JPH0222283Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0222283Y2 JPH0222283Y2 JP15115984U JP15115984U JPH0222283Y2 JP H0222283 Y2 JPH0222283 Y2 JP H0222283Y2 JP 15115984 U JP15115984 U JP 15115984U JP 15115984 U JP15115984 U JP 15115984U JP H0222283 Y2 JPH0222283 Y2 JP H0222283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type
- ring part
- type carrier
- outer ring
- inner ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- DHKHKXVYLBGOIT-UHFFFAOYSA-N 1,1-Diethoxyethane Chemical compound CCOC(C)OCC DHKHKXVYLBGOIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011354 acetal resin Substances 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案はシリアルプリンタに係り、特に円筒状
の活字担体を搭載したキヤリツジを用紙を横切る
方向に移送し、キヤリツジの各移送位置で選択的
に活字担体外周の活字に用紙を押し付けて印字を
行なう母形印字式のシリアルプリンタに関する。
の活字担体を搭載したキヤリツジを用紙を横切る
方向に移送し、キヤリツジの各移送位置で選択的
に活字担体外周の活字に用紙を押し付けて印字を
行なう母形印字式のシリアルプリンタに関する。
この種のシリアルプリンタは、母形印字である
ため、印字データが鮮明なこと、印字用紙に普通
紙を用いられること等から、電動タイプライタ、
電算機の出力装置等に多用されている。
ため、印字データが鮮明なこと、印字用紙に普通
紙を用いられること等から、電動タイプライタ、
電算機の出力装置等に多用されている。
このシリアルプリンタに用いられる活字は、円
筒状の活字担体外周に設けられた複数の活字列か
らなつており、一般に合成樹脂で一体成形された
円筒状の活字担体の外周に、表面に活字を形成し
た合成樹脂の活字シートを巻回して組立てられて
いる。
筒状の活字担体外周に設けられた複数の活字列か
らなつており、一般に合成樹脂で一体成形された
円筒状の活字担体の外周に、表面に活字を形成し
た合成樹脂の活字シートを巻回して組立てられて
いる。
第6図は従来の活字担体を示すもので、円筒状
の活字担体1はアセタール樹脂を用いて一体成形
されており、内輪部1a、外輪部1b、この内輪
部1aと外輪部1bとを連結する放射状のリブ1
cとを有し、内輪部1aには金属材料からなる軸
受2をインサート成形により一体に保持し、外輪
部1bの外周面には等間隔に複数の係合凹部1d
を、また一部に切欠部1eを設けている。この外
輪部1b周面には複数の活字列3aを形成した合
成ゴム材からなる活字シート3が巻回されてお
り、活字シート3の裏面に設けた係合突部3bが
前記係合凹部1dに嵌合し、またその両端部3c
がネジ4により前記切欠部1eに固定されること
により、活字シート3は活字担体1上に位置決め
されている。
の活字担体1はアセタール樹脂を用いて一体成形
されており、内輪部1a、外輪部1b、この内輪
部1aと外輪部1bとを連結する放射状のリブ1
cとを有し、内輪部1aには金属材料からなる軸
受2をインサート成形により一体に保持し、外輪
部1bの外周面には等間隔に複数の係合凹部1d
を、また一部に切欠部1eを設けている。この外
輪部1b周面には複数の活字列3aを形成した合
成ゴム材からなる活字シート3が巻回されてお
り、活字シート3の裏面に設けた係合突部3bが
前記係合凹部1dに嵌合し、またその両端部3c
がネジ4により前記切欠部1eに固定されること
により、活字シート3は活字担体1上に位置決め
されている。
しかし乍らこのような活字担体にあつては、前
記リブ1cの厚さtがその径方向のいずれの位置
においても同一であるため、活字担体1の成形時
における内輪部1aと外輪部1bとの収縮による
歪みの差の影響を、該リブを介して内輪部1a及
び外輪部1bが互いに受け易い。その結果、外輪
部1bの外径が真円にならず、ゆがんでしまうた
め、活字シート上の活字の整列度が乱れ、印字品
質が低下するという欠点があつた。
