JPH0890795A - カラーインクジェット記録方法及び記録装置 - Google Patents
カラーインクジェット記録方法及び記録装置Info
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- JPH0890795A JPH0890795A JP6229749A JP22974994A JPH0890795A JP H0890795 A JPH0890795 A JP H0890795A JP 6229749 A JP6229749 A JP 6229749A JP 22974994 A JP22974994 A JP 22974994A JP H0890795 A JPH0890795 A JP H0890795A
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Abstract
対応したノズルを備えた記録ヘッドを用いて、カラー記
録を行なう際に、吐出信頼性を確保し、さらに各ノズル
間で寿命の均一化を図ること。 【構成】 記録ヘッド2はS1の走査で、ノズル列11
B、12Bから黒色インクを吐出させて、主走査方向に
1ドットピッチ間隔でインクドット32を形成し、S2
の走査ではS1で形成したインクドット32に対して、
間を補完する位置にインクドット33を形成する。ま
た、イエローのノズル列11YからはS1、S2の走査
で、インクドット30、31を、主走査方向に連続して
順次形成する。ここで、黒色インクに対応するノズル数
は、イエローの2倍のノズル数を有しているが、印字デ
ータを主走査方向に1ドットピッチ間隔で間引いくとと
もに、全ノズルを用いて印字するため、休止するノズル
がない。
Description
インクを記録ヘッドから記録媒体にインク滴として吐出
して印字を行なうカラーインクジェット記録方法及び記
録装置に関する。
ノズルを有する記録ヘッドを用いて、記録媒体に対して
相対移動させてカラー記録を行なうカラーインクジェッ
ト記録装置としては、例えば、特開昭56−8266号
公報に示されるように、各色毎に同数のノズルを配列し
た記録ヘッドを有するものがあった。このような記録装
置においては、シアン、マゼンタ、イエローの3原色の
インクに、それぞれ対応する同数のノズルを有して、こ
れらのインクの混合によって多数色のカラー記録を行な
っていた。しかし、黒色のみによるモノクロ印字を高速
に印字したい場合はカラー記録時と同じ記録速度でしか
記録を行なうことができなかった。これに対して、特公
平5−83375号公報と、特開昭61−104856
号公報と、特開昭61−255869号公報とには、黒
色インクと、これに対応するノズルを他のカラーインク
に対応するノズルよりも多く有した記録ヘッドとを用い
たカラーインクジェット記録方法及び記録装置が提案さ
れている。これらのカラー記録方法及び記録装置では、
黒色インクによるモノクロ印字の場合、カラー印字の時
よりも高速に記録するすることができる。
技術では、カラー印字の場合、黒色インクに対応するノ
ズルが他のカラーインクに対応するノズルよりも多いた
めに、他のカラーインクに対応するノズル数に合わせ
て、黒色インクに対応するノズルを選択している。これ
により、カラー印字において、黒色インクに対応するノ
ズルの状態は、印字に関与しているノズルと休止してい
るノズルとに分かれてしまう。従って、黒色インクに対
応したノズルの中で、印字に関与しているノズルと休止
しているノズルとで、インクの吐出信頼性に差が生じて
しまうという問題があった。すなわち、ノズル部では、
時間とともにインク溶媒の蒸発によってインクが高粘度
化し吐出し難い現象が発生するが、印字に関与している
ノズルは、ある程度高粘度化したインクであっても吐出
し、ノズル部に新たなインクを供給することができる。
これに対して、休止しているノズルでは、インクの高粘
度化が進行し、次の印字を行なう場合に吐出不良を発生
してしまうという問題点を有していた。これにともなっ
て、吐出不良を回復させるために、休止ノズルに合わせ
てノズル吸引や連続吐出動作等の回復動作を行なわなく
てはならないという問題点を有していた。さらに、印字
に関与するノズルを特定しているために、休止している
ノズルとの間で寿命に差が生じてしまうという問題点を
も有していた。
で、その目的は、他のカラーインクよりも多くの黒色イ
ンクに対応したノズルを備えた記録ヘッドを用いて、カ
ラー記録を行なうに際し、吐出信頼性を確保し、さらに
