JPH0542029A - 布地接着方法及び布団 - Google Patents

布地接着方法及び布団

Info

Publication number
JPH0542029A
JPH0542029A JP3225169A JP22516991A JPH0542029A JP H0542029 A JPH0542029 A JP H0542029A JP 3225169 A JP3225169 A JP 3225169A JP 22516991 A JP22516991 A JP 22516991A JP H0542029 A JPH0542029 A JP H0542029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
fabric
adhesive
bonding
adhering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3225169A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0649015B2 (ja
Inventor
Kimitatsu Kikuchi
仁達 菊池
Yoshinori Hideshima
嘉徳 秀島
Keisuke Tanji
啓祐 丹治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAMI KK
Original Assignee
ASAMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16825028&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0542029(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ASAMI KK filed Critical ASAMI KK
Priority to JP3225169A priority Critical patent/JPH0649015B2/ja
Priority to US07913145 priority patent/US5249323B1/en
Priority to KR1019920014270A priority patent/KR960010014B1/ko
Priority to CN92109079A priority patent/CN1038122C/zh
Publication of JPH0542029A publication Critical patent/JPH0542029A/ja
Priority to US08/143,845 priority patent/US5459895A/en
Publication of JPH0649015B2 publication Critical patent/JPH0649015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G9/00Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows
    • A47G9/02Bed linen; Blankets; Counterpanes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G9/00Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows
    • A47G9/02Bed linen; Blankets; Counterpanes
    • A47G9/0207Blankets; Duvets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D31/00Materials specially adapted for outerwear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Bedding Items (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 表裏の側地1a、1b間に接着面2bの幅方
向略中央部に沿って接着より強固な取付方法により予め
固着された隔壁布2を側地内面の所定接着部1cに接着
し格子状に取付けて内部に小区画室5を多数形成すると
ともに縦または横一列に並ぶ前記小区画室5の隔壁に並
び方向に略一直線に配設された充填穴を設け、前記小区
画室5に羽毛等の充填物6を充填した布団。 【効果】 従来の布団に比して隔壁布の取付けが強固で
あり従って長寿命であり、また充填物の充填作業を容易
に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布団等の寝具或いは衣
