JPH0420062Y2 - - Google Patents
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- JPH0420062Y2 JPH0420062Y2 JP1984175817U JP17581784U JPH0420062Y2 JP H0420062 Y2 JPH0420062 Y2 JP H0420062Y2 JP 1984175817 U JP1984175817 U JP 1984175817U JP 17581784 U JP17581784 U JP 17581784U JP H0420062 Y2 JPH0420062 Y2 JP H0420062Y2
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- JP
- Japan
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- platen
- wall
- printer
- print head
- carriage
- Prior art date
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Links
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
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- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案はフレーム上に回転可能に支持された
プラテンと、印字ヘツドが載置され、かつ前記プ
ラテンに沿つて移動可能に配設されたキヤリツジ
とを備え、前記キヤリツジをプラテンに沿つて移
動させながら前記プラテン上の印字用紙に印字を
行う壁掛兼用プリンタに関するものである。
プラテンと、印字ヘツドが載置され、かつ前記プ
ラテンに沿つて移動可能に配設されたキヤリツジ
とを備え、前記キヤリツジをプラテンに沿つて移
動させながら前記プラテン上の印字用紙に印字を
行う壁掛兼用プリンタに関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来、プリンタはテーブル等に据え置いて使用
するのが一般的であるが、この場合には広い設置
スペースが必要になるという問題があつた。
点) 従来、プリンタはテーブル等に据え置いて使用
するのが一般的であるが、この場合には広い設置
スペースが必要になるという問題があつた。
考案の構成
(問題点を解決するための手段)
上記の問題を解決するためにこの考案では、プ
ラテンをフレーム上に回転可能に支持するととも
に、印字ヘツドが載置され、かつ前記プラテンに
沿つて移動可能に配設されたキヤリツジを備え、
前記キヤリツジをプラテンに沿つて移動させなが
ら前記プラテン上の印字用紙に印字を行う壁掛兼
用プリンタであつて、前記フレームの底部には、
その左右方向に複数個の壁掛け用の係止部を並設
し、その係止部にて前記フレームを壁に取付けた
とき、前記印字ヘツドが係止部の下方に位置し、
且つ、前記プラテンが印字ヘツドの下方に位置す
るように前記係止部、プラテン及び印字ヘツドを
配置するという構成を採用している。
ラテンをフレーム上に回転可能に支持するととも
に、印字ヘツドが載置され、かつ前記プラテンに
沿つて移動可能に配設されたキヤリツジを備え、
前記キヤリツジをプラテンに沿つて移動させなが
ら前記プラテン上の印字用紙に印字を行う壁掛兼
用プリンタであつて、前記フレームの底部には、
その左右方向に複数個の壁掛け用の係止部を並設
し、その係止部にて前記フレームを壁に取付けた
とき、前記印字ヘツドが係止部の下方に位置し、
且つ、前記プラテンが印字ヘツドの下方に位置す
るように前記係止部、プラテン及び印字ヘツドを
配置するという構成を採用している。
(作用)
上記の構成によりこの考案においては、従来の
ようにテーブル等に据え置いた状態で使用するこ
とができるばかりでなく、壁に取付けた状態で使
用することができ、使用者の必要に応じて前記両
状態を選択することができる。しかも壁取付け時
においては広い設置スペースを必要としない。ま
た、壁取付け時には印字ヘツドの下方にプラテン
が位置するので、プリンタの壁からの突出量が小
さく抑えられる。さらに、壁取付け時には係止部
がプリンタの左右方向に複数並び、しかも印字ヘ
