JP2009152023A - レバー嵌合式電源回路遮断装置 - Google Patents

レバー嵌合式電源回路遮断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009152023A
JP2009152023A JP2007328279A JP2007328279A JP2009152023A JP 2009152023 A JP2009152023 A JP 2009152023A JP 2007328279 A JP2007328279 A JP 2007328279A JP 2007328279 A JP2007328279 A JP 2007328279A JP 2009152023 A JP2009152023 A JP 2009152023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
connector
boss
power supply
circuit breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007328279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5052321B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Matsumoto
光弘 松本
Shigeo Mori
茂生 森
Takenori Omura
剛紀 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2007328279A priority Critical patent/JP5052321B2/ja
Priority to US12/250,631 priority patent/US8022320B2/en
Publication of JP2009152023A publication Critical patent/JP2009152023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5052321B2 publication Critical patent/JP5052321B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/16Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. for a door switch, a limit switch, a floor-levelling switch of a lift
    • H01H3/161Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. for a door switch, a limit switch, a floor-levelling switch of a lift for actuation by moving a closing member, e.g. door, cover or lid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/20Interlocking, locking, or latching mechanisms
    • H01H9/22Interlocking, locking, or latching mechanisms for interlocking between casing, cover, or protective shutter and mechanism for operating contacts
    • H01H9/223Defeatable locking means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】コネクタが容易に変形せず、内部に収容した端子やヒューズが露出することのないレバー嵌合式電源回路遮断装置を提供する。
【解決手段】レバー嵌合式電源回路遮断装置は、相手側接続端子と接続される複数の接続端子を備え、当該接続端子のうちの少なくとも一つが電源と接続される電源側コネクタと、該電源側コネクタとの嵌合時に接続端子と接続される前述の相手側接続端子と、カム用ボス34とを有する着脱側コネクタ14と、該着脱側コネクタ14に回動可能に装着され着脱側コネクタ14のボス34を案内するためのカム溝を有するレバーと、を備える。このレバー嵌合式電源回路遮断装置では、カム溝とボス34とを係合した状態で、電源側コネクタに設けられた軸を支点にレバーを回動することによりボス34がカム溝によって案内され、これにより電源側コネクタと着脱側コネクタ14とが嵌合される。カバー30は金属製であり、ボス34がカバー30に一体に形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、レバー嵌合式電源回路遮断装置に関し、特に、モータ駆動のための高電圧回路を有する電気自動車やハイブリッド車等の点検整備に際して、回路電流を一時的に遮断するのに好適なレバー嵌合式電源回路遮断装置に関する。