類等の製造に利用して好適な布地接着方法及び布団に関
し、特に強度を向上した布地接着方法及び接着部の強度
を向上した布団に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より布を素材とした衣類や寝具等の
製造には、永らく用いられてきた糸による縫着に加え
て、接着による布同士の固定、取付けが行われている。
例えば図5(a)に示す様に、布地11の縁部固定処理
のために縁部を折り返し先端部11aを接着剤10を介
して接着固定している。また、同図(b)に示す様に布
地同士(12、13)を固定する場合にも接着剤10に
よる固定が利用されている。この接着には一般に熱硬化
性あるいは熱軟化性の接着剤が用いられ、図5(c)に
示す様に一方の布11(13)の端部に予め接着部(接
着面12b)に帯状に接着剤10を塗布(コーティン
グ)あるいは含浸しておきこの接着部を相手方の布に重
ねてアイロンや熱圧着機を用いて接着部の接着剤を加熱
して接着がなされる。なお、14は接着作業までに接着
剤10に埃等が付着して接着性能が劣化するのを防ぐた
めに接着剤表面を被覆しておく保護紙で、接着作業直前
に取り去られる。
【0003】こうした接着による取付けは、縫着と比較
して簡便で熟練を要さず又縫い目(ミシン目)が布地の
表面に出ることも無いため外観も良好であるという利点
がある。特に布団の製造に用いれば、外表面に針穴が全
くなく仕上がるので使用に供されても布団内にダニ等の
虫が入り込むことが無く健康上また衛生上も好ましい。
更に充填物に羽毛を用いた羽毛布団では針穴から羽毛の
先が突出して肌触りが悪化したり生理的不快感を起こさ
せることもなく長期にわたって快適に使用することがで
き製造方法として特に適している。
【0004】こうした布地の接着方法を用いた羽毛布団
及びその製造方法について従来の一例を図6(a)、
(b)に沿って以下説明する。図6の羽毛布団30は、
袋状の表裏の側地1a、1bの間に所定幅の隔壁布2′
(図では2片の布地4で一体の隔壁布を形成している)
を縦横に即ち格子状に前記表裏の側地1a、1bに取付
けて袋内部に介装させて布団内部に多数の小区画室5
(511、512、〜、546)を形成しこの各小区画室内に
充填物である羽毛6を充填した後側地1a、1bの縁部
を縁布1dを被覆して取付ける等適宜手段で封止して形
成されている。隔壁布2には通気性等が考慮されて例え
ば不織布が用いられる。
【0005】さて、上述隔壁布を表裏側地1a、1bの
内面に取付ける手段に接着が用いられている。即ち、前
記布地4の一端4aの接着端部2bには熱硬化性の接着
材10が予め塗布或いは含浸されており、図に示す如く
この接着端部2bを先ず表側地1aの内面所定接合部位
1cに重ねたのちアイロン或いは熱圧着機で熱を加えし
かる後冷却して接着端部2bと表側地1aとを接着す
る。同様に布地4の接着端部2bを裏側地1bの表側地
に対応する内面所定接合部位1c′に重ねたのちアイロ
ン或いは熱圧着機で熱を加えしかる後冷却して接着端部
2bと接合部位1c′とを熱接着する。なお、既述した
ように前記接着端部(接着面)は接着処理前にゴミ等が
付着して接着性能が劣化すること等を防止するため接着
処理の直前まで保護テープで被覆されている。その後、
羽毛布団30の一端例えば30a側より前記布地4の自
由端4b同士を縦方向次いで横方向と順次他端まで縫着
固定して隔壁布2′となし、最後に両側地1a、1bの
周縁部を固定して袋体を形成する。この袋体の隔壁布
2′によって仕切られ形成されている各小区画室
(511、512、〜、546)に充填物である羽毛6を順次
充填した後開口部位を封止して羽毛布団が完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した如
き形態の布同士の接着また接着による布団に於いては、
接着部と垂直方向に引張力が加わると接着部の一端にの
み剥離力が加わる結果となる。従って、使用中に過大な
引張力が加わると接着部の剥離が生じ、ついには布同士
が分離する結果となり機能が損なわれる。本発明は、こ
のような状況に鑑みてなされたもので、接着に依りなが
らも取付力が従来の接着方法に比して強い布地接着方法
を提案することを課題とする。併せて、この方法を用い
るとともに格別の構造の布団を提案することも課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本願発明の方法は、台布と取付布端部を接着する方法
であって、接着面の幅方向略中央部に沿って接着より強
固な取付方法により予め固着された延出部を有する取付
布を台布の所定接着部に接着するものである。
【0008】また、本願他の発明の布団は上述したと同
様な接着方法を用い、表裏の側地間に隔壁布を格子状に
取付けて内部に小区画室を多数形成し前記小区画室に羽
毛等の充填物を充填してなる布団であって、接着面の幅
方向略中央部に沿って接着より強固な取付方法により予
