JPS6220917B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ処理装置に於けるプリンタの改
良に関し、特に印字針を印字用紙面に沿つて走行
させながら、該印字針により記録媒体となる印字
用紙を介して多孔質材により形成されインクを含
有してなるプラテンを選択的に叩打し、印字用紙
の搬送を関連させることにより、文字、記号、図
形等を印字用紙にプリントを行うドツトマトリツ
クスプリンタに関するものである。

従来、インパクトタイプのドツトマトリツクス
プリンタは、小型、廉価にして多くの文字、記号
および図形等を記録媒体上に鮮明にプリントする
ことができるプリンタとして普及している。該プ
リンタの普及と使用の多様化に伴い、プリンタの
機能として、更に情報量が多く感覚的に訴える力
が強い多色プリント機能が望まれて来ている。然
るに上記市場の要求に対して応えるプリンタとし
ては、長手方向に複数種の色のインクを持つイン
クリボンを用い適宜走行させて選択的に印打部に
所望の色のインク含有部を対応させてプリントを
行う方式があるが、部品数が多く動作が複雑であ
ることにより大型であり高価となつていた。また
１色で所定面積のプリントを行つてから印字用紙
を戻しインクリボンの色を切換えてから該色で所
定面積のプリントを行い、該動作を複数回行うこ
とにより複数色のプリントを行つていた。即ち前
記インクリボンの切換えの際にはインクリボンを
走行させて所望の色のインク含有部を対応させる
事により、複数回繰返えされる印字用紙の搬送に
要する時間と、インクリボンの走行に要する時間
がかなり長くなり処理能力の低下をきたしてい
た。

斯る点に鑑み本発明の目的とするところは、簡
単な構造により小型、廉価にして、短い処理時間
で複数色のプリントを行うインパクトタイプのド
ツトマリツクスプリンタを得ることにある。

上記目的を達成するための本発明の要旨とする
ところは、互いに独立し夫々に異なる色のインク
を保有する複数の多孔質部材により一体的に形成
されたプラテンと、該プラテンの複数の多孔質部
材に夫々対向し記録媒体を介して叩打する複数の
印字針と、前記プラテンを前記記録媒体の面に沿
つて走行させるプラテン走行手段と、前記複数の
印字針を前記プラテンとの対向状態を維持しなが
ら走行させる印字針走行手段と、前記記録媒体を
前記印字針の走行方向と略直角の方向へ搬送する
記録媒体搬送手段とを具備し、複数の印字針を走
行させながら適宜選択的に駆動して記録媒体に複
数の色により適宜打点し、記録媒体搬送手段によ
る記録媒体の搬送と関連させて所望の文字、記号
および図形等を所望の色により記録媒体にプリン
トを行うように構成したところにある。

以下、本発明の一実施例に就き図面に基いて説
明する。第１図は上面図、第２図は第１図におけ
る矢印Ａ−Ａ部の断面状態を示す断面図、第３図
は第１図における矢印Ｂ−Ｂ部の断面状態を示す
断面図である。

１ａは左枠体、１ｂは右枠体である。２はステ
ツピングモータで前記右枠体１ｂに固着され、通
電により回転するモータ軸２ａを持つている。３
はモータ歯車で、外周に歯を持ち前記モータ軸２
ａに固着されている。４は印字針走行手段である
印字針走行軸で、前記左枠体１ａと前記右枠体１
ｂとにより回転自在に軸支され外周に螺旋状溝が
形成されている。５は印字針走行軸歯車で、前記
印字針走行軸４に固着され、外周に歯を持ち前記
モータ歯車３に噛合つている。６は中間歯車軸
で、前記右枠体１ｂに植立されている。７は中間
歯車で、前記中間歯車軸６に回転自在に枢着さ
れ、外周に歯を持ち前記印字針走行軸歯車５に噛
合つている。８はプラテン走行手段であるプラテ
ン走行軸で、前記左枠体１ａと前記右枠体１ｂと
により回転自在に軸支され外周に螺旋状溝が形成
されている。９はプラテン走行軸歯車で、前記プ
ラテン走行軸８に固着され、外周に歯を持ち前記
中間歯車７に噛合つている。１０はプラテンガイ
