JPH1142799A - インクジェットプリンタのカラー印刷方法 - Google Patents

インクジェットプリンタのカラー印刷方法

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JPH1142799A
JPH1142799A JP20004297A JP20004297A JPH1142799A JP H1142799 A JPH1142799 A JP H1142799A JP 20004297 A JP20004297 A JP 20004297A JP 20004297 A JP20004297 A JP 20004297A JP H1142799 A JPH1142799 A JP H1142799A
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JP
Japan
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ink
medium
drum
rows
dots
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JP20004297A
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Shigeru Morino
滋 森野
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体上に印刷されたインクドットが滲んで肥
大化するのを防止して高品質印刷を達成できるようにす
る。 【解決手段】 ドラム10に担持された媒体(用紙P)
上の同一箇所に各色用印字ヘッド(20Y,20M)の
各ノズル27からインクを吐出してインクドット(I
y,Im)を重ねて印刷する場合には、ドラム10の異
なる周回で該印刷を実行するように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体を担持した状
態で回動体を複数周回させる間に各色用印字ヘッドの各
ノズルからインクを吐出しつつ媒体上にインクドットを
形成してカラー印刷するインクジェットプリンタのカラ
ー印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルユニットを行方向の全長に
渡って往復移動させかつその各往動中に印刷して1行印
刷をし、1行印刷後に媒体(普通紙,プラスチックフィ
ルム等)を列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわ
ゆるシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大
幅な印刷高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印刷運転
可能であるとともに、いわゆるレーザープリンタに比較
して大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本
出願人から提案(例えば、特願平8−296957号)
されている。
【0003】すなわち、図6において、回動体(ドラム
10)は、その外周面に媒体(普通紙P)を担持した状
態で軸線Zを中心に高速(例えば120rpm)でR方
向に回転可能とされている。このドラム10の回転
(Y)方向には各色用ノズルユニット(各色用印字ヘッ
ド)20が位置ずれ配設されている。ここでは、ドラム
10の回転方向(R方向)に、シアン(C),イエロー
(Y),マゼンタ(M),ブラック(B)用の各ノズル
ユニット(20C,20Y,20M,20B)がこの順
で例えば20mmピッチで配設されている。
【0004】各色(C,Y,M,B)用ノズルユニット
(20C〜20B)の各ノズルは、ドラム10の長手方
向〔行方向(X)〕に例えば解像度(300dpi)相
当ピッチ(1/300インチ)あるいは解像度相当ピッ
チの2〜4倍のピッチ(例えば、1/150〜1/75
インチ)で整列配設された多数とされ、X方向に静止あ
るいはノズルピッチ分だけX方向に往復移動可能とされ
ている。
【0005】かくして、媒体(P)を担持した状態でド
ラム10を複数周回(例えば、2周回)させる間に、各
色用ノズルユニット20の各ノズルからインクを吐出し
つつ媒体(P)上にインクドットを形成してカラー印刷
