JPH054222Y2 - - Google Patents

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JPH054222Y2
JPH054222Y2 JP7604487U JP7604487U JPH054222Y2 JP H054222 Y2 JPH054222 Y2 JP H054222Y2 JP 7604487 U JP7604487 U JP 7604487U JP 7604487 U JP7604487 U JP 7604487U JP H054222 Y2 JPH054222 Y2 JP H054222Y2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気機器を電源コンセントに接続す
る電源キヤツプに関し、更に詳しくは、遠隔操作
で電源コンセントから離脱できる電源キヤツプに
関する。
(従来の技術) 電気掃除機等の電気機器では使用場所を移動す
るごとに近くの電源コンセントに電源キヤツプを
接続する必要があり、またアイロン等の電機機器
においては、安全のため使用時のみ電源コンセン
トに電源キヤツプを接続していた。これらの電機
機器においては、電源キヤツプの電源コンセント
への抜き差しが多く、移動時或いは作業終了時に
電源キヤツプを電源コンセントから抜くのがめん
どうであつた。そこで遠隔操作で電源コンセント
から外すことができる電源キヤツプとして従来第
5図および第6図に示すものがあつた。
この電源キヤツプは、電源コード1が挿通され
るプラグキヤツプ2の一端にその電源コード1に
接続される接続脚3を一面から突出させつつ保持
する絶縁体4を設け、この絶縁体4に作動体5を
前記接続脚3の突出方向と一致する方向に付勢し
つつ突出自在に設け、前記プラグキヤツプ2の内
部に前記作動体5を退避状態にロツクするロツク
機構を設け、前記プラグキヤツプ2の外周に所定
長さの屈撓筒6を設け、一端が前記屈撓筒6に挿
通されつつ前記ロツク機構に止着されて張力をも
つてそのロツク機構に解除方向への操作力を付与
する屈撓自在な長い線状体7を前記電源コード1
に沿わせてロツク解除手段としたことにより構成
される。
そして、電源キヤツプを把持して、電源コンセ
ントに差し込む場合、作動体5が電源コンセント
の表面に押されて退避し、作動体5の先端部の溝
5aにトーシヨンバネ8の脚9が係合してロツク
状態を維持する。
ロツク状態において電源コード1に沿わせた線
状体7を引くと、その張力は脚9を作動体5から
離す方向へ作用し、作動体5に挿着した圧縮バネ
の圧力によつて作動体5が絶縁体2から突出して
電源コンセントの表面を押圧し、その反力によつ
て電源キヤツプの接続脚3が抜ける。(実用新案
公開公報昭和56年第41980号参照) (考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来例によると、ロツク解除
用の線状体を電気機器の手元まで延長する必要が
あり、電気機器の本来の作用をさせる際に邪魔で
ある場合が生じると共に、デザイン上においても
繁雑である感をぬぐえない。更に、線状体7を長
くすると電源コード1と絡まるおそれが生じ、電
気機器の手元で線状体7を引いてもその張力がト
ーシヨンバネ8の脚9に伝わらず、電源キヤツプ
内のロツク機構を解除できない場合があつた。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、電
源キヤツプや電源コードの外部に何ら付加物を設
けることなく、電気機器の手元で電源キヤツプを
電源コンセントから確実に外すことができるとい
う遠隔操作が可能な電源キヤツプを提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解消するため本考案は、電
源キヤツプの接続脚間に突出自在な作動体を設
け、電源キヤツプ内部に前記作動体を退避状態に
ロツクするロツク機構と、これを解除するロツク
解除手段を設けた電源キヤツプにおいて、前記電
源キヤツプの電源コードが挿通される側に伸縮自
在なジヤバラ部を形成し、該ジヤバラ部内部にス
プリングを固定すると共に、電源コード挿入口近
傍に支点を有する線状体を取付け、該線状体の他
端を前記ロツク機構に接続し、ジヤバラ部の長さ
に応じた線状体の張力に起因して、前記ロツク機
構に解除方向への操作力を付与することを特徴と
している。
(作用) 本考案は上記のように構成したので、プラグキ
ヤツプを把持して電源コンセントへ接続する際、
作動体は電源コンセントの表面に押され、ロツク
機構により退避状態にロツクされ、この状態が維
持される。このとき、電源キヤツプのジヤバラ部
は縮んだ状態となる。電源コードを引張ると、ジ
ヤバラ部が伸長すると共に電源コード挿入口近傍
に支点を有する線状体が引張られ、その張力がロ
ツク機構を解除方向に操作し、作動体を弾発的に
突出させて電源コンセントを押圧し、その反力に
