JPH08197819A - インクリボンカートリッジの装着装置 - Google Patents

インクリボンカートリッジの装着装置

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JPH08197819A
JPH08197819A JP1032995A JP1032995A JPH08197819A JP H08197819 A JPH08197819 A JP H08197819A JP 1032995 A JP1032995 A JP 1032995A JP 1032995 A JP1032995 A JP 1032995A JP H08197819 A JPH08197819 A JP H08197819A
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JP
Japan
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ink ribbon
ribbon cartridge
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recording medium
platen
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JP1032995A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hirota
淳 廣田
Yoshiyuki Yamada
儀行 山田
Atsuo Sakaida
惇夫 坂井田
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタにおけるインクリボンカートリッジ
28の装着構造を簡単化し、且つがたつきなく装着でき
るようにする。 【構成】 下面にプラテン8を固定したカバー上体4の
上面の搭載部4aに被記録媒体7の移送方向と略平行状
に、左右一対の案内腕部28b,28cを備えたインク
リボンカートリッジ28を搭載するに際して、カバー上
体4の上面に設けたガイドレール53の先端に設けた係
止鉤片54に、インクリボンカートリッジ28の左右両
外側に突設したフランジ52における水平片部52aを
下向きに押圧するように湾曲させて嵌合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャトルプリンタ等の
プリンタにおけるインクリボンカートリッジの装着装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印字ヘッドにおける印字ピンをプラテン
に対して進退動させ、プラテン表面上を移動する用紙等
の被記録媒体の表面側と前記印字ピンの先端との間にイ
ンクリボンを通過させるように、インクリボンカートリ
ッジを、印字ヘッド側のキャリッジに対して着脱自在に
搭載することは良く知られている。
【0003】また、インクリボンカートリッジを、その
インクリボンが収納された主貯蔵部から左右一対の案内
腕を突出させ、前記主貯蔵部から一方の案内腕と他方の
案内腕とを経て再度主貯蔵部に至るインクリボンの走行
ルートが形成されるように構成し、前記左右一対の案内
腕の先端間の走行ルートでは、当該両案内腕の延びる方
向と90度にインクリボンを屈曲させて前記印字ピン先
端とプラテンとの間を通過させるにように構成すること
も、例えば、特公平4−15105号公報等において知
られている。
【0004】そして、前記先行技術では、キャリッジに
設けた左右一対の回動式フックにより、インクリボンカ
ートリッジの左右両側部をキャリッジに対して着脱自在
に固定するように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記先
行技術における回動式フックでは、回動中心軸回りに回
動するフック先端の係止部でインクリボンカートリッジ
の左右両側の係合部をキャリッジの搭載部の表面側に押
圧する力が少ないので、キャリッジの搭載部に対してイ
ンクリボンカートリッジががたつき易いという問題があ
り、そのため、キャリッジの表面側にスポンジやゴム等
の弾性体を設け、この弾性体を押圧変形させるようにイ
ンクリボンカートリッジを前記搭載部に押しつけした状
態で前記回動式フックをインクリボンカートリッジの左
右両側部に係止させるようしていたから、装着作業に手
間が掛かるという問題があった。また、キャリッジに回
動式フックを取付けしなければならないから、部品点数
も多くなり、製造コストも高くなるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、前記従来の問題を解決し、イン
