JPH0847326A - コンバインにおける籾タンクカバー - Google Patents

コンバインにおける籾タンクカバー

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JPH0847326A
JPH0847326A JP20444394A JP20444394A JPH0847326A JP H0847326 A JPH0847326 A JP H0847326A JP 20444394 A JP20444394 A JP 20444394A JP 20444394 A JP20444394 A JP 20444394A JP H0847326 A JPH0847326 A JP H0847326A
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JP
Japan
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paddy
cover
lamp
flasher lamp
rice tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP20444394A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kurihara
克己 栗原
Akihiro Nogami
明博 野上
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行機体の一側に脱穀処理後の穀粒を貯溜す
る籾タンクを備えたコンバインにおいて、上記籾タンク
を覆う籾タンクカバーの外側面に、方向指示用のフラッ
シャーランプを取付けても、機体の近傍を通る者がフラ
ッシャーランプに引かかったりする危険のないようにす
る。 【構成】 籾タンク6を覆う籾タンクカバー12の外側
面12aに、前後方向の凹部13を形成すると共に、該
凹部13内にフラッシャーランプ14を取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、籾タンクを備えたコン
バインにおけるフラッシャーランプを取付けた籾タンク
カバーに係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、機体の走行に伴って刈取った穀
稈を脱穀し、脱穀処理後の穀粒を籾タンクに貯溜するよ
うにしたコンバインにおいては、走行時の安全を図るた
め、機体が回行操作するのを周囲に警告する方向指示用
のフラッシャーランプを機体の側部に設けたものが知ら
れている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】ところが従来は、こ
のようなフラッシャーランプを単に機体の外側面に取付
けていたので、フラッシャーランプがその幅だけ機体の
外方に突出し、このため狹い所で機体の近傍を通る者
が、誤ってフラッシャーランプに引かかって負傷する等
の危険があった。本発明は、上記の如き問題点を解消す
べく創作されたものであって、籾タンクカバーの外側面
に機体が回行するのを警告するフラッシャーランプを取
付けて、走行時の安全を図ることができるものでありな
がら、狹い所で機体の近傍を通る者が、誤ってフラッシ
ャーランプに引かかったりする危険を未然に防止するこ
とができるコンバインにおける籾タンクカバーを提供す
ることを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、走行機体の一側に脱
穀処理後の穀粒を貯溜する籾タンクを備えたコンバイン
において、上記籾タンクを覆う籾タンクカバーの外側面
に、前後方向の凹部を形成すると共に、該凹部内にフラ
ッシャーランプを取付けたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】したがって本発明によれば、機体を回行操作す
る時には、籾タンクを覆う籾タンクカバーに取付けたフ
ラッシャーランプを点灯して機体が回行するのを周囲に
警告することができる。そして上記フラッシャーランプ
が籾タンクカバーの外側面に形成した前後方向の凹部に
取付けてあるので、フラッシャーランプが機体の外方に
大きく突出することはない。したがって、狹い所で機体
の近傍を通っても、誤ってフラッシャーランプに引かか
る危険はなく、しかも前後方向の凹部が補強部材となっ
て籾タンクカバーの強度が向上する。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面に基いて
詳細に説明する。まず図1において、1はコンバインで
あって、クローラ式走行部2を備えた走行機体の前部に
前処理部3が昇降可能に装着され、前処理部3後方の機
体一側に、運転操作部4、運転席5、籾タンク6等が前
後方向に配設され、機体の他側には脱穀部7が搭載され
