JPH0542116B2 - - Google Patents
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- JPH0542116B2 JPH0542116B2 JP58049280A JP4928083A JPH0542116B2 JP H0542116 B2 JPH0542116 B2 JP H0542116B2 JP 58049280 A JP58049280 A JP 58049280A JP 4928083 A JP4928083 A JP 4928083A JP H0542116 B2 JPH0542116 B2 JP H0542116B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車の後部に設けられた荷物室構造
に関し、さらに詳しくは該荷物室を覆う着脱自在
なトノボードにスピーカなどの電装品が取り付け
られた荷物室構造に関する。
に関し、さらに詳しくは該荷物室を覆う着脱自在
なトノボードにスピーカなどの電装品が取り付け
られた荷物室構造に関する。
第1図は自動車の後部に設けられた荷物室Rの
従来例を示し、トノボード1にスピーカ2が取り
付けられ、スピーカ2にケーブル4がコネクタ3
を介して接続されている。
従来例を示し、トノボード1にスピーカ2が取り
付けられ、スピーカ2にケーブル4がコネクタ3
を介して接続されている。
すなわち2ボツクスカーの車体後部構造は、リ
ヤシート7の後部リヤインナートリム6,6間に
荷物室Rが設けられており、この荷物室Rはリヤ
インナトリム6,6間に架設されたリヤパーセル
シエルフ5と、着脱可能又は開閉自在に設けられ
ているトノボード1とによつて閉鎖されている。
このトノボード1にはスピーカ2が固定されてお
り、該スピーカ2と図示しない増幅器等との電気
的接続はスピーカ用信号ケーブル4によつて行な
われている。そして該スピーカ用信号ケーブル4
には、前記トノボード1の着脱等を可能にするた
めコネクタ3を介在させている。すなわちコネク
タ3はメールコネクタとフイメールコネクタとか
らなり、トノボード1を開き、又は取り外す際に
はその操作の妨げとなるスピーカ用信号ケーブル
4を分断すべくコネクタ3を分離し、又トノボー
ド1を装着する際には、コネクタ3を結合させる
のである。
ヤシート7の後部リヤインナートリム6,6間に
荷物室Rが設けられており、この荷物室Rはリヤ
インナトリム6,6間に架設されたリヤパーセル
シエルフ5と、着脱可能又は開閉自在に設けられ
ているトノボード1とによつて閉鎖されている。
このトノボード1にはスピーカ2が固定されてお
り、該スピーカ2と図示しない増幅器等との電気
的接続はスピーカ用信号ケーブル4によつて行な
われている。そして該スピーカ用信号ケーブル4
には、前記トノボード1の着脱等を可能にするた
めコネクタ3を介在させている。すなわちコネク
タ3はメールコネクタとフイメールコネクタとか
らなり、トノボード1を開き、又は取り外す際に
はその操作の妨げとなるスピーカ用信号ケーブル
4を分断すべくコネクタ3を分離し、又トノボー
ド1を装着する際には、コネクタ3を結合させる
のである。
しかしながら、このような従来自動車に採用さ
れているコネクタにあつては、単にメール、フイ
メールコネクタに導電端子板を配し、結合時に両
導電端子板を圧接させる構造であることから、コ
ネクタ3を分離させたときには、両導電端子板は
露呈することとなる。このため導電性の金属であ
る両導電端子板の表面が酸化する他、前記荷物室
R内には通常雑多な物品が乱雑に収納されている
ことから、車体振動等によつて前記物品から生ず
る塵埃が露呈した前記端子板に付着し、これらに
起因して通電不良となるという耐久性能上の問題
点を有する。又このようにコネクタ3をトノボー
ドスピーカに採用した場合には、トノボード1の
着脱操作等をする毎に、コネクタの合離操作を行
なわなければならず、トノボード着脱時の操作が
繁雑となるという問題点をも有する。
れているコネクタにあつては、単にメール、フイ
メールコネクタに導電端子板を配し、結合時に両
