JP3667473B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一定周速度で回転可能なドラムの外周面に保持されかつドラムとともに回転中の印字媒体にドラム回転方向に位置ずれ配設された各色用ノズルユニットを用いて各色インクを吹付けつつ多色カラー印字可能に形成されたインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
各色用ノズルユニットを行方向の全長に渡って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印字をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙等)Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆるシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可能であるとともに、いわゆるレーザプリンタに比較して大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出願人から提案(例えば、特願平8−296957号)されている。
【0003】
すなわち、図3において、ドラム10は一定の周速度で回転可能でありかつその外周面11に印字媒体Mを保持可能である。このドラム10の回転(Y)方向には、各色用ノズルユニット200が位置ずれ配設されている。
【0004】
各色用ノズルユニット200は、例えば図4に示す4個(=N)のノズルユニット要素205A,205B,205C,205Dの組合せとしてかつドラム10の回転移動(Y)方向に位置ずれさせて配設される。つまり、各色用ノズルユニット200をドラム軸線方向と同じ行(X)方向にN(=4)分割したノズルユニット要素205A〜205Dから一体的に形成してある。各ノズルユニット要素205A,205B,205C,205Dの分割行の長さは、図4に示すS1,S2,S3,S4である。
【0005】
詳しくは、ノズルユニット要素205A,205Cとノズルユニット要素205B,205Dとを連結支持バー204を介してX方向に離隔配設しかつ列(Y)方向に位置ずれ配設し、全体としてY方向に段違いで間接的にX方向に連続したいわゆる千鳥形状に配設してある。
【0006】
各ノズルユニット要素(205A)には、長さLxa(例えば、2.11インチ)内に多数(例えば、159個)のインクジェットノズル207a〜207nが一定ピッチPT(1/75インチ)で配設されている。高さLyは、例えば9mmである。X(X1,X2)方向において隣合いかつY方向に位置ずれされた各ノズルユニット要素205の各端のインクジェットノズル207n,207a間は、一定ピッチPT(1/75インチ)が保たれている。
【0007】
また、各色用ノズルユニット200は、Y方向に所定ピッチYp(例えば、20mm)だけ位置ずれさせて配設してある。さらに、各色用ノズルユニット200C,200M,200Y,200Bつまり各ノズルユニット要素205内のそれぞれに対応する各インクジェットノズル(例えば、207a)は、行(X)方向において同一位置(図4でいえば、F1上の位置)となるように取付けられている。さらにまた、各色用ノズルユニット200C,200M,200Y,200Bをドラム10の回転(Y)方向に位置ずれ配設することから、各インクジェットノズル207をドラム10に対しその各法線上に配設されている。
【0008】
かくして、図5に示す如く、当該ノズルユニット要素205A,205B,205C,205DのそれぞれをX(X1,X2)方向にインクジェットノズル間ピッチPT(1/75インチ)往復移動させかつ往動(X1)中に印字させるものとして、図4に示す各分割行分(S1,S2,S2,S4)の全ての各1ドット(D1,D5,…)を印字させることを考えると、インクジェットノズル207の動作時間(例えば、0.1mSec)内で印字させることが可能である。
【0009】
