JPH05448U - 小型プリンタのプラテン - Google Patents

小型プリンタのプラテン

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JPH05448U
JPH05448U JP4856491U JP4856491U JPH05448U JP H05448 U JPH05448 U JP H05448U JP 4856491 U JP4856491 U JP 4856491U JP 4856491 U JP4856491 U JP 4856491U JP H05448 U JPH05448 U JP H05448U
Authority
JP
Japan
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type
hammer
sheet
platen
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP4856491U
Other languages
English (en)
Inventor
まゆみ 有泉
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
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Publication of JPH05448U publication Critical patent/JPH05448U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラテンの形状を変更することにより活字シー
ト端部の活字体を印字する場合においても印字の端部が
欠けることなく、良質な印字を実現する。 【構成】活字シート10の桁方向の端部に位置する活字
体13aに対向するプラテン26の印字面に傾斜を設け
たことにより、矢印A方向からハンマで打撃突出された
際、用紙25に平行な状態で均一に押圧接触することが
可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小型プリンタのプラテンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型プリンタの技術としては、実開平2−40535号広報に記載され たものがある。
【0003】 図3、図4、図5、図6は従来技術の例を示す概略断面図及び説明図である。 筒状をした基体6に巻装されるシリコンゴムなどの材質からなる活字シート1が 設けられており、この活字シート1の表面には、桁方向及び行方向にそれぞれ適 宜間隔を置いて複数の活字体2が一体的に突出形成されている。この筒状の基体 6が回転しつつインクロール4に接触しインクを活字体2表面に塗布される。活 字シート裏面には、各活字体2に対応する位置に、基体の内方に向かって突出さ れた被押打部3が活字体2と一体的に形成されており、この被押打部3を基体の 内側に整列配置されている複数のハンマ(図示せず)のいずれかにより矢印A方 向より打撃突出させることにより、活字体2を用紙5に押圧接触させ、所定の印 字をなすように形成されている。また、活字シート1の桁方向端部に位置する活 字体2a以外の活字体2の表面は用紙5に対し平行に対向し、端部に位置する活 字体2aの表面は用紙5に対し端部側が低位となるように傾斜状に形成されてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した小型プリンタの活字体構造においては、図3に示すよ うに筒状の活字基体6が回転しインクロール4からインクを転写する場合におい て、活字シート端部の活字体表面2aが傾斜状の場合、図6に示すように低位部 分にインクが転写されず、ハンマによって押打し用紙に印字する場合、インクの 転写されなかった部分が欠け、印字不良となる恐れがあった。これに対し活字基 体6の中心座標O2とインクロール4中心座標O1の中心距離を近づけ、押圧力 を強くすると全体の負荷が増し、電力消費の増加につながる。また、活字体2の 表面と端部側活字体表面2aでは、インクロール4から転写されるインク量に違 いが生じ、インクのにじみ、汚れ及び濃淡等の印字不良となるおそれがある。
【0005】 本考案は前述した従来のものにおける問題点を解決し、活字シート本体の端部 に位置する活字体を印字する場合においても、印字の端部が欠けるおそれがなく 、かつインクのにじみ、汚れ、濃淡等の問題を生ずることなく良質の印字を行な うことができる小型プリンタの印字構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため本考案は、 適宜間隔を置いて複数の活字体が突設され回転自在に設けられた筒状の基体の外 周に巻装された活字シートと、活字体を押圧しインクを塗布するインクロールと 、 活字体を記録紙に突出させる基体の内側に設けたハンマと、ハンマと対向し記録 紙を介してハンマの打撃を支持するプラテンとを有する小型プリンタにおいて、 活字シートの両端に位置する活字体と対向するプラテンの印字面は、活字体から 離れる方向に傾斜状に形成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の上記の構成によれば、基体に内設されたハンマにより活字シートの 端部に位置する活字体を打撃して用紙を介したプラテンに向かって突出させる際 に、活字シートの端部に位置する活字体が斜めになり活字体の活字シートの端部 側が活字体の他の部位に比較してプラテンにより接近しても、プラテンの表面が 傾斜しているため、突出した活字体の表面をほぼ平行な状態で均一に用紙に押圧 することができ、活字シート本体の端部に位置する活字体により確実に印字する ことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。 図1及び図2は本考案に係る小型プリンタのプラテンの実施例を示すものであ り、これらの図において、10は本考案に係る小型プリンタの活字シートを示し ており、この活字シート10は、特に図2に示すように、後述する円筒状をした 基体11の外周に巻装されるシリコンゴムのような可撓性の材質からなり、この 活字シート10の表面には、行方向及び桁方向に所定間隔をおいて複数の活字体 13がそれぞれ活字シート10と一体に整列状に突出されており、これらの活字 体13の桁方向における隣に位置するもの同士は互いに一行ごと1字分ずつずれ た状態で配設されている。また、活字シート10の端部に位置する活字体13a に対向するプラテン26の印字面は、桁方向端部側が活字体13aから離れるよ うに傾斜状に形成されている。さらに、活字シート10の裏面には、活字体13 に対応する位置に被押打部14がそれぞれ活字シート10と一体的になるように 突出されている。
