JP2005267930A - 回転嵌合式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】雄雌両コネクタの完全嵌合状態を、噛み合わせリングの回転フィーリングに加えて、視覚と聴覚からも認識することができ、両コネクタの嵌合信頼性を向上することができる回転嵌合式コネクタを提供する。
【解決手段】雄型コネクタハウジング24の外周壁部に、噛み合わせリング40を組付基準位置に取り付けるための仮係止突起31と、噛み合わせリング40の回転方向前方に位置する検知用係止突部30とを半径方向外側に突出してそれぞれ設け、噛み合わせリング40の外面に、仮係止突起31に係合する軸方向の壁部60bと、検知用係止突部30に係合する係止爪56aを先端部内面に有する可撓係止アーム56とを設ける。検知用係止突部30の突出先端に可撓係止アーム56に当接する当接面30cを形成し、可撓係止アーム56に、当接面30cに当接する被当接面57aを有する段部57を形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば自動車のトランスミッション等に中継接続され、噛み合わせリングを介して雄雌両コネクタが電気的に接続される回転嵌合式コネクタに関するものである。
この種の回転嵌合式コネクタに関連する従来の一例を図8及び図9に示す(特許文献1,2)。回転嵌合式コネクタは、多数の端子が収容される多極のコネクタであり、噛み合わせリングを回転させることにより雄雌両コネクタが嵌合されるものである。雄雌両コネクタの嵌合力は、端子数に比例して大きくなるものであるが、回転嵌合式コネクタは、噛み合わせリングを小さい力で回すことで、端子のこじりを生じさせることなく、両コネクタを容易に嵌合させることができるものである。
図8に示す従来例(特許文献1)は、雌型端子72を有する雄型コネクタ71と、雄型端子74を有するとともに周壁外面に螺旋溝75を有し、雄型コネクタ71に嵌合される雌型コネクタ73と、雄型コネクタ71に回動自在に取り付けられ、螺旋溝75に係合する突起部77を有する噛み合わせリング76とを備え、螺旋溝75に突起部77を係合させた状態で噛み合わせリング76を回すことで、雄雌両コネクタ71,73を嵌合させる回転嵌合式コネクタ70に関するものである。
雄雌両端子74,72は、雄雌両コネクタ71,73嵌合させることによりの電気的に接続されるようになっている。すなわち、噛み合わせリング76の内面に設けられた突起部77を雌型コネクタ73の周壁外面に設けられた螺旋溝75の開口端部に位置させ、噛み合わせリング76を螺旋溝75に係合させつつ回転させることで、両コネクタ71,73の嵌合が行われるようになっている。
また、図9は他の従来例(特許文献2)として、雄雌両コネクタ81(雌型コネクタは図示せず)の嵌合状態を認識できる回転嵌合式コネクタを示すものである。このコネクタは、雄雌両コネクタ81と、雄型コネクタ81に回動自在に取り付けられ、両コネクタ81を嵌合させるための噛み合わせリング85と、雄型コネクタ81のフランジ82に凹設された収容部82aに取り付けられ、両コネクタ81の嵌合状態を認識するために検知具86とを備えたものである。
雄型コネクタ81の外面には、ガイドレール83が環状に形成されていて、このガイドレール83に噛み合わせリング85の内面に設けられた図示しないガイド部が係合することで、噛み合わせリング85が回動自在に取り付けられるようになっている。フランジ82に凹設された収容部82aには、検知具86が軸方向にスライド自在に取り付けられるようになっている。
図示しない雌型コネクタは、内側に雄型コネクタ81を嵌入させるフード部を有している。フード部の外面には螺旋溝が形成されていて、この螺旋溝に噛み合わせリング85の内面に形成された突部が係合し、噛み合わせリング85が反時計方向に回転されることで、両コネクタ81が嵌合方向に移動して嵌合されるようになっている。
検知具86は、噛み合わせリング85側に突出する検知用の係合凸部86aを有しており、この係合凸部86aは、噛み合わせリング85の前端部に形成された係合凹部85aに係合するようになっている。係合凹部85aは、周方向の2カ所(組付基準位置の係合凹部のみ図示する)に設けられていて、両コネクタ81が嵌合前の状態にある場合と、噛み合わせリング85が回されて両コネクタ81が完全嵌合された状態にある場合にのみ、検知具86の係合凸部86aが係合凹部85aに係合するようになっている。それ以外の場合は、係合凸部86aが係合凹部85aに係合せず、検知具86がフランジ82の端面から出っ張った状態となる。すなわち、検知具86の係合凸部86aが係合凹部85aに係合するか否かによって、両コネクタ81の嵌合状態が認識されるようになっている。
