JP5970399B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は、防水コネクタに係り、特に、嵌合状態を検知する嵌合検知ピンを有する防水コネクタに関する。
近年、環境保全の観点から、電気自動車、ハイブリッド車等、電気エネルギーを利用する車両の実用化が盛んに行われているが、車載電源からモータあるいはインバータ等の負荷に大電流が流れるため、保守点検作業の安全性確保等の目的で、例えば車載電源と負荷との間にコネクタを介在させ、コネクタの離脱により負荷への電源供給を遮断し得るように構成されている。
この種のコネクタとして、例えば、特許文献1には、図42に示されるように、操作レバー1を回転操作することにより第1コネクタハウジング2と第2コネクタハウジング3の嵌合/離脱を行うコネクタが開示されている。第1コネクタハウジング2および第2コネクタハウジング3は、それぞれ主回路スイッチを形成するためのコンタクト4および5を有し、第2コネクタハウジング3に回転可能に取り付けられた操作レバー1を回転して第2コネクタハウジング3を第1コネクタハウジング2に嵌合させることで、双方のコンタクト4および5が互いに接続される。
また、第1コネクタハウジング2と第2コネクタハウジング3の嵌合状態あるいは離脱状態を検知するために、操作レバー1の先端部に検知用端子6が取り付けられると共に第1コネクタハウジング2にも検知用端子7が取り付けられている。操作レバー1を回転して第2コネクタハウジング3を第1コネクタハウジング2に嵌合させたときに、操作レバー1の検知用端子6が第1コネクタハウジング2の検知用端子7に接続され、これにより、第1コネクタハウジング2と第2コネクタハウジング3が嵌合状態にあることが検知される。
特開2012−243559号公報
上述したような車両に搭載されるコネクタは、雨水、泥水、洗車水等に晒されるおそれを有し、また、モータハウジング等に装着されるコネクタでは、モータハウジングの内部から、モータの潤滑油に晒される、という過酷な環境下に位置している。このため、コネクタとして、水および油から内部の導電部材を保護し得る防水構造のものが要求される。
防水構造を形成するために、内部の導電部材の周囲を囲むように環状の防水ゴムを備える方法がある。例えば、図43のコネクタにおいて、第1コネクタハウジング2と第2コネクタハウジング3との接合部に設置された環状の防水ゴムで、嵌合時に互いに接続されるコンタクト4および5の周囲を囲むことにより、これらコンタクト4および5に対する防水を図ることができる。
しかしながら、検知用端子6および7に対しては、操作レバー1の先端部に取り付けられている検知用端子6が操作レバー1の回転軸を中心とする円弧を描きつつ移動するため、環状の防水ゴムを設置しても、高い防水効果を得ることが困難になるおそれがある。
すなわち、図43(A)に示されるように、操作レバー1の回転に伴って操作レバー1の先端部8を環状の防水ゴム9の内側に嵌め込もうとしても、操作レバー1の先端部8が円弧状に移動するため、図43(B)に示されるように、防水ゴム9の圧迫は不均一とならざるを得ない。仮に、操作レバー1の先端部8と環状の防水ゴム9のサイズおよび相対的な位置関係を最適なものに設計することで防水効果を期待しても、実使用時においては、設計公差およびコネクタの嵌合状態等に起因して防水効果が低下することとなる。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、嵌合状態を検知しながらも高い防水効果を得ることができる防水コネクタを提供することを目的とする。
この発明に係る防水コネクタは、プラグにソケットを嵌合することにより主回路を形成するプラグ側コンタクトとソケット側コンタクトとが接続され、プラグ側嵌合検知ピンにソケット側嵌合検知ピンが接続されることでプラグとソケットとの嵌合を検知する防水コネクタにおいて、コネクタ嵌合位置とコネクタ離脱位置との間で回転可能にソケットに取り付けられると共にプラグの一部と係り合うことによりコネクタ嵌合位置に向けて回転することでソケットを嵌合軸に沿ってプラグに嵌合させる嵌合力を発生し且つコネクタ離脱位置に向けて回転することでソケットを嵌合軸に沿ってプラグから離脱させる離脱力を発生する操作レバーと、ソケット側嵌合検知ピンを有すると共に嵌合軸に沿って検知ピン接続位置と検知ピン遮断位置との間で直進可能にソケットに取り付けられたスライダと、スライダに取り付けられ且つスライダが検知ピン遮断位置にあるときは操作レバーの回転経路に干渉しないように内側へ変位すると共にスライダが検知ピン接続位置にあるときは操作レバーの回転経路上にまで拡張するロックばねと、スライダを検知ピン接続位置にロックするスライダロック機構と、プラグにソケットを嵌合したときに、互いに接続されるプラグ側コンタクトおよびソケット側コンタクトの周囲を囲む環状のコンタクト用防水部材と、プラグ側嵌合検知ピンにソケット側嵌合検知ピンを接続したときに、プラグ側嵌合検知ピンおよびソケット側嵌合検知ピンの周囲を囲む環状の検知ピン用防水部材とを備え、スライダが検知ピン遮断位置に位置する状態で操作レバーをコネクタ嵌合位置に回転させてプラグ側コンタクトにソケット側コンタクトを接続した後、スライダを検知ピン接続位置に直進させることにより、プラグ側嵌合検知ピンにソケット側嵌合検知ピンが接続されると共にロックばねが拡張して操作レバーがコネクタ嵌合位置にロックされるものである。