め固着された隔壁布を側地内面の所定接着部に接着し取
付けるとともに、縦または横一列に並ぶ前記小区画室の
隔壁に並び方向に略一直線に配設された充填穴を設けた
構成とする。
【0009】
【作用】本願の接着方法によれば、取付布の延出部に引
張力が加わると接着より強固な取付方法で接着面の幅方
向略中央部に固着された部分の両側の接着部双方に同時
に力が加わるので耐剥離力が強い。また、第2発明の布
団では、表裏の側地間に固定される隔壁布が上述方法同
様に接着されているため取付が強固で壊れることがな
く、また略一直線状の隔壁の充填穴から極めて容易に各
小区画室に順に充填物を充填することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の接着方法及び布団について実
施例に基づき添附図面に沿って以下詳細に説明する。な
お、既出図を含む各図に於いて同一符号を付した部分は
同一あるいは同等部分である。図3及び図4は本願発明
の一実施例である布団(羽毛布団)を示している。図の
羽毛布団20は、袋状の表裏の側地1a、1bの間に所
定幅の隔壁布2(図では2片の布地で一体の隔壁布を形
成している)を縦横に即ち格子状に前記表裏の側地1
a、1bに取付けて袋内部に介装させ側地1a、1bの
周縁部を縁布1dを被覆して取付ける等適宜手段で封止
して布団内部に多数の小区画室5(511、512、〜、5
46)を形成しこれら各小区画室5内に充填物である羽毛
6を充填したのち残る充填口を封止して形成されてい
る。
【0011】以下、上述隔壁布2を表裏側地1a、1b
の内面へ取付けるために用いている新規な接着方法につ
いて説明する。この接着方法は、台布12と取付布13
と(図1参照、実施例の羽毛布団においては夫々側地1
a、1bと隔壁布2が対応)を接着する方法であって、
接着面12bの幅方向略中央部に沿って接着より強固な
取付方法により予め固着された延出部13cを有する取
付布13(隔壁布2)を台布13(側地1a、1b)の
所定接着部に接着するものである。特に、実施例の隔壁
布2は一対の帯材が合わされた構成となっている。また
各々の帯材は2部分すなわち基布3と延出布4を固定し
て構成されている。
【0012】基布2は所定幅の帯状の布地で例えば不織
布を用いる。この基布3の端部片面(接着面2b)には
側地へ接着するため熱硬化性の接着材10が予め塗布或
いは含浸されており、既述したように接着面は接着処理
前にゴミ等が付着して接着性能が劣化すること等を防止
するために、接着処理の直前まで保護テープ14(図示
せず)で被覆しておく。この基布3に取付けられる帯状
の延出布4には編物による素材が用いられている。この
編物素材は図1(d)にその構造の一部を例示するよう
に、合成繊維の糸が編まれた構成であってこのため通気
性に優れているのは無論、加えて強度が高くしかも織物
による布地の如くに糸がほつれて突出したり離散するこ
とがないため寝具に用いて特に好適なものであり、多種
利用可能で例えば「バックハーフトリコット」が流通し
ている。そして延出布4の一方の端部4aに沿って前記
基布3を接着面を外方にして合わせ接着部2bの幅方向
略中央部で糸15を用いて縫着により取付け固着して接
着端部となす。前記取付けは接着剤10による接着力よ
りも強固なことが肝要であるが例えば強い糸により縫着
することで充分実現できる。或いは熱溶融性の素材同士
であれば熱融着してもよい。
【0013】このような帯材を表裏の側地間に夫々格子
状に取付けて端部を縫着して隔壁布2となし側地内部に
小区画室5を多数形成するのであるが、縦または横一列
に並ぶ前記小区画室5に対応する隔壁布2の部分には並
び方向と略一直線となる位置に予め充填穴2cを夫々設
けておく。この充填穴2cは充填具のパイプ7が順に貫
通するための穴で例えば丸穴でよくパイプ7に対応した
大きさであれば形状は問わない。このような形態に準備
された帯材を前記接着面2bで側地1a、1b夫々に接
着固定する。接着は保護テープを取り去って図3に示す
如く接着面2bを表側地1aの内面所定接合部位1cに
重ねたのちアイロン或いは熱圧着機で熱を加えてしかる
後冷却(熱を取り去り放置する)して接着面2bと側地
の接合部位1cとを熱接着する。同様に裏側地1bの表
側地の対応する内面所定接合部位1c′に隔壁布2の接
着面2bを重ねたのち両者を熱接着する。
【0014】付言するとこの熱圧着作業にはアイロンを
用いることもあるが、布団製造に見られるように接着部
2bが長い場合等には熱圧着機を利用することは省力
化、製品の高品位化の観点から有効である。図2に示す
様にこの種の熱圧着機40は概略プレス機械に似た構成
をしており、脚部41上部に取付けられた台盤42上に
固定された長尺板状の加工台座43と、台盤43後部に
固定され上方向ついで前方へ加工台座上方まで延出する
腕部45に取りつけられ加工台座へと移動してその押圧
部で被加工物を加圧し復帰するヘッド部44と、被加工
