JPH0542818Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0542818Y2
JPH0542818Y2 JP5868889U JP5868889U JPH0542818Y2 JP H0542818 Y2 JPH0542818 Y2 JP H0542818Y2 JP 5868889 U JP5868889 U JP 5868889U JP 5868889 U JP5868889 U JP 5868889U JP H0542818 Y2 JPH0542818 Y2 JP H0542818Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basis weight
base fabric
adhesive
nonwoven fabric
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5868889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02149229U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5868889U priority Critical patent/JPH0542818Y2/ja
Publication of JPH02149229U publication Critical patent/JPH02149229U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0542818Y2 publication Critical patent/JPH0542818Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、布団やマツトレス等を汚水等から保
護するための看護用防水シーツに関し、特に、肌
ざわりが良好であつて適宜回数の洗濯にも耐える
ことができるものである。
[従来の技術] 従来の、この種の看護用防水シーツとしては、
例えば、第2図に示すようなものがある。
このものは、気孔のないポリエチレンフイルム
により形成された基布1の片面に、ほぼ全面に塗
布された接着剤2を介して、レーヨンにより形成
された不織布3を貼着して構成されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来の看護用防水シーツ
にあつては、上述のように構成されていたため、
洗うと不織布が毛羽立つてしまうことから洗濯す
ることができず、1枚のシーツでは1度の使用に
しか耐え得ないという課題があつた。
また、上述した従来の看護用防水シーツは、そ
の坪量が100g/m2以上あつてごわごわした感じ
があつたため、肌触りが悪いという課題もあつ
た。
本考案は、かかる従来の課題に鑑みてなされた
ものであり、坪量を小さくした基布及び不織布
を、通気が可能な状態に塗布された接着剤を介し
て貼着する構造とすることにより、上記課題を解
決することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本考案における看
護用防水シーツは、多数の微細な気孔を有し且つ
坪量が40g/m2以下であるポリエチレンフイルム
により形成された基布の片面又は両面に、気体が
通過できるように塗布された接着剤を介して、ポ
リプロピレンにより形成された坪量が30g/m2
下である不織布を貼着してなることを特徴として
いる。
[作用] 本考案に係る看護用防水シーツは、ポリエチレ
ンフイルムからなる基布の坪量が40g/m2以下で
あつて、ポリプロピレンからなる不織布の坪量が
30g/m2以下であるため、薄くて柔らかく肌触り
の良いシーツ生地が得られると共に、ある程度の
強度があつて数回の洗濯にも耐えることができ
る。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、図中5は、多数の微
細な気孔を有するポリエチレンフイルムにより形
成された基布である。基布5の坪量は40g/m2
下である必要があり、好ましくは35g/m2程度が
最適である。
6は、基布5の片面に塗布された接着剤であ
り、気体が通過できるように塗布されている。接
着剤6の塗布方法としては、例えば、粉末状の接
着剤を基布5の上に振りまき、それを熱で溶かし
て接着する方法等がある。
7は、接着剤6を介して基布5に貼着された不
織布であり、ポリプロピレンにより形成されてい
る。不織布7の坪量は30g/m2以下である必要が
あり、好ましくは25g/m2程度が最適である。
かかる構成を有する看護用防水シーツは、例え
ば、次のようにして製造することができる。
基布5及び不織布7は、予め定められた所定の
坪量のものをそれぞれ形成しておく。
まず、基布5の上面に、後に微細な通気孔が多
数できるように粉状の接着剤を振りまき、その上
に不織布7を重ね合せる。しかる後、不織布7の
上からヒートローラを掛けて接着剤を熱で溶か
し、溶けた接着剤6により基布5及び不織布7間
を貼着する。
この場合、接着剤6は、その層の厚みが数ミク
ロン程度であつて、その坪量は15g/m2程度が好
適である。従つて、本看護用防水シーツの総坪量
は、最大で85g/m2、好適なものとしては75g/
m2程度(因に、従来のものは100g/m2以上)で
ある。
このようにして製造された看護用防水シーツ
は、ある程度の強度を有していて、しかも薄くて
柔らかいため、肌触りが良くて使用者にごわごわ
した異和感を与えることがない。また、基布5が
透湿性を有していると共に、不織布7が洗つても
毛羽立つことがないから、数回の洗濯にも耐える
ことができ、しかも乾き易いという利点がある。
なお、上記実施例では、基布5の片面にのみ不
織布7を貼着した例について説明したが、本考案
はこれに限定されるものではなく、基布5の両面
に不織布7を貼着してもよく、これによつても同
様の効果が得られる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案は上述のとお
り構成されているので、次に記載する効果を奏す
る。
ある程度の強度を有していて、しかも薄くて柔
らかいため、肌触りが良くて使用者にごわごわし
た異和感を与えることがないと共に、基布が透湿
性を有し且つ不織布が洗つても毛羽立つことがな
いから、複数回の洗濯にも耐えることができ、し
かも乾き易いため衛生的に使用することができる
と共に、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は従来例を示す断面図である。 5……基布、6……接着剤、7……不織布。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の微細な気孔を有し且つ坪量が40g/m2
    下であるポリエチレンフイルムにより形成された
    基布の片面又は両面に、気体が通過できるように
    塗布された接着剤を介して、ポリプロピレンによ
    り形成された坪量が30g/m2以下である不織布を
    貼着してなる看護用防水シーツ。
JP5868889U 1989-05-23 1989-05-23 Expired - Lifetime JPH0542818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5868889U JPH0542818Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5868889U JPH0542818Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02149229U JPH02149229U (ja) 1990-12-19
JPH0542818Y2 true JPH0542818Y2 (ja) 1993-10-28

Family

ID=31584527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5868889U Expired - Lifetime JPH0542818Y2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0542818Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515554A (ja) * 2007-01-16 2010-05-13 ケーシーアイ ライセンシング インコーポレイテッド 患者の体位変換システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515554A (ja) * 2007-01-16 2010-05-13 ケーシーアイ ライセンシング インコーポレイテッド 患者の体位変換システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02149229U (ja) 1990-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5091240A (en) Laminate incorporating hot melt and water based adhesives
CA2159940A1 (en) Coversheet for an Absorbent Product
JP2533253B2 (ja) 吸収用物品
JPS6183301A (ja) 弾性脚部をもつ使い捨ておむつ
JPH0464702B2 (ja)
JPH0542818Y2 (ja)
JP2001018311A (ja) 通気不透液性複合シート
JPH0246338Y2 (ja)
JP3684391B2 (ja) 高通気性マット
JPH0246339Y2 (ja)
JPS6023287Y2 (ja) 皮膚用貼付材
JP3220363U (ja) 支持体構造、外用貼付剤
JPS6335672Y2 (ja)
JP2570227Y2 (ja) 貼付用基布
JPH0753572Y2 (ja) シュラフ構成材
JPS6010489Y2 (ja) 化粧パフ
JPH0237440Y2 (ja)
JPS6211541Y2 (ja)
JPH02125993U (ja)
JPH0454171Y2 (ja)
JPS6021057Y2 (ja) 吸収性物品用外覆材
JPS63130029U (ja)
JPH0418605U (ja)
JPS62263B2 (ja)
JPS61186584U (ja)