ここに、1行(L)分長さ(例えば、A4サイズの幅210mm)をN(=4)分割することにより決る各分割行(52.5mm)S1,S2,S3,S4内で、図5に示すインクジェットノズル間ピッチPT(1/75インチ)分だけ離れた前ドット(例えば、D1)から後ドット(例えば、D2)へ当該ノズルユニット要素(例えば、205A)がX1方向へ送られる間に、つまり、例えば1/300インチだけ進む間に、印字媒体Mの列(Y)方向の高速回転(例えば、0.5秒で1回転)を利用してかつ選択された当該ノズルユニット要素205A内のインクジェットノズル207からインクを吹付け(ジェット)つつ、前ドットD1に対応する列(F1)に属する各ドット(〜D1n−1,D1n)を、ドラム10が1回転するまでに図5に示す仮想軌跡R1上にカラー印字させれば、行(X)方向印字と列(Y)方向印字とを同時的に進行できる。つまり、0.5秒で300dpi相当の1列を印字できる。
【0010】
したがって、各インクジェットノズル207は、ドラム10が4(=N)回転する間に4列を印字できる。つまり、各ノズルユニット205は、4回転する間に当該分割行(S1,S2,S3,S4)に属する全列(F1,F2,…,Fn)を全て印字することができる。すなわち、2秒(=0.5秒×4)で全面を印字することができる。余裕をもって、印字開始前後に各1回転(0.5秒)を印字媒体Mの着脱に利用することを考えても、A4サイズ1枚を3(=2+1)秒以下の高速度で多色カラー印字することができる。また、各色用ノズルユニット200(205)を技術的に容易かつより低コストで製作可能となる。
【0011】
そして、ドラム10の一方(図3で右)側には給送手段60と媒体供給手段90とが設けられ、他方(左)側には媒体剥離手段140と媒体排出搬送手段160と方向切換手段190とが設けられている。
【0012】
給送手段60は、カセット給送手段71および手差給送手段61のいずれか一方から選択的に1枚ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90は、給送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでドラム10側へ給送する。媒体剥離手段140は、印字後印字媒体Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手段160は、剥離された印字媒体Mを図で左方向に排出搬送する。方向切換手段190は、排出トレイ92および上部排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0013】
かくして、印字媒体Mの給送,供給,保持,印字,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分間に例えば20枚(20ppm)のA4サイズを多色カラー印字できかつ例えば500枚以上の連続印字運転ができるわけである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した先提案プリンタでは、行(X)方向の往復移動速度および列(Y)方向の回転移動速度を上げれば上げるだけ、一層の印字高速化を図れ得る。しかし、移動量が例えば1/75インチについての往復移動速度とドラム10の回転移動速度とを高めること自体には問題がないが、各インクジェットノズル207の動作時間(例えば、0.1mSec)を一段と向上(短時間化)させることは難しくかつ大幅なコスト高を招く虞れがある。
【0015】
すなわち、例えばA4サイズの長手方向の3000ドットについて上記場合におけるドラム10の1回転(例えば、0.5Sec)内に列(Y)方向印字させるには、インクジェットノズルの動作時間は0.1mSecでよいが、ドラム10の回転数を例えば1.5倍に上げてドラムの外周長とA4サイズの長さとの比を考慮した約0.33Sec以下で列(Y)方向印字させるには、動作時間を0.08mSec以下としなければならないからである。換言すれば、インクジェットノズル207の動作時間が飛躍的な印字高速化の制限事項になって来る。
【0016】
一方において、インクジェットノズル207の動作時間を遅く(例えば、1mSec)してもある印字速度を得られるなら、インクジェットノズル207を含むノズルユニット200全体の大幅な構造簡素化,低コスト化および選択性拡大化を図れかつより安定印字動作をさせることができるといえる。
