JPH0544028B2 - - Google Patents

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JPH0544028B2
JPH0544028B2 JP61181895A JP18189586A JPH0544028B2 JP H0544028 B2 JPH0544028 B2 JP H0544028B2 JP 61181895 A JP61181895 A JP 61181895A JP 18189586 A JP18189586 A JP 18189586A JP H0544028 B2 JPH0544028 B2 JP H0544028B2
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toner
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copolymer
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temperature
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Konica Minolta Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08742Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/08766Polyamides, e.g. polyesteramides
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08784Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子写真法、静電印刷法、静電記録
法等において形成される静電潜像の現像に用いら
れる静電像現像用トナーに関し、特に熱ローラ定
着用静電像現像用トナーに関するものである。 〔発明の背景〕 例えば電子写真法としては従来種々の方法が知
られている(米国特許第2297691号等参照)。 一般的には、光導電性感光体よりなる静電像担
持体に帯電、露光により静電潜像を形成し、次い
でこの静電潜像を、トナーとキヤリアとよりなる
2成分系現像剤あるいは磁性体を含有したトナー
のみよりなる1成分系現像剤により現像し、得ら
れたトナー像を転写紙などの支持体に転写し、加
熱あるいは加圧等により定着して可視画像が形成
される。 トナー像を定着する方法としては、従来種々の
方法が採用されているが、中でも熱ローラ定着方
式が好ましい。この熱ローラ定着方式は、トナー
像が担持された紙などの支持体を、加熱されたロ
ーラと接触するよう搬送することによりトナー像
を支持体に定着させる方法である。この方式によ
れば、安全性の点で有利であり、また熱損失が少
なく省エネルギーの点でも有利である。 しかしながら、熱ローラ定着方式を採用する場
合には、熱ローラ定着時においては熱ローラの表
面にトナーが熔融状態で接触することとなるが、
従来のトナーにおいては熔融状態における粘着性
が高く、その結果熔融トナーの一部が熱ローラの
表面に転移付着し、これが次に送られてくる転写
紙に再転移して画像を汚すといういわゆるオフセ
ツト現象が発生する。 さらに最近においては、高速複写機あるいは複
写機の小型化の要請から、従来より一層低温で定
着が可能なトナーの開発が強く望まれている。す
なわち、高速複写機においては、多数枚の連続複
写を行うと熱ローラの熱が転写紙に奪われて熱補
給が間に合わず、その結果熱ローラの温度がトナ
ーの定着が可能な最低定着温度以下に低下して定
着不良が生じやすい。また小型複写機において
は、熱ローラの加熱用ヒーターの容量を小さくす
ることにより省エネルギーでコンパクトな複写機
とすることが必要であるが、加熱用ヒーターの容
量を小さくすると熱ローラの加熱に時間を要する
ため待ち時間が長くなつたり、あるいは連続複写
を行うと熱補給が間に合わなくなり、その結果熱
ローラの温度が低下し定着不良が生じやすい。 従つてこれらの問題を解決するためには、従来
より低温で定着が可能であり、しかも耐オフセツ
ト性の良好なトナーが必要とされる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 これに対して、例えは特公昭57−36586号公報
には、50〜150℃の融点および35kcal/モル以下
の流動化のための活性化エネルギーを有する結晶
性重合体をトナーのバインダーとして用いること
により低温定着を達成する技術が開示されている
が、このトナーを用いて熱ローラ定着方式を採用
して画像を形成する場合には、耐オフセツト性が
不十分である問題点がある。従つて、オフセトツ
現象の発生を防止するためには、熱ローラの表面
に離型性を付与するためのオイルを供給する等の
手段を必要とし、装置が複雑となる問題点があ
る。また、この結晶性重合体は軟質であるため、
トナーとキヤリアとの均一な混合が困難であり、
その結果トナーの摩擦帯電性が不安定となり、画
像が不鮮明となる問題点がある。さらには、トナ
ーを構成する結晶性重合体が遊離してキヤリア粒
子や感光体表面へ転移付着するいわゆるトナーフ
イルミングが発生し、画像形成に悪影響を与える
問題点がある。さらには耐久性が低い問題点があ
る。 これに対して、 (1) トナーのバインダー樹脂として、融点が45〜
150℃の少なくとも1つの結晶性重合体部分と、
ガラス転移点が0℃以下の非晶質重合体部分と
を化学的に連結してなる重合体を用いる技術
(特開昭50−87032号公報参照)、 (2) トナーのバインダー樹脂として、融点が50〜
70℃の結晶質ブロツクおよびガラス転移点が前
記結晶質ブロツクの融点より少なくとも10℃高
い非晶質ブロツクを分子中に含有し、前記結晶
質ブロツクの含有割合が70〜95重量%である熱
可塑性重合体を用いる技術(特開昭59−3446号
公報参照)が提案されている。 しかしながら、上記(1)の技術においては、トナ
ーのバインダー樹脂が、融点が45〜150℃である
ことにより常温において軟質な結晶性重合体部分
と、ガラス転移点が0℃以下であることにより常
温において粘着性を有ししかも軟質である非晶質
重合体部分とが化学的に結合された共重合体であ
るため、常温雰囲気において、トナーが現像器内
等で凝集するいわゆるブロツキング現象を起こす
という問題点がある。またトナーがこのように凝
集しやすいものであるため、トナーとキヤリアと
の摩擦帯電性が不十分となりやすく、しかも現像
剤の流動性が低く、その結果カブリのある不鮮明
な画像となる問題点がある。そして、多数回の複
写により、軟質なトナーのバインダー樹脂がキヤ
リア粒子や感光体表面へ転移付着するいわゆるト
