JPH088838Y2 - インパクトドットヘッド - Google Patents

インパクトドットヘッド

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JPH088838Y2
JPH088838Y2 JP1990116618U JP11661890U JPH088838Y2 JP H088838 Y2 JPH088838 Y2 JP H088838Y2 JP 1990116618 U JP1990116618 U JP 1990116618U JP 11661890 U JP11661890 U JP 11661890U JP H088838 Y2 JPH088838 Y2 JP H088838Y2
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JP
Japan
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recording paper
impact dot
nose
dot head
printing
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昭彦 丸山
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Impact Printers (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプリンタなどの印字装置に於けるインパクト
ドットヘッドに関する。
〔従来の技術〕
従来のインパクトドットヘッドに於いては第5図に示
すように、支持部材であるノーズ51の先端部51aがイン
クリボン16を直接記録紙17に押しつけて記録紙17をイン
クで汚さないようにする為、或は印字したばかりのイン
クの乾いていない文字や絵にノーズ51の先端部51aが接
触して記録紙17を汚さないようにする為、記録紙17に対
して僅かな隙間を保つように取り付けられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来のインパクトドットヘッドに於いては、ノ
ーズの先端部が記録紙に対して僅かな隙間を保つように
取り付けられていた為、記録紙がプラテンに密着できず
に僅かに浮いた状態となり易く、そこへ印字用ワイヤが
インクリボンを介して記録紙を打撃すると記録紙が振動
して大きな騒音が発生するという問題点を有していた。
そこで本考案は従来のこの様な問題点を解決するた
め、ノーズの先端部が記録紙に対して僅かな隙間を保つ
ように取り付けられていても、記録紙を十分にプラテン
に押し付けながら印字できる低騒音で印字品質の良いイ
ンパクトドットヘッドを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで上記課題を解決するため本考案のインパクトド
ットヘッドは、印字用ワイヤがインクリボンを介してプ
ラテン上の記録紙を打撃し文字あるいは画情報を記録紙
に印字するインパクトドットヘッドと、インパクトドッ
トヘッドを記録紙の搬送方向と直交する方向に移動する
キャリッジに搭載したプリンタにおいて、印字用ワイヤ
を印字位置に案内するインパクトドットヘッドのノーズ
と、ノーズの先端部にインパクトドットヘッドが移動さ
れる方向へ回転可能に配置され、記録紙をプラテンに密
接させる押さえローラとを有し、押さえローラは、ワイ
ヤ部材を間にしてノーズの上側及び下側に配置されてい
ることを特徴とする。
〔作用〕
以上の様に構成することにより、ノーズの先端部が記
録紙に対して僅かな隙間を保つように取り付けられてい
ても、記録紙を十分にプラテンに押し付けながら印字で
きる、低騒音で印字品質の良いインパクトドットヘッド
が得られるようになる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて、本考案の詳細を
説明する。
第1図及び第2図は、本考案の第1の実施例を示した
ものであり、印字用ワイヤ12を案内している先端ガイド
13の支持部材であるノーズ11の先端部11aの上部、下部
にそれぞれ形成された上回転軸部11b、下回転軸部11cに
回転自在に取り付けられた押えローラ14及び、押えロー
ラ14の脱落防止の為の止め具15が固着されている。
押えローラ14の外形の大きさは、その半径が上回転軸
部11b、下回転軸部11cの軸中心からプラテン18上の記録
紙17の表面に接するまでの距離となるようにする。
インクリボン16は2つの押えローラ14の間にセットさ
れ、従来通りノーズ11の先端部11aに接しながら、記録
紙17には触れないように僅かな隙間を保ちながら送られ
る。
任意のコイル22に通電が行なわれるとプランジャー19
が鉄心20に吸引され、作動板21を支点部21aを中心に回
転運動させ、作動板21の先端部21bが印字用ワイヤ12を
先端ガイド13より押し出し、インクリボン16を介して記
録紙17に押しつけられ、記録紙17上に文字または絵の情
報の一部となるドットを形成する。
この時、インパクトドットヘッドの揺動運動及び、押
えローラ14の外形部14aと記録紙17の表面との間の摩擦
力により2つの押えローラ14は、上回転軸部11b、下回
転軸部11cを中心にそれぞれ回転運動をしながら記録紙1
7をプラテン18に密着させる。
第3図及び第4図は、本考案の第2の実施例を示した
ものであり、ノーズ31の先端部31aの上部、下部にそれ
ぞれ形成された上溝部31b、下溝部31cの内側を上軸部材
32及び下軸部材33が、印字用ワイヤ12の往復運動する方
向と同一方向に摺動可能となっている。上軸部材32の上
回転軸部32a及び、下軸部材33の下回転軸部33aには押え
ローラ34が回転自在に取り付けられ、さらに押えローラ
34の脱落防止の為の止め具35が固着されている。
上溝部31bの内側の端面31dと上軸部材32の端面32bの
間、及び下溝部31cの内側の端面31eと下軸部材33の端面
33bの間にはバネ36がそれぞれ設置されており、上軸部
材32及び下軸部材33を記録紙17の方向に一定の力で押圧
