JPH0541933Y2 - - Google Patents

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JPH0541933Y2
JPH0541933Y2 JP11556687U JP11556687U JPH0541933Y2 JP H0541933 Y2 JPH0541933 Y2 JP H0541933Y2 JP 11556687 U JP11556687 U JP 11556687U JP 11556687 U JP11556687 U JP 11556687U JP H0541933 Y2 JPH0541933 Y2 JP H0541933Y2
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hydraulic pump
hydraulic
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valve
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バツクホウ等の、クローラよりなる
左右の走行装置を油圧モーターで駆動する土工用
車輌において、それの走行速度を切換え変更する
ための変速装置の油圧回路についての改良に関す
る。
左右の走行装置を、油圧モーターで駆動する土
工用車輌においては、それの走行速度を変更させ
る手段には、第1図に示している如く、エンジン
EGにより駆動される大容量の第1油圧ポンプP
1と第2油圧ポンプP2とによりオイルが圧送さ
れるラインA,Bに、それぞれ、リリーフ弁付き
の制御弁V1,V2を介して接続する左右の走行
装置の駆動用の左右の可変油圧モーターM1,M
2を、別にエンジンEGにより駆動される小容量
の油圧ポンプP3でオイルが供給されるパイロツ
トラインCにより、該可変油圧モーターM1,M
2の斜盤の角度を変更せしめて一回転に要する油
量を変更せしめる作動アームを制御さすようにし
ておいて、該パイロツトラインCに設けた切換バ
ルブ1の切換操作で、前記作動アームに連繋する
シリンダを制御し、斜盤の角度を低速の角度位置
と高速の角度位置とに切換えることによつて、
高・低2速に切換える変速手段がある。
また、第2図に示している如く、エンジンEG
により駆動される大容量の第1油圧ポンプP1と
第2油圧ポンプP2とによりオイルが圧送される
ラインA,Bに、リリーフ弁付きの制御弁V1,
V2を介して接続する左右の走行装置駆動用の油
圧モーターM1,M2の前記油圧回路A,Bに対
し、前記エンジンEGで駆動される別の大容量の
油圧ポンプP4によりオイルが圧送される別のラ
インDを分流弁Eを介し接続しておいて、その別
のラインDに設けた切換バルブ2を操作すること
で、油圧モーターM1,M2に対し別のラインD
からオイルを増量して供給する状態とその別のラ
インDからの増量したオイルの供給がない状態と
に切換えて、高低の2段の変速を行なうようにす
る手段がある。
ところで、バツクホウ等の土工用車輌において
要求される走行速度は、掘削作業を行なうときの
作業時においては毎時1Km前後の極く遅い速度
で、移動走行時に毎時4Km前後の速度が要求され
る。従つて、作業時と移動走行時とのための高・
低2速の変速があれば足りるわけで、そのため、
前述の第1図および第2図で示す手段が採用され
ているのであるが、第1図に示している可変油圧
モーターM1,M2の斜盤の角度を変えて行なう
変速手段にあつては、通常、低速時の斜盤の角度
を約18度程度、高速時の斜盤の角度を約8度程度
に設定することから、低速時の速度を毎時約1Km
に設定すると高速時の速度が2〜2.5Km程度にな
り、移動速度に要求される毎時4Km程度の速度が
充されない問題がある。また、第2図に示してい
るオイルの量を増大させることで行なう手段は、
第3油圧ポンプP4に、第1油圧ポンプP1およ
び第2油圧ポンプP2の容量の2倍のものを用い
たとしても、ラインA,Bに対し分流弁Eを介し
て2分されて供給されることから、それぞれの可
変油圧モーターM1,M2に対しては第1油圧ポ
ンプP1および第2油圧ポンプP2から圧送され
るオイルと合わせて2倍の量のオイルを送給する
ようにしかならない。従つて、各可変油圧モータ
ーM1およびM2が第1油圧ポンプP1および第
2油圧ポンプP2から圧送されるオイルにより毎
時約1Kmの速度で車体を走行させるように設定し
た場合、それらを約4Kmの4倍の速度で走行させ
るよう、各可変油圧モーターM1,M2に約4倍
のオイルを供給するためには、第3油圧ポンプP
4の容量を、第1油圧ポンプP1および第2油圧
ポンプP2の容量の約6倍にしなければならず、
現実には困難である。
そこで、第3図に示している如く、第1図に示
した斜盤の角度を変更する高低の2速の変速手段
に、第2図に示したオイルの増量による高低の変
速手段を組合わせ、斜盤の角度変更で1:2程度