ツドがプリンタの壁に対する係合位置よりも下方
に位置するため、プリンタの重心が下方となつて
安定し、また、印字ヘツドの移動により重心が動
いてもその安定さがたれる。
ようにテーブル等に据え置いた状態で使用するこ
とができるばかりでなく、壁に取付けた状態で使
用することができ、使用者の必要に応じて前記両
状態を選択することができる。しかも壁取付け時
においては広い設置スペースを必要としない。ま
た、壁取付け時には印字ヘツドの下方にプラテン
が位置するので、プリンタの壁からの突出量が小
さく抑えられる。さらに、壁取付け時には係止部
がプリンタの左右方向に複数並び、しかも印字ヘ
ツドがプリンタの壁に対する係合位置よりも下方
に位置するため、プリンタの重心が下方となつて
安定し、また、印字ヘツドの移動により重心が動
いてもその安定さがたれる。
(実施例)
以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明する。
従つて説明する。
まず、プリンタのメインフレーム1の構成につ
いて説明するが、以下の説明において各構成部品
の配置位置関係は壁掛兼用プリンタをテーブル等
の載置台上に配置した状態を示すものである。さ
て、第2図に示す後記プリント機構部A、そのプ
リント機構部Aの作動を制御するための操作スイ
ツチS(第5図参照)及びプリント基板Bを含む
制御部、前記制御部に電源を供給するための電源
部C(第5図参照)をそれぞれ組付けるためのメ
インフレーム1は合成樹脂材料にてほぼ有底箱状
に形成され、その底部2には制御部組付け用の四
角形状の開口3が形成されている。この開口3の
所定の三辺縁部外周には断面逆L字状をなすプリ
ント機構部支持用のリブ4が突設されている。第
4図において左方に位置するリブ4の内縁にはプ
リント機構部用の取付け片5が内方へ向かつて突
設されるとともに、同図の右方に位置するリブ4
の更に右方においてメインフレーム1にはプリン
ト機構部用の取付けボス6が一体形成されてい
る。
いて説明するが、以下の説明において各構成部品
の配置位置関係は壁掛兼用プリンタをテーブル等
の載置台上に配置した状態を示すものである。さ
て、第2図に示す後記プリント機構部A、そのプ
リント機構部Aの作動を制御するための操作スイ
ツチS(第5図参照)及びプリント基板Bを含む
制御部、前記制御部に電源を供給するための電源
部C(第5図参照)をそれぞれ組付けるためのメ
インフレーム1は合成樹脂材料にてほぼ有底箱状
に形成され、その底部2には制御部組付け用の四
角形状の開口3が形成されている。この開口3の
所定の三辺縁部外周には断面逆L字状をなすプリ
ント機構部支持用のリブ4が突設されている。第
4図において左方に位置するリブ4の内縁にはプ
リント機構部用の取付け片5が内方へ向かつて突
設されるとともに、同図の右方に位置するリブ4
の更に右方においてメインフレーム1にはプリン
ト機構部用の取付けボス6が一体形成されてい
る。
また、前記メインフレーム1の後記プラテン側
の側壁、すなわち後側壁1aにはプリント機構部
装着用の一対の透孔7が所定の間隔をおいて穿設
されている。
の側壁、すなわち後側壁1aにはプリント機構部
装着用の一対の透孔7が所定の間隔をおいて穿設
されている。
次に、プリント機構部Aの構成について説明す
ると、第2,3図に示すように、プリント機構部
のサブフレーム10は前記メインフレーム1と同
様に合成樹脂材料にてほぼ有底箱状に形成され、
その前後両側における底部11には互いに平行に
延びるとともに、四角筒状をなす補強部12,1
3が形成されている。その各補強部12,13に
は前後の対向内壁部間を一体に連結する多数のリ
ブ(図示せず)が配設されている。
ると、第2,3図に示すように、プリント機構部
のサブフレーム10は前記メインフレーム1と同
様に合成樹脂材料にてほぼ有底箱状に形成され、
その前後両側における底部11には互いに平行に
延びるとともに、四角筒状をなす補強部12,1
3が形成されている。その各補強部12,13に
は前後の対向内壁部間を一体に連結する多数のリ
ブ(図示せず)が配設されている。
第3図、第4図に示すように、後方の補強部1
3の後側面には前記各透孔7に遊嵌可能な突起1
4が一体に突出形成され、各突起14にはゴム材
料にてキヤツプ状に形成した第1の防振部材15
が密接状態て外嵌されている。そして、その第1
の防振部材15とともに各突起14が前記各透孔
7に挿入され、第1の防振部材15の外面が透孔