することができる。例えば、媒体(P)がA4サイズ用
紙の場合には、1枚を2〜3秒でカラー印刷することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先提案
のインクジェットプリンタ(図6)では、媒体(P)上
にカラー印刷された画像等の一部または全体が滲んでイ
ンクドットが肥大化することがあり、より一層の印刷品
質の向上を達成する場合には該滲みの発生を防止するこ
とが必要である。
【0007】本発明の目的は、媒体上に印刷されたイン
クドットが滲んで肥大化するのを防止して、より一層の
高品質印刷を達成することができるインクジェットプリ
ンタのカラー印刷方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】幾多の実機を用いた実験
によると、ドラム10の同一周回に媒体(P)の同一箇
所に各色用ノズルユニット20からインクドットが重ね
て印刷された場合に、滲みが発生し該インクドットが肥
大化してしまうことが判明した。
【0009】すなわち、先提案(図6)のインクジェッ
トプリンタでは、例えば媒体(P)の所定領域〔図7お
よび図8で、ドラム10の回転方向(列方向:R)に6
インクドット相当寸法,ノズルユニット20の移動方向
(行方向:X)に12インクドット相当寸法の長方形状
領域〕に、イエロー(Y)のインクドットを印刷した後
にマゼンタ(M)のインクドットを重ねて印刷する場
合、イエロー(Y)用ノズルユニット20Yとマゼンタ
(M)用ノズルユニット20Mとをインクドットパター
ン形成工程が同一となるように駆動していた。
【0010】なお、各ノズルユニット(20Y,20
M)の各ノズル27間ピッチPは、図7(A),(B)
に示す如く、解像度(300dpi)相当ピッチPsの
2倍(1/150インチ)とされ、印刷時には当該各ノ
ズル27がX方向に同期往復移動しつつ当該ピッチP
(1/150インチ)内で1/300インチを進むごと
にインク吐出するものとされている。
【0011】詳しくは、図7(C)〜(G)に示す如
く、ドラム10を2周させてカラー印刷する場合には、
両ノズルユニット(20Y,20M)とも、ドラム回転
1周回目は奇数列(1,3,5,7,9,11列)に位
置する媒体(P)部分にインクドット(Iy,Im)を
印刷し、2周回目で偶数列(2,4,6,8,10,1
2行)に位置する媒体(P)部分にインクドット(I
y,Im)を印刷していた。なお、図中、白丸部分は未
印刷部分である。
【0012】なお、図8(A)〜(I)に示す如く、ド
ラム10を4周させてカラー印刷する場合には、両ノズ
ルユニット(20Y,20M)とも、1周回目は奇数列
(1,3,5,7,9,11列)で奇数行(1,3,5
行)に位置する媒体(P)部分に、2周回目は偶数列
(2,4,6,8,10,12列)で奇数行(1,3,
5行)に位置する媒体(P)部分に、3周回目は奇数列
(1,3,5,7,9,11列)で偶数行(2,4,6
行)に位置する媒体(P)部分に、4周回目は偶数列
(2,4,6,8,10,12列)で偶数行(2,4,
6行)に位置する媒体(P)部分に、それぞれインクド
ット(Iy,Im)を印刷していた。
【0013】ここにおいて、先提案インクジェットプリ
ンタでは、ドラム10は高速回転(120rpm)され
るため、上記した各インクドットパターン形成方法で
は、極めて短時間のうちにイエロー(Y)とマゼンタ
(M)のインクドット(Iy,Im)が重ね合わされる
ことになる。すなわち、イエロー(Y)のインクドット
(Iy)がほとんど乾燥しないうちにマゼンタ(M)の
インクドット(Im)が重ね合わされることになる。そ
のため、重ね合わされたインクドット(Iym)が滲ん
で当該ドット径が肥大化してしまうことが判明した。
【0014】そこで、本発明は、媒体(P)の同一箇所
に色の異なるインクドット(Iy,Im)を重ねて印刷
する場合には、ドラム10の異なる周回で該印刷を実行
して両インクドット(Iy,Im)が重ね合わされるま
での時間を少くともドラム10の1回転分は増大するこ
ととして前記目的を達成するものである。
【0015】すなわち、本発明は、媒体を担持した状態
で回動体を複数周回させる間に当該回動体の回転方向に
位置ずれ配設された各色用印字ヘッドのノズルからイン
クを吐出しつつ媒体上にインクドットを形成してカラー
印刷するインクジェットプリンタのカラー印刷方法にお