している。
このバネ36の押圧力により、押えローラ34の外形部34a
は常に記録紙17の表面を押さえつけるようになる。
インクリボン16は2つの押えローラ34の間にセットさ
れ、従来通りノーズ31の先端部31aに接しながら、記録
紙17には触れないように僅かな隙間を保ちながら送られ
る。
任意のコイル22に通電が行なわれるとプランジャー19
が鉄心20に吸引され、作動板21を支点部21aを中心に回
転運動させ、作動板21の先端部21bが印字用ワイヤ12を
先端ガイド13より押し出し、インクリボン16を介して記
録紙17に押しつけられ、記録紙17上に文字または絵の情
報の一部となるドットを形成する。
この時、インパクトドットヘッドの揺動運動及び、押
えローラ34の外形部34aと記録紙17の表面との間の摩擦
力により2つの押えローラ34は、上回転軸部32a、下回
転軸部33aを中心にそれぞれ回転運動をして記録紙17を
プラテン18に密着させる。
さらに、バネ36の押圧力により、記録紙17とノーズ31
の先端部31aとの距離が僅かに変化した場合でも、距離
の変化に追従して、押えローラ34が記録紙17をプラテン
18に密着させる。
この様に構成されたインパクトドットヘッドによれ
ば、記録紙を十分にプラテンに押し付けながら印字する
ことにより、記録紙の振動を抑制し低騒音で印字品質の
良いインパクトドットヘッドが得られるようになる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本考案によれば、印字用ワイヤを印
字位置に案内するインパクトドットヘッドのノーズと、
ノーズの先端部にインパクトドットヘッドが移動される
方向へ回転可能に配置され、記録紙をプラテンに密接さ
せる押さえローラとを有し、押さえローラは、ワイヤ部
材を間にしてノーズの上側及び下側に配置されているこ
とにより、ノーズと対向している記録紙は上下を押さえ
ローラによって押さえられ記録紙はプラテンに密接され
るので、印字時の記録紙の振動が抑えられ印字音が極端
に低下するとともに、鮮明な印字となり印字品質が大き
く向上するものである。
又、押さえローラは、印字用ワイヤがインクを転写し
て印字する印字領域から外れているので、押さえローラ
が印字直後の文字等を接触することがない。
そのため、記録紙に転写されたインクが押さえローラ
によって押圧されて発生する文字のにじみや、押さえロ
ーラに付着したインクが記録紙を汚す印字汚れもなく、
向上した印字品質を保つことができるものである。特
に、インクリボンの使用開始時はインクリボンに含浸さ
れているインク量が多いためその効果は大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインパクトドットヘッドの第1の実施
例を示す断面図。 第2図は本考案のインパクトドットヘッドの第1の実施
例を示す上面図。 第3図は本考案のインパクトドットヘッドの第2の実施
例を示す断面図。 第4図は本考案のインパクトドットヘッドの第2の実施
例を示す上面図。 第5図は従来のインパクトドットヘッドを示す断面図。 11,31……ノーズ 11b,32a……上回転軸部 11c,33a……下回転軸部 14,34……押えローラ 15,35……止め具 31b……上溝部 31c……下溝部 32……上軸部材 33……下軸部材 36……バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字用ワイヤがインクリボンを介してプラ
    テン上の記録紙を打撃し文字あるいは画情報を前記記録
    紙に印字するインパクトドットヘッドと、前記インパク
    トドットヘッドを前記記録紙の搬送方向と直交する方向
    に移動するキャリッジに搭載したプリンタにおいて、 前記印字用ワイヤを印字位置に案内する前記インパクト
    ドットヘッドのノーズと、 前記ノーズの先端部に前記インパクトドットヘッドが移
    動される方向へ回転可能に配置され、前記記録紙を前記
    プラテンに密接させる押さえローラとを有し、 前記押さえローラは、前記ワイヤ部材を間にして前記ノ
    ーズの上側及び下側に配置されていることを特徴とする
    インパクトドットヘッド。
JP1990116618U 1990-11-06 1990-11-06 インパクトドットヘッド Expired - Fee Related JPH088838Y2 (ja)

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JP1990116618U JPH088838Y2 (ja) 1990-11-06 1990-11-06 インパクトドットヘッド

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JPH0473558U JPH0473558U (ja) 1992-06-29
JPH088838Y2 true JPH088838Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31864456

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4981118A (ja) * 1972-12-08 1974-08-05
JPS585786B2 (ja) * 1973-09-12 1983-02-01 株式会社日立製作所 印字ヘッド組立体の位置調整機構
JPS51118517A (en) * 1975-04-11 1976-10-18 Fujitsu Ltd Printer
JPS527714U (ja) * 1975-06-30 1977-01-20
JPS58538U (ja) * 1981-06-26 1983-01-05 株式会社日立製作所 デ−タ速度変換回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0473558U (ja) 1992-06-29

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