また、他の従来例として、雄雌両コネクタを嵌合させるときは、両コネクタを軸方向に押し付けて行い、雄雌両コネクタを分離させるときは、噛み合わせリングを回転させることにより行うコネクタが開示されている(特許文献3)。
特開平4−132178号公報(第4−6頁、第1図) 特開平10−154553号公報(第3−5頁、第1図) 特開2001−6814号公報(第3頁)
しかしながら、上記従来の回転嵌合式コネクタでは、解決すべき以下の問題点がある。
従来の第1例では、噛み合わせリング76の突起部77を螺旋溝75の終端部に当たるまで、噛み合わせリング76を回転させることにより、雄雌両コネクタ71,73を嵌合させるものであるが、両コネクタ71,73の完全嵌合状態を回転(トルク)フィーリング以外に認識することはできず、雄雌両コネクタ71,73が半嵌合であるにも拘わらず、完全嵌合されていると誤認する場合があって、コネクタ70の嵌合信頼性が高いものではないという問題があった。
従来の第2例は、回転嵌合式コネクタに別部材である検知具86が設けられたものであり、この検知具86の係合凸部86aと噛み合わせリング85の係合凹部85aとが係合するか否かによって、雄雌両コネクタ81の嵌合状態が認識されるものであるが、部品点数が増えて、部品管理が煩わしくなるという問題があった。また、両コネクタ81の嵌合動作が行われた後に、嵌合状態の確認のため検知具86が噛み合わせリング85側に押し込まれなければならず、作業数が1アクション増えるという問題があった。
従来の第3例は、噛み合わせリングを含む発明であるが、雄雌両コネクタを軸方向に押し付けて嵌合させるものである点で本発明と相違するとともに、従来の第1例と同様にして雄雌両コネクタの嵌合状態を認識できるものではなく、半嵌合を生ずるという心配があった。
本発明は、上記した点に鑑み、部品点数を増やすことなくコネクタの嵌合信頼性を向上することができ、両コネクタの嵌合・分離が容易に行われて保守作業性を向上することができ、また、エンジンルーム等の省スペース化に対応することができる回転嵌合式コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、雄雌両コネクタ間に、該雄雌両コネクタをコネクタ嵌合方向に移動させて嵌合させる回動自在の噛み合わせリングを備えた回転嵌合式コネクタにおいて、前記噛み合わせリングが組み付けられる一方のコネクタハウジングの外周壁部に、両コネクタの嵌合状態を認識させるとともに逆回転を阻止する検知部が設けられ、該噛み合わせリングに、該噛み合わせリングの回転方向に延出し、該検知部に係合する自由端部である可撓係止アームが設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、両コネクタが浅く初期嵌合された後、噛み合わせリングが回されることで、両コネクタがコネクタ嵌合方向に移動しつつ徐々に深く嵌合する。そして、両コネクタが完全嵌合すると、噛み合わせリングの可撓係止アームが検知部に係合し、噛み合わせリングの逆回転が阻止される。可撓係止アームは回転方向に沿って延出する自由端部であるから、可撓係止アームに曲げやねじりが作用することが防止される。また、可撓係止アームが噛み合わせリングの半径方向外側に出っ張ることが抑制され、コネクタが大型化することが防止され、エンジンルーム等の省スペーサ化に対応することができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の回転嵌合式コネクタにおいて、前記可撓係止アームは、前記噛み合わせリングの外周壁部に突出形成された支柱部に交差して形成され、該可撓係止アームに、該支柱部より該可撓係止アームの反対方向に延長する部分である係止解除アームが一体形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、係止解除部を押し下げることにより可撓係止アームの先端側が上がり、可撓系係止アームと検知部との係止が解除される。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の回転嵌合式コネクタにおいて、前記噛み合わせリングが組み付けられる一方のコネクタハウジングの外周壁部には仮係止突起が設けられ、該噛み合わせリングには該仮係止突起と係合して該噛み合わせリングを基準位置に係止するための仮係止用壁部が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、一方のコネクタハウジングの仮係止突起に、噛み合わせリングの仮係止用壁部が係合することで、噛み合わせリングが基準位置に位置決めされ、両コネクタが浅く初期嵌合される。
