JPH0727157Y2 - 活字輪及び活字装置 - Google Patents

活字輪及び活字装置

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JPH0727157Y2
JPH0727157Y2 JP1989006846U JP684689U JPH0727157Y2 JP H0727157 Y2 JPH0727157 Y2 JP H0727157Y2 JP 1989006846 U JP1989006846 U JP 1989006846U JP 684689 U JP684689 U JP 684689U JP H0727157 Y2 JPH0727157 Y2 JP H0727157Y2
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JP
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rib
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玲司 佐藤
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Amano Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タイムレコーダとかタイムスタンプ等の印字
部(活字部)に用いて好適な活字輪及び活字装置に関す
る。
〔従来の技術〕
第7図とか第8図に示した機械式タイムレコーダ(TR)
並びにタイムスタンプ(TS)の印字部は、活字軸Gに取
付けた活字輪Hによって構成されていて、印字に当って
は、差込まれたカードを、印字ハンマーとか印字ローラ
を用いて活字輪Hの周面に形成した活字に押圧して印字
していた。所が、活字輪Hは第9図の様に例えば、年、
月、日、時、分の各活字輪H1,H2,H3,H4,H5を活字軸Gに
並べて取付けて使用する関係で、各活字輪H1〜H5の活字
面が揃っていないと、濃淡が生じてきれいに印字できな
い問題があった。
即ち、第9図に於いてLは各活字面の段差であって、こ
の段差Lが0.05mm以上になると印字に濃淡が生じて不揃
いになるから、各活字輪H1〜H5の外径公差並びに同芯度
公差を厳しく造ることによって、上記の段差Lを0.05mm
以下に抑える様に努力していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、外径公差並びに同芯度公差をいくら厳しく造っ
ても、各活字輪H1〜H5の間には必ずと云っていい程段差
Lが生じてしまい、また、この段差Lを0.05mm以下に抑
えようとすると、加工が難しくなってコスト高になる問
題があった。
尚、上述した問題点は、並設したホイールの周面にベル
ト活字を掛渡して印字を行うベルト式活字装置に於いて
も、各ホイールの外径及び同芯度に誤差があると、同様
に発生していた。
従って本考案の技術的課題は、各活字輪又はホイールの
外径公差並びに同芯度公差を厳しくしなくても、要する
に、決められた寸法以上の段差であったとしても、きれ
いな印字を行える様にすることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於いて講じ
た手段は以下の如くである。
(1)周面に活字を形成し、且つ、中心部には複数本の
リブを介して活字軸を挿通するボスを連設したリング体
の全体を、プラスチックを用いて一体形成すると共に、
上記各リブの途中部分には印字圧力を受けると変形する
楕円孔を穿設すること。
(2)中心部に複数本のリブを介して取付軸を挿通する
ボスを連設したリング体の全体を、プラスチックを用い
て一体形成し、上記各リブの途中部分に印字圧力を受け
ると変形する楕円孔を穿設すると共に、上記リング体の
周面にベルト活字を掛渡すこと。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)で述べた要素は、各活字輪(リング体)
の活字面の間に規定以上の段差があったとしても、印字
時に印字圧力を受けると、リブが設けられていない部分
はそのま押圧変形し、また、リブで支持されている部分
は楕円孔が変形するため、出張っていた活字輪が少し押
し込まれて活字面を揃えるから、各活字輪の外径公差と
同芯度公差を厳しく造らなくても、均一できれいな印字
を行うことを可能にする。
上記(2)で述べた要素は、各ホイール(リング
体)の周面間に規定以上の段差があって、各ホイールに
掛渡したベルト活字の活字面が不揃いな場合でも、印字
時に印字圧力を受けると、リブが設けられていない部分
はそのまま押圧変形し、また、リブで支持されている部
分は楕円孔が変形するため、出張っていた活字面がこの
リング体の変形によって他の活字面と一致するから、各
ホイールの外径公差と同芯度公差を厳しく造らなくて
も、均一できれいな印字を行うことを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技
術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消す
ることができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る活字輪及び活字装置の好