いて、前記回動体に担持された媒体上の同一箇所に前記
各色用印字ヘッドのノズルからインクを吐出してインク
ドットを重ねて印刷する場合には、当該回動体の異なる
周回で該印刷を実行するようにしたことを特徴とするイ
ンクジェットプリンタのカラー印刷方法である。
【0016】かかる発明の場合、回動体に担持された媒
体上の同一箇所に異なる色のインクドットが重ねて印刷
される場合には、回動体の異なる周回でそれぞれの色に
対応する各印字ヘッドが駆動されてインクドットが印刷
される。したがって、少くとも回動体の1回転相当分の
時間間隔をおいてインクドットが重ねて印刷されるの
で、回転中の周囲外気との相対流を利用して媒体上のイ
ンクの乾燥促進が図られることと相俟って、当該インク
ドットが滲んでしまうようなことはない。
【0017】したがって、媒体上に重ね印刷されたイン
クドットが滲んで肥大化することを防止して、より一層
の高品質印刷を達成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1および図2に、本発明を実施す
るのに好適なインクジェットプリンタを示す。
【0019】かかるインクジェットプリンタは、基本的
構成は、先提案(図6)のインクジェットプリンタの場
合と同様であるが、回動体(ドラム10)に担持された
媒体(P)上の同一箇所に各色用印字ヘッド〔各色用ノ
ズルユニット(20C,20Y,20M,20B)〕の
各ノズル27からインクを吐出してインクドットを重ね
て印刷する場合には、回動体(10)の異なる周回で該
印刷を実行するようにした構成とされている。
【0020】まず、図1は、インクジェットプリンタ全
体を駆動制御する制御ユニット30である。制御ユニッ
ト30は、CPU31,ROM32,RAM33,キー
ボード(KB)34,表示器(DP)35,タイマ(T
M)36,入出力(I/O)ポート37等から形成され
ている。入出力(I/O)ポート37には、各色用ノズ
ルユニット(20C,20Y,20M,20B)のイン
ク吐出制御エレメント28およびドラム回転用モータ1
5等が接続されている。
【0021】なお、インク吐出制御エレメント28は、
図2に示す如く、各色用ノズルユニット(20C,20
Y,20M,20B)の各ノズル27からのインク吐出
量を制御するもので、インクジェット方式によって適宜
に選択されるが、この実施形態では、圧電アクチュエー
タとされインクジェットノズル27の剪断変形を利用し
て所定のインク量を吐出可能とされている。なお、電気
・熱変換,電気・機械変換等々のインクジェット方式を
採用してもよい。図2中、26はインク室である。
【0022】このインクジェットプリンタには、ドラム
10の外周面11に担持された媒体(P)の同一箇所に
各色用ノズルユニット(20C〜20B)の各ノズル2
7からインクを吐出してインクドットが重ねて印刷され
る場合には、ドラム10の異なる周回で該印刷が実行さ
れるようにインク吐出制御エレメント28等を制御する
重ね印刷制御手段(31,32)が設けられている。
【0023】具体的には、重ね印刷制御手段(31,3
2)は、重ね印刷プログラムを格納したROM32とC
PU31とを含み、ドラム外周面11に担持された媒体
(P)の所定領域〔例えば、図3〜図5で、ドラム回転
方向(R)に6インクドット相当寸法,ノズルユニット
移動方向(X)に12インクドット相当寸法の長方形状
領域〕に、イエロー(Y)とマゼンタ(M)のインクを
重ねて印刷する場合には、以下に述べる手順で両色
(Y,M)のインクドットパターンが形成されるよう
に、イエロー(Y)用とマゼンタ(M)用の各ノズルユ
ニット(20Y,20M)のインク吐出制御エレメント
28等を制御するものとされている。
【0024】なお、各ノズルユニット(20Y,20
M)の各ノズル27間ピッチPは、解像度(300dp
i)相当ピッチPsの2倍(1/150インチ)とさ
れ、当該各ノズル27がX方向に同期往復移動しつつ当
該ピッチP(1/150インチ)内で1/300インチ
を進むごとにインク吐出するものとされている。
【0025】詳しくは、図3(A)に示すイエロー用の
ノズルユニット20Yでは、ドラム10の1周回目は、
奇数列(1,3,5,7,9,11列)で奇数行(1,
3,5行)に位置する媒体(P)部分に向けてインクを
吐出してインクドット(Iy)を印刷する〔同図
(C)〕。なお、白丸は未印刷部分である。
【0026】ドラム2周回目は偶数列(2,4,6,