また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転嵌合式コネクタにおいて、前記可撓係止アームの両側に設けられた保護壁を連結する連結壁が、該可撓係止アームの延出方向に沿って設けられるとともに、該可撓係止アームの前記噛み合わせリングからの突出高さより高く形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、保護壁及び連結壁により可撓係止アームが外部干渉等から保護され、可撓係止アームと検知部との係合が不用意に解除されるのが防止される。
また、請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転嵌合式コネクタにおいて、前記検知部が、前記可撓係止アームに当接する当接面を有する係止突部であり、該可撓係止アームに、該当接面に当接する被当接面を有する段部が形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、噛み合わせリングを回転させて検知部に可撓係止アームを係合させた際に、可撓係止アームの弾性復元力により、段部の被当接面が検知部の当接面に当接し、両コネクタが完全嵌合したことを知らせるロック音が発生する。
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の回転嵌合式コネクタにおいて、前記検知部に、前記噛み合わせリングの回転方向後方側に位置する傾斜面が形成されるとともに、該噛み合わせリングの回転方向前方側に位置する係止面が形成され、前記可撓係止アームに、該傾斜面を乗り越えて該係止面に係止される係止爪が内向きに突設されたことを特徴とする。
上記構成によれば、爪部が傾斜面に乗り上げることで、可撓係止アームが外側に弾性変形し、係止爪が係止突部を乗り越えることで可撓係止アームが弾性復元して、係止爪が係止面に係止される。
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の回転嵌合式コネクタにおいて、前記噛み合わせリングが逆回転した際に、前記可撓係止アームが前記一方のコネクタハウジングの内周方向に引き込まれるように、前記係止爪が前記係止面に当接することを特徴とする。
上記構成によれば、可撓係止アームの係止爪が検知部と係合した後に噛み合わせリングが逆回転すると、可撓係止アームが一方のコネクタハウジングの内周方向に引き込まれ、係止爪と検知部とがより強く係合する。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、両コネクタが浅く初期嵌合された後、噛み合わせリングが回されることで、両コネクタがコネクタ嵌合方向に移動しつつ徐々に深く嵌合し、完全嵌合状態になったときに、噛み合わせリングの回転方向に沿って延出する自由端部である可撓係止アームが検知部に係合する。したがって、噛み合わせリングの回転フィーリングと、可撓係止アームが検知部に係合しているか否かを視認することにより、雄雌両コネクタが完全嵌合状態にあるか否かを認識することができ、部品点数を増やすことなくコネクタの嵌合信頼性を向上することができる。また、可撓係止アームに曲げやねじりが作用せず、可撓係止アームの破損が防止される。さらに、コネクタが大型化することを防止することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、係止解除部を押し下げることにより可撓係止アームの先端側が上がり、可撓系係止アームと検知部との係止が解除される。したがって、両コネクタを簡単に分離することができ、保守作業性を向上することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、一方のコネクタハウジングの仮係止突起に、噛み合わせリングの仮係止用壁部が係合することで、噛み合わせリングが基準位置に位置決めされ、両コネクタが浅く初期嵌合される。したがって、両コネクタ嵌合時に、端子にこじりが生じることが防止され、両コネクタの嵌合作業性が向上する。
また、請求項4記載の発明によれば、保護壁及び連結壁により可撓係止アームが外部干渉等から保護され、可撓係止アームと検知部との係合が不用意に解除されるのが防止される。したがって、両コネクタの嵌合信頼性が向上する。
