JPH0543141U - 真空密着式焼付装置 - Google Patents

真空密着式焼付装置

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JPH0543141U
JPH0543141U JP9019591U JP9019591U JPH0543141U JP H0543141 U JPH0543141 U JP H0543141U JP 9019591 U JP9019591 U JP 9019591U JP 9019591 U JP9019591 U JP 9019591U JP H0543141 U JPH0543141 U JP H0543141U
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敬祐 平井
章一 清水
和夫 吉田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決めピン15の周囲での真空密着を良好
に行う。 【構成】 真空密着式焼付装置は、透光板5と弾性シー
ト26間に形成された露光室38と、弾性シート26と
シート支持板22間に形成された予備排気室37とを有
する。シート支持板22には、位置決めピン15のブッ
シュ16が固設されており、弾性シート26を貫通して
いる。位置決めピン15の周囲の弾性シート26は可撓
性シール部材33でシールされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、真空密着式焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の真空密着式焼付装置は、たとえば、実開平2−64934号公報に示 す如く焼付台と、上枠と、排気手段と、予備排気手段とを備えている。焼付台は 、シート支持板と、シート支持板に周辺を固定されかつシート支持板上に吸着可 能に設けられた弾性シートとを備えている。弾性シートは、その周囲が両面接着 テープによりシート支持板上に固着されている。また、シート支持板上には、位 置決めピンを挿入するための1対のブッシュが立設されている。このブッシュは 弾性シートの周囲の両面接着テープで固着された固定部を貫通している。位置決 めピンは、弾性シート上に載置された感材(刷版)を位置決めするためのもので ある。
【0003】 上枠は、焼付台に対して開閉自在に設けられており、縁枠と、縁枠の下面に配 置された透光板とを備えている。排気手段は、弾性シートと透光板との間に気密 シールを介して形成される露光室を排気するためのものである。予備排気手段は 、弾性シートとシート支持板との間に形成される予備排気室を排気し、弾性シー トを吸引するためのものである。
【0004】 このように構成された従来の焼付装置では、弾性シートと透光板との間に原板 フィルムと感材とを真空密着する場合、当初は予備排気手段で予備排気室を排気 することで弾性シートをシート支持板へ吸着するとともに、露光室をある程度排 気減圧してから、予備排気室を大気連通している。 つまり、露光室をある程度減圧するまでは、前記予備排気室を排気して弾性シ ートをシート支持板へ吸着させておき、それから前記予備排気室を大気連通させ ることにより、弾性シートを大気圧で押し上げる。これにより、弾性シートと透 光板との密着部分が中央部から周辺部に拡大されるので、原板フィルムと感材と の間に空気溜まりが生じにくくなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の構成では、ブッシュの貫通した部分の弾性シートを固定するため、 また貫通部分の気密を保持するために、ブッシュが弾性シートの周縁の固定部を 貫通している。したがって、ブッシュの周囲では、弾性シートが両面接着テープ で固着されるので弾性シートが湾曲しづらく、弾性シートと感材との間に若干の 間隙が生じる。このため、位置決めピンの周囲で真空密着不良が生じる。
【0006】 本考案の目的は、ブッシュ等の位置決め部材の周囲での真空密着を良好に行う ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る真空密着式焼付装置では、位置決め部材が貫通した部分近傍の弾 性シートを可撓的に固定し、かつ気密を保つようにシールする可撓性シール部材 を設ける。
【0008】
【作用】
本考案に係る真空密着式焼付装置では、位置決め部材が、貫通する部分の近傍 の弾性シートは可撓性シール部材で固定されている。したがって、弾性シート上 に感材が位置決めされた状態で予備排気手段によりシート支持板と弾性シートと の間の空気が排気及び、続いて大気開放されると、位置決め部の周囲の部分を含 めて弾性シートが透光板に対して感材等を押し当てる。
