JP5884642B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
本発明は、被記録媒体にノズルからインクを吐出することによって画像の記録を行う画像記録装置に関する。
特許文献1には、インクジェットヘッドが、走査方向に往復移動しつつノズルからインクを吐出することによって画像の記録を行う画像形成装置が記載されている。特許文献1に記載のインクジェットヘッドでは、ブラックのノズルが600dpiの密度で配列されているのに対して、カラーのノズルが300dpiの密度で配列されている。すなわち、ブラックのノズルのノズル同士の間隔が、カラーのノズルのノズル同士の間隔の半分となっている。ブラックのインク及びカラーのインクの両方を用いて画像の記録を行う際に、インクジェットヘッドを走査方向に移動させつつ、ブラック及びカラーのノズルからインクを吐出させ、その後、記録用紙をブラックのノズルの間隔5つ分搬送する、といった一連の動作を繰り返し実行させている。
このとき、特許文献1では、ブラックノズルを1つおきに配置される2つのブラックノズルのグループに分け、インクの吐出タイミング毎に、これら2つのグループの一方及び他方に属するブラックノズルから交互にインクを吐出させている。あるいは、インクジェットヘッドを走査方向の一方側に移動させるときに、一方のグループに属するノズルのみからインクを吐出させ、インクジェットヘッドを走査方向の他方側に移動させるときに、他方のグループに属するノズルのみからインクを吐出させている。そして、このようにして画像の記録を行わせることにより、インクジェットヘッドを走査方向に1回移動させる間に、全てのブラックのノズルにインクを吐出する機会ができ、ブラックのノズルの乾燥を防止することができる。
ここで、特許文献1に記載の画像形成装置において、上述したようにしてノズルからインクを吐出させて画像の記録を行わせた場合、インクジェットヘッドを走査方向の一方側に移動させたときに吐出されたインクによって形成されるドットと、インクジェットヘッドを走査方向の他方側に移動させたときに吐出されたインクによって形成されるドットとが、走査方向及び記録用紙の搬送方向の少なくともいずれか一方に交互に並ぶこととなる(特許文献1の図6、図7、図10、図12参照)。
一方で、インクジェットヘッドを走査方向に往復移動させつつノズルからインクを吐出させた場合、インクジェットヘッドを走査方向の一方側に移動させつつノズルから吐出させたインクの着弾位置と、インクジェットヘッドを走査方向の他方側に移動させつつノズルから吐出させたインクの着弾位置とが、走査方向にずれることがある。
そのため、特許文献1に記載の画像形成装置において、文字の縦線や表の縦線など、記録用紙の搬送方向に延びた線を含む画像の記録を行うと、インクジェットヘッドを走査方向の一方側に移動させたときに吐出されたインクによって形成されるドットと、インクジェットヘッドを走査方向の他方側に移動させたときに吐出されたインクによって形成されるドットとが、記録用紙の搬送方向に隣接して並ぶときには、搬送方向に延びた線が部分毎に走査方向にずれてしまう虞がある。また、インクジェットヘッドを走査方向の一方側に移動させたときに吐出されたインクによって形成されるドットと、インクジェットヘッドを走査方向の他方側に移動させたときに吐出されたインクによって形成されるドットとが、走査方向に隣接して並ぶときには、記録用紙の搬送方向に延びた線の太さが所望の太さにならないことがある。そして、これらのことが、画質が低下につながる。
本発明の目的は、ノズルの乾燥を防止しつつ、被記録媒体の搬送方向に延びた線を含む画像を高い品質で記録することが可能な画像記録装置を提供することである。
第1の発明に係る画像記録装置は、所定の走査方向に往復移動しながら、複数のノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記ノズルから吐出されたインクを着弾させる被記録媒体を、前記走査方向と直交する搬送方向に搬送する搬送機構と、前記インクジェットヘッド及び前記搬送機構の動作を制御する制御装置と、を備え、前記インクジェットヘッドは、前記複数のノズルとして、前記搬送方向に関して所定の第1間隔で配列された複数の第1ノズルと、前記搬送方向に関して、前記第1間隔の2以上の所定の整数倍の間隔である第2間隔で配列されており、前記複数の第1ノズルとは別の種類のインクを吐出する複数の第2ノズルと、を有し、前記制御装置は、前記キャリッジを前記走査方向の一方側に移動させつつ、前記複数の第1ノズル及び前記複数の第2ノズルからインクを吐出させる一方側記録動作と、前記キャリッジを前記走査方向の他方側に移動させつつ、前記複数の第1ノズル及び前記複数の第2ノズルからインクを吐出させる他方側記録動作と、を交互に前記所定整数回実行させるとともに、前記一方側記録動作及び前記他方側記録動作のいずれかを実行させる毎に、前記搬送機構に前記被記録媒体を、前記第1間隔と同じ長さ、又は、前記第1間隔と同じ長さに前記第2間隔のある整数倍の長さを加えた長さだけ前記搬送方向に搬送させることによって、前記被記録媒体の前記走査方向に延びた単位記録領域に画像を記録させる単位記録動作を、繰り返し実行させることによって、前記被記録媒体に画像の記録を行わせ、前記一方側記録動作において、前記単位記録領域の一部であって、着弾したインクによって形成されるドットが前記走査方向に複数並び得る一方側着弾領域にインクを着弾させ、前記他方側記録動作において、前記画像記録領域のうち、前記一方側着弾領域以外の部分であって、前記ドットが走査方向に複数並び得る他方側着弾領域にインクを吐出させ、前記一方側着弾領域及び前記他方側着弾領域は、ある単位記録動作と、その直前及び直後の単位記録動作のうち少なくとも片方の単位記録動作に対応する前記一方側着弾領域同士、及び、前記他方側記録動作同士が、それぞれ、少なくとも一部分において前記搬送方向に重なるように決められた領域であることを特徴とする。