ナーフイルミング現象が発生し、さらにはトナー
のバインダー樹脂がクリーニングブレード等のク
リーニング部材へ融着することによりクリーニン
グ不良が生じ、その結果カブリが発生し、しかも
濃度の低い不鮮明な画像となる問題点がある。ま
た、トナーのバインダー樹脂が軟質であることに
より、通常のトナーの製造工程の1つである粉砕
工程において、常温で粉砕するときに粉砕機中で
トナーが塊状化しやすく、そのため粉砕が困難と
なつて所望の粒径のトナーが得られず、その結果
生産効率が低下し、製造コストが高くなる問題点
がある。さらにトナーの粘着性が高いため、オイ
ル供給機構を有しない熱ローラ定着器においては
オフセツト現象が発生しやすい問題点がある。 また、上記(2)の技術においては、非晶質ブロツ
クとしてガラス転移点が高いものを用いるため、
十分な低温定着性を得るためには、結晶質ブロツ
クの使用割合を70〜95重量%と高くしなければな
らず、しかも非晶質ブロツクのガラス転移点より
も低い融点の結晶質ブロツクを用いるため、常温
において塑性変形性を有する軟質な結晶質ブロツ
クの性質がトナーに反映されることとなり、その
結果トナーとキヤリアとの摩擦帯電性が不十分と
なり、また現像剤の流動性が低下し、結局カブリ
の多い不鮮明な画像となる問題点がある。また、
多数回にわたり画像形成を行う場合には、トナー
のバインダー樹脂がキヤリア粒子や感光体表面に
転移付着するいわゆるトナーフイルミング現象が
発生し、その結果摩擦帯電性が不良になり、また
クリーニングブレード等のクリーニング部材へバ
インダー樹脂が融着することによるクリーニング
不良が生じ、カブリが多く濃度の低い不鮮明な画
像となる問題点がある。さらにオイルを多量に塗
布しない熱ローラ定着器のような短時間での加熱
による定着方法においては上記非晶性ブロツクの
ガラス転移点が高いために定着可能温度が高くな
るとともに、結晶質ブロツクが70〜95重量%と多
いために、オフセツト現象を発生しやすい。 このように、従来においては、(1)十分な低温定
着性、(2)優れた耐オフセツト性、(3)優れた耐ブロ
ツキング性、(4)優れた耐フイルミング性、(5)優れ
た摩擦帯電性、(6)優れた耐久性の全ての条件を満
足するトナーは、いまだ得られていないのが実情
であつた。 〔発明の目的〕 本考案は以上の如き事情に基いてなされたもの
てあつて、その目的は、(1)十分な低温定着性、(2)
優れた耐オフセツト性、(3)優れた耐ブロツキング
性、(4)優れた耐フイルミング性、(5)優れた摩擦帯
電性、(6)優れた耐久性の全ての条件を満足する熱
ローラ定着用静電像現像用トナーを提供すること
にある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の熱ローラ定着用静電像現像用トナー
は、融点が50〜120℃、数平均分子量が1000〜
20000、重量平均分子量が2000〜100000である、
ブロツク共重合体に対して5〜40重量%の結晶性
ポリアミドと、ガラス転移点が50〜80℃、数平均
分子量が1000〜50000、重量平均分子量が5000〜
150000である無定形ポリマーとを必須成分とし
て、これらをイソシアネート系カツプリング剤に
より化学的に結合してなる、数平均分子量が1000
〜30000、重量平均分子量が5000〜300000のブロ
ツク共重合体をバインダーとして含有してなる着
色粒子に、トナーに対して0.1〜2.0重量%の疎水
性シリカが混合されてなり、前記結晶性ポリアミ
ドの融点が無定形ポリマーのガラス転移点よりも
高く、結晶性ポリアミドと無定形ポリマーは互い
に非相溶性であることを特徴とする。 〔発明の作用効果〕 本発明の熱ローラ定着用静電像現像用トナーに
よれば、第1に、トナーに含有される樹脂が、50
〜120℃と低融点でしかも特定の分子量を有する
結晶質ポリアミドを必須構成成分とするため、熱
ローラ定着時においては低い温度でしかも迅速に
トナーが熔融するようになり、優れた低温定着性
が得られ、第2に、トナーに含有される樹脂が、
ガラス転移点が50〜80℃でしかも特定の分子量の
無定形ポリマーを必須構成成分とするため、常温
においてはトナーが硬質化されると共に熔融時の
低粘度化が抑制され、これにより、優れた耐オフ
セツト性、優れた耐ブロツキング性、優れた摩擦
帯電性、優れた耐久性が得られ、第3に、トナー
に含有される樹脂が、軟質な結晶性ポリアミドと
硬質な無定形ポリマーとがイソシアネート系カツ
プリング剤により化学的に結合されてなるため、
軟質な結晶性ポリアミドがトナー中において強く
保持されるようになり、従つて結晶性ポリアミド
のトナーからの遊離が抑制され、優れた耐フイル
ミング性が得られ、またブレードによるクリーニ
ング方式を採用する場合においては、ブレードへ
のトナーの樹脂の融着が抑制され、クリーニング
不良を防止することができる。また上記の如き結
晶性ポリアミドと無定形ポリマーとよりなる共重
合体は特定の分子量を有しているために、着色剤
との相溶性が良好であり、このため着色剤がトナ
ー中に均一に分散含有されるようになり、その結
果画像濃度の濃淡が生ぜず十分な濃度の画像を形
成することもできる。 〔発明の具体的構成〕 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明のトナーにバインダーとして含有される
共重合体は、以下の条件を満たすものである。 (1) 結晶性ポリアミドと無定形ポリマーとが必須
成分としてイソシアネート系カツプリング剤に
より化学的に結合されてなるブロツク共重合体
であること。 (2) 前記結晶性ポリアミドの融点Tmpが50〜120
℃、数平均分子量が1000〜20000、重量平均分
子量が2000〜100000であること。当該融点
Tmpは50〜100℃であることが好ましい。 (3) 前記無定形ポリマーのガラス転移点Tgが50
〜80℃、数平均分子量が1000〜50000、重量平
均分子量が5000〜150000であること。 トナーにバインダーとして含有される共重合体
が、上記条件(1)〜(3)を満たさない場合には、トナ
ーの耐ブロツキング性、耐オフセツト性、流動
性、低温定着性、摩擦帯電性、現像性、耐フイル
ミング性、耐久性が低下する。 さらに詳述すると、前記結晶性ポリアミドの融
点Tmpが50℃未満の場合には、得られるトナー
の耐ブロツキング性が不良となり、また当該融点
Tmpが120℃を超える場合には、得られるトナー
の低温における熔融時の流動性が低下し定着性が
悪化する。 前記無定形ポリマーのガラス転移点Tgが50℃
未満の場合には得られるトナーの流動性、耐オフ
セツト性、耐ブロツキング性、耐フイルミング
性、耐久性が不良となり、また当該ガラス転移点
Tgが80℃を超える場合には得られるトナーの低
温定着性が悪化する。 そして前記結晶性ポリアミドの融点Tmpは無
