JPH08187910A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH08187910A
JPH08187910A JP448795A JP448795A JPH08187910A JP H08187910 A JPH08187910 A JP H08187910A JP 448795 A JP448795 A JP 448795A JP 448795 A JP448795 A JP 448795A JP H08187910 A JPH08187910 A JP H08187910A
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JP
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timing belt
pulley
tooth
toothed timing
wheel
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JP448795A
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Tadashi Kato
加藤  正
Masahiro Kamijo
正広 上條
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】歯付きタイミングベルトの振動をおさえ、高印
字品質のプリンタを提供する。 【構成】駆動輪18、及び従動輪20はキャリッジを往
復動させるための駆動ピン30を回避するために一部分
欠歯部を設けてある。その欠歯部に歯付きタイミングベ
ルトの歯部が係合する際は、歯付きタイミングベルト1
9の歯部上面と、駆動輪18、及び従動輪20の歯底1
8bが係合するようにし、歯付きタイミングベルト19
の振動をおさえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字手段を往復移動させ
て印字するプリンタに関し、更に詳細には印字手段を移
動させるタイミングベルトの駆動に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術は、図6の代表例に示
されるように、駆動プーリである駆動輪18と歯付きタ
イミングベルト19の係合関係は、駆動輪18の歯先1
8aと、歯付きタイミングベルト19の歯部底面19b
で係合している形式のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、図6に示すように、キャリッジを移動するため
の駆動ピン30が歯付きタイミングベルト19を挟持し
て取り付けられているために、駆動輪18の歯の内の1
歯を欠いており、その歯を欠いた部分に図7に示すよう
に、歯付きタイミングベルトの駆動ピンを設けていない
部分の歯部が係合した時、歯付きタイミングベルトと駆
動輪の係合位置が半径方向に変動するため、歯付きタイ
ミングベルトが駆動輪の半径方向に振動し、その振動が
キャリッジに伝達され、印字品質が悪くなる問題があっ
た。
【0004】又、その対策として、歯付きタイミングベ
ルトのテンションを上げ、歯付きタイミングベルトの上
下動の影響をおさえていたがその場合、プリンタ全体の
負荷が上がるため、高トルクのモータを使用しなければ
ならなくプリンタ単価が上昇することや、更には軸受け
部の耐摩耗性も減少する課題を有していた。
【0005】そこで本発明は上記課題を解決するために
なされたものであり、歯付きタイミングベルトのテンシ
ョンを上げることなくベルトの上下動をおさえ、高印字
品質、低コストのプリンタを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、印
字手段を記録紙の進行方向と直交する方向に移動させて
印字を行なうプリンタにおいて、一方向に回転駆動さ
れ、周囲に欠歯部のある凹凸状の歯が形成された駆動プ
ーリと、駆動プーリと反対方向の端に回転可能に配置さ
れ、周囲に欠歯部のある凹凸状の歯が形成された従動プ
ーリと、駆動プーリと従動プーリの歯と係合する歯部が
形成され、駆動プーリと従動プーリに張設されたタイミ
ングベルトと、タイミングベルトに固定された固定ピン
と、固定ピンにより駆動され、印字手段を搭載し記録紙
の搬送方向と直交する方向に移動されるキャリッジとを
有し、タイミングベルトと駆動プーリ及び従動プーリと
の噛合は、タイミングベルトの歯部の上面と、駆動プー
リ若しくは従動プーリの歯底と当接していることを特徴
とする。
【0007】又、駆動プーリ及び従動プーリの欠歯部
は、他の歯部の歯底よりも半径が大であることを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明の上記の構成によれば、駆動プーリ若し
くは従動プーリの欠歯部にタイミングベルトの歯が係合
した場合でも、タイミングベルトの歯部の上面と、駆動
プーリ若しくは従動プーリの歯底と当接しているので、
タイミングベルトが半径方向に位置は変動しない。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の実施例を図1、図3乃至図
5の図面にもとづいて説明する。図4は本発明の実施例
におけるインクジェットプリンタの斜視図であり、図3
はその分解図であり、図5は図3のインクジェットプリ
ンタのキャリッジの駆動機構の説明図である。図1は本
発明の実施例1の歯付きベルトと駆動プーリである駆動
輪の係合説明図である。
【0010】インクジェットプリンタは、図示のよう
に、プリンタ本体10と紙送りユニット50とから構成
されている。プリンタ本体10は記録ヘッド11a及び
インク袋(図示せず)を搭載したインクジェットカート
リッジ11を備えており、このインクジェットカートリ
ッジはキャリッジ12に取り付けられている。このキャ
リッジ12はフレーム13に設けられた一対のガイド棒
14によりその軸方向に移動自在に支持されている。キ
ャリッジ12を駆動するための駆動源となるモータ15