よつてプラグキヤツプの接続脚を電源コンセント
から外す。
(実施例) 本考案の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第4図は本実施例の外観を示す斜視図であり、
第1図において、プラグキヤツプ2はゴム、ビニ
ール等の軟質材で形成し、このプラグキヤツプ2
に、一端が電気掃除機アイロン等の電気機器に接
続された電源コード1が止め具11によつて挿通
固定されている。
プラグキヤツプ2の電源コード1挿入側は、伸
縮自在なジヤバラ部12に形成されている。ジヤ
バラ部12は硬い骨部12aと柔い膜12bを交
互に連続するように螺旋状に構成する。ジヤバラ
部12の内部の電源コード1挿入口側に円板状の
支持板13を固定すると共に、他端側のプラグキ
ヤツプ2内側に溝14を設け、該溝14に固定板
15を嵌合固定する。支持板13および固定板1
5の中央にはそれぞれ孔16,17が設けられ、
該孔16、孔17に後述するロツク機構に接続さ
れた線状体18の内部ワイヤ19を挿通し、内部
ワイヤ19の一端は支持板13の上方に突出する
と共に、下方に抜けない構造となつている。支持
板13と固定板14に挟まれた部分にはスプリン
グ20が螺旋状に形成したジヤバラ部12に沿つ
て装着される。
プラグキヤツプ2の端部には、絶縁体4が挿着
され、この絶縁体4の内側には、前記電源コード
1に極毎に接続される導電性良好な金属による接
続脚3の一端が保持され、接続脚3の他端は、絶
縁体4に設けた孔4aを貫通して、プラグキヤツ
プ2の外部へ突出するように構成されている。
絶縁体4のプラグキヤツプ2内部側には、内部
に空間を形成する支持壁21を固設する。絶縁体
4および支持壁21の中央部にそれぞれ孔22,
23を設け、プラグキヤツプ2内部から外部に貫
通する作動体5を挿着する。作動体5の略中央部
に受座24を固設し、この受座24と支持壁21
の間に動作スプリング25を挿着し、作動体5を
プラグキヤツプ2の外部方向へ付勢し突出自在に
構成する。
受座24は動作スプリング25の先端に当接す
ると共に、作動体5をプラグキヤツプ2の外側へ
抜けないようにしている。また受座24の位置に
より、作動体5のプラグキヤツプ2外部への突出
長が定められる。動作スプリング25は受座24
に当接する側が小さな直径をもち、支持壁21側
へ向つて順次大きな直径となる形状、すなわち接
続脚3の突出方向側に小さな直径となる渦巻き状
に形成する。従つて第2図に示すように動作スプ
リング25が縮んだ状態において、動作スプリン
グ25を支持壁21と受座24の間の同一平面に
位置させることができる。
支持壁21の内部で絶縁体4の上側に、作動体
5が貫通する孔26aを有する連動片26を作動
体5に対して直交するように設ける。連動片26
の一端にコイルスプリング27を固着し、コイル
スプリング27の端部は支持壁21内側に固定す
ることにより連動片26を図の左方向へ付勢して
いる。連動片26の他端には支持壁21に設けた
孔28を介して線状体18の内部ワイヤ19が連
結される。
作動体5の受座24より下方にロツク構29を
設け、このロツク溝29に連動片26の孔26a
より右側部分が嵌合できるようになつている。す
なわち、作動体5に設けたロツク溝29と、連動
片26およびコイルスプリング27によつて、作
動体5を退避状態にロツクするロツク機構を形成
する。
プラグキヤツプ2を把持して接続脚3を電源コ
ンセント30に挿入すると、第2図に示すように
作動体5は電源コンセント30表面によつて押上
げられると共に、受座24が上方へ移動し、動作
スプリング25が圧縮し、作動体5のロツク溝2
9に、コイルスプリング27により図の左側に常
に付勢されている連動片26の孔26aの右側部
分が嵌合すると共に、コイルスプリング27の縮
む力により退避状態(ロツク状態)を保つ。この
とき、線状体18は連動片26により左側に引張
られるので、支持板13付近では下方に引張られ
る。スプリング20は圧縮状態を保ち、電源コー
ド1が引張られると伸びる程度の収縮力があるの
で、第2図のようにジヤバラ部12の硬部12a
がおのおの当接しジヤバラ部12が縮む。
ロツク状態において、電気機器の手元で電源コ
ード1を引張ると、電源キヤツプ自体は電源コン
セントに接続されて固定しているため、ジヤバラ
部12が伸長する。ジヤバラ部が伸長するとそれ
に応じて支持板13と固定板15との間隔が長く
なるので内部ワイヤ19を引張り、その張力によ
りコイルスプリング27の力に抗して連動片26
を図の右方向へ移動させ、その結果、ロツク溝2
9から連動片26がはずれる。
プラグキヤツプ2の電源コード1挿入側はジヤ
バラ部12に形成したので、電源コード1をいず
れの方向から引張つても内部ワイヤ19に張力を
生じさせることができる。すなわち、第3図のよ
うに右方向から電源コードを引張つた場合、右側
の硬部12aは当接したままであるが、左側のジ
