JPH0213173Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0213173Y2
JPH0213173Y2 JP11179683U JP11179683U JPH0213173Y2 JP H0213173 Y2 JPH0213173 Y2 JP H0213173Y2 JP 11179683 U JP11179683 U JP 11179683U JP 11179683 U JP11179683 U JP 11179683U JP H0213173 Y2 JPH0213173 Y2 JP H0213173Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
frame
sintered body
cross
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11179683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6019457U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11179683U priority Critical patent/JPS6019457U/ja
Publication of JPS6019457U publication Critical patent/JPS6019457U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0213173Y2 publication Critical patent/JPH0213173Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカラー印字に適したインパクトプリ
ンタ用インキプラテンに関する。
インパクトプリンタにおいてはプラテンを多孔
質材で形成し、この多孔質材にインキを含浸さ
せ、用紙を介してインパクトプリンタの打撃子で
打撃すると、インキが用紙へ転写し印字を行なう
ことができる。
このインキプラテンは構造が簡単で低コストの
ためインキリボン装置に替えて使用しようとする
試みがなされ、現在では単色のほかに、さらにカ
ラー印字のためのインキプラテンの採用が検討さ
れている。
カラーインキプラテンの代表例は実開昭53−
136212号公報に示されており、回転体の周部にそ
の周方向に沿う複数の溝を設け、各溝に異なる所
望の色のインキを含浸した多孔質材を挿入して構
成されている。
一般に、このようなカラーインキプラテンでは
カラー印字作像に際してはインキ消費量が各色ご
とに異なるため、インキが使いつくされた順に多
孔質材を新たな多孔質材と交換する必要がある
が、前述した従来のカラーインキプラテンでは多
孔質体が回転体に直接結合しているため、交換時
に多孔質材を手でつかまねばならず手が汚れると
いう欠点がある。
さらに、多孔質材として焼結体を選択使用した
場合には、焼結体が弾性に乏しく、回転体にきつ
ちり嵌合するのが困難なため回転体から脱落しや
すく、このため止めねじを使用して回転体と焼結
体の両者を結合しようとすると、焼結体が比較的
もろいという性質を併せ持つために、焼結体に割
れなどの悪影響をもたらすことがある。
したがつて、この考案はこのような欠点を改善
して、交換時の手の汚れと、簡単な構造でありな
がら焼結体を回転体に安定に結合できるインキプ
ラテンを提供することを目的とする。
すなわち、この考案は、断面末広状のインキ含
浸焼結体と、断面チヤンネル状であつて、断面に
おいて中間部で分割して結合してあり、前記イン
キ含浸樹脂焼結体を抱持固定した枠体と、前記枠
体の複数を着脱自在に結合した回転体、とからな
るインパクトプリンタ用インキプラテンである。
この考案では、インキ含浸焼結体を回転体に直
接結合せずに枠体を介して結合している。このた
めインキ含浸焼結体を手でつかむ必要がなくな
る。そして、枠体を種々の材質を選択してつくれ
ることから回体体に対する適切で安定した結合手
段を枠体に備えさせることが容易となる。また、
この考案ではインキ含浸焼結体が断面末広状であ
る。そして枠体は断面チヤンネル状であつて、断
面において中間部で分割して結合してあり、イン
キ含浸焼結体を抱持固定している。このためイン
キ含浸焼結体がむやみに動くこともなく脱落が防
止されるほか、製造の際に組立ても簡単に行なえ
ることとなる。したがつて、この考案はかかる構
成により前述の目的を達成するものである。
この考案を以下、図面により説明する。
この考案のインキプラテンの平面図を示す第1
図において、1は断面末広状のインキ含浸焼結体
を示し、インキ含浸焼結体1の断面形状は第2図
および第3図に示してある。焼結体は66ナイロン
のような樹脂焼結体がある。インキ含浸焼結体1
の周壁と底壁を抱持固定した断面チヤンネル状の
枠体2は、例えば軽量化のためプラスチツクでつ
くられていて、断面において中間部3で分割して
結合してある。この結合は接着剤を用いることに
より行ない、第3図の符号4は接着剤を示してい
る。ドラム状の回転体5にはその周部にその周方
向に沿う4つの溝6が設けてあり、インキ含浸焼
結体1を組つけた枠体2を4個、圧入により着脱
自在に嵌合してある。6は回転軸を示している。
第4図ないし第6図はそれぞれ枠体の断面にお
いて中間部で分割して結合した結合手段の別例を
示している。第4図は枠体2に貫通孔7を設け、
小ねじ8とナツト9で結合した場合を示してい
る。第5図は枠体を形成する分割片2a,2bに
それぞれスプリングクリツプ10と係止孔11を
