JPS6021057Y2 - 吸収性物品用外覆材 - Google Patents

吸収性物品用外覆材

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Publication number
JPS6021057Y2
JPS6021057Y2 JP8123983U JP8123983U JPS6021057Y2 JP S6021057 Y2 JPS6021057 Y2 JP S6021057Y2 JP 8123983 U JP8123983 U JP 8123983U JP 8123983 U JP8123983 U JP 8123983U JP S6021057 Y2 JPS6021057 Y2 JP S6021057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
covering material
outer covering
sheet
absorbent
Prior art date
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Expired
Application number
JP8123983U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59188419U (ja
Inventor
嘉一 花野
寛 鈴木
Original Assignee
ライオン株式会社
アンネ株式会社
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Publication date
Application filed by ライオン株式会社, アンネ株式会社 filed Critical ライオン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸収性物品用の外覆材に関する。
生理用ナプキン、紙おむつなどの吸収性物品は、吸収体
の吸収面を残して液体不透過性シートで被覆し、全体を
不織布などの液体透過性シートで被包したものが主とし
て用いられている。
また、このように2つのシートで順次被覆するのでは工
程が煩雑となることから、液体透過性シートの一部に液
体不透過性シートをラミネートするなどした複合シート
からなる外覆材も報告されている(特開昭55−913
54号公報、実開昭48−97994号公報)。
しかしながら、このような外覆材を用いれば、吸収体を
外覆材で被覆するだけで吸収性物品が得られるが、外覆
材がゴワゴワした風合で肌ざわりも悪いため、実際に使
用するには問題があった。
本考案は、風合が良好で肌ざわりもよい外覆材を提供す
ることを目的とするものであり、液体透過性シートに、
液体透過ゾーンを残して液体不透過性シートが積層され
、この液体透過性シートと液体不透過性シートとが、積
層部の固着部と非固着部との面積化が111〜l/10
0の範囲内になるように固着されていることを特徴とす
る外覆材である。
第1図は本考案の外覆材の実施例を示す平面図、第2図
はその断面図であり、液体透過性シート10に、液体透
過ゾーン10aを残して液体不透過性シー)12.12
が両側で重ねられて固着されている。
そして、両シートは従来の複合シートのように全面で接
着されているのではなく、その重なり部でスポット状に
固着されている。
このように、固着部14と非固着部16との面積の比が
171〜1/100となるように、好ましくは173〜
1/10の範囲となるように部分的に固着することによ
り、風合を損なうこともなく、しかも使用時に2枚のシ
ートが剥れることもない外覆材が得られる。
第3図は本考案の外覆材の他の実施例を示す平面図であ
り、中央部に液体透過ゾーンleaを残して囲りに液体
不透過性シート12が固着されている。
液体透過性シートとしてはレーヨン紙なども使用しうる
が好ましくは不織布であり、好ましくは熱溶着性の繊維
からなるものである。
これらの不織布はレーヨン、木材パルプなどの天然繊維
またはポリプロピレン、ポリエステルなどの繊維から湿
式あるいは乾式法で製造することができる。
液体不透過性シートはポリエチレンなどのプラスチック
シート、ポリウレタン、ゴムシートなどが用いられる。
液体透過性シートと液体不透過性シートとの固着方法と
して接着、熱溶着などがあり、たとえは、両シートを重
ね合わせ、加熱したエンボスロールを圧着することによ
り両シートをスポット状に熱融着することができる。
第4図は本考案の外覆材を用いた吸収性物品の断面図を
示し、吸収体18が外覆材20によって被包されている
この実施例では液体不透過性シート12が外面側にくる
ようにして吸収体18を外覆材20で巻回しているが、
この裏返しに、すなわち液体不透過性シート12を内面
側にして吸収体18を巻回することもできる。
第4図のように液体不透過性シート12を外面側にした
方が、経血等が液体透過性シート10をつたわって経血
等が横に洩れることがない点で好ましい。
吸収体としては従来公知のものがいずれも使用でき、た
とえば、吸収紙、綿状パルプ、レーヨン綿、高分子吸収
体などが単独であるいは併用して用いられる。
また、その形状は問わず、角形、丸形、あるいは長手方
向の両側部に凹状の切欠部を有する変形タイプのいずれ
でもよい。
本考案の外覆材を用いて吸収性物品を製造するには、た
とえば、外覆材の液体透過ゾーンを吸収体に当接させ、
吸収面を形成するようにして外覆材で吸収体を被包し、
外覆材の重なり部を接着あるいはヒートシールすればよ
い。
本考案の外覆材によれば、液体不透過性シートを部分的
に固着することにより、風合を損なわず肌ざわりも良好
であり、しかも、使用時に液体不透過性シートが剥れる
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図であり、第2図は
その断面図である。 第3図は本考案の他の実施例を示す平面図である。 第4図は、本考案の外覆材を用いた吸収性物品の構成例
を示す断面図である。 10・・・・・・液体透過性シート、10a・・・・・
・液体透過ゾーン、12・・・・・・液体不透過性シー
ト、14・・・・・・固着部、16・・・・・・非固着
部、18・・・・・・吸収体、20・・・・・・外覆材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体透過性シートに、液体透過ゾーンを残して液体不透
    過性シートが積層された外覆材であって、この積層部に
    おける液体透過性シートと液体不透過性シートとの、固
    着部と非固着部との面積比が1/1〜1/100の範囲
    内にあることを特徴とする吸収性物品外覆材。
JP8123983U 1983-05-31 1983-05-31 吸収性物品用外覆材 Expired JPS6021057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8123983U JPS6021057Y2 (ja) 1983-05-31 1983-05-31 吸収性物品用外覆材

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JP8123983U JPS6021057Y2 (ja) 1983-05-31 1983-05-31 吸収性物品用外覆材

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JPS59188419U JPS59188419U (ja) 1984-12-14
JPS6021057Y2 true JPS6021057Y2 (ja) 1985-06-24

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JP8123983U Expired JPS6021057Y2 (ja) 1983-05-31 1983-05-31 吸収性物品用外覆材

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JPS59188419U (ja) 1984-12-14

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