定形ポリマーのガラス転移点Tgよりも高いこと
が必要であり、このような条件を選択することに
より、一層優れた耐オフセツト性、耐ブロツキン
グ性、耐フイルミング性、流動性が得られる。 またさらには、前記共重合体を構成する結晶性
ポリアミドと無定形ポリマーとが互いに非相溶性
であり、このような条件を選択することにより、
得られるトナーにおいては、結晶性ポリアミドの
有する優れた特性と、無定形ポリマーの有する優
れた特性とがそれぞれ明瞭に発揮されるようにな
り、トナーの流動性、耐ブロツキング性等の特性
が一層優れたものとなる。 また、前記結晶性ポリアミドは、その数平均分
子量Mnが1000〜20000であり、またその重量平
均分子量Mwが2000〜100000のものである。この
ような分子量を有する結晶性ポリアミドを用いる
ことにより、得られるトナーの流動性、低温定着
性が一層優れたものとなる。 また、前記無定形ポリマーは、その数平均分子
量Mnが1000〜50000であり、またその重量平均
分子量Mwが5000〜150000のものである。このよ
うな分子量を有する無定形ポリマーを用いること
により、得られるトナーの耐オフセツト性、耐ブ
ロツキング性、低温定着性が一層優れたものとな
る。 本発明のトナーにバインダーとして含有される
共重合体は、上記の如き異なる物性を有する結晶
性ポリアミドと無定形ポリマーとを有する共重合
体であり、少なくとも1つの結晶性ポリアミドと
少なくとも1つの無定形ポリマーとが化学的に連
結されてなるブロツク共重合体である。 このブロツク共重合体の分子量は、結晶性ポリ
アミドおよび無定形ポリマーの具体的組成、これ
らの重合比率、その他の要因により異なるが、そ
の数平均分子量Mnが1000〜30000であり、また
その重量平均分子量Mwが5000〜300000である。
このような分子量を有する共重合体を用いること
により、トナーの耐オフセツト性、耐久性が一層
優れたものとなる。 前記共重合体の軟化点Tspは、当該共重合体を
構成する結晶性ポリアミドおよび無定形ポリマー
の種類等によつて異なり、本発明においては特に
限定されるものではないが、当該軟化点Tspが70
〜150℃であることが好ましく、特に90〜140℃で
あることが好ましい。このような好ましい軟化点
Tspを有する共重合体を用いることにより、トナ
ーの耐オフセツト性、耐フイルミング性、低温定
着性が一層優れたものとなる。 また前記共重合体のガラス転移点Tgは、当該
共重合体を構成する無定形ポリマーのガラス転移
点Tgと相関関係にあり、結晶性ポリアミドと無
定形ポリマーとが互いに非相溶性の場合には、共
重合体のガラス転移点Tgは無定形ポリマーのガ
ラス転移点Tgとほぼ等しくなることがある。 本発明のトナーは以上のような特定の共重合体
をバインダーとして含有してなるものであるが、
トナーの全量に対して当該共重合体が少なくとも
50重量%の割合で含有されていることが好まし
く、このような好ましい割合とすることにより、
当該共重合体の有する優れた特性がトナーにおい
て確実に発揮されるようになる。 前記共重合体を構成する結晶性ポリアミドの含
有割合は共重合体に対して5〜40重量%とされ
る。このような割合の結晶性ポリアミドを用いる
ことにより、トナーにおいては一層優れた特性が
得られる。一方共重合体における結晶性ポリアミ
ドの割合が過小のときにはトナーの低温定着性が
低下する場合があり、逆に過大のときにはトナー
の摩擦帯電性、耐オフセツト性、流動性、現像
性、耐久性が低下する場合がある。 前記共重合体を構成する無定形ポリマーの含有
割合は共重合体に対して50〜99重量%であること
が好ましく、特に55〜95重量%であることが好ま
しい。このように好ましい割合の無定形ポリマー
を用いることにより、トナーにおいては一層優れ
た特性が得られる。一方共重合体における無定形
ポリマーの割合が過小のときにはトナーの耐オフ
セツト性、流動性、摩擦帯電性が低下する場合が
あり、逆に過大のときにはトナーの低温定着性が
低下する場合がある。 本発明のトナーにバインダーとして含有される
共重合体を構成する結晶性ポリアミドは、少なく
とも当該ポリアミドの一部に結晶構造を有してい
るポリマーであり、ホモポリマーあるいはコポリ
マーにおいて少なくとも1成分が結晶性すなわち
部分的に結晶しているものをも含み、鋭く明瞭な
融点を示すものであり、融点以下の温度における
固体状態においては結晶化部分による白濁化を示
すものである。結晶性ポリアミドであることは、
例えばX線回折強度の測定によつて確認すること
ができ、具体的には、X線回折強度曲線におい
て、結晶性部分の回折強度が温度上昇と共に減少
し融点付近で消失することにより確認することが
できる。 本発明において用いることができる結晶性ポリ
アミドとしては、例えば次のようなものを挙げる
ことができる。 ○ ポリ−p−キシレンマロンアミド
(Tmp=110℃) ○ ポリ−デカメチレン−3,3′−メチレンジベ
ンゾアミド (Tmp=65℃) ○ ポリ−デカメチレンフタルアミド
(Tmp=115℃) ○ ポリ−(エチレンジオキシ)ジエチレン−1,
4−ピペラジアセトアミド (Tmp=115℃) ○ ポリ−エチレンムコアミド (Tmp=61℃) ○ ポリ−N,N′−ジメチル−ヘキサメチレン
アジパミド (Tmp=75℃) ○ ポリ−ヘキサメチレンジメチルマロンアミド
(Tmp=117℃) ○ ポリ−ヘキサメチレン−(ヘキサメチレンジ
オキシ)−ジプロピオンアミド
(Tmp=105℃) ○ ポリ−trana−ヘキサメチレン−1−メチル
シクロプロパンカルボキサミド
(Tmp=115℃) ○ ポリ−ヘキサメチレン−3,3′−メチレンジ
ベンゾアミド (Tmp=113℃) ○ ポリ−ヘキサメチレン(p−フエノキシ)−
ジアセトアミド (Tmp=86℃) ○ ポリ−ヘキサメチレン(テトラメチレンジオ
キシ)−ジプロピオンアミド (Tmp=110℃) ○ ポリ−ヘキサメチレン−4,4′−(トリメチ
レンジフエニレン)ジオキシジアセトアミド
(Tmp=80℃) ○ ポリ−N,N′−ジエチル−4,4′−メチレン
ジフエニレンアジパミド (Tmp=62℃) ○ ポリ−N,N′−ジメチル−4,4′−メチレン
ジフエニレンアゼラミド (Tmp=58℃) ○ ポリ−ピペラジン(トリメチレンジチオ)−
ジプロピオンアミド (Tmp=100℃) 結晶性ポリアミドの融点Tmpは次のようにし
て測定することができる。 <結晶性ポリアミドの融点Tmpの測定> 示差走査熱量測定法(DSC)に従い、例えば
「DSC−20」(セイコー電子工業社製)によつて
測定することができ、測定条件は試料10mgを一定
の昇温速度(10℃/min)で加熱したときの融解
ピーク値を融点Tmpとする。 本発明において用いる無定形ポリマーは、既述
のように、ガラス転移点Tgが50〜80℃のもので
