JPH0542096A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH0542096A
JPH0542096A JP3204461A JP20446191A JPH0542096A JP H0542096 A JPH0542096 A JP H0542096A JP 3204461 A JP3204461 A JP 3204461A JP 20446191 A JP20446191 A JP 20446191A JP H0542096 A JPH0542096 A JP H0542096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
connecting member
bending
endoscope
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3204461A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuruo Hatori
鶴夫 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3204461A priority Critical patent/JPH0542096A/ja
Publication of JPH0542096A publication Critical patent/JPH0542096A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接続部材の内部空間における内蔵物の充填許容
量が大きい内視鏡の提供を目的としている。 【構成】管状の接続部材18を介して可撓管6と湾曲管
4とを軸方向に連結することによって挿入部2を構成
し、前記挿入部2内に処置具挿通用のチャンネルチュー
ブ16を配設した内視鏡1において、前記接続部材18
の内部に位置する前記チャンネルチューブ16部位の外
周面の少なくとも一部に凹部を形成して、他のチャンネ
ルチューブ16部位よりも肉厚の薄い薄肉部16aを設
けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管状の接続部材を介し
て可撓管と湾曲管とを軸方向に連結することによって挿
入部を構成する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可撓管と湾曲管とを管状の接続部
材を介して軸方向に連結することによって挿入部を構成
する内視鏡が知られている(特開昭59−69024号
公報)。
【0003】図8に示すように、前記内視鏡100は、
長手軸方向に回動自在に連結された略筒状の複数の湾曲
駒104…の外周に外皮チューブ103を被装して構成
された湾曲管102と、螺旋管106の外周に外皮チュ
ーブ105を被装してなる可撓管104とを筒状の接続
部材107を介して連結することによって挿入部110
を構成している。そして、湾曲管102は、湾曲駒10
4…に接続された一対の操作ワイヤ112を押し引き操
作することによって湾曲駒104…を回動させて湾曲す
ることができる。
【0004】湾曲管102と可撓管104とを連結する
接続部材107は、その先端部分が最後端の湾曲駒10
4…の内周面に嵌め込まれて固着されている。また接続
部材107の後端部分は螺旋管106の先端内周面に嵌
め込まれて固着されている。また、操作ワイヤ112の
後側は密巻きコイルからなるワイヤガイド114内に挿
通されている。そして、ワイヤガイド114の先端部分
は接続部材107の後端部分に固着されている。すなわ
ち、接続部材107の後端部分においてワイヤガイド1
14の先端部分が固着される箇所にはこれを貫くととも
に挿入部110の軸方向に長い一対の切欠き溝115が
形成されており、この切欠き溝115内にワイヤガイド
114の先端部分を嵌め込むとともに、切欠き溝115
内にろうや接着剤等の固着材119を充填して固着して
いる。
【0005】一方、挿入部110内には処置具挿通用の
チャンネルチューブ(図示せず)が配設されており、こ
のチャンネルチューブの湾曲管102内に位置する部位
は、湾曲管102の湾曲に伴って湾曲する。チャンネル
チューブが湾曲している際にチャンネルチューブ内に処
置具を挿通していくと、処置具はその先端がチャンネル
チューブの内周面に擦られながら押しこまれるため、チ
ャンネルチューブは処置具の先端によって破損しないよ
うに比較的厚い肉厚に形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、接続
部材107は、その先端部分が最後端の湾曲駒104…
の内周面に嵌め込まれて固着されるとともに、その後端