導電端子板を圧接させる構造であることから、コ
ネクタ3を分離させたときには、両導電端子板は
露呈することとなる。このため導電性の金属であ
る両導電端子板の表面が酸化する他、前記荷物室
R内には通常雑多な物品が乱雑に収納されている
ことから、車体振動等によつて前記物品から生ず
る塵埃が露呈した前記端子板に付着し、これらに
起因して通電不良となるという耐久性能上の問題
点を有する。又このようにコネクタ3をトノボー
ドスピーカに採用した場合には、トノボード1の
着脱操作等をする毎に、コネクタの合離操作を行
なわなければならず、トノボード着脱時の操作が
繁雑となるという問題点をも有する。
本発明は前記従来のコネクタの耐久性能上の問
題点と、トノボード着脱時にコネクタの合離操作
を行わなければならぬという問題点とに着目して
なされたものであり、トノボードにスピーカなど
の電装品を設けると共に、トノボードの取付用シ
ヤフト付近に前記電装品に電気的に接続された雌
雄いずれか一方のコネクタを設け、車体側の前記
一方のコネクタと対向する位置に雌雄いずれか他
方のコネクタを設け、トノボードを荷物室に取り
付けた状態で前記雌雄のコネクタが嵌合するよう
にし、前記コネクタは、合離自在に嵌合し合うメ
ール側及びフイメール側の双方の部材からなり前
記各部材に格別に設けられる、嵌合時に互いに接
触する第1及び第2の導電端子板と、開閉自在で
あつて閉位置で第1及び第2の導電端子板をそれ
ぞれ覆いかつ開位置でそれぞれ露呈させる第1及
び第2の蓋部材と、該第1及び第2の蓋部材を閉
位置にそれぞれ付勢する付勢手段と、嵌合時に第
1及び第2の蓋部材にそれぞれ当接して第1及び
第2の蓋部材を押し開ける第1及び第2の開蓋部
材と、からなる自動車の後部に設けられた荷物室
構造を提供することにより、前記両問題を同時に
解決することを目的とするものである。
題点と、トノボード着脱時にコネクタの合離操作
を行わなければならぬという問題点とに着目して
なされたものであり、トノボードにスピーカなど
の電装品を設けると共に、トノボードの取付用シ
ヤフト付近に前記電装品に電気的に接続された雌
雄いずれか一方のコネクタを設け、車体側の前記
一方のコネクタと対向する位置に雌雄いずれか他
方のコネクタを設け、トノボードを荷物室に取り
付けた状態で前記雌雄のコネクタが嵌合するよう
にし、前記コネクタは、合離自在に嵌合し合うメ
ール側及びフイメール側の双方の部材からなり前
記各部材に格別に設けられる、嵌合時に互いに接
触する第1及び第2の導電端子板と、開閉自在で
あつて閉位置で第1及び第2の導電端子板をそれ
ぞれ覆いかつ開位置でそれぞれ露呈させる第1及
び第2の蓋部材と、該第1及び第2の蓋部材を閉
位置にそれぞれ付勢する付勢手段と、嵌合時に第
1及び第2の蓋部材にそれぞれ当接して第1及び
第2の蓋部材を押し開ける第1及び第2の開蓋部
材と、からなる自動車の後部に設けられた荷物室
構造を提供することにより、前記両問題を同時に
解決することを目的とするものである。
以下本発明の構成について図面に示した一実施
例に従つて説明する。なお前述した従来例と同一
構成部分、部材については同一符号を付して重複
した説明は省略する。
例に従つて説明する。なお前述した従来例と同一
構成部分、部材については同一符号を付して重複
した説明は省略する。
まず第2図は本発明に使用されるフイメールコ
ネクタ9を示し、第2図イは斜視図、第2図ロは
第2図イのA−A線断面図、第2図ハは第2図イ
のB−B線断面図である。第2図イに示したよう
にフイメールコネクタ9のハウジングであるフイ
メールハウジング19は、一側面を開口させた矩
形箱体であつて、その開口部には、第2図ロ及び
ハに示すように相対向する開口縁部に回動自在に
枢着され、自由側端面を密接させて前記開口部を
閉鎖する第2の蓋部材としての一対の蓋体14が
設けられており、該蓋体14は本図においては図
示しない付勢手段により閉方向に付勢されてい
る。
ネクタ9を示し、第2図イは斜視図、第2図ロは
第2図イのA−A線断面図、第2図ハは第2図イ
のB−B線断面図である。第2図イに示したよう
にフイメールコネクタ9のハウジングであるフイ