あり、そのようなガラス転移点Tgを有する無定
形ポリマーを用いることにより、当該無定形ポリ
マーにより前記結晶性ポリアミドがトナー中に強
く保持されるようになり、耐フイルミング性が良
好となると共に、熔融時においては高い弾性を有
し熱ローラとの離型性がよく、耐オフセツト性が
優れたものとなる。 本発明において用いることができる無定形ポリ
マーとしては、例えば無定形ビニル系ポリマー、
無定形ポリエステル、無定形エポキシ樹脂、無定
形ポリアミド、無定形ポリウレタン、無定形フエ
ノール樹脂等を挙げることができる。このうち特
に無定形ビニル系ポリマーおよび無定形ポリエス
テルが好ましい。 無定形ビニル系ポリマーは、ビニル基を有する
モノマーを重合することによつて得ることができ
る。当該ビニル基を有するモノマーとしては、例
えばスチレン、o−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、p−エチルスチレン、α−メチルスチ
レン、2,4−ジメチルスチレン、p−tert−ブ
チルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−
n−ドデシルスチレン、p−メトキシスチレン、
p−フエニルスチレン、p−クロルスチレン、
3,4−ジクロルスチレン等のスチレン類および
その誘導体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
ベンゾエ酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステ
ル類;塩化ビニル;アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イ
ソブチル、アクリル酸−tert−ブチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル
酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、ア
クリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチ
ル、アクリル酸フエニル、α−クロルアクリル酸
メチル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、アク
リル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソ
ブチル、メタクリル酸−tert−ブチル、メタクリ
ル酸n−オクチル、メタクリル酸ドジデル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステ
アリル、メタクリル酸フエニル、メタクリル酸ジ
メチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸
エステル類;アクリロニトリル、メタアクリロニ
トリル、アクリルアミド等のアクリル酸もしくは
メタクリル酸誘導体;ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル
等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビ
ニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケト
ン等のビニルケトン類;N−ビニルピロール、N
−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、
N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物類;
ビニルナフタレン類;その他を挙げることができ
る。 また非線状の無定形ビニル系ポリマーを得る場
合には、上記の如きモノマーの他に、重合性の官
能基を2個以上有するモノマーを用いて重合すれ
ばよい。斯かる重合性の官能基を2個以上有する
モノマーとしては、例えばジビニルベンゼン、ジ
ビニルナフタレン、これらの誘導体、その他の芳
香族ジビニル化合物類;エチレングリコールジア
クリレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、
その他の二重結合を有するカルボン酸エステル
類;その他を挙げることができる。 非線状の無定形ビニル系ポリマーとしては、例
えばスチレン−アクリル酸n−ブチル−ジビニル
ベンゼン共重合体、スチレン−アクリル酸n−ブ
チル−メタクリル酸メチル−ジビニルベンゼン共
重合体、スチレン−アクリル酸n−ブチル−エチ
レングリコールジメタクリレート共重合体等を挙
げることができる。 前記無定形ポリエステルは、二価以上のカルボ
ン酸単量体と二価以上のアルコール単量体との縮
重合によつて得られる。二価のカルボン酸単量体
としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、
フタル酸ナフタレンジカルボン酸等の芳香族カル
ボン酸;p−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香
酸等の芳香族オキシカルボン酸;コハク酸、フマ
ル酸、アジビン酸、マレイン酸、セバシン酸、デ
カメチレンジカルボン酸、メサコン酸、シトラコ
ン酸、イタコン酸、グルタコン酸、マロン酸等の
脂肪族ポリカルボン酸;1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、ヘキサハイドロフタル酸、テトラハイドロ
フタル酸等の脂環族ポリカルボン酸;これらの酸
の無水物;低級アルキルエステルとリノレイン酸
の二量体;その他の二価の有機酸単量体を挙げる
ことができる。 また、二価のアルコール単量体としては、例え
ばエチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、1,2−プロピレング
リコール、1,3−プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,4−ブテンジオール等のジオール類;1,4
−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン;ビ
スフエノールA、水素添加ビスフエノールA、ポ
リオキシエチレン化ビスフエノールA、ポリオキ
シプロピレン化ビスフエノールA等のエーテル化
ビスフエノール類;その他の二価のアルコール単
量体を挙げることができる。 また非線状の無定形ポリエステルを得る場合に
は、上記の如き二価の単量体の他に、三価以上の
多価単量体を用いればよい。斯かる三価以上の多
価アルコール単量体としては、例えばソルビトー
ル、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,