部分が螺旋管106の先端内周面に嵌め込まれて固着さ
れている。したがって、接続部材107は挿入部110
の内方に突出した状態となっている。これによって、接
続部材107の内部は、挿入部110全体の中で最も狭
く、ライトガイドファイバやイメージガイドファイバ等
の内蔵物の充填率が挿入部110全体の中で最も高い空
間となっている。
【0007】一方、接続部材107の肉厚は通常ワイヤ
ガイド114の径よりも薄いため、前記切欠き溝115
内にワイヤガイド114の先端部分を嵌め込んで固着し
た際、ワイヤガイド114の前記固着部位の一部は接続
部材107の内方に突出した状態となっている。したが
って、ワイヤガイド114の前記固着部分が接続部材1
07の内部全体の中で最も狭く、前記内蔵物の充填率が
接続部材107の内部全体の中で最も高い部位となって
いる。
【0008】ところで、ライトガイドファイバやイメー
ジガイドファイバ等の内蔵物の充填量を多くすることは
精密な画像が得られる点で内視鏡100の性能の向上に
つながるものであるが、前述のように接続部材107の
内部空間は他の挿入部110内の空間に比べて狭いた
め、接続部材07の内部空間における前記内蔵物の充填
許容量が他の挿入部110内における充填許容量よりも
小さく、挿入部110内全長にわたって充填できる前記
内蔵物の量には限界があった。つまり、挿入部110内
全長にわたって充填できる前記内蔵物の量は、事実上、
接続部材107の内径によって制限されていた。
【0009】したがって、接続部材107内部の充填許
容量がその他の挿入部110内の充填許容量よりも小さ
いために、挿入部110内全長にわたって充填できる前
記内蔵物の量を空間容積の狭い接続部材107側の充填
許容量に合わせなくてはならず、これによって内視鏡1
00の性能を低下させてしまうことがあった。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、接続部材の内部空間
における内蔵物の充填許容量が大きく、性能を低下させ
ずに挿入部の細径化が図れる内視鏡を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、管状の接続部材を介して可撓管と湾曲管
とを軸方向に連結することによって挿入部を構成し、前
記挿入部内に処置具挿通用のチャンネルチューブを配設
した内視鏡において、前記接続部材の内部に位置する前
記チャンネルチューブ部位の外周面の少なくとも一部に
凹部を形成して、他のチャンネルチューブ部位よりも肉
厚の薄い薄肉部を設けたものである。
【0012】
【作用】前記接続部材の内部に位置する前記チャンネル
チューブ部位の外周面の少なくとも一部に凹部を形成
し、この凹部内に周囲の内方突出部分を収容することに
よって、接続部材内部における内蔵物の充填率は下が
り、接続部材の内部空間における内蔵物の充填許容量は
大きくなる。
【0013】なお、硬質な接続部材の内部に位置するチ
ャンネルチューブ部位は曲げられないため、処置具の先
端が前記チャンネルチューブ部位の内周面を圧迫したり
擦ったりすることがなく、したがって、前記チャンネル
チューブ部位の肉厚を薄く形成したことによりチャンネ
ルチューブが破損することはない。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。
【0015】図1および図2は本発明の第1の実施例を
示すものである。図2に示すように、本実施例の内視鏡
1は、挿入部2と操作部3とから内視鏡本体を構成して
おり、操作部3には、接眼部15、湾曲操作レバー2
1、処置具挿入口19等が配設されている。さらに操作
部3には、図示しない照明用の光源装置にコネクタ13
を介して接続するユニバーサルコード17が接続されて
いる。
【0016】また、挿入部2は、可撓管6と湾曲管4と
によって構成されており、湾曲管4は管状の接続部材9
を介して可撓管6に接続されている。また、湾曲管4の
先端には結像用の対物光学系を組み込んだ先端構成部7
が設けられている。
【0017】図1の(a)に示すように、可撓管6は、
螺旋管14の外周に外皮チューブ12を被装して構成さ
れている。また、湾曲管4は、長手軸方向に並べられた
略筒状の複数の湾曲駒10…の外周に外皮チューブ8を
被装して構成されている。湾曲駒10…はその隣接する
端部同志がリベット11により回動自在に連結されてい
る。そして、湾曲管4は、湾曲駒10…に接続された操
作ワイヤ28(図1の(b)参照)を湾曲操作レバー1
9により押し引き操作することによって湾曲駒10…を
回動させて湾曲することができる。
【0018】湾曲管4と可撓管6とを連結する接続部材
18の外周には、径方向に突出した2つの突起部18
a,18bが形成されている。突起部18a,18bは