記リブ1cの厚さtがその径方向のいずれの位置
においても同一であるため、活字担体1の成形時
における内輪部1aと外輪部1bとの収縮による
歪みの差の影響を、該リブを介して内輪部1a及
び外輪部1bが互いに受け易い。その結果、外輪
部1bの外径が真円にならず、ゆがんでしまうた
め、活字シート上の活字の整列度が乱れ、印字品
質が低下するという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、活
字担体の外径の真円度を高め、印字品質を向上さ
せることのできるシリアルプリンタの提供を目的
としている。
字担体の外径の真円度を高め、印字品質を向上さ
せることのできるシリアルプリンタの提供を目的
としている。
上記目的を達成するため、本考案は、活字担体
を内輪部、外輪部、及びこの内輪部と外輪部とを
連結する放射方向のリブとからなる合成樹脂の一
体成形物で構成するとともに、該リブの一部に薄
肉部を設けたことを特徴としている。
を内輪部、外輪部、及びこの内輪部と外輪部とを
連結する放射方向のリブとからなる合成樹脂の一
体成形物で構成するとともに、該リブの一部に薄
肉部を設けたことを特徴としている。
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図は本考案を用いるシリアルプリンタ全体
を示す平面図である。
を示す平面図である。
図において5,6,7はプリンタ枠体を構成
し、枠体内に回転軸、案内板が平行に掛渡され、
枠体の側枠6の外方側に上記回転軸の回転を制御
する歯車列レバー、クラツチ、電磁石等がコンパ
クトに配置されている。
し、枠体内に回転軸、案内板が平行に掛渡され、
枠体の側枠6の外方側に上記回転軸の回転を制御
する歯車列レバー、クラツチ、電磁石等がコンパ
クトに配置されている。
8a,8b,9a,9bは両側枠6,7間に掛
渡した紙案内板であり、この紙案内板8a,8
b,9a,9b間で用紙が案内・搬送される。
渡した紙案内板であり、この紙案内板8a,8
b,9a,9b間で用紙が案内・搬送される。
10は直流モータで、この直流モータ10によ
つて上記側枠6,7間に軸支した複数の回転軸が
選択的に回転させられ、活字担体の回動、必要な
信号パルスのカウントが行なわれる。
つて上記側枠6,7間に軸支した複数の回転軸が
選択的に回転させられ、活字担体の回動、必要な
信号パルスのカウントが行なわれる。
11は後記キヤリツジ移送用の第1のパルスモ
ータ、12は後記ハンマ移送用の第2のパルスモ
ータで、両パルスモータ11,12並びに直流モ
ータ10は、第2図に於いて前記紙案内板8a,
9aの上方に配置されている。
ータ、12は後記ハンマ移送用の第2のパルスモ
ータで、両パルスモータ11,12並びに直流モ
ータ10は、第2図に於いて前記紙案内板8a,
9aの上方に配置されている。
13は側枠6,7間に軸支された断面非円形の
活字軸で、該活字軸13には、円筒状の活字担体
(活字ドラム)14が、活字軸13と一体回転し
且つ該軸13上を摺動自在であるように、結合さ
れている。上記活字担体14はその外周上に複数
列に亘つて活字15aが形成されており、大小の
アルフアベツト記号、数値記号、フアンクシヨン
記号等の活字15aが多列に分割収納されてい
る。
活字軸で、該活字軸13には、円筒状の活字担体
(活字ドラム)14が、活字軸13と一体回転し
且つ該軸13上を摺動自在であるように、結合さ
れている。上記活字担体14はその外周上に複数
列に亘つて活字15aが形成されており、大小の
アルフアベツト記号、数値記号、フアンクシヨン
記号等の活字15aが多列に分割収納されてい
る。
第1図は上記活字担体14の側面図であり、活
字担体14は内輪部14a、外輪部14b、及び
この内輪部14aと外輪部14bとを連結する放
射方向のリブ14cとを合成樹脂で一体成形した
もので、内輪部14aの内側には金属からなる軸
受16がインサートにより一体化されており、外
輪部14bの外周面には活字列15aを複数整列
して設けた合成ゴムからなる活字シート15が巻
回されている。この活字シート15は裏面に形成
した係合突部15bが前記外輪部14bに設けた
係合凹部14dと嵌合するとともに、その両端部
15cが外輪部14bの切欠部14eにネジ17
により固着されることによつてその位置を定めら
れている。
字担体14は内輪部14a、外輪部14b、及び
この内輪部14aと外輪部14bとを連結する放
射方向のリブ14cとを合成樹脂で一体成形した
もので、内輪部14aの内側には金属からなる軸
受16がインサートにより一体化されており、外
輪部14bの外周面には活字列15aを複数整列
して設けた合成ゴムからなる活字シート15が巻