4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペン
タエリスリトール、トリペンタエリスリトール、
蔗糖、1,2,4−ブタントリオール、1,2,
5−ペンタントリオール、グリセロール、2−メ
チルプロパントリオール、2−メチル−1,2,
4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、
トリメチロールプロパン、1,3,5−トリヒド
ロキシメチルベンゼン、その他を挙げることがで
きる。また、三価以上の多価カルボン酸単量体と
しては、例えば1,2,4−ベンゼントリカルボ
ン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、
1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、
2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,
2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4
−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサン
トリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−
メチル−2−メチレンカルボキシルプロパン、テ
トラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,
7,8−オクタンテトラカルボン酸、エンポール
三量体酸、これらの酸無水物もしくはこれらの低
級アルキルエステル、その他を挙げることができ
る。 以上の如き三価以上の多価単量体の使用割合
は、非線状の無定形ポリエステルにおける構造単
位としてのアルコール成分または酸成分の各々に
おける0.1〜80モル%の割合で含有されることが
好ましい。 本発明のトナーにバインダーとして含有される
共重合体は既述のように結晶性ポリアミドと無定
形ポリマーとを必須成分として化学的に結合して
なるブロツク共重合体であり、また結晶性ポリア
ミドと無定形ポリマーとは互いに非相溶性のもの
である。この化学的な結合は共有結合であつてそ
の結合エネルギーは5kcal/mole以上であること
が好ましい。ここで非相溶性とは両者のポリマー
を溶融混合した後に冷却して固定状態としたとき
に不透明な状態を示すような系を意味する。 前記結晶性ポリアミドと無定形ポリマーとを必
須成分として化学的に結合してなる共重合体を得
るための具体的手段によれば、各ポリマーの末端
官能基と少なくとも二官能性のカツプリング剤に
よつて結合することができる。具体的には、例え
ばその末端基がヒドロキシル基であるポリマーと
ジイソシアネートとの反応により形成されるウレ
タン結合によつて共重合体を得ることができる。 前記カツプリング剤としては、例えばヘキサメ
チレンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、トリ
ジンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート等のイソシアネート系カツプリ
ング剤が用いられる。 このカツプリング剤の使用割合は、前記結晶性
ポリアミドおよび無定形ポリマーの総重量に対し
て1〜10重量%であることが好ましく、特に2〜
7重量%であることが好ましい。 前記共重合体のトナーにおける含有割合は、ト
ナー全体に対して1〜95重量%であることが好ま
しく、特に5〜95重量%であることが好ましい。
当該共重合体の含有割合が過小のときには低温定
着性が低下する場合があり、また着色剤の分散性
が悪化して画像に濃度ムラが発生する場合があ
る。 また本発明のトナーにバインダーとして含有さ
れる共重合体は、厳密にすべての結晶性ポリアミ
ドと無定形ポリマーとが化学的に結合されている
ものである必要はなく、少なくとも一部が化学的
に結合されているものであればよい。従つて、結
晶性ポリアミドおよび無定形ポリマーのほかこれ
らの共重合体をも構成成分とするものであつても
よい。 本発明のトナーのバインダーを構成する樹脂
は、上記の如き共重合体のみよりなるものであつ
てもよいし、これにさらにその他の樹脂を混合し
たものであつてもよい。このようにその他の樹脂
を併用する場合には、バインダーの全体に対する
前記共重合体の含有割合を5〜100重量%とする
ことが好ましい。 斯かるその他の樹脂としては、例えばスチレン
−アクリル系共重合体、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリウレタン、エポキシ樹脂等を挙げること
ができる。 本発明のトナーは、基本的には、既述の如き共
重合体をバインダーとし、これに着色剤あるいは
必要に応じてその他のトナー成分が含有されてな
る着色粒子に、後述する疎水性シリカが混合され
てなるものである。 この着色粒子におけるその他のトナー成分とし
ては、例えば磁性体、オフセツト防止助剤、定着
性向上助剤、荷電制御剤等があり、これらのトナ
ー成分は、バインダー中に混合分散された状態で
含有されてもよいし、あるいはトナー粒子の表面
に被着した状態もしくは打ち込まれた状態で含有
されてもよい。 前記着色剤としては、例えばカーボンブラツ
ク、ニグロシン染料(C.I.No.50415B)、アニリン
ブルー(C.INo.50405)、カルコオイルブルー(C.I
No.azoic Blue3)、クロムイエロー(C.INo.14090)、
ウルトラマリンブルー(C.INo.77103)、デユポン
オイルレツド(C.INo.26105)、キノリンイエロー
(C.INo.47005)、メチレンブルークロライド(C.I
No.52015)、フタロシアニンブルー(C.INo.74160)、
マラカイトグリーンオキザレート(C.INo.42000)、
ランプブラツク(C.INo.77266)、ローズベンガル
(C.INo.45435)、これらの混合物、その他を挙げる
ことができる。これらの着色剤の含有割合は、通
常トナーの100重量部に対して1〜20重量部程度
であることが好ましい。また後述する磁性体のな
かには着色剤としての機能を有するものもあり、
磁性トナーを得る場合にはこれらの着色性磁性体
を着色剤として用いてもよい。 前記磁性体としては、フエライト、マグネタイ
トを始めとする鉄、コバルト、ニツケル等の強磁
性を示す金属もしくは合金またはこれらの元素を
含む化合物、あるいは強磁性元素を含まないが適
当な熱処理を施すことによつて強磁性を示すよう
になる合金、例えばマンガン−銅−アルミニウ
ム、マンガン−銅−錫等のマンガンと銅とを含む