電気自動車やハイブリッド車では、バッテリーの容量が通常のガソリンエンジン車に比べて大容量であるため、電気系統等をメンテナンスするような場合には回路遮断装置によって電源回路を開放して作業安全性を確保するようにしている。そのため、従来から、電源回路に接続される端子部に装着されたサービスプラグを外すことにより電源を遮断する、レバー嵌合式電源回路遮断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図14〜図16に示すように、高電圧・大電流回路用のレバー嵌合式電源回路遮断装置101Aは、合成樹脂製の一方のコネクタハウジング101と、この一方のコネクタハウジング101に取り付けられた合成樹脂製のレバー102と、このレバー102の操作により一方のコネクタハウジング101が装着される合成樹脂製の他方のコネクタハウジング103とを備えている。
図16に示すように、一方のコネクタハウジング101は、合成樹脂製のハウジング本体104とこのハウジング本体104の上方を塞ぐように装着される合成樹脂製のカバー105とを有し、ハウジング本体104の三角錐の一対の突起(凸部)106,106にカバー105の係止孔107が挿入されることによってカバー105がハウジング本体104に装着されるようになっている。従来のレバー嵌合式電源回路遮断装置101Aには、コネクタハウジング101に内蔵した端子やヒューズ(不図示)に手指等が容易に触れないように、絶縁目的で前述のカバー105が装備されている。
ハウジング本体104の外壁には一対のガイド用ボス111,111が突設されており、一対のガイド用ボス111,111は、図14及び図15に示すように、レバー102のガイド溝120にそれぞれ係合されるようになっている。レバー102の一対のアームプレート部118a,118bには対称位置にカム溝121が設けられており、この一対のカム溝121には一方のコネクタハウジング101を他方のコネクタハウジング103に装着する際に他方のコネクタハウジング103のカム用ボス136が挿入される。
そして、カム溝121に他方のコネクタハウジング103のカム用ボス136が挿入された状態で、図15(a)に示すようにレバー102をガイド用ボス111を中心に回動操作することにより、レバー102の回動完了位置(図15(b))において両コネクタハウジング101,103が嵌合され、両コネクタの端子(不図示)どうしが電気的に接続される。そして、回動完了後のレバー102をガイド用ボス111に対するガイド溝120の案内ならびにカム用ボス136に対するカム溝121の案内に従って直線移動させることにより、直線移動完了位置(図15(c))において、嵌合検知スイッチ(不図示)がオンとなり、電源回路(不図示)が電気的に接続される。
その電源回路を遮断するには、上記と逆の操作が行われる。すなわち、嵌合検知スイッチがオンの状態(図15(c))からレバー102を直線移動させることにより嵌合検知スイッチが解除され、レバー102の回動完了位置(図15(b))においては嵌合検知スイッチがオフとなり、電源回路が遮断されるようになっている。
特開2003−100382号公報
しかし、従来のレバー嵌合式電源回路遮断装置は、一方のコネクタハウジング101に備えたカバー105が樹脂製であるのでコネクタ嵌合時に変形し易く、カバー105の固定部分が外力の作用で変形して固定が外れて、コネクタハウジング101内の端子やヒューズが露出するおそれがあった。
また、樹脂製の他方のコネクタハウジング103にカム用ボス136が設けられているので、レバー操作時に、カム用ボス136の強度不足により、他方のコネクタハウジング103が破損し、内部の端子やヒューズが露出するおそれがあった。
本発明の目的は、上記問題を解決することにより、コネクタが容易に変形せず、内部に収容した端子やヒューズが露出することのないレバー嵌合式電源回路遮断装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 相手側接続端子と接続される複数の接続端子を備え、当該接続端子のうちの少なくとも一つが電源と電気的に接続される電源側コネクタと、
前記電源側コネクタとの嵌合時に前記接続端子と接触して電気的に接続される前記相手側接続端子と、カム用ボスとを有する着脱側コネクタと、
前記着脱側コネクタに回動可能に装着され前記着脱側コネクタの前記ボスを案内するためのカム溝を有するレバーと、
を備え、
前記カム溝と前記ボスとを係合した状態で、前記電源側コネクタに設けられた軸を支点に前記レバーを回動することにより前記ボスが前記カム溝によって案内され、これにより前記電源側コネクタと前記着脱側コネクタとを嵌合するレバー嵌合式電源回路遮断装置であって、
前記着脱側コネクタが、その前記電源側コネクタと嵌合する部分とは反対側の部分に取り付けられた金属製のカバーを更に有し、
前記ボスが前記カバーに一体に形成された金属製の部分であることを特徴とするレバー嵌合式電源回路遮断装置。
(2) 前記カバーが、前記着脱側コネクタの嵌合する部分とは反対側の部分の開口全域を被覆することを特徴とする前記(1)記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
(3) 前記着脱側コネクタのハウジングには、前記カバーを装着した際の前記ボスの逃げ用凹部が形成されていることを特徴とする前記(1)又は(2)記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