各ノズル間で寿命の均一化を図ったカラーインクジェッ
ト記録方法及び記録装置を提供することにある。
を解決するためのインクジェット記録方法として、3原
色のインクよりも黒色インクを吐出するノズルを多く有
した記録ヘッドを用いて、黒色インクに対応したノズル
によるモノクロ印字モードと、3原色のインクと黒色イ
ンクに対応したノズルによるカラー印字モードとを実行
可能に備えており、カラー印字モードの場合であって
も、黒色インクによる印字は、3原色のインクに対応す
るノズル数に合わせて不吐出ノズルを設けることなく、
黒色インクに対応する全ノズルを用いて印字することを
特徴とする。
に対応したノズルによる印字は、所定ドットに対して、
黒色インクに対応した第1のノズルから主走査方向に間
引いてインク滴を着弾させる第1の走査工程と、第1の
走査工程で用いたノズルとは別のノズルで、前記第1の
走査工程で着弾させたインク滴の間を補完するまでイン
ク滴を着弾させる第2の走査工程とを含んでなることを
特徴とする。
は、3原色のインクを吐出するノズルと、この3原色の
インクを吐出するノズルよりも多くの黒色インクを吐出
するノズルを装備した記録ヘッドと、この記録ヘッドか
らのインク滴の吐出を制御する制御手段と、前記記録ヘ
ッドを記録媒体に対して相対的に主走査及び副走査させ
る走査手段とを有して構成され、前記制御手段は、モノ
クロ印字モードと、カラー印字モードとを実行し、この
カラー印字モードでは、印字すべき所定ドットに対し
て、3原色インクに対応したノズルからは主走査方向に
順次インク滴を着弾させて印字を行ない、黒色インクに
対応したノズルからは、主走査方向に間引いてインク滴
を着弾させるとともに、複数のノズルによって相補的に
所定ドットの位置にインク滴を着弾させて、最終的に全
ノズルを用いて印字することを特徴とする。
において、黒色インクに対応したノズルは、1ノズル当
りのインク吐出頻度は下がるものの、全てのノズルを用
いて印字可能である。これによって、他のカラーインク
にノズル数を合わせて休止するノズルがないために、特
定のノズルに限って、吐出信頼性が悪くなったり、寿命
が短くなったりすることがなく、吐出信頼性を確保し、
さらに各ノズル間で寿命の均一化を図ることができる。
る。図1は本発明の第1実施例のインクジェットプリン
タの斜視図を示す。プラテン1に沿って、記録媒体であ
る記録紙5を矢印Cで示す副走査方向に搬送し、記録ヘ
ッド2を矢印A、Bで示す主走査方向に移動してインク
像10の記録を行なう構成である。
の周囲にゴム層を形成して構成され、プラテン駆動モー
タ7と図示しない紙押え部材とによって、記録紙5を外
周面に密着して搬送する。
インクジェット記録ヘッドであり、3原色のインクと黒
色インクに対応するノズルを有して、このノズル面をを
プラテン1に対向して配置している。また、記録ヘッド
2は、キャリッジ4に固定され、タイミングベルト6と
キャリッジ駆動モータ8とによって構成される走査手段
12によって、摺動可能に係合されたガイド軸3に沿っ
て主走査方向に走査される。記録ヘッド2には、それぞ
れの色に対応するインクカートリッジ9Y、9M、9
C、9Bkが装着され、必要に応じて交換可能な構成に
なっている。
ズル配列を示す図である。イエロー、マゼンタ、シアン
の3原色に対応するノズル列11Y、11M、11C
と、黒色インクに対応するノズル列11B、12Bとが
順次配列され、ノズル列11Y、11M、11Cと黒色
インクに対応するノズル列11Bとは、主走査方向の同
一ライン上に1走査でインク滴を着弾できるようにノズ
ルの位置を一致させて構成している。黒色インクに対応
するノズル列は2列で、ノズル列12Bは、ノズル列1
1Bに対して副走査方向に1ドットピッチずれて構成さ
れている。また、ノズル数は、Y、M、Cの3原色がそ
れぞれ8ノズル、黒色インクは16ノズル有しており、
各ノズル間隔は2ドットピッチで構成している。
エマルジョンを含有してなるインクを用いた。具体的に
は、色材として各色に対応する顔料を1〜5wt%、樹
脂エマルジョンとしてスチレンアクリル酸エステル共重
合体を5〜20wt%、その他の成分として界面活性
剤、高沸点有機溶剤を適宜添加したものに純水を加え調
整したインクを使用した。
による印字に先立って、給紙トレイ19から図示しない
給紙装置によって、記録ヘッド2のノズル面と対向する
位置に記録紙5を給紙する。記録ヘッド2は、キャリッ
ジ4の走査に同期してノズルから選択的にインク滴を吐
出し、印字データに基づくインク像10を記録紙5の所
