JP2011187327A - プラグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがコンセントのある位置に移動することなく、コンセントからプラグを抜き取ることが可能なプラグ装置を提供する。
【解決手段】本発明のプラグ装置は、コンセントと係合する端子を備える第1のハウジングと、端子と電気的に接続されたコードが固定され、第1のハウジングに対して相対的に可動に設けられた第2のハウジングと、端子がコンセントに係合された状態でコードに所定以上の負荷が加えられたときに作動する、コンセントを押し離して端子を取り外すリリース機構と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンセントから自身を取り外すリリース機構を備えるプラグ装置に関する。
掃除機等のように作業の際に電力を必要とするモータ等を移動させて使用する機器においては、通常ユーザはコンセントから離れた位置で機器を使用する。このため、コンセントからプラグを抜く際に、ユーザはコンセントのある位置まで移動してプラグを抜き取る必要がある。そこで、プラグが接続されたコードをユーザが引っ張るだけでプラグをコンセントから抜き取ることが可能となれば、作業効率の向上に繋がることが期待される。
また、意図的にプラグを抜き取る場面以外にも、プラグと機器本体とが離れておりコードが延びている場合には、第三者がコードに足などを引っ掛けてしまい、プラグに過度の負荷を加えてしまう可能性がある。これにより、電線が断線する危険がある。さらに、例えば電気自動車等を充電している際に誤って電気自動車を発進させてしまった場合にも、電線の断線に至る危険性がある。これは電線の断線のみならず、発火する恐れもあり、大変危険である。
コンセントからプラグを外す技術として、例えば特許文献1には、人手に頼らずコンセントからプラグを抜き取る技術が開示されている。かかる技術では、コンセントからプラグを抜き取るためにモータやソレノイド等のアクチュエータを用いている。また、特許文献2には、コンセント側にアクチュエータを設ける技術が開示されている。
特開平8−106950号公報 特開平9−326277号公報 特開2002−298972号公報
しかし、上記特許文献1では、プラグに別途アクチュエータを設ける必要があるため、アクチュエータ自体が高価であるばかりか、アクチュエータ自身に給電する必要があり、構造が複雑となるという問題があった。また、特許文献2では、掃除機等を使用する場合においてユーザとコンセントとは離れているため、コンセントに対してプラグを抜く命令を送信する装置が別途必要になる。
また、特許文献3には、アクチュエータを用いずにコンセントからプラグを外す装置が開示されている。しかし、かかる技術では、ユーザがプラグに設けられた開放機構を直接操作しなければならないため、ユーザはプラグの傍まで行って操作しなければならないという問題がある。さらに、かかる技術では、ユーザや第三者が不用意にコードを足などに引っ掛けてしまった場合のような状況に対応できない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザがコンセントのある位置に移動することなく、コンセントからプラグを抜き取ることが可能な、新規かつ改良されたプラグ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、コンセントと係合する端子を備える第1のハウジングと、端子と電気的に接続されたコードが固定され、第1のハウジングに対して相対的に可動に設けられた第2のハウジングと、端子がコンセントに係合された状態でコードに所定以上の負荷が加えられたときに作動する、コンセントを押し離して端子を取り外すリリース機構と、を備える、プラグ装置が提供される。
リリース機構は、第2のハウジングが第1のハウジングに対して移動することにより作動されるようにしてもよい。
また、第1のハウジングと第2のハウジングとの接触面は略半球面に形成してもよい。
さらに、コードは、第1のハウジングおよび第2のハウジングの内部において、弛みを持って配設されてもよい。
また、第1のハウジングと第2のハウジングとの間には、第1のハウジングと第2のハウジングとの中立状態を保持する補助部材を設けてもよい。
さらに、リリース機構は、第1のハウジングに設けられ、端子が突出する方向と略同一方向にスライド可能な押出部材と、押出部材に対してコンセントの表面を押し出す押出力を付与する弾性部材と、押圧力を保持した状態の押圧部材を固定する固定部材と、一端が固定部材に固定され、他端が第2のハウジングに固定された連結部材と、を備えてもよい。コードに所定以上の負荷が加えられたとき、第2のハウジングとともに連結部材が移動して固定部材による押圧部材の固定を解除される。