クリボンカートリッジの装着作業も容易であり、且つ低
コストのインクリボンカートリッジの装着装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、印字ピンの先端とそれに
対向配置したプラテン表面を通過する被記録媒体表面と
の間を通過するインクリボンのカートリッジの装着装置
であって、前記プラテンの支持部材の裏面側にインクリ
ボンカートリッジを前記被記録媒体の通過方向と略平行
状に着脱自在に装着するための搭載部を設け、インクリ
ボンカートリッジの装着方向と交差する左右両側にはフ
ランジ片を設け、前記搭載部の左右両側部位には、前記
インクリボンカートリッジの装着方向に対向して開口
し、且つ嵌合した前記フランジ片を支持部材側に押圧す
る係止鉤片を設けたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
インクリボンカートリッジにおいて、前記フランジ片
を、前記インクリボンカートリッジと搭載部との接触面
に対して所定の間隔をおいて設けられているように構成
するものである。また、請求項3に記載の発明は、請求
項1または2記載のインクリボンカートリッジにおい
て、前記搭載部には、前記インクリボンカートリッジの
腕部を支持する突起を設けるものである。
【0009】
【実施例】次に本発明を具体化した実施例について説明
する。図1はシャトルプリンタ1の側断面図、図3は印
字ヘッド2の斜視図を各々示し、本発明のシャトルプリ
ンタ1は、フレーム3の上部に配置したカバー上体4と
カバー下体5との間の用紙通路に設けた紙送り機構6に
おける駆動ローラ6aと押圧ローラ6bとにより図1の
矢印A方向に移送される用紙等の被記録媒体7の下面に
印字するものである。カバー上体4の下面に固定したほ
ぼ台形状のプラテン8と対峙して後述する印字ヘッド2
が配置されており、印字ヘッド2における単位印字機構
12の印字ピン13は被記録媒体7の移送方向と直交す
る方向に一列状に配置され、この印字ピン13が所定の
振幅(8ドット分の振幅)にて配列方向に沿って左右揺
動しながらプラテン8の下面に向かって突出動して、プ
ラテン8の支持部材としてのカバー上体4の裏面に搭載
したインクリボンカートリッジ28からのインクリボン
29を介して被記録媒体7の表面に印字し、その後の被
記録媒体7はロータリ式の切断手段9にて所定の長さに
切断された後、ゴム製の突起部が複数放射状に突出した
排出ローラ10にて機外に排出されるように構成されて
いる。
【0010】本実施例の印字ヘッド2の基本的構成は、
図1〜図5に示すように、金属製の断面上向きコ字型の
ベース体11と、該ベース体11内に相対向させて配置
され、且つ被印字媒体7の送り方向と直交するように2
列状に配列させた複数の単位印字機構12と、各単位印
字機構12における印字ピン13の中途部を案内支持す
るための揺動可能な揺動部材14と、この揺動部材14
を被印字媒体7の送り方向と直交する方向に往復揺動さ
せるための揺動機構15とからなる。
【0011】前記被記録媒体7の送り方向に対して直交
する方向に長いベース体11はアルミニウム合金等の金
属製であり、揺動部材14は、PBT等の合成樹脂製で
あり、揺動部材14は後述するように、ベース体11の
上面を覆うようにビスにて取付けられるカバー体16と
一体成形されている。複数(実施例では28個)の単位
印字機構12は、ベース体11の相対峙する垂直側板1
1a,11aの長手方向に沿い、被記録媒体7の送り方
向に対して直交する方向で交互に(ジグザグ状に)配置
し、各垂直側板11aの内面に各単位印字機構12にお
ける主フレームの背面を当接させてビス17等にて固定
する。従って、各垂直側板11aに対して単位印字機構
12が14個づつ配置されることになり、且つ複数の印
字ピン13が平面視で一列状に配置されることになる
(図3参照)。
【0012】次に、図1〜図5を参照しながら、揺動部
材14及び揺動機構15の構成について説明する。揺動
部材14は、ベース体11の上面を覆うカバー体16か
ら上向きに突出する一対の可撓性の支柱30,30と、
該一対の支柱30、30の上端間を一体的に連設して前
記プラテン8の長手方向に沿う主案内片31とからな
り、ベース体11の上面を覆うカバー体16の中央部に
は、前記一列状に突出する印字ピン13が挿通する溝孔
32が穿設されており、カバー体16の両端(前記溝孔
32の長手両端部)から一対の可撓性の支柱30,30
が上向きに一体的に突出されている。
【0013】また、前記主案内片31及び前記一対の支
柱30,30の上下中途部間を連結するための撓み可能
な複数本の補助案内片33には、一定間隔(実施例で