メールハウジング19は、一側面を開口させた矩
形箱体であつて、その開口部には、第2図ロ及び
ハに示すように相対向する開口縁部に回動自在に
枢着され、自由側端面を密接させて前記開口部を
閉鎖する第2の蓋部材としての一対の蓋体14が
設けられており、該蓋体14は本図においては図
示しない付勢手段により閉方向に付勢されてい
る。
かかるフイメールハウジング19の内部にはそ
の底部19aの中央部に、第2の導電端子板とし
ての一対の導電端子板12が間隔をもつて対設さ
れており、該導電端子板12は自由側をそれぞれ
前記ハウジング19の側面方向に屈曲させた可撓
性の導電金属板であつて、先端部には、前記側面
方向に突出させた突起12aが設けられている。
さらに底部19aには、先端部が尖状であつて、
前記導電端子板12より長径幅広の第2の開蓋部
材としての突板15が、該導電端子板12間に立
設されて、両端子板12を絶縁している。
の底部19aの中央部に、第2の導電端子板とし
ての一対の導電端子板12が間隔をもつて対設さ
れており、該導電端子板12は自由側をそれぞれ
前記ハウジング19の側面方向に屈曲させた可撓
性の導電金属板であつて、先端部には、前記側面
方向に突出させた突起12aが設けられている。
さらに底部19aには、先端部が尖状であつて、
前記導電端子板12より長径幅広の第2の開蓋部
材としての突板15が、該導電端子板12間に立
設されて、両端子板12を絶縁している。
一方第3図は本発明に使用されるメールコネク
タを示し、第3図イは斜視図、第3図ロは第3図
イのC−C線断面図、第3図ハは第3図イのD−
D線断面図である。第3図に示したようにメール
コネクタ8を構成するメールハウジング16は、
上部に取り付け用シヤフトを挿通させるためのシ
ヤフト用孔10が設けられた一面開口状の矩形箱
体であつて、その開口側の外周形状は第3図イ,
ロに示したように相対する側面の開口周部を前記
外嵌側ハウジング19の内周面に合離可能に密接
すべく膨出させてある。又その開口部には、回動
自在に相対向する開口縁部に枢着され、その自由
端面を密接させて、前記開口部を閉鎖する第1の
蓋部材としての一対の蓋体13が設けられてお
り、該蓋体13は前記蓋体14と同様に本図にお
いては図示しない付勢手段により閉方向に付勢さ
れている。さらに第1の開蓋部材としてのメール
ハウジング16の相対向する内周面には、嵌合時
に前記端子板12の突起12aが圧接する第1の
導電端子板としての導電端子板11が貼設されて
いる。
タを示し、第3図イは斜視図、第3図ロは第3図
イのC−C線断面図、第3図ハは第3図イのD−
D線断面図である。第3図に示したようにメール
コネクタ8を構成するメールハウジング16は、
上部に取り付け用シヤフトを挿通させるためのシ
ヤフト用孔10が設けられた一面開口状の矩形箱
体であつて、その開口側の外周形状は第3図イ,
ロに示したように相対する側面の開口周部を前記
外嵌側ハウジング19の内周面に合離可能に密接
すべく膨出させてある。又その開口部には、回動
自在に相対向する開口縁部に枢着され、その自由
端面を密接させて、前記開口部を閉鎖する第1の
蓋部材としての一対の蓋体13が設けられてお
り、該蓋体13は前記蓋体14と同様に本図にお
いては図示しない付勢手段により閉方向に付勢さ
れている。さらに第1の開蓋部材としてのメール
ハウジング16の相対向する内周面には、嵌合時
に前記端子板12の突起12aが圧接する第1の
導電端子板としての導電端子板11が貼設されて
いる。
以上の構成に係るメールコネクタ8及びフイメ
ールコネクタ9が使用された実施例において、例
えば第4図に示したように、前述したトノボード
1にスピーカ2を設けた場合には、リヤインナト
リウム6側の所定部にはフイメールコネクタ9を
固設し、フイメールハウジング19内の導電端子
板12に増幅器等側からのスピーカ用信号ケーブ
ル4の端部を蝋着する。一方トノボード1側に
は、該トノボード1を適正位置に装着した場合
に、フイメールコネクタ9と嵌合する位置にメー
ルコネクタ8を、トノボード1に設けたシヤフト
をシヤフト用孔10に挿通させて固設し、メール