また、プラグ装置は、固定部材の固定力を調節するアジャスト機構をさらに備えることもできる。
以上説明したように本発明によれば、ユーザがコンセントのある位置に移動することなく、コンセントからプラグを抜き取ることが可能なプラグ装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るプラグ装置の一外観例を示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ装置の断面図である。 図1のI−I切断線において切断した状態を示す断面図である。 ガイドスリーブの構成を示す部分斜視図である。 図4のII−II切断線において切断した状態を示す断面図である。 プラグ装置をコンセントに挿入したときのリリース機構の状態を示す断面図である。 コードを真後ろに引っ張ったときのプラグ装置の状態を示す断面図である。 コードを横向きに引っ張ったときのプラグ装置の状態を示す断面図である。 スペーサの形状パターンを示す説明図である。 アジャスト機構を備えるプラグ装置の断面図である。 固定ハウジング部と可動ハウジング部との対向する面の形状の変形例を示す部分拡大断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.コンセント装置の外観例
2.リリース機構の構成
3.動作説明
<1.プラグ装置の外観例>
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係るプラグ装置100の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプラグ装置100の一外観例を示す斜視図である。
本実施形態に係るプラグ装置100は、電気回路の差し込み接続に使用される配線器具である。プラグ装置100をプラグ受けに抜き差しすることによって、配線とコードあるいはコード間の電気的な接続および遮断を容易することができる。プラグ装置100は、通常機器側に設けられており、機器本体から延びるコードの末端に設けられる。プラグ装置100を電力線用のプラグ受けであるコンセントに差し込むことにより、機器に電力が供給される。
プラグ装置100は、図1に示すように、プラグ本体の筐体を構成する固定ハウジング部110および可動ハウジング部120と、コード132と電気的に接続されている端子130と、からなる。
固定ハウジング部110は、略円柱形状の外形を有する部材であって、固定ハウジングベース110aと、固定ハウジングカバー110bとからなる。図1に示すように、固定ハウジングベース110aと固定ハウジングカバー110bとは、略対称形に形成されており、ねじによって固定されている。固定ハウジング部110は、例えば磁器や、ゴム、合成樹脂等の絶縁性の材質で形成される。
一方、可動ハウジング部120は、略円錐形状の外形を有する部材であって、可動ハウジングベース120aと、可動ハウジングカバー120bと、コード固定部120cとを備える。可動ハウジングベース120aと、可動ハウジングカバー120bとは、ねじによって固定されている。また、コード固定部120cは、コード132を挟んだ状態で可動ハウジングベース120bにねじで固定される。可動ハウジングベース120aと、可動ハウジングカバー120bとコード固定部120cとを組み合わせた形状とは、略対称形となっている。可動ハウジング部120は、固定ハウジング部110と同じく、例えば磁器や、ゴム、合成樹脂等の絶縁性の材質で形成される。
固定ハウジング部110および可動ハウジング部120の内部は空洞となっており、端子130とコード132とを電気的に接続する配線や、プラグ装置100をコンセントから取り外すリリース機構が設けられている。また、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120との連結部分には、スペーサ170が設けられている。スペーサ170は、可動ハウジング部120が中立位置に保持されるように補助するとともに、ゴミなどが内部に侵入しないようにするダストシールとしても機能する。また、スペーサ170は伸縮可能なスポンジのような材料で構成され、可動ハウジング120が固定ハウジング110に対して相対的に動くことを可能としている。
端子130は、コンセントに挿入され電気接点をなす部材である。図1に示すように、2つの端子130が固定ハウジング部110の端面から突出した状態で設けられる。また、2つの端子130の間には、固定ハウジング部110の端面からプッシャー140が突出するように設けられている。プッシャー140はリリース機構を構成する部材であり、その機能については後述する。
<2.プラグ装置の構成>
