JPH0544079Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544079Y2
JPH0544079Y2 JP9959389U JP9959389U JPH0544079Y2 JP H0544079 Y2 JPH0544079 Y2 JP H0544079Y2 JP 9959389 U JP9959389 U JP 9959389U JP 9959389 U JP9959389 U JP 9959389U JP H0544079 Y2 JPH0544079 Y2 JP H0544079Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
conveyor
cutting blade
feed conveyor
discharge conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9959389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0340096U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9959389U priority Critical patent/JPH0544079Y2/ja
Publication of JPH0340096U publication Critical patent/JPH0340096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0544079Y2 publication Critical patent/JPH0544079Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、野菜、食肉等の食品をスライスする
装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、業務用の斯種スライス装置は、第8図に
示す如く、送りコンベア2の下流端と排出コンベ
ア3の上流端との間にコンベアの搬送方向と直交
して回転切断刃4を配備し、送りコンベア2と該
コンベアの下流側の上方に配備した押え案内装置
5とによつて食品を挟みながら搬送しつつ回転切
断刃4によつて食品をスライスし、排出コンベア
3に受け渡して排出している。
押え案内装置5は、食品を安定して切断するた
めには不可欠のものであつて、該押え案内装置5
は、第5図に示す如く、枠体51の両端にローラ
52,53を配備し、ローラ間にメツシユベルト
54を無端状に張設して形成され、下流端を低く
して上流側のローラ53を中心に揺動可能に送り
コンベア2上に配備され、送りコンベア2の周回
方向とは逆方向に周回駆動される。
(考案が解決しようとする課題) 上記スライス装置は、たくあん等の棒状食品や
肉塊をスライスすることには支障なかつたが、じ
やがいも等の丸みのある食品をスライスする場合
には問題があつた。即ち、第8図の如く、丸みの
ある食品7の一端から順にスライスする途上で、
食品の丸みのある後部71に押え案内装置5の重
量が掛かると、食品に対して前方へ押出す力が作
用し、食品は押え案内装置5及び送りコンベア2
を辷つて前方に飛び出し、該送りコンベア2の送
り速度よりも速く回転切断刃4を通過する。これ
によつてスライス厚みにばらつきが生じるのであ
る。
本考案は、じやがいもの様に丸みのある食品
も、一様な厚みにスライスできる食品スライス装
置を明らかにするものである。
(課題を解決する手段) 本考案のスライス装置は、送りコンベア2の下
流端と排出コンベア3の上流端との間に回転切断
刃4を配備し、送りコンベア2と該コンベアの上
方に配備した押え案内装置5によつて食品を挟ん
で移動させつつ回転切断刃4によつて食品をスラ
イスし、排出コンベア3に受け渡す食品スライス
装置に於て、排出コンベア3の上方に食品の移行
路に臨出して可撓性の邪魔部材6を配備してい
る。
(作用及び効果) 第4図の如く、じやがいもの様な丸みのある食
品7を一端から順にスライスする途上で、押え案
内装置5が食品の丸みのある後部71を自重で押
圧と、食品を回転切断刃4側に押し出す力が作用
する。
しかし、既にスライスされて供給コンベアに受
け渡された食品は、供給コンベア上の邪魔部材6
によつて前方への倒れが防止され、該邪魔部材6
を弾性変形させつつ起立状態で前進しているた
め、前記の如く、押え案内装置5によつて送りコ
ンベア2上の食品を前方へ押す力が作用しても、
排出コンベア3上の起立状態の食品が邪魔になつ
て、押え案内装置5から食品が辷つて前方に飛び
出すことは阻止され、食品は送りコンベア2の周
回速度に対応する一定速度で回転切断刃4に送り
込まれる。これによつて食品を一定厚さでスライ
スできる。
(実施例) 以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的
に説明する。
第1図、第2図に示す如く、食品スライス装置
は基台1上に送りコンベア2、該コンベアの下流
側に排出コンベア3を隣接配備し、両コンベアの
