JPH0714574U - 受電接続器 - Google Patents
受電接続器Info
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- JPH0714574U JPH0714574U JP4641593U JP4641593U JPH0714574U JP H0714574 U JPH0714574 U JP H0714574U JP 4641593 U JP4641593 U JP 4641593U JP 4641593 U JP4641593 U JP 4641593U JP H0714574 U JPH0714574 U JP H0714574U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 受電接続器と外部端子との電気的接続の解除
を自動的に行なうことができる受電接続器を得る。 【構成】 受電接続器本体と、電源を供給するため受電
接続器本体に配置された接続脚と、受電接続器本体の外
部端子接続面に対して突出自在に設けた押圧部17と、
押圧部17を付勢するスプリング24と、押圧部17を
スプリング24に抗して退避状態とするロック手段とを
有する受電接続器であって、ロック手段は、押圧部17
を外部端子接続面側に移動させて退避状態とし、再び押
圧部17を外部端子接続面側に移動させて解除状態とす
ることにより、受電接続器と外部端子との電気的接続の
解除を自動的に行なう。
を自動的に行なうことができる受電接続器を得る。 【構成】 受電接続器本体と、電源を供給するため受電
接続器本体に配置された接続脚と、受電接続器本体の外
部端子接続面に対して突出自在に設けた押圧部17と、
押圧部17を付勢するスプリング24と、押圧部17を
スプリング24に抗して退避状態とするロック手段とを
有する受電接続器であって、ロック手段は、押圧部17
を外部端子接続面側に移動させて退避状態とし、再び押
圧部17を外部端子接続面側に移動させて解除状態とす
ることにより、受電接続器と外部端子との電気的接続の
解除を自動的に行なう。
Description
【0001】
本考案は、電気機器に電力を供給するためのコンセントやテ−ブルタップ、若 しくは電気機器の電源プラグ等の受電接続器に関し、特に、受電接続器と外部端 子との電気的な接続の解除を容易に行なうことができる構造に関する。
【0002】
従来、コンセントやテ−ブルタップのプラグ受口に差込まれた電源プラグを抜 き取る場合、電源プラグの合成樹脂部分を指で把持して引き抜いていた。電源プ ラグを抜き取る際にはある程度の力を有し、特に頻繁に抜き差しする掃除機やア イロン等の電気機器を扱うのに不便であった。
【0003】 そこで、プッシュ操作によって自動的に電源プラグを抜き取れるコンセントが 考えられた。 このコンセントは、図14に示すように、ソケット体101のプラグ承口の中 央にプラグ抜き取り用のロッド102をスライド可能に設け、このロッド102 と連繋されたプッシュ部材103を操作することにより承口に差し込まれたプラ グ104を手操作を加えることなく、自動的に抜き取り得るように構成したもの である。 ロッド102のコンセント内側の端部は、中間部を支持部材105によってコ ンセントの背面壁に回動可能に枢着された作動レバ−106の一端の長孔に、ピ ン107により上下移動可能に連結されている。そして、作動レバ−106の他 端の長孔は、ロッド状のプッシュ部材103の一端にピン108により上下移動 可能に連結され、このプッシュ部材103の他端部はコンセントカバ−蓋109 を通して外方に突出している。
【0004】 上記のように構成したコンセントから、その承口に差し込まれたプラグ104 を抜き取る場合、プッシュ部材103を指で下方向に押圧する。すると、プッシ ュ部103の矢印A方向への前進運動に伴って作動レバ−106が図14におい て時計回り方向に回動されると同時に、この回動運動はロッド102に伝達され 、ロッド102を矢印B方向にスライド運動させる。このため、ロッド102は ソケット体101の承口に差し込まれているプラグ104を図14の点線に示す 状態に押し出す(特開昭56−138882号公報参照)。
【0005】
しかしながら、上述したプッシュ部材103とプラグ抜き取り用ロッド102 間の操作力伝達機構は、プッシュ部材103に働く力の方向を180度回転させ てロッド102に作用させるものであり、プラグ104を抜き取るためにはかな りの力をプッシュ部材103に加えなければならないという欠点があった。
