JPH0543372Y2 - - Google Patents

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JPH0543372Y2
JPH0543372Y2 JP8059886U JP8059886U JPH0543372Y2 JP H0543372 Y2 JPH0543372 Y2 JP H0543372Y2 JP 8059886 U JP8059886 U JP 8059886U JP 8059886 U JP8059886 U JP 8059886U JP H0543372 Y2 JPH0543372 Y2 JP H0543372Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、撮像カメラを用いて被検査物の傷や
割れ、異物混入等の欠陥検出を行う欠陥検出装置
に係り、特に差分処理方式による欠陥検出装置の
改良に関する。
(従来の技術) 差分処理方式の欠陥検出装置では、被検査物を
撮像カメラで撮像し、その撮像画像における今回
画素値と数画素前の画素値間のレベル差を逐一検
出し、そのレベル差が所定値を超えたことをもつ
て欠陥検出を行うようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、今回画素値と数画素前の画素値間の
レベル差が所定値を超えたことをもつて欠陥あり
と判定する場合には、被検査物の地膚表面に付着
したごみや埃等も欠陥として誤検出する場合があ
る。また、被検査物の地膚表面に起伏がある場合
において、その起伏の発生頻度が多い場合には各
起伏の傾斜が急勾配になるので、このような場合
にも誤検出することになるという問題点がある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、差分処理で欠陥検出を
行う場合において、ごみや埃等の付着の有無や起
伏の有無等に無関係に確実に欠陥検出が行える欠
陥検出装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の欠陥検出装置は、前記目的を達成する
ために、次の如き構成を有する。
即ち、本考案の欠陥検出装置は、被検査物の撮
像画像における今回画素値と数画素前の画素値間
のレベル差を逐一検出するとともに、そのレベル
差の一方の変化方向における値と第1の所定値と
を比較して変化開始点の画素位置を検出し、他方
の変化方向における値と第2の所定値とを比較し
て変化終了点の画素位置を検出する変化点検出手
段と;前記変化開始点の画素位置と前記変化終了
点の画素位置間の画素数に対応する幅を検出する
欠陥部幅検出手段と;前記変化開始点の画素位置
検出に応答して画素数を計数し、その計数値が前
記変化終了点の画素位置検出以前に所定の間隔判
定値を超えた時前記欠陥部幅検出手段の動作を無
効にする無効手段と;前記欠陥部幅検出手段が検
出した幅が第3の所定値を超えたことをもつて欠
陥部ありと判定する判定手段と;を備えたことを
特徴とする。
(作用) 次に、前記の如く構成される本考案の欠陥検出
装置の作用を説明する。
変化点検出手段は、被検査物の撮像画像におけ
る今回画素値と数画素前の画素値間のレベル差を
逐一検出するとともに、そのレベル差の一方の変
化方向における値と第1の所定値とを比較して変
化開始点の画素位置を検出し、他方の変化方向に
おける値と第2の所定値とを比較して変化終了点
の画素位置を検出し、それを欠陥部幅検出手段と
無効手段とへそれぞれ送出する。
欠陥部幅検出手段は、前記変化開始点の画素位
置と前記変化終了点の画素位置間の画素数に対応
する幅を検出し、それを判定手段へ送出する。
無効手段は、前記変化開始点の画素位置検出に
応答して画素数を計数し、その計数値が前記変化
終了点の画素位置検出以前に所定の間隔判定値を
超えた時前記欠陥部幅検出手段の動作を無効にす
る。つまり、前記変化点検出手段が検出したもの
が単に被検査物の地膚表面に存在する欠陥とは無
縁の起伏に基づくものである場合、その影響を除
去するのである。ここに、所定の間隔判定値は、
被検査物の種類等によつて設定されるもので、当
該被検査物に欠陥部が存在する場合のその「欠陥
部幅」の最大値である。
そして、判定手段は、被検査物の地膚表面に付
着したごみや埃等の影響を除去すべく、ごみや埃
等により生じた「欠陥部幅」は真性の「欠陥部
幅」よりも小幅であることに着目して、前記欠陥
部幅検出手段が検出した幅が第3の所定値を超え
たことをもつて欠陥部ありと判定するのである。
このように、本考案の欠陥検出装置によれば、