ており、機体の後部にはカッター、ノッター等からなる
排藁処理部8が装着されている。また9は籾タンク6に
貯溜された穀粒を機外に放出する穀粒排出筒であって、
該穀粒排出筒9は、その基端部が機体後部の籾タンク6
側に立設した縦搬送筒10を介して籾タンク6に連通連
結されていて、左右旋回および上下搖動可能となってい
る。そして穀粒排出筒9、縦搬送筒10および籾タンク
6に内装された図示しない螺旋体の回転により、籾タン
ク6に貯溜された脱穀処理後の穀粒を、穀粒排出筒9の
先端に設けた放出口11から、運搬車輌等に放出する。
【0007】12は上記籾タンク6を覆う籾タンクカバ
ーであって、該籾タンクカバー12の外側面12aに
は、前後方向の凹部13が籾タンクカバー12の前端か
ら後端に亙って形成されている。上記凹部13は図3に
示すように、断面視で外側方に拡開する略台形状に形成
されている。そして該凹部13の底面13aに方向指示
用のフラッシャーランプ14の基端部がボルト15によ
り取付固定されていて、フラッシャーランプ14は籾タ
ンクカバー12の外側面12aから僅かに突出するのみ
で、外方に大きく突出しないようになっている。16は
籾タンクカバー12の把手である。
【0008】図4に示すものは、籾タンクに替えて穀粒
を袋詰めする籾処理部を設けたものであって、脱穀処理
後の穀粒は揚上搬送筒17を経て籾ホッパ18に貯溜さ
れる。該籾ホッパ18の底部にはシャッタ19により開
閉される樋口20が形成されており、その両側に設けた
一対のハンガー21で樋口20の下方に位置する籾袋2
2の両側端が吊持されている。そしてシャッタレバー2
3の操作によりシャッタ19を開閉して籾袋22に穀粒
を注入するものであるが、上記ハンガー21は籾袋22
を引出し易いように上下回動自在となっている。すなわ
ち、ハンガー21は基端部が回動支点24を介して機体
側に枢支され、常時はハンガー21に設けた係止体25
を、機体側に設けた回動自在のフック26が係止してハ
ンガー21を水平状に保持している。上記ハンガー21
は回動支点24に設けた戻しスプリング27で水平位置
に付勢され、またフック26は戻しスプリング28で係
止体25との係止方向に回動付勢されており、さらに上
記フック26がワイヤ29を介してシャッタレバー23
に連動連結されている。したがって、籾袋22が満量と
なってシャッタ19を閉じたときには、シャッタレバー
23の操作に連動してフック26回動し、係止体25の
係止が解除されたハンガー21は、籾袋22の重量によ
り回動してその前端が下るので、満量の籾袋22をハン
ガー21から容易に引出すことができる。また引出した
後は、ハンガー21が戻しスプリング27の付勢で水平
位置に復帰してフック26により自動的に係止される。
30はハンガー21の水平位置のストッパー、31は回
動位置のストッパーである。そして前記籾ホッパ18の
カバー体外側面18aには、前後方向の凹部32が形成
されており、該凹部32にフラッシャーランプ33が取
付け固定されている。なお前記フック26は、シャッタ
レバー23に連動させることなく、別途操作レバー等を
設けて係止体25に係脱させてもよい。
【0009】また図5に示すものは、図4のものと同
様、脱穀処理後の穀粒を袋詰めする籾処理部を設けたも
のであるが、籾袋を支承する籾受フロアが上下搖動自在
となっている。すなわち、脱穀処理後の穀粒は揚上搬送
筒34を経て籾ホッパ35に貯溜され、該籾ホッパ35
の底部に設けた樋口36から、ハンガー37で吊持され
た籾袋38に穀粒を注入する。そして上記籾袋38の底
部を支承する籾受フロア39が回動支点軸40を介して
搖動自在に枢支されており、該籾受フロア39の基端部
には、機体側に設けた下部支持部材41との間にスプリ
ング42が介装されていて、常時は籾受フロア39が水
平状に保持されている。上記下部支持部材41には一端
が機体の外側方に延出されたベルクランク状のハンドレ
バー43が枢支点44を介して上下回動自在に枢支さ
れ、該ハンドレバー43の他端部45が籾受フロア39
の下面に接当されていて、ハンドレバー43の上下回動
操作により、籾受フロア39を上下搖動させるととも
に、任意の搖動位置でロック可能となっている。さらに
籾受フロア39の下面には、外側方に突出する足踏ペダ
ル46が支持杆47を介して装着されていて、該足踏ペ
ダル46の足踏み操作によっても籾受フロア39が上下
搖動可能となっている。48は樋口36を開閉するシャ
ッタ、49はシャッタレバーである。そして前記籾ホッ
パ35のカバー体外側面35aには前後方向の凹部50
が形成され、該凹部50内にフラッシャーランプ51が
取付け固定されている。なお前記ハンドレバー43と足
踏ペダル46とを着脱可能としておけば不要時には取外
して邪魔にならないようにすることができて便利であ
る。
【0010】上記の如き構成において、コンバイン1を
