JPH0542253U - 繰出し媒体加圧機構 - Google Patents

繰出し媒体加圧機構

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JPH0542253U
JPH0542253U JP10184791U JP10184791U JPH0542253U JP H0542253 U JPH0542253 U JP H0542253U JP 10184791 U JP10184791 U JP 10184791U JP 10184791 U JP10184791 U JP 10184791U JP H0542253 U JPH0542253 U JP H0542253U
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JP
Japan
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medium
pressure
detection lever
metal fitting
feeding
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Application number
JP10184791U
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English (en)
Inventor
芳政 佐藤
好一 池田
晃 佐藤
智行 羽賀
直樹 高山
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体繰出し装置において、繰出しローラによ
って繰出される媒体に加えられる圧力を正確に検知し、
かつ、媒体が均一に繰出しローラに向け加圧される機構
を提供する。 【構成】 第1実施例においては、圧力検知レバー18を
左右の対になった繰出しローラ17の間に配置し、圧力検
知レバー18の先端部分が媒体に圧力を加える媒体底上げ
金具13に向けて延在するように構成し、ほぼ平坦になっ
た媒体11の中央部分で媒体に加えられる圧力を検知し、
第2実施例では媒体底上げ金具13に連結したブラケット
22の底辺が媒体に接するよう構成し、媒体底上げ金具13
に圧力が加えられたときブラケット22の底辺は媒体11を
対の繰出しローラ17に向け均一に加圧する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は繰出し媒体加圧機構、特に媒体収容箱に収容している紙葉類( 媒体) を繰出し搬送する装置において、媒体を繰出す時に媒体に圧力を加えるための機 構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は図3に側面図で示す繰出し媒体加圧機構を開発したもので、図3に おいて、11は媒体、12は媒体収容箱、13は媒体底上げ金具、14は加圧レバー、15 は加圧レバー軸、16はパルスモータ、17は繰出しローラで、繰出しローラは媒体 の両側部に圧力を加えるよう対になって設けられる。18は繰出しローラと同面に あり、かつ、本体の両側から媒体底上げ金具13に向け延在する先端部分をもった 圧力検知レバー( 以下、単に検知レバーという。) 、19はセンサである。
【0003】 かかる媒体繰出し装置は薄紙からMS(マグネットストライプ)付証書までほ ぼ0.2mm から0.7mm の範囲の厚さの媒体を矢印方向に繰出すためのものとして本 出願人により開発された。媒体11は媒体収容箱12内に配置され、これらの媒体は 媒体底上げ金具13によって繰出しローラ17に向けて圧力を加えられている。圧力 を加えるためには、パルスモータ16を回転させ、パルスモータ16の軸に連結され た加圧レバー軸15を回転させ、加圧レバー14によって媒体底上げ金具13に圧力を 加える。図示しないセンサが繰出しローラ17の図に見て下方に配置され、このセ ンサは繰出しローラ17のクラッチに連結されている。検知レバー18の左と媒体収 容箱12の右には図示しない他の装置が配置され、媒体はセンサを通過した後に右 方向に曲がり図示しない搬送路に沿って搬送される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記した検知方式は、ある圧力が媒体に加えられたとき、すなわち繰出しロー ラ17と同面にある検知レバー18が押されるときに、その圧力をセンサ19が検知す る方式である。ここで、繰出しローラの配置をより詳細に示す図4(A) と(B) の 媒体の繰出し方向からみた正面図および図4(C) の側面図を参照すると、検知レ バー18は繰出しローラ17の上部に離れて、かつ、繰出しローラの外側に配置され ている。なお、図4で図3に示した部分と同じ部分は同一符号で示す。そのため に、媒体11が図4(A) に示すように反っているとき、媒体11が検知レバー18によ って検知されると、媒体底上げ金具13はそのときに止まり、この状態で繰出しロ ーラは媒体に圧力を加えることができない。図4(B) に示すように媒体11にMS (磁気ストライプ)21が付けられたものであるとき、媒体11のMS21が付けられ た側が検知レバー18によって検知されるとその状態で媒体底上げ金具13は止まり 、繰出しローラ17は媒体11の媒体のMSの付いていない部分に圧力を加えること ができない。また、図4(C) の側面図を参照すると、変形した媒体11a は実線で 示す検知レバー18で検出され、他の変形した媒体11b は破線で示す位置で検知レ バーによって検知され、図から理解されるようにこの場合検知レバーの先端部分 の位置にバラツキがある。なお、図4(C) において、20は繰出しゲートであり、 このゲートを通って媒体が繰出される。