ハウジング16内の導電端子板11にスピーカ2
側からのスピーカ用信号ケーブル4の端部を蝋着
する。
ールコネクタ9が使用された実施例において、例
えば第4図に示したように、前述したトノボード
1にスピーカ2を設けた場合には、リヤインナト
リウム6側の所定部にはフイメールコネクタ9を
固設し、フイメールハウジング19内の導電端子
板12に増幅器等側からのスピーカ用信号ケーブ
ル4の端部を蝋着する。一方トノボード1側に
は、該トノボード1を適正位置に装着した場合
に、フイメールコネクタ9と嵌合する位置にメー
ルコネクタ8を、トノボード1に設けたシヤフト
をシヤフト用孔10に挿通させて固設し、メール
ハウジング16内の導電端子板11にスピーカ2
側からのスピーカ用信号ケーブル4の端部を蝋着
する。
そしてトノボードを取り付けるに際しては、該
トノボード1に固設されているメールコネクタ8
のメールハウジング16を、フイメールコネクタ
9のフイメールハウジング19に嵌合させるので
あるが、この嵌合以前においては両ハウジング1
6,19の開口部に設けられている蓋体13,1
4は付勢されて閉状態にある。そしてメールハウ
ジング16をフイメールハウジング19に挿入し
始めると、まずフイメールハウジング19の蓋体
14は回動自在であることから、メールハウジン
グ16の嵌合側端部によつて押圧されて、内部方
向に押し開かれ、該メールハウジング16の挿入
を可能にする。一方メールハウジング16の蓋体
13は、このメールハウジング16の挿入に伴つ
て、フイメールハウジング9に設けられている突
板15に当接し、該蓋体13も回動自在であるこ
とから該突板15の先端部によつて押圧されて内
部方向に押し開かれる。
トノボード1に固設されているメールコネクタ8
のメールハウジング16を、フイメールコネクタ
9のフイメールハウジング19に嵌合させるので
あるが、この嵌合以前においては両ハウジング1
6,19の開口部に設けられている蓋体13,1
4は付勢されて閉状態にある。そしてメールハウ
ジング16をフイメールハウジング19に挿入し
始めると、まずフイメールハウジング19の蓋体
14は回動自在であることから、メールハウジン
グ16の嵌合側端部によつて押圧されて、内部方
向に押し開かれ、該メールハウジング16の挿入
を可能にする。一方メールハウジング16の蓋体
13は、このメールハウジング16の挿入に伴つ
て、フイメールハウジング9に設けられている突
板15に当接し、該蓋体13も回動自在であるこ
とから該突板15の先端部によつて押圧されて内
部方向に押し開かれる。
これによつてフイメールコネクタ9の導電端子
板12はメールハウジング16内への挿入が可能
となり、該導電端子板12は突起12aをメール
コネクタ8の導電端子板11に摺接させつつメー
ルハウジング16内に挿入される。
板12はメールハウジング16内への挿入が可能
となり、該導電端子板12は突起12aをメール
コネクタ8の導電端子板11に摺接させつつメー
ルハウジング16内に挿入される。
したがつてフイメールコネクタ9へのメールコ
ネクタ8の挿入が完了すると、第5図に示したよ
うに両蓋体13,14は、内部方向に全開され、
メールハウジング16とフイメールハウジング1
9とは嵌合し合い、さらにメールハウジング16
内に挿入されたフイメール側の導電端子板にはメ
ール側の導電端子板11の表面に圧接し、前記ト
ノボード1の取り付けと同時にスピーカ2と増幅
器等との電気的接続を行なうことができるのであ
る。
ネクタ8の挿入が完了すると、第5図に示したよ
うに両蓋体13,14は、内部方向に全開され、
メールハウジング16とフイメールハウジング1
9とは嵌合し合い、さらにメールハウジング16
内に挿入されたフイメール側の導電端子板にはメ
ール側の導電端子板11の表面に圧接し、前記ト
ノボード1の取り付けと同時にスピーカ2と増幅
器等との電気的接続を行なうことができるのであ
る。
そしてトノボード1の離脱に際しては、第4図
に示したようにトノボード1を上方に持ち上げれ
ば、該トノボード1に固設されているメールコネ
クタ8はフイメールコネクタ9より分離する。こ
