JPH054334A - 小型プリンタのインク塗布構造 - Google Patents
小型プリンタのインク塗布構造Info
- Publication number
- JPH054334A JPH054334A JP15459991A JP15459991A JPH054334A JP H054334 A JPH054334 A JP H054334A JP 15459991 A JP15459991 A JP 15459991A JP 15459991 A JP15459991 A JP 15459991A JP H054334 A JPH054334 A JP H054334A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- characters
- type
- character
- protrusion
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- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】全活字へのインク塗布量の均一化を計り、印字
濃度が均一で印字濃淡が発生しない鮮明な印字を可能と
する小型プリンタのインク塗布構造を実現する。 【構成】インクロール1に対して活字輪2を保持する保
持体3の一部を突出させる保持体突出部3を設ける。
濃度が均一で印字濃淡が発生しない鮮明な印字を可能と
する小型プリンタのインク塗布構造を実現する。 【構成】インクロール1に対して活字輪2を保持する保
持体3の一部を突出させる保持体突出部3を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周に複数個の活字を
形成した活字輪と活字輪を保持する円筒状の保持体を有
し、活字輪に常に圧接するインクロールによりインクを
塗布される小型プリンタのインク塗布構造に関する。
形成した活字輪と活字輪を保持する円筒状の保持体を有
し、活字輪に常に圧接するインクロールによりインクを
塗布される小型プリンタのインク塗布構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術は、図3に示すように
活字輪7の外周に有する複数個の活字の中で印字をしな
いブランク部7aは他の活字よりも低い高さにして、ハ
ンマ(不図示)が内側から押しだしてもブランク部7a
は記録紙と接触しない構造であった。
活字輪7の外周に有する複数個の活字の中で印字をしな
いブランク部7aは他の活字よりも低い高さにして、ハ
ンマ(不図示)が内側から押しだしてもブランク部7a
は記録紙と接触しない構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では図4に示すように活字輪9のブランク部9aの活
字高さの違いによりブランク部9aでインクロール10
がバウンドし円周状に隣接する活字9bに均一にインク
を塗布する事ができず、また図5に示すように、インク
ロール11が活字輪12に対して斜めに圧接されてしま
う為ブランク部12a・12bに隣接する活字12cに
均一にインクを塗布することもできないために、印字が
薄くなる問題点を有していた。
術では図4に示すように活字輪9のブランク部9aの活
字高さの違いによりブランク部9aでインクロール10
がバウンドし円周状に隣接する活字9bに均一にインク
を塗布する事ができず、また図5に示すように、インク
ロール11が活字輪12に対して斜めに圧接されてしま
う為ブランク部12a・12bに隣接する活字12cに
均一にインクを塗布することもできないために、印字が
薄くなる問題点を有していた。
【0004】本発明はこのような欠点を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は活字輪を保持する
円筒状の保持体のブランク部を突出することにより全て
の活字へのインクの塗布量の均一化を計り、印字濃度が
均一で印字濃淡が発生しない鮮明な印字を可能とする小
型プリンタのインク塗布構造を実現することにある。
なされたものであり、本発明の目的は活字輪を保持する
円筒状の保持体のブランク部を突出することにより全て
の活字へのインクの塗布量の均一化を計り、印字濃度が
均一で印字濃淡が発生しない鮮明な印字を可能とする小
型プリンタのインク塗布構造を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の小型プリンタの
インク塗布構造は、外周に高さの異なる複数個の活字を
形成した活字輪と、活字輪を保持し回転駆動される保持
体と、活字輪に常に圧接し活字にインクを塗布するイン
クロールとを有する小型プリンタにおいて、高さの低い
活字の片側もしくは両側にインクロールの活字側への位
置を規制する突出部を保持体に形成したことを特徴とす
る。
インク塗布構造は、外周に高さの異なる複数個の活字を
形成した活字輪と、活字輪を保持し回転駆動される保持
体と、活字輪に常に圧接し活字にインクを塗布するイン
クロールとを有する小型プリンタにおいて、高さの低い
活字の片側もしくは両側にインクロールの活字側への位
置を規制する突出部を保持体に形成したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明の上記の構成によれば、インク塗布の
際、活字輪を保持する円筒上の保持体に設けられた突出
部を、活字輪の外周の活字と同一の活字高さにすること
により、インクロールが活字輪のブランク部の活字高さ
の違いにより、バウンドや斜めになる事がなく、隣接す
る活字輪に対して均一にインクが塗布される。
際、活字輪を保持する円筒上の保持体に設けられた突出
部を、活字輪の外周の活字と同一の活字高さにすること
により、インクロールが活字輪のブランク部の活字高さ
の違いにより、バウンドや斜めになる事がなく、隣接す
る活字輪に対して均一にインクが塗布される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例における要部の断面図
であって、1はインクロール、2は活字輪であり、2a
は活字輪2のブランク部、2b・2cは活字輪2を構成
する活字、斜線部3は活字輪2を保持する保持体であ
り、3aは保持体からの突出部である。インクロール1
は常に活字輪2に圧接されている為活字輪2及び保持体
3が矢印方向に回転することにより、インクロール1も
矢印方向に回転し、活字輪2を構成する活字2b・2c
等の全周の活字にインクが塗布される構造になってい
る。
であって、1はインクロール、2は活字輪であり、2a
は活字輪2のブランク部、2b・2cは活字輪2を構成
する活字、斜線部3は活字輪2を保持する保持体であ