ホイスラー合金と呼ばれる種類の合金、または二
酸化クロム、その他を挙げることができる。これ
らの磁性体は平均粒径が0.1〜1μmの微粉末の形
でバインダー中に均一に分散されて含有されるこ
とが好ましい。また磁性体の含有割合は、通常ト
ナーの100重量部に対して20〜70重量部であるこ
とが好ましく、特に25〜50重量部であることが好
ましい。 前記オフセツト防止助剤もしくは定着性向上助
剤としては、例えば融点が50〜150℃のワツクス
を好ましく用いることができる。具体的には、流
動もしくは固型のパラフイン、ポリエチレンもし
くはポリプロピレン等のポリオレフイン、脂肪酸
金属塩、脂肪酸エステル、部分ケン化脂肪酸エス
テル、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーン
ワニス、アミド系ワツクス、脂肪族フルオロカー
ボンおよびその変性体等を挙げることができる。
またこれらの含有割合は、通常トナーの全体に対
して0.1〜30重量%であることが好ましく、特に
0.2〜10重量%であることが好ましい。これらの
オフセツト防止助剤もしくは定着性向上助剤をト
ナーの構成成分として用いる場合には、トナーの
特性がさらに一層優れたものとなる。例えば熱ロ
ーラ定着方式においては、通常熱ローラに対して
クリーニングローラを対接配置し、これにより熱
ローラの表面に生じたトナー物質による汚れを除
去するようにしているが、上記の如きオフセツト
防止助剤もしくは定着性向上助剤がトナーに含有
されている場合には、トナー物質の熱ローラへの
転移付着が一層有効に防止されるようになるの
で、クリーニングローラおよび熱ローラの使用寿
命が長くなる利点が得られる。 着色粒子に混合される疎水性シリカは、流動性
向上剤もしくは研磨剤としての作用を有するもの
である。この疎水性シリカは、その1次粒子径が
5mμ〜2μmであるものが好ましく、特に5mμ〜
500mμであるものが好ましい。またBET法によ
る比表面積が20〜500m2/gである微粒子が好ま
しい。この疎水性シリカの含有割合は、トナーの
全体に対して0.1〜2.0重量%である。この疎水性
シリカは、トナー粒子の表面に被着もしくは打ち
込まれた状態に混合されていることが好ましい。 疎水性シリカとして市販されているものとして
は、例えば「アエロジルR−972」、「アエロジル
R−974」、「アエロジルR−805」、「アエロジルR
−812」(以上、日本アエロジル社製)、「タラノツ
クス500」(タルコ社製)等を挙げることができ
る。 前記荷電制御剤としては、特に限定されず公知
の物質を用いることができる。負帯電性のものと
しては、例えば特開昭57−141452号公報、特開昭
58−7645号公報、特開昭58−111049号公報、特開
昭58−185653号公報、特開昭57−167033号公報、
特公昭44−6397号公報等に開示されている2:1
型含金属アゾ染料;例えば特開昭57−104940号公
報、特開昭57−111541号公報、特開昭57−124357
号公報、特開昭53−127726号公報等に開示されて
いる芳香族オキシカルボン酸、芳香族ダイカルボ
ン酸の金属錯体;例えば特開昭52−45931号公報
に開示されている銅フタロシアニン染料のスルホ
ニルアミン誘導体あるいは銅フタロシアニンのス
ルホンアミド誘導体染料、銅フタロシアニンのス
ルホンアミドおよびスルホン酸またはスルホン酸
塩誘導体染料;等を挙げることができる。 また正帯電性のものとしては、例えば特開昭49
−51951号公報、特開昭52−10141号公報等に開示
されている第4級アンモニウム化合物;例えば特
開昭56−11461号公報、特開昭54−158932号公報、
米国特許第4254205号明細書等に開示されている
アルキルピリジニウム化合物、アルキルピコリニ
ウム化合物;例えばニグロシンSO、ニグロシン
EX等のニグロシン系染料;例えば特公昭49−
80320号公報に開示されている付加縮合体等を挙
げることができる。 これらの荷電制御剤の含有割合は、トナー全体
に対して0.1〜10重量%であることが好ましく、
特に0.3〜5重量%であることが好ましい。 また本発明のトナーは、その軟化点Tspが90〜
150℃であることが好ましく、特に100〜140℃で
あることが好ましい。当該軟化点Tspが過小のと
きには耐オフセツト性が低下する場合があり、一
方過大のときには低温定着性が不良となる場合が
ある。 ここで軟化点Tspとは、フローテスター「CFT
−500〕(島津製作所社製)を用いて、測定条件
を、荷重20Kg/cm2、ノズルの直径1mm、ノズルの
長さ1mm、予熱時間50℃で10分間、昇温速度6
℃/minとし、サンプル量1.0cm3(真比重×1cm3
で表わされる重量)を測定記録したとき、フロー
テスターのプランジヤー降下量−温度曲線(軟化
流動曲線)におけるS字曲線の高さをhとしたと
き、h/2のときの温度をいう。 また本発明においては、ガラス転移点Tgは次
のようにして測定することができる。 <ガラス転移点Tgの測定> 示差走査熱量測定法(DSC)に従い、例えば
「DSC−20」(セイコー電子工業社製)によつて
測定することができ、具体的には、試料約10mgを
一定の昇温速度(10℃/min)で加熱し、ベース
ラインと吸熱ピークとの傾線との交点よりガラス
転移点Tgを得る。 また重量平均分子量Mwおよび数平均分子量
Mnの値は、種々の方法により求めることがで
き、測定方法の相異によつて若干の差異がある
が、本発明においては、下記の測定法に準じて求
めたものと定義する。 すなわち、ゲル・パーミユエーシヨン・クロマ
トグラフイ(GPC)によつて以下に記す条件で
重量平均分子量Mwおよび数平均分子量Mnを測
定する。温度40℃において、溶媒(テトラヒドロ
フラン)を毎分1.2mlの流速で流し、濃度0.2g/
20mlのテトラヒドロフラン試料溶液を試料重量と
して3mg注入し測定を行う。試料の分子量測定に
あたつては、当該試料の有する分子量が数種の単
分散ポリスチレン標準試料により作製された検量
線の分子量の対数とカウント数が直線となる範囲
内に包含される測定条件を選択する。 なお、測定結果の信頼性は、上述の測定条件で
行つたNBS706ポリスチレン標準試料が、 重量平均分子量Mw=28.8×104 数平均分子量Mn=13.7×104 となることにより確認することができる。 また、用いるGPCのカラムとしては、前記条
件を満足するものであるならばいかなるカラムを
採用してもよい。具体的には、例えばTSK−
GEL,GMH6(東洋曹達社製)等を用いることが
できる。 なお、溶媒および測定温度は記載した条件に限
定されるものではなく適当な条件に変更してもよ
い。 本発明のトナーは、例えば次のような方法によ
り製造することができる。すなわち、バインダー
として用いる既述の如き特定の共重合体あるいは