【0006】 また、プッシュ部材103に作用する力より大きい力をロッド102に作用さ せるため、てこの原理で作動レバ−106の中間部よりロッド側の位置を支持部 材105によってコンセントの背面壁に回動可能に枢着することが考えられる。 しかしそのためには、支持部材105に枢着した作動レバ−106の位置とプッ シュ部材103との間を長くしなければならず、操作ストロークが大きくなり、 それに伴いコンセント自体が大型化するという欠点があった。
【0007】 また、電気機器の電源プラグをコンセントから外す場合においても、電源プラ グを把持して引き抜くことにより行なわれ、僅かな操作力でコンセントから容易 に外すことができる電源プラグの構造は存在しなかった。
【0008】 本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、電気機器に電力を供給するための コンセントやテ−ブルタップ、若しくは電気機器の電源プラグ等の受電接続器に おいて、少しの移動量をトリガとしてロック機構を解除し、受電接続器と外部端 子との電気的接続の解除を自動的に行なうことができる受電接続器を提供するこ とを目的とする。
【0009】
上記課題を解消するため本考案に係る受電接続器は、コンセントやテ−ブルタ ップ等の電力供給接続器、若しくは電気機器の電源プラグとして実施されるもの であり、受電接続器本体と、電源を供給するため受電接続器本体に配置された接 続脚と、受電接続器本体の外部端子接続面に対して突出自在に設けた押圧部と、 押圧部を付勢するスプリングと、押圧部をスプリングに抗して退避状態とするロ ック手段とを有し、前記ロック手段は、押圧部を外部端子接続面側に移動させて 退避状態とし、再び押圧部を外部端子接続面側に移動させて解除状態とすること を特徴としている。
【0010】
コンセントやテ−ブルタップ等の電力供給接続器に適用した本考案によれば、 電源プラグを把持してその端子を受電接続器の接続脚に接続する際、受電接続器 の外部端子接続面から突出した押圧部を電源プラグがスプリングの付勢に抗して 押圧され、前記押圧部が外部端子接続面側に移動されてロック手段が退避状態と なり、この状態が保持される。 受電接続器の押圧部を再び外部端子接続面側に移動させると、ロック手段が解 除状態となり、押圧部がスプリングの付勢により外部端子接続面から突出する。 この突出により電源プラグ面が押圧部に押されて、電源プラグと受電接続器との 接続が外される。
【0011】 また、電気機器の電源プラグに適用した本考案によれば、電源プラグ本体が受 電接続器となり、受電接続器を把持してその接続脚を既設のコンセント等の外部 端子に接続する際、受電接続器の外部端子接続面から突出した押圧部がスプリン グの付勢に抗して押圧され、前記押圧部が外部端子接続面側に移動されてロック 手段が退避状態となり、この状態が保持される。 受電接続器の押圧部を再び外部端子接続面側に移動させると、ロック手段が解 除状態となり、押圧部がスプリングの付勢により外部端子接続面から突出する。 この突出によりコンセント側の面を押圧部が押圧してコンセントと受電接続器と の接続が外される。
【0012】
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 図1及び図2は、本考案を電源プラグに適用した場合の実施例を示すものであ る。プラグ本体1は、本体片10とこれをカバーするカバー片11とにより構成 され、一端側に電源コード2を挿入するための開口部12が設けられ、他端側に は平面部13が設けられている。本体片10の内側には、プラグ本体1内に空間 を形成するための架設片14が設けられている。プラグ本体1の平面部13には 一対の孔15,15が形成され、プラグ本体1には前記孔15より接続脚3が突 出した状態で設置されている。接続脚3の他端側には、前記電源コード2が接続 されている。
【0013】 また、プラグ本体1の平面部13側の側面には段部16が形成され、この段部 16を覆うように段部16の径より一回り大きい内径を有する押圧部17が装着 されている。押圧部17には、平面部13の孔15に対応する位置に挿入孔18 が形成され、接続脚3が突出するようになっている。押圧部17のプラグ本体1 側には方柱部19が設けられ、この方柱部19は平面部13の中央部に設けた円 孔20からプラグ本体1内部に挿入されるように配置されている。また、方柱部 19の略中央の一部に、押圧部17の抜け防止のための鍔部21が設けられてい る。