8,10,12列)で奇数行(1,3,5行)に位置す
る媒体(P)部分に、3周回目は奇数列(1,3,5,
7,9,11列)で偶数行(2,4,6行)に位置する
媒体(P)部分に、4周回目は偶数列(2,4,6,
8,10,12列)で偶数行(2,4,6行)に位置す
る媒体(P)部分に、それぞれインクドット(Iy)を
印刷する〔同図(D),(E),(F)〕。
【0027】これに対し、図3(B)に示すマゼンタ用
のノズルユニット20Mでは、ドラム1周回目は奇数列
(1,3,5,7,9,11列)で偶数行(2,4,6
行)に位置する媒体(P)部分に、2周回目は偶数列
(2,4,6,8,10,12列)で偶数行(2,4,
6行)に位置する媒体(P)部分に、3周回目は奇数列
(1,3,5,7,9,11列)で奇数行(1,3,5
行)に位置する媒体(P)部分に、4周回目は偶数列
(2,4,6,8,10,12列)で奇数行(1,3,
5行)に位置する媒体(P)部分に、それぞれインクド
ット(Im)を印刷する〔同図(G)〜(J)〕。
【0028】上記インクドットパターン形成方法によ
り、ドラム10の同一周回にイエロー(Y)のインクド
ット(Iy)とマゼンタ(M)のインクドット(Im)
とが重ねて印刷されるようなことはなく、インクドット
(Iym)の滲みは生じない〔同図(K)〕。
【0029】なお、図4に示すインクドットパターン形
成方法で、重ね印刷を実行してもよい。
【0030】ノズルユニット20Yでは、ドラム1周回
目は奇数列(1,3,5,7,9,11列)で奇数行
(1,3,5行)に位置する媒体(P)部分に、2周回
目は偶数列(2,4,6,8,10,12列)で偶数行
(2,4,6行)に位置する媒体(P)部分に、それぞ
れインクドット(Iy)を印刷する〔同図(A),
(B)〕。
【0031】また、3周回目は奇数列(1,3,5,
7,9,11列)で偶数行(2,4,6行)に位置する
媒体(P)部分に、4周回目は偶数列(2,4,6,
8,10,12列)で奇数行(1,3,5行)に位置す
る媒体(P)部分に、それぞれインクドット(Iy)を
印刷する〔同図(C),(D)〕。
【0032】これに対し、ノズルユニット20Mでは、
ドラム1周回目は奇数列(1,3,5,7,9,11
列)で偶数行(2,4,6行)に位置する媒体(P)部
分に、2周回目は偶数列(2,4,6,8,10,12
列)で奇数行(1,3,5行)に位置する媒体(P)部
分に、それぞれインクドット(Im)を印刷する〔同図
(E),(F)〕。
【0033】また、3周回目は奇数列(1,3,5,
7,9,11列)で奇数行(1,3,5行)に位置する
媒体(P)部分に、4周回目は偶数列(2,4,6,
8,10,12列)で偶数行(2,4,6行)に位置す
る媒体(P)部分にインクドット(Im)を印刷する
〔同図(G),(H)〕。
【0034】上記インクドットパターン形成方法によ
り、インクドット(Iym)の滲みは生じない〔同図
(I)〕。
【0035】さらに、図5に示すインクドットパターン
形成方法で、重ね印刷を実行してもよい。
【0036】ノズルユニット20Yでは、ドラム1周回
目では、奇数行で1+4n(n=0,1,2)列かつ偶
数行で3+4n(n=0,1,2)列に位置する媒体
(P)部分に、2周回目では奇数行で3+4n(n=
0,1,2)列かつ偶数行で3+4n(n=0,1)列
に位置する媒体(P)部分に、それぞれインクドット
(Iy)を印刷する〔同図(A),(B)〕。
【0037】3周回目では奇数行で4+4n(n=0,
1,2)列かつ偶数行で2+6n(n=0,1)列に位
置する媒体(P)部分に、4周回目では奇数行で2+6
n(n=0,1)列かつ偶数行で4+4n(n=0,
1,2)に位置する媒体(P)部分に、それぞれインク
ドット(Iy)を印刷する〔同図(C),(D)〕。
【0038】これに対し、ノズルユニット20Mでは、
ドラム1周回目では、奇数行で3+4n(n=0,1,
2)列かつ偶数行で1+4n(n=0,1,2)列に位
置する媒体(P)部分に、2周回目では奇数行で1+4
n(n=0,1,2)列かつ偶数行で3+4n(n=
0,1,2)列に位置する媒体(P)部分に、それぞれ
インクドット(Im)を印刷する〔同図(E),
(F)〕。
【0039】3周回目では、奇数行で2+4n(n=
0,1,2)列かつ偶数行で3+4n(n=0,1,
2)列に位置する媒体(P)部分に、4周回目では、奇
