JPS61121971A

JPS61121971A - プラテン

Info

Publication number: JPS61121971A
Application number: JP24339384A
Authority: JP
Inventors: Riyouko Inahata; 稲畑　良子
Original assignee: INAHATA KENKYUSHO KK
Current assignee: INAHATA KENKYUSHO KK
Priority date: 1984-11-20
Filing date: 1984-11-20
Publication date: 1986-06-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、タイプライタ、プリンタ、ファクシミリ、テ
レックス等に使用するカラー印字用プラテンに関するも
のである。

従来の技術一般に、タイプライタ、プリど夕、ファクシミリ、テレ
ックス等に使用する印字用プラテンは、印字機能と記録
紙の送紙機能とを併有していたため、プラテンがインク
リボンまたは記録紙に含まれる油分によって汚染され、
送ｆｉ１ｍ能が低下するという問題点があった。

本発明者は、この防止方法として印字機能の印字ベース
部と、臀録紙支持面に記録紙を送紙する送紙手段とを離
隔して配設することによって、プラテンの汚染を防止し
てプラテン性能を増大させることに成功し、これを提案
した。

発明が解決しようとする問題点上記印字ベース部と送紙手段とを分離したがシー印字用
プラテン、において、印字ベース部の交換が、容易かつ
安価にできないという問題点があった。

本発明は、上記問題点を解消し、印字ベース部の交換が
容易にでき安価となるカラー印字用プラテンの提供を、
目的とするものである。

問題点を解決するための手段一本発明は、上記問題点を解決するために、印字を行う印
字ベース部と記録紙支持面に記録紙を送紙する送紙手段
とを離隔して配設したプラテンにおいて、記録紙を摺接
自在に支持し、かつ上下方向に移動可能な台金ど、前記
台金の記録紙支持面に、その長さ方向にわたり、かつ上
下方向に適当間隔で脱着可能に嵌合した複数の印字ベー
ス部を設【プたプラテンにある。

実施例以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るカラー印字用プラテ
ンの断面図である。

同図で、１は、樹脂、金属等からなる矩形平板状の台金
で、その背面側にラック歯車部２が形成されている。３
は、前記ラック歯車部２と噛合う平歯車で、図示しない
駆動源により回転駆動され、前記台金１を上下方向に移
動できるようになっている。また、前記台金１の前面に
は上下方向に隔離して、第１の凹溝４．第２の凹溝５．
第３の凹溝６が穿設されている。７は、前記第１の凹溝
４に脱着可能に嵌合されるイエローの印字ベース部、８
は、前記第２の凹溝５に脱着可能に嵌合向れるマゼンタ
の印字ベース部、９は、前記第３の凹溝６に脱着可能に
嵌合されるシアンの印字ベース部で、それぞれ多孔質ま
たはＩＩＩｕ状の材質からなり、印字に必要な硬度およ
び精度に作成したもので、必要に応じて取り外して交換
することができる。

１０は、前記台金１の前面に配置された記録紙で、図示
しない一対の給紙ローラにより上下方向に給紙されるよ
うになっている。１１は、前記記録紙１０の前方に配置
された印字ヘッドで、台金１の長さ方向、即ち走査方晶
に移動しながら該記録紙１０の背面から叩き、台金１の
前面に接する記録紙１０の前面にカラー印字が行われる
。そして−色の主走査が終了すると、次色の主走査を行
うために台金１は、上下方向、即ち副走査方向に移動し
、順次、イエロ、マゼンタ、シアンの色で印字される。

ところで、このような各印字ベースが同一寸法で形成さ
れていると、印字ベース部の交換時に色を取り違えて取
り付けられる虞れがあるため、台金１の各凹溝４．５．
Ｃ）の底面に色表示を施すか、または、第２図に示すよ
うに各凹溝４．５．６の開口幅をそれぞれ若干ずつ変え
ておくようにすることが好ましい。

また、印字の際に生ずる打力音を減少させるために、印
字ベース部番硬度の異なる材質で積層するようにすれば
、騒音防斤に有効である。

以上述べた韮うに、本実施例によるプラテンは、５一台金１を上下方向に移動できるようにし、該台金１の前
面上下方向に隔離して第１の凹溝４．第２の凹溝５．第
３の凹溝６を穿設し、この凹溝４゜５．６に多孔質また
は繊維状の材質からなる発色する印字ベース部７．ｓ、
　９を脱着可能に嵌合したものであるから、必要に応じ
て印字ベース部を交換することが容易にできる。