定の位置に形成する。キャリッジ4の走査と、プラテン
駆動モータ7による記録紙5の搬送によって、記録ヘッ
ド2は、記録紙5に対して相対的に主走査及び副走査を
繰り返すことになり、記録紙5の所望の領域にインク像
10を形成する。
ットプリンタのブロック図を示す図である。コンピュー
タ等の外部装置20から印字指令及び印字データ26が
転送されると、コントローラ22が印字指令に合わせて
印字データ26を画像メモリ21へ展開する。画像メモ
リ21に展開された印字データ26は、印字モードに合
わせ、吐出制御手段23によって読み出され、ヘッド駆
動手段24に転送される。ヘッド駆動手段24は、読み
出された印字データ26に基づいて、記録ヘッド2の各
ノズルからインクをインク滴として吐出させる。ここ
で、吐出制御手段23は、印字データ26をそのまま読
み出す場合と、マスクパターン27によって間引いて読
み出す場合とをセレクタ28によって選択可能に構成さ
れており、印字指令がカラー印字モードであって、印字
データ26が黒色インクに対応する場合に、間引いて読
み出す場合を選択する。また、コントローラ22は、プ
ラテン駆動モータ7とキャリッジ駆動モータ8とを制御
するとともに、ヘッド駆動手段24によるインク吐出の
タイミングを制御し、記録紙上に所望の画像を印字す
る。
ー印字モードにおけるインク滴の着弾の様子を示し、
(b)はモノクロ印字モードにおけるインク滴の着弾の
様子を示す図である。最初に(a)を用いてカラー印字
モードについて説明する。黒色インクによる印字の部分
と、3原色のインクによる印字の部分はイエローを代表
して示している。記録紙に対する記録ヘッド2の相対位
置関係は、S1〜S3を用いて示し、印字行を<1>、<2>
・・で示している。イエローの印字は、S1において、
ノズル列11Yからインク滴を吐出させて、主走査方向
にインクドット30を形成し、次に、S1の位置に対し
て副走査方向に1ドットピッチずれたS2で、インクド
ット31を形成させる。ここで、主走査方向の1ライン
は、イエローに対応する1ノズルによって、連続して順
次形成する。次に黒色インクによる印字工程を説明す
る。S1の位置において記録ヘッド2は、ノズル列11
B、12Bからインク滴を吐出させて、主走査方向に1
ドットピッチ間隔でインクドット32を形成し、S2に
おいてはS1で形成したインクドット32に対して、間
を補完する位置にインクドット33を形成する。この2
回の走査で<1>行〜<16>行に至る領域の印字を終了す
る。続いてS3では、記録ヘッド2の先頭のノズルを<1
7>行目に一致させて、先に述べた走査を繰り返し、記録
紙全体の印字を行なう。尚、<1>行目の黒色インクのイ
ンクドット32は、1ドットピッチで不完全であるた
め、記録紙の印字開始位置を<2>行目に合わせ行なう
か、<1>行目の黒色インクによるインクドット32の形
成は、連続して順次行なうことが望ましい。
は、3原色インクの1インクに対応するノズルの2倍の
ノズル数を有しているが、先に述べたマスクパターン2
7によって、印字データを主走査方向に1ドットピッチ
間隔で間引くとともに、全てのノズルを用いて印字する
ために、3原色のインクにノズル数を合わせて休止する
ノズルがない。このため、特定のノズルに限って、吐出
信頼性が悪くなったり、寿命が短くなったりすることが
なく、吐出信頼性を確保し、さらに各ノズル間で寿命の
均一化を図ることができる。また、黒色インクによる印
字は、主走査方向の1ラインを2つのノズルから吐出す
るインク滴で形成しているために、ノズル間の吐出バラ
ツキや、インク重量のバラツキによる画像の劣化が防止
でき高画質の印字を実現できるという効果を有する。
ドを説明する。S´1の位置において記録ヘッド2は、
ノズル列11B、12Bからインク滴を吐出させて、主
走査方向及び副走査方向に連続してインクドット34を
形成する。モノクロ印字モードでは、1回の走査でノズ
ル列に対応する印字幅にインクドットを形成でき、この
印字幅に相当する長さだけ記録紙を送って、S´2の位
置で次の走査を繰り返す。モノクロ印字モードは、3原
色のインクに対応するノズル数に合わせて、印字データ
を間引く等の処理を行なう必要がないため、カラー印字
モードよりも高速に印字可能である。
像を書き込まれた記録紙5は、図示しない排紙トレイに
排紙される。
字モードにおけるインク滴の着弾の様子を示す図であ
る。本実施例のインクジェットプリンタは、第1実施例
と同様の装置構成であるので説明は省略する。記録ヘッ