好ましくは、プラグは、プラグとソケットとの嵌合時にソケット側コンタクトを収容するためのソケット側コンタクト収容部が形成されたプラグ側ハウジングを有し、ソケットは、プラグとソケットとの嵌合時にプラグ側ハウジングを嵌め込むためのプラグ側ハウジング収容部が形成されたソケット側ハウジングを有し、プラグ側コンタクトは、一端がソケット側コンタクト収容部内に露出するようにプラグ側ハウジングに取り付けられ、ソケット側コンタクトは、一端がプラグ側ハウジング収容部内に露出するようにソケット側ハウジングに取り付けられている。
さらに、プラグ側嵌合検知ピンは、プラグ側ハウジングの近傍に配置され、スライダは、プラグ側嵌合検知ピン収容部が形成されたスライダハウジングを有し、ソケット側嵌合検知ピンは、一端がプラグ側嵌合検知ピン収容部内に露出するようにスライダハウジングに取り付けられ、ロックばねは、スライダハウジングの外面上に取り付けられることが好ましい。
ソケットは、ソケット側ハウジングに一体に形成されると共にスライダを前記嵌合軸に沿って移動可能に格納するスライダ格納部を有し、プラグは、スライダハウジングを収容するためのスライダハウジング収容部を有し、プラグ側嵌合検知ピンは、スライダハウジング収容部内に露出するように配置されていることが好ましい。
スライダは、検知ピン接続位置ロック用の第1の突起部を有し、スライダハウジング収容部は、プラグとソケットとが嵌合され且つスライダが検知ピン接続位置に位置したときに第1の突起部が挿入されて引っ掛かる第1の引っ掛け部を有し、第1の突起部および第1の引っ掛け部によりスライダロック機構を形成するように構成することができる。
スライダは、第1の突起部が形成された弾性変形可能な梁部と、梁部の上に形成された押し込みボタンを有していてもよい。この場合、スライダは、梁部の上に形成された検知ピン遮断位置ロック用の第2の突起部を有し、スライダ格納部は、第2の突起部が引っ掛かる第2の引っ掛け部を有することもできる。
また、スライダは、嵌合軸に沿って形成された溝と、この溝内に形成された脱落防止用の第3の突起部を有し、スライダ格納部は、上記の溝内に弾性的に挿入されるランスを有し、ランスの先端部が第3の突起部に接触することによりスライダ格納部からのスライダの脱落が防止されるように構成することができる。
スライダ格納部は、スライダが検知ピン遮断位置に位置するときにロックばねを押し込んで内側へ変位させるロックばね押さえを有し、スライダが検知ピン接続位置に位置すると、ロックばねは、スライダ格納部の外に出て拡張することが好ましい。
操作レバーは、平坦部を有し、ロックばねは、操作レバーがコネクタ嵌合位置に位置する状態で拡張したときに操作レバーの平坦部に接触する先端部を有していてもよい。
ロックばねは、スライダを検知ピン接続位置に位置させることにより拡張している状態で、操作レバーをコネクタ離脱位置からコネクタ嵌合位置に向けて回転させたときに、操作レバーに接触して操作レバーのコネクタ嵌合位置への回転を阻止するための回転阻止用突起部を有することが好ましい。
好ましくは、プラグは、プラグ側ハウジングに突出形成された引っ掛けピンを有し、ソケットは、ソケット側ハウジングに突出形成された回動軸ピンを有し、操作レバーは、回動軸ピンが挿入される回動軸孔と引っ掛けピンが挿入されるガイド溝を有している。
この発明によれば、スライダが検知ピン遮断位置に位置する状態で操作レバーをコネクタ嵌合位置に回転させてプラグ側コンタクトにソケット側コンタクトを接続した後、スライダを検知ピン接続位置に直進させることにより、プラグ側嵌合検知ピンにソケット側嵌合検知ピンが接続されると共にロックばねが拡張して操作レバーがコネクタ嵌合位置にロックされ、プラグ側コンタクトおよびソケット側コンタクトの周囲が環状のコンタクト用防水部材で囲まれると共にプラグ側嵌合検知ピンおよびソケット側嵌合検知ピンの周囲が環状の検知ピン用防水部材で囲まれるので、嵌合状態を検知しながらも高い防水効果を得ることが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る防水コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る防水コネクタの嵌合後の状態を示す斜視図である。 プラグを示す斜視図である。 プラグの内部を示す破断斜視図である。 プラグに用いられたプラグ側コンタクトを示す斜視図である。 プラグに形成されたスライダハウジング収容部を斜め前方から見た斜視図である。 