の変速が得られるようにしておき、それの高速状
態のところに、2倍程度の容量にした第3油圧ポ
ンプP4で、第1油圧ポンプP1のラインAおよ
び第2油圧ポンプP2のラインBに、略等量のオ
イルを送り込んで、可変油圧モーターM1,M2
に2倍の量のオイルを送給して倍の速度とし、都
合4倍程度の高速化が得られる手段が試みられる
ようになつてきている。
しかし、この手段は、第3図に示している如
く、エンジンEGにより駆動される大容量第1油
圧ポンプP1と第2油圧ポンプP2と、それらの
容量の約2倍の容量とした第3油圧ポンプP4と
の三つの油圧ポンプの他に、パイロツトラインC
により可変油圧モーターM1,M2を制御するた
めのパイロツト専用の小容量の油圧ポンプP3を
要し、さらに、パイロツトラインCを切換え制御
する切換バルブ1と、オイルの増量用の第3油圧
ポンプP4のラインDを切換える切換バルブ2と
が必要となり、かつ、それら切換バルブ1と切換
バルブ2の操作レバーを連動・連繋せしめる連繋
機構が必要となつて、機構が甚だ複雑なものとな
る問題がある。
本考案は、この問題を解消せしめるためになさ
れたものであつて、パイロツトラインCによる可
変油圧モーターM1,M2の高低の2段の変速手
段に、大容量の第3油圧ポンプP4を用いたオイ
ル増量用のラインによる前記可変油圧モーターM
1,M2の高低の2段の変速とを組合わせて、変
速比を大きくした2段の変速が、パイロツト専用
の油圧モーターP3を省略し、かつ、二つの切換
バルブ1,2の一方およびそれらの操作レバーの
連繋機構を省略した簡略な油圧回路構成として、
ローコストで得られるようにする新たな手段を提
供することを目的とする。
そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、左右の走行装置を駆動する
左右の可変油圧モーターに、エンジンによりそれ
ぞれ駆動される第1油圧ポンプおよび第2油圧ポ
ンプを、それぞれ制御弁を介してラインにより接
続連通し、それらラインに、エンジンにより駆動
される大容量の第3油圧ポンプと通ずる圧油増量
用のラインを、分流弁を介して接続連通し、その
圧油増量用のラインに切換弁を設けるとともに、
その切換弁と前記分流弁との間に、前記可変油圧
モーターの各斜盤の角度を変更制御せしめるパイ
ロツトラインを分岐状に接続連通せしめてなる土
工用車輌における変速装置の油圧回路を提起する
ものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面
符号は、同効の構成部材については従前手段のも
のと同一の符号を用いるものとする。
第4図は本考案を実施せる土工用車輌の変速装
置の油圧回路構成を示している。同図において、
EGは車体に装架せる原動機たるエンジン、M1,
M2は車体の左右の走行輪をそれぞれ駆動する可
変油圧モーター、P1およびP2は、前記エンジ
ンEGによりそれぞれ駆動されて、前記可変油圧
モーターM1,M2に、圧油をラインA,Bによ
つて送給する大容量の第1油圧ポンプおよび第2
油圧ポンプ、V1,V2は前記ラインAおよびB
にそれぞれ設けたリリーフバルブ付き制御弁、P
4は前記エンジンEGにより駆動される大容量の
第3油圧ポンプ、Dは前記第3油圧ポンプP4で
圧送されるオイルを、前述の大容量の第1油圧ポ
ンプP1のラインAおよび第2油圧ポンプP2の
ラインBに分流弁Eを介して送給する増量用のラ
イン、Cは前記増量用のラインDから分岐して、
前述の可変油圧モーターM1,M2の斜盤の角度
を変更制御するパイロツトライン、Fは前記増量
用のラインDに設けた切換バルブである。
前記可変油圧モーターM1およびM2は、低速
回転時の斜盤の角度が約18度で、高速回転時の斜
盤の角度が約8度になるように設定してあり、そ
の斜盤の角度を変更する作動アームには、パイロ
ツトラインCで圧送されてくるオイルの圧力で伸
長作動する油圧シリンダが連結していて、該油圧
シリンダが伸長作動することで斜盤の角度が前述
した約8度の角度に変わり、一回転に要するオイ
ルの量を減少せしめて高速回転状態に切換わるよ
うにしてある。そして、斜盤の角度が約18度に保
持されている状態において、エンジンEGが定格
回転数で回転することで、第1油圧ポンプP1お
よび第2油圧ポンプP2からそれぞれラインAお
よびBを介して圧送されてくるオイルにより、車
体を毎時約1Kmの走行速度で走行させるように設
定してある。
また、前記第3油圧ポンプP4は、それの容量
が、第1油圧ポンプP1および第2油圧ポンプP
2の容量の約2倍に設定してある。
また、分流弁Eは逆止弁を一対に対向させた通
常の形態のものである。
この第3図にあるよう、本考案による実施例装
置の基本的な油圧回路の構成は、左右の走行装置
を駆動する左右の可変油圧モーターM1,M2
に、エンジンEGによりそれぞれ駆動される大容
量の第1油圧ポンプP1と第2油圧ポンプP2と
を、それぞれリリーフバルブ付きの制御弁V1,
V2を介してラインA,Bにより接続連通し、そ