ド45は、黒色インクに対応するノズルを有するノズル
列40Bと、3原色のインクに対応するノズルを有する
ノズル列40Y、40M、40Cとを主走査方向に順次
配列し、各ノズル列の副走査方向のノズル間隔は2ドッ
トピッチで、ノズル列40Bは8ノズル、他色のノズル
列は各色4ノズル有して構成されている。第1実施例と
同様に、記録紙に対する記録ヘッド45の相対位置関係
は、S1〜S4を用いて示し、印字行を<1>、<2>・・で
示している。また、3原色インクによる印字は、イエロ
ーを代表して示している。記録ヘッド45はS1、S2
において、ノズル列40Bの中で他のノズル列のノズル
よりも多い1部のノズル群N1を用いてインク滴を吐出
し、インクドットを形成する。S1での走査ではインク
ドット41を、S1に対して1ドットピッチずれたS2
での走査ではインクドット42を形成する。次に、記録
ヘッド45は、各ノズル列の先頭のノズルを<9>行目に
一致させて、S3での走査を行なう。ノズル列40B、
40Yの全てのノズルからインク滴を吐出させ、インク
ドット43、43´を形成する。S3に対して1ドット
ピッチずれたS4での走査では、同様にインクドット4
4、44´を形成する。ここで、黒色インクに対応する
ノズル数は、他のインクに対応するノズル数の2倍のノ
ズル数で印字を行なうため、黒色インクによる主走査方
向の1ラインは、2つのノズルから吐出されるインク滴
によって1ドットピッチ毎にインクドットが形成され
る。イエローインクに対応するノズル列40Yからは、
第1実施例と同様に、主走査方向に連続してインクドッ
トを形成する。次に、各ノズル列の先頭のノズルを<17>
行目に一致させて、S3、S4と同様の走査を繰り返す
ことにより、記録紙全域にわたって印字することができ
る。尚、本実施例においては、記録紙の印字開始位置を
ノズル群N1のインク吐出位置に一致させて行なうこと
によって、紙の先頭部に余白を生ずることはない。本実
施例のカラー印字モードにおいても、全てのノズルを用
いて印字することができるため、吐出信頼性を確保し、
さらに各ノズル間で寿命の均一化を図ることができる。
字モードにおいて、1回の走査で形成される黒色インク
に対応するインクドットは、記録紙上で孤立して形成さ
れるため、黒色インクと他のカラーインクとが混在する
画像の場合に、黒色インクが周囲のカラーインクに引っ
張られて発生する混色を低減させることができる。
対して、黒色インクに対応するノズル数が整数倍でない
場合について、図6と図7とを用いて説明する。図6は
本発明の第3実施例を示すカラー印字モードにおけるイ
ンク滴の着弾の様子を示す図であり、図7は、ブロック
図を示す図である。本実施例のインクジェットプリンタ
は、第1実施例と同様の装置構成であるので説明は省略
する。記録ヘッド55の黒色インクに対応するノズル列
50Bのノズル数は8ノズル、3原色に対応するノズル
列50Y、50M、50Cの各ノズル数は6ノズル有し
て構成されており、3原色インクに対応するノズル数に
対して黒色インクに対応するノズル数が整数倍でない点
が、第1実施例、第2実施例と異なる点である。図7に
おいて、吐出制御手段63は、マスクパターン27とセ
レクタ28に加え、規定ノズル参照手段65を備えて構
成される。規定ノズル参照手段65は、印字データ26
に対して、予め決められた規定ノズルが割り当てられる
か否かを参照し、割り当てられる場合に、セレクタ28
はマスクパターン27を通過した印字データを読み出す
ように選択する。本実施例では、規定ノズルは、黒色イ
ンクに対応するノズル列50Bのうち、N2とN3とで
示すノズル群を指定し、このノズル群でカラー印字モー
ドの印字を行なう場合には、主走査方向に1ドットピッ
チ間隔でインクドットを形成する。記録ヘッド55はS
1、S2における走査では、N3のノズル群によって、
1ドットピッチ間隔でインクドット51、52を形成す
る。次にS3及びS4における走査では全ノズルを用い
て印字を行う。このうちノズル群N2とN3による印字
は、主走査方向に1ドットピッチでインクドット53、
54が形成され、その他のノズル群N4による印字は、
主走査方向に連続して順次インクドット56が形成され
る。当然のことながら、ノズル群N2からは、先に形成
したインクドット51、52の間を補完するようにイン
ク滴を吐出してインクドット53、54を形成する。記
録紙の副走査方向への搬送と、S3、S4における走査
を繰り返し、記録紙全域に画像を形成する。尚、イエロ
ーインクに対応するノズル列50Yからは、第1、第2
