JPH054400U - メモリセル回路 - Google Patents

メモリセル回路

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JPH054400U
JPH054400U JP5828691U JP5828691U JPH054400U JP H054400 U JPH054400 U JP H054400U JP 5828691 U JP5828691 U JP 5828691U JP 5828691 U JP5828691 U JP 5828691U JP H054400 U JPH054400 U JP H054400U
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JP
Japan
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memory cell
fet
load
cell circuit
normally
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Application number
JP5828691U
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Inventor
昌彦 松尾
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication of JPH054400U publication Critical patent/JPH054400U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電流及びチップ寸法の低減を可能にする
とともに、回路の動作不良の発生を抑制するメモリセル
回路を得る。 【構成】 一対の駆動FET101,102をたすき掛
けに接続してメモリセルとしてのフリップフロップを構
成し、これら駆動FETのドレインに接続する負荷FE
T105,106をノーマリーオフ型電界効果トランジ
スタで構成する。負荷FETをノーマリーオフ型とする
ことで負荷FETを小型化し、消費電流及びチップ寸法
を低減し、かつ駆動FETと負荷FETを同一工程で製
造することで特性ばらつきを解消する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスタティックメモリ素子を備えるメモリセル回路に関し、特にショッ トキー接合型のFET(電界効果トランジスタ)により構成されるメモリセル回 路に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のメモリセル回路の一例を図3に示す。同図において、VDDは電 源、WLはワード線、DL1,DL2はディジット線、101,102はノーマ リーオフ型(エンハンスメント型)の駆動FET、103,104はノーマリー オフ型のトランスファFET、305,306はノーマリーオン(ディプレッシ ョン型)型の負荷FET、N1,N2はメモリセル回路内出力端子である。この メモリセル回路は1組のインバータ回路の入力端子と出力端子がたすき掛けに接 続されてフリップフロップ回路を構成しているので、データ保持が行われる。即 ち、出力端子N1が“H”レベル状態で駆動FET102がオン状態にあり、出 力端子N2が“L”レベルで駆動FET101がオフする第1の状態と、出力端 子N1が“L”レベル状態で駆動FET102がオフ状態にあり、出力端子N2 が“H”レベルで駆動FET101がオンする第2の状態との2つの安定状態に よって“1”,“0”を記憶する。
【0003】 そして、メモリセル回路内データの読み出し、書き込みは、ワード線レベルが “H”レベルの時に成され、メモリセル出力端子が“L”レベルにある側のトラ ンスファFETがオンしてディジット線電位をプルダウンすることによりディジ ット線にメモリセル回路内データを読み出し、ディジット線の一方を“L”レベ ルとし、対応するトランスファーFETをオンとして“H”レベルにあるメモリ セル出力端子をプルダウンしメモリセル回路安定状態を反転させることにより書 き込む。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、メモリ回路を構成する場合、メモリセル回路はメモリ回路の記憶容 量値と同数必要とされるため、特にその消費電流の低減及び回路寸法の縮小がメ モリ回路設計上重要となる。メモリ回路の消費電流のうち、メモリセル回路の消 費電流は、ワード線レベルが“L”、即ち非選択のメモリセル回路の消費電流に より支配されるが、その非選択メモリセル回路の消費電流は、負荷、即ち図3に おける負荷FET305,306の電流値により決定される。ところが、ノーマ リーオン型のFETを負荷として用いる従来のメモリ回路では、製造工程を簡略 化するために、この負荷と同一規格の素子をメモリセル回路以外の周辺回路部分 にも形成し、その高速動作を図るために素子における単位寸法当たりの電流値を 大きく設計している。例えば、ゲート幅を製造限界寸法(約5μm)、ゲート長 を負荷電流値最小値となる値(約10μm)にしている。このため、メモリセル回 路の消費電流が増大し、かつチップ寸法の低減が困難になるという問題がある。
【0005】 又、負荷としてのノーマリーオン型のFETと、ノーマリーオフ型の駆動FE T101,102が必要とされるため、各FETを別工程で形成する必要がなあ り、この工程の相違によって生じる各FET間の特性ばらつきによってメモリ回 路の動作不良が発生するという問題もある。 本考案の目的は、消費電流及びチップ寸法の低減を可能にするとともに、回路 の動作不良の発生を抑制するメモリセル回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のメモリセル回路は、フリップフロップを構成する一対のノーマリーオ フ型FETの各ドレインに接続する負荷としてのFETを、ノーマリーオフ型電 界効果トランジスタで構成する。 又、負荷FETのゲートとソース間にコンデンサを接続してもよい。
【0007】
【作用】
本考案によれば、負荷FETをノーマリーオフ型とすることで負荷FETの小 型化を図って消費電流を低減し、かつチップ寸法の小型化を可能とし、又駆動F ETとを同一工程で製造することで特性ばらつきを解消して動作不良を改善する 。
【0008】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案のメモリセル回 路の一実施例の回路図である。同図において、101,102はノーマリーオフ 型駆動FET、103,104はノーマリーオフ型トランスファーFET、10 5,106はノーマリーオフ型負荷FETである。VDD,DL1,DL2,WL は夫々従来例と同様の電源、ディジット線、ワード線である。ここで、前記負荷 FET105,106をノーマリーオフ型としている点が従来例と相違しており 、ゲート電極をオープンとしている。この際、負荷FET105,106のゲー ト電極は従来例の様にソース電極電位にバイアスされることはなく、ゲート電位 はドレイン電極及びソース電極の電位に対しショットキー接合を介してノーマリ ーオフ型FETのしきい値電圧付近に約 0.3Vバイアスされる。
