JPH0138271Y2 - - Google Patents

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JPH0138271Y2
JPH0138271Y2 JP1982073792U JP7379282U JPH0138271Y2 JP H0138271 Y2 JPH0138271 Y2 JP H0138271Y2 JP 1982073792 U JP1982073792 U JP 1982073792U JP 7379282 U JP7379282 U JP 7379282U JP H0138271 Y2 JPH0138271 Y2 JP H0138271Y2
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arm
lever
governor
engine
stop
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JP1982073792U
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、デイーゼルエンジンの調速レバーに
停止レバーを組み込んで一側面からレバー操作で
きるようにしたデイーゼルエンジンの運転操作レ
バー装置に関し、エンジン停止レバーが調速レバ
ーにつれ回つて誤動作し、エンジンが不意に停止
するのを防止することを目的とする。
《従来技術》 従来、調速レバー軸にエンジン停止レバー軸を
設けることにより、エンジンの調速操作と停止操
作とを同一面で操作できるようにしたものとし
て、次に示すものがあつた。
即ち、デイーゼルエンジン1の燃料噴射ポンプ
20の燃料噴射量調節用ラツク25を、ガバナレ
バーGを介して、ガバナスプリング30で燃料増
量側Bに、ガバナフオース24で燃料減量側Aに
押寄せるように構成し、ガバナスプリング30の
張力を調節する調速レバー28をアイドリング回
転ストツパー49と最高回転ストツパー48との
間で進退調節揺動可能に構成し、ガバナレバーG
を燃料無噴射位置に押寄せるエンジン停止レバー
40をエンジン運転位置Xとエンジン停止位置S
との間で進退揺動可能に構成し、調速レバー28
は筒軸37の一端に調速操作腕38を、他端に係
止腕29を固定して構成し、エンジン1の固定壁
34に明けた枢支孔36に調速レバー28の筒軸
37を往復回転可能に枢支するとともに、その調
速操作腕38を固定壁34の外側に、係止腕29
をその内側に位置させ、係止腕29とガバナレバ
ーGとにガバナスプリング30を架着し、エンジ
ン停止レバー40は軸41の一端に停止操作腕4
2を他端に押腕44を固定して構成し、エンジン
停止レバー40の軸41を調速レバー28の筒軸
37に往復回転自在に枢支するとともに、その停
止操作腕42を調速操作腕38の外側に、押腕4
4を係止腕29の外側に位置させ、押腕44をガ
バナレバーGの受動面Gaに進退可能に対向させ
たものである。
《考案が解決しようとする課題》 ところが、こうしたものでは、調速レバーを操
作したときに停止レバーがつれ回り、エンジンを
不意に停止させてしまうという問題があつた。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記課題を解消するもので、調速レ
バーの筒軸を利用して設けたエンジン停止レバー
と調速レバーとの間に捻りスプリングを介装し、
この捻りスプリングでエンジン停止レバーを調速
レバーから浮き上らせて調速レバーを操作したと
きにエンジン停止レバーがつれ回ろうとする摩擦
力を減少してつれ回りを防ぐとともに、エンジン
停止レバーを捻りスプリングで常にエンジン運転
位置側へ押しつけてつれ回りを防止するようにす
るものである。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は、縦形デイーゼルエンジンの概略正面
図を示し、このエンジン1はクランクケース2の
上方にシリンダブロツク3を形成するとともに、
シリンダブロツク3の上方にはシリンダヘツド4
とロツカアームカバー5が順に載置して固定して
ある。
シリンダブロツク3にはピストン6が上下摺動
可能に収容され、ピストン6はクランクケース2
に枢支されたクランク軸7にコネクテイングロツ
ド8で連結されている。
ピストン6の上部には燃焼室9が形成され、こ
の燃焼室9は吸排気弁10でシリンダヘツド4内
に形成した吸気ポート11及び排気ポート12に
連通が断続制御されるようになつている。
シリンダヘツド4には、ロツカアームカバー5
の側方に燃料噴射ノズル13が取付けてあり、ノ
ズル先端部は燃焼室9に連通した副室14に臨ま
せてある。
また、シリンダブロツク3の左右側方にはクラ
ンク軸7から伝動装置(図示略)を介して回転駆
動される動弁カム軸15と燃料噴射カム軸16が
それぞれ配置されており、動弁カム軸15はタペ