プラグに形成されたスライダハウジング収容部を斜め上方から見た斜視図である。 スライダハウジング収容部の要部を示す部分拡大斜視図である。 プラグに用いられた検知信号ハーネスを示す斜視図である。 検知信号ハーネス内のプラグ側嵌合検知ピンを示す斜視図である。 ソケットを示す斜視図である。 ソケットの内部を示す部分断面図である。 ソケット側ハウジングに収容されるソケット側コンタクトとケーブルを示す斜視図である。 ソケット側コンタクトを示す斜視図である。 ソケット側コンタクト内に用いられたバネ部材を示す斜視図である。 操作レバーを示す斜視図である。 ソケットに用いられたソケット側ハウジングを示す斜視図である。 ソケットのスライダ格納部を示す斜視図である。 スライダ格納部の内部を示す断面図である。 スライダを示す斜視図である。 スライダの梁部を示す斜視図である。 スライダの内部を示す断面図である。 スライダの前部を示す斜視図である。 スライダの内部を示す断面図である。 スライダ格納部にスライダを格納する際の状態を示す斜視図である。 スライダが検知ピン遮断位置に位置する状態を示す斜視図である。 スライダが検知ピン遮断位置に位置するときのロックばねの状態を示す側面図である。 スライダが検知ピン接続位置に位置するときのロックばねの状態を示す側面図である。 スライダ格納部にスライダが格納された状態を示す一部破断斜視図である。 嵌合前のプラグとソケットを示す平面図である。 嵌合開始時のプラグとソケットを示す平面図である。 嵌合開始時におけるスライダの状態を示す断面図である。 嵌合完了時のプラグとソケットを示す平面図である。 嵌合完了時におけるプラグ側コンタクトとソケット側コンタクトを示す側面図である。 スライダが検知ピン接続位置に位置する状態を示す斜視図である。 嵌合完了時で且つ検知ピン遮断位置に位置するスライダの状態を示す断面図である。 嵌合完了時で且つ検知ピン接続位置に位置するスライダの状態を示す一部破断斜視図である。 嵌合完了時で且つ検知ピン接続位置に位置するスライダの状態を示す断面図である。 実施の形態2に係る防水コネクタに用いられたスライダを示す斜視図である。 実施の形態2の正常時におけるスライダと操作レバーの関係を示す一部破断斜視図である。 実施の形態2の異常時におけるスライダと操作レバーの関係を示す一部破断斜視図である。 従来のコネクタの構成を示す断面図である。 従来のコネクタの問題点を模式的に示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る防水コネクタの構成を示す。防水コネクタは、モータ、インバータ等のハウジングに固定されるプラグ11と、ケーブルの端部に取り付けられるソケット12を備えており、ソケット12に操作レバー13が回転可能に取り付けられている。プラグ11にソケット12をあてがって操作レバー13を回転することにより、図2に示されるように、ソケット12がプラグ11に嵌合する。
プラグ11は、図3に示されるように、ボルト14によりモータ、インバータ等のハウジングに取り付けられるフランジ15を有し、このフランジ15にプラグ側ハウジング16とスライダ受け容れハウジング17が互いに隣接して突出形成されている。プラグ側ハウジング16は、嵌合軸C1を中心とする筒形状を有し、スライダ受け容れハウジング17は、嵌合軸C1と平行な中心軸C2を中心とする筒形状を有している。
プラグ側ハウジング16の内部にソケット側コンタクト収容部18が形成されると共に、プラグ側ハウジング16の上部に、操作レバー13と係わり合う引っ掛けピン19が突出形成されている。
また、プラグ側ハウジング16には、3つのプラグ側コンタクト20が取り付けられている。これらのプラグ側コンタクト20は、図4に示されるように、一端がソケット側コンタクト収容部18に露出し、他端がプラグ側ハウジング16の背部から突出している。プラグ側ハウジング16の背面上には、それぞれ3つのプラグ側コンタクト20を囲むように環状のコンタクト用防水ゴム部材21および22が配置されている。
図5に示されるように、プラグ側コンタクト20には、ソケット側コンタクト収容部18に露出する一端側に接点部23が形成され、プラグ側ハウジング16の背部から突出する他端側に接続用の孔24が形成されている。
図6に示されるように、プラグ側ハウジング16に隣接して配置されたスライダ受け容れハウジング17の内部には、スライダハウジング収容部25が形成され、スライダハウジング収容部25内で且つ中心軸C2上に、検知ピン突入部26が形成されている。スライダ受け容れハウジング17を構成する上壁部および下壁部には、それぞれスリット状のロックばね突入部27が形成され、側壁部には、ランス引っ掛け孔28が形成されている。また、図7に示されるように、検知ピン突入部26の周囲を囲むように環状の検知ピン用防水ゴム部材29が配置されている。
