JPH0543008Y2 - - Google Patents

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JPH0543008Y2
JPH0543008Y2 JP1988048945U JP4894588U JPH0543008Y2 JP H0543008 Y2 JPH0543008 Y2 JP H0543008Y2 JP 1988048945 U JP1988048945 U JP 1988048945U JP 4894588 U JP4894588 U JP 4894588U JP H0543008 Y2 JPH0543008 Y2 JP H0543008Y2
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cable drum
cable
drum
pedestal
turnbuckle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はケーブルドラムの架台据え付け構造に
関し、特に、ケーブルドラムの輸送時等にドラム
の回転移動を防止し、ドラムを定位置に保持する
ことができるケーブルドラムの架台据え付け構造
に関する。
〔従来の技術〕 従来のケーブルドラムと架台を固定する方法と
して、実公昭58−15406号公報および実公昭58−
15407号公報に示されるものがある。実公昭58−
15406号公報はワイヤーロープの一端に設けられ
たフツクを架台の板状部材の各端部に設けられた
リングに引つ掛け、他端をケーブルドラムの中心
に設けられたスパイダに通し、他方のリングに引
つ掛けた後、締付具によつてワイヤーロープを緊
張させて架台にケーブルドラムを固定するもので
ある。また、実公昭58−15407号公報はケーブル
架台の支持ブロツク上部の斜面に包装材で外装さ
れたドラムの外周をあてがい、更に、ドラム鍔に
設けられた外側補強板と支持ブロツクに設けられ
たフランジを密着させた後、フランジの孔と、外
輪補強板に設けられた孔にボルトを挿入し、ナツ
トで締め付けて固定するものである。以上の固定
方法によると、ドラムの回転を防止することがで
きるため、船積み等によつて安全な輸送を行うこ
とができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のケーブルドラムの架台据え付け
構造によると、実公昭58−15406号公報の場合、
ワイヤーロープをドラムのスパイダーに引つ掛け
て固定しているため、ワイヤーロープのすわり
(安定性)が悪く、スパイダーに無理な力がかか
り易く、また、船舶輸送する場合、船舶内の運搬
用あるいは固定用としてワイヤーロープを流用さ
れ、ワイヤーロープが緩んだり、はずれたりする
恐れがある。また、実公昭58−15407号公報の場
合、架台とドラムを直接ボルトで固定しているた
め、ドラムの着脱が面倒であり、また、時間を要
するという不都合を有する。
従つて、本考案の目的はケーブルドラムを定位
置に保持することができ、かつ、ドラムの着脱等
の作業性を向上したケーブルドラムの架台据え付
け構造を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上述べた目的を実現するため、ケー
ブルドラムの内輪に設けられた第1および第2の
引つ掛け部材とケーブル架台の台座に設けられた
第3および第4の引つ掛け部材とを長さ調節可能
なターンバツクルのフツクを介して接続するよう
にしたケーブルドラムの架台据え付け構造を提供
するものである。
即ち、本考案のケーブルドラムの架台据え付け
構造は以下の手段を備えている。
(1) 引つ掛け部材 ケーブルドラムの内輪部およびケーブル架台の
台座に設けられており、後述するターンバツクル
を接続するものである。この引つ掛け部材間をタ
ーンバツクルを介して接続することによりケーブ
ル架台にケーブルドラムを固定することができ
る。
(2) ターンバツクル 前述した引つ掛け部材にターンバツクルの両端
に設けられたフツクを接続する。ターンバツクル
は所定の方向に回転させることによりこのフツク
を軸方向に移動させることができ、フツクの着
脱、ターンバツクルの張力の調整を行うことがで
きる。
〔作用〕
両フツクを両引つ掛け部材に掛けた状態でター
ンバツクルを所定の方向に回転させると、両フツ
クが軸方向に移動する。両フツク間の長さが短く
なるようにターンバツクルを回転させると、ケー
ブルドラムをケーブル架台に大きな保持力で固定
することができる。
〔実施例〕
以下、本考案のケーブルドラムの架台据え付け
構造を詳細に説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、ケーブル架台2の台座3にケーブルドラム1
の外輪部1aを当接するようにしてケーブルドラ
ム1がケーブル架台2に載置されている。ケーブ
ルドラム1の内輪部1bには間隔を有して引つ掛
け部材5aが設けられており、この間隔はケーブ
ルドラム1の形状、大きさに応じて有効な保持力
が作用するように決定される。また、ケーブル架
台2の台座3にも所定の位置に引つ掛け部材5b
が設けられている。引つ掛け部材5aと引つ掛け
部材5bには長さ調節可能なターンバツクル4に
ねじ係合したフツク4a,4bが掛けられてお
り、ターンバツクル4を所定の方向に回転させる
ことによりターンバツクル4の両端のフツク4
a,4bをターンバツクル4に近ずけるように移
動させ、引つ掛け部材5aおよび引つ掛け部材5