回されている。この活字シート15は裏面に形成
した係合突部15bが前記外輪部14bに設けた
係合凹部14dと嵌合するとともに、その両端部
15cが外輪部14bの切欠部14eにネジ17
により固着されることによつてその位置を定めら
れている。
前記リブ14cは図に示すように、外輪部14
b及び内輪部14aに結合する根元部にてその厚
さが大であり、中間部にてその厚さが比較的小で
あつて、アセタール樹脂を用いて形成した本実施
例における直径約30mmの活字担体14では、前記
根元部の厚さt1=1.0mm、中間部の厚さt2=0.5mm
としている。
b及び内輪部14aに結合する根元部にてその厚
さが大であり、中間部にてその厚さが比較的小で
あつて、アセタール樹脂を用いて形成した本実施
例における直径約30mmの活字担体14では、前記
根元部の厚さt1=1.0mm、中間部の厚さt2=0.5mm
としている。
このようにリブ14cの厚さを中間部で薄肉と
したことにより、成形時の収縮によつて外輪部1
4b、内輪部14aにそれぞれ異なる歪みが生じ
ても、この歪みが薄肉部によつて吸収されるた
め、外輪部14bの真円度を十分に確保すること
ができる。
したことにより、成形時の収縮によつて外輪部1
4b、内輪部14aにそれぞれ異なる歪みが生じ
ても、この歪みが薄肉部によつて吸収されるた
め、外輪部14bの真円度を十分に確保すること
ができる。
18は前記活字担体14を保持したキヤリツジ
で、前記活字軸13並びに側枠6,7間に設けら
れた案内溝5aに位置決めされ、活字軸13、案
内溝5aに案内されて用紙を横切る方向に移送さ
れる。19は、活字担体14外周の活字15aに
インクを塗布するためのインク供給手段で、第3
図に示すようにキヤリツジ18の両側面の突起1
8aにスナツプイン嵌合によつて着脱自在に取付
けられたインクローラカバー20と、該カバー2
0に軸21により軸支されたインクローラー22
と、該インクローラー22を活字担体14に軽く
押付けるためのバネ23を備えている。
で、前記活字軸13並びに側枠6,7間に設けら
れた案内溝5aに位置決めされ、活字軸13、案
内溝5aに案内されて用紙を横切る方向に移送さ
れる。19は、活字担体14外周の活字15aに
インクを塗布するためのインク供給手段で、第3
図に示すようにキヤリツジ18の両側面の突起1
8aにスナツプイン嵌合によつて着脱自在に取付
けられたインクローラカバー20と、該カバー2
0に軸21により軸支されたインクローラー22
と、該インクローラー22を活字担体14に軽く
押付けるためのバネ23を備えている。
24は前記側枠7に軸支された駆動プーリで、
該駆動プーリ24と一体の歯車24aが前記第1
のパルスモータ11の駆動ピニオン11aと噛合
つている。25は上記駆動プーリ24に巻回され
たワイヤで、該ワイヤ25の一端は案内プーリ2
6,27を介して第2図に於いてキヤリツジ18
の左側面に、またワイヤ25の他端は案内プーリ
28を介してキヤリツジ18の右側面にそれぞれ
固定されている。即ち、ワイヤ25は閉ループを
成してキヤリツジ18に連結されており、第1の
パルスモータ11の正逆回転によつてこのワイヤ
25を介してキヤリツジ18は第2図右又は左方
向に移送される。
該駆動プーリ24と一体の歯車24aが前記第1
のパルスモータ11の駆動ピニオン11aと噛合
つている。25は上記駆動プーリ24に巻回され
たワイヤで、該ワイヤ25の一端は案内プーリ2
6,27を介して第2図に於いてキヤリツジ18
の左側面に、またワイヤ25の他端は案内プーリ
28を介してキヤリツジ18の右側面にそれぞれ
固定されている。即ち、ワイヤ25は閉ループを
成してキヤリツジ18に連結されており、第1の
パルスモータ11の正逆回転によつてこのワイヤ
25を介してキヤリツジ18は第2図右又は左方
向に移送される。
尚、29はワイヤ25の緊張用のバネである。
30は側枠6,7間に掛渡した案内板で、該案
内板30には、ハンマ保持体31が案内板30に
沿つて摺動自在であるように据付けされている。
32はハンマ駆動体(電磁石)で、上記ハンマ保
持体31に保持されて保持体31と一体となつて
移送される。ハンマ33は電磁石を構成する円筒
型の金属棒で構成され、ハンマ駆動体32内を電
磁誘導により摺動するようになつている。そして
前記ハンマ駆動体32に内蔵されたバネ34によ
りハンマ33は活字担体14から常に離間する方
向に位置している。ハンマ33の先端面は活字1
5aの叩打面で、前記活字15a群中の単一の活
字15aのみを叩打するに足る大きさに設定され
ており、用紙とのこすれによる摩耗を防止するた
め、金属部材で構成されている。
内板30には、ハンマ保持体31が案内板30に