図8に示されるように、スライダ受け容れハウジング17の開口端部の内側に、ランス引っ掛け孔28に隣接する突起部30が形成されると共に、突起部30の両側には、それぞれ中心軸C2と平行に延びる一対の溝31が形成されている。
スライダハウジング収容部25内に形成された検知ピン突入部26には、図9に示されるような検知信号ハーネス32が格納されている。この検知信号ハーネス32には、先端部に一対のピン挿入孔33が形成され、検知信号ハーネス32の内部に、図10に示されるような一対のプラグ側嵌合検知ピン34がそれぞれ格納され、プラグ側嵌合検知ピン34にリード線35が接続されている。
一方、ソケット12は、図11に示されるように、ソケット側ハウジング36と、ソケット側ハウジング36の側部に一体に形成されたスライダ格納ハウジング37を有している。ソケット側ハウジング36は、嵌合軸C1を中心とする筒形状を有し、スライダ格納ハウジング37は、嵌合軸C1と平行な中心軸C3を中心とする筒形状を有している。
ソケット側ハウジング36にケーブル38の折れ曲がりを緩和すると共に外部からの水の浸入を防止するためのケーブル側防水ゴム部材39が取り付けられている。また、ソケット側ハウジング36の上部および下部にそれぞれ回動軸ピン40が突出形成され、これらの回動軸ピン40を中心として回転可能に操作レバー13がソケット側ハウジング36に取り付けられている。さらに、スライダ格納ハウジング37の内部に、スライダS1が格納されている。
なお、嵌合軸C1と中心軸C3との間隔は、プラグ11における嵌合軸C1と中心軸C2との間隔と同一の値に設定されているものとする。
図12に示されるように、ソケット側ハウジング36の内部にプラグ側ハウジング収容部41が形成され、一端がプラグ側ハウジング収容部41内に露出するように3つのソケット側コンタクト42がソケット側ハウジング36に取り付けられている。また、プラグ側ハウジング収容部41内には、3つのソケット側コンタクト42を囲むように環状のコンタクト用防水ゴム部材43が配置されている。
図13に、3本のケーブル38の先端にそれぞれ接続された3つのソケット側コンタクト42を示す。それぞれのソケット側コンタクト42は、図14に示されるように、一端にほぼ矩形の断面を有する筒形状部44を有すると共に、他端にケーブル38に結線される結線部45を有し、筒形状部44の内部に板ばね46が固定されている。板ばね46は、コネクタの嵌合時にプラグ側コンタクト20に接触するもので、図15に示されるように、断面が「く」の字状に屈曲した接点部47を有している。
図16に示されるように、操作レバー13は、把持部48を介することにより間隔W1を隔てて互いに平行に配置された一対の板状部49を有し、それぞれの板状部49に、回動軸孔50と、円弧状に形成されたガイド溝51が形成されている。また、把持部48の側部には、平坦部52が形成されている。
図17に示されるように、ソケット側ハウジング36の上壁部には、プラグ側ハウジング16に突出形成された引っ掛けピン19が導入されるスリット状の引っ掛けピン導入溝53が形成され、ソケット側ハウジング36の背部には、3つのソケット側コンタクト42に接続される3本のケーブル38を通すケーブル収容部54が形成されている。
ソケット側ハウジング36に一体に形成されたスライダ格納ハウジング37の内部には、図18に示されるように、中心軸C3に沿って延びるスライダ格納部55が形成されている。スライダ格納ハウジング37の上壁部および下壁部にそれぞれ開口部からなるロックばね収容部56が形成されると共にロックばね収容部56の両側に中心軸C3に沿って延びる防護壁57が形成されている。これらの防護壁57は、ロックばね押さえ58により連結されている。また、スライダ格納ハウジング37には、中心軸C3に沿って延びる2本のスリット状の溝59により、これらの溝59の間にランス60が形成されている。また、スライダ格納ハウジング37の側壁部には、中心軸C3に沿って押し込みボタンスライド溝61が形成されている。
図19に示されるように、押し込みボタンスライド溝61の中間部には、押し込みボタンスライド溝61に直交する直交溝62が接続されている。また、ランス60の先端部に凸部60aが形成されている。
スライダ格納ハウジング37のスライダ格納部55に格納されるスライダS1を図20に示す。スライダS1は、中心軸C4に沿って延びる、ほぼ直方体形状のスライダハウジング63を有し、スライダハウジング63の上面および下面の上にそれぞれロックばね64が形成されている。
スライダハウジング63の側面上には、中心軸C4に沿って延びる弾性変形可能な梁部65が形成され、梁部65の上に1つの第1の突起部66と、第1の突起部66を挟んで中心軸C4に直交する方向の両側に配置された一対の第2の突起部67と、第1の突起部66の近傍に配置された押し込みボタン68がそれぞれ形成されている。さらに、図21に示されるように、第1の突起部66には、スライダS1の先端側にテーパ部66aが形成され、双方の第2の突起部67には、それぞれスライダS1の基端側にテーパ部67aが形成されている。