bの間を緊張させるようになつている。このた
め、ケーブル架台2にケーブルドラム1を固定す
ることができる。尚、6はスパイダー、7はコル
ゲート補強された鍔板である。
以下、ケーブルドラム1をケーブル架台2へ据
え付ける手順を説明する。
まず、ケーブル架台2の台座3にケーブルドラ
ム1の外輪部1aが当接するようにしてケーブル
架台2にケーブルドラム1を載せ、内輪部1bに
設けられた引つ掛け部材5aと台座3に設けられ
た引つ掛け部材5bにターンバツクル4にねじ係
合されているフツク4a,4bを引つ掛ける。第
2図ではリング状のフツク4aが引つ掛け部材5
aに予め取り付けられているが、これに限定する
ものではない。ターンバツクル4を所定の方向に
回転させると、フツク4a,4bはターンバツク
ル4の中心に向かつて移動し、引つ掛け部材5
a,5bによる2方向からの張力を付加してケー
ブルドラム1をケーブル架台2に固定する。この
引つ掛け部材5a,5bを設けるにあたつて、ケ
ーブルドラム1の中心軸を通る仮想線上に一線化
して両者を設けると、架設されるターンバツクル
4によつて付加される2方向からの張力がケーブ
ルドラム1の内輪部1bに変形や損傷を与えるこ
となく、ケーブル架台2に対して安定した支持を
もたらすことができる。また、ケーブル架台2よ
りケーブル1を取り外す場合、ターンバツクル4
を逆に回転させることにより容易に取り外すこと
ができる。
このようにして固定されたケーブルドラムを運
搬時にも回転、移動することなく定位置に保持す
ることができ、ケーブルドラムの着脱等の作業性
も良くなる。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案のケーブルドラムの
架台据え付け構造によると、ケーブルドラムの内
輪に設けられた第1および第2の引つ掛け部材と
ケーブル架台の台座に設けられた第3および第4
の引つ掛け部材とを長さ調節可能なターンバツク
ルのフツクを介して接続するようにしたため、ケ
ーブルドラムを定位置に保持することができ、か
つ、ドラム等の着脱等の作業性が向上する。ま
た、ワイヤーロープ、ボルト等の部品が不用とな
り経済的になると共にケーブルドラムの固定作業
を簡略化しながらも確実な固定を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
側面図および斜視図。 符号の説明、1……ケーブルドラム、1a……
外輪部、1b……内輪部、2……ケーブル架台、
3……台座、4……ターンバツクル、4a,4b
……フツク、5a,5b……引つ掛け部材、6…
…スパイダー、7……鍔板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケーブル架台の台座にスパイダーによつて内
    輪を支持され、前記内輪と外輪の間に鍔板が設
    けられているケーブルドラムを固定するケーブ
    ルドラムの架台据え付け構造において、 前記ケーブルドラムの内輪に間隔を有して設
    けられる第1および第2の引つ掛け部材と、 前記ケーブル架台の前記台座に前記第1およ
    び第2の引つ掛け部材に対応して設けられる第
    3および第4の引つ掛け部材と、 前記第1および第3の引つ掛け部材および前
    記第2および第4の引つ掛け部材に架設され、
    架設長の調節可能な機構を備えた連結棒とを有
    することを特徴とするケーブルドラムの架台据
    え付け構造。 (2) 前記連結棒は、ターンバツクルである請求項
    第1項記載のケーブルドラムの架台据え付け構
    造。
JP1988048945U 1988-04-12 1988-04-12 Expired - Lifetime JPH0543008Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01152962U JPH01152962U (ja) 1989-10-20
JPH0543008Y2 true JPH0543008Y2 (ja) 1993-10-28

Family

ID=31275069

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JP1988048945U Expired - Lifetime JPH0543008Y2 (ja) 1988-04-12 1988-04-12

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JP (1) JPH0543008Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652218U (ja) * 1979-09-28 1981-05-08
JPS5815406U (ja) * 1981-07-22 1983-01-31 株式会社東芝 配電盤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652218U (ja) * 1979-09-28 1981-05-08
JPS5815406U (ja) * 1981-07-22 1983-01-31 株式会社東芝 配電盤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01152962U (ja) 1989-10-20

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