周方向に沿って形成されており、互いに軸方向に離間し
て設けられている。
【0019】接続部材18の先端部分は、最後端の湾曲
駒10の後端縁を先端側の突起部18aの先端面に当接
させた状態で、最後端の湾曲駒10…の内周面に嵌め込
まれて固着され、湾曲管4と接続されている。また、接
続部材18の後端部分は、螺旋管14の先端縁を後端側
の突起部18bの後端面に当接させた状態で、螺旋管1
4の先端内周面に嵌め込まれて固着され、可撓管6と接
続されている。そして、湾曲管4の外皮チューブ8の後
端部は2つの突起部18a,18bに挟まれた接続部材
の外周部位において糸24で締付け固定され、固着材2
6によって固着されている。なお、外皮チューブ8の先
端部も挿入部2の先端において同様な方法で固定されて
いる。
【0020】また、挿入部2内には全長にわたって処置
具挿通チャンネルを形成するチャンネルチューブ16が
配設されている。このチャンネルチューブ16の内部は
処置具挿入口19に連通しており、処置具挿入口19に
挿入した処置具をチャンネルチューブ16内に導くこと
ができるようになっている。また、挿入部2内には、物
体光を接眼部15に伝送するイメージガイドファイバー
束20と、図示しない光源装置からの照明光を挿入部2
の先端まで伝送するライトガイドファイバー束(図示せ
ず)がそれぞれ内装されている。イメージガイドファイ
バー束20は、その外周に保護チューブ22が被覆さ
れ、その後端側が操作部3に設けられた接眼部15に導
かれており、これによって、挿入部4が挿入される部位
の様子を接眼部15を通じて観察できるようになってい
る。また、前記ライトガイドファイバー束はユニバーサ
ルコード17内に導かれており、コネクタ13を介して
図示しない光源装置と接続できるようになっている。
【0021】ところで、湾曲管4の湾曲駒10と可撓管
6の螺旋管14の内周面に嵌め込まれて固着された前記
接続部材18は挿入部2の内方に突出しており、この突
出した接続部材18内に位置するチャンネルチューブ1
6部位は、その外周にリング状の凹部が形成され、他の
部位(厚肉部16b)よりも薄肉に形成された薄肉部1
6aとなっている。つまり、薄肉部16aはその凹部に
接続部材18の内方突出部が収容されるような位置に設
けられている。これによって、接続部材18の内部にお
いて、イメージガイドファイバー束20等の内蔵物は、
接続部材18の内周面とチャンネルチューブ16の薄肉
部16aの外周面とによって形成される空間内に配置さ
れる。
【0022】なお、厚肉部16bは処置具の種々の挿通
動作に耐え得る肉厚を有している。また、薄肉部16a
は、チャンネルチューブ16が湾曲動作に伴って前後に
移動しても、薄肉部16aと厚肉部16bの境界部が接
続部材18の端縁に接触して湾曲管4の湾曲動作を妨害
しない程度に、その長手方向の長さが若干長めに設けら
れていることが好ましい。
【0023】また、図1の(b)および(c)に示すよ
うに、湾曲駒10…と接続して湾曲駒10…を回動操作
させる操作ワイヤ28は、その後側が密巻きコイルから
なるワイヤガイド30内に挿通されている。そして、ワ
イヤガイド30の先端部は接続部材18の後端部に中継
パイプ32を介して接続されている。
【0024】すなわち、ワイヤガイド30の先端部は、
その内面に中継パイプ32を嵌合できるように、内面が
切り欠かれてその内径が拡大されており、この切り欠か
れた内面に中継パイプ32の後端部が差し込まれて固着
されている。なお、ワイヤガイド30および中継パイプ
32の内径は操作ワイヤ28がスムーズに長手方向に移
動できる大きさに設けられている。
【0025】また、接続部材18の後端部には、接続部
材18を貫通するとともに、接続部材18の後端から先
端側に向かって軸方向に切り欠かれた切欠き溝33が形
成されており、この切欠き溝33内にワイヤガイド30
と接続された前記中継パイプ32の先端部を嵌め込むと
ともに、切欠き溝33内にろうや接着剤等の固着材34
を充填して固着している。
【0026】次に、上記構成の内視鏡1の作用について
説明する。通常、内視鏡1は曲がりくねった生体管腔内
に挿入される。そして、操作部3の湾曲操作レバー21
を操作することによって湾曲部4を湾曲させて、目的部
位に挿入部2の先端を対向させて種々の作業が行なわれ
る。つまり、処置具は屈曲されたチャンネルチューブ1
6内においてその挿脱が行なわれる。したがって、処置
具は、その挿入時、先端がチャンネルチューブ16の内
周面に擦られながら押しこまれる。
【0027】本実施例のチャンネルチューブ16は、処
置具の前記摺動動作に耐え得る肉厚(厚肉部16a)に
形成されているとともに、薄肉部16aを接続部材18
の位置に合わせることによって接続部材内部における内
蔵物の充填率を下げ、チャンネルチューブ16以外の内