また、請求項5記載の発明によれば、噛み合わせリングを回転させて検知部に可撓係止アームを係合させた際に、可撓係止アームの弾性復元力により、段部の被当接面が検知部の当接面に当接して両コネクタが完全嵌合したことを知らせるロック音が発生する。したがって、両コネクタが完全嵌合状態にあるか否かを、音により認識することができ、両コネクタの嵌合信頼性が格段に向上する。
また、請求項6記載の発明によれば、係止突部には、噛み合わせリングの回転方向後方側と回転方向前方側で、傾斜面と係止面とがそれぞれ形成されているから、係止爪が傾斜面に乗り上げることで可撓係止アームが外側に弾性変形し、係止爪が係止突部を乗り越えることで可撓係止アームが弾性復元して、係止爪が係止面に係止される。したがって、車両走行中の振動などにより、係止爪と検知部の係合が解除されて雄雌両コネクタが分離されることが確実に防止され、コネクタの嵌合信頼性が向上する。
また、請求項7記載の発明によれば、可撓係止アームの係止爪が検知部と係合した後に噛み合わせリングを逆回転させると、可撓係止アームが一方のコネクタハウジングの内周方向に引き込まれ、係止爪と検知部とがより強く係合する。したがって、係止爪と検知部の係合が不用意に解除されるのが防止され、両コネクタの嵌合信頼性がより一層向上する。
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図7は、本発明に係る回転嵌合式コネクタの一実施形態を示すものである。
回転嵌合式コネクタ10は、自動車のトランスミッション等に適用され、噛み合わせリング40を介して雄雌両コネクタ23,12が嵌合される多極コネクタである。雄雌両コネクタ23,12が嵌合されることで、22極の雄雌両端子20,34が電気的に接続され、ECU(Electronic Control Unit)等からの信号電流が供給されるようになっている。
本実施形態の回転嵌合式コネクタ10は、雄雌両コネクタ23,12の完全嵌合状態を、噛み合わせリング40の回転フィーリングに加えて、視覚や聴覚からも認識することができ、両コネクタ23,12の嵌合信頼性を向上することができるものであり、雄型コネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)24の外周壁部に、噛み合わせリング40を組付基準位置に取り付けるための仮係止突起31と、噛み合わリング40の回転方向前方に位置する検知用係止突部(検知部)30とが半径方向外側に突出してそれぞれ設けられ、噛み合わせリング40の外面に、仮係止突起31に係合する軸方向の壁部(仮係止用壁部)60bと、検知用係止突部30に係合する係止爪56aを先端部内面に有する可撓係止アーム56とが設けられたことを特徴とするものであり、検知用係止突部30の突出先端に可撓係止アーム56に当接する当接面30cが形成され、可撓係止アーム56に、当接面30cに当接する被当接面57aを有する段部57が形成されたことを有効とするものである。
以下に、本実施形態の回転嵌合式コネクタ10の主要構成部分およびその作用について詳細に説明する。図1に示すように、回転嵌合式コネクタ10は、雌型コネクタ12と、雄型コネクタ23と、雄型コネクタ23に組み付けられる噛み合わせリング40とから構成されている。ここで、本発明の明細書の説明の都合上、各コネクタ12,23の前側とはコネクタ嵌合側をいうものとし、各コネクタ12,23の後側とは端子20,34に接続された電線の導出側をいうものとする。
雌型コネクタ12は、雌型コネクタハウジング13と、雄型端子20とから構成されている。雌型コネクタハウジング13は、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂材料を構成材料とし、円筒形状に射出成形されたものである。前側には、相手側である雄型コネクタハウジング24が嵌入されるコネクタ嵌合部14が形成され、後側には、雄型端子20に接続された電線が導出される電線導出部15が形成されている。コネクタ嵌合部14の内側には嵌合空間16(図2)が存しており、嵌合空間16には、複数の雄型端子20の電気接触部20aがコネクタ嵌合方向に突出している。
コネクタ嵌合部14の外面には、噛み合わせリング40の内面に突設された突部42と係合する螺旋溝18が条設されている。螺旋溝18は、周方向に等間隔で3条配設され、所定のリード角(螺旋溝18の鶴巻線と軸直角方向の成す角)で螺旋状に形成されている。螺旋溝18の一方には、突部42が係入される開口部18aが形成され、螺旋溝18の他方には、突部42が当接することで噛み合わせリング40のそれ以上の回転を阻止する閉端部18bが形成されている。螺旋溝18の軸方向の長さは、両コネクタ23,12の嵌合長と等しい長さに形成されている。