本発明によると、一方側記録動作及び他方側記録動作のいずれにおいても、第1ノズルからインクを吐出させる。したがって、第2ノズルよりもノズル間隔の小さい第1ノズルが乾燥してしまうのを防止することができる。また、一方側着弾領域には、一方側記録動作によって吐出されたインクのみが着弾し、他方側着弾領域には、他方側記録動作によって吐出されたインクのみが着弾する。そのため、一方側着弾領域及び他方側着弾領域には、それぞれ、インクジェットヘッドが同じ方向に移動しているときに吐出されたインクのみが着弾する。したがって、一方側着弾領域内及び他方側着弾領域内では、着弾したインクによって形成されるドットに、インクジェットヘッドの移動方向の違いによる走査方向におけるズレが生じない。これにより、搬送方向に延びた線を記録する場合に、当該線を所望の太さで記録することができる。
また、本発明では、少なくとも2以上の一方側着弾領域の少なくとも一部分が搬送方向に重なり、少なくとも2以上の他方側着弾領域の少なくとも一部分が搬送方向に重なる。そのため、これら2以上の一方側着弾領域、及び、2以上の他方側着弾領域には、それぞれ、インクジェットヘッドが同じ方向に移動しているときに吐出されたインクのみが着弾する。したがって、搬送方向に延びた線が、これら2以上の一方側着弾領域にまたがって記録される場合、及び、2以上の他方側着弾領域にまたがって記録される場合に、当該線が部分毎に走査方向にずれることがない。
そして、以上のことから、搬送方向に延びた線を含む画像を高い品質で記録することができる。
第2の発明に係る画像記録装置は、第1の発明に係る画像記録装置において、前記制御装置が、前記一方側着弾領域及び前記他方側着弾領域の位置を変更する変更手段をさらに備えていることを特徴とする。
本発明によると、記録される画像の搬送方向に延びた線の位置などに応じて、一方側着弾領域及び他方側着弾領域の位置を変更することができる。
第3の発明に係る画像記録装置は、第1又は第2の発明に係る画像記録装置において、前記第1ノズルから吐出されるインクが、ブラックのインクであり、前記第2ノズルから吐出されるインクが、カラーのインクであることを特徴とする。
本発明によると、ブラックのインクとカラーのインクとを用いて画像の記録を行う場合に、カラーのインクを吐出するノズルよりもノズル間隔の小さいブラックのインクを吐出する第1ノズルの乾燥を防止することができるとともに、記録される画像の画質を向上させることができる。
本発明によれば、ノズル間隔の小さい第1ノズルが乾燥してしまうのを防止することができるとともに、搬送方向に延びた線を含む画像を高い品質で記録させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るプリンタ1は、キャリッジ2、インクジェットヘッド3、用紙搬送ローラ4などを備えている。また、プリンタ1の動作は、制御装置50によって制御されている。
キャリッジ2は、2本のガイドレール5に沿って走査方向に往復移動する。なお、以下では、走査方向の右側及び左側を図1に示すように定義して説明を行う。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2に搭載されており、3つのブラックヘッドユニット11a〜11cと、3つのカラーヘッドユニット12a〜12cとを備えている。
3つのブラックヘッドユニット11a〜11cは、走査方向に沿って配列されており、それぞれ、走査方向と直交する搬送方向に間隔Kcで配列された複数のブラックノズル15を備えている。また、ブラックヘッドユニット11bは、ブラックヘッドユニット11aから搬送方向の上流側に間隔Kcの3分の1の間隔Kb(=Kc/3)だけずれて配置されており、ブラックヘッドユニット11cは、ブラックヘッドユニット11bから搬送方向の上流側に間隔Kbだけずれて配置されている。これにより、インクジェットヘッド3においては、ブラックノズル15が、搬送方向に関して、間隔Kbで配列されている。
ここで、本実施の形態では、上述の通り、ブラックノズル15が間隔Kcでそれぞれ配列された3つのブラックヘッドユニット11a〜11cが搬送方向に、互いにブラックノズル15の間隔Kbずつずれて配置されることで、ブラックノズル15が間隔Kbで配列されていたが、3つのブラックヘッドユニット11a〜11cの代わりに、ブラックノズル15が間隔Kbで配列された1つのブラックヘッドユニットが設けられていてもよい。
3つのカラーヘッドユニット12a〜12cは、走査方向に沿って配列されており、それぞれ、走査方向と直交する搬送方向に間隔Kcで配列された複数のカラーノズル16を備えている。また、3つのカラーヘッドユニット12a〜12cは、搬送方向には互いにずれておらず、3つのカラーヘッドユニット12a〜12cのカラーノズル16は、搬送方向に関してブラックヘッドユニット11cのブラックノズル15と同じ位置にある。
また、インクジェットヘッド3は、チューブ13を介して4つのインクカートリッジ14と接続されている。4つのインクカートリッジ14には、走査方向の右側に配置されているものから順に、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが貯留されており、これら4色のインクがチューブ13を介してインクジェットヘッド3に供給される。
そして、インクジェットヘッド3は、インクカートリッジ14から供給されたこれら4色のインクを吐出する。具体的には、ブラックヘッドユニット11a〜11cのブラックノズル15からブラックのインクを吐出し、カラーヘッドユニット12a〜12cのカラーノズル16から、それぞれ、順にイエロー、シアン、マゼンタのインクを吐出する。
用紙搬送ローラ4は、記録用紙Pを搬送方向に搬送する。そして、プリンタ1においては、キャリッジ2を走査方向の右側又は左側に移動させつつ、キャリッジ2に搭載されたインクジェットヘッド3からインクを吐出させる走査を行い、走査毎に用紙搬送ローラ4によって記録用紙Pを搬送方向に所定量だけ搬送する、といった動作を繰り返すことにより、記録用紙Pに画像の記録を行う。
次に、図3を参照して、プリンタ1のハードウェアの構成を説明する。図3に示すように、プリンタ1は、制御装置50と、ドライバIC61と、キャリッジモータ62と、搬送モータ63と、インクジェットヘッド3と、受信装置64と、読取装置65と、操作パネル66とを備えている。
受信装置64は、PCなどの外部装置71からプリンタ1へ送信された各種のデータを受信するためのインターフェースである。具体的には、周知のネットワークカードや、USBデバイスコントローラなどである。読取装置65は、メモリカード等の携帯型のストレージや、デジタルカメラや等の外部メモリ72に記憶された各種のデータを読み取るためのコントローラである。具体的には、周知のメモリコントローラや、USBホストコントローラなどである。操作パネル66は、ディスプレイと、ユーザが操作するための各種の操作ボタンを備える。ユーザは、操作パネル66を操作して、プリンタ1に各種の指示を入力することができる。