ド軸で、前記左枠体１ａと前記右枠体１ｂとによ
り前記プラテン走行軸８と平行に固着され、外周
に螺旋状溝が形成され、後述するプラテン軸１２
の突起１２ａと共働して、プラテン回転手段とも
なつている。１１はプラテンキヤリアで、前記プ
ラテン走行軸８と前記プラテンガイド軸１０とに
より左右方向に直線往復運動可能に案内されてい
ると共に、前記プラテン走行軸８の螺旋状溝に嵌
入する突起を持ち、前記プラテン走行軸８が第２
図における時計方向あるいは反時計方向へ回転す
ることにより夫々右方向あるいは左方向へ走行す
るように構成されている。１２はプラテン軸で、
後述するプラテン１３の軸であり、前記プラテン
キヤリア１１により両端部をもつて回転自在に軸
支されると共に、前記プラテンガイド軸１０と嵌
合し更に第３図に示す如く該プラテンガイド軸１
０の螺旋状溝に嵌入する突起１２ａを持ち、前記
プラテンキヤリア１１の走行により前記プラテン
ガイド軸１０に対して回転するように構成されて
いる。１３はプラテンで、中央に円形の穴を持つ
円板状の黒色インクが含浸されている第１多孔質
部材１３ａと、赤色インクが含浸されている第２
多孔質部材１３ｂと、青色インクが含浸されてい
る第３多孔質部材１３ｃと、黄色インクが含浸さ
れている第４多孔質部材１３ｄとが夫々隔壁１
３′を介して固着され、中央の円形の穴には前記
プラテン軸１２が固着されている。尚、隔壁１
３′は、前記多孔質部材より突出しており、記録
媒体２７が多孔質部材に触れて汚れることがない
ように構成されている。１４ａは左プラテンキヤ
リアストツパで、ゴム様の弾性材により形成さ
れ、前記左枠体１ａに固着されている。１４ｂは
右プラテンキヤリアストツパで、ゴム様の弾性材
により形成され、前記右枠体１ｂに固着されてい
る。１５は印字針ガイド軸で、前記左枠体１ａと
前記右枠体１ｂとにより前記印字針走行軸４と平
行に固着されている。１６は印字針キヤリアで、
前記印字針走行軸４と印字針ガイド軸１５とによ
り左右方向に直線往復運動可能に案内されている
と共に、前記印字針走行軸４の螺旋状溝に嵌入す
る突起を持ち、前記印字針走行軸４が第２図にお
ける時計方向あるいは反時計方向へ回転すること
により夫々右方向あるいは左方向へ走行するよう
に構成されている。１７ａは第１印字針駆動ユニ
ツトで、後述する第１印字針１８ａを駆動し高速
に突没させる構造を持ち、前記印字針キヤリア１
６に取付けられている。１８ａは第１印字針で、
前記第１印字針駆動ユニツト１７ａに固着され、
前記第１多孔質部材１３ａに近接して配置され、
前記第１印字針駆動ユニツト１７ａによつて駆動
されて突出することにより先端が前記第１多孔質
部材１３ａを叩打するように構成されている。１
７ｂは第２印字針駆動ユニツト、１７ｃは第３印
字針駆動ユニツト、１７ｄは第４印字針駆動ユニ
ツトで、前記第１印字針駆動ユニツト１７ａと同
様に前記印字針キヤリア１６に取付けられ、夫々
印字針を持ち、夫々前記第２多孔質部材１３ｂ、
前記第３多孔質部材１３ｃ、第４多孔質部材１３
ｄに近接対向している。１９は印字針位置検出器
で、前記印字針キヤリア１６に取付けられ、発光
素子と光電変換素子が後述する印字針位置指示板
２０を介して対向して内蔵されている。２０は印
字針位置指示板で、前記左枠体１ａと前記右枠体
１ｂにより固着保持されており、左スリツト２０
ａと右スリツト２０ｂとが形成され、夫々前記印
字針位置検出器１９の発光素子の光が通過して光
電変換素子に到達することにより、前記第１印字
針１８ａおよびその他の印字針が左端あるいは右
端にあることを前記印字針位置検出器１９に検知
させるように構成されている。２１ａは印字針キ
ヤリア左ストツパで、ゴム様の弾性材により形成
され、前記左枠体１ａに固着されている。２１ｂ
は印字針キヤリア右ストツパで、ゴム様の弾性材
により形成され、前記右枠体１ｂに固着されてい
る。２２は制御駆動回路で、前記ステツピングモ