螺旋溝18の開口部側には、コネクタ嵌合方向に延びる直線部分が形成されているため、噛み合わせリング40は雌型コネクタハウジング13に一旦押し付けられて浅く嵌合された後、時計方向に回転されて深く嵌合されるようになっている。また、螺旋溝18の開口部18aに対応する位置で、コネクタ嵌合部14の外面には、噛み合わせリング40の組付基準位置を示す三角形の合い印17が形成されている。噛み合わせリング40には、合い印17に対応するように識別溝43が形成されている。
なお、螺旋溝18の条数は任意であって1条又は2条でもよいが、本実施形態のように3条とすることで、隣り合う螺旋溝18のピッチが狭くなり、雄雌両コネクタ23,12が短時間で、しかもがたつき無く嵌合されるようになっている。螺旋溝18のリード角も任意であるが、リード角を小さくすることで、両コネクタ23,12を小さい回転力で嵌合させることができ、しかも両コネクタ23,12の振動などによる緩みを防止することができるようになっている。
雄型コネクタ23は、雄型コネクタハウジング24と、雌型端子34とから構成されている(図2)。雄型コネクタハウジング24は、雌型コネクタハウジング13と同様に合成樹脂材料を構成材料として射出成形されたものであり、ハウジング主体部25と、ハウジング主体部25の後側に設けられたフード部35と、ハウジング主体部25の後側で開口形成された電線導出部32とから構成されている。
ハウジング主体部25は、雄型端子20と対応する位置で内部に複数の端子収容室26が貫通形成されている。端子収容室26の後側開口からは、電線と接続された雌型端子34が挿入され、端子収容室26の前側開口からは、雄型端子20の電気接触部20aが挿入されて雌型端子34の電気接触部34aに電気的に接続されるようになっている。また、端子収容室26内には、ハウジング係止ランス26aが設けられ、前側開口からフロントホルダ29が取り付けられて、雌型端子34が二重係止されるようになっている。
ハウジング主体部25の外周面には、雌型コネクタハウジング13と位置合わせされる位置決め溝27(図1)がコネクタ嵌合方向に条設されている。両コネクタ23,12が嵌合されるときは、位置決め溝27に雌型コネクタハウジング13のコネクタ嵌合部14の内壁に設けられた図示しない位置決め突部が係合することで両コネクタ23,12が周方向に位置ずれすることなく嵌合されるようになっている。
ハウジング主体部25の後側(背面側)の外周面には、扇形状の鍔部28が半径方向外側に突出して形成されている(図3)。鍔部28の両端部28a,28bは、噛み合わせリング40の回動を阻止するストッパとして機能しており、一方の端部28aには、噛み合わせリング40の軸方向の壁部60cが当接して噛み合わせリング40の時計方向の回転が阻止され、他方の端部28bには、噛み合わせリング40の軸方向の壁部60bが当接して噛み合わせリング40の反時計方向の回転が阻止されるようになっている。
扇形状の鍔部(劣弧部分)28が形成されていない優弧部分には、鍔部28の一方の端部28a側で検知用係止突部30が半径方向外側に突出形成され、鍔部28の他方の端部28b側で仮係止突起31が半径方向外側に突出形成されている。検知用係止突部30と仮係止突起31との間の周方向の長さは、両コネクタ23,12の初期嵌合位置から両コネクタ23,12の完全嵌合位置までの、噛み合わせリング40の周方向の移動距離に等しい長さに形成されている。
仮係止突起31は、両側に傾斜面31a,31bを有する三角形状に形成され、噛み合わせリング40の軸方向の壁部60bが係止されて噛み合わせリング40が組付基準位置に組み付けられるようになっている。噛み合わせリング40が時計方向に回転させられると、軸方向の壁部60bが傾斜面31aを乗り越えることで係止が解除されるようになっている。
仮係止突起31の反対側に位置する検知用係止突部30は、噛み合わせリングの回転方向後方側に傾斜面30aを有し、回転方向前方側に垂直係止面(係止面)30bを有している。噛み合わせリング40を時計方向に回転させると、可撓係止アーム56の係止爪56aが傾斜面30aに乗り上げ、可撓係止アーム56が根本側を支点として半径方向外側に弾性変形し、係止爪56aが傾斜面30aを乗り越えることで可撓係止アーム56が弾性復元し、係止爪56aが検知用係止突部30の垂直係止面30bに当接して係止されるようになっている(図5,6)。
係止爪56aが検知用係止突部30に係合することで、雄雌両コネクタ23,12が完全嵌合されたことが認識され、他方、係止爪56aが検知用係止突部30に係合されない場合は、雄雌両コネクタ23,12が半嵌合状態にあると認識される。すなわち、係止爪56aと検知用係止突部30とが係合しているか否かによって、雄雌両コネクタ23,12の完全嵌合状態を認識することが可能となる。