数行で4+4n(n=0,1,2)列かつ偶数行で2+
4n(n=0,1,2)に位置する媒体(P)部分に、
それぞれインクドット(Im)を印刷する〔同図
(G),(H)〕。
【0040】上記インクドットパターン形成方法によ
り、インクドット(Iym)の滲みは生じない〔同図
(I)〕。
【0041】しかして、この実施形態では、ドラム10
に担持された媒体(P)上の同一箇所に各色用ノズルユ
ニット(20Y,20M)の各ノズル27からインクを
吐出してインクドット(Iy,Im)を重ねて印刷する
場合には、ドラム10の異なる周回で該印刷を実行する
ようにしたので、少くともドラム10の1回転相当時間
以上の時間間隔をおいてインクドット(Iy,Im)が
重ね印刷されることになり、回転中の周囲外気との相対
流を利用して媒体上のインクの乾燥促進が図られること
と相俟って、当該インクドット(Iym)が滲んで肥大
化するようなことはない。したがって、より一層の高印
刷品質を達成することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、回動体に担持された媒
体上の同一箇所に各色用印字ヘッドのノズルからインク
を吐出してインクドットを重ねて印刷する場合には、回
動体の異なる周回で該印刷を実行するようにしたので、
少くとも回動体の1回転相当時間以上の時間間隔をおい
てインクドットが重ね印刷されることになり、回転中の
周囲外気との相対流を利用して媒体上のインクの乾燥促
進が図られることと相俟って、当該インクドットが滲ん
で肥大化するようなことはない。したがって、より一層
の高品質印刷を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するのに好適なインクジェットプ
リンタの全体構成を説明するためのブロック図である。
【図2】同じく、各色用ノズルユニットを説明するため
の図である。
【図3】同じく、インクドット重ね印刷工程を説明する
ための図である。
【図4】同じく、別のインクドット重ね印刷工程を説明
するための図である。
【図5】同じく、さらに別のインクドット重ね印刷工程
を説明するための図である。
【図6】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの図である。
【図7】同じく、インクドット重ね印刷工程を説明する
ための図である。
【図8】同じく、別のインクドット重ね印刷工程を説明
するための図である。
【符号の説明】
10 ドラム(回動体) 11 ドラム外周面 20C〜20B 各色用ノズルユニット(各色用印字ヘ
ッド) 30 制御ユニット 31 CPU(重ね印刷制御手段) 32 ROM(重ね印刷制御手段) P 普通紙(媒体) Iy,Im インクドット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体を担持した状態で回動体を複数周回
    させる間に当該回動体の回転方向に位置ずれ配設された
    各色用印字ヘッドの各ノズルからインクを吐出しつつ媒
    体上にインクドットを形成してカラー印刷するインクジ
    ェットプリンタのカラー印刷方法において、 前記回動体に担持された媒体上の同一箇所に前記各色用
    印字ヘッドの各ノズルからインクを吐出してインクドッ
    トを重ねて印刷する場合には、当該回動体の異なる周回
    で該印刷を実行するようにしたことを特徴とするインク
    ジェットプリンタのカラー印刷方法。
JP20004297A 1997-07-25 1997-07-25 インクジェットプリンタのカラー印刷方法 Pending JPH1142799A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7393069B2 (en) 2004-09-30 2008-07-01 Fujifilm Corporation Image forming apparatus
US8876274B2 (en) 2011-03-30 2014-11-04 Seiko Epson Corporation Pattern forming method
CN112497932A (zh) * 2020-11-28 2021-03-16 上海景定电子科技有限公司 一种提升圆柱体数码打印精度的方法

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