また、スライダハウジング63の上面および下面には、それぞれ中心軸C4方向に延びる仮固定溝69が形成され、仮固定溝69の中に第3の突起部70が形成されている。
図22に示されるように、ロックばね64は、基端部がスライダハウジング63の上面または下面に固定され、先端部がスライダハウジング63の上面または下面から離れるように斜めに配置され、ロックばねテーパ部64aと先端部64bを有している。そして、一対のロックばね64の先端部64bの間隔W2は、予め、操作レバー13の一対の板状部49の間隔W1よりも大きな値に設定されている。
図23に示されるように、スライダハウジング63の内部には、スライダS1の先端方向に開口する検知信号ハーネス収容部71が形成され、検知信号ハーネス収容部71内に2本のソケット側嵌合検知ピン72が突出している。これらのソケット側嵌合検知ピン72は、図24に示されるように、スライダハウジング63の内部で互いに連結されている。
図25に示されるように、このような構成のスライダS1を、ソケット12のスライダ格納ハウジング37の先端側からスライダ格納ハウジング37内に挿入すると、スライダ格納ハウジング37のランス60の先端部がスライダS1の仮固定溝69に挿入される。そして、図26に示されるように、スライダS1の第2の突起部67が、スライダ格納ハウジング37の直交溝62に嵌入されるまでスライダS1がスライダ格納部55に挿入されると、図27に示されるように、スライダ格納ハウジング37内に形成されているロックばね押さえ58により一対のロックばね64がそれぞれ押されて内側へ変位し、一対のロックばね64の先端部64bの間隔W3は、操作レバー13の間隔W1よりも小さくなる。これにより、ロックばね64に干渉されることなく、操作レバー13を回転させることができるようになる。この状態は、スライダS1の第2の突起部67が、スライダ格納ハウジング37の直交溝62に嵌入されることによりロックされる。このように、第2の突起部67が直交溝62に嵌入されるときのスライダ格納ハウジング37に対するスライダS1の位置を「検知ピン遮断位置」と呼ぶこととする。
この状態から、押し込みボタン68を押して梁部65を弾性変形させることにより、スライダS1の第2の突起部67をスライダ格納ハウジング37の直交溝62から外して、スライダS1を前方へ移動させると、図28に示されるように、ロックばね押さえ58によるロックばね64の押さえが解除され、ロックばね64は初期の状態に拡張し、一対のロックばね64の先端部64bの間隔W2は、操作レバー13の間隔W1よりも大きくなる。このため、ロックばね64が操作レバー13の回転操作に干渉することとなる。
実施の形態1に係る防水コネクタは、以上のような構成を有しているが、使用に供されずに保管されているときには、図26および27に示した状態までスライダS1を挿入せずに、図29に示されるように、スライダS1をスライダ格納ハウジング37の前方へ突出させてロックばね64を初期の状態としておくことが望ましい。これは、ロックばね64を押さえ付けた状態で長期間保管すると、ロックばね64に残留応力が作用してばね性が低下するおそれがあるからである。
ここで、スライダS1の仮固定溝69の中に第3の突起部70が形成されているので、スライダ格納ハウジング37のランス60の先端に形成された凸部60aがスライダS1の第3の突起部70に接触することで、スライダ格納ハウジング37からのスライダS1の脱落が防止されるように構成されている。
次に、コネクタを嵌合する際の動作について説明する。
図26および27に示したように、スライダS1を検知ピン遮断位置に位置させた状態で、図30に示されるように、嵌合軸C1に沿ってソケット12をプラグ11に接近させる。このとき、操作レバー13は、把持部48がプラグ11から最も離されるような回転位置にあり、この回転位置を「コネクタ離脱位置」と呼ぶこととする。この状態から、ソケット12をプラグ11に向けて押し込むと、図31に示されるように、プラグ側ハウジング16の上部に突出形成されている引っ掛けピン19が、ソケット12に取り付けられている操作レバー13のガイド溝51に挿入される。このとき、図32に示されるように、ソケット12のスライダS1は、まだ、プラグ11側のスライダ受け容れハウジング17から離れた状態にあり、スライダS1の一対のロックばね64は、ロックばね押さえ58により押されて弾性変形し、一対のロックばね64の先端部64bの間隔W3は、操作レバー13の間隔W1よりも小さくなっている。すなわち、操作レバー13は、回転操作可能な状態にある。
そこで、回動軸ピン40を中心として操作レバー13の把持部48をプラグ11の方向へ押すことにより操作レバー13を回転させると、プラグ側ハウジング16の引っ掛けピン19が操作レバー13のガイド溝51によって案内され、図33に示されるように、ソケット12がプラグ11に嵌合される。このように、把持部48がプラグ11に最も近づくような操作レバー13の回転位置を「コネクタ嵌合位置」と呼ぶこととする。