物の被加圧部を加工台座側あるいはヘッド部側の少なく
とも一方の面から加熱する加熱部47とを有している。
また、46は保護カバー、48は腕部45上部に取付け
られ前記ヘッド部44を駆動するためのシリンダ、49
は電磁弁・リレー等からなる制御部であり、50は腕部
45上部に取付けられ前記ヘッド部44に固定されたガ
イド棒51の昇降をガイドするガイド筒である。
【0015】そして前処理された隔壁布2(取付布)の
接着部を図3に示すように被加工物である相手方の側地
(1a、1b)接着部位1cに重ねて熱圧着機40の加
工台座43上に所定位置関係を保ったまま保持したのち
空気シリンダ48によりヘッド部44を加工台座3へと
移動(下降)させ接着部分を押圧挟持する。ヘッド部4
4は抵抗線やサーミスタを熱源とする加熱部47を有し
ていて下端部の押圧面は高温に保たれているため押圧と
同時に接着部の接着剤10が加熱され溶融して被接着物
同士が接着される。その後ヘッド部44が上昇移動して
被加工物から離れ、接着部は自然冷却され接着剤10が
硬化して熱圧着機による接着が完了する。
【0016】その後、羽毛布団20の一端部例えば20
a側より前記隔壁布2の自由端4b同士を従方向次いで
横方向と順次20aの対向端部20bまで縫着固定し、
最後に両側地1a、1bの周縁部を固定して袋体を形成
する。この時周縁部の一端部20bの前記充填穴に対応
する位置各々は封止しないで充填口21として開けてお
く。こうして隔壁布2によって仕切られ各小区画室(5
11、512、〜、546)が形成される。同時に縦または横
一列に並ぶ前記小区画室の隔壁に並び方向に略一直線と
なる隔壁布位置には充填穴2cが順に位置することにな
る。
【0017】その後この各小区画室(511、512、〜、
46)夫々に充填物である羽毛6を圧縮空気と共に吹き
込み充填する。このためには充填機(図示せず)の筒状
の充填パイプ7を前記充填口21より各充填穴2cを貫
通させて一番奥の小区画室(例えば511)まで挿入する
そして羽毛6を圧縮空気と共に吹き込み小区画室511
羽毛6で満たす。次に手前の小区画室512、更に手前の
小区画室513と順に一列の各小区画室(511、512
〜、516)全てに羽毛6を適量充填する。同様に他の列
を構成する小区画室5にも順に充填を行う。この様にし
て全ての小区画室(511、512、〜、546)に充填した
後全ての充填口21を封止する。以上の工程を経て、実
施例の羽毛布団20が完成する。なお、充填物6として
羽毛以外に例えば木綿わたを用いて良いことは言うまで
も無い。この場合には各小区画室5の縫着形成と充填物
6の充填とを同時に行いながら奥の小区画室から順に仕
上げる。
【0018】以上本願発明の布団について説明したがこ
の中にても触れた本願発明の接着方法(図1参照)は、
布団製造に限らず布同士すなわち台布12と取付布13
(夫々実施例における側地と隔壁布)とを接着する方法
であって、上述実施例にても説明した如く取付布13の
延出部13cが接着面13dの幅方向略中央部に沿って
接着より強固な取付方法(実施例では糸15による縫
着)により固着された取付布13を台布12の所定接着
部位12cに接着するものである。従って、取付布13
の延出部13cに引張力が加わった場合に台布より取付
布が剥離離脱しようとしても、剥離力は縫着等の強固な
固着力を介して接着面の特定部位に集中せずに分布定数
的に広範囲に加わることになりこの結果接着部の耐剥離
力が従来の接着方法に比べて格段に強いものとなる。単
純化して考えてみても延出部の基部(取付部)に同時に
2方向に剥離が生じなくてはならないので悠に2倍の耐
剥離力を持つことが理解できよう。実際に布同士を接合
した接着部分の引張り強さは、引張力が接着部分の剪断
力として作用するのでより高い値が得られる。実験によ
れば、低速伸長型引張り試験機を用いて「試験幅10c
m、つかみ幅2.5cm(グラブ法に準ずる)、引張り
速度10cm/分」なる条件下で17.1〜18.3
(kgf)との高い値が確認されており、これは対応す
る従来の方法に較べて10倍近くに達する。なお、前述
した実施例では必ずしも取付布13の基部と延出部が同
一の素材である必要が無くなるため素材選択の幅が拡が
るという利点があり、既述したように延出部は変形に強
い素材を用い基部には接着に適した素材を用いる等設計
が自在になる利点がある。
【0019】本願発明の接着方法は既述実施例にて説明
した以外にも、図1の(b)、(c)に示すような種々
の形態を取り得る。要は接着面の中央部に延出部分が接
着力より強固に固定された構成であれば良い。以下に他
の実施例を示す。即ち、図1の(b)では、取付布13
が単一の布であり基部13aと延出部13cが一連とな
っている。基部の接着面13dの幅方向略中央部に沿っ
て線状に基部と延出部が糸15での縫着により強固に固
定されている。従って、接着部分は前述したと同様に延