次に、図2〜図5に基づいて、本実施形態に係るプラグ装置100の構成を説明する。なお、図2は、本実施形態に係るプラグ装置100の断面図である。図3は、図1のI−I切断線において切断した状態を示す断面図である。図4は、ガイドスリーブ150の構成を示す部分斜視図である。図5は、図4のII−II切断線において切断した状態を示す断面図である。
[プラグ機能の構成]
図2は、コンセント挿入前のプラグ装置100において、固定ハウジングカバー110b、可動ハウジングカバー120bおよびコード固定部120cを取り外した状態を示している。図2に示すように、固定ハウジングベース110aは、スペーサ170を介して可動ハウジングベース120aと接続される側の面が凸状の曲面110a1に形成されている。このような曲面は、固定ハウジングカバー110bにも形成されており、固定ハウジングベース110aと固定ハウジングカバー110bとを組み合わせると、これらの曲面によって略半球面が形成される。また、曲面110a1には、固定ハウジング部110の内部空間と可動ハウジング部120の内部空間とを連通する開口部112が形成されている。
固定ハウジングベース110aと可動ハウジングベース120aとの接続部分には、環状のスペーサ170が設けられている。スペーサ170は、固定ハウジングベース110aの曲面110a1に挿通されるように設けられており、その後、可動ハウジングベース120aが固定ハウジングベース110aの曲面110a1側に取り付けられる。固定ハウジングベース110aとスペーサ170との接触面、およびスペーサ170と可動ハウジングベース120aとの接触面は、例えば接着剤によって固定される。これにより、固定ハウジングベース110aと可動ハウジングベース120aとが連結される。
可動ハウジングベース120aの内面は、固定ハウジングベース110aの曲面110a1の形状に沿った曲面120a1と、コード132をガイドする溝状のガイド部120a2と、曲面120a1とガイド部120a2とを連続させる面120a3とからなる。
曲面120a1を設けることで、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120とが対向する面は略球面形状となる。これにより、可動ハウジング部120が固定ハウジング部110に対してあらゆる方向に所定のストロークだけ動ける構造になっている。ガイド部120a2は、図3に示すように、電線132a、132bを覆っているコード132の被覆カバー132cが嵌合するように形成されている。これにより、コード132の被覆カバー132cとガイド部120a3とが摩擦力によって接合するとともに、コード固定部120cを可動ハウジングベース110aに固定させることで、コード132と可動ハウジング部120との固定を確実にしている。
外部より可動ハウジング部120内部へ挿通されたコード132の電線132a、132bは、固定ハウジング部110の開口部112を通って固定ハウジング部110の内部へ導入される。そして、電線132a、132bは、固定ハウジング部110の内部を引き回され、その端部が端子130に接合される。これにより、プラグ装置100のプラグ機能を充足させることができる。
この際、固定ハウジング部110の内部で電線132a、132bは、ソフトガイド160によって、弛みを持ってガイドされている。可動ハウジング部120に外力が加わり、各電線132a、132bが引っ張られたりした場合には、ソフトガイド160は容易に変形できるようになっている。これにより、電線132a、132bが断線しないように余裕のある状態でガイドすることができ、また電線132a、132bが引っ張られたりしたときにも急激に大きな負荷がかからないようにすることができる。ソフトガイド160は、例えばスポンジ等の柔らかい材質を用いて形成することができる。
[リリース機構の構成]
本実施形態に係るプラグ装置100は、当該プラグ装置100をコンセントから取り外すためのリリース機構を備える。リリース機構は、固定ハウジング部110の端面から当該プラグ装置100の取り外し方向にスライド可能に設けられたプッシャー140が、固定ハウジング部110から突出したり、固定ハウジング部110内に収納されたりすることにより、プラグ装置100をコンセントから取り外す。
プッシャー140は、略円柱の棒状部材であって、2箇所の支持部分SS1、SS2において固定ハウジング部110にスライド可能に支持されている。プッシャー140の外周には、外周面から突出するフランジ部141が固定されており、プッシャー140とともに移動する。フランジ部141は、支持部分SS1、SS2との間に位置するように設けられる。また、プッシャー140の外周には、一端がフランジ部141に当接し、他端が固定ハウジング部110の支持部分SS2の一端面に当接するように、復元力によってプッシャー140を押し出すリリースばね142が設けられている。
