JPH0621189Y2 - 電源キヤツプ - Google Patents

電源キヤツプ

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JPH0621189Y2
JPH0621189Y2 JP1986188834U JP18883486U JPH0621189Y2 JP H0621189 Y2 JPH0621189 Y2 JP H0621189Y2 JP 1986188834 U JP1986188834 U JP 1986188834U JP 18883486 U JP18883486 U JP 18883486U JP H0621189 Y2 JPH0621189 Y2 JP H0621189Y2
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JP
Japan
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spring
insulator
power
cap
support wall
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JP1986188834U
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JPS6393079U (ja
Inventor
勇 新倉
Original Assignee
白石電機株式会社
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電機機器を電源コンセントに接続する電源キ
ャップに関し、更に詳しくは、遠隔操作で電源コンセン
トから離脱できる電源キャップに関する。
(従来の技術) 従来の電源キャップを電源コンセントから抜くために
は、人間が電源コンセントの近くへ行き、人手によって
電源キャップを電源コンセントから引き抜く操作が必要
であった。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の電源キャップによると、電機掃除機、ポリッシャ
ー等の電源コンセントから離れた場所で使用する電気機
器の手元で、電源キャップを電源コンセントから抜くこ
とができなかった。特に公共の建物等の長い廊下で電気
掃除機等の電気機器を使用する場合、電源コンセントの
設置場所が限られているので、長い電源コードを用い、
電源コンセントから遠く離れた場所で電気機器を使う場
合が多い。
従って、電気機器の移動または作業終了収納時に電源キ
ャップを電源コンセントから抜くため、長い距離を歩か
なければならないという欠点があった。電源キャップが
電源コードの延びている方向と平行している場合は、無
理はあるが電源コードを引張ることにより、電源コンセ
ントから電源キャップを抜くことができるが、電源コー
ドや電源キャップおよび電源コンセントの劣化を早める
とともに、電源コードの短絡による危険を伴なうという
欠点があった。
また、上述の電源キャップと電源コードが直交する場合
は、電源コードを引張って電源キャップを抜くことが出
来ず、きわめて不便であった。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、電気機器の
手元で、電源キャップを電源コンセントから確実に抜く
ことができる遠隔操作が可能な電源キャップを提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記従来例の欠点を解消するため本考案に係る電源キャ
ップは次の構成を具備することを特徴としている。
電源コードが挿通されるプラグキャップの一端に配置さ
れ前記電源コードに接続される接続脚を一面から突出さ
せて保持する絶縁体を設ける。
該絶縁体のプラグキャップ側に配置され少なくとも上面
及び一対の側面を有して内部に空間部を形成する支持壁
を設ける。
該支持壁の空間部に配置し前記接続脚の突出方向側に小
さな径となる渦巻き形状の動作スプリングを設ける。
前記支持壁,絶縁体及び動作スプリングを貫通し前記接
続脚の突出方向と一致する方向に付勢しつつ突出自在に
配置するとともに前記動作スプリングの受座及びロック
溝を形成した作動体を設ける。
前記作動体に直交する方向に移動可能となるように前記
支持壁上面に配置するとともに、前記作動体が貫通する
孔を有した連動片を設ける。
該連動片を支持壁端部方向に付勢するスプリングを設け
る。
絶縁体側一端を支点とし他端を前記連動片に嵌合させた
可動鉄片を設ける。
コイルに電流を流すことにより前記スプリングの反付勢
方向に前記可動鉄片を吸引するよう配置する電磁石を設
ける。
(作用) 本考案は上記のように構成したので、プラグキャップを
把持して電源コンセントへ接続する場合、作動体は電源
コンセントの表面に押され、動作スプリングの力に抗し
て作動体がキャップ内に退避し、スプリングからの力に
より連動片がロック溝に嵌合し、この状態が維持され
る。
そして、コイルに電流を流すと電磁石が可動鉄片を吸引
し、連動片が前記スプリングの力に抗して反付勢方向に
移動してロック溝から連動片がはずれ、動作スプリング
により作動体を弾発的に絶縁体面から突出させて電源コ
ンセントを押圧し、その反力によってプラグキャップの
接続脚を電源コンセントから抜く。
(実施例) 本考案の一実施例について図面を参照しながら説明す