沿つて摺動自在であるように据付けされている。
32はハンマ駆動体(電磁石)で、上記ハンマ保
持体31に保持されて保持体31と一体となつて
移送される。ハンマ33は電磁石を構成する円筒
型の金属棒で構成され、ハンマ駆動体32内を電
磁誘導により摺動するようになつている。そして
前記ハンマ駆動体32に内蔵されたバネ34によ
りハンマ33は活字担体14から常に離間する方
向に位置している。ハンマ33の先端面は活字1
5aの叩打面で、前記活字15a群中の単一の活
字15aのみを叩打するに足る大きさに設定され
ており、用紙とのこすれによる摩耗を防止するた
め、金属部材で構成されている。
35はフレーム5に軸支された駆動プーリで該
駆動プーリ35と一体の歯車35aが、前記第2
のパルスモータ12の駆動ピニオン12aと噛合
つている。36は上記駆動プーリ35に巻回され
たワイヤで、該ワイヤ36の一端は案内プーリ3
7,38,39を介して第2図に於いてハンマ保
持体31の左側面に、またワイヤ36の他端は案
内プーリ40,41を介してハンマ保持体31の
右側面にそれぞれ固定されている。即ち、ワイヤ
36は閉ループを成してハンマ保持体31に連結
されており、第2のパルスモータ12の正逆転に
よつて、ハンマ保持体31は第2図において左右
方向へ移送される。尚、42はワイヤ36緊張用
のバネである。
駆動プーリ35と一体の歯車35aが、前記第2
のパルスモータ12の駆動ピニオン12aと噛合
つている。36は上記駆動プーリ35に巻回され
たワイヤで、該ワイヤ36の一端は案内プーリ3
7,38,39を介して第2図に於いてハンマ保
持体31の左側面に、またワイヤ36の他端は案
内プーリ40,41を介してハンマ保持体31の
右側面にそれぞれ固定されている。即ち、ワイヤ
36は閉ループを成してハンマ保持体31に連結
されており、第2のパルスモータ12の正逆転に
よつて、ハンマ保持体31は第2図において左右
方向へ移送される。尚、42はワイヤ36緊張用
のバネである。
43は駆動歯車で、前記側枠6の外方に突出し
た活字軸13に、該活字軸13とは別個に回動自
在であるように取付けられている。該駆動歯車4
3は、前記直流モータ10の駆動ピニオン10a
と中間歯車10bを介して連結されており、印刷
動作中は常時一方向に定速で回動する直流モータ
10によつて常時一方向に回動している。44
は、活字軸13先端に固着されたラチエツトで、
20に等分割された歯部を有する。44aは、上
記ラチエツト44と駆動歯車43との間に配置さ
れたクラツチで、両者44,43間の回転伝達を
制御する。
た活字軸13に、該活字軸13とは別個に回動自
在であるように取付けられている。該駆動歯車4
3は、前記直流モータ10の駆動ピニオン10a
と中間歯車10bを介して連結されており、印刷
動作中は常時一方向に定速で回動する直流モータ
10によつて常時一方向に回動している。44
は、活字軸13先端に固着されたラチエツトで、
20に等分割された歯部を有する。44aは、上
記ラチエツト44と駆動歯車43との間に配置さ
れたクラツチで、両者44,43間の回転伝達を
制御する。
45は、活字担体14の回動位置を選択するた
めの第1の電磁石で、前記クラツチ44aを制御
する作動杆45aを駆動する。上記作動杆45a
は側枠6に摺動自在に保持され、その作用端は、
前記ラチエツト44と係合自在となつている。
めの第1の電磁石で、前記クラツチ44aを制御
する作動杆45aを駆動する。上記作動杆45a
は側枠6に摺動自在に保持され、その作用端は、
前記ラチエツト44と係合自在となつている。
第2図において46は紙送り軸で、同図におい
ては両側枠6,7から外方へそれぞれ突出した部
分のみを示してあるが、両側枠6,7間を挿通し
てこれに軸支されている。そして、該紙送り軸4
6には紙送りローラー47が固着されており、こ
の紙送りローラ47の回動によつて用紙48(第
3図)が搬送される。又、同図に於て、49は上
記紙送りローラ47側へ弾圧された従動ローラ
で、この従動ローラ49と紙送りローラ47との
間に用紙48が挟持される。
ては両側枠6,7から外方へそれぞれ突出した部
分のみを示してあるが、両側枠6,7間を挿通し
てこれに軸支されている。そして、該紙送り軸4
6には紙送りローラー47が固着されており、こ
の紙送りローラ47の回動によつて用紙48(第
3図)が搬送される。又、同図に於て、49は上
記紙送りローラ47側へ弾圧された従動ローラ
で、この従動ローラ49と紙送りローラ47との
間に用紙48が挟持される。
第2図において、側枠7の外方側に突出した紙
送り軸46には、電磁クラツチ50を介して歯車
51が取付けられている。51aは前記歯車51