【0017】
本発明の目的は、印字高速化および低コスト化に関する適用性の広いインクジェットプリンタを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上述した課題を解決するために、行方向に一定ピッチPT1でかつ列方向に一定ピッチPT2をなすように複数行配列された多数のインクジェットノズルを有する各色用ノズルユニットを一定周速度で回転可能なドラムに対してその回転方向に位置ずれ配設するとともに、各色用ノズルユニットをドラム軸線方向である行方向に一定ピッチPT1往復移動可能に形成し、回転中のドラムに保持された印字媒体に行方向に配列された各インクジェットノズルを同期往動させつつ行方向配列の各インクジェットノズルで一定ピッチPT1ドットを同時に行方向印字可能に、しかも、かつ同期往動中でかつ行方向に一定ピッチPT1進む間に、列方向に配列された複数行のインクジェットノズルを交互に印字動作させて行方向および列方向印字可能に形成したものである。
【0019】
かかる発明では、各色用ノズルユニットは、一定ピッチPT1分(例えば、1/75インチ)行方向(ドラム軸線方向)に同期往復移動され、その往動中に行方向に配列された各インクジェットノズルを用いて、印字媒体に全行ドットの1/Nを同時に印字する。したがって、例えば180rpmで回転するドラムが1回転当りにPT1/N(例えば1/300インチ)進む度に同時印字させれば、ドラムがN(4)回転してPT1(N1/75インチ)往動された時点では、行方向の全ドットを印字することができる。
【0020】
また、各色用ノズルユニットは、ドラムが1回転する間に、行方向に一定ピッチPT1で配列された各インクジェットノズルと列方向に一定ピッチPT2で配列された各インクジェットノズルとの双方を用いて、各一定ピッチPT1ドットに対応する列に属する各ドット(例えば、各3000ドット)を同時に列方向印字する。つまり、全列の1/Nを同時印字する。したがって、ドラムが4回転すれば、A4サイズの300dpiの行および列の全ドットを印字することができる。
【0021】
すなわち、列方向に一定ピッチPT2で配列された例えば2つのインクジェットノズルを交互(順番)に印字動作させれば、各インクジェットノズルは、0.16mSec(=0.08÷1/2)ごとに印字動作すればよいから、例えばドラム回転数を列方向ドット間移動時間が例えば0.08mSecに相当する1.5倍に上げた1.5倍速印字でも追従できる。つまり、列方向に配列されるインクジェットノズルの数を増大するに比例的な印字高速化を図れる。列方向は、ドラムの周方向であるから、十分な配設空間を確保することは容易である。
【0022】
かくして、ドラムが1回転する間に行方向に配列された全行ドットの1/Nドットを同時印字しかつ当該1/Nドットに属する全列ドットを同時印字できるから、ドラムがN回転した時点で全面(全行列)を印字することができる。つまり、飛躍的な印字高速化と安定印字を行える。
【0023】
一方において、ドラムの回転数を一定(例えば、90rpm)としかつ印字速度(例えば、A4サイズを4秒)を一定とした場合、列(例えば、3000ドット)方向のドラム回転に伴う前ドットから後ドットまでの移動時間は約0.16mSecであるから、列方向に配設された2つのインクジェットノズルを順番(交互)に印字動作させるとすれば、動作時間が0.2mSecの各インクジェットノズルを採用してもよいことになる。したがって、大幅な構造簡素化と低コスト化を図れる。
【0024】
また、請求項2の発明は、前記各色用ノズルユニットのそれぞれが、前記行方向のみに配列された複数のインクジェットノズルを有し、前記各色用ノズルユニットのそれぞれは、前記ドラム回転方向に位置ずれ配設可能で行方向に段違いの千鳥形状に配設された分割型に形成されているインクジェットプリンタである。
【0025】
かかる発明では、行方向に一定ピッチPT1で配設されたインクジェットノズルを有する分割後の各色用ノズルユニットを列方向に一定ピッチPT2で配設することにより形成できる。したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに各色用ノズルユニットの製作がより容易でかつより大幅なコスト低減を図れる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
