JPH0541761U - ２軸延伸ブロー成形用パリソンの冷却方法 - Google Patents
２軸延伸ブロー成形用パリソンの冷却方法Info
- Publication number
- JPH0541761U JPH0541761U JP11025591U JP11025591U JPH0541761U JP H0541761 U JPH0541761 U JP H0541761U JP 11025591 U JP11025591 U JP 11025591U JP 11025591 U JP11025591 U JP 11025591U JP H0541761 U JPH0541761 U JP H0541761U
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- Japan
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- parison
- temperature
- cooling
- blow molding
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 本考案は２軸延伸ブロー成形用金型のパ
リソンの冷却方法に関するものである。 【構 成】 冷却装置９から入口調整弁３，４，５を
通りキャビティ型２に送られてくる冷却水の温度，流量
を調整することより，パリソン１のキャビティ型側表面
温度を調整する。尚，コア型１０の冷却水も入口調整弁
１１によりパリソン１のコア型側表面温度を調整する。
リソンの冷却方法に関するものである。 【構 成】 冷却装置９から入口調整弁３，４，５を
通りキャビティ型２に送られてくる冷却水の温度，流量
を調整することより，パリソン１のキャビティ型側表面
温度を調整する。尚，コア型１０の冷却水も入口調整弁
１１によりパリソン１のコア型側表面温度を調整する。
Description
【０００１】
本考案は，熱可塑性プラスチック製中空成形品の射出成形工程において パリソン等のチューブ状またはパイプ状の成形体を，成形する金型に関す る。
【０００２】
従来のパリソン成形用金型は，冷却水路の広狭，大小，パリソンへの 遠近等の方法により，パリソン各部の温度調整をしている。 しかし，最終中空ブロー製品の形状により，その都度変わるパリソンの 各部位，即ち底部，中央部，上部等の微妙な温度調整をすることは現実に は難しく，パリソンの底部から開口部の上部に向かって一定量の冷却媒体 により冷却しているが，キャビティ側のパリソン各部位の温度制御が最適 でない為，中空ブロー製品の肉厚が不均一になる欠点があった。
【０００３】
本考案が解決しようとする課題は，金型に射出した溶融樹脂をキャビテ ィ型側から冷却媒体の温度，流量を変化させることによりパリソンの外面 の温度制御をしょうとするものである。
【０００４】
かかる課題を解決した本考案の要旨はキャビティ型の冷却媒体の入口， 出口をパリソン長手方向に沿い，底部，中央部，上部等数段に設け，各段 の冷却媒体の温度調整及び流量調整を個別に行うことによりパリソン外面 （キャビティ型側）に接したパリソンの各部位の温度調整を行う。 なお，パリソン内面についてもコア型の冷却媒体の温度，流量を制御す ることにより温度調整を行い，パリソンの内外面を最適な温度にすること により最終中空ブロー製品のより均一な肉厚を得られる。
【０００５】
本考案の２軸延伸ブロー成形用のキャビティ及びコア型は，パリソン底 部，中央部，上部等各部位の温度調整ができる為，延伸部全体の肉厚分布 は均一なものが得られ，延伸部の複雑形状にも均一な肉厚で成形できるこ とがわかった。 本考案はキャビティ型，コア型共，冷却水量の調整又は最適な間隔で 水を流す間欠運転及び，冷却水冷却装置で水温調整が出来ることを特長と し，パリソンの最適温度調整ができる為，パリソンの肉厚，形状について 幅広い設計が可能となった。 なお，本考案の効果をだす為には，キャビティ型及び（又は）コア型の 材質を熱伝導性のよい銅合金又はアルミ合金にすることにより冷却効果を 増し，パリソンの温度分布を最適なものにできることより，延伸部全体の 肉厚分布はより均一なものが得られることが確認された。
【０００６】
以下，本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１は実施例を示す。 パリソン１の冷却にあたりキャビティ型２の冷却水路の入口，出口を底 部，中央部，上部の各々に設け，各々の入口側に調整弁３，４，５及手動 弁６，７，８を設け冷却装置９と接続し，調整弁の制御と冷却水温度の調 整によりパリソンの温度調整を行った。 又，コア型１０も同様に冷却装置につないだ調整弁１１と手動弁１２で パリソン内面の温度調整を行った。 なお，キャビティーの材質は熱伝導性の良いＨＲ７５０（商品名）等を 使うことにより，パリソンに水路を近づけることができ冷却水の温度流量 制御に敏感に応答し，パリソン各部位の温度を最適なものとすることが できる様になった。 本考案により，従来はパリソン成形の後，ヒーター等で各部位の温度調 整をしていたが既にパリソン各部位の温度調整ができているため，ヒータ ー等での温度調整の必要性がなくなった。