れによつて両ハウジング16,19に設けられて
おり、閉方向に付勢されている蓋体13,14は
それぞれ閉じ各ハウジング16,19の開口部を
閉鎖する。したがつて各ハウジング16,19は
密閉状態となり、該ハウジング16,19内の導
電端子板11,12の酸化を防止し、防塵するの
である。
に示したようにトノボード1を上方に持ち上げれ
ば、該トノボード1に固設されているメールコネ
クタ8はフイメールコネクタ9より分離する。こ
れによつて両ハウジング16,19に設けられて
おり、閉方向に付勢されている蓋体13,14は
それぞれ閉じ各ハウジング16,19の開口部を
閉鎖する。したがつて各ハウジング16,19は
密閉状態となり、該ハウジング16,19内の導
電端子板11,12の酸化を防止し、防塵するの
である。
なお、前記蓋体13,14の開閉自在機構及び
閉方向への付勢手段としては、第6図イに示した
ように、各ハウジング16,19の開口部に蓋体
13,14を可撓性の合成樹脂製あるいは金属性
の板状ヒンジ20で取り付けたもの、第6図ロに
示したように蓋体13,14を、閉方向に復元力
を有しかつ閉状態を維持できるスプリングを具備
した蝶番21で取り付けたもの等が考えられる。
閉方向への付勢手段としては、第6図イに示した
ように、各ハウジング16,19の開口部に蓋体
13,14を可撓性の合成樹脂製あるいは金属性
の板状ヒンジ20で取り付けたもの、第6図ロに
示したように蓋体13,14を、閉方向に復元力
を有しかつ閉状態を維持できるスプリングを具備
した蝶番21で取り付けたもの等が考えられる。
以上説明したように本発明は、自動車の後部に
設けられた荷物室において、トノボードに設けら
れた電装品のコネクタはメール、フイメール部材
の双方に、開閉自在であつて閉方向に付勢されて
第1及び第2の導電端子板をそれぞれ覆う第1及
び第2の蓋部材を設ける一方、両部材が嵌合する
際、該蓋部材をそれぞれ押し開ける第1及び第2
の開蓋部材を設けたことから、メール、フイメー
ル部材を分離させた場合には前記メール、フイメ
ール両部材の第1及び第2の導電端子板はそれぞ
れ第1及び第2の蓋部材によつて防塵され、さら
に蓋部材の密閉度を完全にした場合には酸化も防
止されることから、コネクタの電気的接続性能の
維持を図り、端久性を向上させることができる。
設けられた荷物室において、トノボードに設けら
れた電装品のコネクタはメール、フイメール部材
の双方に、開閉自在であつて閉方向に付勢されて
第1及び第2の導電端子板をそれぞれ覆う第1及
び第2の蓋部材を設ける一方、両部材が嵌合する
際、該蓋部材をそれぞれ押し開ける第1及び第2
の開蓋部材を設けたことから、メール、フイメー
ル部材を分離させた場合には前記メール、フイメ
ール両部材の第1及び第2の導電端子板はそれぞ
れ第1及び第2の蓋部材によつて防塵され、さら
に蓋部材の密閉度を完全にした場合には酸化も防
止されることから、コネクタの電気的接続性能の
維持を図り、端久性を向上させることができる。
又結合時の一方の導電端子板の接点は、他方の
導電端子板の表面上を、圧接されつつ摺動して、
相互に接点表面の酸化層を研削し合うことから、
蓋部材の密閉度が不完全であつて酸化が生じた場
合においても、電気的抵抗の低い良好な電気的接
触状態を得ることができる。また、本発明は、ト
ノボードとコネクタの着脱を同時に行なうことが
でき、トノボード着脱時の操作を容易にすること
ができるという実用上の効果をも有するものであ
る。さらに、本発明は雌雄のコネクタをトノボー
ド取付シヤフト付近に設けているため、配線など
が絡むことがなく使い勝手が向上する。
導電端子板の表面上を、圧接されつつ摺動して、
相互に接点表面の酸化層を研削し合うことから、
蓋部材の密閉度が不完全であつて酸化が生じた場
合においても、電気的抵抗の低い良好な電気的接
触状態を得ることができる。また、本発明は、ト
ノボードとコネクタの着脱を同時に行なうことが
でき、トノボード着脱時の操作を容易にすること
ができるという実用上の効果をも有するものであ
る。さらに、本発明は雌雄のコネクタをトノボー
ド取付シヤフト付近に設けているため、配線など