ヤバラ部12が伸長することにより内部ワイヤ1
9が引張られ、張力を生じさせる。従つて電源キ
ヤツプに対していずれの方向に電気機器があつて
も、電気機器の手元で電源コード1を引張ること
により電源キヤツプを電源コンセントから外すこ
とができる。
なお、線状体18はフレキシブルで張力を付与
する部材を総称するもので例えばワイヤ等をい
う。
また本実施例においては、動作スプリング25
を接続脚3の突出方向に小さな直径となる渦巻き
形としたので、プラグキヤツプ2を電源コンセン
ト30に挿入する際、圧縮始めにおいて、渦巻ス
プリングの直径の大きい復元の弱い部分が先に作
動するので、挿入時の感触が良好である。また逆
にロツク状態を解除して動作スプリング25の復
元力で電源コンセント30からプラグキヤツプ2
を抜出す際、動作開始時に強力な復元力を必要と
するが、渦巻き形スプリングの直径の小さい復元
力の強い部分が先に作動することにより対処でき
る。
また、電源キヤツプを電源コンセントに挿入す
る際、電源キヤツプの接続脚を完全に元まで挿入
しないと作動体がロツク状態とならず電源キヤツ
プが抜け出てしまうので、電源キヤツプの電源コ
ンセントへの不完全な接合を防止する。
(考案の効果) 本考案は上述したように、電源キヤツプの絶縁
体に設けた作動体のロツク状態を、電源コードを
引張ることによりジヤバラ部を伸長させ、ジヤバ
ラ部内部に位置する線状体に張力を与え、この張
力により作動体のロツク状態を解除するようにし
たので、電気機器の手元で電源コードを引張るこ
とより、ロツク機構を解除方向に作動させ、作動
体を弾発的に突出させて電源コンセントを押圧
し、その反力によつてプラグキヤツプの接続脚を
電源コンセントから外す。従つて、電源コードを
引張るという簡単な操作で、また電気機器が電源
コンセントに対していずれの方向にあつても、そ
の手元で遠隔操作で電源キヤツプを電源コンセン
トから確実に外すことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の電源キヤツプの断面
図、第2図は本実施例の電源キヤツプを電源コン
セントへ差し込んだ状態を示す断面図、第3図は
本実施例のジヤバラ部の動作を示す説明図、第4
図は本実施例の外観を示す斜視図、第5図は従来
の電源キヤツプを示す説明図、第6図は、第5図
の平面断面説明図である。 1……電源コード、2……プラグキヤツプ、3
……接続脚、4……絶縁体、5……作動体、12
……ジヤバラ部、18……線状体、20……スプ
リング、21……支持壁、24……受座、25…
…動作スプリング、26……連動片、27……コ
イルスプリング、29……ロツク溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電源キヤツプの接続脚間に突出自在な作動体を
    設け、電源キヤツプ内部に前記作動体を退避状態
    にロツクするロツク機構と、これを解除するロツ
    ク解除手段を設けた電源キヤツプにおいて、 前記電源キヤツプの電源コードが挿通される側
    に伸縮自在なジヤバラ部を形成し、該ジヤバラ部
    内部にスプリングを固定すると共に、電源コード
    挿入口近傍に支点を有する線状体を取付け、該線
    状体の他端を前記ロツク機構に接続し、ジヤバラ
    部の長さに応じた線状体の張力に起因して、前記
    ロツク機構に解除方向への操作力を付与すること
    を特徴とする電源キヤツプ。
JP7604487U 1987-05-22 1987-05-22 Expired - Lifetime JPH054222Y2 (ja)

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JP7604487U JPH054222Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22

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JP7604487U JPH054222Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22

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JPS63186073U JPS63186073U (ja) 1988-11-29
JPH054222Y2 true JPH054222Y2 (ja) 1993-02-02

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JP4886089B1 (ja) * 2011-09-20 2012-02-29 京子 金山 差込みプラグ装置および差込みプラグ離脱装置

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