7の内面に密接された状態でサブフレーム10の
後部が前記メインフレーム1に取付けられてい
る。
3の後側面には前記各透孔7に遊嵌可能な突起1
4が一体に突出形成され、各突起14にはゴム材
料にてキヤツプ状に形成した第1の防振部材15
が密接状態て外嵌されている。そして、その第1
の防振部材15とともに各突起14が前記各透孔
7に挿入され、第1の防振部材15の外面が透孔
7の内面に密接された状態でサブフレーム10の
後部が前記メインフレーム1に取付けられてい
る。
また、前方の補強部13の両端近傍には前記取
付け片5及び取付けボス6にそれぞれ対向する一
対の凹所17が形成されるとともに、取付け片5
及び取付けボス6の透孔にはゴム材料にてフラン
ジ付き円筒状に形成した第2の防振部材18が上
方から挿入されている。各第2の防振部材18の
中央に形成したねじ挿入孔の下部にはナツト18
aが嵌入固定され、前記各凹所17の底部を貫通
して前記ナツト18aに螺合されるねじ19によ
り各防振部材18が膨径された状態でその外周面
が前記取付け片4及びボス6の透孔内面に密接さ
れ、その状態で、前記サブフレーム10の前部が
メインフレーム1に取付けられている。
付け片5及び取付けボス6にそれぞれ対向する一
対の凹所17が形成されるとともに、取付け片5
及び取付けボス6の透孔にはゴム材料にてフラン
ジ付き円筒状に形成した第2の防振部材18が上
方から挿入されている。各第2の防振部材18の
中央に形成したねじ挿入孔の下部にはナツト18
aが嵌入固定され、前記各凹所17の底部を貫通
して前記ナツト18aに螺合されるねじ19によ
り各防振部材18が膨径された状態でその外周面
が前記取付け片4及びボス6の透孔内面に密接さ
れ、その状態で、前記サブフレーム10の前部が
メインフレーム1に取付けられている。
第2〜4図に示すように、前記サブフレーム1
0の左右両側壁10a,10bの後部には互いに
対向するとともに上方へ開口する一対の支持凹部
20,21が形成されている。各支持凹部20,
21には合成樹脂材料にて形成した軸受部材2
2,23がそれぞれ装着されている。
0の左右両側壁10a,10bの後部には互いに
対向するとともに上方へ開口する一対の支持凹部
20,21が形成されている。各支持凹部20,
21には合成樹脂材料にて形成した軸受部材2
2,23がそれぞれ装着されている。
前記左右両側壁10a,10b間に置いてサブ
フレーム10の後部にはプラテン24が配置さ
れ、その左右両端の軸部25,26が前記各軸受
部材22,23に回転可能に支持されている。右
方の軸部26には被動ギア27が一体形成される
とともに、左方の軸部25にはプラテン24を回
動操作するためのノブ28が一体形成されてい
る。
フレーム10の後部にはプラテン24が配置さ
れ、その左右両端の軸部25,26が前記各軸受
部材22,23に回転可能に支持されている。右
方の軸部26には被動ギア27が一体形成される
とともに、左方の軸部25にはプラテン24を回
動操作するためのノブ28が一体形成されてい
る。
第1図に示すように、前記サブフレーム10の
右側下方には支持部材29が取付けられ、その後
方起立部29aにはプラテン駆動用の駆動モータ
30が装着されている。この駆動モータ30と前
記被動ギア27との間には複数のギア31〜33
からなる歯車伝達機構が配設され、駆動モータ3
0の回転運動がこの歯車伝達機構及び前記被動ギ
ア27を介してプラテン24に伝達されるように
なつている。
右側下方には支持部材29が取付けられ、その後
方起立部29aにはプラテン駆動用の駆動モータ
30が装着されている。この駆動モータ30と前
記被動ギア27との間には複数のギア31〜33
からなる歯車伝達機構が配設され、駆動モータ3
0の回転運動がこの歯車伝達機構及び前記被動ギ
ア27を介してプラテン24に伝達されるように
なつている。
前記プラテン24の下方においてサブフレーム
10にはそのプラテン24の後方から前方に向か
つて印字用紙を案内するための案内部材34が一
体形成されている。また、プラテン24の前部下
方において両側壁10a,10b間にはガイド棒
35が架設されている。そのガイド棒35の左右
両端部には一対の作動レバー36の下端に形成し
たほぼ円弧状の連結部37が回動可能に支持さ
れ、その上端部間には前記プラテン24に係合し
た状態で回転し得るペーパーベイル38が架設さ
れている。
10にはそのプラテン24の後方から前方に向か