が絡むことがなく使い勝手が向上する。
第1図は従来の自動車の後部に設けられた荷物
室構造の一例を示す説明図、第2図イは本発明に
使用されたフイメールコネクタの一実施例を示す
斜視図、第2図ロは第2図イA−A線断面図、第
2図ハは第2図イB−B線断面図、第3図イは本
発明に使用されたメールコネクタの一実施例を示
す斜視図、第3図ロは第3図イC−C線断面図、
対3図ハは第3図イD−D線断面図、第4図は本
発明の自動車の後部に設けられた荷物室構造の一
実施例の斜視説明図、第5図イは前記実施例に使
用されたコネクタのメール側とフイメール側の結
合状態を示す部分断面図、第5図ロは同異方向の
部分断面図、第6図イは蓋部材の取り付け及び付
勢手段の一例を示す断面図、第6図ロは同他の一
例を示す断面図である。 1……トノボード、2……スピーカ、8……メ
ールコネクタ、9……フイメールコネクタ、11
……(メール側)導電端子板(第1の導電端子
板)、12……(フイメール側)導電端子板(第
2の導電端子板)、13……(メール側)蓋体
(第1の蓋体)、14……(フイメール側)蓋体
(第2の蓋部材)、15……突板(メール側)(第
2の開蓋部材)、16……メールハウジング(第
1の開蓋部材)、19……フイメールハウジング。
室構造の一例を示す説明図、第2図イは本発明に
使用されたフイメールコネクタの一実施例を示す
斜視図、第2図ロは第2図イA−A線断面図、第
2図ハは第2図イB−B線断面図、第3図イは本
発明に使用されたメールコネクタの一実施例を示
す斜視図、第3図ロは第3図イC−C線断面図、
対3図ハは第3図イD−D線断面図、第4図は本
発明の自動車の後部に設けられた荷物室構造の一
実施例の斜視説明図、第5図イは前記実施例に使
用されたコネクタのメール側とフイメール側の結
合状態を示す部分断面図、第5図ロは同異方向の
部分断面図、第6図イは蓋部材の取り付け及び付
勢手段の一例を示す断面図、第6図ロは同他の一
例を示す断面図である。 1……トノボード、2……スピーカ、8……メ
ールコネクタ、9……フイメールコネクタ、11
……(メール側)導電端子板(第1の導電端子
板)、12……(フイメール側)導電端子板(第
2の導電端子板)、13……(メール側)蓋体
(第1の蓋体)、14……(フイメール側)蓋体
(第2の蓋部材)、15……突板(メール側)(第
2の開蓋部材)、16……メールハウジング(第
1の開蓋部材)、19……フイメールハウジング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 自動車後部の荷物室において、 該荷物室を覆う着脱自在なトノボードにスピー
カなどの電装品を設けると共に、前記トノボード
の取付け用シヤフト付近に前記電装品に電気的に
接続された雌雄いずれか一方のコネクタを設け、
車体側の前記一方のコネクタと対向する位置に雌
雄いずれか他方のコネクタを設け、トノボードを
荷物室に取り付けた状態で前記雌雄のコネクタが
嵌合するようにし、 前記コネクタは、 合離自在に嵌合し合う雄側及び雌側の双方の部
材からなり、嵌合時に互いに接触する雄側コネク
タに設けられた第1の導電端子板及び雌側コネク
タに設けられた第2の導電端子板と、 雄側コネクタの開口部に設けられた開閉自在で
あつて、閉状態で第1の導電端子板を覆い、開状
態で露呈させる第1の蓋部材と、 雌側コネクタの開口部に設けられ開閉自在であ
つて、閉状態で第2の導電端子板を覆い、開状態
で露呈させる第2の蓋部材と、 第1の蓋部材を閉状態に付勢する付勢手段と、 第2の蓋部材を閉状態に付勢する付勢手段と、 前記コネクタの嵌合時に第1の蓋部材に当接し
て第1の蓋部材を開状態に押し開ける雌側コネク
タに設けられた第2の開蓋部材と、 前記コネクタの嵌合時に第2の蓋部材に当接し
て第2の蓋部材を開状態に押し開ける雄側コネク
タに設けられた第1の開蓋部材と、 からなることを特徴とする自動車の後部に設けら
れた荷物室構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4928083A JPS59175577A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 自動車の後部に設けられた荷物室構造 |