したがって、プラグ装置100がコンセントに挿入されていない状態では、図2に示すように、リリースばね142によってプッシャー140は固定ハウジング部110から突出した状態が保持される。なお、プッシャー140の固定ハウジング部110端面からの突出量は、端子130の突出量より大きい。これは、リリース機構を作用させてプラグ装置110をコンセントから取り外す際に、プラグ装置110を確実にコンセントから離脱させるためである。
また、プッシャー140には、プッシャー140を固定するためのロック爪143が係合する切り欠き部140aが形成されている。切り欠き部140aは、支持部分SS2より可動ハウジング部110側に設けられている。さらに、プッシャー140の、切り欠き部140aが形成されている側の端面は、面取りされてテーパー部140bが形成されている。かかる形状とすることで、プッシャー140が固定ハウジング部110の内部へ押し込まれた際に、ロック爪143をテーパー部140bの形状に沿って移動させることができる。これにより、プッシャー140とロック爪143とを係合し易くなる。
ロック爪143は、プラグ装置100がコンセントに挿入されたときに固定ハウジング部110の内部に収納されたプッシャー140を固定する固定部材である。ロック爪143の一端(先端)は、プッシャー140の切り欠き部140aに係合するように爪状に形成されている。ロック爪143の回転支点143aは、ロック爪143の中央付近にあり、固定ハウジングベース110aに回転可能に支持されている。また、ロック爪143の他端には、ワイヤー146が接合されている。ワイヤー146は、ローラーガイド147にガイドされて、固定ハウジングベース110aに設けられたガイドポスト110a2に設けられたガイドスリーブ150を通って、可動ハウジングベース120aの固定部120a4で固定される。これにより、コード132の移動に伴う可動ハウジング部120の動きに応じて、ロック爪143を作動させることができる。
ここで、ワイヤー146を案内するガイドスリーブ150は、図4および図5に示すように、大径部151および小径部152からなり、その中心を貫通するガイド孔153が形成されている。ガイドスリーブ150は、大径部151が可動ハウジング部120側に位置するように、小径部151を固定ハウジングベース110aのガイドポスト110a2に挿入させて固定される。
ガイド孔153は、図5に示すように、小径部152側ではワイヤー146の径と略同一の径で形成されており、大径部151側では、端部153aに向かうにつれて径が大きくなるように形成されている。すなわち、ガイド孔153の端部153a側をR形状とすることで、可動ハウジング部120の動きによってワイヤー146が任意の方向に引っ張られても、ワイヤー146がガイドスリーブ150に引っかからないようにすることができる。また、ガイドスリーブ150は、例えばPTFE(Polytetrafluoroethylene)等の摩擦係数の低い材質で形成するのがよい。なお、ガイドスリーブ150と固定部120a4とは、固定ハウジング110と可動ハウジング120との中立状態での位置関係に合わせて配置するのがよい。
ロック爪143がプッシャー140の切り欠き140aと係合し、プッシャー140が固定ハウジング110の内部に押し込まれた状態を保つように、ロックばね145がプッシャー140の移動方向に対して略直交する方向に伸縮するように設けられている。ロックばね145は、一端がロック爪143の回転支点143aより先端側に固定され、他端が固定ハウジングベース110aに固定される。したがって、ロックばね145は、ロック爪143の回転に応じて伸縮する。
さらに、ロック爪143がプッシャー140の固定を解除する方向(図2では時計回り)に回転したときに、ロック爪143の回転可能範囲を制限するストッパー144a、144bが固定ハウジングベース110aに設けられている。ロック爪143が回転してストッパー144aに当接すると、ワイヤー146がこれ以上引っ張られないようになる。さらにロック爪143がロックバネ145の引っ張れる際(図2では反時計回り)に、ロック爪143の回転を制限するストッパー144bが設けられている。これにより、プッシャー140が固定ハウジング110かた突出している際に、ロック爪143を適当な位置に保持することができる。
<3.動作説明>
次に、図6〜図8に基づいて、プラグ装置100の動作について説明する。図6は、プラグ装置100をコンセント10に挿入したときのリリース機構の状態を示す断面図である。図7は、コード132を真後ろに引っ張ったときのプラグ装置100の状態を示す断面図である。図8は、コード132を横向きに引っ張ったときのプラグ装置100の状態を示す断面図である。