に固着された鉄部材の紙送り軸に対して回動自在
な軸受であり、52は電磁クラツチ50と紙送り
ギヤ51間に設けたバネである。
送り軸46には、電磁クラツチ50を介して歯車
51が取付けられている。51aは前記歯車51
に固着された鉄部材の紙送り軸に対して回動自在
な軸受であり、52は電磁クラツチ50と紙送り
ギヤ51間に設けたバネである。
次に上記実施例の動作を説明する。
第3図において、前述したように、第1と第2
のパルスモータ11,12によつて活字担体14
とハンマ駆動体32とが印字指令によつて所望の
位置へシフトされて、用紙48上の所望位置に活
字担体14の所望の活字列15aがハンマ駆動体
32と対向した位置で停止するように、第1、第
2のパルスモータ11,12が制御される。これ
と相前後して直流モータ10によつて回動してい
る活字担体14が、第1の電磁石45によつて、
その回動停止位置を選択され、続いてハンマ駆動
体32がONしてハンマ33を押出してこの先端
の叩打面で印字を行なう。そして、上記一連のシ
フト選択、活字担体14の回動位置選択、ハンマ
リングを繰返して、1行分の印字が終了すると、
紙送りが行なわれる。
のパルスモータ11,12によつて活字担体14
とハンマ駆動体32とが印字指令によつて所望の
位置へシフトされて、用紙48上の所望位置に活
字担体14の所望の活字列15aがハンマ駆動体
32と対向した位置で停止するように、第1、第
2のパルスモータ11,12が制御される。これ
と相前後して直流モータ10によつて回動してい
る活字担体14が、第1の電磁石45によつて、
その回動停止位置を選択され、続いてハンマ駆動
体32がONしてハンマ33を押出してこの先端
の叩打面で印字を行なう。そして、上記一連のシ
フト選択、活字担体14の回動位置選択、ハンマ
リングを繰返して、1行分の印字が終了すると、
紙送りが行なわれる。
又、印字動作を伴なわない、スペーシング動
作、バツクスペーシング動作、或いはハーフピツ
チのスペーシング動作・バツクスペーシング動作
時等には、第1のパルスモータ11及び/又は、
第2のパルスモータ12のみが駆動され、活字担
体14及び/又はハンマ駆動体32は迅速に所望
のシフト位置に選択・移送される。
作、バツクスペーシング動作、或いはハーフピツ
チのスペーシング動作・バツクスペーシング動作
時等には、第1のパルスモータ11及び/又は、
第2のパルスモータ12のみが駆動され、活字担
体14及び/又はハンマ駆動体32は迅速に所望
のシフト位置に選択・移送される。
第4図は本考案の他の実施例における活字担体
を示している。図から明らかなように内輪部14
aと外輪部14bとを連結するリブ14cは、径
方向(放射方向)に向つてその厚さtが漸次変化
しており、中間部において最小としているもので
ある。
を示している。図から明らかなように内輪部14
aと外輪部14bとを連結するリブ14cは、径
方向(放射方向)に向つてその厚さtが漸次変化
しており、中間部において最小としているもので
ある。
又、第5図は本考案の更に他の実施例における
活字担体を示しており、ここでは前記リブ14c
の厚さtが内輪部14aと結合する根元部で最も
薄肉であり、径方向に沿つて漸次厚くしたもので
ある。
活字担体を示しており、ここでは前記リブ14c
の厚さtが内輪部14aと結合する根元部で最も
薄肉であり、径方向に沿つて漸次厚くしたもので
ある。
以上説明したように、本考案によれば、活字担
体の内輪部と外輪部とを連結するリブに薄肉部分
を形成しているから、活字担体成形の際の合成樹
脂材の収縮によつて外輪部、内輪部に歪みが生じ
た場合であつても、この歪みが内輪部、外輪部に
互いに影響しあうことがなく、外輪部の真円度を
保持することができる。従つて外輪部に巻回され
る活字シートの活字は正確に整列されて位置決め
されるから、印字品質が向上するものである。
体の内輪部と外輪部とを連結するリブに薄肉部分
を形成しているから、活字担体成形の際の合成樹
脂材の収縮によつて外輪部、内輪部に歪みが生じ
た場合であつても、この歪みが内輪部、外輪部に
互いに影響しあうことがなく、外輪部の真円度を
保持することができる。従つて外輪部に巻回され
る活字シートの活字は正確に整列されて位置決め
されるから、印字品質が向上するものである。
第1図は本考案要部の活字担体の側面一部断面
図、第2図は本考案を用いるシリアルプリンタ全
体を示す平面図、第3図はシリアルプリンタの印
字部分の側面図、第4図は本考案の他の実施例に
おける活字担体リブ形状を示す図、第5図は又他
の実施例における活字担体リブ形状を示す図、第
6図は従来のシリアルプリンタにおける活字担体
の側面一部断面図である。 14……活字担体、14a……内輪部、14b