(4) 前記着脱側コネクタのハウジングには前記レバー案内用のガイドピンが設けられ、前記レバーには前記ガイドピンと係合するガイド溝が形成されていることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
(5) 前記カバーには前記レバー案内用のガイドピンが設けられ、前記レバーには前記ガイドピンと係合するガイド溝が形成されていることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
前記(1)記載の構成によれば、金属製のカバーにカム用ボスが一体に形成されているので、カバー及びカム用ボスの強度が高く、レバーの回動操作時にカバー及びボスが破損することがない。また、回動操作時の押圧力がコネクタハウジングの一部に集中せず、コネクタハウジングが破損することがない。したがって、コネクタハウジング内部の端子やヒューズが露出することがない。また、レバー操作によってカバーが更にハウジング側に押圧されるので、不意にカバーが離脱して内蔵された端子が露出する虞がない。
前記(2)記載の構成によれば、カバーが着脱側コネクタの嵌合する部分とは反対側の部分の開口全域を被覆するので、コネクタハウジング内部の端子やヒューズが開口から露出することがない。
前記(3)記載の構成によれば、着脱側コネクタのハウジングにボスの逃げ用凹部が形成されているので、ボスの位置を凹部に整合させることにより、確実な装着が容易である。
前記(4)記載の構成によれば、着脱側コネクタハウジングに設けられたガイドピンが、レバーに設けられたガイド溝に係合してレバーを適正に案内するので、レバーを正確に回動させることができ、両コネクタを確実に嵌合して接続することができる。
前記(5)記載の構成によれば、カバーに設けられたガイドピンが、レバーに設けられたガイド溝に係合してレバーを適正に案内するので、レバーを正確に回動させることができ、両コネクタを確実に嵌合して接続することができる。
本発明によれば、レバーの回動によって着脱側コネクタを電源側コネクタに嵌合する際に、着脱側コネクタハウジングやカバーが変形や破損することがないので、着脱側コネクタハウジングから端子やヒューズが露出することがなく、耐久性の良い安全なレバー嵌合式電源回路遮断装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態である電源回路遮断装置の平面図、図2は電源回路遮断装置の側面図、図3は電源回路遮断装置の動作図であり(a)はレバー回動開始前、(b)はレバー回動中、(c)はレバー回動完了時を表す側面図、図4は着脱側コネクタの斜視図、図5はカバーの斜視図、図6は着脱側コネクタハウジングの平面図、図7はインターロックハンドルの側面図、図8は嵌合用レバーの一方の側板の斜視図、図9は電源遮断装置の要部平面図、図10は図9のA−A断面図、図11(a)は電源遮断装置の要部横断面図、(b)は(a)のE−E断面図、図12(a)は電源遮断装置の要部横断面図、(b)は(a)のF−F断面図、図13は電源回路の回路図である。
電源回路遮断装置10は、電源(不図示)と電線(不図示)を介して電気的に接続される接続端子(不図示)を含む複数の接続端子を備えた電源側コネクタ12と、この電源側コネクタ12との嵌合時に電源側コネクタ12の接続端子と接触して電気的に接続される接続端子(不図示)を備え電源側コネクタ12に嵌合される着脱側コネクタ(サービスプラグ)14と、両コネクタ12,14の嵌合操作及び離脱操作を行う金属製の嵌合用レバー16と、インターロックスイッチ28を有するインターロックハンドル20とを備えている。着脱側コネクタ14は、電源回路を遮断する必要があるときに電源側コネクタ12との嵌合を解除されて、電源側コネクタ12から外されるものである。
電源側コネクタ12の電源側コネクタハウジング22は金属製であり、箱状に形成されている。電源側コネクタハウジング22の内部に配置された上述の複数の接続端子は、電源と電気的に接続される少なくとも一つの電源用接続端子と、電気部品と電気的に接続される少なくとも一つの電気部品用接続端子とを含む。
着脱側コネクタ14の着脱側コネクタハウジング24は合成樹脂製であり、着脱側コネクタハウジング24は、図4に示すように、電源側コネクタ12に対向して開口する4つのフード26が設けられている。そして、各フード26内には、電源側コネクタハウジング22内の電源用接続端子と電気部品用接続端子とに接続される接続端子を備えている。各フード26内に備えたこれらの接続端子は、着脱側コネクタハウジング24内に備えた略U字状の連結端子を介して電気的に接続されている。
また、図7に示すように、電源側コネクタハウジング12と着脱側コネクタハウジング14との嵌合完了を検知するためのインターロックスイッチ28が、インターロックハンドル20に備えられ、インターロックハンドル20により操作される。インターロックハンドル20は電源側コネクタハウジング22の上部にスライド可能に装着され、インターロックハンドル20を最奥部まで押し込んだときに、インターロックスイッチ28がオン状態になり、それ以外の位置ではインターロックスイッチ28がオフ状態になる。インターロックスイッチ28のオン状態では、後述するマイクロスイッチ58がオンとなり、インターロックスイッチ28のオフ状態では、マイクロスイッチ58がオフとなる。