ータ２、第１印字針駆動ユニツト１７ａ、第２印
字針駆動ユニツト１７ｂ、第３印字針駆動ユニツ
ト１７ｃ、第４印字針駆動ユニツト１７ｄ、印字
針位置検出器１９および図示しない外部情報源と
電源に接続されている。該制御駆動回路２２は、
図示しないドツトラインメモリ、ドツトパルス発
生器、ドツトカウンタ、色信号発生回路、照合回
路、タイミング信号発生回路、ヘツド駆動回路、
ステツピングモータ駆動回路およびシーケンス制
御回路により構成され、外部情報源から入力され
る情報と、前記印字針位置検出器１９から入力さ
れる前記印字針キヤリア１６の両端へ到達したタ
イミングを示すタイミング信号とにより、適宜前
記ステンピングモータ２を制御して起動、加速、
減速、停止および逆転を行うと共に、各印字針駆
動ユニツトを適宜駆動し各印字針により後述する
記録媒体２７を介して夫々対向する各多孔質部材
を叩打し、後述する記録媒体搬送ローラ２５によ
る記録媒体２７の搬送と相俟つて所望のパターン
を所望の色によつてプリントすることができるよ
うに構成されている。２３は第１用紙ガイドで、
前記印字針１８が貫通するための開口部と、後述
する記録媒体搬送ローラ２５が貫通するための開
口部を持ち、前記左枠体１ａおよび前記右枠体１
ｂに固着されている。２４は第２用紙ガイドで、
後述する記録媒体圧接ローラ２６が貫通するため
の開口部を持ち、前記左枠体１ａおよび前記右枠
体１ｂに固着されている。２５は記録媒体搬送手
段となる記録媒体搬送ローラで、弾力性をもち表
面の摩擦係数が大きい材質で円筒形に形成され、
中心を貫通して固着されている軸により前記左枠
体１ａと前記右枠体１ｂに回転自在に軸支されて
いる。更に、該記録媒体搬送ローラ２５は前記軸
に図示しない記録媒体搬送駆動手段が連結され、
前記印字針キヤリア１６が走行方向を変換する際
に微小角度回転し、後述する記録媒体圧接ローラ
２６との間で挾持している後述する記録媒体２７
を上方へ搬送するように構成されている。２６は
記録媒体圧接ローラで、前記記録媒体搬送ローラ
２５と平行に前記左枠体１ａおよび前記右枠体１
ｂに回転自在に軸支され、外周は前記記録媒体搬
送ローラ２５の外周に圧接されている。２７は記
録媒体で、一定の幅を持ち細長い印字用紙であ
り、前記記録媒体搬送ローラ２５と前記記録媒体
圧接ローラ２６との間に挾持されていると共に、
前記第１用紙ガイド２３と前記第２用紙ガイド２
４との間に案内保持され、前記プラテン１３と前
記印字針１８との間にある。

次に前記実施例の構造における作用を説明す
る。制御駆動回路２２に、記録媒体２７にプリン
トアウトすべき情報が入力されると、制御駆動回
路２２はステツピングモータ２を駆動し、モータ
軸２ａは予め定められた加速モードに従つて反時
計方向へ回転する。該モータ軸２ａが回転する
と、モータ歯車３、印字針走行軸歯車５、中間歯
車７、プラテン走行軸歯車９が夫々回転する。該
歯車の回転により印字針走行軸４とプラテン走行
軸８は時計方向へ回転し、プラテンキヤリア１１
と印字針キヤリア１６は右方向へ走行を開始し加
速される。印字針キヤリア１６が移動すると、印
字針位置指示板２０によつて遮光されていた印字
針位置検出器１９の発光素子からの光は、左スリ
ツト２０ａを通つて光電変換素子へ入射し、続い
て再度印字針位置指示板２０の対向エツジ部によ
り遮光される。上記状態の変化を電気信号として
印字針位置検出器１９から入力した制御駆動回路
２２は、光電変換素子の受光により印字針キヤリ
ア１６が起動したことを検知し、再度の遮光によ
り印字針キヤリア１６が定速走行領域に入つたこ
とを検知する。制御駆動回路２２は上記印字針キ
ヤリア１６が定速走行領域に入つた位置からドツ
トカウンタを動作させる。該ドツトカウンタの内
容と、プリントアウトすべき情報を１ドツトライ
ンを構成するドツトパターンとして記憶している
ドツトラインメモリの内容と、プリントアウトす
べきドツトパターンの各ドツトに対する色指定情