[プラグ装置挿入時の動作]
まず、図6に基づいて、プラグ装置100をコンセント10に挿入したときのリリース機構の動作について説明する。ユーザは、プラグ装置100をコンセント10に差し込むため、プラグ装置100の固定ハウジング部110を持ち、プッシャー140をコンセントの表面に当接させて押し込むと、ユーザの力によってプッシャー140が固定ハウジング部110の内部に押し込まれる。このとき、プッシャー140のフランジ部141と固定ハウジングベース110aの支持部分SS2との間に設けられたリリースばね142が、プッシャー140の移動とともに圧縮される。
プッシャー140が固定ハウジング部110の内部へ移動されて、ロック爪143とプッシャー140の先端に形成されたテーパー部140bとが当接すると、ロック爪143は、テーパー部140bの形状に沿ってロックが解除する方向に移動される。そして、端子130がコンセント10の奥まで正常に挿入された状態となったとき、ロック爪143はロックばね145の復元力によりロックされる方向に移動してプッシャー140の切り欠き部140aと係合した状態となる。
プラグ装置100がコンセント10に挿入されると、図6に示す状態となる。プッシャー140は、一端がコンセント10の表面に当接した状態で、ロック爪143が他の一端側に形成された切り欠き部140aに係合された状態となる。すなわち、プラグ装置100は、ロック爪143によるロックが解除されるとリリースばね142の復元力によってプッシャー140がコンセント10側へ移動可能な状態となる。
[プラグ装置取り外し時の動作]
次に、図8および図9に基づいて、プラグ装置100がコンセント10から取り外されるときのリリース機構の動作を説明する。本実施形態に係るプラグ装置100は、コード132に所定の大きさより大きい負荷がかかると、プッシャー140のロックを解除する方向にロック爪143が移動される。
例えば、ユーザが機器を用いて作業する際に、作業位置等に応じてプラグ装置100を挿入するコンセント10を変更する場合や、作業を終了した場合等、ユーザはプラグ装置100をコンセント10から取り外す操作を行う。例えば、掃除機を用いて掃除をしている状況では、ユーザは、他の場所を掃除するためにプラグ装置100をコンセント10から取り外したり、掃除の終了後にプラグ装置100をコンセント10から取り外したりする。このとき、ユーザは、プラグ装置100をコンセント10から取り外すために、プラグ装置100に接続されたコード132の機器本体に近い部分を引っ張る。そうすると、プラグ装置100の固定ハウジング部110と可動ハウジング部120との位置が中立状態から変化する。
コード132がコンセント10とプラグ装置100との接触面に対して略垂直方向に引っ張られた場合は、図7に示すように、コード132が固定されている可動ハウジング部120全体が、固定ハウジング部110から離隔するように動く。なお、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120とは、伸縮可能なスポンジのような材料で構成されるスペーサ170を介して接続された状態である。このとき、固定部120a4で可動ハウジング部120に固定されているワイヤー146も可動ハウジング部120とともに引っ張られる。したがって、ワイヤー146の一端が接続されたロック爪143は、回転支点143aを回転中心としてロックを解除する方向(図7では時計回り)に回転する。
ロック爪143が回転され、プッシャー140の切り欠き部140aとの係合が解除されると、プッシャー140は、リリースばね142の復元力によってコンセント10側へ押し出される。そして、プッシャー140は、コンセント10の表面を押し、プラグ装置100全体をコンセント10から押し外す。
このとき、コード132が引っ張られると電線132a、132bも引っ張られるが、固定ハウジング部110内部でソフトガイド160によって設けられている弛みが減少することで、電気接点に負荷が加わるのを防止することができる。このため、電線132a、132bの弛みは、ロック爪143によるロックが解除されるまでコード132が引っ張られても余裕がある程度設けるのがよい。