実施例と同様に、各走査において主走査方向に連続して
インクドットを形成する。本実施例では黒色インクに対
応するノズル間でも、インクを吐出する頻度に差はある
ものの、全ノズルを用いて印字をすることができる。
のインクジェット記録ヘッドを用いた実施例を説明して
きたが、これに制限されるものでなく、発熱素子を用い
る形式の記録ヘッドも用いることができる。また、カラ
ー印字モードにおいて主走査方向の1ラインを複数のノ
ズルから吐出するインク滴で形成する場合に、1ドット
ピッチ間隔で着弾させた実施例を説明してきたが、これ
に限定されるものではなく、2ドットピッチ間隔、3ド
ットピッチ間隔等であっても構わない。
するノズル数よりも多くの黒色インクに対応するノズル
数を備えた記録ヘッドを用いて、カラー印字モードで印
字する際に、全てのノズルを用いて印字するために、特
定のノズルを休止させて印字することを回避することが
できる。このため、特定のノズルに限って、吐出信頼性
が悪くなったり、寿命が短くなったりすることがなく、
吐出信頼性を確保し、さらに各ノズル間で寿命の均一化
を図ることができるという効果を有する。
ンタを示す斜視図である。
の記録ヘッドのノズル配列を示す図である。
のブロック図を示す図である。
ードにおけるインク滴の着弾の様子を示す図、(b)は
モノクロ印字モードにおけるインク滴の着弾の様子を示
す図である。
おけるインク滴の着弾の様子を示す図である。
おけるインク滴の着弾の様子を示す図である。
ンタのブロック図を示す図である。
ット(黒色インク) 30、31、43´44´、53´、54´:インクド
ット(イエロー)
Claims (5)
- 【請求項1】 3原色のインクを吐出するノズルよりも
黒色インクを吐出するノズルを多く有した記録ヘッドか
ら記録媒体にインク滴を吐出して、モノクロ印字をカラ
ー印字よりも高速に行なうカラーインクジェット記録方
法において、少なくとも、黒色インクに対応したノズル
によるモノクロ印字モードと、3原色のインクと黒色イ
ンクに対応したノズルによるカラー印字モードとを実行
可能に備えており、 カラー印字モードの場合であっても、黒色インクによる
印字は、3原色のインクに対応するノズル数に合わせて
不吐出ノズルを設けることなく、黒色インクに対応する
全ノズルを用いて印字することを特徴とするカラーイン
クジェット記録方法。 - 【請求項2】 カラー印字モードの場合、3原色のイン
クに対応したノズルによる印字は、所定ドットに対して
主走査方向に順次インク滴を着弾させて形成し、黒色イ
ンクに対応したノズルによる印字は、所定ドットに対し
て、黒色インクに対応した第1のノズルから主走査方向
に間引いてインク滴を着弾させる第1の走査工程と、第
1の走査工程で用いたノズルとは別のノズルで、前記第
1の走査工程で着弾させたインク滴の間を補完するまで
インク滴を着弾させる第2の走査工程とを含んでなるこ
とを特徴とする請求項1記載のカラーインクジェット記
録方法。 - 【請求項3】 3原色のインクを吐出するノズル数のK
倍(Kは2以上の整数)の黒色インクを吐出するノズル
を装備した記録ヘッドを用いて、 黒色インクに対応したノズルによる印字の前記第1の走
査工程は、所定ドットに対して、黒色インクに対応した
第1のノズルから主走査方向にKドットに1ドットの割
合でインク滴を着弾させて印字を行い、前記第2の走査
工程は、前記第1の走査工程で用いたノズルとは別のノ
ズルを用いて、第1の走査工程で着弾したインク滴の間
を補完するまでインク滴を着弾させてなり、最終的に主
走査方向の1ラインをK個のノズルから吐出するインク
滴によって形成することを特徴とする請求項1及び2記
載のカラーインクジェット記録方法。 - 【請求項4】 3原色及び黒色インクを記録ヘッドから
記録媒体にインク滴として吐出し印字するカラーインク
ジェット記録装置において、 3原色のインクを吐出するノズルと、この3原色のイン
クを吐出するノズルよりも多くの黒色インクを吐出する
ノズルを装備した記録ヘッドと、この記録ヘッドからの
インク滴の吐出を制御する制御手段と、前記記録ヘッド
を記録媒体に対して相対的に主走査及び副走査させる走
査手段とを有して構成され、 前記制御手段は、黒色インクに対応したノズルのみを用
いて黒色インクを着弾させて印字するモノクロ印字モー
ドと、3原色インクに対応したノズルと黒色インクに対
応したノズルとを用いて複数のインクを着弾させて印字
するカラー印字モードとを実行し、 このカラー印字モードでは、印字すべき所定ドットに対