図13に電源回路を示すように、電源回路Dは、負荷部140と、この負荷部140に電力を供給する電源部141とを有し、この負荷部140と電源部141にはコネクタ12,14の接続端子が形成するパワースイッチSW1と、リレー回路142とが直列に電気接続されている。リレー回路142には、インターロックスイッチ28により作動されるマイクロスイッチ58が電気的に接続されている。そして、コネクタ12,14が電気的に接続され、マイクロスイッチ58がオンすることによりリレー142がオンとなり負荷部140に電源部141から電力が供給される。また、マイクロスイッチ58のオフによりリレー142がオフとなり電源回路がオフとなる。
着脱側コネクタハウジング24の上部(すなわち、着脱側コネクタハウジング24の、電源側コネクタ12と嵌合する部分(即ち、フード26)とは反対側の部分)には、図5に示す金属製のカバー30が装着され、当該カバー30により着脱側コネクタハウジング24の上部の開口25(図6参照。)の全域が被覆される。したがって、カバー30が取り外された状態では、着脱側コネクタハウジング24内部の端子が開口25から露出されることになる。
図4に示すように、カバー30には4つの孔31が形成されており、該孔31にそれぞれ挿通されたビス32によりカバー30が着脱側コネクタハウジング24に固定される。カバー30の幅方向両側には、レバー16の回動力を着脱側コネクタ14に伝えるための一対のカム用ボス34が一体に設けられている。ここで、カム用ボス34が一体成形されたカバー30の材料に用いられる金属としては、アルミニウム、ステンレス等の容易に変形しない金属を挙げることができる。
図6に示すように、着脱側コネクタハウジング14には、カバー30を装着した際に、カム用ボス34の逃げ部となる凹部36が形成されている。凹部36が形成されていることにより、カバー30の位置決めが容易であり、正確な位置にカバー30を装着することができる。なお、本実施形態では、カバー30の長手方向の中央にカム用ボス34が設けられた構成であるので、着脱側コネクタハウジング14の凹部36も長手方向の中央に形成されているが、カム用ボス34が長手方向のどちらかに偏った位置に設けられた場合には、凹部36もカム用ボス34に対応して長手方向の偏った位置に形成され、カバー30の装着時に向きが合っているかを容易に認識することができる。
レバー16は金属製であり、着脱側コネクタハウジング24の両側板に係合する側板38,40と、これらの両側板38,40を連結するとともに指で操作する部分となる操作部42とを有する。一方の側板38は、図8に示すように側板38のみからなり、他方の側板40は、操作部42が一体に形成されており、両側板38,40がビス44により固定されることにより、レバー16が構成される。
レバー16の各側板38,40には、カバー30に設けられたカム用ボス34に係合して案内するカム溝46が形成されている。また、他方の側板40には、着脱側コネクタハウジング22に設けられたガイドピン48に係合して案内するガイド溝50が形成されている。また、レバー16の各側壁38,40の下端部には、電源側コネクタ12に設けられた回動支点用ボス52と係合する切欠54が形成されている。切欠54は、回動支点用ボス52に対してレバー16がわずかに回転すれば回動支点用ボス52が抜け出ないように屈曲した溝形状になっている。
レバー16は、側板38,40に形成されたカム溝46とガイド溝50のそれぞれにカム用ボス34とガイドピン48を係合させて、着脱側コネクタハウジング14に装着される。そして、電源側コネクタハウジング12の回動支点用ボス52に側板38,40の切欠54を係合させて、回動支点用ボス52を支点にレバー16を下方に押圧して回動することにより、カム溝46内周面がカム用ボス34を嵌合方向へ押圧して、着脱側コネクタハウジング24が電源側コネクタハウジング22に接近して嵌合動作が行われる。
前述のように、電源側コネクタ12には、完全嵌合時にのみ電源回路を接続するインターロックスイッチ28を備えたインターロックハンドル20が装着されている。インターロックハンドル20は、電源側コネクタ12に設けた中空角筒形状のガイド部材56にスライド可能に装着されており、操作部42と反対側の先端側にインターロックスイッチ28を備えている。インターロックスイッチ28は、電源側コネクタ12に設けられたマイクロスイッチ58の開閉を行うものであり、図11に示すインターロックハンドル20を引き出した位置でマイクロスイッチ58がオフになり、図12に示すインターロックハンドル20を最奥部まで押し込んだ位置で図11に示すスイッチ端子60がインターロックスイッチ28の斜面62により押圧されて相手側スイッチ端子(図示せず)に接してマイクロスイッチ58がオンになる。なお、マイクロスイッチ58は防水構造を有する。
図11及び図12に示すように、インターロックスイッチ28のレバー側の側面にはランス64が設けられ、ランス64に対応するガイド部材56の側面にはランス64を係止するランス係止孔66が形成されている。また、図8に示すように、レバー16の、インターロックスイッチ側の側板38には、レバー16の回動によりランス係止孔66に入り込みランス64の係止を解除する、突起からなるロック解除部材68が設けられている。