ツト17、プツシユロツド18、ロツカアーム1
9を介して吸排気弁10を開閉操作し、燃料噴射
カム軸16は燃料噴射ポンプ20を操作して燃料
を燃料噴射ノズル13に圧送する。
そして、燃料噴射カム軸16は第2図に示すよ
うに、ポンプ室21の前後に亘つて枢支され、そ
の前端部にはポンプカムギヤ22が固着してあ
り、ポンプカムギヤ22には遠心ボール式のガバ
ナ23が内装してある。
この遠心ボール式ガバナ23で生じたガバナフ
オース24は燃料噴射ポンプ20の燃料噴射量調
節用ラツク25に連結した主ガバナレバー26と
副ガバナレバー39とで構成されたガバナレバー
Gを介して燃料噴射量調節用ラツク25を燃料減
量側Aへ押寄せる。
一方、このガバナレバーGは主ガバナレバー2
6の揺動部27を同じにする副ガバナレバー39
が主ガバナレバー26の側方に設けられており、
副ガバナレバー39の上端部はアクセルレバー
(調速レバー)28の係止腕29との間に張節し
たガバナスプリング30の張力で伝動ピン31を
介して、ガバナレバー26を燃料増量側Bへ押寄
せるようにしてある。
このガバナスプリング30の張力を調整するア
クセルレバー28は、第3図及び第4図に示すよ
うになつている。
即ち、ポンプ室21の前方に位置するギヤケー
ス32のアクセルレバー組付用開口33を蓋する
蓋板(エンジンの固定壁)34の中央部にその上
下に突出形成した支持ボス35の枢支孔36にア
クセルレバー28の筒軸37を回転自在に枢支さ
せてあり、筒軸37の上端部に調速操作腕38を
固着するとともに、下端部に係止腕29が固着し
てある。
そして、アクセルレバー28の筒軸37には、
エンジン停止レバー40の軸41が貫通して枢支
されており、この軸41の上端部に停止操作腕4
2を固着し、下端部に主ガバナレバー26の受動
面Gaを押してエンジンを停止する押腕44を固
着してある。
アクセルレバー28及びエンジン停止レバー4
0をこのように構成すると、アクセルレバー28
の調速操作腕38とエンジン停止レバー40の停
止操作腕42とは上下に位置し、この両者38,
42は捻りスプリング43で連結される。
こうして、調速操作腕38と停止操作腕40と
を捻りスプリング43で連結すると、調速操作腕
38が停止操作腕42の上端から上方に離れるの
で、調速操作腕38を回動操作したときに、これ
に停止操作腕42がつれ回る摩擦力を減少でき
る。
また、捻りスプリング43が調速操作腕38に
対して停止操作腕42を、エンジン1のストツプ
係止部50に接当するエンジン停止位置Sから軸
42の周方向に沿う方向のエンジン運転位置X側
に弾圧するので調速操作腕38と停止操作腕42
とは互いに離間するように付勢される。従つて、
調速操作腕38をアイドリング回転位置Yへ回動
させても、停止操作腕42は捻りスプリング43
でその一端が係止片45に接当した運転位置Xに
保たれてつれ回りするのが防止される。
尚、両操作腕38,42にはこれらを別々に操
作するために操作ロツド46及びアクセルワイヤ
47が連結してある。
次に、上記のように構成した運転操作レバーの
作用を述べると、エンジン1の運転中はアクセル
ワイヤ47の押引調節により、アクセルレバー2
8の調速操作腕38の一端部が最高回転ストツパ
ー48に接当する最高回転位置Zと、アイドリン
グ回転ストツパー49に接当するアイドリング回
転位置Yとの間の所望のエンジン回転数になるよ
うに、アクセルレバー28の調速操作腕38がセ
ツトされる。
そして、調速操作腕38がセツトされる時やア
イドリング回転位置Yへ揺動される場合、エンジ
ン停止レバー40の停止操作腕42が捻りスプリ
ング43で調速操作腕38から離間するように付
勢されていることから停止操作腕42がつれまわ
り、不意にエンジンを停止させることがない。
《効果》 本考案は、以上に述べたように構成され作用す
るので次の効果を奏する。
即ち、エンジン停止操作腕が捻りスプリングで
調速操作腕から外方へ引離して、両腕間の摩擦伝
動がなくなるうえ、捻りスプリングでエンジン停
止操作腕が運転停止位置に強制的に押付けられて
いることから、調速レバーの操作時にエンジン停
止レバーがつれ回つてエンジンを不意に停止させ
てしまうというミスをなくせる。
しかも、調速レバーが捻りスプリングでアイド
リング回転位置側へ押付けてあるので、調速レバ
ーをワイヤー等で遠隔操作する場合に、調速レバ
ーと遠隔操作具との連結部の誤差を吸収でき、高
精度に遠隔操作することができる。
加えて、上記効果を奏するための構造は、調速
操作腕と停止操作腕との間に一本の捻りスプリン
グを介装するだけの簡単な構造で済み、安価に実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は縦形デイ
ーゼルエンジンの概略正面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は要部の平面図であり、
