JPH0543831U - コンバインにおける籾タンク - Google Patents

コンバインにおける籾タンク

Info

Publication number
JPH0543831U
JPH0543831U JP10276391U JP10276391U JPH0543831U JP H0543831 U JPH0543831 U JP H0543831U JP 10276391 U JP10276391 U JP 10276391U JP 10276391 U JP10276391 U JP 10276391U JP H0543831 U JPH0543831 U JP H0543831U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paddy tank
driver
seat
paddy
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10276391U
Other languages
English (en)
Inventor
達夫 高取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP10276391U priority Critical patent/JPH0543831U/ja
Publication of JPH0543831U publication Critical patent/JPH0543831U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転席の後方に配設された籾タンクの点検作
業を、オペレータがいちいち機体から降りることなく、
運転席から容易にできるようにして、点検作業に要する
労力を軽減することを目的とする。 【構成】 籾タンク12の点検口29を運転席8から目
視可能な位置に形成すると共に、上記点検口29を開閉
する開閉自在の蓋体30に、運転席8から操作する開閉
機構35を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンバインにおける運転席の後方に配設された籾タンクに係るもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、圃場から立毛穀稈を刈り取って脱穀処理するコンバインにおいては、 脱穀選別後の穀粒を運転席の後方に配設された籾タンクに貯溜している。 ところで、この種のコンバインでは、脱穀後の穀粒選別状態の良否、穀粒排出 時における籾タンク内の穀粒残量あるいは作業終了時の籾タンク内の状況等を確 認するため、しばしば、籾タンク内を点検する必要があるが、従来は、その都度 オペレータが運転席から降りて籾タンク側方に設けたハシゴ等を登り、籾タンク の上面に設けた点検口を開いて内部の状態を確認している。 このため、籾タンクの点検作業がわずらわしいうえ、点検のたびに作業が中断 するので、作業能率にも支障を及ぼすという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の如き実情に鑑み創案されたものであって、オペレータがその都 度運転席から降りることなく、容易に籾タンク内の状態を確認することができて 、籾タンクの点検作業に要する労力の軽減と、作業の能率化を図ることができる コンバインにおける籾タンクを提供することを目的課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案が講じた技術的手段は、運転席の後方に 籾タンクを配設したコンバインにおいて、上記籾タンクの点検口を運転席から目 視可能な位置に形成すると共に、上記点検口を開閉する開閉自在の蓋体に、運転 席から操作する開閉機構を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
したがって本考案によれば、刈取脱穀作業の進行に伴って脱穀選別後の籾粒は 、順次運転席の後方に配設された籾タンクに貯溜される。 そして、必要に応じて籾タンクを点検する際には、オペレータが運転席から開 閉機構を操作すれば、目視可能な位置にある点検口の蓋体が開いて、オペレータ は、いちいち運転席から降りることなく、そのまま点検口から籾タンク内を確認 することができる。 したがって、頻度の多い点検作業でも、点検に要する労力が軽減され、作業能 率の向上を図ることができる。
【0006】
【実施例】
つぎに本考案の一実施例を添付した図面に基いて詳述する。1はコンバインで あって、クローラ走行装置2を備えた機体フレーム3の前部に、穀稈梳起し体4 、分草体5等からなる前処理部6が昇降自在に装着されており、その後方には、 キャビン7で覆われた運転席8が配設されている。上記運転席8は油圧シリング 9の作動により、昇降自在になっており、またキャビン7の背面には後部窓10 が設けられている。11は運転席8への乗降足かけである。 上記運転席8の後方には籾タンク12が配設されており、該籾タンク12の他 側には、図示しない脱穀部が配けられていて、脱穀選別処理された穀粒は揚穀ラ セン13により揚上運搬されて籾タンク12に貯溜される。 14は籾タンク12の底部に配設された横送りラセンであって、該横送りラセ ン14により横送りされた穀粒は、縦ラセン15を経て排出オーガ16から機外 に放出される。
【0007】 上記籾タンク12は、横送りラセン14の軸心を回動支点として保守整備等の 際に機体の側方に向けて回動可能になっている。 17は上記籾タンク12のロック装置であって、ロックレバー18にロックプ レート19が一体形成されていて、該ロックレバー18の操作により、機体側に 設けた支点軸20を中心に回動したロックプレート19が籾タンク12側の固定 ピン21に係脱して籾タンク12の回動を固定および固定解除する。また上記ロ ック装置17には、固定解除した籾タンク12内に穀粒が有るのを警報する安全 装置が設けられている。すなわち、22はロックプレート19の回動に連動する スイッチであって、該スイッチ22は籾タンク12の固定状態でOFFとなり、 固定解除状態でONとなる。そして上記スイッチ22とブザー23とを接続する 電気回路24には籾センサスイッチ25が直列に配置されている。 上記籾センサスイッチ25は従来の籾警報回路とは別回路として設けたもので あって、籾タンク12内に穀粒が有るときにのみONとなる。したがってロック レバー18により籾タンク12を固定解除したときに、籾タンク12内に穀粒が 有れば、スイッチ22および籾センサスイッチ25がいずれもONとなってブザ ー23が吹鳴するようになっている。26はバッテリー、27はヒューズ、28 は籾タンク12に設けた取っ手である。
【0008】 29は籾タンク12の上面に設けた点検口であって、該点検口29は、運転席 8にいるオペレータaがキャビン7の後部窓10をを透して目視できる位置に形 成されている。30は上記点検口29を開閉する蓋体であって、その基端部が点 検口29の後縁に設けたヒンジ31を介して枢支されて、先端側がキャビン7に 向けて上下回動自在となている。 32は蓋体30の基端部に突成した回動アームであって、該回動アーム32に 連結したインナおよびアウタからなる操作ワイヤ33が籾タンク12の前面を貫 通してキャビン7まで延出されている。そして操作ワイヤ33の先端に操作ノブ 34を装着することにより、運転席8から操作ノブ34を操作して蓋体30を開 閉できる開閉機構35が構成されている。 図2は他の実施例を示すものであって、蓋体36の内面にミラー37を装着し て、籾タンク12の内部を一層広い範囲に互って点検できるようになっている。 また籾タンク12の内部には照明灯38が配設されており、その点減スイッチ3 9が蓋体36のヒンヂ40近傍に設けられていて、蓋体36が開くのに連動して 照明灯38が自動的に点灯するようになっている。
【0009】 上記の如き構成において、刈取脱穀作業を行うに当り、機体を立毛穀稈中に進 入させれば、前処理部6で刈取った穀稈を脱穀部が脱穀処理し、脱穀選別後の穀 粒は運転席8の後方に配設された籾タンク12に貯溜される。 そして、作業中、必要に応じて籾タンク12内を点検する際には、操作ノブ3 4を操作すれば、運転席8から点検口29の蓋体30を開くことができるので、 運転席8にいるオペレータaは、そのままキャビン7の後部窓10を透して点検 口29を目視して籾タンク12内を点検することができる。このとき、キャビン 7を昇降させれば、目の位置が変って一層点検が容易となる。 また図2に示したものでは、蓋体36に装着したミラー37を利用して籾タン ク12内を点検できるので、蓋体36の開閉角度の調節により、籾タンク12内 の状態を全域に亘って確認することができる。しかも、蓋体36が開くのに連動 して点灯した照明灯38が籾タンク12の内部に照明するので、籾タンク12の 点検作業がさらに容易となる。 したがって、点検の都度オペレータaがいちいち運転席8から降りる必要がな いので、点検作業の労力を著しく軽減することができて、作業能率の向上を図る ことができる。 一方、機体の保守整備等の際には、籾タンク12を側方に回動させることがで きるが、籾タンク12のロック装置17を固定解除したときに、籾タンク12内 に穀粒が有れば、ブザー23が吹鳴するので、穀粒の入った重い籾タンク12を 不用意に回動させて、そのまま落下させるような危険を未然に防止することがで きる。
【0010】
【考案の効果】
これを要するに本考案は、運転席の後方に籾タンクを配設したコンバインにお いて、上記籾タンクの点検口を運転席から目視可能な位置に形成すると共に、上 記点検口を開閉する開閉自在の蓋体に、運転席から操作する開閉機構を設けたか ら、籾タンクが運転席の後方に配設してあっても、籾タンクを点検する際には、 蓋体に設けた開閉機構を運転席から操作するのみで点検口を開くことができ、し かも点検口が運転席から目視可能な位置に形成されているので、いちいち運転席 から降りることなく容易に籾タンク内を点検することができる。したがって、点 検作業に要する労力を著しく軽減することができて、作業の能率化を図ることが できる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図である。
【図2】他の実施例を示す全体側面図である。
【図3】籾タンクの縦断面図である。
【図4】ロック装置の拡大平面図である。
【図5】安全装置の電気回路図である。
【符号の説明】
8 運転席 12 籾タンク 29 点検口 30 蓋体 35 開閉機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の後方に籾タンクを配設したコン
    バインにおいて、上記籾タンクの点検口を運転席から目
    視可能な位置に形成すると共に、上記点検口を開閉する
    開閉自在の蓋体に、運転席から操作する開閉機構を設け
    たことを特徴とするコンバインにおける籾タンク。
JP10276391U 1991-11-18 1991-11-18 コンバインにおける籾タンク Pending JPH0543831U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10276391U JPH0543831U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 コンバインにおける籾タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10276391U JPH0543831U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 コンバインにおける籾タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0543831U true JPH0543831U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14336233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10276391U Pending JPH0543831U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 コンバインにおける籾タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0543831U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252732A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2013055954A (ja) * 2012-11-22 2013-03-28 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2013247964A (ja) * 2013-09-13 2013-12-12 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2015195754A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 ヤンマー株式会社 コンバイン