出部の引張力に対して高い耐剥離力を呈する。図1
(c)では、取付布13の延出部13cが接着面13d
の幅方向略中央部に沿って線状に2本、糸15により縫
着されている。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したとおり本願発明の接着方法
は、接着面の幅方向略中央部に沿って接着より強固な取
付方法により予め固着された延出部を有する取付布を台
布の所定接着部に接着するから、従来の接着方法に比し
て格段に取付強度が高い。
【0021】また、本願発明の布団は、表裏の側地間に
隔壁布を格子状に取付けて内部に小区画室を多数形成し
前記小区画室に羽毛等の充填物を充填してなる布団であ
って、接着面の幅方向略中央部に沿って接着より強固な
取付方法により予め固着された隔壁布を側地内面の所定
接着部に接着し取付けたので、従来の布団に比して隔壁
の取付けが強固である。さらに、縦または横一列に並ぶ
前記小区画室の隔壁に並び方向略一直線に配設された充
填穴を設けた構成であるから、充填物の充填作業が容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の接着方法の実施例を示す側面図等で
ある。
【図2】本願発明の接着方法に係る熱圧着機を示す正面
図である。
【図3】本願発明の布団の一実施例を示す拡大側面図で
ある。
【図4】本願発明の布団の一実施例を示す平面図であ
る。
【図5】従来の接着方法を説明する拡大側面図等であ
る。
【図6】従来の布団の拡大側面図及び平面図である。
【符号の説明】
1a、1b…側地、 1c…接着部、 2…隔壁布、
2b…接着面、5、(511、512、〜、546)…小区画
室、 6…充填物(羽毛)、12…台布、 12c…接
着部位、 13…取付布、 13d…接着面、20…布
団。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台布(12)と取付布(13)端部を接着する方
    法であって、接着面(13d) の幅方向略中央部に沿って接
    着より強固な取付方法により予め固着された延出部(13
    c) を有する取付布(13)を台布(12)の所定接着部(1c)に
    接着することを特徴とする布地接着方法。
  2. 【請求項2】 表裏の側地(1a,1b) 間に隔壁布(2) を格
    子状に取付けて内部に小区画室(5) を多数形成し前記小
    区画室(5) に羽毛等の充填物(6) を充填してなる布団で
    あって、接着面(2b)の幅方向略中央部に沿って接着より
    強固な取付方法により予め固着された隔壁布(2) を側地
    (1a,1b) 内面の所定接着部(1c)に接着し取付けるととも
    に、縦または横一列に並ぶ前記小区画室(5) の隔壁に並
    び方向に略一直線に配設された充填穴(2c)を設けたこと
    を特徴とする布団。
JP3225169A 1991-08-09 1991-08-09 布地接着方法及び布団 Expired - Lifetime JPH0649015B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3225169A JPH0649015B2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 布地接着方法及び布団
US07913145 US5249323B1 (en) 1991-08-09 1992-07-14 Method of fabric-to-fabric bonding and seamless quilt formed thereby
KR1019920014270A KR960010014B1 (ko) 1991-08-09 1992-08-08 직물 재료를 합쳐서 일체 구조물로 접합하는 방법 및 무봉 퀼트
CN92109079A CN1038122C (zh) 1991-08-09 1992-08-08 织物与织物连接的方法和由此形成的无缝被褥
US08/143,845 US5459895A (en) 1991-08-09 1993-10-28 Method of fabric-to-fabric bonding and seamless quilt formed thereby

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3225169A JPH0649015B2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 布地接着方法及び布団

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0542029A true JPH0542029A (ja) 1993-02-23