これにより、図34に示されるように、プラグ側コンタクト20の接点部23がソケット側コンタクト42の筒形状部44内に挿入され、板ばね46の接点部47により押しつけられ、コネクタの主回路がオン状態となる。
ただし、このとき、図35に示されるように、スライダS1のソケット側嵌合検知ピン72とプラグ11のプラグ側嵌合検知ピン34は互いに離れており、コネクタの嵌合状態は、まだ検知されていない。
次に、スライダS1の押し込みボタン68を押して梁部65を弾性変形させることにより、スライダS1の第2の突起部67とスライダ格納ハウジング37の直交溝62との嵌合を解除してスライダS1を前方へ移動させると、スライダS1の第2の突起部67がスライダ受け容れハウジング17の一対の溝31に挿入されると共に、スライダS1の第1の突起部66には、スライダS1の先端側にテーパ部66aが形成されているので、第1の突起部66は、スライダ受け容れハウジング17の開口端部の内側に形成されている突起部30を乗り越え、図36に示されるように、ランス引っ掛け孔28に引っ掛かる。これにより、スライダハウジング63とスライダ受け容れハウジング17が互いに連結された状態となる。このように、第1の突起部66がランス引っ掛け孔28に引っ掛かるときのスライダS1の位置を「検知ピン接続位置」と呼ぶこととする。
このとき、図37に示されるように、スライダハウジング63がスライダ受け容れハウジング17のスライダハウジング収容部25に収容されると共に、検知信号ハーネス32がスライダS1の検知信号ハーネス収容部71内に収容され、ソケット側嵌合検知ピン72とプラグ側嵌合検知ピン34が互いに接続される。これにより、コネクタの嵌合状態を検知することができる。
また、スライダS1が前方へ移動したことにより、図38に示されるように、ロックばね押さえ58によるロックばね64の押さえが解除され、ロックばね64はスライダ受け容れハウジング17のロックばね突入部27を通って初期の状態に拡張し、一対のロックばね64の先端部64bの間隔W2は、操作レバー13の間隔W1よりも大きくなる。その結果、一対のロックばね64の先端部64が、それぞれ操作レバー13の平坦部52に接触し、操作レバー13の回転位置がロックされる。このため、操作レバー13に不測の外力が加わっても、操作レバー13がコネクタ嵌合位置から回転することはなく、プラグ11とソケット12の嵌合状態が維持される。
嵌合状態のコネクタを離脱する際には、スライダS1の押し込みボタン68を押して梁部65を弾性変形させることにより、検知ピン接続位置にあるスライダS1の第1の突起部66とランス引っ掛け孔28との嵌合を解除し、第2の突起部67がスライダ格納ハウジング37の直交溝62に嵌合する検知ピン遮断位置までスライダS1を後方へ移動させる。これにより、ソケット側嵌合検知ピン72とプラグ側嵌合検知ピン34が互いに遮断されると共に、一対のロックばね64がそれぞれロックばね押さえ58により押されて内側へ変位し、一対のロックばね64の先端部64bの間隔W3は、操作レバー13の間隔W1よりも小さくなる。
そこで、回動軸ピン40を中心として操作レバー13の把持部48をプラグ11から引き離すように引くことにより操作レバー13をコネクタ嵌合位置からコネクタ離脱位置まで回転させると、プラグ側ハウジング16の引っ掛けピン19が操作レバー13のガイド溝51によって案内され、ソケット12がプラグ11から離れ始める。さらに、ソケット12をプラグ11から引き離すことで、コネクタが離脱される。すなわち、プラグ側コンタクト20とソケット側コンタクト42とが互いに離され、コネクタの主回路はオフ状態となる。
このようにして、コネクタの嵌合および離脱が行われるが、スライダS1の移動操作が操作レバー13の回転操作に連動することなく、スライダS1を検知ピン接続位置まで直進させることでソケット側嵌合検知ピン72とプラグ側嵌合検知ピン34の接続が行われる。このため、ソケット側嵌合検知ピン72とプラグ側嵌合検知ピン34に対する防水を図るための環状の検知ピン用防水ゴム部材29は、スライダS1の直進動作に伴って均一に圧迫され、高い防水効果を得ることが可能となる。
実施の形態2
図39に、実施の形態2に係る防水コネクタで用いられるスライダS2の構成を示す。このスライダS2は、実施の形態1で使用されたスライダS1において、一対のロックばね64に回転阻止用突起部64cを形成したものである。一対のロックばね64が拡張状態にあるときには、これら回転阻止用突起部64cの間隔は、操作レバー13の間隔W1よりも大きい値を有するものとする。
図40に示されるように、スライダS2を検知ピン遮断位置に位置させて一対のロックばね64をロックばね押さえ58で内側へ変位し、一対のロックばね64の先端部64bの間隔W3が操作レバー13の間隔W1よりも小さくなった状態で、操作レバー13をコネクタ離脱位置から回転させれば、ロックばね64の先端部64bおよび回転阻止用突起部64cは操作レバー13の回転経路に干渉することなく、操作レバー13は正常にコネクタ嵌合位置まで回転する。すなわち、実施の形態1と同様にして、コネクタの嵌合および離脱を行うことができる。