US06/587,915 US4592609A (en) | 1983-03-24 | 1984-03-09 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4928083A JPS59175577A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 自動車の後部に設けられた荷物室構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175577A JPS59175577A (ja) | 1984-10-04 |
JPH0542116B2 true JPH0542116B2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=12826450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4928083A Granted JPS59175577A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 自動車の後部に設けられた荷物室構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175577A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61156278A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-15 | リズム時計工業株式会社 | 車両用走行位置表示装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327486B2 (ja) * | 1975-12-02 | 1978-08-09 | ||
JPS556451U (ja) * | 1978-06-29 | 1980-01-17 | ||
JPS5697979A (en) * | 1980-01-07 | 1981-08-07 | Hitachi Ltd | Socket for color braun tube |
JPS5849279A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Hitachi Ltd | 感熱記録における予熱パルス制御回路 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327486U (ja) * | 1976-08-17 | 1978-03-08 | ||
JPS53163694U (ja) * | 1977-05-31 | 1978-12-21 |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP4928083A patent/JPS59175577A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327486B2 (ja) * | 1975-12-02 | 1978-08-09 | ||
JPS556451U (ja) * | 1978-06-29 | 1980-01-17 | ||
JPS5697979A (en) * | 1980-01-07 | 1981-08-07 | Hitachi Ltd | Socket for color braun tube |
JPS5849279A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Hitachi Ltd | 感熱記録における予熱パルス制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59175577A (ja) | 1984-10-04 |
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