また、図8に示すように、レバー16の側板38には回動防止用のロックピン70が設けられ、インターロックハンドル20の対向する側面にはロックピン70が入り込むロック溝72がスライド方向に沿って形成されている。なお、ロック溝72のインターロックスイッチ先端側の端部に連続して、ロックピン70を導入するための上向きの切欠74が形成されている。そして、レバー16を回動終了位置に回動させると、レバー16のロックピン70がインターロックハンドル20の切欠74からロック溝72内に入り込む。引き続きインターロックハンドル20をスライドさせて押し込むことにより、レバー16のロックピン70がインターロックハンドル20のロック溝72を奥部まで進み、レバー16が回動できないようにロックされるようになっている。ここで、ロックピン70とロック溝72とが遊びのない寸法関係に設定されることにより、ロックピン70がロック溝72に緊密に係合し、車両の振動によるガタツキを防止することができる。
以下に、着脱側コネクタ14の嵌合動作を説明する。
着脱側コネクタ14を電源側コネクタ12に嵌合して接続するには、図3(a)に示すように、着脱側コネクタ14に装着されたレバー16の切欠54を、電源側コネクタ12の回動支点用ボス52に係合させる。そして、図3(b)に示すように、回動支点用ボス52を支点としてレバー16を下方に押圧して回動すると、カム溝46によるカム用ボス34の案内作用で着脱側コネクタ14が下方に押圧移動される。そして、図3(c)に示すように、レバー16の回動終了位置において、着脱側コネクタ14と電源側コネクタ12との嵌合が完了し、両コネクタ12,14の接続端子どうしが電気的に接続される。しかし、この段階では、まだインターロックスイッチ28がオフ位置にあるので、電源回路は導通していない。
なお、図3(a)に示すレバー回動開始位置及び図3(c)に示すレバー回動終了位置において、着脱側コネクタハウジング24に設けられた半球状の突起74が、レバー16に形成された仮固定孔76に係合することにより、レバー16は各位置に仮固定される。
図11はレバー16の回動終了直前の状態を表す。この状態までは、インターロックスイッチ28のランス64が、電源側コネクタ12のガイド部材56のランス係止孔66に係止されているので、インターロックハンドル20はスライド移動不能になっている。そして、図11の状態では、レバー16に設けたロック解除部材68がインターロックハンドル20のランス係止孔66に入り込み、インターロックスイッチ28のランス64を押し出そうとしている。
図12はレバー16の回動終了後の状態を表す。この状態では、レバー16の回動が終了し、ロック解除部材68がランス係止孔66に係合していたランス64を押し出してロックを解除しているので、インターロックハンドル20はスライド移動可能となり、図12に示す最奥部まで押し込まれている。そして、図11(a)の状態では開いていたスイッチ端子60が図12(a)の状態では相手側スイッチ端子と接続され、電源回路が電気的に接続される。
また、図12(b)に示すように、レバー16の回動終了位置では、レバー16のロックピン70がインターロックハンドル20のロック溝72内に入り込むので、レバー16は回動不能にロックされ、着脱側コネクタ14の不測の離脱が防止される。
上記構成の電源回路遮断装置10によれば、着脱側コネクタ14に装着される金属製カバー30に設けたカム用ボス34を、嵌合レバー16に形成したカム溝46により案内して着脱側コネクタ14を電源側コネクタ12に嵌合するので、嵌合時にカム用ボス34に力が作用しても、カバー30が変形や損傷することがなく、着脱側コネクタハウジング24内の端子やヒューズが露出することがない。
また、金属製カバー30を介して着脱側コネクタ14が押圧されるので、着脱側コネクタハウジング24が変形や損傷することがなく、着脱側コネクタハウジング24内の端子やヒューズが露出することがない。
また、電源側コネクタ12に対するインターロックハンドル20のロックが解除されて、インターロックハンドル20をスライド移動できるようになった時点で初めて、マイクロスイッチ30のオン/オフ操作を行うことができるので、安全に嵌合、離脱の操作ができる。
また、電源回路遮断装置10は、防水構造を有するマイクロスイッチ30のオン/オフを行うためのインターロックスイッチ28を有し、着脱側コネクタ14が電源側コネクタ12に完全嵌合していない状態ではインターロックスイッチ28がロックされており、インターロックハンドル20を動かすことができない。そして、着脱側コネクタ14を電源側コネクタ12に完全に嵌合することで、インターロックスイッチ28のロック解除と同時に、着脱側コネクタ14が電源側コネクタ12から外れてしまうことを防止するスライドロックが行われるので安全である。
更に、インターロックハンドル20のロック溝72内を、レバー16のロックピン70が最奥位置までスライドしたときに、ロックピン70とロック溝72の側面とが当接することで、車両振動による嵌合レバー16のガタツキ、異音を抑えることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく本発明の趣旨に従いあらゆる変更が可能である。例えば、上記実施形態は、ガイドピンを着脱側コネクタハウジングに設けた構成であるが、ガイドピンを金属製カバーに一体に設けてもよい。また、着脱側ハウジング24内にはヒューズの如き保護機構を備えてもよい。