制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを含む各種の制御回路を備える。制御装置50は、ROMやRAMなどのメモリに記憶された各種のプログラムに従って、記録制御処理、画像データ取得処理、モード情報取得処理、モード決定処理、領域変更処理などの各種の処理を行う。
記録制御処理は、プリンタ1において画像の記録を行う際の、インクジェットヘッド3を駆動するドライバIC61、キャリッジ2を移動させるキャリッジモータ62、用紙搬送ローラ4を駆動する搬送モータ63などの動作を制御する処理である。制御装置50は、ドライバIC61、キャリッジモータ62、搬送モータ63などを制御することにより、後述する第1〜第3記録モードのうちいずれかの記録モードで選択的に画像の記録を行わせる。
画像データ取得処理は、PC等の外部装置71からプリンタ1に対して送信された画像データを取得する処理である。制御装置50は、例えば、上述の受信装置64を介して画像データを取得する。PC等の外部装置71は、例えば、ユーザが所望の電子ファイルの記録を指示した場合に、プリンタ1で印刷可能な画像データを作成し、その画像データをプリンタ1に送信する。なお、画像データは、ページ記述言語で記述されたデータでもよいし、プリンタ1で解読可能なJPEGなどの所定の形式の画像ファイルのデータでもよい。
モード情報取得処理は、後述の第1〜第3記録モードのうちいずれの記録モードで記録用紙Pに画像の記録を行わせるかを示すモード情報を取得する処理である。制御装置50は、例えば、上述の受信装置64を介してモード情報を取得する。なお、本実施形態におけるモード情報は、PC等の外部装置71により印刷の指示が行われた場合に、外部装置71のプリンタドライバが作成したデータでよい。外部装置71は上述の画像データとともにモード情報をプリンタ1に送信する。なお、制御装置50が取得するモード情報は、ページ記述言語で記載されたデータでもよいし、JPEGなど所定形式の画像ファイルのヘッダーに記載されたデータなどでもよい。
外部装置71のプリンタドライバは、各種の印刷設定や、元の電子ファイルのファイル形式に応じて、いずれの記録モードで印刷を行うかを示すモード情報を生成するようにしてもよい。例えば、プリンタドライバのGUIで第1〜第3記録モードの中から所望の記録モードをユーザが選択できるようにし、プリンタドライバがこの選択に基づいてモード情報を生成するようにしてもよい。ユーザは、第1〜第3モードのうち好みの記録モードを直接設定することができる。
また、ユーザが第1〜第3記録モードを直接設定するのではなく、ユーザが入力した他の項目の印刷設定に基づいて、プリンタドライバが第1〜第3のモード情報を生成するようにしてもよい。例えば、プリンタドライバのGUIでは、「モノクロ/カラー設定」について、選択できるようにすればよい。「モノクロ/カラー設定」の項目では、「モノクロ印刷」または「カラー印刷」のいずれか一方の印刷設定が選択できればよい。そして、プリンタドライバは、「モノクロ印刷」が設定されている場合には、第3モードを示すモード情報を生成すればよい。また、プリンタドライバは、「カラー印刷」が設定されている場合には、印刷指示がされた元の電子ファイルのファイル形式に基づいて第1モードもしくは第2モードのいずれかを示すモード情報を生成すればよい。より具体的には、文字や罫線等、搬送方向に延びた線が利用される表計算ソフトやワープロソフト等のファイル形成の場合は、第1モードを示すモード情報を生成すればよい。一方、元の電子ファイルのファイル形式が、TIFFやGIF等の画像ファイルの場合は第2モードを示すモード情報を生成すればよい。
モード決定処理は、モード情報取得処理で取得したモード情報に基づいて、プリンタ1において、後述の第1〜第3記録モードのうちいずれの記録モードによって記録用紙Pに画像の記録を行わせるかを決定する処理である。モード決定処理の詳細は後述する。
領域変更処理は、後述の第1記録モードで記録を行わせる場合の、記録用紙Pの後述の領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4の位置を変更する処理である。上記領域の変更は、例えば、ユーザが操作パネル66や外部装置71を操作して領域変更の指示を行ったときに、その指示結果に応じて行われるようになっていてもよい。あるいは、記録される画像の文字のサイズなどに応じて行われるようになっていてもよい。
ここで、上述の第1〜第3記録モードによる画像の記録について説明する。第1記録モードは、記録用紙Pにブラックのインクとカラーのインクとを重ねて着弾させることによって、カラーの画像の記録を行う記録モードである。
図4の左側の図は、第1記録モードの各走査におけるブラックノズル15及びカラーノズル16の位置関係、及び、インクを吐出させるノズル15、16を模式的に示したものである。この図では、丸で囲んだ「B」が3つのブラックヘッドユニット11a〜11cのブラックノズル15に対応している。また、丸で囲んだ「C」が3つのカラーヘッドユニット12a〜12cのカラーノズル16に対応している。また、この図の上側の1〜6の数字は、何回目の走査であるかを示しており、これらの数字の下方に示す矢印は、各走査におけるキャリッジ2の移動方向を示している。また、この図では、各走査においてインクを吐出させるノズル15、16を実線で示し、インクを吐出させないノズル15、16を破線で示している。
図4の右側の図は、第1記録モードで画像の記録を行ったときに、各走査において吐出されたインクが着弾することによって形成されるドット100の位置を模式的に示した図である。この図では、丸で囲んだ数字は何回目の走査により吐出されたインクにより形成されたドットであるかを示している。ここで、この図では、ブラックのインクの着弾位置と、カラーのインクの着弾位置とを別々に図示しているが、ブラックのインクとカラーのインクとは、記録される画像の少なくとも一部分において互いに重なって着弾する。また、カラーのインクについては、後述の領域A1〜D1の、各走査によって形成されるドット100の位置は同じであるので、図4ではこれらを1つの図で示している。後述の領域A2〜D2、領域A3〜D3及び領域A4〜D4についても同様である。