【０００７】
本考案により，肉厚分布が一定で偏肉のない中空ブロー製品を提供する ことができる。 従来はパリソン形状そのものが技術集積となっていたが，本考案により 特殊なパリソン形状によらず複雑形状の中空ブロー製品が出来る様になっ た。
【図１】本考案の断面図
１：パリソン ２：キャビティー型 ３：底部調整弁 ４：中央部調整弁 ５：上部調整弁 ６：底部手動弁 ７：中央部手動弁 ８：上部手動弁 ９：冷却装置 １０：コア型 １１：コア型用調整弁 １２：コア型用手動弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｂ２９Ｌ 22:00 4Ｆ (72)考案者 有吉 一弘 福岡県直方市大字感田811−１ 株式会社 メイホー本社工場内
Claims (1)
- 【請求項１】２軸延伸ブロー成形用金型で射出成形した
チューブ状又はパイプ状のパリソンを金型から離型可能
な温度迄冷却するにあたり，キャビティ型側をパリソン
の長手方向を底部，中央部，上部等数段にわけ各部を冷
却媒体により個別に制御しながらパリソン各部位の温度
を調整することを特長とする冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11025591U JPH0541761U (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ２軸延伸ブロー成形用パリソンの冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11025591U JPH0541761U (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ２軸延伸ブロー成形用パリソンの冷却方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541761U true JPH0541761U (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=14531054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11025591U Pending JPH0541761U (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ２軸延伸ブロー成形用パリソンの冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541761U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170026592A (ko) | 2014-07-11 | 2017-03-08 | 닛세이 에이. 에스. 비 기카이 가부시키가이샤 | 중공 용기의 사출 블로우 성형 방법 및 사출 블로우 성형 장치 |
| KR20200100161A (ko) * | 2018-01-26 | 2020-08-25 | 닛세이 에이. 에스. 비 기카이 가부시키가이샤 | 수지제의 용기 부품의 제조 방법, 금형 유닛 및 이를 구비하는 블로우 성형기 |
| JPWO2021025121A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP11025591U patent/JPH0541761U/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170026592A (ko) | 2014-07-11 | 2017-03-08 | 닛세이 에이. 에스. 비 기카이 가부시키가이샤 | 중공 용기의 사출 블로우 성형 방법 및 사출 블로우 성형 장치 |
| KR20200100161A (ko) * | 2018-01-26 | 2020-08-25 | 닛세이 에이. 에스. 비 기카이 가부시키가이샤 | 수지제의 용기 부품의 제조 방법, 금형 유닛 및 이를 구비하는 블로우 성형기 |
| JPWO2021025121A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | ||
| WO2021025121A1 (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 金型ユニット、ブロー成形装置およびブロー成形方法 |
| CN114302800A (zh) * | 2019-08-08 | 2022-04-08 | 日精Asb机械株式会社 | 模具单元、吹塑成型装置以及吹塑成型方法 |
| CN114302800B (zh) * | 2019-08-08 | 2024-01-12 | 日精Asb机械株式会社 | 模具单元、吹塑成型装置以及吹塑成型方法 |
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