JPH0435978A - プリンタ用インクリボン再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、インクリボンを用いて印字するプリンタ用イ
ンクリボンの再生装置に関する。

［従来の技術］ 従来、プリンタ用の印字装置としては種々の形式のもの
があるが、主に印字したい文字のパターンにより紙とイ
ンクリボンとを同時にインパクトすることで所望の文字
を印字するインパクトタイプと、印字しない文字を熱や
インクにより紙に射出することで所望の文字を印字する
ノンインパクトタイプとがある。

−ａに、インパクトタイプはノンインパクトタイプに比
へインパクト時における動作音が大きいという欠点か有
るか、印字出力の長期保存か可能でありしかも解像度の
高い印字品質を得ることかできる。例えはノンインパク
トタイプの−っであるサーマルプリンタは熱感応紙を使
用しなければならないため印字出力の保存か難しく、ｔ
な印字の解像度はサーマルヘッドの各発熱素子の密度に
制約を受けるためかなり低くなるが、これに対しインパ
クトタイプの一つであるドツトプリンタは熱感応紙を使
う必要がなく印字出力の長期保存が可能であり、しかも
印字の解像度は単位面積あたりのドツトの個数を増やす
ことで高くなるなめ、より繊細で美しい印字出力が得ら
れその利用価値は大きい。

しかし、インパクトタイプにおいては構造上インクリボ
ンの消耗が避けられず、度々その交換が必要であるうえ
、インクリボンの寿命が短く、しかも高価なため問題を
有していた。従って、インクリボンの寿命を延ばすため
には、インクリボンにインクを塗布することにより再生
使用することが好ましく、このようなインクリボン再生
方式は特開昭６３−１５７４号公報等に開示されている
ように、熱可溶性インクが塗布されているインクリボン
を加熱してインクを溶解させ、その後インクリボンを冷
却して反復使用可能にしたものがある。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術においては、インクリボンが加熱ブレード
の上を通り過ぎることにより熱可溶性インクを溶かし、
インクをリボンに対し−様な厚さに形成した後、冷却フ
ァンによってリボンを冷却するため、構造が複雑でコス
トが高くしかも熱可溶性インク以外には使用することが
できないといった不具合を有する。

そこで本発明は、低コストで構造が簡単であり、しかも
熱可溶性インク以外の液体インクに対して使用すること
ができるプリンタ用インクリボン再生装置を提供するこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明のプリンタ用インクリボン再生装置はインクリボ
ンを着脱自在に固定する受け部を設けたテーブルと、前
記インクリボンの巻き取り軸に接続可能な回転駆動軸と
、インクリボン送り出し経路に接し微径孔を有するイン
ク供給筒とを設け、前記回転駆動軸が正逆転可能であり
、前記インクリボンがエンドレス式カートリッジに収納
されているものである。

［作　用コ 上記構成によって引き出された印字能力の低下したプリ
ンタ用インクリボンにインク供給筒から微径孔を通して
インクを供給して再生が可能となる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。

第１図及び第２図は本発明の第１実施例を示し、１はカ
ートリッジであり、下側ケース２には液体インクを含浸
させてなる布製のエンドレスインクリボン３を収納し、
前記下側ケース２に対し回動するように巻き取り軸４を
設け、前記巻き取り軸４の回転によりインクリボン３が
搬送されるようにインクリボン３を挾んでローラ５を設
け、前記下側ゲース２の開口部を塞ぐように上部ゲース
６を取付は固定している。尚、前記巻き取り軸４の周面
および前記ローラ５の周面には凹凸部４ａ。

５−ａが各々形成されている。前記カートリッジ１の底
部には一対のピンｌａ、ｌｂが設けられ、このピンｌａ
、ｌｂをテーブル７に形成した孔からなる受け部８ａ、
８ｂに挿着することにより、カートリッジｌをテーブル
７に固定することができる。９は減速機を備えたモータ
９ａに連動する回転駆動軸であり、巻き取り軸４の下部
に形成した継手部なる切欠部４ｂに嵌合して、この巻き
取り軸４を回転させることかできる。さらに、各種のカ
ートリッジ１の回転方向に対応できるようにモータ９ａ
の印加する電圧極性をスイッチ１０により切り換えるこ
とで、巻き取り軸４は■転又は反転方向のいずれかに例
えば毎分１６回転の割合で駆動する。１１は前記テーブ
ル上に設けられたガイトローラであり、巻き取り軸４が
回転している間、カートリッジ１から引き出されたイン
クリボン３が滑らかに動くように作用するとともに、リ
ボン送り出し経路１２の途中に設けてられいる。また前
記リボン送り出し経路１２の途中には第２図に示すよう
に、インクリボン３の接する位置に直径１００μｍ程度
の微径孔１３を有するインク供給筒１４を、底部からナ
ツト１５にて廻し締めすることによりテーブル７に逆転
自在に立設している。