間にコンベアの搬送方向と略直交して回転する切
断刃4を設けている。
回転切断刃4は2つ割り可能な円形のケース4
1に回転可能に収容され、モータ42が連繋され
ている。
ケース41には送りコンベア2から排出コンベ
ア3に食品を受け渡しできる開口部(図示せず)
が設けられている。
基台1上に搬送方向に向け一対の壁板21,2
1が平行に配備され、壁板21,21間に水平案
内板22が設けられる。
案内板22の上流端と下流端には壁板21,2
1間に跨がつて案内ローラ23,24が軸承され
る。
案内ローラ23,24間の下方にて基台1上に
駆動ローラ26及び補助ローラ27が配備され、
駆動ローラにモータが連繋されるとともに、各ロ
ーラに跨がつて搬送用ベルト25を無端状に張設
して送りコンベア2が構成される.実施例のベル
ト25は金属製のメツシユベルトである。
上記送りコンベア2の下流側に食品を該コンベ
アのベルト25に押圧して食品を挟圧状態で回転
切断刃4へ送る押え案内装置5が配備される。
押え案内装置5は第5図に示す如く、枠体51
の両端に回転案内ローラ52,53を配備し、ロ
ーラ間にメツシユベルト54を無端状に張設して
構成される。上流側の回転案内ローラ53の両端
に該ローラに対して回転自由にメタル55が嵌ま
つている。
下流側のローラ52の近傍から枠体51に基端
を固定してバネ板56が斜め後方に向けて突設さ
れ、バネ板56の上端両側に支え突片57,57
が設けられる。
枠体51の下流端に外向きに短い突軸58が設
けられている。
前記送りコンベア2の壁板21,21の前端の
内面に夫々2本のガイド杆28,28が設けら
れ、ガイド杆によつて形成される溝部29に押え
案内装置5の突軸58を摺動可能に嵌め、前記上
流側の回転案内ローラ53の両端のメタル55を
壁板21,31の上端に載せる。
上記押え案内装置5は上流側のローラ53がチ
エン50及び壁板21上の中間回転伝達軸59を
介して前記駆動ローラ26に連繋され、ベルト5
4は送りコンベア2の搬送速度に対応して該コン
ベアの周回方向とは逆方向に周回する。
排出コンベア3は前記送りコンベア2と同様に
して、搬送方向に向け一対の壁板31,31を平
行に配備し、壁板31,31間に水平案内板32
を配備する。
案内板32の上流端と下流端には壁板31,3
1間に跨がつて案内ローラ33,34が配備さ
れ、ローラ間にメツシユベルト35が無端状に張
設されている。上流側のローラ34はチエン3
6、歯車回転伝達手段37、チエン38を介して
前記中間回転伝達軸59に連繋され、メツシユベ
ルト35は送りコンベア2に対応する速度で該コ
ンベアと同方向に周回する。
上記排出コンベア3の上流端の上方に、本考案
の特徴とする可撓性邪魔部材6が設けられる。
実施例の可撓性の邪魔部材6は硬質の板状取付
け台61に合成樹脂性の可撓性の突子65を規則
的に下向きに突設して形成される(第3図は可撓
性邪魔部材を天地逆にした状態を示している)。
突子65は幅3〜5mm、厚み1〜3mm、長さ50〜
100mm程度であつて、10〜15mmのピツチで千鳥状
に配され、先端は少し前方に湾曲している。
取付け板には、千鳥状に打抜き孔64が開設さ
れ、該孔を利用して樹脂性の突子65が取付けら
れる。
突子群は、送りコンベア2から排出コンベア3
に受け渡されたスライス済みの食品の前方への倒
れは防止するが、排出コンベア3による食品の前
進は妨げない程度に、本数が調節されている。
上記邪魔部材6は取付け台61の両側を屈曲し
て形成した耳片62にネジ孔60を開設し、排出
コンベアの壁板31にネジ止めして着脱可能に取
付けられ、取付け状態で、突子65の下端は、排
出コンベアのベルト35から少し離れている。
然して、第4図の如く、じやがいもの様な丸み
のある食品7を一端から順にスライスする途上
で、押え案内装置5が食品の丸みのある後部71
を自重で押圧することにより、食品を回転切断刃
4側に押し出す力が作用する。
しかし、既にスライスされて供給コンベアに受
け渡された食品は、供給コンベア上の邪魔部材6
によつて前方への倒れが防止され、該邪魔部材6
を弾性変形させつつ起立状態で前進しているた
め、前記の如く、押え案内装置5によつて送りコ
ンベア2上の食品を前方へ押す力が作用しても、
排出コンベア3上の起立状態の食品が邪魔になつ
て押え案内装置5から食品が辷つて前方に飛び出
すことは阻止され、食品は送りコンベア2の周回
速度に対応する一定速度で回転切断刃4に送り込
まれる。これによつて食品を一定厚さでスライス
できる。
第6図は、可撓性邪魔部材6の他の実施例を示
している。
取付け台61に巻径の小さいコイルスプリング
66を前後に等間隔に突設して形成したもので、
前記合成樹脂製の突子65と同様の役割を果た
す。
又、第7図は、一対の可撓性邪魔部材6,6a
を可撓性突子65を横向にして食品の移行路上に
対向配備した他の実施例を示しており、前記同様
の効果を奏す。
本考案は上記実施例の構成に限定されることは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で