【0009】 したがって、この負荷FET105,106のゲート電極をオープンにするこ とで、ゲート−ソース電極間電圧を0VとしてFETをオフさせる場合に比べド レイン電流は数倍から数10倍(約1μA)流れ、かつノーマリーオフ型FETの オン電流(ゲート−ソース電極間電圧・ 0.6V時約 500μA)に比べ充分小さな 電流値となる。この電流値より負荷FET105,106のゲート幅、ゲート長 を決定すると、ゲート長は駆動FET101,102と同じ約1μm、ゲート幅 は駆動FETがオフした時(ゲート−ソース電極間電圧・0V)の電流値(約 0 .1μA)より大きくとりメモリセル出力端子N1,N2をプルアップ可能とする 幅、即ち、駆動FET101,102のゲート幅(約10μm)の数分の1の5μ mにすることができ製造限界寸法となる。このときメモリセル回路データ保持電 流は約 0.5μA程度である。
【0010】 図2は本考案の他の実施例のメモリセル回路構成図である。図中、前記実施例 と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。ここで207,208は負荷 FET105,106のゲート・ソース間に接続したコンデンサであり、いわゆ るブートストラップ効果によりメモリセル出力端子N1,N2の電位変化に対し 、負荷FET105,106のゲート電位を追従変化させ、メモリセル保持デー タ反転動作、即ち書き込み動作を高速に行わせる事を目的として付加したもので ある。
【0011】 この構成では、コンデンサ207,208の形成領域分メモリセル回路の寸法 は図1に示すメモリセル回路より大となるが、ノーマリーオフ型負荷FET10 5,106は定常状態において図1回路と同様の動作状態であり、メモリセル回 路データ保持電流も図1回路と同等である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のメモリセル回路は、メモリセル回路負荷FETを ノーマリーオフ型とし、そのゲート電極を直流的にオープンとしたので、負荷F ETと駆動FETが同じノーマリーオフ型FETであることから同一製造工程で 製造できるため、別工程で製造するノーマリーオン型負荷FETとノーマリーオ フ型駆動FETの特性ばらつきによるメモリセル回路不良の発生が低減できる。 又、負荷FETの寸法は従来のノーマリーオン型では〔ゲート長〕×〔ゲート 幅〕が10μm×5μmであったものが1μm×5μmまで短縮できるため、従来 のメモリ回路と比べ、消費電流が小さくメモリセル回路寸法を小さくすることが できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のメモリセル回路の一実施例の回路図で
ある。
【図2】本考案の他の実施例の回路図である。
【図3】従来のメモリセル回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
101,102 駆動FET 103,104 トランスファFET 105,106 負荷FET 207,208 コンデンサ WL ワード線 DL1,DL2 ディジット線 N1,N2 出力端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のノーマリーオフ型ショットキー接
    合型電界効果トランジスタを互いにたすき掛けに接続し
    てフリップフロップを構成し、かつ各トランジスタのド
    レインに負荷としての電界効果トランジスタを接続して
    なるメモリセル回路において、前記負荷電界効果トラン
    ジスタをノーマリーオフ型電界効果トランジスタで構成
    したことを特徴とするメモリセル回路。
  2. 【請求項2】 負荷電界効果トランジスタのゲートとソ
    ース間にコンデンサを接続してなる請求項1のメモリセ
    ル回路。
JP5828691U 1991-06-29 1991-06-29 メモリセル回路 Pending JPH054400U (ja)

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JP5828691U JPH054400U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 メモリセル回路

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JP5828691U JPH054400U (ja) 1991-06-29 1991-06-29 メモリセル回路

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JPH054400U true JPH054400U (ja) 1993-01-22

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ID=13079960

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JP (1) JPH054400U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005116168A (ja) * 2003-09-16 2005-04-28 Toshiyasu Suzuki 多値記憶手段
JP2006228388A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Toshiyasu Suzuki 多値記憶手段
JP2006252742A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Toshiyasu Suzuki 多値記憶手段、多値バッファ手段および双方向性スイッチング手段

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JP2005116168A (ja) * 2003-09-16 2005-04-28 Toshiyasu Suzuki 多値記憶手段
JP2006228388A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Toshiyasu Suzuki 多値記憶手段
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