【0009】 つぎに、前述した本考案に係るプラテンを装着しうる小型プリンタについて説 明する。
【0010】 この小型プリンタは、図1に示すように、活字シート10を巻装しうる円筒状 の前述した基体11を備えている。この基体11にそれぞれ突き抜けの透孔15 が穿設されており、これらの透孔15にそれぞれ被押打部14が遊挿されて基体 11の内部に向けられている。基体11の内部には、基体と同方向に沿ってヨー ク16が配設されている。このヨークの内部には、コイル17が巻回されたコイ ルボビン18が活字体13の行方向の間隔とほぼ同一の間隔をおいて配設されて いる。このコイルボビン18内には、ヨーク16に蓋体19を介して固定される 固定鉄芯20が偏心した状態で配設されている。また、各コイルホビン18内に は、固定鉄芯20とコイルボビン18内周面との間隙を通ってコイルボビン18 の軸方向に延在するハンマ21が軸方向に摺動自在に配設されている。このハン マ21の図1における左端側の先端部21aは、印字位置に停止している基体1 1の各透孔15に対向する位置になるようにクランク状に折曲されている。また 、ヨーク16の右上部外側には、永久磁石23が取り付けられており、通常状態 においては、永久磁石23の吸引力により可動鉄芯22は固定鉄芯20から隔離 した位置に保持されており、コイルボビン18のコイル17に通電することによ り、その磁力により固定鉄芯20側へ吸引駆動できるように形成されている。
【0011】 また、活字シート10の外周側には、この活字シート10の活字体13にイン クを塗布するインクロール24が活字体13の表面に当接されるようにして回転 自在に配設されている。また、活字シート10の外周側のハンマ先端部21aに 対応する位置には、用紙25を保持する部材27を有するプラテン26が配設さ れている。このプラテン26の図1における下部には、用紙25を所定速度で搬 送する紙送りローラ28及びこの紙送りローラ28に圧接される紙押えローラ2 9がそれぞれ配設されている。さらに、活字シート10の図1における垂直方向 の一端部には、この活字シート10を基体11と一緒に回転駆動するための駆動 モータ(図示せず)が配設されている。
【0012】 前述した本実施例を施した小型プリンタにおいては、所定の印字信号に基づい て、駆動モータが基体11及び活字シート10を回転させて、印字すべき活字体 13をプラテン26と対向する印字位置まで移動させる。その後、コイル17に 通電すると、固定鉄芯20に発生する磁力により可動鉄芯22が固定鉄芯20に 吸引され、これにより、可動鉄芯22の駆動と共にハンマ21がプラテン26に 向けて突出駆動され、このハンマ21の先端で活字シート10の所望の活字体1 3を用紙25を介しプラテン26に押し付けて印字を行なう。そして、コイル1 7への通電を解除すると、可動鉄芯22に対する吸引力がなくなり、同時に永久 磁石23の吸引力により、可動鉄芯22はハンマ21と共に元の位置に復帰され る。従って、この動作を繰り返すことにより、連続して印字を行なうことができ る。
【0013】 そして本実施例によれば、活字シート10を回転させインクロール24により インクを活字体13の表面に塗布する場合においても活字シート端部の活字体1 3aの表面も平面であり、ほぼ均一な押圧力が得られる為、活字体全面にインク が均一に塗布される。また、活字シート10の端部に位置する活字体13aをハ ンマ21によって矢印A方向より打撃突出させて用紙25に印字する場合に、活 字体が傾斜した状態で用紙25に突出された活字体表面13aは、対向するプラ テン26端部の傾斜した表面にほぼ平行な状態で均一に押圧接触され、印字の端 部の欠けることがなく、かつにじみ、汚れ、濃淡のない良質な印字を行なうこと ができる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、シート本体の端部に位置する活字体により 印字する場合においても、印字の端部が欠けるおそれがなく、本考案により他の 機構に影響を与えることなく、良好な印字を行なうことができるという効果を奏 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す小型プリンタの断面図。
【図2】本考案の実施例を示す詳細図。
【図3】従来技術の例を示す概略断面図。
【図4】従来技術の例を示す説明図。
【図5】従来技術の例を示す説明図。
【図6】従来技術の例を示す説明図。
【符号の説明】
1、10 活字シート 2、13 活字体 2a、13a 活字シート端部の活字体 3、14 被押打部 4、24 インクロール 5、25 用紙 6、11 筒状基体 15 透孔 21 ハンマ 21a ハンマ先端部 26 プラテン

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 適宜間隔を置いて複数の活字体が突設さ
    れ回転自在に設けられた筒状の基体の外周に巻装された
    活字シートと、前記活字体を押圧しインクを塗布するイ
    ンクロールと、前記活字体を記録紙に突出させる前記基
    体の内側に設けたハンマと、前記ハンマと対向し前記記
    録紙を介して前記ハンマの打撃を支持するプラテンとを
    有する小型プリンタにおいて、前記活字シートの両端に
    位置する前記活字体と対向する前記プラテンの印字面
    は、前記活字体から離れる方向に傾斜状に形成されてい
    ることを特徴とする小型プリンタのプラテン。
JP4856491U 1991-06-26 1991-06-26 小型プリンタのプラテン Pending JPH05448U (ja)

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JP4856491U JPH05448U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 小型プリンタのプラテン

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JP4856491U JPH05448U (ja) 1991-06-26 1991-06-26 小型プリンタのプラテン

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JPH05448U true JPH05448U (ja) 1993-01-08

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ID=12806891

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