蔵物を接続部材18の内部に挿通させるための空間を確
保したため、湾曲管4内、接続部材18内、可撓管6内
の内蔵物充填率をはほぼ同一にすることができる。
【0028】また、接続部材内部における内蔵物の充填
率の低下が可能となることによって、逆に、内視鏡挿入
部の全長にわたって充填できる内蔵物の量を増大するこ
ともできる。さらに、内視鏡の性能を低下させることな
く挿入部の細径化を図ることもできる。
【0029】なお、硬質な接続部材の内部に位置するチ
ャンネルチューブ部位は曲げられないため、処置具の先
端が前記チャンネルチューブ部位の内周面を圧迫したり
擦ったりすることがなく、したがって、前記チャンネル
チューブ部位の肉厚を薄く形成したことによりチャンネ
ルチューブが破損することはない。
【0030】また、本実施例の内視鏡1は、ワイヤガイ
ド30をこれより薄肉な中継パイプ32を介して接続部
材18に固着したため、ワイヤガイド30を接続部材1
8に直接固着した場合に比べて、ワイヤガイド固着部分
における接続部材18内の空間を広くとれ、この部位の
内蔵物充填許容量を増大させることができる。
【0031】図3は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。本実施例の内視鏡40のチャンネルチューブ16
は、処置具の種々の挿通動作に耐え得る肉厚を有する2
つの可撓性チューブ43,44をこれらチューブ43,
44よりも薄肉な金属製もしくは硬質樹脂製のパイプ4
2で軸方向に連結したもので、パイプ42は接続部材1
8の内部に配置されている。これによって、パイプ42
とチューブ43,44はそれぞれチャンネルチューブ1
6の薄肉部16aと厚肉部16bを形成している。
【0032】パイプ42は、パイプ42内面とチューブ
43,44内面が略面一となるように、チューブ43の
後端部内面とチューブ44の先端部内面に形成された凹
部43a,44aに嵌め込まれて固着されている。な
お、パイプ42は、チューブ43,44と接続した状態
で、その露出部分の長さが接続部材18の長さと略同一
かそれより若干長くなっている。それ以外の構成は図示
しないが第1の実施例と同一である。したがって、本実
施例の内視鏡によれば第1の実施例と同様の作用効果を
有する。
【0033】図4は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。本実施例の内視鏡50のチャンネルチューブ16
は、その接続部材18内に位置する部位から先端にかけ
て薄肉に形成されている。そして、接続部材18よりも
先端側に位置するチャンネルチューブ16の前記薄肉部
位の外周には螺旋管54が巻き付けられている。螺旋管
54が巻き付けられている薄肉部分は、螺旋管54のピ
ッチに従って、外側に喰い込む様に成形されている。こ
れによって、チャンネルチューブ16の薄肉形成されて
いない部位と螺旋管54が巻き付けられた薄肉部位がチ
ャンネルチューブ16の厚肉部16bを形成し、また、
接続部材18内に位置する薄肉部位がチャンネルチュー
ブ16の薄肉部16aを形成している。それ以外の構成
は図示しないが第1の実施例と同一である。したがっ
て、本実施例の内視鏡によれば第1の実施例と同様の作
用効果を有する。
【0034】図5は本発明の第4の実施例を示すもので
ある。本実施例の内視鏡60は、ワイヤガイド30を接
続部材18に直接固着したものであり、この固着部分は
接続部材18内で最も狭い空間となっている。接続部材
18内に位置するチャンネルチューブ16の前記ワイヤ
ガイド30が固着された部分に位置する部位は、その外
周に凹部が形成され、他の部位(厚肉部16b)よりも
薄肉に形成された薄肉部16aとなっている。それ以外
の構成は第1の実施例と同一である。
【0035】したがって、本実施例の内視鏡60は、ワ
イヤガイド30の内側への突出で、この部位の内部空間
が狭められているにもかかわらず、この部位に位置する
チャンネルチューブ16の外径が薄肉部16によって細
くなり、薄肉部16aの凹部内にワイヤガイド30の内
方突出部を収容するため、図5の(b)に示すように可
撓管6内に挿通されたイメージガイドファイバー束2
0、ライトガイドファイバー束62、操作ワイヤ28等
の内蔵物を図5の(c)に示すように余裕をもって接続
管18内に導くことができる。
【0036】なお、湾曲管4と可撓管6を連結する接続
部材は、その形状が上記各実施例の形状である必要はな
く、例えば図6または図7に示すような形状のものであ
ってもよい。
【0037】図6に示す内視鏡70は、接続部材72の
形状および湾曲管4と可撓管6の連結手段が上記各実施
例と若干異なるものの、それ以外の構成は第1の実施例
と同一である。
【0038】前記接続部材72には、段差部74によっ