して、 3原色インクに対応したノズルからは主走査方向に順次
インク滴を着弾させて印字を行ない、 黒色インクに対応したノズルからは、主走査方向に間引
いてインク滴を着弾させるとともに、複数のノズルによ
って相補的に所定ドットの位置にインク滴を着弾させ
て、最終的に全ノズルを用いて印字することを特徴とす
るカラーインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記記録ヘッドは、3原色のインクを吐
出するノズル数のK倍(Kは2以上の整数)の黒色イン
クを吐出するノズルを装備し、前記カラー印字モードで
は、印字すべき所定ドットに対して、 3原色インクに対応したノズルからは主走査方向に順次
インク滴を着弾させて印字を行ない、 黒色インクに対応したノズルからは、主走査方向にKド
ットに1ドットの割合でインク滴を着弾させて、最終的
に主走査方向の1ラインをK個のノズルによって形成す
ることを特徴とする請求項4記載のカラーインクジェッ
ト記録装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22974994A JP3371567B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | カラーインクジェット記録方法及び記録装置 |
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JP22974994A JP3371567B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | カラーインクジェット記録方法及び記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0890795A true JPH0890795A (ja) | 1996-04-09 |
JP3371567B2 JP3371567B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=16897088
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---|---|---|---|
JP22974994A Expired - Lifetime JP3371567B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | カラーインクジェット記録方法及び記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3371567B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010162804A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012176574A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-13 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置およびその駆動方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5884642B2 (ja) * | 2012-05-29 | 2016-03-15 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP22974994A patent/JP3371567B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2010162804A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012176574A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-13 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置およびその駆動方法 |
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JP3371567B2 (ja) | 2003-01-27 |
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