第4図は要部の縦断面図である。 1……デイーゼルエンジン、20……燃料噴射
ポンプ、24……ガバナフオース、25……燃料
噴射量調節用ラツク、26……主ガバナレバー、
28……調速レバー、29……係止腕、30……
ガバナスプリング、34……1の固定壁、36…
…枢支孔、37……筒軸、38……調速操作腕、
40……エンジン停止レバー、41……40の
軸、42……停止操作腕、43……捻りスプリン
グ、44……押腕、48……最高回転ストツパ
ー、49……アイドリング回転ストツパー、A…
…燃料減量側、B……燃料増量側、G……ガバナ
レバー、Ga……Gの受動面、S……エンジン停
止位置、X……エンジン運転位置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイーゼルエンジン1の燃料噴射ポンプ20の
    燃料噴射量調節用ラツク25を、ガバナレバーG
    を介して、ガバナスプリング30で燃料増量側B
    に、ガバナフオース24で燃料減量側Aに押寄せ
    るように構成し、 ガバナスプリング30の張力を調節する調速レ
    バー28をアイドリング回転ストツパー49と最
    高回転ストツパー48との間で進退調節揺動可能
    に構成し、 ガバナレバーGを燃料無噴射位置に押寄せるエ
    ンジン停止レバー40をエンジン運転位置Xとエ
    ンジン停止位置Sとの間で進退揺動可能に構成
    し、 調速レバー28は筒軸37の一端に調速操作腕
    38を、他端に係止腕29を固定して構成し、エ
    ンジン1の固定壁34に明けた枢支孔36に調速
    レバー28の筒軸37を往復回転可能に枢支する
    とともに、その調速操作腕38を固定壁34の外
    側に、係止腕29をその内側に位置させ、係止腕
    29とガバナレバーGとにガバナスプリング30
    を架着し、 エンジン停止レバー40は軸41の一端に停止
    操作腕42を他端に押腕44を固定して構成し、
    エンジン停止レバー40の軸41を調速レバー2
    8の筒軸37に往復回転自在に枢支するととも
    に、その停止操作腕42を調速操作腕38の外側
    に、押腕44を係止腕29の外側に位置させ、押
    腕44をガバナレバーGの受動面Gaに進退可能
    に対向させたデイーゼルエンジンの運転操作レバ
    ー装置において、 停止操作腕42と調速操作腕38とに亘つて捻
    りスプリング43を介在させるとともに係止し、
    この捻りスプリング43で調速操作腕38に対し
    て停止操作腕42を、軸41の軸心方向に沿う方
    向には外方に、軸41の周方向に沿う方向にはエ
    ンジン運転位置X側に弾圧するように構成した事
    を特徴とするデイーゼルエンジンの運転操作レバ
    ー装置。
JP7379282U 1982-05-19 1982-05-19 デイ−ゼルエンジンの運転操作レバ−装置 Granted JPS58175141U (ja)

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JP7379282U JPS58175141U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 デイ−ゼルエンジンの運転操作レバ−装置

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JP7379282U JPS58175141U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 デイ−ゼルエンジンの運転操作レバ−装置

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JPS58175141U JPS58175141U (ja) 1983-11-22
JPH0138271Y2 true JPH0138271Y2 (ja) 1989-11-16

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60105842U (ja) * 1983-12-23 1985-07-19 株式会社クボタ デイ−ゼルエンジンの速度制限装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531219U (ja) * 1978-08-22 1980-02-28
JPS567500A (en) * 1979-06-28 1981-01-26 Mitsubishi Electric Corp Method of grounding shield case

Patent Citations (2)

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