JPH0649015B2 JPH0649015B2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=16825028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3225169A Expired - Lifetime JPH0649015B2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 布地接着方法及び布団

Country Status (4)

Country Link
US (2) US5249323B1 (ja)
JP (1) JPH0649015B2 (ja)
KR (1) KR960010014B1 (ja)
CN (1) CN1038122C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094757A1 (ja) 2015-12-03 2017-06-08 東レ株式会社 衣類

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2296657A (en) * 1994-12-22 1996-07-10 Northern Feather Ind Pte Ltd Quilt with internal partition walls
US6101645A (en) * 1997-03-12 2000-08-15 Hill; Barbara K. Method of making decorative jersey squares from recycled sports jerseys
US5987669A (en) * 1997-08-15 1999-11-23 Down Lite International Closed baffle construction article, baffle gate and method to make same
DE29913921U1 (de) * 1999-08-12 1999-12-16 Brun, Andreas, Zürich Schlafsack
US20080105366A1 (en) * 1999-11-02 2008-05-08 Team Worldwide Corp. Method for producing plastic products with reinforced heat sealed joints
US6800165B2 (en) * 1999-11-02 2004-10-05 Team Worldwide Corp. Method for producing plastic products with reinforced heat sealed joints
US20030096550A1 (en) * 2001-06-04 2003-05-22 The Stearns Technical Textiles Company Fusible non-woven fibrous web
US7109134B2 (en) * 2001-06-04 2006-09-19 L&P Property Management Company Fusible quilt batt
US6655437B1 (en) 2002-02-19 2003-12-02 Mona Lou M. Emerfoll Quilt heat bonding system
US6725478B2 (en) * 2002-06-21 2004-04-27 Catherina Greenfield Quilt assembly
US20060108060A1 (en) * 2004-11-19 2006-05-25 Bonnie Benjamin-Shaw Fusible web applique and fabrication method thereof
DE102006053666A1 (de) * 2006-11-13 2008-05-15 Ortlieb, Hartmut Gewebe, Funktionsmaterial oder Matte
US20090155543A1 (en) * 2007-07-18 2009-06-18 Rick Fowler Insulating materials and methods of making the same
EP2127548A1 (en) * 2008-05-27 2009-12-02 Alix 161 S.R.L. Threadless quilt
US20090297798A1 (en) * 2008-06-02 2009-12-03 Tsai Yen-Sheng Feather-Filled Product Structure Without Stitches for Leak of Feathers Prevention
