ハンマーを同時に駆動して用紙に
続き文字を印字するように構成したことにより、
続き文字用活字と対向する印字ハンマーを他の活
字と対向する印字ハンマーと同様に制御すること
ができるとともに、続き文字用活字を有する活字
輪上の活字密度を高くすることができる優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の印字装置を示す一部斜視図、第
2図以下はこの考案を具体化した印字装置の一実
施例を示すものであつて、第2図は全体を示す側
断面図、第3図は要部を示す斜視図、第4図は同
じく要部を示す平断面図、第5図は印字時の状態
を示す一部断面図である。 活字ドラム12、活字13a、続き文字用活字
14a、活字14b、印字ハンマー18、印字用
紙P。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数桁にわたつて印字用活字13a,14a,
    14bが形成された活字ドラム12と、 その活字ドラム12に対向配置されたハンマー
    18とを備え、 前記ハンマー18により用紙Pを活字ドラム1
    2に圧接させて用紙Pに文字等を印字するように
    した印字装置において、 活字ドラム12上に複数桁にわたつて連続する
    続き文字用活字14aを形成すると共に、少くと
    もその続き文字用活字14a部分を弾性体で形成
    し、前記活字ドラム12の各桁に対応してハンマ
    ー18をそれぞれ配置し、前記続き文字用活字1
    4aに対応する各ハンマー18を同時に駆動して
    前記用紙Pに続き文字を印字するようにしたこと
    を特徴とする印字装置。
JP10742583U 1983-07-11 1983-07-11 印字装置 Granted JPS6014935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10742583U JPS6014935U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 印字装置

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JP10742583U JPS6014935U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 印字装置

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Publication Number Publication Date
JPS6014935U JPS6014935U (ja) 1985-01-31
JPH023883Y2 true JPH023883Y2 (ja) 1990-01-30

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JP10742583U Granted JPS6014935U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 印字装置

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