【0014】 方柱部19のプラグ本体1側には円柱孔22が形成されている。円柱孔22に 対抗する位置の架設部14には棒状部23が設けられ、この棒状部23と前記円 柱孔22との間にスプリング24が挿着され、押圧部17を外側(外部端子接続 面側)に付勢するように構成している。また、方柱部19の側面側には、ロック レバー30とロック溝40より成るロック手段が形成されている。
【0015】 次に、図3ないし図5を参照してロック手段の構成について説明する。 架設部14の端部には、図4及び図5に示すように、孔25が形成され、この 孔25に断面が略コ字型のロックレバー30の一端側の折曲部31が挿入され、 ロックレバー30は折曲部31を中心として僅かに回動可能になっている。ロッ クレバー30の他端側の折曲部32は、方柱部19の側面に形成されたロック溝 40に嵌合されている。ロックレバー30は、図1(b)に示すように、カバー 片11により上面側が密着されているので、ロックレバー30の折曲部32の先 端部は、ロック溝40の底部に常時押しつけられている。
【0016】 ロックレバー30の折曲部32の先端部が嵌合して摺動するロック溝40は、 図3(a)に示すように、スプリング24の長尺方向に沿った直線部41と、こ の直線部41から左側に逸れて下降する回避部42と、回避部42終点から右上 に移動し前記直線部41の直下で終点する上昇部43と、上昇部43の終点から 右下に移動し前記上昇部43の始点と対称位置で終点する下降部44と、下降部 44の終点から前記回避部42の始点に移動するための戻り部45とから構成さ れている。また、各部の溝の深さは、図3(b)に示すように、回避部42の始 点から回避部42の終点側に序々に浅くなり、回避部42の終点位置、上昇部4 3の終点位置、下降部44の終点位置で段差を付けることにより、逆方向への移 動ができないようにし、更に、戻り部45の始点から終点までは序々に浅くし戻 り部45の終点で段差を付けて逆方向の移動を防止している。すなわち、ロック レバー30の折曲部32の先端は、回避部42,上昇部43,下降部44,戻り 部45の順で移動する。
【0017】 次に、上記構造の電源プラグをコンセント等の外部端子に接続する場合につい て説明する。 電源プラグのプラグ本体1(図4(a)及び図4(b))を手で把持してその 接続脚3をコンセント4に挿入すると、コンセント4の表面により押圧部17が スプリング24の付勢に抗して押圧されてプラグ本体1側に移動する。その際、 ロックレバー30の折曲部32の先端はロック溝40に沿って移動するが、ロッ ク溝40は前記したような構造であるので先ず直線部41から回避部42に沿っ て移動し、ロックレバー30の折曲部32先端が上昇部43の始点位置に達する 。この状態で電源プラグから手を放すと、ロックレバー30の折曲部32先端は スプリング24の力により上昇部43の終点位置まで移動し、この状態が保持さ れる(図3(b)におけるハの状態)。すなわち、図2に示すように、プラグ本 体1面と押圧部17との間に僅かな隙間d(ロック溝40(図3)における隙間 d)を存在させて、ロック手段が退避状態となる(図5(a)及び図5(b)) 。
【0018】 次に、図2の状態において、電源プラグのプラグ本体1を再び把持してコンセ ント面4側に押すと、隙間d分だけプラグ本体1が移動してコンセント4面に当 接するが、この時、ロックレバー30の折曲部32の先端は、下降部44の始点 から戻り部45の始点に移動する(図3(b)におけるニの状態)。この状態に おいては、ロックレバー30の折曲部32の先端はスプリング24の力により戻 り部45及び直線部41を移動可能となるので、押圧部17はスプリング24の 力により突出する。押圧部17の突出によりコンセント4面を押し、その反力に より電源プラグの接続脚3がコンセント4から外れる。
【0019】 上記構造の電源プラグにおいては、噛み合わせの固い凹電極を有するコンセン トに接続脚3を挿入した際に、接続脚3,3が押し広がることにより押圧部17 とプラグ本体1とがスムーズに離れなくなり、スプリング24の付勢による復帰 力のみでは、押圧部17に対してプラグ本体1面が隙間d分だけ戻らない場合が 考えられる。図6は、このような事態を想定した電源プラグの実施例であり、本 体片10に対して接続脚3を上下方向に距離dだけ移動可能に構成する。すなわ ち、接続客3の略中央部に溝部3aを設け、この溝部が孔15に挿入されるよう になっている。溝部3aの上下方向の幅は、孔15の長さより長さdだけ長く形 成することにより、本体片10に対して接続脚3が移動できる構成となっている 。この構成により、コンセントに電源プラグを装着する場合において、押圧部1 7に対してプラグ本体1面を隙間d分だけ確実に戻すことができる。 また、図7に示すように、押圧部17の底面に板バネ等の補助スプリング26 を装着し、プラグ本体1面を隙間d分だけ押し上げるように構成してもよい。