検知用係止突部30の傾斜面30aと垂直係止面30bとの間には、平坦面又は湾曲面とされる当接面30cが形成されている。可撓係止アーム56の弾性復元力により、この当接面30cに可撓係止アーム56の先端側に形成された段部57の被当接面57aが当接すると、両コネクタ23,12の嵌合状態を知らせるロック音が発生するようになっている。このため、両コネクタ23,12の嵌合状態は、聴覚からも認識されるようになっている。
フード部35は、雄型コネクタハウジング24の略中間部分に形成されている(図2)。フード部35の内側には、環状のシール材37が収容されるシール材収容部35aが形成されている。両コネクタ23,12が嵌合されると、雌型コネクタハウジング13の開口端部がシール材37を密着した状態に押圧し、両コネクタ23,12の内側に外部から水等が浸入することが防止されるようになっている。
フード部35の後方には、噛み合わせリング40に設けられた複数の可撓保持片48の爪部48a(図2)が係合するガイド溝35bが環状に凹設されている。可撓保持片48の爪部48aはガイド溝35bに案内されつつ、噛み合わせリング40が回転できるようになっている。また、ガイド溝35bに可撓保持片48の爪部48aが係合することで、噛み合わせリング40がハウジング主体部25から抜け出すことが防止されるようになっている。
噛み合わせリング40は、小径部41と、小径部41に続くテーパ部45と、テーパ部45に続く大径部55とから段付き筒状に形成されている(図1)。小径部41は、雌型コネクタハウジング13に組み付けられる部分であり、小径部41の内径は雌型コネクタハウジング13の外径よりやや大きい寸法に形成されている。小径部41の内面には、雌型コネクタハウジング13の外面に形成された3条の螺旋溝18に係合する突部42が設けられている。突部42は、周方向に3箇所の位置に等間隔で設けられている。突部42の形状は特に限定されるものではないが、丸型ボタン形状に形成されることで、突部42が螺旋溝18にスムーズに係入されるようになっている。また、小径部41の外面には、噛み合わせリング40の組付基準位置を示すスロット状の識別溝43が形成されている。
テーパ部45は、小径部41と大径部47との間に位置する部分である。このテーパ部45には、大径部47に形成された可撓保持片48を成形するための型抜き孔45aが複数形成されている。
大径部47には、フード部35の先端側の挿入を許容して外部からの水の浸入を防止する環状の挿入空間49が形成されている(図2)。大径部47の外面には、噛み合わせリング40を雄型コネクタハウジング24に回動自在に保持させるための可撓保持片48が周方向に複数設けられている。可撓保持片48の内面には、雄型コネクタハウジング24の外面に形成されたガイド溝35bに係合する爪部48aが内向きに突設されており、噛み合わせリング40が雄型コネクタハウジング24から抜け出さないように保持されている。
大径部47の外面で、滑り止め用の複数の縦溝50が形成されていない部分には、半径方向外側に突出する支柱部55が起立形成されている(図1)。支柱部55の先端側には、噛み合わせリング40の回転方向前方に、周方向に沿って延出する可撓係止アーム56が形成されている。可撓係止アーム56には、噛み合わせリング40の回転方向後方側に周方向に沿って延出する係止解除アーム(係止解除部)58が一体形成されている。
可撓係止アーム56は、先端側内面に雄型コネクタハウジング24の検知用係止突部30に係合する係止爪56aが突出形成されている(図4)。係止爪56aの根本側には、検知用係止突部30の当接面30cに対する当接する段部57が形成されている。段部57は、当接面30cに当接する被当接面57aを有していて、この被当接面57aが検知用係止突部30の当接面30cに当接することにより、両コネクタ23,12の嵌合状態を知らせるロック音が発生するようになっている。検知用係止突部30に段部57が当接した際に、係止爪56aの先端が雄型コネクタハウジング24に接触しないように係止爪56aの突出長さを設定することで、より大きなロック音を発生させることができる。
係止解除アーム58は、可撓係止アーム56の反対側に延長した部分である(図1)。係止解除アーム58の先端側は幅広に形成されていて、外面には滑り止め用の複数の縦溝58aが形成されている。係止解除アーム58に指を宛って押すと、係止解除アーム58が根本側を支点として半径方向内側に弾性変形するとともに、可撓係止アーム56が半径方向外側に弾性変形し、係止爪56aと検知用係止突部30の係止が解除されて、噛み合わせリング40が反時計方向に回転可能な状態となる。このため、噛み合わせリング40を反時計方向に回転させることにより、両コネクタ23,12を容易に分離することができるようにもなっている。
