JPH038449Y2 - - Google Patents

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JPH038449Y2
JPH038449Y2 JP1984175810U JP17581084U JPH038449Y2 JP H038449 Y2 JPH038449 Y2 JP H038449Y2 JP 1984175810 U JP1984175810 U JP 1984175810U JP 17581084 U JP17581084 U JP 17581084U JP H038449 Y2 JPH038449 Y2 JP H038449Y2
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platen
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cylindrical
carriage
printer
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JP1984175810U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フレーム上に、プラテンと、その
プラテンの長手方向に延びるガイド手段とを支持
するとともに、そのガイド手段上に印字ヘツドが
搭載されたキヤリツジを支持し、前記印字ヘツド
がガイド手段に沿つて移動しながら印字を行うよ
うにしたプリンタに関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 一般に、この種のプリンタにおいて、プラテン
や印字ヘツドを支持するフレームは、金属製板材
にプレス加工等を施して所定形状の部品を得ると
ともに、それら各部品を溶接、あるいはねじ止め
して構成されていた。このような従来のフレーム
においては、金属製板材の板金加工、あるいはそ
の部品の組立に非常に手間を要した。
又、金属製板材に代えて合成樹脂材を用いてフ
レームを形成することも考えられるが、単に合成
樹脂材を用いてフレームを構成すると、フレーム
の強度が不足して、鮮明な印字を行い得ない恐れ
がある。即ち、プリンタにおいては、プラテンと
印字ヘツドとは所定の位置関係に保つ必要があ
り、フレームが外力によりねじれたりすると、こ
の位置関係が崩れ、印字の乱れやあるいは印字ヘ
ツドによるインパクト力に変動が生じたりするの
で、フレームに金属製の補強材を固定して一定以
上の強度を確保する必要がある。しかしながら、
このような金属製の補強材を使用すれば重量が大
きくなり、組付けも面倒になる。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、この考案にお
いてはフレームを合成樹脂材により形成するとと
もに、そのフレームにはプラテンと平行に延びる
第1、第2の筒状補強部を設けるとともに、下方
へ向かつて開放し、かつフレームと一体のチヤン
ネル部と、その開放部に嵌合固定された蓋板とよ
りなる第1の筒状補強部をプラテンの付近に配置
するとともに、第2の筒状補強部の付近にガイド
手段と平行なガイド面を形成してキヤリツジの一
部をそのガイド面に摺動可能に係合させている。
(作用) この考案においては、合成樹脂製のフレームに
一体形成されたチヤンネル部の下端開放部に、僅
かな補助的部品としての蓋板を設けることによ
り、フレームの強度が大幅に向上するため、補強
用の金属材料が不要となり、フレームの製作組付
けが容易になるとともに、全体の軽量化を図るこ
とができ、しかもフレームの一部がガイド手段を
も兼用するので、ガイド手段の部品点数も少なく
なり、組付けを一層容易にすることができる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図において、1はこの実施例における合成
樹脂材よりなるプリンタのメインフレームを示
し、有底箱状をなしている。そのメインフレーム
1の内部にはサブフレーム2が収容されて、複数
のねじ3により固定されている。前記サブフレー
ム2は前記メインフレーム1と同様に合成樹脂材
にてほぼ有底箱状に形成されている。第3,4図
に示すように、前記サブフレーム2の左右両側壁
4の後部間には軸受5を介してプラテン6が回転
可能に支持されている。プラテン6の右方の軸部
には被動ギヤ7が配設されるとともに、左方の軸
部にはプラテン6を回動操作するためのノブ8が
配設されている。
第4図に示すように、前記サブフレーム2の右
側下方には支持部材9が取付けられ、その後方起
立部にはプラテン駆動用の駆動モータ10が装着
され、駆動モータ10の回転がこの歯車伝達機構
11及び前記被動ギヤ7を介してプラテン6に伝
達されるようになつている。
前記プラテン6の下方においてサブフレーム2
にはそのプラテン6の後方から前方に向かつて印
字用紙を案内するための案内部12が一体形成さ
れている。また、プラテン6の前部下方において
両側壁4間にはガイド棒13が架設されている。
前記ガイド棒13は、その両端が前記サブフレー
ム2の左右両側壁4に形成された透孔14を通し
て外方に突出し、その突出部は基端がサブフレー
ム2のピン15に回動可能に支持された回動レバ
ー16の先端にねじにより固定されている。従つ
て、ガイド棒13は、回動レバー16の基端を中
心として回動可能にサブフレーム2に支持され、
又、前記透孔14は前記回動レバー16の回動に
基づくガイド棒13の移動を許容するように設定
されている。
前記ガイド棒13の左右両端部には一対の支持