なお、プリンタ1においては、実際には、インクジェットヘッド3の搬送方向の位置は変わらず、記録用紙Pが搬送方向に搬送されるが、図4では、各走査によって形成されるドット100の位置をわかりやすくするため、記録用紙Pの位置を固定し、記録用紙Pを基準としたインクジェットヘッド3の位置を示している。また、図4では、走査方向に32個のドット100が並び、搬送方向に16個のドット100が並ぶ領域Rに、6回の走査によって画像の記録を行う場合を示している。
ここで、本実施の形態では、領域Rを、図4に示すように、走査方向及び搬送方向にそれぞれ4等分することにより、それぞれにおいてドット100が走査方向に8個並び搬送方向4個並ぶ16個の領域に区分する。なお、以下では、これらの16個の領域を、例えば、左から2番目で、且つ、搬送方向下流側から3番目の領域を領域B3と表すなど、左から何番目の領域であるかを示すアルファベットA〜Dと、搬送方向下流側から何番目にあるかを示す数字1〜4を用いて表す。
また、本実施の形態では、上述の領域変更処理において、上記16個の領域の位置を変更して、図5(b)に示すように、図中太線で示した、領域A1〜A4を合わせた領域Ra、領域B1〜B4を合わせた領域Rb、領域C1〜C4を合わせた領域Rc、及び、領域D1〜D4を合わせた領域Rdに、それぞれ、1つの文字Mが収まるようにする。
そして、第1記録モードでは、キャリッジ2を右側に移動させながら、ブラックノズル15及びカラーノズル16からインクを吐出させる、1回目の走査を実行させる。このとき、ブラックのインクについては、領域A1、C1のうち、左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。一方、カラーのインクについては、領域A1〜D1の搬送方向下流側から2番目のドット100を形成するインクを吐出させる。
次に、記録用紙Pを搬送方向に、ブラックのノズル15の間隔Kbの4倍の長さである4Kb、言い換えれば、ブラックノズル15の間隔Kbと、カラーノズル16の間隔Kc(=3Kb)とを足し合わせた長さKb+Kcだけ搬送する。続いて、キャリッジ2を左側に移動させながらブラックノズル15及びカラーノズル16からインクを吐出させる、2回目の走査を行う。このとき、ブラックのインクについては、領域B1、D1のドット100、及び、領域B2、D2の左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。一方、カラーのインクについては、領域A1〜D1の搬送方向下流側から3番目のドット100、及び、領域A2〜D2の搬送方向下流側から2番目のドット100を形成するインクを吐出させる。
次に、記録用紙Pを搬送方向に4Kbだけ搬送する。続いて、キャリッジ2を右側に移動させながらブラックノズル15及びカラーノズル16からインクを吐出させる、3回目の走査を行う。このとき、ブラックのインクについては、領域A1、C1の左から偶数番目のドット100、領域A2、C2のドット100、及び、領域A3、C3の左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。一方、カラーのインクについては、領域A1〜D1の搬送方向下流側から1、4番目のドット、領域A2〜D2の搬送方向下流側から3番目のドット100、及び、領域A3〜D3の搬送方向下流側から2番目のドット100を形成するインクを吐出させる。
次に、記録用紙Pを搬送方向に4Kbだけ搬送する。続いて、キャリッジ2を左側に移動させながらブラックノズル15及びカラーノズル16からインクを吐出させる、4回目の走査を行う。このとき、ブラックのインクについては、領域B2、D2の左から偶数番目のドット100、及び、領域B3、D3のドット100、及び、領域B4、D4の左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。一方、カラーのインクについては、領域A2〜D2の搬送方向下流側から1、4番目のドット、領域A3〜D3の搬送方向下流側から3番目のドット100、及び、領域A4〜D4の搬送方向下流側から2番目のドット100を形成するインクを吐出させる。
次に、記録用紙Pを搬送方向に4Kbだけ搬送する。続いて、キャリッジ2を右側に移動させながらブラックノズル15及びカラーノズル16からインクを吐出させる、5回目の走査を行う。このとき、ブラックのインクについては、領域A3、C3の左から偶数番目のドット100、及び、領域A4、C4のドット100を形成するインクのみを吐出させる。一方、カラーのインクについては、領域A3〜D3の搬送方向下流側から1、4番目のドット、及び、領域A4〜D4の搬送方向下流側から3番目のドットを形成するインクを吐出させる。
次に、記録用紙Pを搬送方向に4Kbだけ搬送する。続いて、キャリッジ2を左側に移動させながらブラックノズル15及びカラーノズル16からインクを吐出させる、6回目の走査を行う。このとき、ブラックのインクについては、領域B4、D4の左から偶数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。一方、カラーのインクについては、領域A4〜D4の搬送方向下流側から1、4番目のドットを形成するインクを吐出させる。
次に、第2記録モードについて説明する。第2記録モードは、第1記録モードとは別の、記録用紙Pにブラックのインクとカラーのインクとを重ねて着弾させることによって、カラーの画像の記録を行う記録モードである。図6は、第2記録モードにおける、図4に対応する図である。第2記録モードにおいても、第1記録モードと同様、6回の走査によって領域Rに画像の記録を行うが、各走査におけるブラックのインクの着弾位置が第1記録モードとは異なる。なお、第2記録モードの各走査におけるカラーのインクの着弾位置は、第1記録モードと同様であるので、ここでは、ブラックのインクについてのみ説明を行う。また、第2記録モードにおいても、第1記録モードと同様、走査毎に記録用紙Pを搬送方向に4Kbだけ搬送する。