れらラインA,Bに、エンジンEGにより駆動さ
れる大容量の第3油圧ポンプP4で圧油が送給さ
れる増量用のラインDを、分流弁Eを介して接続
連通し、その圧油増量用のラインDに切換弁Fを
設けることについては、前述の第2図に示してい
る手段と変わりないが、その圧油増量用のライン
Dに、可変油圧モーターM1,M2の各斜盤の角
度を変更せしめてそれら一回転に要する油量を制
御せしめるパイロツトラインCを分岐状態に接続
させることで構成される。
そしてこれにより、切換弁Fを、第3油圧ポン
プP4から送給される圧油が増量用のラインDに
流れる状態に切換えると、そのラインDに流れる
圧油が分岐しているパイロツトラインCに流れ
て、可変油圧モーターM1,M2の斜盤の角度を
変更せしめる作動アームに連結しているシリンダ
をストロークエンドまで作動させ、これにより前
記斜盤の角度を高速の角度位置に変更せしめて可
変油圧モーターM1,M2を高速の状態に切換
え、同時に、前記シリンダをストロークエンドに
保持したまま、分流弁Eを介してラインA,Bに
流入し、可変油圧モーターM1,M2に供給され
るオイルの量が倍増して、これにより、斜盤の角
度変化による略2倍の増速と、オイルの倍増によ
る増速との併合で、低速時の略4倍の高速が得ら
れるようにしてある。
以上説明したように、本考案による土工用車輌
における変速装置の油圧回路は、左右の走行装置
を駆動する左右の可変油圧モーターM1,M2
に、エンジンEGによりそれぞれ駆動される第1
油圧ポンプP1および第2油圧ポンプP2を、そ
れぞれ制御弁V1,V2を介してラインAおよび
Bにより接続連通し、それらラインA,Bに、エ
ンジンEGにより駆動される大容量の第3油圧ポ
ンプP4と通ずる圧油増量用のラインDを、分流
弁Eを介して接続連通し、その圧油増量用のライ
ンDに切換弁Fを設けるとともに、その切換弁F
と前記分流弁Eとの間に、前記可変油圧モーター
M1,M2の各斜盤の角度を変更制御せしめるパ
イロツトラインCを分岐状に接続連通せしめて構
成してあるのだから、パイロツトラインCにより
可変油圧モーターM1,M2の斜盤の角度の変更
で行なわれる高低の2段の変速と、大容量の第3
油圧ポンプP4を用いたオイル増量用のラインD
により可変油圧モーターM1,M2に対するオイ
ルの供給量を増加することで行なう高低2段の変
速とを組合わせて、変速比を大きくした高低2段
の変速が、パイロツト専用の油圧モーターP3を
省略し、かつ、二つの切換バルブ1,2の一方お
よびそれらの操作レバーの連繋機構を省略した簡
略な油圧回路構成として、ローコストで得られる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図ならびに第3図は、それぞ
れ従前の変速装置の油圧回路図、第4図は本考案
を実施せる土工用車輌の変速装置の油圧回路図で
ある。 図面符号の説明、A,B……ライン、C……パ
イロツトライン、D……ライン、E……分流弁、
EG……エンジン、F……切換弁、M1,M2…
…可変油圧モーター、P1……第1油圧ポンプ、
P1……第1油圧ポンプ、P2……第2油圧ポン
プ、P3……小容量の油圧ポンプ、P4……第3
油圧ポンプ、V1,V2……制御弁、1,2……
切換バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の走行装置を駆動する左右の可変油圧モー
    ターM1,M2に、エンジンEGによりそれぞれ
    駆動される第1油圧ポンプP1および第2油圧ポ
    ンプP2を、それぞれ制御弁V1,V2を介して
    ラインAおよびBにより接続連通し、それらライ
    ンA,Bに、エンジンEGにより駆動される大容
    量の第3油圧ポンプP4と通ずる圧油増量用のラ
    インDを、分流弁Eを介して接続連通し、その圧
    油増量用のラインDに切換弁Fを設けるととも
    に、その切換弁Fと前記分流弁Eとの間に、前記
    可変油圧モーターM1,M2の各斜盤の角度を変
    更制御せしめるパイロツトラインCを分岐状に接
    続連通せしめてなる土工用車輌における変速装置
    の油圧回路。
JP11556687U 1987-07-28 1987-07-28 Expired - Lifetime JPH0541933Y2 (ja)

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JP11556687U JPH0541933Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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JPS6419526U JPS6419526U (ja) 1989-01-31
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