本インクジェットプリンタは、図1,図2に示す如く、行(X)方向に一定ピッチPT1でかつ列(Y)方向に一定ピッチPT2で配列された多数のインクジェットノズル207を有する各色用ノズルユニット200を一定周速度で回転可能なドラム10に対してその回転(Y)方向に位置ずれ配設するとともに、各色用ノズルユニット200をドラム軸線(X)方向に一定ピッチPT1往復移動可能に形成し、回転中のドラム10に保持された印字媒体Mに行方向に配列された各色用インクジェットノズル207a1〜207n1を同期往動させつつ各一定ピッチPT1ドットを同時に行方向印字可能、かつ同期往動中でかつ一定ピッチPT1進む間に行方向に配設された各インクジェットノズル207a1〜207n1と列方向に配設された各インクジェットノズル207a2〜207n2との双方を用いて各一定ピッチPT1ドット(D1,D5,…)に対応する列に属する各ドット(D12 〜D1n−1,D1n、D22 〜D2n−1,D2n、…)を同時に列方向印字可能に形成されている。
【0027】
なお、この実施形態における全体的構成(10,60,90,140,160等)は、図3に示す先提案のインクジェットプリンタの場合と同様として説明する。
【0028】
図3を参照して、ドラム10は、その外周面11に巻回保持された印字媒体M(普通紙,OHP用紙等)をY方向に高速回転移動させるものであり、この実施形態では直径dが130mmでかつドラム軸線(シャフト)を中心として一定の回転数で回転可能である。この実施形態では説明便宜のためにかつ基準的として、0.5秒でドラム10を1回転させることのできる回転数(120rpm)として説明する。ドラム10は、高速応答や定速性に優れたサーボモータからなるメインモータで回転駆動される。
【0029】
すなわち、印字媒体Mを列(Y)方向に移動させる速度を、高速〔一定の周速度(816mm/Sec=120πd/60)〕とする。この高周速度は、インクの自然的乾燥を促進することにも利用できる。また、外周長が408mm(=πd)であるから、A4サイズ(長さ:297mm,幅:210mm)の印字媒体Mをその長さ方向において余裕をもって保持できるとともに、それ以上の長い印字媒体(M)を保持可能である。ドラム軸線(X)方向の長さは、A4サイズ(210mm)よりも長い約220mmとされている。このドラム10は、アルミニウム合金等の中空円筒形状とされ、アース(グランド)されている。
【0030】
ここに、各色用ノズルユニット200は、図1,図2に示す如く、当該各インク供給手段(210)と別置可能(図3参照)とされているので、複数(N)の各色用ノズルユニット要素205の組合せとして一体的に形成できる。この実施形態では、技術的,コスト的な優位性を担保するために、4個(=N)のノズルユニット要素205A,205B,205C,205Dの組合せとしてかつドラム10の回転移動(Y)方向に位置ずれさせて配設されている。
【0031】
つまり、各色用ノズルユニット200を、図2に示すように、ドラム軸線(X)方向にN(=4)分割したノズルユニット要素205A〜205Dから一体的に形成してある。各ノズルユニット要素205A,205B,205C,205Dの分割行の長さは、S1,S2,S3,S4である。
【0032】
詳しくは、ノズルユニット要素205A,205Cとノズルユニット要素205B,205Dとを連結支持バー204を介してドラム軸線方向つまりX(行)方向に離隔配設しかつY方向に位置ずれ配設し、全体としてX方向に段違いで間接的に連続したいわゆる千鳥形状に配設してある。
【0033】
但し、各ノズルユニット200は、図1でX方向に延る点線で示す如く行(X)方向に配設されたインクジェットノズル207のみを有するノズルユニット(要素)を複数だけY方向に位置ずれ配設して用いる分割型に形成してもよい。
【0034】
なお、インクジェットノズル間ピッチPT1を任意に選択できるので、インクジェットノズル間ピッチPT1を大きくすれば、各ノズルユニット200をX方向に伸る一体型として形成することも可能である。かくすれば、大幅な構造簡素化と低コスト化を図れる。
