JPH0543250Y2 - - Google Patents

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JPH0543250Y2
JPH0543250Y2 JP1987078852U JP7885287U JPH0543250Y2 JP H0543250 Y2 JPH0543250 Y2 JP H0543250Y2 JP 1987078852 U JP1987078852 U JP 1987078852U JP 7885287 U JP7885287 U JP 7885287U JP H0543250 Y2 JPH0543250 Y2 JP H0543250Y2
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compressor
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジン駆動回転圧縮機のエンジン
の回転数制御装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、エンジン駆動回転圧縮機の制御装置とし
ては特公昭61−57957号公報に開示されるように、
圧縮機1(第3図)の吸入口に設けられたアンロ
ーダ3とエンジンのスピードレギユレータ4との
併用により、前記アンローダ3の容量制御に連動
してエンジンの回転数を制御するものが知られて
いる。
これらの制御装置はアンローダが動作し、圧縮
機が無負荷状態になつたときにはエンジンの燃料
消費を節減するため、一定の低速回転域までエン
ジンの回転数を下げた状態で運転すると共に、前
記圧縮機の全負荷時には該エンジンの回転数を所
定の回転数まで上げて運転するようになつてい
る。
そして、これらの動作は圧縮空気消費側の消費
空気量に応じて自動的に無断階制御される。
しかしながら、上記構造のものは、圧縮機から
の吐出空気を一時的に貯留するレシーバタンクの
容量が大きい場合には、ある一定量の圧縮空気が
そこに蓄圧されているので一時的に急激な圧縮空
気の消費があつても圧縮機の負荷変動は比較的小
さく、急激にエンジンを全速運転とし圧縮空気の
補充を行うことはない。
しかし、小型のエンジン駆動回転圧縮機の場合
は、前記レシーバタンクの容量が比較的小さいた
めに、例えば無負荷運転状態にあつて若干の圧縮
空気の消費があつた場合でも急速にエンジン回転
上昇させ、圧縮空気の補充を行うことになる。
したがつて、このような小型の圧縮機において
は前記大型の圧縮機に比べ、エンジンの低速回転
数域から高速回転数域間における繰り返し頻度も
大幅に増大する。その結果、高速回転数域までの
急速な回転数上昇に伴う騒音の増大及び燃料消費
の増大さらにはエンジンの耐久性の低下等を招来
することとなる。
それと共に、作業内容によつては圧縮機の最大
能力の圧縮空気を一時的に消費する必要のない作
業もあるため、このような場合には前述の動作は
無駄が多い。
また、この解決策として大容量のレシーバタン
クを別置で設ける方法も考えられるが、機動性に
欠けると共にコスト高となる欠点を有する。
(考案の目的) 本考案は、以上の問題点に鑑み圧縮機の最大能
力の圧縮空気を消費する必要のない作業の場合
は、圧縮機の負荷に於ける定格回転数を規定の回
転数よりも低い回転数に設定変更自在とし、エン
ジンの低高速の繰り返し動作に伴う騒音の低減及
び燃料消費の節約、ひいてはエンジンの耐久性の
向上を図ることを目的とする。
(考案の構成) 以上の目的を達成するために、本考案は圧縮空
気を蓄圧するレシーバタンクの内圧に応じてバル
ブを開閉し、圧縮機の吸入口より吸入室内に流入
する吸入空気量を制御するアンローダと、ボデイ
の一端に回転制御レバーを回動自在に枢支し、該
回転制御レバーの一端をエンジンのガバナレバー
に連結して前記レシーバタンクの内圧に応じて前
記回転制御レバーを回動し、エンジンの回転数を
制御するスピードレギユレータとを有してなるエ
ンジン駆動回転圧縮機において、前記スピードレ
ギユレータの回転制御レバーにストツパー部を設
け、一方前記スピードレギユレータのボデイには
該ストツパー部との当接によりエンジン回転数の
高速位置を規制する当接部を形成すると共に、レ
リーズワイヤと連結し揺動自在なデイスタンスレ
バーの一端部を、該レリーズワイヤの押し引きに
より前記スピードレギユレータの回転制御レバー
のストツパー部と前記スピードレギユレータのボ
デイの当接部との間に挿脱自在となるように設
け、エンジンの制御回転数域の設定を変更自在と
したことを特徴とする。
(実施例) 第1図は、本考案制御装置を用いたエンジン駆
動回転圧縮機の全負荷運転状態における状態を示
しており、第2図は該装置の作用状態を示してい
る。