可撓係止アーム56及び係止解除アーム58は、コ字状の保護壁60により囲まれて外部干渉などから保護されている。保護壁60は、周方向の壁部(連結壁)60aと、この壁部60aの両端部に直交して連なる軸方向の壁部60b,60cとから構成されている。周方向の壁部60aは、可撓係止アーム56及び係止解除アーム58と平行に形成され、可撓係止アーム56及び係止解除アーム58が壁部60aより半径方向外側に出っ張らない高さに形成されている。軸方向の壁部60b,60cは、大径部47の軸方向の長さと同程度の長さに形成され、可撓係止アーム56及び係止解除アーム58が壁部60b,60cの前端部より前側に出っ張らない長さに設定されている。また、軸方向の壁部60b,60cは、弧状のリブ61,62により補強され、壁部60b,60cの板厚方向に倒れることが防止されている。これにより、可撓係止アーム56は、保護壁60により外部干渉等から保護され、可撓係止アーム56と検知用係止突部30との係合が不用意に解除されるのが防止されるようになっている。
係止解除アーム56の回転方向後方に位置する一方の軸方向の壁部60bは、雄型コネクタハウジング24の仮係止突起31に係合する仮係止用壁部である。軸方向の壁部60bが、仮係止突起31に係合することで噛み合わせリング40が組付基準位置に組み付けられ、両コネクタ12,23が浅く初期嵌合されるようになっている。
次に、雄雌両コネクタ23,12を嵌合させて、回転嵌合式コネクタ10を組み立てる場合について説明する。雌型コネクタ12は、雌型コネクタハウジング13に多数の電線付きの雄型端子20が圧入等された後、トランスミッション等の機器側に装着される。雄型コネクタ23は、雄型コネクタハウジング24の端子収容室26に多数の電線付きの雌型端子34を挿入し、雄型コネクタハウジング24の開口端部からフロントホルダ29を取り付けることで組み立てられる。雌型端子34は、ハウジング係止ランス26aおよびフロントホルダ29により二重係止されて、雄雌両端子20,34の接続時等に後方に抜け出すことが防止されている。雌型端子34は、前側に箱状の電気接触部34aを有していて、雄型端子20の電気接触部20aが内側に挿入されることで、電気的接続が行われるようになっている。フード部35内側のシール材収容部35aには、シール材37(パッキン)が取り付けられる。
噛み合わせリング40は、雄型コネクタ23の前側から組み付けられる。噛み合わせリング40の大径部47の内側に形成された環状の挿入空間49には、フード部35の先端側が挿入され、外部からの水の浸入が防止されるようになっている。大径部47の後側に形成された複数の可撓保持片48は、フード部35の後方に形成されたガイド溝35bに係合し、噛み合わせリング40が回動自在に保持される。
次に、雌型コネクタ12に雄型コネクタ23を対峙させ、ハウジング主体部25の位置決め溝27に雌型コネクタハウジング13の内壁に設けられた図示しない位置決め突部を係合させ、両コネクタ23,12を周方向に位置決めするとともに、噛み合わせリング40の小径部41の内面に形成された突部42を、雌型コネクタハウジング13の螺旋溝18に係入させ、仮係止突起31に噛み合わせリング40の軸方向の壁部60bを係合させ、両コネクタ23,12を浅く初期嵌合させる。続いて、噛み合わせリング40を組付基準位置から時計方向に回転させると、突部42が螺旋溝18に沿って移動しつつ両コネクタ23,12がコネクタ嵌合方向に移動する。さらに噛み合わせリング40を回転させると、両コネクタ23,12が完全嵌合し、噛み合わせリング40の可撓係止アーム56の係止爪56aが雄型コネクタハウジング24の検知用係止突部30に乗り越え、両コネクタ23,12が完全嵌合したことを知らせるロック音を発しつつ係止爪56aが検知用係止突部30に係合する。
このように本実施の形態によれば、雄型コネクタハウジング24の仮係止突起31と噛み合わせリング30の軸方向の壁部60bとが係合するように、噛み合わせリング40が雄型コネクタハウジング24に組み付けられることで、噛み合わせリング40が組付基準位置に位置決めされる。噛み合わせリング40を介して両コネクタ23,12が浅く初期嵌合された後、噛み合わせリング40が時計方向に回されると、両コネクタ23,12がコネクタ嵌合方向に移動しつつ徐々に深く嵌合する。両コネクタ23,12が完全嵌合すると、噛み合わせリング40の可撓係止アーム56が検知用係止突部30にロック音を発しつつ係合する。このため、雄雌両コネクタ23,12の完全嵌合状態を、噛み合わせリング40の回転フィーリングに加えて、視覚と聴覚から認識することができ、両コネクタ23,12の嵌合信頼性を格段に向上することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で以下のように変形して実施することができる。