レバー17の下端に形成したほぼ円弧状の連結部
18が回動可能に支持され、その上端部間には前
記プラテン6に係合した状態で回転し得るペーパ
ーベイル19が架設されている。
また、前記プラテン6の後方において両側壁4
には一対の支持レバー21がその上端にて回動可
能に支持され、両支持レバー21の中間部間には
プラテン6の上方から挿入される単票用紙をその
プラテン6に押圧して送り力を付与するための押
えローラ22を備えた回動軸23が回動可能に支
持されている。前記プラテン6を挾んで前後に対
向する1組の支持レバー17,21間にはペーパ
ーベイル19及び押えローラ22をプラテン6に
圧接するためのばね24が掛装されている。
サブフレーム2の後端及び前端の下部にはそれ
ぞれ下方へ向かつて開放するチヤンネル部25,
26が一体形成されており、それらのチヤンネル
部25,26はプラテン6の長手方向と平行にか
つサブフレーム2の左右ほぼ全幅にわたつて形成
されるとともに、後方のチヤンネル部25はプラ
テン6の下方に位置している。両チヤンネル部2
5,26内にはプラテン6の長手方向と直交する
面内に位置する多数の補強リブ27,28が一体
形成されて、チヤンネル部25,26の長手方向
に列設されている(第5図参照)。両チヤンネル
部25,26の下面開口には合成樹脂製の蓋板2
9,30が嵌合されて接着固定されている。従つ
て、サブフレーム2の前端および後端にはそれぞ
れプラテン6と平行に延びる四角筒状補強部が一
体的に形成されており、プラテン付近の後方の筒
状補強部を第1の筒状補強部31、前方の筒状補
強部を第2の筒状補強部32とする。第2の筒状
補強部32の左右両端には上方へ開口する凹所3
3が形成されており、その凹所33の底板の孔を
貫通する前記ねじ3がメインフレーム1の底板に
取付けたブツシユ34内のナツト35に螺合され
ている。なお、前記凹所33はその左右両側が前
記補強リブ28と側壁4とにより形成され、前記
両側がチヤンネル部26の壁部により形成され
て、上面のみが開放されている。
第2の筒状部32の後面とサブフレーム2の底
板との間には断面逆L字状をなすガイド部36が
一体形成され、その上面を第2の筒状部32の付
近に位置するガイド面37とするとともに、その
ガイド面37にはフツ素樹脂(テフロン)よりな
る滑動シート38が貼着されている。
前記ガイド棒13にはキヤリツジ41がその後
方の軸筒部42にて移動可能に嵌挿支持され、そ
の前方に突出形成したガイド片43が前記ガイド
面37に係合されている。このキヤリツジ41上
にはドツトマトリクス状の文字を印字するための
印字ヘツド44が載置固定され、そのノーズ部が
前記プラテン6に対向配置されている。
このノーズ部の両側においてキヤリツジ41上
には一対のローラ45が上下方向に延びる軸線の
周りで回転可能に支持され、その外周面が前記ノ
ーズ部よりわずかに後方へ突出する位置に配置さ
れている。そして各ローラ45がプラテン6上の
印字用紙に当接することにより、常にノーズ部と
印字用紙との間隔が適正に保たれる。又、この状
態では、ガイド棒13は前記ばね24の作用によ
り支持レバー17の基端を中心として常に時計方
向(第1図)に回動付勢されているため、ガイド
片43の下面が滑動シート38の上面に離間する
ことなく当接している。
前記支持部材9の中央部上面にはその支持部材
9の下面のキヤリツジ駆動モータ46にて回転駆
動される駆動プーリ47が配設されている。ま
た、前記サブフレーム2の左側部上面に装着した
支持板48上には一対の被動プーリ49が回転可
能に支持され、各被動プーリ49と前記駆動プー
リ47との間には歯付きのベルト50が掛装され
ている。また、このベルト50の一部が前記キヤ
リツジ41に固定されている。そして、前記駆動
モータ46の正逆転に伴い、各プーリ47,49
及びベルト50を介してキヤリツジ41とともに
印字ヘツド44が左右に往復移動される。
前記サブフレーム2の左右両側壁4間において
前記プラテン6の前方には無端状のインクリボン
51を備えたリボンカセツト52が着脱自在に装
着されている。また、このリボンカセツト52の
左右両端のガイド部間において前記リボン51の
一部が印字領域の全幅に渡つて張設された状態で
露出され、そのリボン露出部が印字ヘツド44と
プラテン6との間に配置されている。そして、印
字動作時には前記キヤリツジ41の往復移動に伴
い、印字済のリボン51が右方のガイド部を通つ
てカセツト52内に回収されるとともに、未使用
のリボン51がカセツト52から引出されるよう
になつている。
さて、このプリンタにおいては、サブフレーム
2にプラテン6と平行に延びる第1、第2の筒状
補強部31,32が一体状に形成されているた
め、サブフレーム2に対するねじれや曲げ方向の
力に対して金属製の補強材を使用しなくても強靭
であり、このように金属補強材を使用しないの
で、軽量化が可能となる。特にこのプリンタにお
いては、プラテン6及びキヤリツジ41のガイド
部36の付近に、すなわち、印字のための可動機
構部の付近に第1、第2の筒状補強部31,32
が設けられているため、フレームのひずみやねじ
れに基づく可動機構部のガタつき等を防止してプ
ラテン6や印字ヘツド44が所定の位置からずれ
るのを防止して常に正確な位置関係を維持でき
る。このため、常に変らぬ良好な印字品質を得る
ことができる。特に、第1、第2の筒状部31,
32はそのチヤンネル部25,26がサブフレー
ム2と一体形成され、そのチヤンネル部25,2
6の下端開放部に蓋板29,30を嵌合固定して
構成されているため、両筒状部31,32はその
周壁が閉鎖されて丈夫になり、前記ねじれや曲げ