被検査物の地膚表面にごみや埃等が付着し、また
起伏があつても、これらに影響されることなく真
性の「欠陥部幅」の検出が行えるので、被検査物
の欠陥検出を確実に行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図は、本考案の一実施例に係る欠陥検出
装置を示す。この第1実施例に係る欠陥検出装置
は、被検査物1の地膚表面に生じた傷やひび割れ
等の欠陥凹部7を検出するもので、カメラ4と、
A/D変換器8と、シフトレジスタ9と、引き算
回路10、同11と、設定器12と、比較器13
と、設定器14と、比較器15と、フリツプフロ
ツプ回路(FF)16と、ラツチ回路17と、設
定器18と、比較器19および間隔判定回路20
とを基本的に備える。
被検査物1は、蛍光灯等の光源2の照明を受け
ながら図示しないコンベアベルト等によつて図中
左右方向へ搬送され、カメラ4の下方を通過して
いる。この被検査物1からの反射光3がカメラ4
に受光される。
カメラ4は、例えば1次元のCCDイメージセ
ンサを備え、反射光3を受けたレンズ6によつて
被検査物1の幅方向(図示例では搬送方向に直交
する方向)へ走査し、その幅方向視野像がCCD
イメージセンサの受光面に結像される。
例えば、このCCDイメージセンサに2048画素
からなるとすると、被検査物1の幅方向視野を
2048に分割した個々の視野位置がCCDイメージ
センサの1画素に対応するので、各視野位置の反
射光の明暗レベルが対応する画素の画素値とな
る。各画素の画素値は走査順序に従つて順次出力
され、アナログビデオ信号5としてA/D変換器
8へ入力する。被検査物1の地膚表面が平坦で、
そこに欠陥凹部7がある場合のアナログビデオ信
号5の波形は、例えば第2図Aに示す如くにな
る。即ち、視野上の被検査物1の欠陥凹部7は、
反射光レベルが低く(暗レベル)なり、欠陥凹部
7外の地膚表面レベルは反射光レベルが高く(明
レベル)なつている。
第2図Bに関しては、後述するとして、まず、
第2図Aに示す如き波形のアナログビデオ信号5
がA/D変換器8においてデイジタル信号に変換
される場合を考える。
A/D変換器8の出力Aはシフトレジスタ9へ
入力するとともに、引き算回路10と同11の一
方の入力端へ与えられる。シフトレジスタ9はN
画素のシフト段を有し、出力Aに係る画素位置か
らN画素以前の画素位置に係る出力Bを引き算回
路10と同11の他方の入力端へ送出している。
引き算回路10では、シフトレジスタ9の出力
BとA/D変換器8の出力Aとの差値B−A(正
値のみを有効とする)を求め、それを比較器13
の一方の入力へ出力する。比較器13は、他方の
入力に第1の所定値としての判定値mが設定器1
2から供給されているので、この判定値mと前記
差値B−Aとの大小関係を比較し、(B−A)≧m
の時にFF16のセツト入力端Sへセツト信号を
出力する。つまり、(B−A)≧mの時の出力Aに
係る画素位置が欠陥凹部7の変化開始点a第2図
Aとして検出され、これがFF16に記憶される
のである。
一方、引き算回路11では、A/D変換器8と
シフトレジスタ9の出力Bとの差値A−B(正値
のみを有効とする)を求め、それを比較器15の
一方の入力へ送出する。比較器15は、他方の入
力に第2の所定値としての判定値nが設定器14
から供給されているので、この判定値nと前記差
値A−Bとの大小関係を比較し、(A−B)≧nの
時にFF16のリセツト入力端Rへリセツト信号
を出力する。つまり、(A−B)≧nの時の出力A
に係る画素位置が欠陥凹部7の変化終了点b第2
図Aとして検出され、これがFF16にリセツト
信号として入力する。なお、判定値mと同nは同
一又は異なる適宜な値であり、欠陥凹部7の形状
等に基づき定められる。
斯くして、FF16には、変化開始点aの画素
位置から変化終了点bの画素位置間の画素数に対
応する幅が検出され、この幅がラツチ回路17に
記憶されることになる。
従つて、引き算回路10、同11、設定器1
2、同14、比較器13、同15は全体として変
化点検出手段を構成し、また、FF16は欠陥部
幅検出手段を構成している。
ラツチ回路17は、比較器15の出力を受けて
その記憶内容をクリアするようになつているが、
その記憶した幅を比較器19の一方の入力へ与え
る。比較器19は、他方の入力に第3の所定値と
しての欠陥幅判定値が設定器18から供給されて
いるので、この欠陥幅判定値とラツチ回路17の
出力との大小関係を比較し、ラツチ回路17の出
力が欠陥幅判定値よりも大きいことをもつて欠陥
凹部7の存在を検出する。ここに、欠陥幅判定値
はごみや埃等を欠陥として検出しない適宜な値に