【0009】 ここでは、位置決め部材の周囲の弾性シートも可撓的に固定されているので透 光板に対して感材等を押し当て可能になるので、位置決め部の周囲でも真空密着 を良好に行える。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例による真空密着式焼付装置を示している。 この焼付装置は、原板フィルムを原板搬送用ベルトで位置決めするようにした ベルト搬送式多面焼付機である。焼付機は、機枠本体1と、機枠本体1の上面に 昇降自在に設けられた焼付台2と、焼付台2に対して開閉可能に設けられた上枠 3と、上枠3の上方に配置された焼付用光源8とを備えている。上枠3は、縁枠 4と、縁枠4の下面に配置された透光板5とを備えている。透光板5の上面には 、巻出し式マスク装置(図4)13が配置されている。
【0011】 焼付台2上には、図2に示すように感材Pを位置決めするための位置決めピン 15,15が設けられている。位置決めピン15,15は、ブッシュ16,16 に上下移動可能に挿入されており、図示しないスプリングにより上方に常時付勢 されている。また焼付台2には、焼付台2に対してX及びY方向に移動可能な原 板搬送用ベルト6が配置されている。この原板搬送用ベルト6で、焼付台2上に 位置決め載置したPS板等の感材Pに対して、原板フィルムSを順次位置決めし て多面焼き付けする。原板搬送用ベルト6は、図2に示すように、焼付台2の左 右に配置した1対のプーリ10,10に、板厚0.2mm程度の無端帯板を巻き 架け、焼付台2を取り巻くように設けられている。
【0012】 上枠3は、図1及び図3に示すように、その左右両端中央に設けられたエアシ リンダ7によって開閉可能になっており、全開姿勢Eと半開姿勢Fと閉姿勢Gと の間で切り換えられ得る。全開姿勢Eでは、感材Pや原板フィルムSの交換を行 う。半開姿勢Fでは、原板搬送用ベルト6を作動して原板フィルムSを、X及び Y方向に移動させ、所定位置に原板フィルムSを移動させる。また閉姿勢Gでは 、原板フィルムSと感材Pとを密着し、焼き付けする。
【0013】 原板フィルムSは、図2に示すように、その前端辺(図の左端辺)が原板搬送 用ベルト6に接着テープ12で止められ、焼付台2上に位置決め載置された感材 Pに対してX及びY方向に位置決めされる。このとき、焼付台2が少し下降して 、原板搬送用ベルト6と原板フィルムSとの間に相対移動可能な間隙を形成する ようになっている。この間隙を通して、焼付台2の前縁に配置されたエアノズル 9よりエアが噴出し、原板フィルムSの後端辺が垂れ下がって感材Pに接触する のを防止する。
【0014】 焼付台2は、図4に示すように、枠フレーム21と、枠フレーム21内に固設 されたシート支持板22と、シート支持板22上に両面接着テープ28によりそ の周囲のみを固着された弾性シート26とから主に構成されている。シート支持 板22は表板23と、裏板24とから主に構成され、表板23と裏板24との間 には空間25が形成されている。
【0015】 透光板5の周囲には気密シール14が配置されている。気密シール14は、透 光板5と弾性シート26との間に形成される露光室37を気密に封止し得るよう になっている。 弾性シート26は、図5に示すように、両面接着テープ28で固着された固定 部26bと、固定部26bの内側の弾性部26aとから構成される。この弾性部 26aの下面とシート支持板21の表板23の上面との間には予備排気室38( 図4)が形成されている。両面接着テープ28の厚さは0.6mm程度であり、 したがって予備排気室の高さも略同寸となっている。予備排気室38は、表板2 3に形成された多数の孔39により空間25と連通している。
【0016】 ブッシュ16,16は、表板23に適長離隔して立設されており、弾性シート 26の弾性部26aに形成された貫通孔40(図6)を貫通している。また位置 決めピン15は、弾性シート26から上方に突出している。表板23にはブッシ ュ16,16の周囲において、それらのブッシュ16,16を囲むように矩形枠 状の0.4mm厚程度のゴム板34が糊付けされている。また、弾性シート26 の貫通孔40を囲む部分には、矩形状の0.2mm厚程度のゴム板36が固定さ れている。ゴム板36の外形寸法は、ゴム板34の内方寸法よりやや小さくなっ ている。ゴム板36の下面とゴム板34の上面とは薄いゴム膜またはフィルム等 からなるシール35により接合されている。これらのゴム板34,36とシール 35とにより可撓性シール部材33が構成されている。この可撓性シール部材3 3により、ブッシュ15周りが封止され、露光室37と予備排気室38とが隔離 されている。
【0017】 露光室37は、図4に示すように、排気孔27及びバルブ31を介して真空ポ ンプ30に接続されている。バルブ31は、排気孔27を真空ポンプ30に接続 する状態と大気に開放する状態とをとり得る。また、予備排気室38は、空間2 5、排気孔29及びバルブ32を介して真空ポンプ30に接続されている。バル ブ32は、排気孔29を真空ポンプ30に接続する状態と大気に開放する状態と をとり得る。