る。
プラグキャップ1はゴム、ビニール等の軟質材で形成
し、このプラグキャップ1に、一端が電気掃除機、ポリ
シャ等の電気機器Aに接続された電源コードが挿通され
ている。プラグキャップ1の端部には、絶縁体2が挿着
され、この絶縁体2の内側には、前記電源コードにビス
3によって極毎に接続される導電性良好な金属による接
続脚4の一端が保持され、接続脚4の他端は、絶縁体2
に設けた孔2aを貫通して、プラグキャップ1の外部へ
突出するよう構成されている。
絶縁体2のプラグキャップ1内部側には、内部に空間を
形成する支持壁5を固設する。絶縁体2および支持壁5
の中央部にそれぞれ孔6、7を設け、プラグキャップ1
内部から外部に貫通する作動体8を挿着する。作動体8
の略中央部に溝9を設け、この溝9に受座10を挿設
し、この受座10と支持壁5の間に動作スプリング11
を挿着し、作動体8をプラグキャップ1の外部方向へ付
勢し突出自在に構成する。
受座10は動作スプリング11の先端に当接すると共
に、作動体8をプラグキャップ1の外側へ抜けないよう
にしている。また受座10の位置により、作動体8のプ
ラグキャップ1外部への突出長が定められる。動作スプ
リング11は受座10に当接する側が小さな直径をも
ち、支持壁5側へ向って順次大きな直径となる形状、す
なわち接続脚4の突出方向側に小さな直径となる渦巻き
状に形成する。従って第3図に示すように動作スプリン
グ11が縮んだ状態において、動作スプリング11を支
持壁5と受座10の間の同一平面に位置させることがで
きる。
支持壁5の上面には、一端に突起部12を有する断面が
L字形の連動片13が、作動体8の上端を貫通して設け
てある。突起部12と、支持壁5の上面端部に設けた突
起固定部14との間にコイルスプリング15を挿着し、
連動片13を図の右方向へ付勢している。連動片13に
設けた作動体8が貫通する孔16は、コイルスプリング
15に平行な方向に作動体8の直径よりやや大きく形成
される。
連動片13の作動体8に対して突起部12と反対の位置
で孔16の近傍位置にロック爪17が設けられて、この
ロック爪17は前記コイルスプリング15により作動体
8に圧接している。ロック爪17は、作動体8の受座1
0より上方に設けたロック溝18に嵌合できるようにな
っている。すなわち、作動体8に設けたロック溝18
と、連動片13に設けたロック爪17およびコイルスプ
リング15によって、作動体8を退避状態にロックする
ロック機構を形成する。
連動片13の他端側には、可動鉄片19の両端に設けた
凸部20、20を貫通固定する。この可動鉄片19は、
支持壁5の上面に設けた孔21に遊嵌し、可動鉄片19
の下部は支持壁5の底面に設けた孔22に挿入すること
により、可動鉄片19を支持壁5内部に立設する。可動
鉄片19が遊嵌する孔21は、コイルスプリング15に
平行な方向に可動鉄片19の厚さより長く形成され、可
動鉄片19の下端が挿入される孔22は、可動鉄片19
の下端よりやや大きく形成することにより、可動鉄片1
9がその下端部を中心に僅かな角度回動可能なように構
成される。
支持壁5の内部で可動鉄片19より外側に、周囲をコイ
ル23で巻いた電磁石24を固定する。
第4図に実施例の配線図を示す。コイル23に電流を流
すためのスイッチ25は、電気機器A側に設け、スイッ
チ25の一端はコイル23を介して一方の接続脚4へ接
続され、スイッチ25の他端は他方の接続脚4へ接続さ
れる。またコイル23には短時間定格電流を流すためス
イッチ25とコイル23間には、過大入力に対する安全
策としてヒューズ26、抵抗若しくは安全回路等を接続
する。尚、スイッチ27は電気機器Aの負荷の作動を行
なうスイッチである。
プラグキャップ1を把持して接続脚4を電源コンセント
28に挿入すると、第3図に示すように作動体8は電源
コンセント28表面によって押上げられると共に、受座
10が上方へ移動し、動作スプリング11が圧縮し、作
動体8のロック溝18に、コイルスプリング15により
図の右側に常に付勢されている連動片13のロック爪1
7が嵌合し退避状態(ロック状態)を保つ。
ロック状態において、電気機器A側に設けたスイッチ2
5をONすると、電磁石24のコイル23に、電源から
の交流電流が流れ、可動鉄片19を図の左方向へ吸引
し、同時に連動片13が移動し、その結果ロック爪17
がロック溝18からはずれる。従って作動体8は圧縮付
勢された動作スプリング11の復元により図の下方向へ
動き、絶縁体2から突出し、電源コンセント28の表面
を押圧し、その反力によって接続脚4が電源コンセント
28から抜ける。コイル23に流す電流を交流、脈動電
流、複数パルス、複数矩形電流等とし、繰返し断続的な
通電とすることで、可動鉄片19を振動することにより
効率的にロックを解除することができる。また可動鉄片
19の振動により、支持壁5が振動し、動作スプリング
11の復元力を助長することにより、接続脚4を電源コ
ンセント28から効率よく抜くことができる。
また本実施例においては、動作スプリング11を接続脚
4の突出方向に小さな直径となる渦巻き形としたので、
プラグキャップ1を電源コンセント28に挿入する際、
圧縮始めにおいて、渦巻スプリングの直径の大きい復元
の弱い部分が先に作動するので、挿入時の感触が良好で
ある。また逆にロック状態を解除して動作スプリング1
1の復元力で電源コンセント28からプラグキャップ1