US20090325445A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-31 Bogdan Mary C Method of insulating temporary polymeric structures with polyurethane or polyisocyanurate foam
US8578516B2 (en) * 2008-07-30 2013-11-12 Yick Lap Li Insulating product and method
US9394742B2 (en) 2008-12-01 2016-07-19 Rite-Hite Holding Corporation Flexible insulated door panels with internal baffles
CN101816503B (zh) * 2010-04-16 2011-12-21 李延伍 机织地毯封边工艺
US9909358B2 (en) * 2010-07-26 2018-03-06 Rite-Hite Holding Corporation Flexible insulated door panels with internal baffles
RU2479234C2 (ru) * 2011-07-20 2013-04-20 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Южно-Российский государственный университет экономики и сервиса" (ФГБОУ ВПО "ЮРГУЭС") Конструкция теплозащитного пакета с переборками
EP2684493A1 (en) 2012-03-02 2014-01-15 Intex Recreation Corporation Method for producing an internal tensioning structure usable with inflatable devices
WO2015010058A2 (en) 2013-07-18 2015-01-22 Intex Recreation Corp. Inflatable spa
CN103600502A (zh) 2013-11-25 2014-02-26 明达实业(厦门)有限公司 一种充气产品熔着工艺
DE102014116540A1 (de) * 2014-11-12 2016-05-12 TEG Textile Expert Germany GmbH Textile Decke
KR101722585B1 (ko) * 2015-01-28 2017-04-03 주식회사 영원무역 원단접합 구조 및 이를 포함하는 원단가공품
KR101743091B1 (ko) * 2015-10-20 2017-06-02 주식회사 영원무역 원단접합 구조 및 이를 포함하는 원단가공품
DE102015122133B4 (de) * 2015-12-17 2018-05-24 Bierbaum Unternehmensgruppe GmbH & Co. KG Verfahren zur Herstellung von Bettwäsche, insbesondere einer verschließbaren Kissen- oder Deckenhülle, sowie eine entsprechende Vorrichtung und ein entsprechendes Bettwäschestück
US20180035831A1 (en) * 2016-08-05 2018-02-08 Hollander Sleep Products, Llc Baffle box comforter
KR101774333B1 (ko) * 2017-03-14 2017-09-04 주식회사 대원비앤에프 무봉제 다운 침구 및 제조방법
CN115196579A (zh) * 2022-07-01 2022-10-18 南京美华羽绒制品有限公司 一种高蓬度易回弹羽绒被分区填充方法及其填充设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818989U (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 東京シ−ト株式会社 シ−ト表皮の接ぎ部構造
JPS61185375U (ja) * 1985-05-11 1986-11-19
JPS63145474U (ja) * 1987-03-14 1988-09-26

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US818321A (en) * 1905-07-22 1906-04-17 Metropolitan Air Goods Company Pneumatic mattress, cushion, &c.