【0020】 図8は、本考案をコンセントと電源プラグ間に介在させるプラグアダプタに適 用した場合の実施例を示すものである。 プラグアダプタ本体50は一端側に平面部51を有し、内部に一対の接続脚5 2,52を配置し、接続脚の雌型側がプラグアダプタ本体50内に、雄型部52 a側の先端がプラグアダプタ本体50の外部に孔53から突出した状態となるよ うに固定されている。プラグアダプタ本体50の接続脚突出面と逆側の側面には 段部54が形成され、この段部54を覆うように段部54の径より一回り大きい 内径を有する押圧部17が装着されている。押圧部17には、接続脚52の雌型 部52bに対応する位置に挿入孔18が形成され、電源プラグの接続子が接続可 能に形成されている。押圧部17の中央位置の接続脚52側には方柱部19が設 けられいる。また、方柱部19の端部には、押圧部17の抜け防止のための鍔部 21が設けられている。
【0021】 方柱部19には円柱孔22が形成されている。円柱孔22に対抗する位置のプ ラグアダプタ本体50の底面には棒状部23が設けられ、この棒状部23と前記 円柱孔22との間にスプリング24が挿着され、押圧部17を外側(電源ピラグ 接続面側)に付勢するように構成している。また、方柱部19の側面側には、ロ ックレバー30とロック溝40より成るロック手段が形成されている。ロックレ バー30及びロック溝40より成るロック手段の構成は、図1ないし図5の電源 プラグに使用されたものと同一なので詳細な説明を省略する。また、プラグアダ プタ本体50に対して押圧部17面を隙間d分だけ確実に移動させるように、図 7のように、プラグアダプタ本体50と押圧部17との間に補助スプリング(図 示せず)を介在させてもよい。
【0022】 図9は、本考案を壁面に設置するコンセントに適用した場合の実施例を示すも のであり、図8と同一構成部分については同一符号を付してその詳細な説明は省 略する。 コンセント本体60は、図9(c)に示すように、壁面に固定される枠体61 に装着される。コンセント本体60には、雌型部62aを有する一対の接続脚6 2が固定されているが、この接続脚62の他端側は電源電圧を供給する接続端子 が接続可能となっている。
【0023】 上記した各実施例のロック手段は、ロックレバー30がロック溝40を移動す ることにより退避及び解除状態とする例について説明したが、同一方向の操作力 により退避及び解除ができる機構であればよく、例えば、図10ないし図12に 示すように、連動片を利用した構成であってもよい。このロック手段は方柱部1 9の側面側に形成されており、図10ないし図12において、図4及び図5に示 した前記ロック手段と同一の構成をとる部分には同一符号を付している。
【0024】 架設部14には方柱部19が挿入される方形壁71が形成され、方形壁71の 側面に長孔72が形成され、この長孔72に方柱部19の側面に形成された円柱 ピン73が上下方向に移動可能に嵌合するようになっている。長孔72の上方の 方形壁71の側面には軸ピン74が立設され、連動片75の端部に形成された縦 孔76が前記軸ピン74に挿入され、連動片75が軸ピン74を中心に回動可能 に構成されるとともに、前記縦孔76を軸ピン74より縦長に形成することによ り図の上下方向及び裏面方向についても若干移動できるように構成している。軸 ピン74には中央部で巻回されたサブスプリング77が挿入され止めワッシャー 78で固定されている。連動片75は、その下方側に右側に切れ上がる円弧部7 9が形成され、側部には案内溝80が形成され、中央表面には長方形状の折曲片 81が形成されている。そして、前記円柱ピン73が長孔72の下端に位置する 場合において、連動片75は円柱ピン73上方に垂直に配置されるようになって いる。
【0025】 サブスプリング77の両端は方形壁71の側面に設けた突起部82と連動片7 5の案内溝80側に設けた突起部83との間に挟まれることにより、連動片75 を常時右方向及び下方向に付勢している。また、方形壁71の側面には、連動片 75が垂直状態より更に右側に回動しないようにストッパ84が形成されている 。