【0018】 次に上記構成による真空密着動作について説明する。 まず、感材Pを、位置決めピン15により位置決めしつつ弾性シート26上に 載置する。続いて、原板搬送用ベルト6でフィルム原板Sを感材P上に位置決め し、上枠3を閉止する。 このような準備を行ったのち真空ポンプ30を作動させる。そして電磁弁31 ,32を、排気孔27,29が真空ポンプ30に接続する位置に切り換え、露光 室37及び予備排気室38内の空気を排気する。すると、弾性シート26はシー ト支持板22上に吸着される。一方、透光板5と弾性シート26との間の露光室 37が排気減圧される。
【0019】 露光室37の真空圧がたとえば400mmHg程度に達すると、電磁弁32を 大気と連通する側に切り換える。これにより、弾性シート26がその中央部分か ら順に大気圧によって図7に示すように押し上げられ、フィルム原板Sと感材P が中央から密着する。このとき、可撓性シール部材33が伸びるので、ブッシュ 16周回りの弾性部26aも透光板5に密着する。
【0020】 この状態で所定時間が経過すると、感材Pが透光板5に真空密着した状態とな る。 次いで、光源8を点灯して、焼き付けを行う。焼き付けが終了すれば、電磁弁 31を大気に連通する側に切り換え、露光室37を大気に連通する。それととも に、電磁弁32を真空ポンプ30側に切り換え、空間25及び38を排気する。 これにより再度弾性シート26がシート支持板22に密着する。
【0021】 上記動作を反復することにより多面焼き付けが行える。 本実施例では、ブッシュ16の周囲の弾性シートが露光室37と予備排気室3 8とを封止するための可撓性シール部材33により固定されており上下に変形可 能になっているので、ブッシュ16の周囲において弾性部26aによる感材P及 び原板フィルムSの透光板5に対する密着は確実である。
【0022】 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、ベルト搬送式の多面焼付機に本発明を採用したが、こ れに限られるものではなく、一般の真空密着式の焼付機においても広く本考案を 実施可能である。 (b) 前記実施例では、気密シールにより2つのブッシュの周囲を一括して封 止するようにしたが、これらを個別に封止するようにしてもよい。 (c) 前記実施例では露光室と予備排気室を排気するための真空ポンプを兼用 としたが、別個に設けてもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案に係る真空密着式焼付装置では、感材等の位置決めを行う位置決め部材 が弾性シートの弾性部の貫通孔を貫通して配置されており、かつ弾性シートの貫 通孔近傍は可撓性シール部材で固定されているので、弾性部で透光板にシートを 押し当てる際に、位置決め部材の周囲も押し当て可能となる。このため、位置決 め部材の周囲での真空密着不良が生じにくく、真空密着が良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるベルト式多面焼付機の
斜視図。
【図2】焼付台の平面図。
【図3】多面焼付機の側面図。
【図4】図2のIV−IV断面部分図。
【図5】弾性シートの平面図。
【図6】真空密着前の状態を示す断面図。
【図7】真空密着後の状態を示す断面図。
【符号の説明】
2 焼付台 5 透光板 15 位置決めピン 16 ブッシュ 26 弾性シート 26a 弾性部 30 真空ポンプ 31,32 電磁弁 33 可撓性シール部材 37 予備排気室 38 露光室 40 貫通孔 P 感材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート支持板と、前記シート支持板上に配
    設され、その周囲を前記シート支持板に固着した弾性シ
    ートとからなる焼付台と、 前記焼付台に対して開閉自在であるとともに、縁枠の下
    面に透光板を備えた上枠と、 前記弾性シートと透光板との間に形成される露光室を排
    気する排気手段と、 前記弾性シートとシート支持板との間に形成される予備
    排気室を排気する予備排気手段と、 前記シート支持板上に設けられるとともに、前記弾性シ
    ートに設けられた貫通孔より、その上部を弾性シート上
    に露出させた位置決め部材と、 前記貫通孔近傍で前記弾性シートを前記シート支持板に
    対し可撓的に固定し、 かつ、気密を保つようにシールする可撓性シール部材
    と、 を備えた真空密着式焼付装置。
JP1991090195U 1991-11-01 1991-11-01 真空密着式焼付装置 Expired - Fee Related JP2568775Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57110557U (ja) * 1980-12-25 1982-07-08
JPS60181741U (ja) * 1984-05-15 1985-12-03 株式会社 キタムラ 真空密着焼付機

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