本発明の実施形態の電源遮断装置の平面図である。 電源回路遮断装置の側面図である。 電源回路遮断装置の動作図であり(a)はレバー回動開始前、(b)はレバー回動中、(c)はレバー回動完了時を表す側面図である。 着脱側コネクタの斜視図である。 カバーの斜視図である。 着脱側コネクタハウジングの平面図である。 インターロックハンドルの側面図である。 嵌合用レバーの一方の側板の斜視図である。 電源遮断装置の要部平面図である。 図9のA−A断面図である。 (a)は電源遮断装置の要部横断面図、(b)は(a)のE−E断面図である。 (a)は電源遮断装置の要部横断面図、(b)は(a)のF−F断面図である。 電源回路の回路図である。 従来の電源回路遮断装置の分解斜視図である。 従来の電源回路遮断装置の動作図である。 従来の電源回路遮断装置の着脱側コネクタの側面図である。
符号の説明
10 電源回路遮断装置
12 電源側コネクタ
14 着脱側コネクタ
16 レバー
20 インターロックハンドル
22 電源側コネクタハウジング
24 着脱側コネクタハウジング
28 インターロックスイッチ
30 カバー
34 カム用ボス
36 凹部
48 ガイドピン
56 ガイド部材
58 マイクロスイッチ
64 ランス
66 ランス係止孔
68 ロック解除部材
70 ロックピン
72 ロック溝
74 切欠

Claims (5)

  1. 相手側接続端子と接続される複数の接続端子を備え、当該接続端子のうちの少なくとも一つが電源と電気的に接続される電源側コネクタと、
    前記電源側コネクタとの嵌合時に前記接続端子と接触して電気的に接続される前記相手側接続端子と、カム用ボスとを有する着脱側コネクタと、
    前記着脱側コネクタに回動可能に装着され前記着脱側コネクタの前記ボスを案内するためのカム溝を有するレバーと、を備え、
    前記カム溝と前記ボスとを係合した状態で、前記電源側コネクタに設けられた軸を支点に前記レバーを回動することにより前記ボスが前記カム溝によって案内され、これにより前記電源側コネクタと前記着脱側コネクタとを嵌合するレバー嵌合式電源回路遮断装置であって、
    前記着脱側コネクタが、その前記電源側コネクタと嵌合する部分とは反対側の部分に取り付けられた金属製のカバーを更に有し、
    前記ボスが前記カバーに一体に形成された金属製の部分であることを特徴とするレバー嵌合式電源回路遮断装置。
  2. 前記カバーが、前記着脱側コネクタの嵌合する部分とは反対側の部分の開口全域を被覆することを特徴とする請求項1記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
  3. 前記着脱側コネクタのハウジングには、前記カバーを装着した際の前記ボスの逃げ用凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
  4. 前記着脱側コネクタのハウジングには前記レバー案内用のガイドピンが設けられ、前記レバーには前記ガイドピンと係合するガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
  5. 前記カバーには前記レバー案内用のガイドピンが設けられ、前記レバーには前記ガイドピンと係合するガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のレバー嵌合式電源回路遮断装置。
JP2007328279A 2007-12-20 2007-12-20 レバー嵌合式電源回路遮断装置 Active JP5052321B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007328279A JP5052321B2 (ja) 2007-12-20 2007-12-20 レバー嵌合式電源回路遮断装置
US12/250,631 US8022320B2 (en) 2007-12-20 2008-10-14 Lever engagement type electric power source circuit breaker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007328279A JP5052321B2 (ja) 2007-12-20 2007-12-20 レバー嵌合式電源回路遮断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009152023A true JP2009152023A (ja) 2009-07-09
JP5052321B2 JP5052321B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40787291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007328279A Active JP5052321B2 (ja) 2007-12-20 2007-12-20 レバー嵌合式電源回路遮断装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8022320B2 (ja)