は、2.8 mm)で一列状に配置される印字ピン13を各々
摺動自在に案内支持するための案内孔(図示せず)を備
える。なお、各補助案内片33の長手方向の両端は、各
支柱30に対して連結ピン34を介してそれぞれ回動可
能に連結されている。
【0014】また、前記主案内片31の側面長手方向中
央部の支持ブロック35には、被記録媒体7の移送方向
上流側に向かって水平方向に突出する横ピン36を備え
た連結ブロック37をねじ38にて固定する。そして、
揺動部材14と揺動機構15との揺動連結部位である前
記横ピン36に回動可能に枢着連結したクランクアーム
40の基端をフレーム3における軸受41を介して回転
自在に軸支された偏心ロータ39に回動可能に装着し、
偏心ロータ39は揺動用モータ42及び増速伝動歯車機
構43を介して一定方向に回転駆動されるように構成さ
れている(図1〜図5を参照)。
【0015】なお、前記揺動部材14の近傍には印字タ
イミングを制御するためのセンサ手段としてのリニアエ
ンコーダを設ける。即ち、図1〜図3に示すように、前
記主案内片31の一側にはその長手方向に沿って長いセ
ンサ片44を配置し、該センサ片44の両端は、前記一
対の支柱30,30の側面に着脱自在に取付けられるブ
ラケット45に装着されている。センサ片44には、印
字タイミング用の8本のスリットからなる往動用スリッ
ト部46aと、同じく8本のスリットからなる復動用ス
リット部46bとが穿設されており、その各々のスリッ
ト部に対してフォトインタラプタ等の光透過式検出器4
7を配置する。
【0016】次に、インクリボンカートリッジ28の装
着装置の構成について、図1及び図6〜図9を参照しな
がら説明する。インクリボンカートリッジ28を搭載す
るためのカバー上体4は、フレーム3に固定されたカバ
ー下体5に対して枢支軸部50の箇所を中心にして上向
き回動可能、且つ取り外し可能に構成され、フレーム3
に設けた左右両側の係合フック51にて、カバー上体4
とカバー下体5とが、被記録媒体7の通過通路を隔てて
外れ不能に固定されるようになっている。本実施例のイ
ンクリボンカートリッジ28は、インクリボン29が収
納される主貯蔵部28aと、該主貯蔵部28aの前端左
右両側から突出させた左右一対の案内腕部28b,28
cとからなり、これらの部材はABS等の合成樹脂材に
て形成されている。そして、前記主貯蔵部28aから一
方の案内腕部28bと他方の案内腕部28cとを経て再
度主貯蔵部28aに至るインクリボン29の走行ルート
が形成されるように構成し、前記左右一対の案内腕部2
8b,28cの先端間の走行ルートでは、当該両案内腕
部28b,28cの延びる方向と90度にインクリボン
29を屈曲させて前記印字ピン13の先端とプラテン8
との間を通過させるように構成する。
【0017】また、前記左右両案内腕部28b,28c
の外面側には、側断面略L字状のフランジ片52,52
が同じくABS,PBT等の弾性体としての合成樹脂材
にて一体的に突出するように設けられている。他方、前
記カバー上体4の下面には、プラテン8がビス56にて
固定されており、カバー上体4の上面はインクリボンカ
ートリッジ28を被記録媒体7の通過方向と略平行状に
着脱自在に装着できる搭載部4aとしてほぼ平坦に形成
され、カバー上体4の左右両側には、インクリボンカー
トリッジ28における左右両案内腕部28b,28cの
外面側側を囲むように被記録媒体7の通過方向と略平行
状に延びる左右一対の突条ガイドレール53,53が突
設されており、この両ガイドレール53,53の先端に
は、インクリボンカートリッジ28の装着方向に対して
開口し、且つ前記左右両フランジ片52,52の各水平
片部52aを嵌合するようにした係止鉤片54,54が
形成されている(図6及び図9参照)。
【0018】また、前記カバー上体4の上面の搭載部4
aには、前記左右両案内腕部28b,28cの相対峙す
る側面(内側面)側を支持して、当該左右両案内腕部2
8b,28cの先端間の距離が接近しないように規制す
るための一対の突起55,55が設けられている。そし
て、前記インクリボンカートリッジ28が搭載部4aに
対してがたつかないようにするため、前記フランジ片5
2における水平片部52aの上面から案内腕部28b及
び28cの下面迄の高さ寸法E1を、係止鉤片54の下
面から搭載部4a上面までの隙間寸法E2より若干大き
くなるように設定する(図9参照)。なお、各係止鉤片
54の下面先端部には、前記水平片部52aが挿入し易
いようにした傾斜案内面が形成されている(図9参
照)。
【0019】これにより、インクリボンカートリッジ2
8を装着するときには、係合フック51を外して、枢支
軸50箇所を中心にしてカバー上体4を上向き回動さ