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252732A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2013055954A (ja) * 2012-11-22 2013-03-28 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2013247964A (ja) * 2013-09-13 2013-12-12 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2015195754A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 ヤンマー株式会社 コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0543831U (ja) コンバインにおける籾タンク
JP2012065613A (ja) コンバインにおけるオーガカメラの配置構造
JP2004016067A (ja) コンバイン
JP2021151274A (ja) コンバイン
JP2001320951A (ja) コンバインのグレンタンク
JP6673872B2 (ja) コンバイン
JP4118205B2 (ja) コンバインのグレンタンク支持構造
JP3383557B2 (ja) コンバインの穀粒タンク構造
JP7350105B2 (ja) コンバイン
JP6849772B2 (ja) コンバイン
JP6991262B2 (ja) コンバイン
JPS6238509Y2 (ja)
JP3335891B2 (ja) コンバインの穀粒搬出装置
JPH0847326A (ja) コンバインにおける籾タンクカバー
JP2578688Y2 (ja) コンバインにおけるカバー開閉装置
JPH0328746Y2 (ja)
JP2001251952A (ja) コンバインの排出オーガ
JPS63102609A (ja) コンバイン
JP4594722B2 (ja) コンバインの穀粒回収装置
JP2009050181A (ja) コンバイン
JPH0641436U (ja) コンバインの排藁切断装置
JPH0657122U (ja) コンバインのダストカバー
JP4036587B2 (ja) コンバインの排藁ドロッパーにおける藁落下防止ガイド
JPH0639557Y2 (ja) コンバインにおける穀粒処理装置
JP2598336Y2 (ja) 収穫機