立毛穀稈中に進入させれば、前処理部3で刈取り搬送さ
れた穀稈を脱穀部7で脱穀し、脱穀処理後の穀粒は籾タ
ンク6に貯溜され、適時穀粒排出筒9から運搬車輌等に
放出することができる。また機体を回行操作する時に
は、フラッシャーランプ14を点灯すれば、回行するの
を周囲に警告して走行の安全を図ることができる。そし
て籾タンクカバー12の凹部13に取付けたフラッシャ
ーランプ14は外方に大きく突出しないので、狹い所で
も機体の近傍を通る者が誤ってフラッシャーランプ14
に引かかるような危険はない。しかも上記凹部13が断
面視で外方に拡開する略台形状に形成されているので、
側方に反射されるフラッシャーランプ14の光を明瞭に
目視することができ、そのうえ前後方向に形成された凹
部13が補強部材となって籾タンクカバー12の強度を
向上させることができる。
【0011】図4に示したものでは、籾ホッパ18のカ
バー体外側面18aに形成した凹部32に、フラッシャ
ーランプ33が取付けてあるので、フラッシャーランプ
33が大きく外方に突出することはなく、しかも籾袋2
2を吊持するハンガー21が上下に回動するので、満量
になった籾袋22をハンガー21から容易に引出すこと
ができる。
【0012】また図5に示したものでは、籾ホッパ35
のカバー体外側面35aに形成した凹部50に、フラッ
シャーランプ51が取付けてあるので、フラッシャーラ
ンプ51が大きく外方に突出することはなく、しかも籾
袋38の底部を支承する籾受フロア39が上下搖動自在
となっているので、籾袋38への穀粒の注入時には、籾
受フロア39を上下に搖動させて簡単に穀粒を籾袋38
のすみずみまで行きわたらせることができ、ついで満量
となった籾袋38をハンガー37から引出す時には、ハ
ンドレバー43で籾受フロア39を上動させてロックす
れば、ハンガー37に籾袋38の重量がかからなくなる
ので、籾袋38をハンガー37から容易に引出すことが
できて、作業能率の向上を図ることができる。
【0013】
【発明の効果】これを要するに本発明は、走行機体の一
側に脱穀処理後の穀粒を貯溜する籾タンクを備えたコン
バインにおいて、上記籾タンクを覆う籾タンクカバーの
外側面に、前後方向の凹部を形成すると共に、該凹部内
にフラッシャーランプを取付けたことから、籾タンクカ
バーの凹部内に取付けたフラッシャーランプは、籾タン
クカバーの外側面から外方に大きく突出しないので、機
体の近傍を通る者が誤ってフラッシャーランプにひっか
かる危険を未然に防止することができ、しかも籾タンク
カバーの外側面に形成した前後方向の凹部が補強部材と
なって籾タンクカバーの強度を向上させることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体斜視図である。
【図2】要部の拡大側面図である。
【図3】同上正面図である。
【図4】籾袋ハンガーを上下回動自在に設けた籾処理部
の正面図である。
【図5】籾受フロアを上下搖動自在に設けた籾処理部の
正面図である。
【符号の説明】 6 籾タンク 12 籾タンクカバー 12a 籾タンクカバーの外側面 13 凹部 14 フラッシャーランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の一側に脱穀処理後の穀粒を貯
    溜する籾タンクを備えたコンバインにおいて、上記籾タ
    ンクを覆う籾タンクカバーの外側面に、前後方向の凹部
    を形成すると共に、該凹部内にフラッシャーランプを取
    付けたことを特徴とするコンバインにおける籾タンクカ
    バー。
JP20444394A 1994-08-05 1994-08-05 コンバインにおける籾タンクカバー Pending JPH0847326A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20444394A JPH0847326A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 コンバインにおける籾タンクカバー

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JPH0847326A true JPH0847326A (ja) 1996-02-20

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ID=16490617

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JP20444394A Pending JPH0847326A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 コンバインにおける籾タンクカバー

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