第2記録モードでは、ブラックのインクについては、1回目の走査において、領域A1〜D1のうち、左から1、5番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、2回目の走査において、領域A1〜D1の左から偶数番目のドット100、及び、領域A2〜D2の左から1、5番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、3回目の走査において、領域A1〜D1の左から3、7番目のドット100、領域A2〜D2の左から偶数番目のドット100、及び、領域A3〜D3の左から1、5番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、4回目の走査において、領域A2〜D2の左から3、7番目のドット100、領域A3〜D3の左から偶数番目のドット100、及び、領域A4〜D4の左から1、5番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、5回目の走査において、領域A3〜D3の左から3、7番目のドット100、及び、領域A4〜D4の左から偶数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、6回目の走査において、領域A4〜D4の左から3、7番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。
このように、第1、第2記録モードでは、6回の走査のうち、1〜3回目の走査によって領域A1〜D1に画像が記録され、2〜4回目の走査によって領域A2〜D2に画像が記録され、3〜5回目の走査によって領域A3〜D3の画像が記録され、4〜6回目の走査によって領域A4〜D4に画像が記録される。また、第1、第2記録モードでは、3回の走査の間に1回は各ブラックノズル15にインクの吐出の機会がある。これにより、カラーノズル16よりも小さい間隔で配置されたブラックノズル15の乾燥を防止することができる。
次に、第3記録モードについて説明する。第3記録モードは、ブラックのインクのみを用いてモノクロの画像の記録を行う記録モードである。図7は、第3記録モードにおける図4に対応する図である。
第3記録モードでは、キャリッジ2を右側に移動させつつ、ブラックノズル15からインクを吐出させる、1回目の走査を実行させる。このとき、搬送方向に関して、領域A1〜D1、A2〜D2に収まっているブラックノズル15のみからインクを吐出させる。
次に、記録用紙Pをブラックノズル15の列の長さ、つまり、間隔Kbの12倍の長さ12Kbだけ搬送方向に搬送する。続いて、キャリッジ2を左側に移動させつつ、ブラックノズル15からインクを吐出させる、2回目の走査を実行させる。このとき、搬送方向に関して、領域A3〜D3、A4〜D4に収まっているブラックノズル15のみからインクを吐出させる。
そして、第3記録モードでは、このように、2回の走査により領域Rにブラックノズル15の間隔Kbに対応した解像度でモノクロの画像が記録される。すなわち、第1、第2記録モードよりも高速で、第1、第2記録モードと同じ解像度でモノクロの画像を記録させることができる。
ここで、本実施の形態では、第1〜第3記録モードのいずれかの記録モードで選択的に画像の記録を行わせることができるが、このうち、第1記録モード及び第2記録モードでは、いずれも、ブラックのインクとカラーのインクとが重なって着弾することによって画像が記録される。ここで、第1記録モードによって記録された画像と、第2記録モードによって記録された画像の画質の違いについて説明する。
第1記録モードでは、図4、図5(a)に示すように、領域A1〜A4、C1〜C4のドット100は、それぞれ、奇数番目の走査によって吐出されたインクによってのみよって形成されている。すなわち、キャリッジ2が右側に移動しているときに吐出されたインクによってのみ形成されている。
同様に、領域B1〜B4、D1〜D4のドット100は、それぞれ、偶数番目の走査によって吐出されたインクによってのみよって形成されている。すなわち、キャリッジ2が左側に移動しているときに吐出されたインクによってのみ形成されている。
これにより、領域A1〜A4、領域B1〜B4、領域C1〜C4、領域D1〜D4において、それぞれ、キャリッジ2が同じ方向に移動しているときに吐出されたインクによって形成されたドット100が走査方向及び搬送方向に並ぶ。
さらに、領域A1〜A4を合わせた領域Ra、領域B1〜B4を合わせた領域Rb、領域C1〜C4を合わせた領域Rc、及び、領域D1〜D4を合わせた領域Rdにおいても、それぞれ、キャリッジ2が同じ方向に移動しているときに吐出されたインクによって形成されたドット100が走査方向及び搬送方向に並ぶ。
ここで、キャリッジ2を走査方向に往復移動させながらノズル15、16からインクを吐出させて画像の記録を行う場合、キャリッジ2を右側に移動させながらインク吐出させたときと、左側に移動させながらインクを吐出させたときとで、インクの着弾位置が走査方向に多少ずれてしまう。
そのため、第1記録モードとは異なり、キャリッジ2を右側に移動させたときに吐出させたインクによって形成されたドット100と、左側に移動させたときに吐出させたインクによって形成されたドット100とが搬送方向に並ぶ領域に、1つの文字や、表の縦線など、搬送方向に延びた線が記録されると、当該線が部分毎に走査方向にずれてしまう虞がある。
また、第1記録モードとは異なり、キャリッジ2を右側に移動させたときに吐出させたインクによって形成されたドット100と、左側に移動させたときに吐出させたインクによって形成されたドット100とが走査方向に並ぶ領域に、搬送方向に延びた線が記録されると、当該線が所望の太さにならない虞がある。
これに対して、第1記録モードで記録を行った場合には、領域Ra、Rb、Rc、Rdに、それぞれ、画像を構成する1つ文字Mが収まっているため、文字Mの線が部分毎に走査方向にずれることはない。また、線の太さも所望の太さとなる。これにより、搬送方向に延びた線を含む画像を高い品質で記録することができる。
一方、第2記録モードで画像の記録を行った場合には、領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4においては、いずれも、奇数番目の走査により吐出されたインクによって形成されたドット100と、奇数番目の走査により吐出されたインクによって形成されたドット100とが、走査方向に交互に並ぶ。また、領域Ra、Rb、Rc、Rdにおいては、それぞれ、奇数番目の走査により吐出されたインクによって形成された、搬送方向に並ぶ4つのドット100の組と、偶数番目の走査により吐出されたインクによって形成された、搬送方向に並ぶ4つのドット100の組とが、搬送方向に交互に並ぶ。