に対しての強靭さと全体強度の向上に寄与するば
かりでなく別部品は蓋板29,30のみなので、
組付けが容易で、大量生産に適する。
なお、チヤンネル部29,30は双方とも下端
が開放されているため、この開放方向が樹脂成形
型の型抜き方向となり、合成樹脂による一体成形
が可能となつている。
さらに、キヤリツジ41の一部に設けたガイド
片43が第2の筒状部32付近のガイド面37に
係合されてキヤリツジ41の左右動が案内される
ため、ガイドロツド41が1本だけであつても、
キヤリツジ41とプラテン12との位置関係を常
に所定の適正な状態に維持でき、前記と同様に常
に良好な印字品質を得ることができるとともに、
キヤリツジ案内部の構成が簡単になつて組付けが
容易になる。又、この実施例のように第1、第2
の筒状部31,32内にリブ27,28を一体形
成すればその両筒状部31,32による補強作用
が一層向上する。
考案の効果 以上実施例において例示したように、この考案
においては金属製の補強材を用いなくてもフレー
ム強度を十分に維持できて印字品質を確保でき、
しかも補強部及びキヤリツジ案内部の構成が簡単
になつて組付け及び製作が非常に容易となり、大
量生産に適するとともに軽量化し得るという優れ
た効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したプリンタの断面
図、第2図は同じく斜視図、第3図は分解斜視
図、第4図は印字機構を示す平面図、第5図は第
2の筒状補強部の断面図である。 図において2はサブフレーム、6はプラテン、
13はガイド棒、27,28は補強リブ、29,
30はチヤンネル部、31は第1の筒状補強部、
32は第2の筒状補強部、41はキヤリツジ、4
4は印字ヘツドである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フレーム2上に、プラテン6と、そのプラテ
    ン6の長手方向に延びるガイド手段13とを支
    持するとともに、そのガイド手段13上におい
    て印字ヘツド44が搭載されたキヤリツジ41
    を支持して、印字ヘツド44がガイド手段13
    に沿つて移動しながら印字を行うようにしたプ
    リンタにおいて、 前記フレーム2を合成樹脂材により形成する
    とともに、そのフレーム2にはプラテン6と平
    行に延びるとともに、下方へ向かつて開放し、
    かつフレーム2と一体のチヤンネル部25,2
    6と、その開放部に嵌合固定された蓋板29,
    30とよりなる第1、第2の筒状補強部31,
    32を設け、第1の筒状補強部31をプラテン
    6の付近に配置するとともに、第2の筒状補強
    部32の付近には前記ガイド手段13と平行な
    ガイド面37を形成してキヤリツジ41の一部
    をそのガイド面37に摺動可能に係合させたこ
    とを特徴とするプリンタ。 2 第1、第2の筒状補強部31,32はその内
    部に複数の補強リブ27,28を一体形成して
    いる実用新案登録請求の範囲第1項に記載のプ
    リンタ。 3 補強リブ27,28は第1、第2の筒状補強
    部31,32の長手方向と直交する面上に位置
    している実用新案登録請求の範囲第2項に記載
    のプリンタ。
JP1984175810U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH038449Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984175810U JPH038449Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20
US06/799,695 US4723857A (en) 1984-11-20 1985-11-19 Printer with a plastic frame structure

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JP1984175810U JPH038449Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6190549U JPS6190549U (ja) 1986-06-12
JPH038449Y2 true JPH038449Y2 (ja) 1991-03-01

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JP1984175810U Expired JPH038449Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5403231B2 (ja) * 2009-04-09 2014-01-29 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110009A (en) * 1978-02-16 1979-08-29 Suwa Seikosha Kk Microprinter
JPS5738179A (en) * 1980-08-15 1982-03-02 Serabisu Sa Frame structure of typewriter

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JPS6190549U (ja) 1986-06-12

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