て、小径部72aと、小径部72aよりも内径、外径が
共に大きい大径部72bが形成されている。小径部72
aの外周には、径方向に突出した突起部73が形成され
ている。
【0039】接続部材72の小径部72aの先端部分
は、最後端の湾曲駒10の後端縁を突起部73の先端面
に当接させた状態で、最後端の湾曲駒10…の内周面に
嵌め込まれて固着され、湾曲管4と接続されている。ま
た、接続部材72の大径部72bの後端部分は、螺旋管
14の先端縁を段差部74の内端面に当接させた状態
で、螺旋管14の先端外周面に嵌め込まれて固着され、
可撓管6と接続されている。そして、湾曲管4の外皮チ
ューブ8の後端部は2つの突起部73と段差部73に挟
まれた小径部72a外周部位において糸24で締付け固
定され、固着材26によって固着されている。なお、外
皮チューブ12の先端部は大径部72bの外周部位で固
着されている。
【0040】また、図7に示す内視鏡80は、湾曲管4
において、湾曲駒10…と外皮チューブ8との間に網管
82を配設したものであり、その他、接続部材72の形
状および湾曲管4と可撓管6の連結手段が上記各実施例
と若干異なるものの、それ以外の構成は第1の実施例と
同一である。
【0041】接続部材84には段差部85が設けられて
おり、この段差部85によって、小径部84aと、小径
部84aよりも内径、外径が共に大きい大径部84bが
形成されている。段差部85の外周面は小径部84側に
向けて滑らかに傾斜するテーパ部87となっている。ま
た、小径部84aの外周面には径方向に突出した突起部
86が形成されている。この突起部86には大径部84
b側に向けて滑らかに傾斜するテーパ部87が設けられ
ている。
【0042】接続部材84の大径部72bの先端部分
は、最後端の湾曲駒10の後端縁を段差部85の内端面
に当接させた状態で、最後端の湾曲駒10…の外周面に
嵌め込まれて固着され、湾曲管4と接続されている。ま
た、接続部材84の小径部84aの後端部分は、螺旋管
14の先端縁を突起部86の後端面に当接させた状態
で、螺旋管14の先端内周面に嵌め込まれて固着され、
可撓管6と接続されている。そして、湾曲管4の外皮チ
ューブ8の後端部は、突起部86と段差部85に挟まれ
た小径部84a外周部位において糸24で締付け固定さ
れ、また、可撓管6の外皮チューブ12の先端部も同じ
部位に配置されて、共に固着材26によって固着されて
いる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、接続部
材の内部に位置するチャンネルチューブ部位の外周面の
少なくとも一部に凹部を形成して、他のチャンネルチュ
ーブ部位よりも肉厚の薄い薄肉部を設けたため、前記凹
部内に周囲の内方突出部分を収容して、接続部材内部に
おける内蔵物の充填率を下げ、接続部材の内部空間にお
ける内蔵物の充填許容量を大きくすることができる。
【0044】また、充填率の低下が可能となることによ
って、逆に、内視鏡挿入部の全長にわたって充填できる
内蔵物の量を増大することもできる。さらに、内視鏡の
性能を低下させることなく挿入部の細径化を図ることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示す内視鏡に
おける湾曲管と可撓管との連結部分のある一定方向から
見た断面図、(b)は(a)とは異なる方向から見た連
結部分の断面図、(c)は(b)のA−A線に沿う断面
図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す内視鏡の斜視図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示す内視鏡における湾
曲管と可撓管との連結部分の断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す内視鏡における湾
曲管と可撓管との連結部分の断面図である。
【図5】(a)は本発明の第1の実施例を示す内視鏡に
おける湾曲管と可撓管との連結部分の断面図、(b)は
(a)のB−B線に沿う縦断面図、(c)は(a)のC
−C線に沿う縦断面図である。
【図6】湾曲管と可撓管との連結手段の変形例を示す内
視鏡の部分断面図である。
【図7】湾曲管と可撓管との連結手段の他の変形例を示
す内視鏡の部分断面図である。
【図8】(a)は従来の内視鏡における湾曲管と可撓管
との連結部分の一例を示す断面図、(b)は(a)の内
視鏡における接続管の斜視図である。
【符号の説明】
1,40,50,60…内視鏡、2…挿入部、4…湾曲
管、6…可撓管、16…チャンネルチューブ、16a…
薄肉部、18…接続部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の接続部材を介して可撓管と湾曲管