1は圧縮機でエンジン2と直結駆動される一
方、圧縮機の上方にはアンローダ3が装着されて
いる。
4はスピードレギユレータでその回転制御レバ
ー5はロツド6を介してエンジン2のガバナレバ
ー7と連結している。
8は圧縮機の無負荷時の圧力調整用のレギユレ
ータで、前記スピードレギユレータ4と共にこれ
ら装置全体を覆うボンネツト(図示せず)内の適
宜箇所に固定されている。
スピードレギユレータ4は、おもにボデイ3
1、ダイヤフラム32、回転制御レバー5、スプ
リングホルダー33、デイスタンスレバー34に
より構成されており、レギユレータ8、配管10
を介して導入される圧縮空気圧力が室35に面す
るダイヤフラム32を加圧することによりピン3
6に枢支された回転制御レバー5の突部50を押
圧回動せしめ、前記エンジンのガバナレバー7を
制御するようになつている。
37は回転制御レバー復帰用のスプリング、3
8は該レバーの回動ストローク調整用のストツパ
ースクリユである。
また、ボデイ31の後端にはブラケツト39の
ピン40に枢着するデイスタンスレバー34が配
設されており、その一端部である先端には略L字
状の突起41が形成されている。
一方、その基端部はスプリング42を介してレ
リーズワイヤ43と連結し、該レリーズワイヤ4
3の一端は当該圧縮機全体を制御する制御パネル
13に装着するノブ44に連結し、該ノブ即ちレ
リーズワイヤの押引により前記デイスタンスレバ
ー34が揺動し突起41が回転制御レバーのスト
ツパー部45とこのストツパー部45のレギユレ
ータボデイに対する当接部46間に対して挿脱自
在となるように構成されている。
なお、47はデイスタンスレバー34脱落防止
用のブラケツト、48はデイスタンスレバー34
を図中時計方向に回動復帰するためのねじりコイ
ルバネである。
一方、レギユレータ8にはレシーバタンク(図
示せず)に接続する配管11が1次室51に連通
し、ダイヤフラム52に固定したニードルバルブ
53の開閉に伴い2次室54と連通遮断されるよ
うに構成されている。
また、アンローダ3はスピードレギユレータ4
に接続する配管10に分岐して配管12が接続
し、室61内に導入された圧縮空気によつてダイ
ヤフラム62に固定されたピストン63が図中上
下し、バルブ64を開閉し吸入口65より圧縮機
の吸入室66内に流入する吸入空気量を制御する
ようになつている。
次に、作用について説明する。
先ず第1図を参照して、圧縮機1を始動すると
吸入口65から流入した空気は該圧縮機で圧縮さ
れた後、図示せざるレシーバタンク内に蓄圧され
る。このときスピードレギユレータの回転制御レ
バー5はスプリング37の張力によりそのストツ
パー部45をレギユレータボデイの当接部46に
当接する位置にあり、エンジンガバナレバー7は
の高速位置にある。そしてレシーバタンク内の
圧力が規定圧力に達すると、それに連通するレギ
ユレータ8の1次室51内の圧縮空気がダイヤフ
ラム52を押圧し、ニードルバルブ53を開き2
次室54、配管10を経てスピードレギユレータ
4の室35内に流入する。
それと共に、配管10に分岐した配管12を介
してアンローダ3の室61内に流入し、ダイヤフ
ラム62を図中上方に押圧し、ピストン63を上
方に移動せしめバルブ64を閉塞する。これによ
り吸入口65から圧縮機1内に対する空気の流入
が停止する。
一方、レギユレータ4の室35内に流入した圧
縮空気も同様にダイヤフラム32を押圧し、回転
制御レバー5を図中反時計方向に回動せしめ、こ
れによりエンジンガバナレバー7も所定の低速回
転位置まで移動し、このとき、デイスタンスレ
バー34に連結するレリーズワイヤのノブ44を
図中左方向に引くと、前記デイスタンスレバー3
4はピン40を中心として図中反時計方向に回動
し、その一端部の突起41は第2図図示の如く、
回転制御レバー5のストツパー部45とレギユレ
ータの当接部46間に嵌る。
次に消費側での圧縮空気の使用が開始される
と、レシーバタンク内の圧力は低下し、レギユレ
ータ8の1次室51内の圧力も下がり、ニードル
バルブ53は閉じ、スピードレギユレータの室3
5及びアンローダの室61内への圧縮空気の供給
が停止される。
このとき、前記アンローダの室61と圧縮機の
吸入室66とは絞り(図示せず)を介して連通し
ているので、前記室61及びスピードレギユレー
タの室35内の圧力は次第に低下し、よつて、ア
ンローダ3のバルブ64は開き吸入口65より圧
縮機1内への空気の流入が開始される。一方、ス
ピードレギユレータの回転制御レバー5もスプリ
ング37の張力により原位置に復帰するが、この
とき、さきに説明したデイスタンスレバー34の
突起41がストツパー部45とこのストツパー部
45のレギユレータボデイに対する当接部46間
に嵌り込んでいるので、該突起41の厚さの分だ