【0026】 次に、上記構造のロック手段を有する図1のような電源プラグをコンセント等 の外部端子に接続する場合について説明する。 ロック手段が図10(a)及び図10(b)の状態にあるとき、電源プラグを 手で把持してその接続脚3をコンセント4に挿入すると、コンセント4の表面に より押圧部17の方柱部19がスプリング24の付勢に抗して押圧されて方形壁 71内に移動する。その際、方柱部19の円柱ピン73は長孔72を上方に移動 するが、この時に連動片75の縦孔76の下端が軸ピン74に接した後に連動片 75の円弧部79を押し上げる(図12(a))。
【0027】 前記円柱ピン73の移動により、連動片75は軸ピン74を中心として左側に 回動し、長孔72上端において円柱ピン73は連動片75の案内溝80に嵌合す る(図12(b))。この状態で電源プラグから手を放すと、円柱ピン73は案 内溝80に導かれているので、連動片75はサブスプリング77の付勢により軸 ピン74を中心として右側に回動し、円柱ピン73の側面が折曲部81の側面に 当接して連動片75は静止し、この状態(退避状態)が保持される(図11(a )及び図11(b))。また、この状態では、連動片75はスプリング24で常 時下方に付勢される円柱ピン73により下方に力を受けているので、縦孔76の 上端が軸ピン74に接し、図12(b)に比較して隙間d分だけ下方に位置して いる(図11)。
【0028】 次に、図11の状態において、電源プラグのプラグ本体1を再び把持してコン セント面4側に押すと、隙間d分だけプラグ本体1が移動してコンセント4面に 当接するが、この時、円柱ピン73が上方に移動し(図13(a))、連動片7 5に対して円柱ピン73の頭部突出長さlより折曲片81の最大高hを大きくす ることにより、連動片75がサブスプリング77の付勢により回動可能となる。 そして、連動片75は、ストッパ84の存在により垂直状態となるまで回動し、 円柱ピン73の頭部が折曲片81の下面に当接する状態となる(図12(c)、 図13(a))。この状態においては、スプリング24により付勢される円柱ピ ン73は、その頭部を折曲片81及び連動片75の下面に沿って下方に移動可能 となるので(図13(b))、押圧部17はスプリング24の力により突出する 。押圧部17の突出によりコンセント4面を押し、その反力により電源プラグの 接続脚3がコンセント4から外れる。
【0029】
本考案によれば、受電接続器において、押圧部を外部端子接続面側に移動させ て退避状態とし、再び押圧部を外部端子接続面側に移動させて解除状態とするロ ック手段を有することにより、少しの移動量をトリガとしてロック手段を解除し 、受電接続器と外部端子との電気的接続の解除を自動的に行なうことができる。
【図1】 (a)ないし(c)は本考案を電源プラグに
適用した実施例であり、(a)及び(b)は断面説明
図、(c)は外観説明図である。
適用した実施例であり、(a)及び(b)は断面説明
図、(c)は外観説明図である。
【図2】 図1の電源プラグをコンセントに差し込んだ
状態を示す断面説明図である。
状態を示す断面説明図である。
【図3】 (a)及び(b)はロック手段の実施例を示
し、(a)はロック溝の平面説明図、(b)は矢印方向
に沿った断面説明図である。
し、(a)はロック溝の平面説明図、(b)は矢印方向
に沿った断面説明図である。
【図4】 (a)及び(b)はロック手段の解除状態を
示し、(a)はロック手段の平面説明図、(b)は断面
説明図である。
示し、(a)はロック手段の平面説明図、(b)は断面
説明図である。
【図5】 (a)及び(b)はロック手段の退避状態を
示し、(a)はロック手段の平面説明図、(b)は断面
説明図である。
示し、(a)はロック手段の平面説明図、(b)は断面
説明図である。
【図6】 本考案を電源プラグに適用した場合の他の実
施例を示す断面説明図である。
施例を示す断面説明図である。
【図7】 本考案を電源プラグに適用した場合の他の実
施例を示す断面説明図である。
施例を示す断面説明図である。
【図8】 (a)ないし(c)は本考案をプラグアダプ
タに適用した実施例であり、(a)及び(b)は断面説
明図、(c)は外観説明図である。
タに適用した実施例であり、(a)及び(b)は断面説
明図、(c)は外観説明図である。
【図9】 (a)ないし(c)は本考案をコンセントに
適用した実施例であり、(a)及び(b)は断面説明
図、(c)はコンセントを壁に設置した場合の外観説明
図である。
適用した実施例であり、(a)及び(b)は断面説明
図、(c)はコンセントを壁に設置した場合の外観説明
図である。
【図10】(a)及び(b)は他の実施例のロック手段
の解除状態を示すもので、(a)はロック手段の平面説
明図、(b)は断面説明図である。
の解除状態を示すもので、(a)はロック手段の平面説
明図、(b)は断面説明図である。