これに対して、図41に示されるように、スライダS2が既に検知ピン接続位置に位置し、一対のロックばね64が拡張している状態で、操作レバー13をコネクタ離脱位置から回転させようとすると、一対のロックばね64の回転阻止用突起部64cの間隔が、操作レバー13の間隔W1よりも大きくなっているため、操作レバー13が回転阻止用突起部64cに接触してコネクタ嵌合位置まで回転することが阻止される。これにより、ソケット側嵌合検知ピン72とプラグ側嵌合検知ピン34が先に接続された後に、コネクタの嵌合が行われるような誤動作を未然に防止することが可能となる。
1 操作レバー、2 第1コネクタハウジング、3 第2コネクタハウジング、4,5 コンタクト、6,7 検知用端子、8 操作レバーの先端部、9 防水ゴム、11 プラグ、12 ソケット、13 操作レバー、14 ボルト、15 フランジ、16 プラグ側ハウジング、17 スライダ受け容れハウジング、18 ソケット側コンタクト収容部、19 引っ掛けピン、20 プラグ側コンタクト、21,22 コンタクト用防水ゴム部材、23 接点部、24 孔、25 スライダハウジング収容部、26 検知ピン突入部、27 ロックばね突入部、28 ランス引っ掛け孔、29 検知ピン用防水ゴム部材、30 突起部、31 溝、32 検知信号ハーネス、33 ピン挿入孔、34 プラグ側嵌合検知ピン、35 リード線、36 ソケット側ハウジング、37 スライダ格納ハウジング、38 ケーブル、39 ケーブル側防水ゴム部材、40 回動軸ピン、41 プラグ側ハウジング収容部、42 ソケット側コンタクト、43 コンタクト用防水ゴム部材、44 筒形状部、45 結線部、46 板ばね、47 接点部、48 把持部、49 板状部、50 回動軸孔、51 ガイド溝、52 平坦部、53 引っ掛けピン導入溝、54 ケーブル収容部、55 スライダ格納部、56 ロックばね収容部、57 防護壁、58 ロックばね押さえ、59 溝、60 ランス、60a 凸部、61 押し込みボタンスライド溝、62 直交溝、63 スライダハウジング、64 ロックばね、64a テーパ部、64b 先端部、64c 回転阻止用突起部、65 梁部、66 第1の突起部、66a テーパ部、67 第2の突起部、67a テーパ部、68 押し込みボタン、69 仮固定溝、70 第3の突起部、71 検知信号ハーネス収容部、72 ソケット側嵌合検知ピン、C1 嵌合軸、C2,C3 中心軸、W1 操作レバーの間隔、W2 拡張状態のロックばねの先端部の間隔、W3 内側へ変位した状態のロックばねの先端部の間隔、S1,S2 スライダ。

Claims (12)

  1. プラグにソケットを嵌合することにより主回路を形成するプラグ側コンタクトとソケット側コンタクトとが接続され、プラグ側嵌合検知ピンにソケット側嵌合検知ピンが接続されることで前記プラグと前記ソケットとの嵌合を検知する防水コネクタにおいて、
    コネクタ嵌合位置とコネクタ離脱位置との間で回転可能に前記ソケットに取り付けられると共に前記コネクタ嵌合位置に向けて回転することで前記ソケットを嵌合軸に沿って前記プラグに嵌合させる嵌合力を発生し且つ前記コネクタ離脱位置に向けて回転することで前記ソケットを前記嵌合軸に沿って前記プラグから離脱させる離脱力を発生する操作レバーと、
    前記ソケット側嵌合検知ピンを有すると共に前記嵌合軸に沿って検知ピン接続位置と検知ピン遮断位置との間で直進可能に前記ソケットに取り付けられたスライダと、
    前記スライダに取り付けられ且つ前記スライダが前記検知ピン遮断位置にあるときは前記操作レバーの回転経路に干渉しないように内側へ変位すると共に前記スライダが前記検知ピン接続位置にあるときは前記操作レバーの回転経路上にまで拡張するロックばねと、
    前記スライダを前記検知ピン接続位置にロックするスライダロック機構と、
    前記プラグに前記ソケットを嵌合したときに、互いに接続される前記プラグ側コンタクトおよび前記ソケット側コンタクトの周囲を囲む環状のコンタクト用防水部材と、
    前記プラグ側嵌合検知ピンに前記ソケット側嵌合検知ピンを接続したときに、前記プラグ側嵌合検知ピンおよび前記ソケット側嵌合検知ピンの周囲を囲む環状の検知ピン用防水部材と
    を備え、前記スライダが前記検知ピン遮断位置に位置する状態で前記操作レバーを前記コネクタ嵌合位置に回転させて前記プラグ側コンタクトに前記ソケット側コンタクトを接続した後、前記スライダを前記検知ピン接続位置に直進させることにより、前記プラグ側嵌合検知ピンに前記ソケット側嵌合検知ピンが接続されると共に前記ロックばねが拡張して前記操作レバーが前記コネクタ嵌合位置にロックされることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記プラグは、前記プラグと前記ソケットとの嵌合時に前記ソケット側コンタクトを収容するためのソケット側コンタクト収容部が形成されたプラグ側ハウジングを有し、