したがって、第1記録モードの場合と比較すると、領域R全体として、奇数番目の走査により吐出されたインクによって形成されたドット100と、偶数番目の走査により吐出されたインクによって形成されたドット100とが均等に配置される。したがって、写真などの記録を行うときに、記録される画像の画質を均一にすることができる。
次に、外部装置71から記録の指示を受信したときの、制御装置50の動作について図8を参照して説明する。
画像データの記録の指示を受信装置64が受信した場合、制御装置50は、図8に示す印刷処理を開始する。印刷処理を開始すると、制御装置50は、画像データ取得処理、及び、モード情報取得処理を行う(S101)。そして、画像データの取得、および、モード情報の取得を行ったあと、制御装置50は、モード決定処理を行う(S102)。そして、いずれの記録モードで画像データを記録するかを決定した後、決定された記録モードが第1記録モードである場合には(S103:YES)、制御装置50は、位置変更処理を行った上で(S104)、第1記録モードでの記録を行う(S105)。一方、S102で決定された記録モードが、第2、第3記録モードである場合には(S103:NO)、制御装置50は、決定された記録モードでの記録を行う(S105)。なお、一つの印刷指示につき複数の画像データを分割して受信する場合は、S105において、続きの画像データの取得と、その画像データの記録とを繰り返し実行する。
本実施の形態では、第1〜第3記録モードのいずれかの所望の記録モードによって画像の記録を行わせることができる。第3記録モードでは、高解像度でモノクロの画像をすばやく記録させることができる。一方、第1記録モードでは、文字や表など、搬送方向に延びた線を含む画像をカラーで記録させる場合に、搬送方向に延びた線を高い品質で記録させることができる。例えば、記録される画像が背景色のある表を含んでおり、表の縦線や文字の線などの品質を高くすることが好ましいと推定される表計算ソフトなどにおいて用いられるファイルを印刷する場合に有利である。一方、第2記録モードでは、モード情報取得部53が取得したファイル形式が、写真のファイル形式である場合など噴射するインクのデューティが高い場合は、黒ノズルの乾燥を防止してきれいな画像の記録を行わせることができる。
また、本実施の形態では、第1記録モードで画像の記録を行わせる場合に、位置変更処理において、領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4の位置を変更することができるので、文字や縦線の位置に合わせて、領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4の位置を変更すれば、記録される画像によらず、文字の表の線の記録品質を高くすることができる。
なお、本実施の形態では、ブラックノズル15が本発明に係る第1ノズルに相当し、カラーノズル16が本発明に係る第2ノズルに相当する。また、用紙搬送ローラ4が本発明に係る搬送機構に相当する。また、間隔Kbが本発明に係る第1間隔に相当し、間隔Kcが本発明に係る第2間隔に相当する。
また、走査方向の右側が本発明に係る一方側に相当する。また、第1記録モードにおける、キャリッジ2を右側に移動させながら、ノズル15、16からインクを吐出させる動作が、本発明に係る一方側記録動作に相当する。そして、一方側記録動作によって吐出されたブラックのインクが着弾する領域A1〜A4、C1〜C4が、それぞれ、本発明に係る一方側着弾領域に相当する。
また、走査方向の左側が本発明に係る他方側に相当する。また、第1記録モードにおける、キャリッジ2を左側に移動させながら、ノズル15、16からインクを吐出させる動作が、本発明に係る他方側記録動作に相当する。そして、他方側記録動作によって吐出されたブラックのインクが着弾する領域B1〜B4、D1〜D4が、それぞれ、本発明に係る他方側着弾領域に相当する。
また、連続する3回の走査と、これらの走査の間に行われる記録用紙Pの搬送とを合わせたものが、本発明に係る単位記録動作に相当する。そして、連続する3回の走査によって記録される領域A1〜D1を合わせた領域、領域A2〜D2を合わせた領域、領域A3〜D3を合わせた領域、及び、領域A4〜D4を合わせた領域が、それぞれ、本発明に係る単位記録領域に相当する。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成については、適宜その説明を省略する。
上述の実施形態では、S101において、制御装置50は、記録モードそのものを直接示す情報をモード情報として取得するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、他の印刷設定に関する情報を上述のモード情報として利用してもよい。具体的には、「モノクロ/カラー設定」、「縦線設定」の2つの項目の設定に関する情報をモード情報として利用してもよい。これらの印刷設定は、ユーザがプリンタドライバのGUIを利用して適宜設定できるようにし、これらの印刷設定の情報を外部装置がプリンタ1に画像データとともに送信するようにすればよい。「モノクロ/カラー設定」は、上述の説明と同じである。「縦線設定」の項目では、「文字などの縦線を優先する」または「写真などの画像を優先する」のいずれか一方の印刷設定が選択できればよい。
この場合、上述のS101において、制御装置50は、これらの設定に関する情報をモード情報として、上述の受信装置64を介して取得する。そして、S102では、制御装置50は、S101において受信したこれらの情報に基づいて、いずれの記録モードで記録を行うかを決定する。なお、「縦線設定」については、ユーザが直接設定できるものでなくてもよい。例えば、プリンタドライバが、印刷指示された元の画像ファイルのファイル形式に基づいて設定してもよい。
また、上述の実施形態においては、制御装置50は、記録モードそのものを直接示す情報をモード情報として取得するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像データそのものをモード情報として利用してもよい。