け前記回転制御レバー5の回動量も制限され、即
ち回転制御レバー5は、ストツパー部45をレギ
ユレータボデイの当接部46に当接する高速位置
まで回動することはできず、突起41に当接す
る位置(このときエンジンのガバナレバー7は第
2図中の中速位置に位置する)までしか移動で
きず、よつてスピードレギユレータ4は前記低速
位置と中速位置との間で消費空気量に応じた
回転制御を行うこととなる。
次に、以上の状態でエンジン回転数を低速位置
から高速位置間で回転制御する必要が生じた
ときは、制御パネルのノブ44を、図中右方向に
押し戻すことにより、デイスタンスレバー34の
突起41はねじりコイルバネ48の張力によりレ
ギユレータの当接部46と回転制御レバーのスト
ツパー部45との挟持を解かれ、第1図図示の状
態に戻る。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案は消費空気量に応じ
て圧縮機の全負荷時におけるエンジンの回転数を
高速と低速の2段階に選択自在となすことがで
き、圧縮機を消費空気量の多い作業に用いる場合
には高速から低速の制御回転数域内で、また圧縮
機を消費空気量の比較的少ない作業に用いる場合
には中速から低速の制御回転数域内で、それぞれ
レシーバタンクの内圧に応じてエンジン回転数を
無段階に制御することができる。そして特に、消
費空気量の比較的少ない作業に用いる場合には中
速から低速の制御回転数域内でレシーバタンクの
内圧に応じてエンジン回転数を無段階に制御する
ことができるため、圧縮機の全負荷、無負荷の繰
り返しに伴うエンジン騒音を低減できると共に、
燃料消費の節約およびエンジン耐久性の向上が図
れる。
また、操作パネルの装着したノブを機体から離
れた作業現場近傍に配置し、レリーズワイヤを延
長して接続すれば遠隔操作で圧縮機の制御回転数
域の設定変更ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案制御装置の全負荷状態に於ける
詳細図、第2図はその作用状態における詳細図、
第3図は従来の制御装置の概要図である。 1……圧縮機、3……アンローダ、4……スピ
ードレギユレータ、5……回転制御レバー、7…
…ガバナーレバー、8……レギユレータ、34…
…デイスタンスレバー、43……レリーズワイ
ヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧縮空気を蓄圧するレシーバタンクの内圧に応
    じてバルブを開閉し、圧縮機の吸入口より吸入室
    内に流入する吸入空気量を制御するアンローダ
    と、 ボデイの一端に回転制御レバーを回動自在に枢
    支し、該回転制御レバーの一端をエンジンのガバ
    ナレバーに連結して前記レシーバタンクの内圧に
    応じて前記回転制御レバーを回動し、エンジンの
    回転数を制御するスピードレギユレータとを有し
    てなるエンジン駆動回転圧縮機において、 前記スピードレギユレータの回転制御レバーに
    ストツパー部を設け、一方前記スピードレギユレ
    ータのボデイには該ストツパー部との当接により
    エンジン回転数の高速位置を規制する当接部を形
    成すると共に、 レリーズワイヤと連結し揺動自在なデイスタン
    スレバーの一端部を、該レリーズワイヤの押し引
    きにより前記スピードレギユレータの回転制御レ
    バーのストツパー部と前記スピードレギユレータ
    のボデイの当接部との間に挿脱自在となるように
    設け、エンジンの制御回転数域の設定を変更自在
    としたことを特徴とするエンジン駆動回転圧縮機
    の制御装置。
JP1987078852U 1987-05-27 1987-05-27 Expired - Lifetime JPH0543250Y2 (ja)

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JP1987078852U JPH0543250Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JPS63190533U JPS63190533U (ja) 1988-12-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS471139U (ja) * 1971-01-13 1972-08-11
JPS5517957B2 (ja) * 1976-01-23 1980-05-15
JPS6141965U (ja) * 1984-07-31 1986-03-18 エヌオーケー株式会社 オイルシ−ル

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