り、3aは保持体からの突出部である。インクロール1
は常に活字輪2に圧接されている為活字輪2及び保持体
3が矢印方向に回転することにより、インクロール1も
矢印方向に回転し、活字輪2を構成する活字2b・2c
等の全周の活字にインクが塗布される構造になってい
る。
【0008】本発明は図1のように、活字輪2を構成す
る活字の中のブランク部2aが、他の活字2b・2c等
に対して活字高さが低いため、保持体3から活字輪2の
ブランク部2aをカバーする形状の3a他の隣接する活
字2b・2c等と同一の高さまで突出させている。この
ためインクロール1は、活字輪2のブランク部2aの活
字高さが低くなる際でも、他の活字2b・2cと同じ活
字高さを有する保持体3の突出部3aにより、インクロ
ール1がバウンドすることがないため、隣接する活字2
bにも均一にインクを塗布することが可能になる。
る活字の中のブランク部2aが、他の活字2b・2c等
に対して活字高さが低いため、保持体3から活字輪2の
ブランク部2aをカバーする形状の3a他の隣接する活
字2b・2c等と同一の高さまで突出させている。この
ためインクロール1は、活字輪2のブランク部2aの活
字高さが低くなる際でも、他の活字2b・2cと同じ活
字高さを有する保持体3の突出部3aにより、インクロ
ール1がバウンドすることがないため、隣接する活字2
bにも均一にインクを塗布することが可能になる。
【0009】図2は、本発明の実施例における要部の説
明図であって、2a・2bは活字輪2の活字高さが低い
ブランク部、2cは活字高さが高い活字、3aは保持体
3からの突出部である。
明図であって、2a・2bは活字輪2の活字高さが低い
ブランク部、2cは活字高さが高い活字、3aは保持体
3からの突出部である。
【0010】活字輪2を構成する活字のブランク部2a
・2bが、隣接する活字2cに対して活字高さが低いた
め、保持体3から活字輪2のブランク部2a・2bをカ
バーする形状の3aを他の隣接する活字2cと同一の高
さまで突出させている。このためインクロール4は、活
字輪2のブランク部2a・2bの活字高さが低くなる際
でも、他の活字2cと同じ高さを有する保持体3の突出
部3aにより、隣接する活字2cに対して平行にインク
ロール4が圧接し、均一にインクを塗布することが可能
である。
・2bが、隣接する活字2cに対して活字高さが低いた
め、保持体3から活字輪2のブランク部2a・2bをカ
バーする形状の3aを他の隣接する活字2cと同一の高
さまで突出させている。このためインクロール4は、活
字輪2のブランク部2a・2bの活字高さが低くなる際
でも、他の活字2cと同じ高さを有する保持体3の突出
部3aにより、隣接する活字2cに対して平行にインク
ロール4が圧接し、均一にインクを塗布することが可能
である。
【0011】本発明の実施例として、上記に説明した
が、上記実施例は本発明から容易に類推可能な応用技術
の一例である。
が、上記実施例は本発明から容易に類推可能な応用技術
の一例である。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、活字
輪を保持する円筒状の保持体に活字輪を構成する活字と
同一高さの突出部を設けることにより、インクロールの
バウンドを防ぎ、さらに活字輪に対して斜めに圧接する
ことなくインクの塗布が可能になるため、全ての活字へ
のインクの塗布量の均一化が計られ、印字濃度が均一で
印字濃淡が発生しない鮮明な印字を可能にする、小型プ
リンタのインク塗布構造が実現できるという極めて大き
な効果を有する。
輪を保持する円筒状の保持体に活字輪を構成する活字と
同一高さの突出部を設けることにより、インクロールの
バウンドを防ぎ、さらに活字輪に対して斜めに圧接する
ことなくインクの塗布が可能になるため、全ての活字へ
のインクの塗布量の均一化が計られ、印字濃度が均一で
印字濃淡が発生しない鮮明な印字を可能にする、小型プ
リンタのインク塗布構造が実現できるという極めて大き
な効果を有する。
【図1】本発明の小型プリンタのインク塗布構造の実施
例を示す要部の断面図。
例を示す要部の断面図。
【図2】本発明の小型プリンタのインク塗布構造の実施
例を示す要部の説明図。
例を示す要部の説明図。
【図3】従来技術の例を示す図。
【図4】従来の問題点を示す図。
【図5】従来の問題点を示す図。
1 インクロール 2 活字輪 2a ブランク部 2b 隣接活字 2c 隣接活字 3 保持体 3a 保持体突出部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外周に高さの異なる複数個の活字を形成
した活字輪と、前記活字輪を保持し回転駆動される保持
体と、前記活字輪に常に圧接し前記活字にインクを塗布
するインクロールとを有する小型プリンタにおいて、高
さの低い前記活字の片側もしくは両側に前記インクロー
ルの前記活字側への位置を規制する突出部を前記保持体
に形成したことを特徴とする小型プリンタのインク塗布
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15459991A JPH054334A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 小型プリンタのインク塗布構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15459991A JPH054334A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 小型プリンタのインク塗布構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054334A true JPH054334A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15587710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15459991A Pending JPH054334A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 小型プリンタのインク塗布構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054334A (ja) |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP15459991A patent/JPH054334A/ja active Pending
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