JP (1) JP5052321B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167875A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8807491B2 (en) * 2009-10-23 2014-08-19 Cedric Brian Anthony ARMIT Piping system
JP5815425B2 (ja) * 2012-01-17 2015-11-17 矢崎総業株式会社 電気コネクタ
US9362654B2 (en) 2014-05-20 2016-06-07 Ford Global Technologies, Llc Energy storage device service interlock
KR102662704B1 (ko) * 2017-01-18 2024-05-02 삼성에스디아이 주식회사 배터리 시스템용 수동 서비스 분리 장치
CN114156103B (zh) * 2020-09-08 2023-03-14 比亚迪股份有限公司 维修开关、维修开关的控制方法和电动汽车

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100382A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Yazaki Corp レバー嵌合式電源回路遮断装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3050275B2 (ja) * 1994-11-29 2000-06-12 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ
JP2003338345A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Yazaki Corp シールドコネクタの接続構造
JP4272037B2 (ja) * 2003-11-10 2009-06-03 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP2007149420A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Yazaki Corp レバー嵌合式コネクタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100382A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Yazaki Corp レバー嵌合式電源回路遮断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167875A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5052321B2 (ja) 2012-10-17
US8022320B2 (en) 2011-09-20
US20090159414A1 (en) 2009-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5707166B2 (ja) 電源回路遮断装置
JP5872824B2 (ja) 電源回路遮断装置
EP3118941B1 (en) Electrical connector and returning jig
JP4875993B2 (ja) 電源回路接続装置
JP5732315B2 (ja) 電源回路遮断装置
JP5052321B2 (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
US6619970B2 (en) Lever fitting-type manual disconnector
JP2012099254A (ja) 電気コネクタ、電気コネクタユニット、及び電気自動車用充電器
JP3820355B2 (ja) 電源回路遮断装置
JP2007188674A (ja) コネクタ構造
JP2006338949A (ja) コネクタ嵌合構造
EP4164071B1 (en) Connector device
JP2003100386A (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
JP4989285B2 (ja) コネクタ嵌合構造
JP2019003915A (ja) サービスプラグ
JP5278180B2 (ja) 電源回路接続装置
JP4943995B2 (ja) レバー式コネクタ
JP5970399B2 (ja) 防水コネクタ
JP7025464B2 (ja) コネクタ
JP2012186074A (ja) 電源回路遮断装置
JP2010287348A (ja) 電源回路接続装置
JP2004103557A (ja) レバー式嵌合コネクタ
EP0848399A1 (en) A Breaker Device
JP2016015341A (ja) 電気コネクタ、電気コネクタユニット、及び電気自動車用充電器
JP2008262718A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5052321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250