また、本実施形態に係るプラグ装置100では、第1のハウジング部110と第2のハウジング部120との接触面は、略球面状に形成されている。この球面の半径をRtとする。一方、ワイヤー146は、第2のハウジング120の固定部120a4から、第1のハウジング部110に形成された開口部112からガイドスリーブ150、ローラーガイド147を介して、ロック爪143に固定されている。このとき、ワイヤー146をガイドするガイドスリーブ150、ローラーガイド147のうち、第2のハウジング部120に最も近接するガイドスリーブ150と固定部120a4との間のワイヤー146の長さをLtとする。このとき、ワイヤー146は、Lt<Rtを満たすように配設される。これにより、第2のハウジング部120の動きによってコード132が引っ張られても、電線132a、132bより先にワイヤー146が強く引かれ、電線132a、132bに大きな負荷がかかるまでにロック爪143によるロックを解除させることができる。
また、コード132がコンセント10とプラグ装置100との接触面に対して略水平方向に引っ張られた場合も、プラグ装置100をコンセント10から安全に取り外すことができる。この場合、図8に示すように、可動ハウジング部120は、固定ハウジング部110との接触面である曲面上を滑るように移動する。このように可動ハウジング部120の位置が中立状態から変化すると、固定部120a4で可動ハウジング部120に固定されているワイヤー146も可動ハウジング部120の位置も変化する。これにより、ワイヤー146の一端が接続されたロック爪143が、回転支点143aを回転中心としてロックを解除する方向(図8では時計回り)に回転される。
ロック爪143が回転され、プッシャー140の切り欠き部140aとの係合が解除されると、プッシャー140は、図7の場合と同様、リリースばね142の復元力によってコンセント10側へ押し出される。そして、プッシャー140は、コンセント10の表面を押し、プラグ装置100全体をコンセント10から押し外す。この場合にも、電線132a、132bは、ソフトガイド160によって設けられている弛みによって電気接点に負荷が加わるのを防止することができる。
このように、本実施形態に係るプラグ装置100は、引っ張られる等によりコード132に負荷がかかると、リリース機構が作動してプッシャー140のロックを解除し、コンセント10からプラグ装置100を押し外す。これにより、電気接点に負荷を加えることなく安全にプラグ装置100をコンセント10から取り外すことができる。コード132にかかる負荷がユーザの意思により加えられたものだけでなく、不用意に加えられたものであっても、同様にプラグ装置100のリリース機構は作用する。なお、故意にプラグ装置100をコンセント10から取り外す際には、ユーザが固定ハウジング部110を持って引き抜いてもよく、可動ハウジング部120やコード132を少し動かすことによりリリースばね142を動作させるようにしてもよい。
[リリース機構の調整]
上述したように、プラグ装置100のリリース機構は、コード132に所定の大きさ以上の負荷が加えられたときに作動する。ここで、リリース機構が作動するための負荷の調整は予め設定されるが、プラグ装置100や機器自体の使用状態やユーザの希望に応じて、リリース機構の作動し易さをユーザによって調節可能にすることもできる。
(スペーサの変更)
まず、スペーサ170の材質を変更することにより、リリース機構の作動し易さを調整することができる。スペーサ170は、上述したように、可動ハウジング部120を固定ハウジング部110に対する中立状態で保持する機能を有する。スペーサ170に柔軟性の高い材質を用いると、コード132に負荷が加えられたときに可動ハウジング部120が固定ハウジング部110に対して移動し易くなる。したがって、比較的小さな負荷によってリリース機構が作動するようになる。一方、スペーサ170に柔軟性の低い材質を用いると、コード132に負荷が加えられても可動ハウジング部120が固定ハウジング部110に対して移動し難くなる。したがって、比較的大きな負荷を加えなければリリース機構が作動しなくなる。
このように、スペーサ170の材質を変更することで、リリース機構の作動し易さを調整することができる。スペーサ170は、接着剤等により、固定ハウジング部110および可動ハウジング部120と接続されている。現在取り付けられているスペーサ170から他の材質のスペーサ170への交換は、まず、接着剤を取り除いて現在取りつけられているスペーサ170を取り外した後、新たなスペーサ170を接着剤等により固定ハウジング部110および可動ハウジング部120に固定して行われる。
このとき、図9に示すように、半円弧形状のスペーサ170a、170bを組み合わせて、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120との間に設けてもよい(形状パターン1)。あるいは、切り込み170cの入ったスペーサ170を固定ハウジング部110と可動ハウジング部120との間に設けてもよい(形状パターン2)。これにより、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120とを分離しなくともスペーサ170を交換することができる。あるいは、環状のスペーサ170の内径を広げるように引き延ばした状態で固定ハウジング部110と可動ハウジング部120との間に設けてもよい。