つて印字用紙を案内するための案内部材34が一
体形成されている。また、プラテン24の前部下
方において両側壁10a,10b間にはガイド棒
35が架設されている。そのガイド棒35の左右
両端部には一対の作動レバー36の下端に形成し
たほぼ円弧状の連結部37が回動可能に支持さ
れ、その上端部間には前記プラテン24に係合し
た状態で回転し得るペーパーベイル38が架設さ
れている。
また、前記プラテン24の後方において両側壁
10a,10bには一対の支持レバー39がその
上端にて回動可能に支持され、両支持レバー39
の中間部間にはプラテン24の上方から挿入され
る単票用紙をそのプラテン24に押圧して送り力
を付与するための押さえローラ40を備えた回動
軸41が回動可能に支持されている。前記プラテ
ン24を挟んで互いに対向する一組の作動レバー
36、支持リバー39間には前記ペーパーベイル
38及び押さえローラ40をプラテン24に圧接
するためのばね42が掛装されている。
10a,10bには一対の支持レバー39がその
上端にて回動可能に支持され、両支持レバー39
の中間部間にはプラテン24の上方から挿入され
る単票用紙をそのプラテン24に押圧して送り力
を付与するための押さえローラ40を備えた回動
軸41が回動可能に支持されている。前記プラテ
ン24を挟んで互いに対向する一組の作動レバー
36、支持リバー39間には前記ペーパーベイル
38及び押さえローラ40をプラテン24に圧接
するためのばね42が掛装されている。
前記前方の補強部12の後側部にはその補強部
12に沿つて延びるガイド部材43が配設されて
いる。また、前記ガイド棒35にはキヤリツジ4
4がその後方の軸筒部45にて移動可能に嵌挿支
持され、その前方に突出形成したガイド片46が
前記ガイド部材43の上面に係合されている。従
つて、キヤリツジ44はプラテン24の前方に位
置している。このキヤリツジ44上にはドツトマ
トリクス状の文字を印字するための印字ヘツド4
7が載置固定され、そのノーズ部が前記プラテン
24に対向配置されている。
12に沿つて延びるガイド部材43が配設されて
いる。また、前記ガイド棒35にはキヤリツジ4
4がその後方の軸筒部45にて移動可能に嵌挿支
持され、その前方に突出形成したガイド片46が
前記ガイド部材43の上面に係合されている。従
つて、キヤリツジ44はプラテン24の前方に位
置している。このキヤリツジ44上にはドツトマ
トリクス状の文字を印字するための印字ヘツド4
7が載置固定され、そのノーズ部が前記プラテン
24に対向配置されている。
このノーズ部の両側においてキヤリツジ44上
には一対のローラ48が上下方向に延びる軸線の
周りで回転可能に支持され、その外周面が前記ノ
ーズ部よりわずかに後方へ突出してプラテン24
上の印字用紙Pに係合し得る位置に配置されてい
る。
には一対のローラ48が上下方向に延びる軸線の
周りで回転可能に支持され、その外周面が前記ノ
ーズ部よりわずかに後方へ突出してプラテン24
上の印字用紙Pに係合し得る位置に配置されてい
る。
前記支持部材29の中央部上面には図示しない
キヤリツジ駆動モータにて回転駆動される駆動プ
ーリ50が配設されている。また、前記サブフレ
ーム10の左側部上面に装着した支持板51上に
は一対の被動プーリ52が回転可能に支持され、
また、各被動プーリ52が前記左側壁10aに形
成した開口52a内に配置されることにより、サ
ブフレーム10からの脱落が防止されている。各
被動プーリ52と前記駆動プーリ50との間には
歯付のベルト53が掛装されている。このベルト
53の一部は前記キヤリツジ44に固定されてい
る。そして、前記駆動モータの正逆回転に伴い、
各プーリ50,52及びベルト53を介してキヤ
リツジ44とともに印字ヘツド47が左右に往復
移動される。
キヤリツジ駆動モータにて回転駆動される駆動プ
ーリ50が配設されている。また、前記サブフレ
ーム10の左側部上面に装着した支持板51上に
は一対の被動プーリ52が回転可能に支持され、
また、各被動プーリ52が前記左側壁10aに形
成した開口52a内に配置されることにより、サ
ブフレーム10からの脱落が防止されている。各
被動プーリ52と前記駆動プーリ50との間には
歯付のベルト53が掛装されている。このベルト
53の一部は前記キヤリツジ44に固定されてい
る。そして、前記駆動モータの正逆回転に伴い、
各プーリ50,52及びベルト53を介してキヤ
リツジ44とともに印字ヘツド47が左右に往復
移動される。