【0035】
各ノズルユニット要素(205A)には、長さLxa(2.11インチ)内で行(X)方向に多数(159個)のインクジェットノズル207a1〜207n1が一定ピッチPT1(1/75インチ)で配設され、かつ列(Y)方向にも一定ピッチPT2(例えば、1/75インチ)の間隔をあけて同数(159個)のインクジェットノズル207a2〜207n2が配設されている。高さ(図2で上下方向)Lyは、9mmである。X(X1,X2)方向において隣合いかつY方向に位置ずれされた各ノズルユニット要素205の各端のインクジェットノズル207n1(207n2),207a1(207a2)間は、一定ピッチPT1(1/75インチ)が保たれている。
【0036】
なお、この実施形態では、各インクジェットノズル207の動作時間(例えば、0.1mSec)を一定としたまま印字速度を1.5倍速とするために列(Y)方向に2つのインクジェットノズル(例えば、207a1と207a2)を配設したが、ドラム10の回転方向の空間を利用できるから、3つ以上のインクジェットノズル(例えば、207a1,207a2,207a3,207a4,…)を列(Y)方向に配設することが容易に行えると理解される。
【0037】
各色用ノズルユニット200は、Y方向に所定ピッチYp(例えば、20mm)だけ位置ずれさせて配設してある。この実施形態におけるY方向の上流側から下流側への配設順序は、シアンC,マゼンタM,イエロ−Y,ブラックBの順(200C,200M,200Y,200B)とされている。
【0038】
また、多色用ノズルユニット200は、4色(C,M,Y,B)用とされているが、Y方向に位置ずれ配設できるから、これに例えば薄い赤と青とを加えた6色用以上を配設することが容易化され、一層の高品質で鮮明な多色カラー印字の実行が可能となる。
【0039】
さらに、各色用ノズルユニット200C,200M,200Y,200Bつまり各ノズルユニット要素205内のそれぞれに対応する各インクジェットノズル(例えば、各207a1と各207a2)は、ドラム軸線(X)方向において同一位置(図2でいえば、列F1上の位置)となるように取付けられている。したがって、各色ドット(インクジェットノズル)をX方向において正確に重ね合わせることができる。つまり、各列が同一となる。
【0040】
さらにまた、各色用ノズルユニット200C,200M,200Y,200Bをドラム10の回転(Y)方向に位置ずれ配設することから、各インクジェットノズル207をドラム10に対しその各法線上に配設し、ドラム10つまり印字媒体Mに吹付けられたカラーインクが形成するドットDの大きさ,形状を同一化して印字品質の向上維持を図っている。なお、各インクジェットノズル207の先端(吹付孔)とドラム10との隙間は、印字運転中において例えば1mmとされる。
【0041】
かくして、図1に示す如く、当該ノズルユニット要素205A,205B,205C,205DのそれぞれをX1,X2方向にインクジェットノズル間ピッチPT1(1/75インチ)同期往復移動させかつ同期往動(X1)中に印字させるものとして、図1,図2に示す行方向の各インクジェットノズル(207a1,207b1,207c1,…,207n1)のみを用いかつ各分割行分(S1,S2,S2,S4)の全ての各1ドット(D1,D5,…)を同時に印字させることを考えると、ドラム10の回転数が20ppmに相当する120rpmで、インクジェットノズル207の動作時間(応答性)〔0.1mSec〕内で印字させることができる。
【0042】
したがって、X1方向に1/300インチ進むごとに各分割行内の各ドット(D2,D3,D4、D6,D7,D8)をそれぞれに同時印字させれば、1/75インチ進んだ時点では、全行ドットを、2Sec(=0.5×4)で印字することができる。
【0043】
ところで、ドラム回転数を180rpmに上げた場合、A4サイズの長手方向のドットD1〜Dn(例えば、3000ドット)の移動時間は、ドラム10の外周長408mmとA4サイズ297mmとの比からドラム10の1回転時間(0.33秒)に対し、約0.24秒(=0.33×297/408)となる。つまり、前ドット(例えば、D1)と後ドット(D11 )との移動時間は、約0.08mSec(=0.24÷3000)である。