また、インク供給筒１４周面中央部にインクリボン３を
案内して搬送するように段付部１６ａ。

１６ｂをインク供給筒１４の上下にそれぞれ設けている
。

このように本発明においては、印字能力の低下したイン
クリボン３の再生を行う場合、カートリッジ１をテーブ
ル７に挿着し、巻き取り軸４の切欠部４ｂを回転駆動軸
９に嵌め合わせ、又インク供給筒１４の上部から高粘度
のインク１７を充填することにより、このインク１７液
面の高さにかかわらず表面張力にて微径孔１３から一定
量のインク１７が漏出し、回転駆動軸９の回転速度を一
定に保つことでインクリボ＞３に均一な量のインク１７
を塗布することができる′。さらに、インクリボン３に
塗布するインク１７の濃度は回転駆動軸９の回転速度を
変化させることで適宜調整可能である。

第３図は本発明の第２実施例を示し、第１実施例と同一
部分に同一符号を付し同一箇所の説明を省略して説明す
る。この例では布製インクリボン１の両端をリール状の
巻き取り軸３とリール状の送り出し軸２１とで巻き付は
固定し、カートリッジ１の内部に前記巻き取り軸３と送
り出し軸２１とがともに回動するようにして、上記カバ
ー６と下部カバー２とを取り付は固定している。そして
、カートリッジ１の外周形状に合わせてテーブル７に立
設した形状の受け部８を設けることで、カートリッジ１
をテーブル７に固定することができる。

該実施例においても巻き取り軸４のギア４ｂと回転駆動
軸９のギア９ｂとを嵌め合せ、インク供給筒１４の上部
からインク１７を充填し、回転駆動軸９に一定の回転速
度を与えることにより、インクリボン３に均一な量のイ
ンク１７を塗布することができ、印字能力の低下したイ
ンクリボン３を有するカートリッジ１を再生使用するこ
とが可能となる。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例
えば、カートリッジにセットされないインクリボンのみ
を再生する場合も同様に使用するものである。また、カ
ートリッジ式の場合、カートリッジとテーブルとの固定
方法はカートリッジの形状に合わせ凹凸部を設けるなど
して、適宜変更することが可能であり、またインク供給
筒を複数個設け、インクリボンの色に合わせてインク供
給筒を交換することにより、異なる色のインクリボンを
再生することができる。また、回転駆動軸の正逆転はモ
ータなどの電気的手段の代わりとして例えばモータに接
続した減速機構の途中に手動で操作する中間ギアを用い
てもよい。また、回転駆動軸はモータ駆動ではなく、手
動式のハンドルにより駆動するようにしてもよい。さら
に前記インク供給筒はインクリボンの接触に伴なって遊
転して、前記インク供給筒の全周面よりインクを漏出し
てインクリボンを再生するようにしてもよい ［発明の効果］ 本発明はインクリボンを着脱自在に固定する受け部を設
けたテーブルと、前記インクリボンの巻き取り軸に接続
可能な回転駆動軸と、インクリボン送り出し経路に接し
微径孔を有するインク供給筒とを設けたものであり、低
コストで精造か簡単であり、しかも液体インクに対して
使用することかできるプリンタ用リボン再生装置を提供
することかてきる。また、前記回転駆動軸が正逆転可能
なことにより、いかなるカートリッジにも対応できる。

さらに、前記インクリボンかエンドレス弐力−トリッジ
に収納されているものであることにより、エンドレスリ
ボンに対しても適応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の第１実施例を示すもので、
第１図は分解斜視図、第２図はインク供給筒の一部切欠
正面図、第３図は本発明の第２実施例を示す分解斜視図
である。 １・・・カートリッジ ３・・・インクリボン ４・・・巻き取り軸 ７・・・テーブル ８．８ａ、８ｂ・・・受け部 ９・・・回転駆動軸 １２・・・リボン送り出し経路 １３・・・微径孔 １４・・・インク供給筒 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）インクリボンを着脱自在に固定する受け部を設け
   たテーブルと、前記インクリボンの巻き取り軸に接続可
   能な回転駆動軸と、前記インクリボン送り出し経路に接
   し微径孔を有するインク供給筒とを設けたことを特徴と
   するプリンタ用インクリボン再生装置。
2. （２）前記回転駆動軸が正逆転可能なことを特徴とする
   特許請求の範囲（１）項記載のプリンタ用インクリボン
   再生装置。
3. （３）前記インクリボンがエンドレス式カートリッジに
   収納されているものであることを特徴とする特許請求の
   範囲（１）項記載のプリンタ用インクリボン再生装置