種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はスライス装置の正面図、第2図はスラ
イス装置の平面図、第3図は可撓性邪魔部材を天
地逆にした斜面図、第4図はスライス途上の説明
図、第5図は押え案内装置の斜面図、第6図は可
撓性邪魔部材の他の実施例を天地逆にした斜面
図、第7図は可撓性突子を横向にした可撓性邪魔
部材の他の実施例の側面図、第8図は従来装置に
よるスライス途上の説明図である。 2……送りコンベア、3……排出コンベア、4
……切断刃、5……押え案内装置、6……可撓性
邪魔部材、65……突子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送りコンベア2の下流端と排出コンベア3の上
    流端との間に回転切断刃4を配備し、送りコンベ
    ア2と該コンベアの上方に配備した押え案内装置
    5によつて食品を挟んで移動させつつ回転切断刃
    4に食品をスライスし、排出コンベア3に受け渡
    す食品スライス装置に於て、排出コンベア3の上
    方に食品の移行路に臨出して可撓性の邪魔部材6
    を配備したことを特徴とする食品スライス装置。
JP9959389U 1989-08-24 1989-08-24 Expired - Lifetime JPH0544079Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959389U JPH0544079Y2 (ja) 1989-08-24 1989-08-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959389U JPH0544079Y2 (ja) 1989-08-24 1989-08-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0340096U JPH0340096U (ja) 1991-04-17
JPH0544079Y2 true JPH0544079Y2 (ja) 1993-11-08

Family

ID=31648636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9959389U Expired - Lifetime JPH0544079Y2 (ja) 1989-08-24 1989-08-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544079Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4649579B2 (ja) * 2005-02-18 2011-03-09 株式会社日本キャリア工業 食肉スライサーの運転方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0340096U (ja) 1991-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5271304A (en) Automatic food slicing machine
CA1101315A (en) Centering device for feeding articles to a food slicer
CA2243439C (en) Food material decurling apparatus and method
CN209755347U (zh) 一种阿胶糕、切糕切片切条机
KR20080063391A (ko) 긴 음식물 제품을 이송하기 위한 장치 및 방법
US4045151A (en) Dough forming and cutting machine
US4048883A (en) Band-type roll slicing machine
US4258530A (en) Automatic meat arranging device for automatic meat cutting machine
US7481701B2 (en) Device for making a spiral incision on a meat product
JPH0544079Y2 (ja)
US4494356A (en) Producing apparatus for fish meat processed food
JPH0430817B2 (ja)
JP3041626U (ja) 食材切断装置
JP4231939B2 (ja) スライサーの材料供給装置
JPH028717Y2 (ja)
CN115256492B (zh) 一种铁皮石斛加工用自动化切片机
JPS5837597Y2 (ja) 食肉スライサ−の材料送り装置
JPH0719754Y2 (ja) 裁断機
JP6840418B1 (ja) 食材用切断機
JPH0436840B2 (ja)
JP5769162B2 (ja) 食材切断装置
JPS6243749Y2 (ja)
JP3016252U (ja) 農作物用切断機
JPH023438Y2 (ja)
JP3499515B2 (ja) 煉り食品用自動巻き装置