報によりドツトパルスを夫々該当する印字針駆動
ユニツト１７に各時間相に分割するための色信号
を発生する色信号発生回路の内容とを照合回路で
照合し、該照合回路の出力により印字針キヤリア
１６の走行に従つて適宜選択しながら印字針駆動
ユニツト１７を駆動し、各印字針１６で記録媒体
２７を介して夫々対向している多孔質部材１３を
叩打する。例えば、あるドツトラインをすべて黒
色のドツトでプリントする場合は、第１印字針１
８ａが記録媒体２７上のプリントすべき位置に到
達するタイミングに合わせて第１印字針駆動ユニ
ツト１７ａを駆動することにより、第１印字針１
８ａが記録媒体２７を介して第１多孔質部材１３
ａを叩打する。また、あるドツトラインの中に黒
色のドツトと赤色のドツトがある場合は、第２印
字針１８ｂが記録媒体２７上の赤色でプリントす
べき位置に到達するタイミングに合わせて第２印
字針駆動ユニツト１７ｂを駆動することにより、
第２印字針１８ｂが記録媒体２７を介して第２多
孔質部材１３ｂを叩打すると共に、第１印字針１
８ａが記録媒体２７上の黒色でプリントすべき位
置に到達するタイミングに合わせて第１印字針駆
動ユニツト１７ａを駆動することにより、第１印
字針１８ａが記録媒体２７を介して第１多孔質部
材１３ａを叩打する。上記の例においては黒一色
の場合と、黒、赤二色の場合について説明した
が、例えば、黒、赤、青、黄の４色を用いてプリ
ントする場合には、上記と同様にして夫々所望の
位置で印字針駆動ユニツト１７を駆動することに
より、所望の位置に、前記黒、赤、青、黄の色の
うちの所望の色で打点しプリントすることができ
る。なお、プラテンキヤリア１１の走行に伴いプ
ラテン１３は回転している。従つてプラテン１３
は１箇だけを叩打されないので耐久性がある。斯
くして印字針キヤリア１６とプラテンキヤリア１
１が右方向へ走行し印字針位置検出器１９が右ス
リツト２０ｂに到達すると、制御駆動回路２２は
ステツピングモータ２の回転速度を予め定められ
た減速モードに従つて減速させ、続いて印字針位
置指示板２０の右エツジ部によつて遮光される
と、制御駆動回路２２はステツピングモータ２を
停止させた後逆方向に回転加速する。上記動作を
行う一方、図示しない記録媒体搬送駆動手段によ
つて記録媒体搬送ローラ２５は微小角度回転駆動
され、記録媒体２７は第２図において上方へ１ド
ツトピツチ送られる。ステツピングモータ２の回
転により印字針キヤリア１６とプラテンキヤリア
１１は左方向へ走行しながら、ドツトカウンタの
内容と、前述したプリントアウトのドツトライン
の次のドツトラインメモリの内容と、色信号発生
回路の内容とにより、適宜選択しながら印字針駆
動ユニツト１７を駆動して、所望の位置に所望の
色で打点プリントする。以下同様にして印字針キ
ヤリア１６とプラテンキヤリア１１を相互対向状
態を維持しながら左右に走行させて印打プリント
を行うと共に、印字キヤリア１６とプラテンキヤ
リア１１の走行方向の転換を行う際に記録媒体搬
送ローラ２５により記録媒体２７を送るドツトラ
インの改行とを複数回行うことにより、１色、２
色あるいは複数の色からなる文字、記号、図形お
よびグラフ等のパターンを記録媒体２７にプリン
トアウトすることができる。上記説明において
は、プラテンは４色のインクが含浸されている例
について説明したが２色、３色あるいは５色等イ
ンクの色数が４色以外でもよい。また、プラテン
は円筒形として走行しながら回転するように構成
されているが、プラテンは角形でもよく、回転し
なくてもよい。また、プラテンの１色あたり１個
の印字針が対向しているが、プラテンの１色あた
り複数個の印字針を対向させることにより複数ド
ツトラインずつ打点プリントを行うように構成す
ることにより更にプリント処理時間を短縮するこ
とができる。

以上の説明で明らかな如く、本発明によれば色
を切換えるための機構を持たずに複数の印字針の
うちの各色を選択するので、機構が単純であり構