(ロックばねの調整)
リリース機構の作動し易さは、ロックばね145がロック爪143を引き戻す力の大きさを変更することによっても調整することができる。ロックばね145がロック爪143を引き戻す力は、すなわち、ロック爪143を回転移動させるために必要な力である。ロック爪143に対して作用するロックばね145の弾性力が大きいほど、ロック爪143によるロックを解除するためには大きな力が必要となる。
したがって、ロック爪143に対して作用するロックばね145の弾性力を大きくするにつれて、ロックが解除されにくくなり、コード132に負荷が加えられても可動ハウジング部120が固定ハウジング部110に対して移動し難くなる。一方、ロック爪143に対して作用するロックばね145の弾性力が小さくなるにつれて、ロックが解除され易くなり、コード132に負荷が加えられたときに可動ハウジング部120が固定ハウジング部110に対して移動し易くなる。
ロックばね145の弾性力を調整するには、ロックばね145自体を交換することによっても可能であるが、プラグ装置100を分解する必要がある。そこで、ロック爪143に対して作用するロックばね145の弾性力を調整するためのアジャスト機構180を設けてもよい。アジャスト機構180は、例えば、図10に示すように、ロックばね145の支点位置を変更するものとして構成できる。ロック爪143側とは反対側にあるロックばね145の支点は、ロックばね145の伸縮方向に移動させる調整ねじ181に固定されている。調整ねじ181は、ねじ溝が形成されたねじ部が、固定ハウジング部110に形成された溝に螺合されており、その先端がロックばね145の一支点と接続されている。また、調整ねじ181の頭部は、固定ハウジング部110の外部に位置するように設けられている。
調整ねじ181を回してロックばね145の支点の位置をロック爪143から離隔させると、ロック爪143に対して作用するロックばね145の弾性力が大きくなる。一方、調整ねじ181を回してロックばね145の支点の位置をロック爪143に近接させると、ロック爪143に対して作用するロックばね145の弾性力が小さくなる。このように、調整ねじ181によりロックばね145の支点の位置を変更することにより、リリース機構の作動し易さをユーザによって調節可能にすることができる。
以上、本実施形態に係るプラグ装置100の構成とその作用について説明した。本実施形態に係るプラグ装置100は、コンセント10からのリリース機構を備えることにより、コード132に所定の大きさ以上の負荷が加えられたとき、プラグ装置100自身でコンセント10を押して外れることができる。これにより、ユーザは、コンセント10のある位置に移動することなく、いつでも安全にコンセント10からプラグ装置100を抜き取ることができ、ユーザの作業効率を向上させることができる。
また、ユーザ自身または第三者が、誤ってコード132を足等に引っ掛けるなどしてプラグ装置100に不意な外力が作用した場合も、コード132に過度な負荷をかけることなくコンセント10からプラグ装置100が外れる。このため、コード132の損傷による火災等を防ぐことができる。さらに、電気自動車等のような移動体にコードを用いて充電をする場合にも、コード132を抜き忘れて発車して危険な状態に陥ることを回避できる。
さらに、本実施形態に係るプラグ装置100は、リリース機構を構成するばねの作用を利用して、コンセント10からの取り外しを実現することができる。したがって、プラグ装置100に別途アクチュエータ等を備える必要がなく、低コストでかつ簡易な構造とすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、固定ハウジング部110の内部空間と可動ハウジング部120の内部空間とを連通させる開口部112は1つであったが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、図11に示すように、電線132a、132bおよびワイヤー146がそれぞれ挿通される開口部112a、112b、112cを形成してもよい。このとき、電線132a、132bおよびワイヤー146は、各開口部112a、112b、112cによって分離されているので、互いに干渉することなく、コード132が引っ張られたときにも無理な力が加わることがない。この場合には、図2等に示したガイドスリーブ150を設けなくともよい。