【0005】 すなわち、従来例では、検知レバーが媒体を検知したときの検知レバーと媒体 底上げ金具との間にはかなり大きなA0 (図4(A) の例) またはB0 (図4(B) の例) の距離が開き、また、変形した媒体を検知するときの検知レバーの先端部 分の位置は図4(C) の例ではCO とかなり大なるバラツキがある。
【0006】 上記したように、従来例では、変形した媒体やMS付媒体が繰出される場合に は、繰出しローラとの接触が不十分であったり片よっていたために、媒体繰出圧 力不足による媒体繰出し不良、または繰出し圧力過大による多数枚媒体繰出しま たは一方の繰出しローラのみとの接触による媒体斜行などの不正確な繰出しが発 生した。そこで本考案の課題は、媒体の繰出・搬送装置において、検知レバーが 媒体と常時的確に接触し、それによって繰出しローラに圧力が適正に加えられ、 媒体の繰出し不良の発生が抑止される繰出し媒体加圧機構を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案第1実施例は、媒体収容箱に収容された媒体を加圧レバーおよび媒体底 上げ金具を介して1対の繰出しローラに向け加圧し繰出す装置において、該媒体 に加えられる圧力を検知する圧力検知レバーは該1対の繰出しローラの間に配置 され、該検知レバーの先端部分は該検知レバーから媒体底上げ金具に向け延在す ることを特徴とし、また第2実施例は、第1実施例の装置において、該媒体底上 げ金具にシャフトが取付けられ、該シャフトにはブラケットが回動可能に取付け られ、該ブラケットの底辺は媒体に接して配置されることを特徴とする。
【0008】
【作用】
すなわち本考案の第1実施例においては、検知レバーを対になった左右の繰出 しローラの間に配置することによって、検知レバーの先端部分はほぼ平坦に加圧 された媒体の中央部分で媒体に接するので媒体に加えられる圧力を正確に検知す ることができ、第2実施例においては、第1実施例の装置にブラケットを加え、 このブラケットは媒体底上げ金具に取付けたシャフトに回動可能に取付けられる ので、媒体底上げ金具に圧力が加えられるとブラケットの底辺は媒体に接し、媒 体を対のローラに向け均一に加圧するのである。
【0009】
【実施例】
先ず、本考案の第1実施例を図1を参照して具体的に説明する。図1(A) と(B ) は同実施例の媒体繰出し方向からみた正面図、同1(C) は同実施例の側面図で 、図中、図3と図4に示した部分と同じ部分は同一符号で示す。この実施例で、 検知レバー18は、繰出しローラ17の内側に配置し、繰出しローラ17のピッチは狭 くし、かつ、検知レバー18は繰出しローラ17に近接して配置する。 図1(A) を参照すると、破線で示す媒体11については、その媒体が繰出しロー ラ17の外側に接触してもまだ検知レバー18は媒体を検知しないから、媒体底上げ 金具13は、図示の位置から媒体11が実線で示す状態になるまでさらに実線で示す 媒体に接する位置まで進められ、このとき検知レバー18は実線で示す媒体11を検 知する。そのとき、検知レバー18と媒体底上げ金具13との距離はA1 であって、 A1 <A0 になることは図1(A) と図4(A) との対比から明らかである。
【0010】 図1(B) に示すMS21が付けられた媒体11の場合は、検知レバー18がMS21の 付いていない媒体11の中央部分を検知するまで媒体底上げ金具13は図に見て左に 進められるので、そのときの検知レバー18と媒体底上げ金具13との間の距離B1 は、図4(B) の場合の距離B0 に比べB1 <B0 となる。
【0011】 さらに図1(C) を参照すると、変形した媒体11a を検知する検知レバー18は実 線で示す位置にあり、他の変形した媒体11b を検知する検知レバー18は破線で示 す位置にあり、変形媒体があるときの検知レバー18の先端位置のバラツキC1 は 、図4(C) の例のバラツキC0 に比べC1 <C0 である。ということは、本考案 第1実施例においては、繰出しローラ17は変形した媒体に対しより確実に対応し 、媒体繰出し不良の発生を低く抑えるものであることが理解されよう。
【0012】 本考案第2実施例は上記した第1実施例にさらに改良を加えたものである。図 2はこの第2実施例を示す図で、図中、図3、図4、図1に示した部分と同じ部 分は同一符号を付けて示し、22はブラケット、23はシャフトで、図2で検知レバ ー18は省略した。