【0044】
したがって、先提案プリンタでは、ドラム回転数を例えば180rpmに上げ、1行(L)分長さ(例えば、A4サイズの幅210mm)をN(=4)分割することにより決る各分割行(52.5mm)S1,S2,S3,S4内で、インクジェットノズル間ピッチPT1(1/75インチ)分だけ離れた前ドット(例えば、D1)から後ドット(例えば、D2)へ当該ノズルユニット要素(例えば、205A)がX1方向へ送られる間に、つまり1/300インチだけ進む間に、印字媒体Mの列(Y)方向の高速回転(0.33秒で1回転)を利用してかつインクジェットノズル(例えば、207a1)からインクを吹付け(ジェット)つつ前ドットD1に対応する列(F1)に属する各ドット(D11 ,D22 〜D1n−1,D1n)を、ドラム10が1回転するまでに仮想軌跡R1上にカラー印字させることを考えると、インクジェットノズル207の動作時間(0.1mSec)が移動時間(0.08mSec)より長くなってしまうので、現実化不能である。
【0045】
ここにおいて、列(Y)方向印字をする際に、列方向に配設された2つのインクジェットノズル(例えば、207a1と207a2)を用いて、この実施形態では交互に印字動作すれば、各インクジェットノズル207は0.16mSec(=0.08÷1/2)ごとにインクジェットすればよい。換言すれば、各インクジェットノズルの動作時間(0.1mSec)を、見掛上、0.05mSecとすることができる。すなわち、この実施形態では、図1に示す仮想軌跡R1上で、インクジェットノズル207a1にドットD1,D12 ,…,D1n−1を印字させかつインクジェットノズル207a2にD11 ,D13 ,…,D1nを印字させる。つまり、列方向ドット(D1〜Dn)を2つのノズル207a1,207a2に振分け(2分)して印字可能に形成されている。
【0046】
したがって、各インクジェットノズル207a1,207b1,207c1,…,207n1は、ドラム10が4回転する間に各4列(F1〜F4,F5〜F8,F9〜F13,…)を印字できる。つまり、各ノズルユニット200は、4回転する間に当該分割行(S1,S2,S3,S4)に属する全列を全て印字することができる。すなわち、1.32秒(=0.33秒×4)でA4サイズを(少々のヘッダやフッター部を除いた3000ドットとして)300dpiで全面印字することができる。余裕をもって、印字開始前後に各1回転(0.33秒)を印字媒体Mの着脱に利用することを考えても、A4サイズ1枚を1.98(=1.32+0.66)秒という飛躍的な高速度で多色カラー印字することができる。つまり、30ppmの印字運転ができる。
【0047】
また、この実施形態によれば、各色用ノズルユニット200(205)の各インクジェットノズル間ピッチPT1(例えば、1/75インチ)の1/N(例えば、8)だけドラム1回転でX1方向に移動(往動)させかつドラムのN(=8)回転を利用すれば従来例(500)でいうインクジェットノズル間ピッチPT1(1/75インチ)で決まる解像度(75dpi)のN(=8)倍の解像度(600dpi)で多色カラー印字をすることができる。つまり、インクジェットノズル間ピッチPT1の大小に拘わらずドラム10の高速回転移動を利用しつつ各色用ノズルユニット200(205)のX1方向への同期移動量とそのドラム回転数Nとを切換えれば、所望する解像度に切換えた運用ができるとともに、各色用ノズルユニット200(205)を技術的により容易かつより低コストで製作可能となるわけである。
【0048】
さらに、運用方法によっては、この印字媒体(面)Mの高速印字を利用すれば、各インクジェットノズル間ピッチPT1を所定解像度(例えば、300dpi)を得るに必要な図1に示す基準ピッチPTp(1/300インチ)のN(4)倍の1/75インチに形成するとともに、ドラム10が1回転する間に各色用ノズルユニット200(205)をドラム軸線(X)方向に基準ピッチPTp(1/300インチ)だけ移動(往動)させ、かつドラム10をN(=4)回転させることにより解像度(75dpi)の各色用ノズルユニット200(205)を用いて所定解像度(300dpi)の多色カラー印字可能となる。
【0049】