US1706560A (en) * 1925-03-05 1929-03-26 Oscar B Carlson Air cushion
US2637860A (en) * 1947-07-09 1953-05-12 Lehigh Evelyn Compound bed cover
CH347953A (fr) * 1958-12-17 1960-07-31 Wampfler Jacques Duvet plat
GB1224747A (en) * 1968-03-13 1971-03-10 Bba Group Ltd Improvements in or relating to methods of making loops in strip fabric material
US3635785A (en) * 1970-01-19 1972-01-18 Beacon Mfg Co Stitched nonwoven fabric utilizing a foam layer and a fibrous layer
FR2082500A5 (ja) * 1970-03-18 1971-12-10 Hutchinson Cie Ets
US3662698A (en) * 1970-04-14 1972-05-16 James Scott Stineman Method of sewing a seam and product thereof
FR2122783A5 (ja) * 1971-01-22 1972-09-01 Hutchinson Cie Ets
GB1389668A (en) * 1971-06-03 1975-04-03 Fios Group Ltd Continental quilts
US3755057A (en) * 1971-08-23 1973-08-28 H Scott Synthetic fur
US3954074A (en) * 1973-07-26 1976-05-04 Arno Edgar Wildeman Textile
JPS5818989B2 (ja) * 1978-03-17 1983-04-15 株式会社小松製作所 耐摩耗性立方晶窒化硼素塊状体およびその製造方法
US4190917A (en) * 1978-05-09 1980-03-04 David Calleance Baffled watermattress construction
DE2967605D1 (en) * 1979-04-16 1986-08-07 Grumman Aerospace Corp Method of fastening a composite sub-structure and structural assembly
US4328599A (en) * 1979-06-27 1982-05-11 Mollura Carlos A Firmness regulated waterbed mattress
GB2106780B (en) * 1981-10-02 1984-09-26 Northern Feather Limited A continental quilt
US4426945A (en) * 1983-04-08 1984-01-24 A Yan Kuo Method for manufacture of feather quilt
JPS62176408A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 株式会社三幸ポライト 中吊り構造とその製造方法
US5003902A (en) * 1989-10-13 1991-04-02 Superior Surgical Manufacturing Co. Inc. Seam having liquid proof threads stichably securing first and second liquid proof materials foldably enclosing a meltable adhesive polymer film and method of manufacture of same

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818989U (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 東京シ−ト株式会社 シ−ト表皮の接ぎ部構造
JPS61185375U (ja) * 1985-05-11 1986-11-19
JPS63145474U (ja) * 1987-03-14 1988-09-26

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094757A1 (ja) 2015-12-03 2017-06-08 東レ株式会社 衣類
EP3384793A4 (en) * 2015-12-03 2019-11-27 Toray Industries, Inc. CLOTHING
US11104106B2 (en) 2015-12-03 2021-08-31 Toray Industries, Inc. Garment

Also Published As

Publication number Publication date
US5249323A (en) 1993-10-05
KR930004543A (ko) 1993-03-22
JPH0649015B2 (ja) 1994-06-29
KR960010014B1 (ko) 1996-07-25
US5249323B1 (en) 1998-03-17
US5459895A (en) 1995-10-24
CN1069467A (zh) 1993-03-03
CN1038122C (zh) 1998-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0542029A (ja) 布地接着方法及び布団
KR101774333B1 (ko) 무봉제 다운 침구 및 제조방법
US5483713A (en) Method of fabric-to-fabric bonding and seamless quilt formed thereby
AU2004227938B2 (en) Method of making mattresses
KR20080066330A (ko) 알레르겐의 침입이 방지된 침구류
JPH07246145A (ja) 布地接着方法及び羽毛布団
JPH08103356A (ja) 布地の接合構造体とその製造方法、並びにその布地の接合構造体を備えた布団及び布団製作用構造体
JPH0226895Y2 (ja)
JP3107993B2 (ja) 布地の接合方法および保温具
JP3535206B2 (ja) 羽毛布団製造方法
JP2973358B2 (ja) 熱圧着テープ部材及びステッチレスキルト布団
JP3469917B2 (ja) 羽毛布団及びマチ布テープの布団地への取付方法
JP3059872U (ja) ふとん
JP2764393B2 (ja) 羽毛布団
JP2914925B2 (ja) ステッチレスキルト羽毛布団及びその製造方法
JPS60126188A (ja) 羽毛布団の製造方法
KR20170004130U (ko) 구스 다운 이불
JP3011532U (ja) 羽毛布団
JPH0219077Y2 (ja)
JP3068028B2 (ja) 丸衿羽毛布団の製造方法
JP3037916U (ja) ステッチレスキルト羽毛布団
JPH0123336Y2 (ja)
JPH08191737A (ja) 羽毛製品の製造方法
JPH07165U (ja) 羽毛布団
JP3026703U (ja) 羽毛布団