【0013】 第2実施例では、図2(A) に示されるように媒体底上げ金具13にシャフト23を 取付け、このシャフト23にブラケット22を回動可能に取付け、ブラケット22の底 辺は媒体11に接して配置され、ブラケット22は媒体底上げ金具13に圧力が加わえ られたときシャフト23を中心に媒体11を対になった左右の繰出しローラ17に均等 な圧力で加圧するように構成した。
【0014】 MS21が付けられた媒体11については、図2(B) の正面図を参照すると、加圧 レバーがブラケット22の図にみて向うにある図示しない媒体底上げ金具をA方向 に押付けると、媒体底上げ金具に取り付けられているシャフト23を回転中心とす るブラケット22は図2(B) の矢印B方向に回転し、媒体11を繰出しローラ17に押 付けるとき押付け圧力が均一になる。このような構成とすることによって、MS 付き媒体11を繰出すときでも、媒体11は繰出しローラ17に対し均等な圧力で押付 けられ、媒体の適正な繰出しが保証される。ブラケット22には、それが媒体底上 げ金具13の面に対して±10°以上振れないように図示しないストッパを設けても よい。
【0015】
【考案の効果】
以上述べてきたように、本考案第1実施例によると検知レバー18をピッチを狭 くした繰出しローラ17の間にローラに近付けて配置することによって媒体が繰出 しローラに押し付けられたときに検知レバーがそれを正確に検知し、また第2実 施例においては、ブラケットを回動可能に媒体底上げ金具に取り付け、加圧レバ ーが媒体底上げ金具を押付けるときにブラケットは媒体を左右の対になった繰出 しローラのそれぞれに均一な圧力で押付けることにより、媒体の正確な繰出しが 実現された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例の図で同図(A) と(B) は媒体
の繰出し方向に見た正面図、同図(C) は側面図である。
【図2】本考案第2実施例の図で、同図(A) と(B) は側
面図である。
【図3】本出願人の開発した媒体繰出し機構の側面図で
ある。
【図4】図3の装置の使用例を示す図で、同図(A) と
(B) は正面図、同図(C) は側面図である。
【符号の説明】
11 媒体( 紙葉類) 11a,11b 変形した媒体 12 媒体収容箱 13 媒体底上げ金具 14 加圧レバー 15 加圧レバー軸 16 パルスモータ 17 繰出しローラ 18 圧力検知レバー( 検知レバー) 19 センサ 20 繰出しゲート 21 マグネットスクライプ(MS) 22 ブラケット 23 シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 羽賀 智行 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)考案者 高山 直樹 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体収容箱(12)に収容された媒体(11)を
    加圧レバー(14)および媒体底上げ金具(13)を介して1対
    の繰出しローラ(17)に向け加圧し繰出す装置において、 該媒体(11)に加えられる圧力を検知する圧力検知レバー
    (18)は該1対の繰出しローラ(17)の間に配置され、 該検知レバー(18)の先端部分は該検知レバー(18)から媒
    体底上げ金具に向け延在することを特徴とする繰出し媒
    体加圧機構。
  2. 【請求項2】 媒体収容箱(12)に収容された媒体(11)を
    加圧レバー(14)および媒体底上げ金具(13)を介して1対
    の繰出しローラ(17)に向け加圧し繰出す装置であって、 該媒体(11)に加えられる圧力を検知する圧力検知レバー
    (18)は該1対の繰出しローラ(17)の間に配置され、該検
    知レバー(18)の先端部分は該検知レバー(18)から媒体底
    上げ金具に向け延在し、 該媒体底上げ金具(13)にシャフト(23)が取付けられ、 該シャフト(23)にはブラケット(22)が回動可能に取付け
    られ、該ブラケット(22)の底辺は媒体(11)に接して配置
    されることを特徴とする繰出し媒体加圧機構。
JP10184791U 1991-11-15 1991-11-15 繰出し媒体加圧機構 Pending JPH0542253U (ja)

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Cited By (1)

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CN112441440A (zh) * 2019-09-02 2021-03-05 富士施乐株式会社 片材收容装置、图像形成系统及延长单元

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970610