前記サブフレーム10の左右両側壁10a,1
0b間において前記プラテン24の前方には無端
状のインクリボン54を備えたリボンカセツト5
5が着脱自在に装着されている。また、このリボ
ンカセツト55の左右両端のガイド部間において
前記リボン54の一部が印字領域の全幅に渡つて
張設された状態で露出され、そのリボン露出部が
印字ヘツド47とプラテン24との間に配置され
ている。そして、印字動作時には前記キヤリツジ
44の往復移動に伴い、印字済のリボン54が右
方のガイド部を通つてカセツト55内に回収され
るとともに、未使用のリボン54がカセツト55
から引出されるようになつている。
0b間において前記プラテン24の前方には無端
状のインクリボン54を備えたリボンカセツト5
5が着脱自在に装着されている。また、このリボ
ンカセツト55の左右両端のガイド部間において
前記リボン54の一部が印字領域の全幅に渡つて
張設された状態で露出され、そのリボン露出部が
印字ヘツド47とプラテン24との間に配置され
ている。そして、印字動作時には前記キヤリツジ
44の往復移動に伴い、印字済のリボン54が右
方のガイド部を通つてカセツト55内に回収され
るとともに、未使用のリボン54がカセツト55
から引出されるようになつている。
なお、前記プラテン24、キヤリツジ44、印
字ヘツド47及びリボンカセツト55等により、
プリント機構部Aが構成されている。
字ヘツド47及びリボンカセツト55等により、
プリント機構部Aが構成されている。
第2,4図に示すように、メインフレーム1の
底部2には前記開口3を下方から覆う支持板56
が取付けられ、その支持板56の前部には壁取付
け用の係止部としての一対の係止孔56aが左右
に所定の間隔をおいて穿設されている。また、第
4図から明らかなように、プリンタを壁に取付け
た状態では、上方から係止孔56a、印字ヘツド
47、プラテン24の順に配置されている。この
支持板56とメインフレーム1のリブ4との間に
は制御部を構成する中央処理装置、キヤラクタジ
エネレーター等を実装したプリント基板Bが配設
されている。また、第2,5図に示すように、前
記メインフレーム1の側壁上には前記プリント基
板Bの前部上方を覆うカバー57が着脱自在に装
着され、そのカバー57には前記制御部に所定の
信号を入力するための各種の操作スイツチSが配
設されている。
底部2には前記開口3を下方から覆う支持板56
が取付けられ、その支持板56の前部には壁取付
け用の係止部としての一対の係止孔56aが左右
に所定の間隔をおいて穿設されている。また、第
4図から明らかなように、プリンタを壁に取付け
た状態では、上方から係止孔56a、印字ヘツド
47、プラテン24の順に配置されている。この
支持板56とメインフレーム1のリブ4との間に
は制御部を構成する中央処理装置、キヤラクタジ
エネレーター等を実装したプリント基板Bが配設
されている。また、第2,5図に示すように、前
記メインフレーム1の側壁上には前記プリント基
板Bの前部上方を覆うカバー57が着脱自在に装
着され、そのカバー57には前記制御部に所定の
信号を入力するための各種の操作スイツチSが配
設されている。
さらに、第5図に示すように、前記メインフレ
ーム1の右側前部に形成した切欠部8(第1,4
図参照)には前記制御部に電源を供給するための
電源部Cが取付けられている。また、メインフレ
ーム1の後部右側には前記支持部材29の右側部
上方すなわち、駆動モータ30及び各ギヤ31〜
33等を被覆する側部カバー58が配設されると
ともに、後部左側には前記プラテン24の左端面
を被覆する側部カバー59が配設されている。前
記両側部カバー58,59間には両者を連結する
前後一対の幅狭の連結体60,61が一体形成さ
れている。
ーム1の右側前部に形成した切欠部8(第1,4
図参照)には前記制御部に電源を供給するための
電源部Cが取付けられている。また、メインフレ
ーム1の後部右側には前記支持部材29の右側部
上方すなわち、駆動モータ30及び各ギヤ31〜
33等を被覆する側部カバー58が配設されると
ともに、後部左側には前記プラテン24の左端面
を被覆する側部カバー59が配設されている。前
記両側部カバー58,59間には両者を連結する
前後一対の幅狭の連結体60,61が一体形成さ
れている。
そして、第2,5図に示すように、後方の連結
体60が前記プラテン24の後部上方に配置さ
れ、前記プラテン24の後部上方のほぼ全体及び
後側方全体が開放されている。また、前方の連結