この場合、制御装置50は、上述のS101において画像データのみを取得する。そして、S102において、S101で取得した画像データに基づいて、第1〜第3記録モードのうちいずれの記録モードで記録を行わせるかを決定する。具体的には、S101において取得した画像から、(i)モノクロ画像の記録とカラー画像の記録のいずれが適しているか、(ii)画像に文字の縦線や表の縦線などの搬送方向の延びた線が含まれているか否かなどをそれぞれ判断する。(i)の判断は、例えば、画像データに黒以外のデータが含まれるか否かによって行う。(ii)の判断は、例えば、受信した画像に文字などが含まれているか否かをパターンマッチングで判断することによって行う。
また、上述の実施の形態では、制御装置50が受信装置64を介して画像データを受信するものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、プリンタ1で印刷可能な所定形式の画像ファイルが画像データとして記憶されたメモリカードなどの外部メモリ72から、読取装置65を介して画像データを取得するようにしてもよい。この場合、ユーザが読取装置に外部メモリ72を接続した後、操作パネル66で外部メモリ72に記憶された画像データの印刷の指示を行ったときに、制御装置50は、上述の印刷処理を開始する。
このとき、制御装置50は、S101において読取装置65を介して画像データを取得する。なお、外部メモリ72には、モード情報はあらかじめ記憶されていなくてもよい。操作パネル66の印刷を指示する画面で、操作パネル66がユーザのモードの選択を受け付けるようにすればよい。制御装置50は、操作パネル66を介してモード情報を取得する。そして、S102において、操作パネル66を介して取得したモード情報に基づいて、第1〜第3記録モードのいずれの記録モードで記録を行うかを決定する。
なお、ここでは、操作パネル66で直接記録モードを指定できるものとして説明したが、他の設定を利用して間接的に記録モードを指定できるものでもよい。あるいは、操作パネル66での操作によっては記録モードを指定せず、S101で取得した画像データを解析して記録モードを自動で決定してもよい。
また、上述の実施の形態では、走査を行う毎に、記録用紙Pを長さ4Kbずつ搬送させたがこれには限られない。例えば、一変形例(変形例1)では、第1、第2記録モードにおいて、1回目と2回目、及び、4回目と5回目の走査の後、それぞれ、記録用紙Pを間隔Kbと同じ長さだけ搬送し、3回目の走査の後、記録用紙Pを間隔Kbの10倍の長さ10Kb、言い換えれば、間隔Kbに間隔Kcの3倍の長さを加えた長さKb+3Kcだけ搬送している。なお、図9は、第1記録モードの場合を示している。
ただし、この場合には、領域A1〜D1、A4〜D4を、それぞれ、10個のドットが搬送方向に並ぶ領域とし、領域A2〜D2、A3〜D3を、それぞれ、搬送方向にドットが1つだけ配置される領域としている。
また、第1、第2記録モードの各走査の後における記録用紙Pの搬送量は、間隔Kbと同じ長さ、又は、間隔Kbに間隔Kcの整数倍を加えた長さであれば、上述の例で説明したものにも限られない。このとき、領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4の搬送方向の長さは、記録用紙Pの搬送量によって決まる。
また、上述の実施の形態では、領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4が、いずれも、走査方向にドット100が8個並び得る領域であったが、これには限られない。領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4は、8個以外の複数個のドット100が走査方向に並び得る領域であってもよい。さらに、各領域における走査方向に並び得るドット100の数は、互いに異なっていてもよい。
また、上述の実施の形態では、カラーのノズル16の間隔Kcが、ブラックのノズル15の間隔Kbの3倍であったが、これには限られない。例えば、カラーのノズル16の間隔Kcは、ブラックのノズル15の間隔Kbの5以上の奇数倍、あるいは、ブラックのノズル15の間隔Kbの偶数倍であってもよい。
カラーのノズル16の間隔Kcがブラックのノズル15の間隔Kbの偶数倍である例として、一変形例(変形例2)では、図10に示すように、カラーのノズル16の間隔Kcがブラックのノズル15の間隔Kbの4倍、すなわち、Kc=4Kbとなっている。
この場合には、図10に示すように、領域Rが、ドット100が搬送方向に15個並び得る領域であり、搬送方向に関して、ドット100が5つ並ぶ3つの領域に区分される。
そして、ブラックのインクについては、1回目の走査で、領域A1、C1の左から奇数番目のドット100のインクのみを吐出させる。また、2回目の走査で、領域B1、D1の左から奇数番目、及び、領域B2、D2の左から偶数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、3回目の走査で、領域A1、C1、A3、C3の左から偶数番目、及び、領域A2、C2の左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、4回目の走査で、領域B1、D1、B3、D3の左から偶数番目、及び、領域B2、D2の左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、5回目の走査で、領域A2、C2の左から偶数番目、及び、領域A3、C3の左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。また、6回目の走査で、領域B3、D3の左から奇数番目のドット100を形成するインクのみを吐出させる。
一方、カラーのインクについては、各領域A1〜D1、A2〜D2、A3〜D3への画像の記録を行う連続する4回の走査のうち、最初の走査で、搬送方向下流側から2番目のドット100を形成するインクを吐出させる。また、次の走査で、搬送方向下流側から3番目のドット100を形成するインクを吐出させる。また、次の走査で、搬送方向下流側から4番目のドット100を形成するインクを吐出させる。そして、最後の走査で、搬送方向下流側から1、5番目のドット100を形成するインクを吐出させる。