適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
第1図と第2図並びに第3図は、本考案に係る活字輪の
側面図と、そのA−A線並びにB−B線の各断面図を示
したものであって、これ等の図面に於いて夫々符号1で
全体的に示したのはリング体であって、このリング体1
の中心部には軸穴1cを設けたボス1bが放射状に設けた複
数本のリブ1d…に支承されている。
また、1e…は上記各リブ1d…の中間部幅広部分に穿設し
た楕円孔で、1f…は各リブ1d…以外の切欠部を示し、以
上の様に構成したリング体1の全体は、例えばポリアセ
タール等の如きプラスチックを用いて一体形成され、第
5図矢印Xの方向から印字圧力を受けると、上記リブ1d
で支持されていないリング体1の部分は図示の仮想線の
状態に押圧変形され、このリブ1dで支持されている部分
は楕円孔1eが変形するため、圧力を受けた周面部が少し
内側に押圧変形される仕組に成っている。
更に図中、1a…は上記リング体1の周面に形成した活字
であって、この様に活字1a…を形成したリング体1は、
第5図並びに第6図に示す様に活字軸2に取付けられ、
活字輪として使用される。
一方、第4図に示したリング体1の周面には上記の活字
1a…が形成されておらず、代りに多数の活字5a…を形成
したエンドレスのベルト活字5を掛渡し、且つ、取付軸
2′に取付けることによって、ベルト式活字装置のホイ
ールとして使用される。更に、同図に於いて、3はベル
ト活字5の他端側を掛渡したプーリで、4はその取付軸
を示す。
尚、第4図では1組の活字装置しか示されていないが、
実際には複数組の活字装置が軸方向に並設されて使用さ
れる。
本考案は以上述べた如き構成であるから、周面に活字1a
…を形成した活字輪の場合は、第6図の様に各活字面に
規定以上の段差があったとしても、矢印X方向から印字
圧力を受けると、リング体1自身の変形、又は、リブ1d
に設けた楕円孔1eの変形によって突出していた活字面が
点線1nの位置に押圧後退されるから、これにて活字面を
一線に揃えて均一できれいな印字を行うことができる。
一方、ベルト活字5を掛渡した活字装置用ホイールの場
合は、第4図X方向から印字圧力を受けると、同様にリ
ング体1自身の変形、又は、リブ1dに設けた楕円孔1eの
変形によって突出していた活字面を同一線上に揃えるこ
とができるため、活字面に規定以上の段差があっても均
一濃度できれいな印字を行うことができる。
〔効果〕
従って本考案に係る活字輪及び活字装置によれば、外径
公差と同芯度公差を厳しく造らなくても、均一濃度でき
れいな印字を行うことができるから、リング体(活字輪
とホイール)の製造と組立が容易に成って、製造コスト
を低減できる経済性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る活字輪の側面図で、第2図と第3
図は第1図A−A線とB−B線の各断面図、第4図は本
考案に係る活字装置の一部省略側面図、第5図はリング
体が圧力を受けて変形している状態を示した説明図で、
第6図は活字輪の取付状態を説明した正面図、第7図と
第8図は従来例の構成図で、第9図は従来の活字面の不
揃い状況を示した説明図である。 1はリング体、1aは活字、1bはボス、1cは軸穴、1dはリ
ブ、1eは楕円孔、2は活字軸、2′は取付軸、5はベル
ト活字、5aは活字。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面に活字を形成し、且つ、中心部には複
    数本のリブを介して活字軸を挿通するボスを連設したリ
    ング体の全体を、プラスチックを用いて一体形成すると
    共に、上記各リブの途中部分には印字圧力を受けると変
    形する楕円孔を穿設したことを特徴とする活字輪。
  2. 【請求項2】中心部に複数本のリブを介して取付軸を挿
    通するボスを連設したリング体の全体を、プラスチック
    を用いて一体形成し、上記各リブの途中部分に印字圧力
    を受けると変形する楕円孔を穿設すると共に、上記リン
    グ体の周面にベルト活字を掛渡したことを特徴とする活
    字装置。
JP1989006846U 1989-01-23 1989-01-23 活字輪及び活字装置 Expired - Fee Related JPH0727157Y2 (ja)

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JPH0297037U JPH0297037U (ja) 1990-08-02
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JPS58185285A (ja) * 1982-04-24 1983-10-28 Alps Electric Co Ltd プリンタ
JPS5935043U (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 日野自動車株式会社 電子計算機用プリンタ
JPH0222283Y2 (ja) * 1984-10-08 1990-06-15

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