体61はサブフレーム10の前側壁と前記カバー
57の後側縁部との間に配置されている。一方、
前記各側部カバー58,59間には前記リボンカ
セツト55及びプラテン24の一部を覆う透明な
合成樹脂材料製のサブカバー62が着脱自在に載
置されている。
体60が前記プラテン24の後部上方に配置さ
れ、前記プラテン24の後部上方のほぼ全体及び
後側方全体が開放されている。また、前方の連結
体61はサブフレーム10の前側壁と前記カバー
57の後側縁部との間に配置されている。一方、
前記各側部カバー58,59間には前記リボンカ
セツト55及びプラテン24の一部を覆う透明な
合成樹脂材料製のサブカバー62が着脱自在に載
置されている。
さて、上記のように構成された壁掛兼用プリン
タをテーブル等の載置台上に載置して印字を行う
場合には、まず第2図に示すばね42の付勢力に
抗して押さえローラ40をプラテン24から離間
させた状態で、プラテン24の後部上方の開放部
63からそのプラテン24と押さえローラ40と
の間に手操作にて一枚の単票用紙を挿入した後、
第3図に示すノブ28により前記プラテン24を
回動操作し、そのプラテン24に追従して回転す
る押さえローラ40との協働により、前記単票用
紙を移送する。それにより、その単票用紙の一側
縁部が前記各ローラ48とプラテン24との間を
通過し、ペーパーベイル38と前記プラテン24
との間に挿入配置される。
タをテーブル等の載置台上に載置して印字を行う
場合には、まず第2図に示すばね42の付勢力に
抗して押さえローラ40をプラテン24から離間
させた状態で、プラテン24の後部上方の開放部
63からそのプラテン24と押さえローラ40と
の間に手操作にて一枚の単票用紙を挿入した後、
第3図に示すノブ28により前記プラテン24を
回動操作し、そのプラテン24に追従して回転す
る押さえローラ40との協働により、前記単票用
紙を移送する。それにより、その単票用紙の一側
縁部が前記各ローラ48とプラテン24との間を
通過し、ペーパーベイル38と前記プラテン24
との間に挿入配置される。
そして、この状態で図示しないキヤリツジ駆動
モータにより駆動プーリ50を回転駆動すれば、
ベルト53が第1図の時計方向へ周回移動され、
キヤリツジ44とともに印字ヘツド47が往復移
動される。この移動中において印字ヘツド47が
作動され、かつ前記キヤリツジ44の移動に伴つ
てリボンカセツト55からインクリボン54が前
記印字ヘツド47と単票用紙との間に供給される
ことにより、前記単票用紙上に印字が行われる。
モータにより駆動プーリ50を回転駆動すれば、
ベルト53が第1図の時計方向へ周回移動され、
キヤリツジ44とともに印字ヘツド47が往復移
動される。この移動中において印字ヘツド47が
作動され、かつ前記キヤリツジ44の移動に伴つ
てリボンカセツト55からインクリボン54が前
記印字ヘツド47と単票用紙との間に供給される
ことにより、前記単票用紙上に印字が行われる。
また、一行分の印字動作が行われる毎に、前記
駆動モータ30が所定角度分、正方向へ回転駆動
され、各ギア31〜33及び被動ギア27を介し
て前記プラテン24が第2図の時計方向へ回転さ
れ、単票用紙が一行分上方へ移送される。
駆動モータ30が所定角度分、正方向へ回転駆動
され、各ギア31〜33及び被動ギア27を介し
て前記プラテン24が第2図の時計方向へ回転さ
れ、単票用紙が一行分上方へ移送される。
一方、上記の壁掛兼用プリンタを壁に掛けて使
用する場合には、第4図に示す一対の係止孔56
aに対向して予め壁に突設した一対のフツクに前
記各係止孔56aを係合させれば、前記各フツク
に壁掛兼用プリンタを容易に吊下げることができ
る。この状態においては、第5図に示すように、
前記プラテン24がメインフレーム1の下部に配
置されるとともに、プラテン24と印字ヘツド4
7とが上下に配列される。従つて、この状態の壁
掛兼用プリンタで上記の印字動作が行われた場合
には、印字用紙Pの印字終了部分がプラテン24
を周回して垂下する。
用する場合には、第4図に示す一対の係止孔56
aに対向して予め壁に突設した一対のフツクに前
記各係止孔56aを係合させれば、前記各フツク
に壁掛兼用プリンタを容易に吊下げることができ
る。この状態においては、第5図に示すように、
前記プラテン24がメインフレーム1の下部に配
置されるとともに、プラテン24と印字ヘツド4
7とが上下に配列される。従つて、この状態の壁