    前記ソケットは、前記プラグと前記ソケットとの嵌合時に前記プラグ側ハウジングを嵌め込むためのプラグ側ハウジング収容部が形成されたソケット側ハウジングを有し、
    前記プラグ側コンタクトは、一端が前記ソケット側コンタクト収容部内に露出するように前記プラグ側ハウジングに取り付けられ、
    前記ソケット側コンタクトは、一端が前記プラグ側ハウジング収容部内に露出するように前記ソケット側ハウジングに取り付けられている請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記プラグ側嵌合検知ピンは、前記プラグ側ハウジングの近傍に配置され、
    前記スライダは、前記プラグ側嵌合検知ピン収容部が形成されたスライダハウジングを有し、
    前記ソケット側嵌合検知ピンは、一端が前記プラグ側嵌合検知ピン収容部内に露出するように前記スライダハウジングに取り付けられ、
    前記ロックばねは、前記スライダハウジングの外面上に取り付けられている請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記ソケットは、前記ソケット側ハウジングに一体に形成されると共に前記スライダを前記嵌合軸に沿って移動可能に格納するスライダ格納部を有し、
    前記プラグは、前記スライダハウジングを収容するためのスライダハウジング収容部を有し、
    前記プラグ側嵌合検知ピンは、前記スライダハウジング収容部内に露出するように配置されている請求項3に記載の防水コネクタ。
  5. 前記スライダは、検知ピン接続位置ロック用の第1の突起部を有し、
    前記スライダハウジング収容部は、前記プラグと前記ソケットとが嵌合され且つ前記スライダが前記検知ピン接続位置に位置したときに前記第1の突起部が挿入されて引っ掛かる第1の引っ掛け部を有し、
    前記第1の突起部および前記第1の引っ掛け部により前記スライダロック機構が形成される請求項4に記載の防水コネクタ。
  6. 前記スライダは、前記第1の突起部が形成された弾性変形可能な梁部と、前記梁部の上に形成された押し込みボタンを有する請求項5に記載の防水コネクタ。
  7. 前記スライダは、前記梁部の上に形成された検知ピン遮断位置ロック用の第2の突起部を有し、
    前記スライダ格納部は、前記第2の突起部が引っ掛かる第2の引っ掛け部を有する請求項6に記載の防水コネクタ。
  8. 前記スライダは、前記嵌合軸に沿って形成された溝と、前記溝内に形成された脱落防止用の第3の突起部を有し、
    前記スライダ格納部は、前記溝内に弾性的に挿入されるランスを有し、
    前記ランスの先端部が前記第3の突起部に接触することにより前記スライダ格納部からの前記スライダの脱落が防止される請求項4〜7のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
  9. 前記スライダ格納部は、前記スライダが前記検知ピン遮断位置に位置するときに前記ロックばねを押し込んで内側へ変位させるロックばね押さえを有し、
    前記スライダが前記検知ピン接続位置に位置すると、前記ロックばねは、前記スライダ格納部の外に出て拡張する請求項1〜8のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
  10. 前記操作レバーは、平坦部を有し、
    前記ロックばねは、前記操作レバーが前記コネクタ嵌合位置に位置する状態で拡張したときに前記操作レバーの前記平坦部に接触する先端部を有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
  11. 前記ロックばねは、前記スライダを前記検知ピン接続位置に位置させることにより拡張している状態で、前記操作レバーを前記コネクタ離脱位置から前記コネクタ嵌合位置に向けて回転させたときに、前記操作レバーに接触して前記操作レバーの前記コネクタ嵌合位置への回転を阻止するための回転阻止用突起部を有する請求項1〜10のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
  12. 前記プラグは、前記プラグ側ハウジングに突出形成された引っ掛けピンを有し、
    前記ソケットは、前記ソケット側ハウジングに突出形成された回動軸ピンを有し、
    前記操作レバーは、前記回動軸ピンが挿入される回動軸孔と前記引っ掛けピンが挿入されるガイド溝を有する請求項1〜11のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
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