【図11】(a)及び(b)は他の実施例のロック手段
の退避状態を示すもので、(a)はロック手段の平面説
明図、(b)は断面説明図である。
の退避状態を示すもので、(a)はロック手段の平面説
明図、(b)は断面説明図である。
【図12】(a)ないし(c)は図10及び図11のロ
ック手段における連動片の動作を示す平面説明図であ
る。
ック手段における連動片の動作を示す平面説明図であ
る。
【図13】(a)及び(b)は図10及び図11のロッ
ク手段における連動片の動作を示す断面説明図である。
ク手段における連動片の動作を示す断面説明図である。
【図14】従来のコンセントの断面説明図である。
1…プラグ本体、 2…電源コード、 3…接続脚、
10…本体片、 13…平面部、 14…架設部、 1
7…押圧部、 19…方柱部、 22…円柱孔、 23
…棒状部、 24…スプリング、 30…ロックレバ
ー、 32…折曲部、 40…ロック溝、 72…長
孔、 73…円柱ピン、 74…軸ピン、75…連動
片、 76…縦孔、 77…サブスプリング、 81…
折曲片
10…本体片、 13…平面部、 14…架設部、 1
7…押圧部、 19…方柱部、 22…円柱孔、 23
…棒状部、 24…スプリング、 30…ロックレバ
ー、 32…折曲部、 40…ロック溝、 72…長
孔、 73…円柱ピン、 74…軸ピン、75…連動
片、 76…縦孔、 77…サブスプリング、 81…
折曲片
Claims (1)
- 【請求項1】受電接続器本体と、電源を供給するため受
電接続器本体に配置された接続脚と、受電接続器本体の
外部端子接続面に対して突出自在に設けた押圧部と、押
圧部を付勢するスプリングと、押圧部をスプリングに抗
して退避状態とするロック手段とを有する受電接続器で
あって、 ロック手段は、押圧部を外部端子接続面側に移動させて
退避状態とし、再び押圧部を外部端子接続面側に移動さ
せて解除状態とする受電接続器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4641593U JPH0714574U (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 受電接続器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4641593U JPH0714574U (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 受電接続器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714574U true JPH0714574U (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=12746526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4641593U Pending JPH0714574U (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 受電接続器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714574U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101278789B1 (ko) * | 2011-11-14 | 2013-06-25 | 강순모 | 플러그 |
KR101388045B1 (ko) * | 2013-01-15 | 2014-04-23 | 최근식 | 원터치 자동 분리 플러그 |
CN106981776A (zh) * | 2017-04-20 | 2017-07-25 | 深圳市航嘉驰源电气股份有限公司 | 一种可单手操作自动弹出式插头 |
KR101878689B1 (ko) * | 2017-02-27 | 2018-07-16 | 김승찬 | 탈착부재가 장착된 원터치 탈착 전기 플러그 |
-
1993
- 1993-08-04 JP JP4641593U patent/JPH0714574U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101278789B1 (ko) * | 2011-11-14 | 2013-06-25 | 강순모 | 플러그 |
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