JP3489239B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3489239B2
JP3489239B2 JP00448795A JP448795A JP3489239B2 JP 3489239 B2 JP3489239 B2 JP 3489239B2 JP 00448795 A JP00448795 A JP 00448795A JP 448795 A JP448795 A JP 448795A JP 3489239 B2 JP3489239 B2 JP 3489239B2
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加藤  正
正広 上條
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Seiko Epson Corp
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は印字手段を往復移動させ
て印字するプリンタに関し、更に詳細には印字手段を移
動させるタイミングベルトの駆動に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種の技術は、図の代表例に示
されるように、駆動プーリである駆動輪18と歯付きタ
イミングベルト19の係合関係は、駆動輪18の歯先1
8aと、歯付きタイミングベルト19の歯部底面19b
で係合している形式のものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、図に示すように、キャリッジを移動するため
の駆動ピン30が歯付きタイミングベルト19を挟持し
て取り付けられているために、駆動輪18の歯の内の1
歯を欠いており、その歯を欠いた部分に図に示すよう
に、歯付きタイミングベルトの駆動ピンを設けていない
部分の歯部が係合した時、歯付きタイミングベルトと駆
動輪の係合位置が半径方向に変動するため、歯付きタイ
ミングベルトが駆動輪の半径方向に振動し、その振動が
キャリッジに伝達され、印字品質が悪くなる問題があっ
た。 【0004】又、その対策として、歯付きタイミングベ
ルトのテンションを上げ、歯付きタイミングベルトの上
下動の影響をおさえていたがその場合、プリンタ全体の
負荷が上がるため、高トルクのモータを使用しなければ
ならなくプリンタ単価が上昇することや、更には軸受け
部の耐摩耗性も減少する課題を有していた。 【0005】そこで本発明は上記課題を解決するために
なされたものであり、歯付きタイミングベルトのテンシ
ョンを上げることなくベルトの上下動をおさえ、高印字
品質、低コストのプリンタを提供することを目的として
いる。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、印
字手段を搭載し記録紙の進行方向と直交する方向に移動
自在に支持されているキャリッジと、キャリッジと係合
する固定ピンを備えたタイミングベルトと、外周に前記
タイミングベルトと噛合する歯が複数設けられた歯部及
び歯の無い欠歯部を備え、タイミングベルトを張設して
回転させる駆動プーリ及び従動プーリとを有するプリン
タにおいて、駆動プーリ及び従動プーリの欠歯部の歯底
は、前記タイミングベルトの歯の高さと同等になるよう
に他の前記歯部の歯底よりも歯底円の半径が大きく形成
されていることを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明の上記の構成によれば、駆動プーリ若し
くは従動プーリの欠歯部にタイミングベルトの歯が係合
した場合でも、タイミングベルトの歯部の上面と、駆動
プーリ若しくは従動プーリの歯底と当接しているので、
タイミングベルトが半径方向に位置は変動しない。 【0008】 【実施例】以下に本発明の実施例を図1乃至図4の図面
にもとづいて説明する。図は本発明の実施例における
インクジェットプリンタの斜視図であり、図はその分
解図であり、図は図3のインクジェットプリンタのキ
ャリッジの駆動機構の説明図である。図1は本発明の実
施例1の歯付きベルトと駆動プーリである駆動輪の係合
説明図である。 【009】インクジェットプリンタは、図示のように、
プリンタ本体10と紙送りユニット50とから構成され
ている。プリンタ本体10は記録ヘッド11a及びイン
ク袋(図示せず)を搭載したインクジェットカートリッ
ジ11を備えており、このインクジェットカートリッジ
はキャリッジ12に取り付けられている。このキャリッ
ジ12はフレーム13に設けられた一対のガイド棒14
によりその軸方向に移動自在に支持されている。キャリ
ッジ12を駆動するための駆動源となるモータ15は直
流モータが設けられ、これは一定方向に回転駆動される