掛兼用プリンタで上記の印字動作が行われた場合
には、印字用紙Pの印字終了部分がプラテン24
を周回して垂下する。
上記のように、この実施例におけるプリンタは
従来のようにテーブル等に据え置いた状態で使用
することができるばかりでなく、壁に取付けた状
態で使用することができ、使用者の必要に応じて
前記両状態を選択することができる。しかも壁取
付け時においては広い設置スペースを必要としな
い。又、印字ヘツド47とプラテン24とが上下
に配列されるため、装置全体が厚くなることはな
く、壁から大きく突出しない。従つて、壁に掛け
られた状態で邪魔になることはなく、外観が悪く
なることもない。
従来のようにテーブル等に据え置いた状態で使用
することができるばかりでなく、壁に取付けた状
態で使用することができ、使用者の必要に応じて
前記両状態を選択することができる。しかも壁取
付け時においては広い設置スペースを必要としな
い。又、印字ヘツド47とプラテン24とが上下
に配列されるため、装置全体が厚くなることはな
く、壁から大きく突出しない。従つて、壁に掛け
られた状態で邪魔になることはなく、外観が悪く
なることもない。
又、上記のように壁掛兼用プリンタを壁に掛け
た場合には、印字ヘツド47及びプラテン24が
前記各フツクと各係止孔56aとの係合位置より
も下方に位置する。従つて、壁掛兼用プリンタの
重心が下方になるので、プリンタ全体を壁に掛け
たときにも安定させることができる。しかも、印
字ヘツド47の上方で左右両方の係止孔56aに
より係止されているので、印字の際に印字ヘツド
47が移動してもその安定さを保持することがで
きる。
た場合には、印字ヘツド47及びプラテン24が
前記各フツクと各係止孔56aとの係合位置より
も下方に位置する。従つて、壁掛兼用プリンタの
重心が下方になるので、プリンタ全体を壁に掛け
たときにも安定させることができる。しかも、印
字ヘツド47の上方で左右両方の係止孔56aに
より係止されているので、印字の際に印字ヘツド
47が移動してもその安定さを保持することがで
きる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば前記支持板56の外面に係止部
として係止突起を突設する等、この考案の趣旨か
ら逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更する
ことも可能である。
ではなく、例えば前記支持板56の外面に係止部
として係止突起を突設する等、この考案の趣旨か
ら逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更する
ことも可能である。
考案の効果
以上、詳述したようにこの考案はフレームの底
部に壁掛け用の係止部を設けるとともに、その係
止部にてフレームを壁に取付けたとき、プラテン
がフレームの下部に位置するように前記係止部及
びプラテンを配置したので、従来のようにテーブ
ル等に据え置いた状態で使用することができるば
かりでなく、壁に取付けた状態で使用することが
でき、使用者の必要に応じて前記両状態を選択す
ることができる。しかも壁取付け時においては広
い設置スペースを必要とせず、邪魔になつたり、
外観が悪くなつたりすることもない。さらに、プ
ラテンに周回される印字用紙の端部は常に垂下状
態になるので、用紙が印字ヘツドの走行の邪魔に
なることがない。また、壁取付け時には係止部が
プリンタの左右方向に複数並び、しかも印字ヘツ
ドがプリンタの壁に対する係合位置よりも下方に
位置するので、プリンタ全体の重心が下方となつ
て安定するとともに、印字ヘツドの移動により重
心が動いてもその安定さを保持することができる
という優れた効果を奏する。
部に壁掛け用の係止部を設けるとともに、その係
止部にてフレームを壁に取付けたとき、プラテン
がフレームの下部に位置するように前記係止部及
びプラテンを配置したので、従来のようにテーブ
ル等に据え置いた状態で使用することができるば
かりでなく、壁に取付けた状態で使用することが
でき、使用者の必要に応じて前記両状態を選択す
ることができる。しかも壁取付け時においては広
い設置スペースを必要とせず、邪魔になつたり、
外観が悪くなつたりすることもない。さらに、プ
ラテンに周回される印字用紙の端部は常に垂下状
態になるので、用紙が印字ヘツドの走行の邪魔に
なることがない。また、壁取付け時には係止部が
プリンタの左右方向に複数並び、しかも印字ヘツ
ドがプリンタの壁に対する係合位置よりも下方に