……外輪部、14c……リブ、15……活字列、
18……キヤリツジ。
図、第2図は本考案を用いるシリアルプリンタ全
体を示す平面図、第3図はシリアルプリンタの印
字部分の側面図、第4図は本考案の他の実施例に
おける活字担体リブ形状を示す図、第5図は又他
の実施例における活字担体リブ形状を示す図、第
6図は従来のシリアルプリンタにおける活字担体
の側面一部断面図である。 14……活字担体、14a……内輪部、14b
……外輪部、14c……リブ、15……活字列、
18……キヤリツジ。
Claims (1)
- 円筒状の活字担体外周に複数の活字列を形成す
るとともに、前記活字担体を、用紙を横切つて移
送されるキヤリツジに保持させ、前記活字列中の
所望の活字列の所望活字と前記用紙とを相対的に
押し付けて印字を行うシリアルプリンタにおい
て、前記活字担体を、内輪部、外輪部、及びこの
内輪部と外輪部とを連結する放射方向のリブとか
らなる合成樹脂の一体成形物で構成するととも、
該リブの一部に薄肉部を設けたことを特徴とする
シリアルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15115984U JPH0222283Y2 (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15115984U JPH0222283Y2 (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167134U JPS6167134U (ja) | 1986-05-08 |
JPH0222283Y2 true JPH0222283Y2 (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=30709284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15115984U Expired JPH0222283Y2 (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222283Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0727157Y2 (ja) * | 1989-01-23 | 1995-06-21 | アマノ株式会社 | 活字輪及び活字装置 |
-
1984
- 1984-10-08 JP JP15115984U patent/JPH0222283Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6167134U (ja) | 1986-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3381790A (en) | Rolling contact typewheel printer | |
US4062436A (en) | Matrix head calculator printer | |
US3884144A (en) | Compact printer | |
JPS62275767A (ja) | 電子タイプライタ | |
JPH0126877B2 (ja) | ||
US5533819A (en) | Character by character thermal recording device with ink sheet feed control | |
JPH0222283Y2 (ja) | ||
US4423972A (en) | Serial printer | |
US4437776A (en) | Printing mechanism | |
JPS6220917B2 (ja) | ||
JPS5839479A (ja) | プラテン | |
JPS6358705B2 (ja) | ||
JP3475663B2 (ja) | インクリボン巻取装置 | |
JPS5630872A (en) | Dot printer | |
JPS6224536Y2 (ja) | ||
JPH0442277Y2 (ja) | ||
JPH08174944A (ja) | プリンタの紙送り装置 | |
JPH028774Y2 (ja) | ||
JPS61121971A (ja) | プラテン | |
JPH0118393Y2 (ja) | ||
JPH0110213Y2 (ja) | ||
JPH0230292Y2 (ja) | ||
JPS5887058A (ja) | プリンタ | |
JPH01175864U (ja) | ||
JPH055466U (ja) | 小型プリンタの印字機構 |