成部品数が少ないので小型、軽量で且つ廉価であ
ると共に、ドツト単位で色を選択することがで
き、従つて複数の色により複雑に構成した図形を
容易にプリントアウトすることができる。更に色
を切換えるための時間を必要としないので、処理
時間が短かい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の主要構成を示す上
面図、第２図は第１図における矢印Ａ−Ａ部の断
面状態を示す断面図、第３図は第１図における矢
印Ｂ−Ｂ部の断面状態を示す断面図である。 ４……印字針走行軸、８……プラテン走行軸、
１０……プラテンガイド軸、１３……プラテン、
１８……印字針、２５……記録媒体搬送ローラ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 互いに独立し夫々に異なる色のインクを保有
   する複数の多孔質部材により一体的に形成された
   プラテンと、該プラテンの複数の多孔質部材に
   夫々対向し記録媒体を介して叩打する複数の印字
   針と、前記プラテンを前記記録媒体の面に沿つて
   走行させるプラテン走行手段と、前記複数の印字
   針を前記プラテンとの対向状態を維持しながら走
   行させる印字針走行手段と、前記記録媒体を前記
   印字針の走行方向と略直角の方向へ搬送する記録
   媒体搬送手段とを具備し、複数の印字針を走行さ
   せながら適宜選択的に駆動して記録媒体に複数の
   色により適宜打点し、記録媒体搬送手段による記
   録媒体の搬送と関連させて所望の文字、記号およ
   び図形等を所望の色により記録媒体にプリントを
   行うように構成されていることを特徴とするドツ
   トマトリツクスプリンタ。 ２ 印字針が、プラテンの互いに独立し夫々に異
   なる色のインクを保有する複数の多孔質部材に
   夫々１個宛対向して配設されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のドツトマトリツ
   クスプリンタ。 ３ 印字針が、プラテンの互いに独立し夫々に異
   なる色のインクを保有する複数の多孔質部材に
   夫々複数個宛対向して配設されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のドツトマトリ
   ツクスプリンタ。 ４ 互いに独立し夫々に異なる色のインクを保有
   する複数の多孔質部材を軸方向に重ね円筒状に形
   成されたプラテンと、該プラテンを回転させるプ
   ラテン回転手段と、前記プラテンの複数の多孔質
   部材に夫々対向し記録媒体を介して叩打する複数
   の印字針と、前記プラテンを前記記録媒体の面に
   沿つて走行させるプラテン走行手段と、前記複数
   の印字針を前記プラテンとの対向状態を維持しな
   がら走行させる印字針走行手段と、前記記録媒体
   を前記印字針の走行方向と略直角の方向へ搬送す
   る記録媒体搬送手段とを具備し、複数の印字針を
   走行させながら適宜選択的に駆動して記録媒体を
   介して、回転しているプラテンを叩打することに
   より、記録媒体に複数の色により適宜打点し、記
   録媒体搬送手段による記録媒体の搬送と関連させ
   て所望の文字、記号および図形等を所望の色によ
   り記録媒体にプリントを行うように構成されてい
   ることを特徴とするドツトマトリツクスプリン
   タ。 ５ プラテン回転手段が、外周に螺旋状溝が形成
   されたプラテンガイド軸と、プラテンの内部に固
   着され前記プラテンガイド軸に嵌合するとと共に
   前記螺旋状溝に嵌入する突起を有するプラテン軸
   とよりなり、プラテンが走行することによりプラ
   テンが回転するように構成されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項記載のドツトマトリ
   ツクスプリンタ。