位置するので、プリンタ全体の重心が下方となつ
て安定するとともに、印字ヘツドの移動により重
心が動いてもその安定さを保持することができる
という優れた効果を奏する。
第1図はこの考案を具体化した壁掛兼用プリン
タの要部を示す平面図、第2図は要部断面図、第
3図はプリント機構部の部分分解斜視図、第4図
は各フレームの分解斜視図、第5図は壁掛兼用プ
リンタを壁に取付けた状態を示す斜視図である。 図において、1はメインフレーム、24はプラ
テン、44はキヤリツジ、47は印字ヘツド、5
6aは係止部を構成する係止孔、Pは印字用紙で
ある。
タの要部を示す平面図、第2図は要部断面図、第
3図はプリント機構部の部分分解斜視図、第4図
は各フレームの分解斜視図、第5図は壁掛兼用プ
リンタを壁に取付けた状態を示す斜視図である。 図において、1はメインフレーム、24はプラ
テン、44はキヤリツジ、47は印字ヘツド、5
6aは係止部を構成する係止孔、Pは印字用紙で
ある。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フレーム1上に回転可能に支持されたプラテン
24と、印字ヘツド47が載置され、かつ前記プ
ラテン24に沿つて移動可能に配設されたキヤリ
ツジ44とを備え、前記キヤリツジ44をプラテ
ン24に沿つて移動させながら前記プラテン24
上の印字用紙Pに印字を行う壁掛兼用プリンタで
あつて、 前記フレーム1の底部には、その左右方向に複
数個の壁掛け用の係止部56aを並設し、その係
止部56aにて前記フレーム1を壁に取付けたと
き、前記印字ヘツド47が係止部56aの下方に
位置し、且つ、前記プラテン24が印字ヘツド4
7の下方に位置するように前記係止部56a、プ
ラテン24及び印字ヘツド47を配置したことを
特徴とする壁掛兼用プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984175817U JPH0420062Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984175817U JPH0420062Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190543U JPS6190543U (ja) | 1986-06-12 |
JPH0420062Y2 true JPH0420062Y2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=30733420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984175817U Expired JPH0420062Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420062Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544861A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Brother Ind Ltd | Key-board typewriter |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836547Y2 (ja) * | 1978-01-31 | 1983-08-17 | アルプス電気株式会社 | 印字装置 |
JPS56156037U (ja) * | 1980-04-23 | 1981-11-20 |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP1984175817U patent/JPH0420062Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544861A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Brother Ind Ltd | Key-board typewriter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6190543U (ja) | 1986-06-12 |
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