せ、インクリボンカートリッジ28をその主貯蔵部28
a側から搭載部4aに図6及び図7の矢印A′方向に移
動させ、左右両案内腕部28b,28cにおけるフラン
ジ片52の各水平片部52aを係止鉤片54内に挿入す
る。そうすると、各水平片部52a上面と係止鉤片54
下面との高さ位置の相違により、各水平片部52aは係
止鉤片54により弾性的に湾曲させられ、左右両案内腕
部28b,28cは搭載部4aに対して押しつけられた
状態で嵌合することになり(図8参照)、搭載されたイ
ンクリボンカートリッジ28はがたつくことなくしっか
りとカバー上体4に固定されるのである。そして、左右
両案内腕部28b,28cの間のインクリボン29は、
プラテン8の下面側に配置され、当該プラテン8の下面
に沿って移動する被記録媒体7の下面側にインクリボン
29が配置されることになる。
【0020】しかも、カバー上体4上面の左右一対の突
起55,55により、左右両側の案内腕部28b,28
cの間隔(姿勢)も保持させることができる。また、搭
載部4aに対するインクリボンカートリッジ28の着脱
作業は、カバー上体4の上面に対して矢印A方向及び
A′方向に滑らせて移動させるだけであるから至極簡単
であり、さらに、前記左右一対のフランジ片52,52
とそれに対する係合鉤片54,54だけであるから装着
装置の構造も至極簡単となり、製造コストも廉価とな
る。
【0021】なお、印字動作について説明すると、印字
指令があると、紙送り機構6にて被記録媒体7は図1の
矢印A方向に移送される。他方、揺動用モータ42が回
転し、増速伝動歯車機構43を介して偏心ロータ39が
一定方向に回転するから、クランクアーム39及び横ピ
ン36を介して揺動部材14である主案内片31は一対
の支柱30,30の基部を中心にして図2及び図3の
C,D方向に往復揺動する。従って、各印字ピン13の
先端側が主案内片31における案内孔の側面または側縁
にて側圧を受けて、当該各印字ピン13はその基端を中
心にして左または右に湾曲する。なお、印字開始のタイ
ミングは、例えば、主案内片31がC方向の揺動端部か
ら反転してD方向に移動し始める時とする。
【0022】そして、入力された印字データのキャラク
タ(文字)に対応するドットパターンに展開したドット
パターンデータに基づき、所定の単位印字機構12にお
ける圧電素子にパルス電圧を印加させると、印字ピン1
3がプラテン8方向に瞬間的に突出して、インクリボン
29を介して被記録媒体7の表面にドット印字できるの
である。このようにして、印字ピン13がC及びD方向
に移動する途次において所定の印字タイミングにて次々
にドット印字する。次に主案内片31がD方向揺動端に
来た時、紙送り機構6を間欠作動させて1ドット分だけ
被記録媒体7を改行方向に移動させた後、前記と同様に
してドット印字を実行するのである。
【0023】なお、主案内片31が右揺動端もしくは左
揺動端に来たとき、大きく湾曲した各印字ピン13の先
端が主案内片31における案内孔の側面や側縁にてこじ
れを生じないようにするため、揺動部材14の揺動振幅
量は制限されている。本実施例では、各印字ピン13の
先端の全振幅量が3.1mmになるように設定されてい
る。また、1つの印字ピン13にて被記録媒体7の幅方
向(印字桁方向)には2.8mmの間に8ドット印字で
きるものとし、これにより、ローマ字、数字、片仮名
(以上の文字種類をANKという)が印字可能となるよ
うに設定されている。
【0024】なお、前記フランジ片52はインクリボン
カートリッジ28における主貯蔵部28aの左右外側に
設けても良い。また、フランジ52、特に水平片部52
aは合成樹脂製でなく、弾性的な金属板にて構成しても
良い。さらに、本発明は、前記シャトルプリンタばかり
でなく、プラテンと対峙して左右移動する印字ヘッドの
キャリッジに、インクリボンカートリッジを着脱自在に
装着する形式のプリンタにも適用できることはいうまで
もない。
【0025】
【発明の作用及び効果】以上のように、請求項1に記載
の発明によれば、印字ピンの先端とそれに対向配置した
プラテン表面を通過する被記録媒体表面との間を通過す
るインクリボンのカートリッジの装着装置であって、前
記プラテンの支持部材の裏面側にインクリボンカートリ
ッジを前記被記録媒体の通過方向と略平行状に着脱自在
に装着するための搭載部を設け、インクリボンカートリ
ッジの装着方向と交差する左右両側にはフランジ片を設
け、前記搭載部の左右両側部位には、前記インクリボン
カートリッジの装着方向に対向して開口し、且つ嵌合し
た前記フランジ片を支持部材側に押圧する係止鉤片を設
けたものである。
【0026】従って、インクリボンカートリッジをプラ
テン支持部材の裏面側で被記録媒体の移動方向と略平行