    とを軸方向に連結することによって挿入部を構成し、前
    記挿入部内に処置具挿通用のチャンネルチューブを配設
    した内視鏡において、前記接続部材の内部に位置する前
    記チャンネルチューブ部位の外周面の少なくとも一部に
    凹部を形成して、他のチャンネルチューブ部位よりも肉
    厚の薄い薄肉部を設けたことを特徴とする内視鏡。
JP3204461A 1991-08-14 1991-08-14 内視鏡 Withdrawn JPH0542096A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204461A JPH0542096A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3204461A JPH0542096A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0542096A true JPH0542096A (ja) 1993-02-23

Family

ID=16490921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3204461A Withdrawn JPH0542096A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0542096A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026249A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Pentax Corp 可撓性内視鏡の挿入部
JP2007252560A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Pentax Corp 内視鏡の挿入部
JP2016187382A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 Hoya株式会社 内視鏡挿入部の先端部接続構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026249A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Pentax Corp 可撓性内視鏡の挿入部
JP4566641B2 (ja) * 2004-07-21 2010-10-20 Hoya株式会社 可撓性内視鏡の挿入部
JP2007252560A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Pentax Corp 内視鏡の挿入部
JP2016187382A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 Hoya株式会社 内視鏡挿入部の先端部接続構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5940002Y2 (ja) 内視鏡における彎曲装置
US4294234A (en) Endoscope
US4807598A (en) Endoscope having fixing and expanding members
JPS63249538A (ja) 内視鏡
JP2875583B2 (ja) 湾曲操作装置用湾曲部
JPH0542096A (ja) 内視鏡
JP2607797B2 (ja) 内視鏡のチャンネル
JPH02283347A (ja) カテーテルの湾曲操作装置
JPH0352483Y2 (ja)
JPS6194634A (ja) 内視鏡用湾曲管
JP2864465B2 (ja) 湾曲操作装置用アングル
JP2831331B2 (ja) 内視鏡
JP3730674B2 (ja) 内視鏡の挿入方法
US4784119A (en) Insertion assembly of an endoscope
JP2635234B2 (ja) 内視鏡
JP3229709B2 (ja) 内視鏡の挿入部
JP2600262Y2 (ja) 内視鏡
JP3758776B2 (ja) 内視鏡の内蔵物保護構造
JP3660723B2 (ja) 内視鏡の可撓管接続部
JPH0541681Y2 (ja)
JPS61113426A (ja) 内視鏡
JPH0328815A (ja) 工業用内視鏡
JP2960014B2 (ja) 内視鏡
JPH0731764Y2 (ja) 内視鏡装置
JPS6285214A (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112