また、上記実施形態では、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120との対向する面は、半球面形状の曲面に形成されていたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120とが任意の方向に相対的に移動することができる形状であればよい。この場合にも、固定ハウジング部110と可動ハウジング部120とは、スペーサ170の機能によって通常は特定の位置(中立状態)に位置するようにする。
さらに、上記実施形態では、プラグ装置100は2つの端子130を有するものであったが、本発明はかかる例に限定されず、プラグ装置100に設けられる端子の数はいくつであってもよい。また、端子の配設位置に応じて、プッシャー140の配設位置は任意に決定することもできる。そして、プラグ装置100が差し込まれるコンセント10も、壁面や床面に固定されたコンセントであってもよく、延長コード等により延長されたコンセント部分であってもよい。
10 コンセント
100 プラグ装置
110 固定ハウジング部
110a 固定ハウジングベース
110b 固定ハウジングカバー
120 可動ハウジング部
120a 可動ハウジングベース
120b 可動ハウジングカバー
120c コード固定部
132 コード
132a、132b 電線
140 プッシャー
140a 切り欠き部
141 フランジ部
142 リリースばね
143 ロック爪
144a、144b ストッパー
145 ロックばね
146 ワイヤー
147 ローラーガイド
150 ガイドスリーブ
160 ソフトガイド
170 スペーサ
180 アジャスト機構

Claims (7)

  1. コンセントと係合する端子を備える第1のハウジングと、
    前記端子と電気的に接続されたコードが固定され、前記第1のハウジングに対して相対的に可動に設けられた第2のハウジングと、
    前記端子が前記コンセントに係合された状態で前記コードに所定以上の負荷が加えられたときに作動する、前記コンセントを押し離して前記端子を取り外すリリース機構と、
    を備える、プラグ装置。
  2. 前記リリース機構は、前記第2のハウジングが前記第1のハウジングに対して移動することにより作動される、請求項1に記載のプラグ装置。
  3. 前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとの接触面は略半球面に形成される、請求項1または2に記載のプラグ装置。
  4. 前記コードは、前記第1のハウジングおよび前記第2のハウジングの内部において、弛みを持って配設されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラグ装置。
  5. 前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとの間には、前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとの中立状態を保持する補助部材が設けられる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラグ装置。
  6. 前記リリース機構は、
    前記第1のハウジングに設けられ、前記端子が突出する方向と略同一方向にスライド可能な押出部材と、
    前記押出部材に対して前記コンセントの表面を押し出す押出力を付与する弾性部材と、
    前記押圧力を保持した状態の前記押圧部材を固定する固定部材と、
    一端が前記固定部材に固定され、他端が前記第2のハウジングに固定された連結部材と、
    を備え、
    前記コードに所定以上の負荷が加えられたとき、前記第2のハウジングとともに前記連結部材が移動して前記固定部材による前記押圧部材の固定を解除する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラグ装置。
  7. 前記固定部材の固定力を調節するアジャスト機構をさらに備える、請求項6に記載のプラグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018196669A1 (zh) * 2017-04-24 2018-11-01 深圳市航嘉驰源电气股份有限公司 一种可单手省力插拔的电源插头
WO2018221786A1 (ko) * 2017-05-31 2018-12-06 신영주 콘센트로부터 분리가 용이한 플러그
WO2019035496A1 (ko) * 2017-08-16 2019-02-21 채금옥 자동 인발 기능이 구비된 플러그 구조체

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