さらにその他の樹脂を加えたものに、着色剤を加
え、さらには必要に応じてその他のトナー成分を
加え、これらを例えばエクストルーダーにより熔
融混練し、冷却後ジエツトミル等により微粉砕
し、次いで分級することにより、所望の粒径の着
色粒子が得られ、この着色粒子に疎水性シリカが
混合される。この着色粒子にさらにその他のトナ
ー成分を添加混合することにより特性の改良され
たトナーを得ることもできる。 またその他の方法としては、エクストルーダー
により熔融混練したものを熔融状態のままスプレ
ードライヤー等により噴霧もしくは液体中に分散
することにより所望の粒径のトナーを得ることが
できる。 本発明の静電像現像用トナーは、熱ローラ定着
用のトナーであつて、例えば次のようにして画像
の形成に供される。すなわち、電子写真法におい
ては、潜像担持体である感光体上に形成された静
電潜像を、本発明に係るトナーを用いて構成した
現像剤により現像し、得られたトナー像を紙等よ
りなる転写材に例えば静電転写し、次いで転写ト
ナーを熱ローラ定着方式により定着し、もつて可
視画像を形成する。 熱ローラ定着方式において用いられる熱ローラ
定着器は、通常、熱ローラと、これに対接配置さ
れた対接ローラと、加熱源とにより構成され、加
熱源により熱ローラの温度を一定範囲の温度に維
持しながら、これら一対のローラ間をトナーが転
写された支持体を通過させることにより、トナー
を直接熱ローラに接触させて当該トナーを支持体
に熱定着する。 本発明のトナーは、特に支持体上のトナーと、
熱ローラとの接触時間が1秒以内好ましくは0.5
秒以内であるような高速で定着を行うときに従来
のトナーに比して著しく優れた効果を発揮する。 〔具体的実施例〕 以下本発明の具体的実施例について説明する
が、本発明がこれらの実施例に限定されるもので
はない。 <実施例 1> 後記第1表に示す結晶性ポリアミドAの30重量
部と、後記第2表に示す無定形ポリマーaの70重
量部とをカツプリング剤(ヘキサメチレンジイソ
シアネート)によりカツプリングして後記第3表
に示す本発明用の共重合体1を得た。 次いで、この共重合体1の100重量部と、カー
ボンブラツク「モーガルL」(キヤボツト社製)
10重量部と、ポリプロピレン「ビスコール660P」
(三洋化成工業社製)3重量部と、「Wax−E」
(ヘキスト社製)2重量部と、荷電制御剤「ニグ
ロシンSO」(オリエント化学社製)2重量部とを
混合し、加熱ロールにより混練し、冷却した後粗
砕し、さらに超音速ジエツトミルにより微粉砕
し、次いで風力分級機により分級することにより
着色微粒子を得た。 この着色微粒子100重量部に対して、疎水性シ
リカ微粉末「アエロジルR−972」(日本アエロジ
ル社製)0.8重量部を添加し、これらをV型混合
器により混合し、もつて体積平均粒径が11.0μm
の本発明のトナー1を得た。 なお、共重合体を製造するために用いた、結晶
性ポリアミドおよび無定形ポリマーの種類とその
配合重量比を第3表に併せて示した。また、第3
表中、A〜Eで示される結晶性ポリアミドおよび
その融点Tmpは第1表に示した通りであり、a
〜dで示される無定形ポリマーおよびそのガラス
転移点Tgは第2表に示した通りである。 次に、以上のようにして得られたトナー1の3
重量部と、フツ化ビニリデン−メチルメタクリレ
ート共重合体樹脂を被覆してなる平均粒径が
100μmの樹脂被覆キヤリア97重量部とを混合して
現像剤を調整した。この現像剤を用いて電子写真
複写機「U−Bix5000改造機(静電潜像の帯電極
性が負)」(小西六写真工業社製)により静電潜像
の形成および現像を行い、得られたトナー像を転
写紙上に転写したうえ熱ローラ定着器により定着
して複写画像を形成する実写テストを行い、下記
の方法により最低定着温度(定着可能な熱ローラ
の最低温度)、オフセツト発生温度(オフセツト
現像が生ずる最低温度)を測定し、併せて定着可
能温度範囲を求めた。 最低定着温度 上記複写機により未定着画像を作成した後、表
層がテフロン(デユポン社製ポリテトラフルオロ
エチレン)で形成された50φの熱ローラと、表層
がシリコーンゴム「KE−1300RTV」(信越化学
工業社製)で形成された圧着ローラとよりなる熱
ローラ定着器により、64g/m2の転写紙に転写せ
しめた試料トナーによるトナー像を、熱ローラの
線速度210mm/秒、線圧0.8Kg/cm、ニツプ幅8.0
mmて定着せしめる操作を、熱ローラの設定温度を
80〜230℃の範囲内で5℃ずつ段階的に高くして
各温度において繰り返し、形成された定着画像に
対してキムワイプ摺擦を施し、十分な耐摺性を示
す定着画像に係る最低の設定温度をもつて最低定
着温度とした。なおここに用いた熱ローラ定着器
はシリコーンオイル供給機構を有しないものであ
る。 オフセツト発生温度 オフセツト発生温度の測定は、上記最低定着温
度の測定に準ずるが、上記複写機にて未定着画像
を作成した後、トナー像を転写して上述の熱ロー
ラ定着器により定着処理を行い、次いで白紙の転
写紙を同様の条件下で当該熱ローラ定着器に送つ
てこれにトナー汚れが生ずるか否かを目視観察す
る操作を、前記熱ローラ定着器の熱ローラの設定
温度を順次上昇させた状態で繰り返し、トナーに
よる汚れの生じた最低の設定温度をもつてオフセ
ツト発生温度とした。 定着可能温度範囲 上記のようにして測定されたオフセツト発生温
度と最低定着温度との差を定着可能温度範囲とし
た。 以上の結果を第4表に示す。 さらにトナー1の耐ブロツキング性、耐フイル
ミング性、クリーニング性、帯電量(Q/M)、
当該トナー1を用いて調整された現像剤の流動性
を次のようにして測定した。 耐ブロツキング性 トナーを、温度45℃、相対湿度43%の環境条件
下に2時間放置し、当該トナーに凝集塊が生ずる
か否かによつて判定し、凝集塊が認められなかつ
た場合を「○」とし、凝集塊が認められた場合を
「×」とした。 耐フイルミング性 キヤリア粒子の表面および感光体の表面を観察
し、当該表面の付着物の有無により判定し、付着
物が認められなかつた場合を「○」とし、付着物
が認められた場合を「×」とした。 クリーニング性 クリーニング部材により感光体表面をクリーニ
ングした後の感光体表面を観察し、当該表面の付
着物の有無により判定し、付着物が認められなか
つた場合を「○」とし、付着物が認められた場合
を「×」とした。 現像剤の流動性 現像器内の現像剤を目視により観察し、その流
動性が良好なものを「○」とし、良好とはいえな
いが実用レベルにあるものを「△」とし、実用的
には問題のあるものを「×」とした。 帯電量(Q/M) 公知のブローオフ法により測定し、トナー1g
当りの摩擦帯電電荷量の値を帯電量(Q/M)と
した。 以上の結果を第4表に併せて示す。 さらに上記複写機による実写テストにより得ら
れた複写画像について、カブリ、鮮鋭性を次のよ