この解像度切換化およびインクジェットノズル間ピッチPT1の拡張化を実行した場合でも、列(Y)方向にインクジェットノズル207を複数配設した場合の印字高速化を図れることは、もとよりである。
【0050】
一方において、動作時間が例えば0.1mSecのインクジェットノズル207を採用しかつドラム10の回転数を例えば90rpmとしてA4サイズを4秒で印字する場合に、列方向のノズル配設数を1つから例えば2つに増大させれば、動作時間(0.1mSec)に代えてノズル配設数(2)倍の動作時間(0.2mSec)のインクジェットノズル207を採用することができる。つまり、インクジェットノズル207の特性(動作時間)の点から、大幅な構造簡素化およびコスト低減と一層の安定印字運転とを図れる。
【0051】
次に、この実施形態の作用・動作を説明する。
まず、例として、各インクジェットノズル207の動作時間を一定(0.1mSec)とした条件下において、ドラム10の回転数を180rpmとして、ドラム10の回転数が基準とした120rpmの場合に比較して、1.5倍の高速印字をする場合について説明する。
【0052】
図1において、例えばシアンC用のノズルユニット200C(205)の行(X1)方向に配設された各インクジェットノズル207a1,207b1,207c1,…,207n1は、図3のドラム10(11)に保持された回転中の印字媒体Mに、全行ドットの1/N(=4)に相当するドットD1,D5,D9,D13,…を同時に印字する。この第1行(L1)上の中抜き同時印字は、動作時間(0.1mSec)以下の一瞬で終了する。他の色用ノズルユニット200M,200Y,200Bの場合も、色重ねの点からシアン色用ノズルユニット200Cの場合とタイミングは異なるが、それぞれに同時印字する。
【0053】
当該印字媒体MがY方向に約0.08mSec(=0.24Sec×297/408÷3000ドット)で1ドット分だけ回転移動すると、各インクジェットノズル207a1,207b1,207c1,…は、第2行(L2)に対応する相対位置となるが、図1に示すドットD11 ,D51 ,D91 ,の…印字動作はしない。この第2行(L2)後から再び0.08mSecが過ぎて第3行(L3)に対応する相対位置となると、そのドットD12 ,D52 ,D92 ,…を各仮想軌跡R1上に印字する。したがって、動作時間(0.1mSec)のインクジェットノズル207を、0.16mSecごとに印字動作させればよいから、大幅な安定印字を保障できるとともに、一層の印字高品質化を図れる。
【0054】
そして、インクジェットノズル207a1,207b1,207c1,…が休止した第2行(L2)の各ドットD11 ,D51 ,D91 は、列方向に配設されたインクジェットノズル207a2,207b2,207c2,…で同時印字される。このインクジェットノズル207a2,207b2,207c2も、0.16mSecごとに、印字動作すればよい。
【0055】
したがって、ドラム10が1回転すると、例えばインクジェットノズル207a1,207a2は、仮想軌跡R1上に第1列F1(=R1)に属する全てのドットD1〜D1nを印字する。そして、4回転すると、第2,3,4列(F2,F3,F4)つまり仮想軌跡R2,R3,R4上に属する全ドットD2〜D2n,D3〜D3n,D4〜D4nを印字することができる。つまり、行方向に配設されたインクジェットノズル207a1と列方向に配設されたインクジェットノズル207a2とで、ドラム10が4回転して一定ピッチPT1(1/75インチ)だけ往動(X1)する間に、ピッチPT1内のドットD1,D2,D3,D4に対応する列F1,F2,F3,F4に属する各ドットを印字することができる。
【0056】
この印字動作は、各色用ノズルユニット200C,200M,200Y,200Bで、同時に行われる。つまり、ドラム10が4回転する1.32(=0.33×4)秒の飛躍的高速で多色カラー印字することができる。
【0057】
なお、図1で、“ドラム外周長≧印字媒体長さ”の場合、各列(例えば、F1)の第1行目ドットD1と第n行目ドットD1nとは、行方向に最大1ドットD分だけ位置ずれするが、この位置ずれ量は最大で解像度300dpiに相応する1/300インチであるから、目視上は識別できず全く問題とならない。
【0058】