なお、この場合には、各走査の後に、それぞれ、記録用紙Pを、間隔Kbの5倍の長さである5Kbだけ、言い換えれば、ブラックのノズル15の間隔Kbに、カラーのノズル16の間隔Kcを加えた長さKb+Kcだけ、搬送方向に搬送させる。
また、上述の実施の形態では、領域A1〜A4、領域B1〜B4、領域C1〜C4及び領域D1〜D4が、それぞれ、搬送方向に完全に重なっていたが、これには限られない。これらの領域は、少なくともその一部分において搬送方向に重なっていればよい。一変形例(変形例3)では、図11に示すように、領域A2、A4が、領域A1、A3に対して、ドット100の4つ分だけ右側にずれており、領域A1の略右半分と領域A2の略左半分、領域A2の略左半分と領域A3の略右半分、及び、領域A3の略右半分と領域A4の略左半分が、それぞれ、搬送方向に重なっている。また、領域B1〜B4、領域C1〜C4、及び、領域D1〜D4についても同様である。
この場合でも、例えば、図11(b)に示すように、領域Raの領域A1〜A4が搬送方向に重なっている部分、領域Rbの領域B1〜B4が搬送方向に重なっている部分、領域Rcの領域C1〜C4が搬送方向に重なっている部分、及び、領域Rdの領域D1〜D4が搬送方向に重なっている部分に、搬送方向に延びた直線Lが配置されるように、これらの領域の位置を決めれば、上述の実施の形態と同様、直線Lが部分毎に走査方向にずれてしまうことがない。また、直線Lを所望の太さで記録することができる。
また、一方側着弾領域及び他方側着弾領域は、それぞれ、搬送方向に記録用紙Pの全域にわたって、搬送方向に重なっていることにも限られない。各一方側着弾領域が、当該領域の搬送方向上流側及び下流側に隣接する一方側着弾領域のうち少なくとも片方と重なっていればよい。また、各他方側着弾領域が、当該領域の搬送方向上流側及び下流側に隣接する他方側着弾領域のうち少なくとも片方と重なっていればよい。
また、上述の実施の形態では、位置変更処理によって領域A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4の位置を変更することができるようになっていたが、これらの領域の位置は変更できなくてもよい。この場合でも、例えば、プリンタが、主に、文字のみからなる画像など、搬送方向に延びた線の位置がほとんど変わることのない画像の記録に使用されるものである場合には、予め、搬送方向に延びた線の位置に合わせて領域の位置が設定されていれば、このような線を含む画像を高品質で記録することができる。
また、上述の実施の形態では、カラーノズル16が、搬送方向に関して、ブラックヘッドユニット11cのブラックノズル15と同じ位置に配置されていたが、これには限られない。カラーノズル16は、搬送方向に関して、ブラックヘッドユニット11aのブラックノズル15、あるいは、ブラックヘッドユニット11bのブラックノズル15と同じ位置に配置されていてもよい。
また、以上では、ブラックのインクを吐出させるブラックノズル15と、カラーのインクを吐出させるカラーノズルとを有するインクジェットヘッド3を備えたプリンタに本発明を適用した例について説明したが、これには限られない。所定の第1間隔で配列された第1ノズルから吐出されるインクの種類と、第1間隔の所定整数倍の第2間隔で配列された第2ノズルから吐出されるインクの種類との組み合わせは、ブラックインクとカラーインク以外の組み合わせであってもよい。
1 プリンタ
3 インクジェットヘッド
4 用紙搬送ローラ
15、16 ノズル
50 制御装置
3 インクジェットヘッド
4 用紙搬送ローラ
15、16 ノズル
50 制御装置
Claims (3)
- 所定の走査方向に往復移動しながら、複数のノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記ノズルから吐出されたインクを着弾させる被記録媒体を、前記走査方向と直交する搬送方向に搬送する搬送機構と、
前記インクジェットヘッド及び前記搬送機構の動作を制御する制御装置と、を備え、
前記インクジェットヘッドは、前記複数のノズルとして、
前記搬送方向に関して所定の第1間隔で配列された複数の第1ノズルと、
前記搬送方向に関して、前記第1間隔の2以上の所定の整数倍の間隔である第2間隔で配列されており、前記複数の第1ノズルとは別の種類のインクを吐出する複数の第2ノズルと、を有し、
前記制御装置は、
前記キャリッジを前記走査方向の一方側に移動させつつ、前記複数の第1ノズル及び前記複数の第2ノズルからインクを吐出させる一方側記録動作と、前記キャリッジを前記走査方向の他方側に移動させつつ、前記複数の第1ノズル及び前記複数の第2ノズルからインクを吐出させる他方側記録動作と、を交互に前記所定整数回実行させるとともに、前記一方側記録動作及び前記他方側記録動作のいずれかを実行させる毎に、前記搬送機構に前記被記録媒体を、前記第1間隔と同じ長さ、又は、前記第1間隔と同じ長さに前記第2間隔のある整数倍の長さを加えた長さだけ前記搬送方向に搬送させることによって、前記被記録媒体の前記走査方向に延びた単位記録領域に画像を記録させる単位記録動作を、繰り返し実行させることによって、前記被記録媒体に画像の記録を行わせ、
前記一方側記録動作において、前記単位記録領域の一部であって、着弾したインクによって形成されるドットが前記走査方向に複数並び得る一方側着弾領域にインクを着弾させ、
前記他方側記録動作において、前記画像記録領域のうち、前記一方側着弾領域以外の部分であって、前記ドットが走査方向に複数並び得る他方側着弾領域にインクを吐出させ、
前記一方側着弾領域及び前記他方側着弾領域は、ある単位記録動作と、その直前及び直後の単位記録動作のうち少なくとも片方の単位記録動作に対応する前記一方側着弾領域同士、及び、前記他方側記録動作同士が、それぞれ、少なくとも一部分において前記搬送方向に重なるように決められた領域であることを特徴とする画像記録装置。 - 前記制御装置が、前記一方側着弾領域及び前記他方側着弾領域の位置を変更する変更手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記第1ノズルから吐出されるインクが、ブラックのインクであり、
前記第2ノズルから吐出されるインクが、カラーのインクであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
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