(1)噛み合わせリング40を可動側の雄型コネクタ23に組付けて構成する代わりに、固定側の雌型コネクタ12に組付けて構成することも可能である。
(2)雄型コネクタハウジング24の壁部に設けられた検知用係止突部30を凹部に変形して構成することもできる。
本発明に係る回転嵌合式コネクタの一実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示す雄雌両コネクタの断面図である。 雄型コネクタハウジングを示す背面図である。 噛み合わせリングを示す正面図である。 雄雌両コネクタの完全嵌合の状態を雄型コネクタの背面から見た図である。 図5のA部拡大図である。 雄雌両コネクタの初期嵌合の状態を雄型コネクタの背面から見た図である。 従来の回転嵌合式コネクタの一例を示す斜視図である。 従来の回転嵌合式コネクタの他の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 回転嵌合式コネクタ
12 雌型コネクタ
23 雄型コネクタ
24 雄型コネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)
30 検知用係止突部(検知部)
30a 傾斜面
30b 垂直係止面(係止面)
30c 当接面
31 仮係止突起
40 噛み合わせリング
55 支柱部
56 可撓係止アーム
56a 係止爪
57 段部
57a 被当接面
58 係止解除アーム(係止解除部)
60b 軸方向の壁部(仮係止用壁部)

Claims (7)

  1. 雄雌両コネクタ間に、該雄雌両コネクタをコネクタ嵌合方向に移動させて嵌合させる回動自在の噛み合わせリングを備えた回転嵌合式コネクタにおいて、
    前記噛み合わせリングが組み付けられる一方のコネクタハウジングの外周壁部に、両コネクタの嵌合状態を認識させるとともに逆回転を阻止する検知部が設けられ、該噛み合わせリングに、該噛み合わせリングの回転方向に延出し、該検知部に係合する自由端部である可撓係止アームが設けられたことを特徴とする回転嵌合式コネクタ。
  2. 前記可撓係止アームは、前記噛み合わせリングの外周壁部に突出形成された支柱部に交差して形成され、該可撓係止アームに、該支柱部より該可撓係止アームの反対方向に延長する部分である係止解除部が一体形成されたことを特徴とする請求項2記載の回転嵌合式コネクタ。
  3. 前記噛み合わせリングが組み付けられる一方のコネクタハウジングの外周壁部には仮係止突起が設けられ、該噛み合わせリングには該仮係止突起と係合して該噛み合わせリングを基準位置に係止するための仮係止用壁部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転嵌合式コネクタ。
  4. 前記可撓係止アーム両側に設けられた保護壁を連結する連結壁が、該可撓係止アームの延出方向に沿って設けられるとともに、該可撓係止アームの前記噛み合わせリングからの突出高さより高く形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転嵌合式コネクタ。
  5. 前記検知部が、前記可撓係止アームに当接する当接面を有する係止突部であり、該可撓係止アームに、該当接面に当接する被当接面を有する段部が形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転嵌合式コネクタ。
  6. 前記検知部に、前記噛み合わせリングの回転方向後方側に位置する傾斜面が形成されるとともに、該噛み合わせリングの回転方向前方側に位置する係止面が形成され、前記可撓係止アームに、該傾斜面を乗り越えて該係止面に係止される係止爪が内向きに突設されたことを特徴とする請求項5記載の回転嵌合式コネクタ。
  7. 前記噛み合わせリングが逆回転した際に、前記可撓係止アームが前記一方のコネクタハウジングの内周方向に引き込まれるように、前記係止爪が前記係止面に当接することを特徴とする請求項6記載の回転嵌合式コネクタ。
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