かくして、ドットがより小さくかつ解像度がより高くなる傾向に対しても、その印字高速化に応えられるとともに、一定の高速印字を保障しつつ比較的に廉価なプリンタを確立できる。
【0059】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、行方向に一定ピッチPT1でかつ列方向に一定ピッチPT2をなすように複数行配列された多数のインクジェットノズルを有する各色用ノズルユニットを一定周速度で回転可能なドラムに対してその回転方向に位置ずれ配設するとともに、各色用ノズルユニットをドラム軸線方向である行方向に一定ピッチPT1往復移動可能に形成し、回転中のドラムに保持された印字媒体に行方向に配列された各インクジェットノズルを同期往動させつつ行方向配列の各インクジェットノズルで一定ピッチPT1ドットを同時に行方向印字可能に、しかも、かつ同期往動中でかつ行方向に一定ピッチPT1進む間に、列方向に配列された複数行のインクジェットノズルを交互に印字動作させて行方向および列方向印字可能に形成しているので、インクジェットノズルの列方向への配設数を増大させかつドラム回転数を上げれば、各インクジェットノズルの動作時間を一定としたまま飛躍的な印字高速化を図れるとともに、印字速度を一定とすれば列方向の配設数倍の長い動作時間のインクジェットノズルを採用することができるから、大幅な構造簡素化と低コスト化を図れる。よって、印字高速化および低コスト化に関する適用性の広いインクジェットプリンタを提供することができる。
【0060】
また、請求項2の発明によれば、各色用ノズルユニットのそれぞれが、行方向のみに配列された複数のインクジェットノズルを有し、前記各色用ノズルユニットのそれぞれは、前記ドラム回転方向に位置ずれ配設可能で行方向に段違いの千鳥形状に配設された分割型に形成されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに各色用ノズルユニットの製作がより容易でかつより大幅なコスト低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術的根拠と実施形態の印字動作を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態に係る各色用ノズルユニットを説明するための図である。
【図3】先提案のインクジェットプリンタを説明するための側面図である。
【図4】同じく、各色用ノズルユニットを説明するための図である。
【図5】同じく、印字動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 ドラム
11 外周面
60 給送手段
61 手差給送手段
71 カセット給送手段
90 媒体供給手段
140 媒体剥離手段
160 媒体排出搬送手段
200 各色用ノズルユニット
207 インクジェットノズル
X 行方向(ドラム軸線方向)
Y 列方向
Claims (2)
- 行方向に一定ピッチPT1でかつ列方向に一定ピッチPT2をなすように複数行配列された多数のインクジェットノズルを有する各色用ノズルユニットを一定周速度で回転可能なドラムに対してその回転方向に位置ずれ配設するとともに、
各色用ノズルユニットをドラム軸線方向である行方向に一定ピッチPT1往復移動可能に形成し、
回転中のドラムに保持された印字媒体に行方向に配列された各インクジェットノズルを同期往動させつつ行方向配列の各インクジェットノズルで一定ピッチPT1ドットを同時に行方向印字可能に、しかも、かつ同期往動中でかつ行方向に一定ピッチPT1進む間に、列方向に配列された複数行のインクジェットノズルを交互に印字動作させて行方向および列方向印字可能に形成したことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記各色用ノズルユニットのそれぞれが、前記行方向のみに配列された複数のインクジェットノズルを有し、前記各色用ノズルユニットのそれぞれは、前記ドラム回転方向に位置ずれ配設可能で行方向に段違いの千鳥形状に配設された分割型に形成されている請求項1記載のインクジェットプリンタ。
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