うにして評価した。 カブリ サクラデンシトメーター(小西六写真工業社
製)を用いて、原稿濃度が0.0の白地部分の現像
画像に対する相対濃度を測定して判定した。な
お、白地反射濃度を0.0とした。評価は相対濃度
が0.01未満のものを「○」とし、0.01以上で0.03
未満のものを「△」とし、0.03以上のものを
「×」とした。 鮮鋭性 原稿の線画チヤートをオリジナルとして、その
再現性を拡大し視角的に判定した。評価は良好な
ものを「○」とし、良好とはいえないが実用レベ
ルにあるものを「△」とし、劣つていて実用的に
は問題のあるものを「×」とした。 以上の結果を第4表に併せて示す。 さらに上記複写機による実写テストを連続的に
繰り返して行い、トナーの耐久性を調べた。 すなわち、上記複写機により連続して3万回の
画像形成プロセスを繰り返した後に、トナーの帯
電量(Q/M)、現像剤の流動性、耐フイルミン
グ性、クリーニング性、複写画像のカブリ、鮮鋭
性を上記と同様にして測定評価した。またさらに
熱ローラ定着器における熱ローラの汚れの有無を
下記の方法により調べた。 熱ローラの汚れ 3万回の複写画像の形成を行つた後、熱ローラ
の表面の汚れを直接観察する代わりに、当該熱ロ
ーラの表面をクリーニングするために対接配置さ
れたクリーニングローラの表面の汚れの有無を目
視により観察して評価した。汚れが認められず良
好なものを「○」とし、良好とはいえないが実用
レベルにあるものを「△」とし、汚れが多くて実
用的には問題のあるものを「×」とした。 以上の結果を第5表に示す。 <実施例2および3> 実施例1の共重合体の形成において、結晶性ポ
リアミドおよび無定形ポリマーの種類および配合
比を第3表に示したように変更したほかは、実施
例1と同様に処理して、共重合体2および3を得
た。 次いで実施例1と同様に処理して本発明のトナ
ー2および3を得た。 これらのトナー2および3をそれぞれ用いて実
施例1と同様にして現像剤を調製し、次いで実写
テストを行い、実施例1と同様にして諸特性を評
価した。結果を第4表および第5表に併せて示
す。 <実施例 4> 実施例1におけるトナーの製造において、ポリ
プロピレン「ビスコール660P」および「Wax−
E」を用いないほかは、実施例1と同様に処理し
て本発明のトナー4を得た。 このトナー4を用いて実施例1と同様にして現
像剤を調製し、次いで実写テストを行い、実施例
1と同様にして諸特性を評価した。結果を第4表
および第5表に併せて示す。 <比較例 1> 実施例1の共重合体の形成において、結晶性ポ
リアミドおよび無定形ポリマーの種類および配合
比を第3表に示したように変更したほかは、実施
例1と同様に処理して、比較用の共重合体4を得
た。 この共重合体4の100重量部、カーボンブラツ
ク「モーガルL」10重量部、荷電制御剤「ニグロ
シンSO」3重量部を用いて実施例1と同様に処
理して着色微粒子を得、次いでこの着色微粒子を
用いて実施例1と同様に処理して比較トナー1を
得た。 この比較トナー1を用いて実施例1と同様にし
て現像剤を調製し、次いで実写テストを行い、実
施例1と同様にして諸特性を評価した。結果を第
4表および第5表に併せて示す。 <比較例 2〜4> 実施例1の共重合体の形成において、結晶性ポ
リアミドおよび無定形ポリマーの種類および配合
比を第3表に示したように変更したほかは、実施
例1と同様に処理して、比較用の共重合体5〜7
を得た。 これらの比較用の共重合体5〜7を用いて実施
例1と同様に処理して比較トナー2〜4を得た。 これらの比較トナー2〜4をそれぞれ用いて実
施例1と同様にして現像剤を調製し、次いで実写
テストを行い、実施例1と同様にして諸特性を評
価した。結果を第4表および第5表に併せて示
す。 なお、上記トナー1〜4および比較トナー1〜
4の軟化点Tspをフローテスターにより測定した
ところ、トナー1は116℃、トナー2は112℃、ト
ナー3は115℃、トナー4は126℃、比較トナー1
は88℃、比較トナー2は165℃、比較トナー3は
68℃、比較トナー4は114℃であつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 第4表および第5表の結果から理解されるよう
に、本発明のトナー1〜4は、いずれも、低温定
着性、耐オフセツト性、耐ブロツキング性、流動
性、摩擦帯電性、耐フイルミング性、クリーニン
グ性、耐久性の優れたものであり、カブリのない
鮮明な画像を長期間安定に形成することができ
る。 これに対して、比較トナー1および3は、耐オ
フセツト性が劣つていて定着可能温度範囲が狭い
ものであり、また耐ブロツキング性が劣り、3万
回の画像形成後においてはトナーフイルミング現
象が発生し、クリーニング不良が生じ、また熱ロ
ーラの汚れが著しく認められた。 またこれらの比較トナー1および3を用いて調
製した現像剤は、流動性および摩擦帯電性が劣
り、そのため画像形成初期においても複写画像は
カブリのある不鮮明なものであつた。また3万回
の画像形成後においてはトナーの帯電量が大きく
低下し、そのため複写画像は、著しくカブリが多
く、また画像濃度の低い不鮮明なものとなつた。 一方比較トナー2は、低温定着性が著しく低
く、そのため定着可能温度範囲が狭く、また多数
回にわたる画像形成を連続的に繰り返して行う場
合には、熱ローラの温度低下に起因する定着不良
の生じやすいものであり、結局高速定着には不都
合である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 融点が50〜120℃、数平均分子量が1000〜
    20000、重量平均分子量が2000〜100000である、
    ブロツク共重合体に対して5〜40重量%の結晶性
    ポリアミドと、ガラス転移点が50〜80℃、数平均
    分子量が1000〜50000、重量平均分子量が5000〜
    150000である無定形ポリマーとを必須成分とし
    て、これらをイソシアネート系カツプリング剤に
    より化学的に結合してなる、数平均分子量が1000
    〜30000、重量平均分子量が5000〜300000のブロ
    ツク共重合体をバインダーとして含有してなる着
    色粒子に、トナーに対して0.1〜2.0重量%の疎水
    性シリカが混合されてなり、 前記結晶性ポリアミドの融点が無定形ポリマー
    のガラス転移点よりも高く、結晶性ポリアミドと
    無定形ポリマーは互いに非相溶性であることを特
    徴とする熱ローラ定着用静電像現像用トナー。
JP61181895A 1986-08-04 1986-08-04 熱ロ−ラ定着用静電像現像用トナ− Granted JPS6338956A (ja)

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