は直流モータが設けられ、これは一定方向に回転駆動さ
れる(モータ15は直流モータに限らずステップモータ
であっても構わない)。
【0011】モータ15の回転軸にはギヤ16が固定さ
れており、このギヤ16はそれに噛合したギヤ17を回
転させ、ギヤ17と一体に形成された駆動プーリである
駆動輪18により歯付きタイミングベルト19は回転駆
動される。この回転により従動プーリである従動輪20
が回転し、従動輪20に連結されたギヤ21を回転させ
る。歯付きタイミングベルト19にはキャリッジ12を
往復動させるための駆動ピン(図5の符号30)が設け
られており、キャリッジ12には駆動ピン30が上下に
摺動可能な溝が配置されており、駆動ピン30が上にあ
るときは図5の実線の駆動ピンで移動され、駆動ピンが
30が下にある場合は二点鎖線の駆動ピンで移動した方
向とは反対方向に移動され、歯付きタイミングベルト1
9の一方向の回転駆動によりキャリッジ12が往復動す
る。
【0012】駆動輪18、及び従動輪20には、駆動ピ
ン30を回避させる為の欠歯部を一箇所設けてあり、そ
の欠歯部の歯底の半径は他の歯底に比べ大きくしてあり
本実施例では、駆動輪18の歯先18aから欠歯の歯底
18bの高さを歯付きタイミングベルト19の歯の高さ
と略同等に設定しており、従動輪20の歯付きタイミン
グベルト19と係合する形状は、駆動輪18と同一にし
てある。
【0013】駆動輪18、及び従動輪20の欠歯部に、
歯付きタイミングベルト19の歯が係合した際、歯付き
タイミングベルト19の歯部上面19aが駆動輪18の
歯底18cに当接し、歯付きタイミングベルト19は駆
動輪18及び従動輪20の半径方向への移動を抑止され
る。従って、欠歯部における歯付きタイミングベルト1
9の駆動輪18及び従動輪20の半径方向へ軌跡は、他
の係合個所と同一となり、歯付きタイミングベルト19
は振動しない。
【0014】すなわち、歯付きタイミングベルト19の
振動がないから、キャリッジ12も振動することはな
い。そのため、従来、印字行程に於いて顕著に生じてい
た記録ヘッド11aの印字中のドットピッチの乱れを防
止することができ、これにより奇麗な印字をすることが
できる。
【0015】(実施例2)次に本発明の他の実施例を図
2を用いて説明する。図2に示すように駆動輪18と、
歯付きタイミングベルト19の係合関係は、欠歯部を含
む全ての係合部にわたり、駆動輪18の歯底18dと、
歯付きタイミングベルト19の歯部上面19aを欠歯部
を含む全ての係合部にわたって係合させることにより歯
付きタイミングベルトの振動をおさえることができる。
【0016】実施例1と同様に、従動輪20の歯付きタ
イミングベルト19と係合する形状は、駆動輪18と同
一にしてあるので、欠歯部における歯付きタイミングベ
ルト19の駆動輪18及び従動輪20の半径方向へ軌跡
は、他の係合個所と同一となり、歯付きタイミングベル
ト19は、振動しない。
【0017】尚、本実施例は印字手段として、インクジ
ェットプリンタを例としたが、ワイヤドットプリンタ
や、サーマルプリンタでも構わなく、作用効果になんら
変わるものではない。
【0018】又、本実施例では、プラテンに対し縦に配
置したものを紹介したが、その場合は、縦振動による印
字乱れがなくなるものであり、プラテンに対し横に配置
した場合は、インクジェットプリンタやワイヤドットプ
リンタでは、飛翔距離が変化して到達時間が変化するこ
とによる印字乱れがなくなるものであり、ベルトの配置
に影響されるものではない。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、駆動
プーリ若しくは従動プーリの欠歯部にタイミングベルト
の歯が係合した場合でも、タイミングベルトの歯部の上
面と、駆動プーリ若しくは従動プーリの歯底と当接して
いるので、タイミングベルトが半径方向に位置は変動し
ない。その結果、タイミングベルトは振動が極僅かとな
り、印字手段を搭載したキャリッジの振動もなくなり、
印字手段による印字乱れを防止することができるため、
高印字品質の印字が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の歯付きベルトと駆動輪の係
合説明図。
【図2】本発明の実施例2の歯付きベルトと駆動輪の係
合説明図。
【図3】本発明の一実施例に関わるインクジェットプリ
ンタの分解図。
【図4】図3のインクジェットプリンタをモータ側から
見た斜視図。
【図5】図3のインクジェットプリンタのキャリッジの
駆動機構の説明図。
【図6】従来技術の駆動輪と駆動ピンの係合関係の説明
図。
【図7】従来技術の駆動輪及び従動輪と歯付きタイミン
グベルトの係合関係の説明図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字手段を記録紙の進行方向と直交する
    方向に移動させて印字を行なうプリンタにおいて、 一方向に回転駆動され、周囲に欠歯部のある凹凸状の歯
    が形成された駆動プーリと、 前記駆動プーリと反対方向の端に回転可能に配置され、
    周囲に欠歯部のある凹凸状の歯が形成された従動プーリ
    と、 前記駆動プーリと前記従動プーリの前記歯と係合する歯
    部が形成され、前記駆動プーリと前記従動プーリに張設
    されたタイミングベルトと、 前記タイミングベルトに固定された固定ピンと、 前記固定ピンにより駆動され、前記印字手段を搭載し前
    記記録紙の搬送方向と直交する方向に移動されるキャリ
    ッジとを有し、 前記タイミングベルトと前記駆動プーリ及び前記従動プ
    ーリとの噛合は、前記タイミングベルトの歯部の上面
    と、前記駆動プーリ若しくは前記従動プーリの歯底と当
    接していることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記駆動プーリ及び前記従動プーリの欠
    歯部は、他の歯部の歯底よりも半径が大であることを特
    徴とするプリンタ。
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