(モータ15は直流モータに限らずステップモータであ
っても構わない)。 【0010】モータ15の回転軸にはギヤ16が固定さ
れており、このギヤ16はそれに噛合したギヤ17を回
転させ、ギヤ17と一体に形成された駆動プーリである
駆動輪18により歯付きタイミングベルト19は回転駆
動される。この回転により従動プーリである従動輪20
が回転し、従動輪20に連結されたギヤ21を回転させ
る。歯付きタイミングベルト19にはキャリッジ12を
往復動させるための駆動ピン(図の符号30)が設け
られており、キャリッジ12には駆動ピン30が上下に
摺動可能な溝が配置されており、駆動ピン30が上にあ
るときは図の実線の駆動ピンで移動され、駆動ピンが
30が下にある場合は二点鎖線の駆動ピンで移動した方
向とは反対方向に移動され、歯付きタイミングベルト1
9の一方向の回転駆動によりキャリッジ12が往復動す
る。 【0011】駆動輪18、及び従動輪20には、駆動ピ
ン30を回避させる為の欠歯部を一箇所設けてあり、そ
の欠歯部の歯底の半径は他の歯底に比べ大きくしてあり
本実施例では、駆動輪18の歯先18aから欠歯の歯底
18bの高さを歯付きタイミングベルト19の歯の高さ
と略同等に設定しており、従動輪20の歯付きタイミン
グベルト19と係合する形状は、駆動輪18と同一にし
てある。 【0012】駆動輪18、及び従動輪20の欠歯部に、
歯付きタイミングベルト19の歯が係合した際、歯付き
タイミングベルト19の歯部上面19aが駆動輪18の
歯底18cに当接し、歯付きタイミングベルト19は駆
動輪18及び従動輪20の半径方向への移動を抑止され
る。従って、欠歯部における歯付きタイミングベルト1
9の駆動輪18及び従動輪20の半径方向へ軌跡は、他
の係合個所と同一となり、歯付きタイミングベルト19
は振動しない。 【0013】すなわち、歯付きタイミングベルト19の
振動がないから、キャリッジ12も振動することはな
い。そのため、従来、印字行程に於いて顕著に生じてい
た記録ヘッド11aの印字中のドットピッチの乱れを防
止することができ、これにより奇麗な印字をすることが
できる。 【0014】尚、本実施例は印字手段として、インクジ
ェットプリンタを例としたが、ワイヤドットプリンタ
や、サーマルプリンタでも構わなく、作用効果になんら
変わるものではない。 【0015】又、本実施例では、プラテンに対し縦に配
置したものを紹介したが、その場合は、縦振動による印
字乱れがなくなるものであり、プラテンに対し横に配置
した場合は、インクジェットプリンタやワイヤドットプ
リンタでは、飛翔距離が変化して到達時間が変化するこ
とによる印字乱れがなくなるものであり、ベルトの配置
に影響されるものではない。 【0016】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、駆動
プーリ若しくは従動プーリの欠歯部にタイミングベルト
の歯が係合した場合でも、タイミングベルトの歯部の上
面と、駆動プーリ若しくは従動プーリの歯底と当接して
いるので、タイミングベルトが半径方向に位置は変動し
ない。その結果、タイミングベルトは振動が極僅かとな
り、印字手段を搭載したキャリッジの振動もなくなり、
印字手段による印字乱れを防止することができるため、
高印字品質の印字が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例1の歯付きベルトと駆動輪の係
合説明図。 【図2】本発明の一実施例に関わるインクジェットプリ
ンタの分解図。 【図3】図のインクジェットプリンタをモータ側から
見た斜視図。 【図4】図3のインクジェットプリンタのキャリッジの
駆動機構の説明図。 【図5】従来技術の駆動輪と駆動ピンの係合関係の説明
図。 【図6】従来技術の駆動輪及び従動輪と歯付きタイミン
グベルトの係合関係の説明図。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 印字手段を搭載し記録紙の進行方向と直
    交する方向に移動自在に支持されているキャリッジと、 前記キャリッジと係合する固定ピンを備えたタイミング
    ベルトと、 外周に前記タイミングベルトと噛合する歯が複数設けら
    れた歯部及び前記歯の無い欠歯部を備え、前記タイミン
    グベルトを張設して回転させる駆動プーリ及び従動プー
    リとを有するプリンタにおいて、 前記駆動プーリ及び前記従動プーリの前記欠歯部の歯底
    は、前記タイミングベルトの歯の高さと同等になるよう
    に他の前記歯部の歯底よりも歯底円の半径が大きく形成
    されていることを特徴とするプリンタ。
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