設定される。従つて、設定器18と比較器19は
全体として判定手段を構成している。
次に、被検査物1の地膚表面が平坦ではなく凹
凸状に大きな起伏がある場合には、アナログビデ
オ信号5の波形は第2図Bに示す如くになる。
この場合においても、比較器13は点cにおい
てセツト信号を発生し、比較器15は点dにおい
てリセツト信号を発生する。ところが、比較器1
3と同15の各出力は間隔判定回路20へもそれ
ぞれ送出されている。この間隔判定回路20は、
比較器13の出力に応答して変化開始点cに対応
する画素位置からの画素数の計数を開始し、その
計数値が比較器15の出力の入力以前に所定の間
隔判定値を超えた時FF16のクリア端CLへクリ
ア出力を発し、FF16の前述した如き幅検出動
作を無効にする。従つて、この間隔判定回路20
は、無効手段を構成する。なお、所定の間隔判定
値は、被検査物1の種類や地膚表面の状態に応じ
て適宜設定されるもので、その被検査物1に欠陥
が存在する場合のその欠陥幅の最大値である。
次に、第3図は本考案の他の実施例を示す。こ
の第2実施例では、被検査物21の地膚表面に異
常突起の如き欠陥凸部22がある場合に対するも
のである。この場合の反射光レベルは前記第1実
施例とは逆になるので、比較器15の出力がセツ
ト信号となり、比較器13の出力がリセツト信号
となる。その他は第1実施例と同様の構成であ
り、同様の作用効果が得られる。
なお、以上の説明では、欠陥部の反射光レベル
が暗レベルとなる場合と明レベルとなる場合とで
異なる回路構成としたが、両回路を合成した回路
構成としても良い。また、カメラ4が受光する光
は反射光である必要はなく、透過光であつても良
い。この場合には被検査物の内部欠陥(異物混入
等)も検出できることになる。さらに、カメラ
は、二次元のCCDイメージセンサを備えるもの
を用いてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案の欠陥検出装置に
よれば、被検査物の撮像画像から差分処理で欠陥
検出を行う場合において、明暗レベルの変化開始
点と変化終了点間の幅を検出し、この幅とごみ等
に基づく幅および地膚表面の起伏に基づく幅とを
比較することにより、被検査物の地膚表面にごみ
や埃等が付着し、また起伏があつても、これらに
影響されることなく真性の「欠陥部幅」の検出が
行えるようにしたので、被検査物の欠陥検出を確
実に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はビデオ信号波形例、第3図は他の実施例
を示すブロツク図である。 1,21……被検査物、2……光源、3……反
射光、4……カメラ、5……アナログビデオ信
号、6……レンズ、7……欠陥凹部、8……A/
D変換器、9……シフトレジスタ、10,11…
…引き算回路、12,14,18……判定値スイ
ツチ、13,15,19……比較器、16……フ
リツプフロツプ回路(FF)、17……ラツチ回
路、20……間隔判定回路、22……欠陥凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検査物の撮像画像における今回画素値と数画
    素前の画素値間のレベル差を逐一検出するととも
    に、そのレベル差の一方の変化方向における値と
    第1の所定値とを比較して変化開始点の画素位置
    を検出し、他方の変化方向における値と第2の所
    定値とを比較して変化終了点の画素位置を検出す
    る変化点検出手段と;前記変化開始点の画素位置
    と前記変化終了点の画素位置間の画素数に対応す
    る幅を検出する欠陥部幅検出手段と;前記変化開
    始点の画素位置検出に応答して画素数を計数し、
    その計数値が前記変化終了点の画素位置検出以前
    に所定の間隔判定値を超えた時前記欠陥部幅検出
    手段の動作を無効にする無効手段と;前記欠陥部
    幅検出手段が検出した幅が第3の所定値を超えた
    ことをもつて欠陥部ありと判定する判定手段と;
    を備えたことを特徴とする欠陥検出装置。
JP8059886U 1986-05-28 1986-05-28 Expired - Lifetime JPH0543372Y2 (ja)

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JPS62192245U JPS62192245U (ja) 1987-12-07
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