状に移動させるだけで、インクリボンカートリッジの左
右両側に設けたフランジ片が係止鉤片内に挿入して固定
できる。そして、係止鉤片がフランジを介してインクリ
ボンカートリッジを支持部材側に押圧するので、搭載さ
れたインクリボンカートリッジはがたつくことなくしっ
かりと支持部材に固定されるのである。このようにし
て、本発明によれば、インクリボンカートリッジの着脱
作業が至極簡単になると共に、前記左右一対のフランジ
片と支持部材側の一対の係止鉤片だけであるから装着構
造も至極簡単で製造コストを低減できるという効果を奏
する。
【0027】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載のインクリボンカートリッジにおいて、前記フラン
ジ片を、前記インクリボンカートリッジと搭載部との接
触面に対して所定の間隔をおいて設けられているように
構成するものであるから、係止鉤片に嵌合したフランジ
片が弾性的に撓み、その撓みの抗力でインクリボンカー
トリッジを支持部材側に押圧できるので押圧手段の構成
も至極簡単となるという効果を奏する。
【0028】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2記載のインクリボンカートリッジにおいて、前
記搭載部には、前記インクリボンカートリッジの案内腕
部を支持する突起を設けるものであるから、インクリボ
ンカートリッジの装着してから案内腕部の位置が外力に
て変化する等不都合を簡単に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャトルプリンタの側断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視平面図である。
【図3】印字ヘッドの要部斜視図である。
【図4】印字ヘッドの一部破断正面図である。
【図5】図4のV−V線矢視図である。
【図6】インクリボンカートリッジを搭載した状態のカ
バー上体の一部切欠き側面図である。
【図7】インクリボンカートリッジを搭載した状態のカ
バー上体の平面図である。
【図8】図7の VIII −VIII線矢視拡大断面図である。
【図9】フランジ片の水平片部と係止鉤片との高さ位置
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シャトルプリンタ 2 印字ヘッド 4 カバー上体 5 カバー下体 7 被記録媒体 8 プラテン 11 ベース体 12 単位印字機構 13 印字ピン 16 カバー体 28 インクリボンカートリッジ 28a 主貯蔵部 28b,28c 案内腕部 29 インクリボン 52 フランジ片 52a 水平片部 53 ガイドレール 54 係止鉤片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ピンの先端とそれに対向配置したプ
    ラテン表面を通過する被記録媒体表面との間を通過する
    インクリボンのカートリッジの装着装置であって、前記
    プラテンの支持部材の裏面側にインクリボンカートリッ
    ジを前記被記録媒体の通過方向と略平行状に着脱自在に
    装着するための搭載部を設け、インクリボンカートリッ
    ジの装着方向と交差する左右両側にはフランジ片を設
    け、前記搭載部の左右両側部位には、前記インクリボン
    カートリッジの装着方向に対向して開口し、且つ嵌合し
    た前記フランジ片を支持部材側に押圧する係止鉤片を設
    けたことを特徴とするインクリボンカートリッジの装着
    装置。
  2. 【請求項2】 前記フランジ片は、前記インクリボンカ
    ートリッジと搭載部との接触面に対して所定の間隔をお
    いて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    インクリボンカートリッジの装着装置。
  3. 【請求項3】 前記搭載部には、前記インクリボンカー
    トリッジの腕部を支持する突起を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載のインクリボンカートリッジ
    の装着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100344460C (zh) * 2004-06-16 2007-10-24 诚研科技股份有限公司 简易安装打印机色带盒的方法与装置
CN112622459A (zh) * 2020-12-18 2021-04-09 贵州云侠科技有限公司 一种打印机色带盒

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