第３図に示した実施例は、断面略扇形状に形成した台金
１の外周面に、その長手方向に沿って、イエロー印字ベ
ース部７が脱着可能に嵌合される第１の凹溝４．マゼン
タの印字ベース部８が脱着可能に嵌合される第２の凹溝
５．シアンの印字ベース部９が脱着可能に嵌合される第
３の凹溝６を穿設したものである。１２は、台金゛１の
内周面に形成された発泡性樹脂、防音塗料等からなる防
音層である。そして、この台金１は、図示しないモータ
により時計回りおよび反時計回りの上下方向（副走査方
向）に回転制御され、記録紙１０にカラー印刷を行う。

また、印字ベース部の交換時には、台金１の外周面を上
方に回動させることによ６一リ、印字ベース部７．８．９の交換作業が容易に行われ
る。

なお、印字ヘッド１１がサーマル式の場合は、印字ベー
ス部に低温発色の固形インクを含浸させることによって
、容易にカラー印字を行うことができる。

以上述べたように、本実施例によるプラテンは、断面略
扇形状に形成した台金１を回動させることによって印字
ベース部７．８．９を移動して前記実施例と同様に印字
ベース部の交換を容易にすることができる。

第４図に示した実施例は、円筒形状の外筒１３ど軸１４
とをリム１５にて結合された状態で、アルミニウム合金
等の軽合金の一体押出材として成形された台金１の外周
面に凹溝１６を、その長さ方向に沿って多数穿設したも
ので、これら各凹溝には、それぞれ色の異なった多数の
印字ベース部１７が脱着可能に嵌合される。したがって
、台金１を回転させることによって、任意の位置で印字
ベース部１７を交換することが可能となる。

１８は、台金１の外筒１３の内周面に、１９は軸１４の
外周面に、それぞれ台金１の軸方向に沿って形成された
突条で、印字ヘッド１１により叩かれて発生する台金１
内の気中振動音を相殺して騒音の発生を防止する。

以上に説明したように、本実施例によるプラテンは、台
金１を回転させることによって、印字ベース部１７を任
意の位置に移動して容易に交換することができる。

なお、上記の構成においては、台金１を形成する外筒１
３と軸１４とが一体に押出成形されるので台金１の長さ
方向の平行度ならびに心円度が高くなり、また、軸を設
けるための圧入工程がなく、コスト低減のために有効で
ある。

発明の効果以上述べたように、本発明は、印字部と送紙部とを分離
して設けたカラー印字用プラテンにおいて、台金を移動
できるよう構成し、この台金の外面に複数個の凹溝を穿
設し、この凹溝に色の異なる印字ベース部を脱着可能に
嵌合したので、必要に応じ印字ベース部の交換が容易か
つ安価にで１．きカラー印字を容易にする効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係るプラテンの断面図、
第２図は、その要部の変形例を示す断面図、第３図およ
び第４図は、それぞれ他の実施例に係るプラテンの断面
図である。１・・・台金、２・・・ラック歯車部、３・・・平歯車
、４・・・第１の凹溝、５・・・第２の凹溝、６・・・
第３の凹溝、７．８．９・・・印字ベース部、１０・・
・記録紙、１１・・・印字ヘッド、１３・・・外筒、１
４・・・軸、１５・・・リム、１６・・・凹溝、１７・
・・印字ベース部。特許出願人　　稲　畑　　良　子代　理　人　　弁理士　竹本松司（ばか１名）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印字を行う印字ベース部と記録紙支持面に記録紙
を送給する送紙手段とを離隔して配設したプラテンにお
いて、記録紙を摺接自在に支持し、かつ上下方向に移動
可能な台金と、前記台金の記録紙支持面に、その長さ方
向にわたり、かつ上下方向に適当間隔で脱着可能に嵌合
した複数の印字ベース部を設けたことを特徴とするプラ
テン。
（２）上記台金が矩形平板状に形成され、その背面側に
形成されたラック歯車部に噛合う平歯車の回転駆動によ
り移動する台金からなる特許請求の範囲第１項記載のプ
ラテン。
（３）上記台金が断面略扇形状に形成され、モータによ
り時計回りおよび反時計回りに回転移動する台金からな
る特許請求の範囲第１項記載のプラテン。
（４）上記台金が円筒形状の外筒と軸とをリムにて結合
された状態で軽合金の一体押出材として成形され回転移
動するものである特許請求の範囲第１項記載のプラテン
。