を抜出す際、動作開始時に強力な復元力を必要とする
が、渦巻き形スプリングの直径の小さい復元力の強い部
分が先に作動することにより対処できる。
更に動作スプリング11の圧縮状態において、同一平面
上に位置させることができるので、プラグキャップ1の
小型化を図ることができる。
また、本実施例によれば、作動体8に対して連動片13
が直交するように配置することにより、作動体8のロッ
ク溝18に連動片13が確実に嵌合するという効果があ
る。
第5図は本考案の電源キャップの配線の他の例を示した
もので、第4図と同一構成部分については同一符号を付
している。第4図の配線例によれば、電気機器Aの電源
スイッチ27のオン,オフにかかわらず、スイッチ25
の操作で作動体8を突出させて電源キャップ1をコンセ
ントから抜くようになっている。従って、スイッチ25
の誤操作によって、電気機器Aの作動状態を中断させて
しまうことがある。しかし、第5図の配線例によると、
電気機器Aのスイッチ27がオフのときのみにスイッチ
25によってコイル23に通電するように接続している
ので、スイッチ25の誤操作による電気機器Aの作動状
態の中断を防止することができる。
(考案の効果) 本考案は上述したように、電源キャップの絶縁体に設け
た作動体のロック状態をコイルに電流を流すことにより
解除するようにしたので、電気機器の近傍に設けたスイ
ッチによりコイルに電流を流し、ロック機構を解除方向
に作動させ、作動体を弾発的に突出させて電源コンセン
トを押圧し、その反力によってプラグキャップの接続脚
を電源コンセントから抜く。従って遠隔操作で電源キャ
ップを電源コンセントから確実に抜くことができるとい
う効果がある。
更に、電源キャップを電源コンセントに挿入する際、プ
ラグキャップの接続脚を完全に元まで挿入しないと作動
体がロック状態とならず電源キャップが抜け出てしまう
ので、電源キャップの電源コンセントへの不完全な結合
を防止するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の電源キャップの断面図、第2
図は第1図のI−I′線断面図、第3図は本実施例の電
源キャップを電源コンセントへ差し込んだ状態を示す断
面図、第4図は本実施例の配線を示す説明図、第5図は
本実施例の他の配線例を示す説明図である。 1……プラグキャップ、2……絶縁板 4……接続脚、5……支持壁 8……作動体、10……受座 11……動作スプリング、13……連動片 15……コイルスプリング、17……ロック爪 18……ロック溝、19……可動鉄片 23……コイル、24……電磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源コードが挿通されるプラグキャップの
    一端に配置され前記電源コードに接続される接続脚を一
    面から突出させて保持する絶縁体と、 該絶縁体のプラグキャップ側に配置され少なくとも上面
    及び一対の側面を有して内部に空間部を形成する支持壁
    と、 該支持壁の空間部に配置し前記接続脚の突出方向側に小
    さな径となる渦巻き形状の動作スプリングと、 前記支持壁,絶縁体及び動作スプリングを貫通し前記接
    続脚の突出方向に一致する方向に付勢しつつ突出自在に
    配置するとともに前記動作スプリングの受座及びロック
    溝を形成した作動体と、 前記作動体に直交する方向に移動可能となるように前記
    支持壁上面に配置するとともに、前記作動体が貫通する
    孔を有した連動片と、 該連動片を支持壁端部方向に付勢するスプリングと、 絶縁体側一端を支点とし他端を前記連動片に嵌合させた
    可動鉄片と、 コイルに電流を流すことにより前記スプリングの反付勢
    方向に前記可動鉄片を吸引するよう配置する電磁石と、 を具備することを特徴とする電源キャップ。
JP1986188834U 1986-12-08 1986-12-08 電源キヤツプ Expired - Lifetime JPH0621189Y2 (ja)

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JPS6393079U JPS6393079U (ja) 1988-06-16
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JP1986188834U Expired - Lifetime JPH0621189Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08 電源キヤツプ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52154092A (en) * 1976-06-18 1977-12-21 Hitachi Ltd Attachment plug
JPS5539143A (en) * 1978-09-11 1980-03-18 Shigeto Mori Power plug pulling mechanism

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JPS6393079U (ja) 1988-06-16

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