設け、この両者で結合した場合を示している。第
6図はインキ含浸焼結体を組つけた枠体の平面図
を示し、第4図と同様に小ねじ8とナツト9で結
合しているが、異なるのは枠体2に設けた貫通孔
7が枠体2の長さ方向の両端に配設されている点
である。
第7図は枠体を回転体に結合する場合の別例を
示しており、枠体の形状と、枠体と回転体の両者
をスプラインにより締結している点が前述の例と
異なつている。スプライン軸部12は回転体5に
設けてあり、その配置は第10図で示している。
第10図は所定の間隔で離間したスプライン軸部
12を3つ示している。スプライン軸部12の歯
13の断面は枠体の結合強化のため逆台形に形成
しており、その形状は第8図に示してある。この
歯13に噛み合した爪14は枠体2の底部、すな
わちインキ含浸焼結体1を抱持固定した側とは反
対側にあつて回転体5に設けたスプライン軸部1
2と対応する数と位置に設けてある。複数の枠体
はこの爪14を1つづつ持つている。そして各枠
体2が回転体5に結合されるとき隣接して互いに
接触すべく枠体2の断面外形を逆台形状に形成し
てある。15は回転体に固定した押え板を示して
いる。
枠体をこのように回転体に取りつけた場合は、
所望の枠体を第7図において左方向にスライドさ
せ、第10図において符号Xの位置でスプライン
軸部に係合していた枠体の爪を第10図に示す符
号Yの位置に移して係合を解き、ついで持ち上げ
ることにより前記の枠体を取り出すことができ、
インキ含浸焼結体の交換が簡単に行なえる利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のインキプラテンの平面図、
第2図は同インキプラテンの縦断面図、第3図は
インキ含浸焼結体を枠体に組つけた拡大断面図、
第4図および第5図は別例を示す断面図、第6図
は別例を示す平面図、第7図はインキプラテンの
別例を示す平面図、第8図は第7図8−8線に沿
う断面図、第9図は第7図9−9線に沿う断面
図、第10図は回転体の平面図である。 1……インキ含浸焼結体、2……枠体、3……
中間部、5……回転体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 断面末広状のインキ含浸焼結体と、 (b) 断面チヤンネル状であつて、断面において中
    間部で分割して結合してあり、前記インキ含浸
    樹脂焼結体を抱持固定した枠体と、 (c) 前記枠体の複数を着脱自在に結合した回転
    体、 とからなるインパクトプリンタ用インキプラテ
    ン。
JP11179683U 1983-07-19 1983-07-19 インパクトプリンタ用インキプラテン Granted JPS6019457U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11179683U JPS6019457U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 インパクトプリンタ用インキプラテン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11179683U JPS6019457U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 インパクトプリンタ用インキプラテン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6019457U JPS6019457U (ja) 1985-02-09
JPH0213173Y2 true JPH0213173Y2 (ja) 1990-04-12

Family

ID=30259423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11179683U Granted JPS6019457U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 インパクトプリンタ用インキプラテン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6019457U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6019457U (ja) 1985-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0213173Y2 (ja)
JPH0118366Y2 (ja)
JPH0213170Y2 (ja)
JPH0213169Y2 (ja)
JPH0213168Y2 (ja)
JPH0114445Y2 (ja)
JPS60151U (ja) プリンタにおけるプラテン体の着脱構造
JPS6127277A (ja) 印字機のリボンカセツト
JPS6014954U (ja) プリンタの多色印字用プラテン
JPH0355244U (ja)
JPS6190549U (ja)
JPS6331933U (ja)
JPH0464142U (ja)
JPS63161847U (ja)
JPH0331953U (ja)
JPH03109864U (ja)
JPS608050U (ja) プリンタ
JPS61121971A (ja) プラテン
JPH02115443U (ja)
JPS6422446U (ja)
JPS59207267A (ja) サ−マルプリンタ
JPH02127452U (ja)
JPS63112049U (ja)
JPS6333946U (ja)
JPH0244038U (ja)